JPH11297940A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JPH11297940A
JPH11297940A JP10515898A JP10515898A JPH11297940A JP H11297940 A JPH11297940 A JP H11297940A JP 10515898 A JP10515898 A JP 10515898A JP 10515898 A JP10515898 A JP 10515898A JP H11297940 A JPH11297940 A JP H11297940A
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JP
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signal
circuit
terminal
selection
external connection
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JP10515898A
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English (en)
Inventor
Yoichi Tanaka
陽一 田中
Nobusato Kadowaki
信諭 門脇
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路基板の表裏に実装し、信号線同士を共通に
接続する場合でも配線パターンが簡単になる集積回路を
提供する。 【解決手段】集積回路1は複数の内部信号端子5を備え
る内部回路9と、外部回路に接続される複数の外部接続
端子6とを備える。また、内部信号端子5と外部接続端
子6との間には、選択信号Sに応じて内部信号端子5と
外部接続端子6との対応関係を切り換える選択回路7が
設けられる。選択回路7は、切換信号SがLレベルであ
ると、A−、B−、……の対応関係とし、切換信号
がHレベルであると、A−、B−、……の対応関係
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1枚の回路基板に
複数個を実装する際に信号用の端子の少なくとも一部同
士が共通に接続される集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、1枚の回路基板にメモリのよう
な集積回路を複数個実装する場合にデータバスやアドレ
スバスなどを共通に接続し、コネクタを介して他の回路
に接続することが多い。
【0003】いま、図11に示すように、回路基板とし
て両面プリント基板2を用い、このプリント基板2の表
裏にそれぞれ集積回路1a,1bを実装するとすれば、
集積回路1a,1bの実装面積を比較的小さくすること
ができる。両集積回路1a,1bが同じものであれば、
外部接続端子(リード)の信号配列も同じになるから、
プリント基板2の表面側の集積回路1aに対して、裏面
側の集積回路1bの信号配列は逆順になる(図示例では
丸付き数字で端子を区別している)。したがって、両集
積回路1a,1bの外部接続端子のうち同じ信号に対応
するもの同士を共通に接続するとともにコネクタ3に接
続するとすれば、プリント基板2の表裏の導電パターン
4a,4bを共通に接続するために、導電パターン4
a,4bが複雑に交差することになる。図示例では、た
とえば、集積回路1bの1番の外部接続端子に接続され
た導電パターン4bと、8番の外部接続端子に接続され
た導電パターン4bとが交差するなどしている。つま
り、従来から提供されている集積回路1a,1bを用い
て図11のような実装形式を採用すると、導電パターン
4a,4bが複雑になるという問題がある。
【0004】一方、図12に示すように、2個の集積回
路1a,1bをプリント基板2の一面側にのみ実装すれ
ば導電パターン4は図11に示した実装形態よりも簡単
になるが、この実装形態では図11に示す実装形態と比
較すると実装面積が2倍以上になるという問題が生じ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の問題を解決する
には、図13に示すように、外部接続端子の端子配列が
互いに逆順である集積回路1a、1bを用いればよい
が、このような集積回路1a、1bは一般に品番が異な
るから、在庫管理が面倒になり、また実装時に表裏を誤
るおそれがある。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、1種類の製品のみで回路基板の表裏
に実装しても導電パターンが複雑にならないようにした
集積回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の内部信号端子を備える内部回路と、外部回路に接続さ
れる複数の外部接続端子と、内部信号端子と外部接続端
子とを選択信号に応じて互いに逆順である2種類の順序
関係に選択的に接続する選択回路とを備えるものであ
る。この構成によれば、内部信号端子と外部接続端子と
の接続順序を選択回路によって選択することができる。
その結果、回路基板の表裏に実装する場合には、回路基
板の表面側と裏面側とで内部信号端子と外部接続端子と
の接続順序を互いに逆順にすることによって、実装面積
を小さくしながらも接続関係を簡単にすることができ
る。また、外部接続端子の信号配列は選択信号を与える
ことで切り換えるから、回路基板の表裏に同じ製品を実
装すればよく、在庫管理が容易であり、かつ誤配線が生
じないものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、選
択回路を通して内部信号端子に接続される外部接続端子
が、パッケージの中心線に対して対称に配列されている
ものである。この構成によれば、回路基板の表裏に実装
したときに、外部接続端子の信号配列を表裏で一致させ
ることができる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2において、内部信号端子のうち入力端子と出力端子と
のいずれか一方と外部接続端子との間に前記選択回路を
設けたものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1または請求項
2において、内部信号端子のうち入出力端子と外部接続
端子との間に前記選択回路を設けたものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項1または請求項
2において、内部信号端子の入力端子および出力端子と
外部接続端子との間に前記選択回路を設け、外部接続端
子からの入力信号が選択回路を通して内部回路の入力端
子に入力される状態と、内部回路からの出力信号が選択
回路を通して外部接続端子から出力される状態とを切換
信号により切り換えて外部接続端子を入出力に共用させ
る入出力切換回路を設けたものである。この構成によれ
ば、内部回路端子において同時に用いない入力端子と出
力端子とでひとつの外部接続端子を共用することが可能
になり、外部接続端子の端子数を低減することが可能に
なる。
【0012】請求項6の発明は、請求項1または請求項
2において、内部信号端子の一部と外部接続端子の一部
との間に選択回路を設けたものである。
【0013】請求項7の発明は、請求項1ないし請求項
6において、選択信号が2値信号であって、選択回路が
選択信号の信号値に応じて2入力の一方を選択的に出力
するスイッチ回路を複数個備え、各スイッチ回路が、選
択信号の一方の信号値で信号を通過させ他方の信号値で
信号を阻止する第1のゲート回路と、選択信号の一方の
信号値で信号を阻止し他方の信号値で信号を通過させる
第2のゲート回路と、第1のゲート回路および第2のゲ
ート回路の論理和を出力するオア回路とからなるもので
ある。
【0014】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
6において、選択信号は2値信号であって、選択回路は
選択信号の信号値に応じて2入力の一方を選択的に出力
するスイッチ回路を複数個備え、各スイッチ回路は、選
択信号の一方の信号値で信号を通過させ他方の信号値で
信号を阻止する第1の3ステートバッファと、第1の3
ステートバッファと出力端が共通接続され選択信号の一
方の信号値で信号を阻止し他方の信号値で信号を通過さ
せる第2の3ステートバッファとからなるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】(実施形態1)図1に示すように、本発明
の集積回路1は、基本的には、内部回路9の内部信号端
子5と外部回路に接続される外部接続端子6との間に選
択回路7を備えるものである。内部回路9は電源端子な
ど他の端子も備えているが、本発明では信号経路を対象
にするから、内部信号端子5のみを図示している。外部
接続端子6はパッケージから突出するリード片を意味し
ている。また、内部信号端子5および外部接続端子6は
それぞれ複数個の端子を備える。選択回路7は、外部か
ら入力される2値の選択信号Sにより、内部信号端子5
と外部接続端子6との接続関係を切り換えるものであっ
て、内部信号端子5と外部接続端子6との接続順序を互
いに逆順になる2種類の接続関係から選択するように構
成されている。
【0017】いま、内部信号端子5の各端子の信号内容
をアルファベットで区別し、外部接続端子6の各端子を
丸付きの数字で区別するものとする。選択回路7は、選
択信号Sの信号値がLレベル(図中には[L]と表記し
ている)のときに図1(a)のように、A−、B−
、C−、D−の対応関係とし、また選択信号Sの
信号値がHレベル(図中には[H]と表記している)の
ときに図1(b)のように、A−、B−、C−、
D−の対応関係とするように構成される。
【0018】図示例では、外部接続端子6は各端子をパ
ッケージの中心線CLに対して左右対称になるように配
列してあり、回路基板として両面プリント基板を用いる
とともにプリント基板の各面に上述した集積回路1を実
装し、表裏の一方の集積回路1へLレベルの選択信号S
を与え、他方の集積回路1へHレベルの選択信号Sを与
えるようにすれば、図13に示した接続関係の導電パタ
ーン4a,4bを形成することができ、導電パターン4
a,4bが簡単になる。しかも、プリント基板の表裏の
集積回路1には同一構成のものを用いるから、誤接続の
おそれも少なくなる。
【0019】図1には説明を容易にするためにパッケー
ジの1つの辺にのみ外部接続端子6を設けた例を示して
いるが、図2に示すようにパッケージの4つの辺に外部
接続端子6をそれぞれ設けたQFPのような集積回路1
であっても同様に構成することができる。ただし、図2
に示す例では、集積回路1のパッケージの各辺に外部接
続端子6を4個ずつ設けてあり、選択信号Sの信号値に
よって、端子〜が並ぶ辺の中点を通る中心線CLに
対して内部信号端子5と外部接続端子6との接続関係が
対称に変化する。つまり、選択信号SがLレベルのとき
に、図2(a)のように、内部信号端子5と外部接続端
子6とは、A−、B−……という対応関係になり、
選択信号SがHレベルのときに、図2(b)のようにA
−、B−……という対応関係になる。なお、図2
(a)は集積回路1を表面側から見た図であり、図2
(b)は集積回路1を裏面側から見た図になっている。
つまり、プリント基板の両面に集積回路1を実装する際
には、プリント基板の裏面側の集積回路1はプリント基
板の表面側から見ると図2(b)の状態になるから、プ
リント基板の表裏の集積回路1は図2(b)の上に図2
(a)を重ね合わせた関係に相当し、内部信号端子5の
各信号はプリント基板の表裏で一致することがわかる。
なお、図2における端子Tは、電源等の信号以外の端子
を示している。ところで、上述した選択回路7は、図
3、図4のように、複数個(図示例では4個)のスイッ
チ回路7aを用いて構成されている。各スイッチ回路7
aは2入力1出力の回路であって、選択信号Sの信号値
に応じて2入力のうちの一方を出力するように構成され
る。スイッチ回路7aの入力のうち[L]は選択信号S
がLレベルのときに出力されることを示し、[H]は選
択信号SがHレベルのときに出力されることを示す。
【0020】内部回路9の内部信号端子5のうちの入力
端子について、上述の構成を採用する場合には、各入力
端子に図3のようにそれぞれスイッチ回路7aの出力端
を接続する。また、外部接続端子6のを内部信号端子
5のAに対応するスイッチ回路7aの[L]の入力端と
内部信号端子5のDに対応するスイッチ回路7aの
[H]の入力端とに接続し、を内部信号端子5のBに
対応するスイッチ回路7aの[L]の入力端と内部信号
端子5のCに対応するスイッチ回路7aの[H]の入力
端とに接続するというように、外部接続端子6の各端子
をそれぞれ2つのスイッチ回路7aの入力端に接続し、
かつ一方のスイッチ回路7aについては[L]、他方の
スイッチ回路7aについては[H]の入力端に接続す
る。このような接続関係を採用すれば、入力信号につい
て、選択信号SがLレベルのときには、A−、B−
2、……の関係が得られ、選択信号SがHレベルのとき
には、A−、B−、……の対応関係になる。
【0021】一方、内部回路9の内部信号端子5のうち
の出力端子について、上述の構成を採用する場合には、
図4のように、各スイッチ回路7aの出力端をそれぞれ
外部接続端子6の各端子に接続する。また、内部信号端
子5のAを外部接続端子6のに対応するスイッチ回路
7aの[L]の入力端と外部接続端子6のに対応する
スイッチ回路7aの[H]の入力端とに接続し、Bを外
部接続端子6のに対応するスイッチ回路7aの[L]
の入力端と外部接続端子6のに対応するスイッチ回路
7aの[H]の入力端とに接続するというように、内部
信号端子5の各端子をそれぞれ2つのスイッチ回路7a
の入力端に接続し、かつ一方のスイッチ回路7aについ
ては[L]、他方のスイッチ回路7aについては[H]
の入力端に接続する。このような接続関係を採用すれ
ば、出力信号について、選択信号SがLレベルのときに
は、A−、B−2、……の関係が得られ、選択信号S
がHレベルのときには、A−、B−、……の対応関
係になる。
【0022】要するに、図3、図4のような接続関係を
採用すれば、選択信号Sによって外部接続端子6の各端
子と内部信号端子5の各端子との接続関係を互いに逆順
になる2種類の接続関係から選択することが可能にな
る。
【0023】上述した各スイッチ回路7aは、たとえ
ば、図5のように論理回路を用いて講師することができ
る。図示例では2個のゲート回路G1,G2とオア回路
ORとを用いている。両ゲート回路G1,G2は2入力
1出力であって、一方のゲート回路G1は信号Xと選択
信号Sの否定との論理積を出力し、他方のゲート回路G
2は信号Yと選択信号Sとの論理積を出力する。オア回
路ORは両ゲート回路G1,G2の出力の論理和を出力
する。したがって、オア回路ORの出力信号Zは、選択
信号SがLレベルのときには信号Xになり、選択信号S
がHレベルのときには信号Yになる。
【0024】スイッチ回路7aは、図6のように、2個
の3ステートバッファSB1,SB2を用いて構成する
こともできる。一方の3ステートバッファSB1には制
御端子への入力がLレベルのときに信号を通過させるも
のを用い、他方の3ステートバッファSB2には制御端
子への入力がHレベルのときに信号を通過させるものを
用いている。また、信号を通過させないときにはハイイ
ンピーダンスになる。両3ステートバッファSB1,S
B2の出力端は共通に接続され、スイッチ回路7aの出
力Zになる。したがって、選択信号SがLレベルのとき
には入力信号Xが3ステートバッファSB1を通過して
出力Zになり、選択信号SがHレベルのときには3ステ
ートバッファSB2を通過して出力Zになる。また、信
号を通過させていない3ステートバッファSB1、SB
2は、ハイインピーダンスになるから、入力された信号
X,Yが重複して出力されることはない。
【0025】(実施形態2)実施形態1では内部信号端
子5のうちの入力端子または出力端子に本発明の技術思
想を適用した例を示したが、内部信号端子5には入出力
の両方が可能な端子もある。本実施形態は入出力端子に
本発明の技術思想を適用したものである。内部信号端子
5と外部接続端子6とを一対一に対応させる場合には、
内部信号端子5のうちの対象とする入出力端子の個数と
外部接続端子6の個数とは等しくなる。一方、実施形態
1で示したスイッチ回路7aは、双方向に信号を通過さ
せることができないから、図7のように、選択回路7と
しては、各入出力端子ごとに入力信号用のスイッチ回路
7aと出力信号用のスイッチ回路7aとを備える構成を
採用する。また、入力信号用のスイッチ回路7aと出力
信号用のスイッチ回路7aとのどちらを用いるかを選択
するために、選択回路7と内部信号端子5との間および
選択回路7と外部接続端子6との間にそれぞれ入出力切
換回路8a,8bを設けている。入出力切換回路8a,
8bは切換信号IOに応じて入力と出力とを切り換え
る。切換信号IOは、内部回路9の内部信号端子5のう
ちの入出力端子に入力信号を入力するか出力信号を出力
するかに応じて内部回路9から出力される。
【0026】さらに具体的に説明する。選択回路7と外
部接続端子6との間に設けた入出力切換回路8aは、内
部回路9からの出力信号を通過させる各スイッチ回路7
aの出力端と外部接続端子6との間にそれぞれ3ステー
トバッファSB3を挿入したものであり、各3ステート
バッファSB3は、切換信号IOがLレベルのときに信
号を通過させるように構成されている。また、選択回路
7と内部信号端子5との間に設けた入出力切換回路7b
は、内部回路9への入力信号を通過させる各スイッチ回
路7aの出力端と外部接続端子6との間にそれぞれ3ス
テートバッファSB4を挿入したものであり、各3ステ
ートバッファSB3は、切換信号IOがHレベルのとき
に信号を通過させるように構成されている。
【0027】したがって、図7に示す構成では、切換信
号IOがHレベルのときに、スイッチ回路7aを通過し
た入力信号が3ステートバッファSB4を通過し、この
とき3ステートバッファSB3はハイインピーダンスに
なる。つまり、内部信号端子5のA,Dに外部接続端子
6の,からの入力信号が入力される。一方、切換信
号IOがLレベルのときには、スイッチ回路7aを通過
した出力信号が3ステートバッファSB3を通過し、こ
のとき3ステートバッファSB4はハイインピーダンス
になる。つまり、内部信号端子5のA、Dからの出力信
号が外部信号端子、から出力される。
【0028】図7に示す回路構成においても選択回路7
を設けているから、選択信号Sに応じてA−、D−
と、A−、D−との対応関係の選択が可能であるこ
とはいうまでもない。また、他の構成および動作は実施
形態1と同様である。(実施形態3)実施形態2では内
部信号端子5と外部接続端子6とが一対一に対応する例
を示したが、実施形態2のような入出力切換回路8aを
用いると、内部信号端子5の入力端子と出力端子とで外
部接続端子6の1つの端子を共用することも可能であ
る。
【0029】すなわち、図8に示すように、内部信号端
子5が2端子ずつで外部接続端子6の1端子を共用する
ものであって、図示例では内部信号端子5のうちの入力
端子AIN,DINおよび出力端子AOUT,DOUTと外部接続
端子6の,の端子とを示している。
【0030】さらに具体的に説明する。選択回路7は入
力用と出力用とのスイッチ回路7aをそれぞれ2個ずつ
備え、入力用の各スイッチ回路7aの出力端はそれぞれ
内部信号端子5のうちの入力端子AIN,DINに接続され
る。また、出力用の各スイッチ回路7aの出力端は入出
力切換回路8aに設けた3ステートバッファSB3を介
して外部接続端子6の,の端子にそれぞれ接続され
る。さらに、入力用の各スイッチ回路7aの入力端に
は、外部接続端子6の,の端子が接続され、出力用
の各スイッチ回路7aの入力端には、内部信号端子5の
うちの出力端子A OUT,DOUTが接続される。
【0031】この構成では、内部回路9の出力端子A
OUT,DOUTから信号出力があるか入力端子AIN,DIN
の入力信号を受けるかに応じて入出力切換回路8aに切
換信号IOを与えることで、外部接続端子6を入力用と
出力用とに選択的に用いることができる。つまり、切換
信号IOがHレベルのときには3ステートバッファSB
3がハイインピーダンスになり、内部信号端子5のうち
の入力端子AIN,DINへの入力信号が有効になる。また
切換信号IOがLレベルのときには内部信号端子5のう
ちの出力端子AOUT、DOUTからの出力信号が3ステート
バッファSB3を通過可能になる。他の構成および動作
は実施形態1と同様である。 (実施形態4)本実施形態は、図9に示すように、実施
形態1の構成と実施形態2の構成とを組み合わせたもの
である。つまり、外部接続端子6については端子、
が入出力端子、端子、が入力端子、端子、が出
力端子であり、内部信号端子5については端子A、Fが
入出力端子、端子B、Eが入力端子、端子C、Dが出力
端子になっている。入出力端子については実施形態2と
同様に、入出力切換回路8a,8bを設けてある。本実
施形態の構成では、選択信号SがLレベルであると、
−A、−B、−C、−D、−E、−Fの対応
関係になり、選択信号SがHレベルであると、−F、
−E、−D、−C、−B、−Aの対応関係に
なる。図示例では内部信号端子5の端子A,Fは入出力
端子であるが、選択回路7への入力と選択回路7からの
出力とを別信号としてもよい。他の構成および動作は実
施形態1と同様である。
【0032】(実施形態5)本実施形態は、図10に示
すように、実施形態2の構成において入出力切換回路8
a,8bに与える切換信号を、第1切換信号AIOと第
2切換信号DIOと切換信号Sとの関係により生成する
ようにしたものである。つまり、第1切換信号AIOと
第2切換信号DIOとの2種類の信号を、2個のスイッ
チ回路7aを用いて構成した信号生成回路10に入力
し、両スイッチ回路7aから第1切換信号AIOと第2
切換信号DIOとの一方を選択信号Sに応じて選択的に
出力するようにしている。
【0033】しかして、図10に示す回路において、第
1切換信号AIOをHレベル、第2切換信号DIOをL
レベルに設定しているとすれば、選択信号SがLレベル
であると、入出力切換回路8a,8bへの切換信号はH
レベルになる。つまり、入出力切換回路8bのみが信号
を通過させる状態になる。また、選択信号SがLレベル
であると、選択回路7によってA−、D−の対応関
係になるから、結局、端子から端子Aへの入力信号
と、端子から端子Dへの入力信号のみが通過可能にな
る。
【0034】一方、選択信号SがHレベルであると、入
出力切換回路8a,8bへの切換信号はLレベルにな
る。つまり、入出力切換回路8aのみが信号を通過させ
る状態になる。また、選択信号SがHレベルであると、
選択回路7によってD−、A−の対応関係になるか
ら、結局、端子Aから端子への出力信号と、端子Dか
ら端子への出力信号のみが通過可能になる。
【0035】上述の動作は一例であるが、第1切換信号
AIOおよび第2切換信号DIOの組み合わせによっ
て、端子,と端子A,Dとの入出力関係や対応関係
を各種組み合わせることが可能になる。つまり、各信号
の属性(入力のみ、出力のみ、入出力)を制御する切換
信号AIO,DIOを別途に用意し、かつ切換信号Sに
連動して属性が変化するようにしているいるのであっ
て、信号の属性を自由に設定することが可能になる。他
の構成および動作は実施形態1と同様である。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数の内部信号端子
を備える内部回路と、外部回路に接続される複数の外部
接続端子と、内部信号端子と外部接続端子とを選択信号
に応じて互いに逆順である2種類の順序関係に選択的に
接続する選択回路とを備えるものであり、内部信号端子
と外部接続端子との接続順序を選択回路によって選択す
ることができるから、回路基板の表裏に実装する場合に
は、回路基板の表面側と裏面側とで内部信号端子と外部
接続端子との接続順序を互いに逆順にすることによっ
て、実装面積を小さくしながらも接続関係を簡単にする
ことができるという利点がある。また、外部接続端子の
信号配列は選択信号を与えることで切り換えるから、回
路基板の表裏に同じ製品を実装すればよく、在庫管理が
容易であり、かつ誤配線が生じないという利点がある。
【0037】請求項2の発明は、請求項1において、選
択回路を通して内部信号端子に接続される外部接続端子
が、パッケージの中心線に対して対称に配列されている
から、回路基板の表裏に実装したときに、外部接続端子
の信号配列を表裏で一致させることができるという利点
がある。
【0038】請求項5の発明は、請求項1または請求項
2において、内部信号端子の入力端子および出力端子と
外部接続端子との間に前記選択回路を設け、外部接続端
子からの入力信号が選択回路を通して内部回路の入力端
子に入力される状態と、内部回路からの出力信号が選択
回路を通して外部接続端子から出力される状態とを切換
信号により切り換えて外部接続端子を入出力に共用させ
る入出力切換回路を設けたものであり、内部回路端子に
おいて同時に用いない入力端子と出力端子とでひとつの
外部接続端子を共用することが可能になり、外部接続端
子の端子数を低減することが可能になるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示すブロック図である。
【図2】(a)(b)は同上の信号配列を説明する平面
図である。
【図3】同上に用いる選択回路の具体例を示す回路図で
ある。
【図4】同上に用いる選択回路の具体例を示す回路図で
ある。
【図5】同上の選択回路に用いるスイッチ回路の構成例
を示す回路図である。
【図6】同上の選択回路に用いるスイッチ回路の構成例
を示す回路図である。
【図7】本発明の実施形態2を示す要部ブロック図であ
る。
【図8】本発明の実施形態3を示す要部ブロック図であ
る。
【図9】本発明の実施形態4を示す要部ブロック図であ
る。
【図10】本発明の実施形態5を示す要部ブロック図で
ある。
【図11】従来例における実装形態の一例を示す斜視図
である。
【図12】従来例における実装形態の他例を示す斜視図
である。
【図13】従来例における実装形態のさらに他例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 集積回路 5 内部信号端子 6 外部接続端子 7 選択回路 7a スイッチ回路 8 入出力切換回路 9 内部回路 G1,G2 ゲート回路 OR オア回路 SB1,SB2 3ステートバッファ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の内部信号端子を備える内部回路
    と、外部回路に接続される複数の外部接続端子と、内部
    信号端子と外部接続端子とを選択信号に応じて互いに逆
    順である2種類の順序関係に選択的に接続する選択回路
    とを備えることを特徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】 選択回路を通して内部信号端子に接続さ
    れる外部接続端子は、パッケージの中心線に対して対称
    に配列されていることを特徴とする請求項1記載の集積
    回路。
  3. 【請求項3】 内部信号端子のうち入力端子と出力端子
    とのいずれか一方と外部接続端子との間に前記選択回路
    を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の集積回路。
  4. 【請求項4】 内部信号端子のうち入出力端子と外部接
    続端子との間に前記選択回路を設けたことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の集積回路。
  5. 【請求項5】 内部信号端子の入力端子および出力端子
    と外部接続端子との間に前記選択回路を設け、外部接続
    端子からの入力信号が選択回路を通して内部回路の入力
    端子に入力される状態と、内部回路からの出力信号が選
    択回路を通して外部接続端子から出力される状態とを切
    換信号により切り換えて外部接続端子を入出力に共用さ
    せる入出力切換回路を設けたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の集積回路。
  6. 【請求項6】 内部信号端子の一部と外部接続端子の一
    部との間に選択回路を設けたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の集積回路。
  7. 【請求項7】 前記選択信号は2値信号であって、前記
    選択回路は選択信号の信号値に応じて2入力の一方を選
    択的に出力するスイッチ回路を複数個備え、各スイッチ
    回路は、選択信号の一方の信号値で信号を通過させ他方
    の信号値で信号を阻止する第1のゲート回路と、選択信
    号の一方の信号値で信号を阻止し他方の信号値で信号を
    通過させる第2のゲート回路と、第1のゲート回路およ
    び第2のゲート回路の論理和を出力するオア回路とから
    なることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれ
    かに記載の集積回路。
  8. 【請求項8】 前記選択信号は2値信号であって、前記
    選択回路は選択信号の信号値に応じて2入力の一方を選
    択的に出力するスイッチ回路を複数個備え、各スイッチ
    回路は、選択信号の一方の信号値で信号を通過させ他方
    の信号値で信号を阻止する第1の3ステートバッファ
    と、第1の3ステートバッファと出力端が共通接続され
    選択信号の一方の信号値で信号を阻止し他方の信号値で
    信号を通過させる第2の3ステートバッファとからなる
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに
    記載の集積回路。
JP10515898A 1998-04-15 1998-04-15 集積回路 Withdrawn JPH11297940A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006046356A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Hitachi Ltd 電動ディスクブレーキ

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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