JPH11297846A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH11297846A
JPH11297846A JP10094714A JP9471498A JPH11297846A JP H11297846 A JPH11297846 A JP H11297846A JP 10094714 A JP10094714 A JP 10094714A JP 9471498 A JP9471498 A JP 9471498A JP H11297846 A JPH11297846 A JP H11297846A
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semiconductor
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Kazuhiko Yoshida
和彦 吉田
Motoi Kudo
基 工藤
Takasato Oe
崇智 大江
Tatsuhiko Fujihira
龍彦 藤平
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バイポーラIC、MOSIC、Bi−CMOS
ICにおいて、半導体プロセス完了後に回路系の接続、
定数の調整等をおこなうため、構成が単純で、形成位置
が自由であり、回路系の電源ラインやGNDライン以外
の中間電位も取りやすく、かつ形成の容易なザップ素子
を設ける。 【解決手段】半導体装置の厚いフィールド酸化膜644
の上に多結晶シリコンからなるnpn三層構造のザップ
ダイオード650を形成し、このザップダイオード65
0をツェナーザップに使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】バイポーラ半導体素子を有す
るバイポーラ集積回路(以下バイポーラICと記す)、
金属−酸化膜−半導体構造のゲートをもつMOS型半導
体素子を有するMOS集積回路(以下MOSICと記
す)およびバイポーラ半導体素子とMOS型半導体素子
とを集積したBi−CMOS集積回路(以下Bi−CM
OSICと記す)である半導体装置、特にそのプロセス
完了後に抵抗、コンデンサ等の回路要素の調整等のため
にオープン/ショートをおこなうザップ素子を備えた半
導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置のプロセス完了後に抵抗、コ
ンデンサ等の半導体装置内の回路要素の調整をおこない
たい場合があり、そのような場合に対応するため、例え
ば抵抗と並列にダイオードを設けておき、高エネルギの
印加により短絡するいわゆるツェナーザップの方法が取
られている[例えば、富士時報 67巻、2号、107
頁(1994年2月10日発行)参照]。或いは、半導
体スイッチを用いて回路接続をオープン/ショートする
方法が取られることもある。
【0003】特に、回路電源およびGND電位以外の中
間電位部の回路要素の調整のためには、電圧レベルシフ
タ回路を加えて目的を達している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば大電力用のMO
SIC(以下MOSパワーICと記す)において、出力
段のMOS型半導体素子を制御する制御回路は、自己分
離または接合分離された拡散領域内に形成されている。
一方、ツェナーザップ用のダイオードも自己分離または
接合分離された拡散領域内に形成されていた。
【0005】図8(a)は従来のMOSパワーICの一
部の部分断面図であり、自己分離の例である。半導体基
板のn- ドリフト層323の表面層に形成されたp-
ェル333内にp+ アノード領域334およびn+ カソ
ード領域335が形成され、アノード電極351、カソ
ード電極352が設けられて、ザップダイオード350
が形成されている。このザップダイオード350に、高
エネルギーの降伏電圧以上の逆電圧を印加すると、pn
接合が破壊される。図8(b)はザップ後の断面図であ
り、アノード電極351、カソード電極352間が短絡
されて抵抗になる。
【0006】このツェナーザップ用のダイオードの形成
されるp- ウェル333は、制御回路を形成する拡散領
域と共通にされて、制御回路の電源ラインやGNDライ
ンに設定されて用いられることが多い。そうすると、ツ
ェナーザップのためのザップダイオードも一方の電位が
電源ラインやGNDラインになるため、形成できる位置
が限られていた。
【0007】更に、縦型IGBTと同じ半導体基板にザ
ップダイオード350が形成された場合に、p+ コレク
タ層321、n+ バッファ層322、n- ドリフト層3
23、p- ウェル領域333、n+ カソード領域335
がpnpnの四層構造となる。すなわち、その四層から
なる寄生サイリスタを内蔵していることになる。この寄
生サイリスタは、出力段のIGBTの動作時、またはサ
ージ電圧が印加された場合に順バイアスされ、371の
ようにラッチアップ電流が流れて破壊に至ることがあっ
た。
【0008】回路接続をオープン/ショートするための
半導体スイッチは、ザップ用のザップダイオードよりは
自由な位置に形成できるが、それにより、MOSパワー
ICの構成やプロセスが複雑化する。更に中間電位部の
回路条件調整のための電圧レベルシフタ回路を加える
と、回路は一層複雑化することになる。このような状況
に鑑み本発明の目的は、形成位置が自由で、構成が単純
で、回路系の電源ラインやGNDライン以外の中間電位
も取りやすく、サージ電圧に対しても寄生素子がラッチ
アップしたりせず、かつ形成の容易なザップダイオード
を備えた半導体装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題解決のため本
発明は、バイポーラ半導体素子を有するバイポーラI
C、MOS型半導体素子を有するMOSICまたはバイ
ポーラ半導体素子とMOS型半導体素子とを集積したB
i−CMOSICである半導体装置において、半導体装
置の回路要素と並列、または直列に接続され、半導体プ
ロセス完了後に高エネルギの印加により短絡できるザッ
プダイオードを、半導体装置と同一の半導体基板上に絶
縁膜を介して備えるものとする。二つ以上の回路要素を
組み合わせた回路と並列、または直列に接続してもよ
い。
【0010】そのようにすれば、半導体基板と絶縁され
ているので形成位置が自由で、構成も単純であり、回路
系の電源ラインやGNDライン以外の中間電位も取りや
すく、サージ電圧に対しても寄生素子がラッチアップし
たりせず、かつ形成も容易である。特に、回路要素が、
半導体基板に形成された拡散抵抗、ダイオード、バイポ
ーラトランジスタ、nチャネルMOSFET、pチャネ
ルMOSFET、半導体基板上の酸化膜を利用したコン
デンサ、絶縁膜上に堆積された多結晶シリコン層からな
る抵抗、ダイオード、バイポーラトランジスタ、nチャ
ネルMOSFET、pチャネルMOSFETのいずれ
か、もしくは回路がそのような回路要素のいずれかを含
むものとする。
【0011】短絡されるザップダイオードと並列、また
は直列に接続される回路要素、または回路は、目的によ
り上記のいずれの回路要素、或いは回路要素を組み合わ
せた回路であっても良い。特に、回路要素が絶縁膜上に
堆積された多結晶シリコン層からなるトランジスタであ
り、そのベース、コレクタ間に保護抵抗と直列に前記ザ
ップダイオードを設けるものとする。
【0012】そのようにすれば、ザップダイオードの短
絡によりベース、コレクタ間が低抵抗となり、コレクタ
・エミッタ間にトランジスタの電流増幅率だけ大きい電
流を流すことができる。ザップダイオードが、絶縁膜上
に堆積された多結晶シリコン層からなるものとする。
多結晶シリコン層であれば、半導体装置に一般的に使用
される材料である。
【0013】半導体装置が、MOSICまたはBi−C
MOSICであるものとする。そのようにすれば、絶縁
膜上に堆積された多結晶シリコン層など回路要素や回路
を形成するプロセスと共通のプロセスを利用することが
できる。ザップダイオードが、npnまたはpnpの三
層構造であるものとする。そのようにすれば、ザップダ
イオードの降伏電圧以下の電圧に関しては接続されてい
ないことと同じであり、まわりに影響を与えない。ま
た、何れの方向の電圧によっても短絡することができ
る。
【0014】ザップダイオードが、pnpnの四層以上
の構造であってもよい。そのようにすれば、より降伏電
圧の高いザップダイオードとすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明の
実施の形態を説明する。なお、n、pを冠記した層、領
域等はそれぞれ電子、正孔が多数キャリアである部分を
意味し、それに付した+ - の符号は、相対的な高濃
度、低濃度を意味している。 [実施例1]図2は、本発明にかかるMOSパワーIC
の一例の構成を示す回路図である。基本的な構成は、次
の通りである。出力段IGBT603のコレクタ
(cm )はC端子に、エミッタ(em )はE端子に接続
されている。C端子と出力段IGBT603の主ゲート
(gm )との間には、C端子の過電圧の影響を防止する
ための逆直列に接続した多数のツェナーダイオードZD
Cgの分枝が設けられている。E端子と出力段IGBT6
03の主ゲート(gm )との間には、E端子の過電圧の
影響を防止するための逆直列に接続したツェナーダイオ
ードZDEgの分枝が設けられている。E端子とG端子と
の間には、エミッタ抵抗RE1、RE2、RE3が接続されて
いる。出力段IGBT603の主ゲート(gm )とG端
子間にはゲート抵抗RG が接続されている。出力段IG
BT603のコレクタ(cm )と主ゲート電極(gm
との間には、抵抗(RC1)が接続されている。
【0016】C端子の電位が高くなると、抵抗RC1とゲ
ート抵抗RG との分圧によって、出力段IGBT603
の主ゲート(gm )の電位も高くなる。すなわち、C端
子の電位が、抵抗RC1とゲート抵抗RG との分圧によっ
て 主ゲート(gm )の電位上昇としてフィードバック
される。更にこのMOSパワーICでは、ツェナーダイ
オードZDCgの一部と並列に、抵抗RZ1〜RZ3を介して
ツェナーダイオードを逆直列に接続したツェナーザップ
のためのザップダイオードZap1 、Zap2 が設けら
れ、その両端から端子が取り出されている。E端子G端
子間の抵抗RE2と並列にもツェナーダイオードを逆直列
に接続したザップダイオードZap7 が設けられてい
る。ゲート抵抗RGと並列に、ツェナーダイオードを逆
直列に接続したザップダイオードZap5 と抵抗RG3
を直列にした分枝、ザップダイオードZap6 と抵抗R
G4とを直列にした分枝が設けられている。それらのザッ
プダイオードZap5 、Zap6 の両端からもそれぞれ
端子が取り出されている。抵抗RC1と並列にも、ツェナ
ーダイオードを逆直列に接続したザップダイオードZa
3 と抵抗RC2とを直列にした分枝、およびザップダイ
オードZap4 だけの分枝が設けられている。これらの
ザップダイオードZap3 、Zap4 の両端からも端子
が取り出されている。
【0017】これらのザップダイオードZap1 〜Za
7 は、両側の端子間に約2mJのエネルギを印加する
ことにより短絡され、短絡抵抗は数オームとなる。従っ
て、MOSパワーICのプロセス完了後に必要部分を短
絡して回路の定数を調節することができる。すなわち、
ザップダイオードZap1 、Zap2 によって、C端子
G端子間の保護用ツェナーダイオードZDCgの電圧調整
をおこなう。ザップダイオードZap3 、Zap4 によ
って、抵抗Rc1と並列接続される抵抗の値を調節してゲ
ート抵抗RG に流れる電流を調節する。ザップダイオー
ドZap5 、Zap6 によってRc1とその並列抵抗とに
よって調節された電流を受ける側のゲート抵抗RG と並
列接続される抵抗の値の調整をおこない、Rc1とRG
の分圧比を微調整してゲート抵抗RG の両端に発生する
フィードバック電圧を最適化できる。更にザップダイオ
ードZap7 によって、入力インピーダンスの調整をお
こなうことができる。
【0018】図2において、ツェナーダイオードZDCg
とザップダイオードZap1 、Zap2 を並列に接続し
た部分の抵抗RZ1〜RZ3 は、エネルギ印加の際に、ツ
ェナーダイオードZDCg側に電流がまわりこむのを防止
するためである。図3(a)、(b)は、ザップダイオ
ードと回路要素との接続方法の基本形を示す回路図であ
る。図3(a)のように、例えば抵抗等の回路要素と並
列に接続された分枝においては、ザップ素子の降伏電圧
以下の電源電圧に対しては、ザップ素子の分枝は働かな
い。しかし、抵抗と並列に接続されたザップ素子を短絡
すれば、その抵抗は短絡されたことになる。図3(b)
のように、回路要素と直列に接続された分枝において
は、ザップ素子の降伏電圧以下の電源電圧に対しては、
抵抗は接続されていないのと同じことである。しかし、
ザップ素子を短絡すれば、その抵抗が接続されたことに
なる。
【0019】図1は、図2の回路を同一チップ内に集積
したMOSパワーICの出力段IGBT603とnチャ
ネル(以下n−と記す)MOS制御回路部620および
ザップダイオード650の部分断面図である。図の右側
部分は、主電流の導通、遮断のスイッチング作用を行う
出力段IGBT603である。通常の縦型IGBTと同
様に、p+ コレクタ層621の上にn + バッファ層62
2を介して積層されたn- ドリフト層623の表面層に
選択的にpベース領域624および一部に拡散深さの深
いp+ 主ウェル領域626が形成されている。そのpベ
ース領域624の表面層に選択的にn+ 主エミッタ領域
625が形成され、n- ドリフト層623とn+ 主エミ
ッタ領域625に挟まれたpベース領域624の表面上
に、主ゲート酸化膜627を介して、多結晶シリコンか
らなる主ゲート電極層628が設けられている。n+
エミッタ領域625とpベース領域624の表面に共通
に接触してE端子に接続される主エミッタ電極631
が、p+ コレクタ層621の裏面にC端子に接続される
コレクタ電極632がそれぞれ設けられている。図示さ
れない断面において、主ゲート電極層628に接触する
金属の主ゲート電極が設けられる。
【0020】出力段IGBT603の動作は、一般のI
GBTと同じである。すなわち主ゲート電極への正の電
圧印加により、主ゲート電極層628直下のpベース領
域624の表面層に反転層を生じ、その反転層を通じて
+ 主エミッタ領域625から供給される電子がn-
リフト層623、n+ バッファ層622を経てp+ コレ
クタ層621に注入され、キャリアの増倍が起きて出力
段IGBT603がオンすることになる。主ゲート電極
への電圧を取り去ると、電子の注入が止まり出力段IG
BT603はオフする。
【0021】このようなMOSパワーICのn+ バッフ
ァ層622とn- ドリフト層623は、例えば、p+
レクタ層621となるサブストレート上にエピタキシャ
ル成長により形成される。図のように主ゲート電極層6
28の上に、主絶縁膜629を介して主エミッタ電極6
31を延長してもよい。図1の左側部分は、出力段IG
BT603の制御をおこなうためのn−MOS制御回路
部620である。p- ウェル領域633が形成され、そ
のp- ウェル領域633内にデプレッション型n−MO
SFET630とエンハンスメント型n−MOSFET
640とが見られる。
【0022】n−MOS制御回路部620と出力段IG
BT603との間のn- ドリフト層623の表面層に
は、p- ウェル領域643が形成されており、その表面
上に主エミッタ電極431が接触している。このp-
ェル領域643上は厚いフィールド酸化膜644で覆わ
れており、その厚いフィールド酸化膜644の上に多結
晶シリコンからなるザップダイオード650が形成され
ている。このザップダイオード650をツェナーザップ
に使用する。
【0023】図4は、ザップダイオード650の一例の
平面図である。フィールド酸化膜644の上に減圧CV
D法によって多結晶シリコン膜を堆積し、フォトリソグ
ラフィにより図のような形に成形した後、一部を燐のド
ーピングにより導電型を変換してnpn構造とした。幅
の細い部分の幅は約16μm、太い部分の幅は約20μ
mであり、全体の長さは約30μmである。幅の太い部
分に金属配線を配し端子とした。種々の寸法のザップダ
イオードを作り、特性を検討した結果、この程度の寸法
がよいことがわかった。このように三層のダイオードと
すれば、何れの方向の電圧も阻止するので、ダイオード
の降伏電圧以下の電圧に関しては接続されていないこと
と同じであり、周囲の回路に影響しない。また、大きい
エネルギーの電圧であれば何れの方向の電圧によっても
短絡することができる利点もある。
【0024】使用したウェハは、比抵抗0.01Ω・c
m、厚さ500μm のp+ コレクタ層621上にn+
ッファ層622として、比抵抗0.4Ω・cm、厚さ3
0μm のn型層をエピタキシャル成長し、その上に、n
- ドリフト層623として、比抵抗25Ω・cm、厚さ
40μmのn型層を積層したウェハを用いた。その後の
プロセスは、従来のIGBTに多少のプロセスを加える
だけで製造できる。pベース領域624、p+ 主ウェル
領域626、n−MOS制御回路部620のp - ウェル
領域633等は、ホウ素イオンのイオン注入および熱拡
散により形成し、n+ 主エミッタ領域625およびn−
MOS制御回路部620のn−MOSFETのソース、
ドレイン領域は、砒素イオンまたは燐イオンのイオン注
入および熱拡散により形成した。pベース領域624、
+ 主エミッタ領域625の端は、主ゲート電極層62
8をマスクの一部として、位置ぎめされて形成され、そ
れぞれの横方向拡散により、間隔が決められている。主
エミッタ電極631およびn−MOS制御回路部620
の電極はAl合金のスパッタリングとその後のフォトリ
ソグラフィにより形成し、コレクタ電極632は、金属
基板に半田づけするためTi/Ni/Auの三層をスパ
ッタリングで堆積して形成している。
【0025】各部の寸法例としては、p+ 主ウェル領域
626の拡散深さは6μm、pベース領域624とp-
ウェル領域633の拡散深さは約2μm、n+ 主エミッ
タ領域625およびn−MOS制御回路部620のn−
MOSFETのソース、ドレイン領域の拡散深さは0.
4μmである。主ゲート酸化膜627の厚さは25n
m、多結晶シリコンの主ゲート電極層628の厚さは1
μm、主エミッタ電極631の厚さは約3μmである。
【0026】本実施例のMOSパワーICでは、ツェナ
ーザップ用のザップダイオード650をフィールド酸化
膜644上に堆積された多結晶シリコン層からなるもの
としたことにより、構成が単純で形成が容易であり、形
成位置が自由で、回路系の電源ラインやGNDライン以
外の中間電位も取りやすく、回路定数の調節が容易にで
きる。従来の半導体基板に形成した拡散ダイオードのよ
うにサージ電圧に対しても寄生サイリスタがラッチアッ
プする問題からも免れている。
【0027】図5(a)〜(d)はザップダイオードの
変形例およびそのシンボルである。いずれも二端子とい
う意味でダイオードと呼ぶことにする。図5(a)は標
準的なpnダイオードである。同図(b)は図2に使用
したnpn構造のもの、(c)は逆にpnp構造のもの
である。このように三層のダイオードとすれば、ダイオ
ードの降伏電圧以下の電圧に関しては接続されていない
ものと同じであり、周囲の回路に影響を与えない。ま
た、何れの方向の電圧によっても短絡することができる
という利点もある。同図(d)はpnpn構造としたも
のである。四層以上の構造にすれば、より降伏電圧の高
いダイオードとすることができる。更に、pn接合を多
段にしてもよい。
【0028】[実施例2]図6は、本発明にかかる別の
MOSパワーICの構成を示す回路図である。この例で
は出力段半導体素子がMOSFETである。出力段MO
SFET703のドレイン(dm )はD端子に、ソース
(sm )はS端子に接続されている。出力段MOSFE
T703のドレイン(dm )ソース(sm )間にボディ
ダイオードDB がある。D端子と出力段MOSFET7
03の主ゲート(gm )との間には、D端子の過電圧の
影響を防止するための逆直列に接続した多数のツェナー
ダイオードZDDgの分枝が設けられている。S端子と出
力段MOSFET703の主ゲート(gm )との間に
は、nチャネルMOSFETmos1 の分枝、nチャネ
ルMOSFETmos2 の分枝が設けられている。S端
子とG端子との間には、ダイオードDS が接続されてい
る。出力段MOSFET703の主ゲート(gm )とG
端子間にザップダイオードZap8 を介してゲート抵抗
(RG1、RG2)が接続されている。ゲート抵抗(RG1
G2)の中間点とS端子間には、ザップダイオードZa
9 を介してnチャネルMOSFETからなる論理回路
713が接続され、その論理回路713からnチャネル
MOSFETmos1 、mos2 のゲートに接続されて
いる。ザップダイオードZap8 、Zap9 の両端から
端子が取り出されている。
【0029】n−MOSFETmos1 、mos2 は過
電流、過熱等の負荷の各種異常発生時の保護のために設
けられており、例えば、過電流によりn−MOSFET
mos1 がオンすると、出力段MOSFET703の主
ゲート(gm )がほぼGND電位に下げられて、出力段
MOSFET703がオフする。20V程度の降伏電圧
をもつザップダイオードZap8 を、ザップさせない状
態で、出力段MOSFET703の主ゲート(gm )と
D端子間および、S端子間に、それぞれ実使用電圧より
大きい電圧を印加し、出力段MOSFET703のスク
リーニングをおこなう。その後、ザップダイオードZa
8 にエネルギを加え、短絡する。
【0030】また、ザップダイオードZap9 をザップ
させない状態で、論理回路の電源端子VDDとGND間に
やはり実使用電圧より大きい電圧を印加して、論理回路
のスクリーニングをおこない、その後、ザップダイオー
ドZap9 にエネルギを加えて短絡する。このようにす
ると、それぞれの比較的高いスクリーニング電圧が、比
較的低い耐圧を有する部分に影響を与えることがないの
で、MOSパワーICの各部の電圧スクリーニングを比
較的高い電圧でおこなうことができて、信頼性を高める
ことができる。
【0031】このMOSパワーICでも、ツェナーザッ
プ用のザップダイオードを半導体基板上のフィールド酸
化膜上に堆積された多結晶シリコン層からなるものとす
ることにより、形成が容易であり、形成位置が自由で、
回路系の電源ラインやGNDライン以外の中間電位も取
りやすく、回路接続の調整ができる点は実施例1と同じ
である。
【0032】[実施例3]図7(a)は、上記二例のザ
ップダイオードより低い短絡抵抗が得られるザップ素子
であるザップトランジスタの平面図である。このザップ
トランジスタは、多結晶シリコンからなるnpnトラン
ジスタ810のpベース領域812を延長し、その一部
にnカソード領域814を形成したものである。813
はnエミッタ領域である。
【0033】npnトランジスタのコレクタ領域811
とザップダイオード815のカソード領域814との間
には、保護抵抗Rp が接続される。図7(b)は等価回
路であり、npnトランジスタ810のnコレクタ領域
811・ベース領域812間にザップダイオード815
と保護抵抗Rp とが接続されている。ザップダイオード
815の両端から取り出した端子に、図のような極性の
エネルギを印加する。図8(c)は、ザップダイオード
815を短絡した状態の等価回路である。ザップダイオ
ード815の短絡により、npnトランジスタ810の
コレクタ・ベース間が低抵抗の短絡抵抗Rs となる。そ
のため、npnトランジスタ810のコレクタ・エミッ
タ間には、npnトランジスタ810の電流増幅率の分
だけ、短絡したザップダイオード815より、大きな電
流を流すことができる。すなわち、電流シンク能力の大
きい短絡状態を実現できるものである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
イポーラ半導体素子を有するバイポーラIC、MOS型
半導体素子を有するMOSICまたはバイポーラ半導体
素子とMOS型半導体素子とを集積したBi−CMOS
ICである半導体装置において、回路要素と並列、また
は直列に接続され、半導体プロセス完了後にエネルギの
印加により短絡できるザップダイオードを、半導体装置
の半導体基板上に絶縁膜を介して備えることによって、
構成が単純で、形成位置が自由であり、回路系の電源ラ
インやGNDライン以外の中間電位も取りやすく、サー
ジ電圧に対しても寄生素子がラッチアップしたりせず、
かつ形成の容易なザップダイオードとすることができ
る。
【0035】これにより、半導体装置の構成および製法
の自由度が大幅に増し、特性の改善にも大きく寄与する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1のMOSパワーICの部分断面
【図2】本発明実施例1のMOSパワーICの回路構成
【図3】ザップ素子の基本的な接続方法の説明図であ
り、(a)は並列回路図、(b)は直列回路図
【図4】本発明実施例1のMOSパワーICのザップダ
イオードの平面図
【図5】種々のザップダイオードの平面図であり、
(a)はpn構造図、(b)はnpn構造図、(c)は
pnp構造図、(d)はpnpn構造図
【図6】本発明実施例2のMOSパワーICの回路構成
【図7】本発明実施例3の説明図であり、(a)はザッ
プトランジスタの平面図、(b)はザップ前の等価回路
図、(c)はザップ後の等価回路図
【図8】従来例の説明図であり、(a)はMOSパワー
ICの一部の部分断面図、(b)はザップ後の部分断面
【符号の説明】
321、621 p+ コレクタ層 322、622 n+ バッファ層 323、623 n- ドリフト層 333、633 p- ウェル領域 334 p+ アノード領域 335 n+ カソード領域 371 ラッチアップ電流 603 出力段IGBT 620 n−MOS制御回路部 624 pベース領域 625 n+ 主エミッタ領域 626 p+ 主ウェル領域 627 主ゲート酸化膜 628 ゲート電極層 629 主絶縁膜 630 デプレッション型n−MOSFET 631 主エミッタ電極 632 コレクタ電極 640 エンハンスメント型n−MOSFET 643 p- ウェル領域 644 フィールド酸化膜 650 ザップダイオード 651 ダイオード電極 703 出力段MOSFET 713 nmos論理回路 810 npnトランジスタ 811 コレクタ領域 812 ベース領域 813 エミッタ領域 814 カソード領域 815 ザップダイオード C コレクタ端子 E エミッタ端子 G 制御入力端子 cm コレクタ em エミッタ gm ゲート DS 、DB ダイオード RC1、RC2、RC3、RE1、RE2、RE3、RG 、RG1、R
G2、RG3、RG4、RZ1、RZ2、RZ3、RP 、RS 抵抗 Zap1 、Zap2 、Zap3 、Zap4 、Zap5
Zap6 、Zap7 、Zap8 、Zap9 ザップダイオ
ード ZDCg、ZDEg、ZDDg ツェナーダイオード D ドレイン端子 S ソース電端子 dm ドレイン sm ソース mos1 、mos2 MOSFET VDD 電源端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤平 龍彦 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイポーラ半導体素子を有するバイポーラ
    IC、MOS型半導体素子を有するMOSICまたはバ
    イポーラ半導体素子とMOS型半導体素子とを集積した
    Bi−CMOSICである半導体装置において、半導体
    装置の回路要素と並列、または直列に接続され、半導体
    プロセス完了後に高エネルギの印加により短絡できるザ
    ップダイオードを、半導体装置と同一の半導体基板上に
    絶縁膜を介して備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】回路要素が、半導体基板に形成された拡散
    抵抗、ダイオード、バイポーラトランジスタ、nチャネ
    ルMOSFET、pチャネルMOSFET、半導体基板
    上の絶縁膜を利用したコンデンサ、半導体基板上の絶縁
    膜上に堆積された多結晶シリコン層からなる抵抗、ダイ
    オード、バイポーラトランジスタ、nチャネルMOSF
    ET、pチャネルMOSFETのいずれかであることを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】回路要素が絶縁膜上に堆積された多結晶シ
    リコン層からなるトランジスタであり、そのベース、コ
    レクタ間に保護抵抗と直列に前記ザップダイオードを設
    けることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】バイポーラ半導体素子を有するバイポーラ
    IC、MOS型半導体素子を有するMOSICまたはバ
    イポーラ半導体素子とMOS型半導体素子とを集積した
    Bi−CMOSICである半導体装置において、二つ以
    上の回路要素を組み合わせた回路と並列、または直列に
    接続され、半導体プロセス完了後に高エネルギの印加に
    より短絡できるザップダイオードを、半導体装置と同一
    の半導体基板上に絶縁膜を介して備えることを特徴とす
    る半導体装置。
  5. 【請求項5】回路が、半導体基板に形成された拡散抵
    抗、ダイオード、バイポーラトランジスタ、nチャネル
    MOSFET、pチャネルMOSFET、半導体基板上
    の絶縁膜を利用したコンデンサ、半導体基板上の絶縁膜
    上に堆積された多結晶シリコン層からなる抵抗、ダイオ
    ード、バイポーラトランジスタ、nチャネルMOSFE
    T、pチャネルMOSFETのいずれかを含むことを特
    徴とする請求項4記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】ザップダイオードが、絶縁膜上に堆積され
    た多結晶シリコン層からなることを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】半導体装置が、MOSICであることを特
    徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の半導体装
    置。
  8. 【請求項8】半導体装置が、Bi−CMOSICである
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の
    半導体装置。
  9. 【請求項9】ザップダイオードが、npnまたはpnp
    の三層構造であることを特徴とする請求項1ないし8の
    いずれかに記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】ザップダイオードが、pnpnの四層以
    上の構造であることを特徴とする請求項1ないし8のい
    ずれか記載の半導体装置。
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