JPH11297693A - ドープド誘電膜からのドーパント拡散を回避するコンタクトホールのアニール方法 - Google Patents

ドープド誘電膜からのドーパント拡散を回避するコンタクトホールのアニール方法

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JPH11297693A
JPH11297693A JP8853698A JP8853698A JPH11297693A JP H11297693 A JPH11297693 A JP H11297693A JP 8853698 A JP8853698 A JP 8853698A JP 8853698 A JP8853698 A JP 8853698A JP H11297693 A JPH11297693 A JP H11297693A
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contact hole
annealing
film
dopant
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Kokusho Go
国彰 呉
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SHIJIE XIANJIN INTEGRATED CIRC
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第3誘電膜によりアニール時に拡散するドー
パントイオンがコンタクトホール内に侵入することを防
止し、安定した低い接触抵抗を実現する。 【構成】 半導体基板を提供し、、半導体基板上に第1
誘電膜を形成し、第1誘電膜上に第2誘電膜を堆積する
とともに、この第2誘電膜が少なくとも1種類のドーパ
ントイオンを含有し、その厚さを第1誘電膜より厚いも
のとし、第1誘電膜および第2誘電膜中にコンタクトホ
ールを開設し、キャップ状の第3誘電膜を堆積するとと
もに、それがドーパントイオンの第2誘電膜からコンタ
クトホールへの侵入を防止する能力を有するものとし、
第2誘電膜がリフローするに足りる温度でコンタクトホ
ールをアニールすることで、ドープド誘電膜からのドー
パント拡散を回避するコンタクトホールのアニール方法
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体デバイスのコ
ンタクトアニール(Contact Anneal)方法に関し、特
に、ドープド(Doped )誘電膜中でドーパント拡散(Do
pant Diffusion)が発生することを回避できるコンタク
トホールのアニール方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン基板(Substrate )上に構築さ
れる現在の半導体デバイスにおいて、シリコン基板内に
形成されるP+ 型およびN+ 型ドーピング領域は、半導
体デバイスの基本素子であって、それらが特定構造とな
るように連接されて必要な電気回路を形成している。こ
の電気回路が伝導パッド(Conducting Pads )により外
部に連接され、検査可能となるとともに、パッケージチ
ップの金属リードに連接される。この電気回路におい
て、少なくとも1つの低抵抗金属膜が堆積されてパター
ン形成される(Patterned )必要があり、コンタクト
(Contacts)ならびにチップ内の異なる領域間における
内部配線(Interconnects )を形成する。各種の金属お
よび合金がこの金属膜として採用されていいるが、その
うち、高伝導性、低コスト、シリコンに対する適合性
(Compatibility )という点でアルミニウム金属ならび
にアルミニウム合金が広く使用されている。
【0003】典型的なメタライゼーション工程では、ま
ずウェハー(Wafer )を絶縁膜で覆ってからパターン形
成し、絶縁膜をエッチングすることでコンタクト開口
(Contact Openings)を形成し、次に、アルミニウム金
属を堆積かつパターン形成してコンタクトプラグ(Plug
s )および内部金属配線を形成していた。現在のサブミ
クロン(Sub-Micron)半導体技術において、最小特徴寸
法(Feature Size)が微細化されデバイス寸法が引き続
き縮小されているので、接合(例えばコンタクトプラ
グ)深さが減少し、接合面の接触抵抗(Contact Resist
ance)が不可避的に増大するものとなっていた。2種類
の異なる物質間に電気的接触(Electrical Contact)が
形成される時、2物体の界面の抵抗が接触電位となる。
コンタクト内にまたがる2種類の異なる物質の界面の平
均抵抗が接触抵抗Rc(単位はΩ-cm2)として定義され
る。表面ドーピング濃度を相当に高いものとすることに
よって初めてサブミクロンのコンタクトにおいて低い接
触抵抗を実現することができ、しかも界面のドーピング
濃度を一定値とすることによって初めて信頼性のある均
一な接触抵抗値を得ることができていた。
【0004】コンタクトあるいは内部配線を形成するた
めの絶縁物質は、通常、誘電物質であり、その誘電定数
(Dielectric Constant )が1に近いものである。誘電
膜は、通常、層間誘電体(Inter-Layer Dielectric = I
LD)またはポリメタル誘電体(Poly-Metal Dielectric
= PMD )とすることが望ましい。誘電材料は、堆積する
こともでき、平坦化に利用することもでき、パターン形
成によりシリコンあるいはポリシリコンのコンタクトホ
ールを形成することもできる。コンタクトホール形成に
適当な誘電材料としては、厚さが約5000〜1000
0Åのシリケートガラス、例えばリンシリケートガラス
(Phospho-Silicate Glass = PSG)またはホウ素リンシ
リケートガラス(Boro-Phospho-Silicate Glass = BPS
G)がある。これらの材料は、温度がそのガラス転換温
度(Glass Transition Temperature)よりも高い時、例
えば温度が700℃から900℃の範囲で緻密化(Dens
ified )およびリフロー(Reflow)状態となる。シリケ
ートガラスにドーピングイオンを加えると、それらのリ
フロー温度を降下させることができる。例えば、リンシ
リケートガラスはリンをドーピングまたはリンを含有す
る有機化合物(例えばトリメチルリン酸塩 Trimethylp
hosphate = TMP)であり、ホウ素リンシリケートガラス
は、ホウ素およびリンを含有する有機化合物(例えばト
リメチルホウ酸塩 Trimethylborate = TMB)である。誘
電膜のリフローは必要であり、ガラス物質を被覆工程に
適合するものとして、各素子ライン間の隙間を充填して
表面をさらに平坦化することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デバイ
ス寸法がますます小さいものとなり、例えばサブハーフ
ミクロン(Sub-Half-Micron )素子では、ガラスのリフ
ローは不適切なものとなり、化学機械研磨法(Chemical
-Mechanical Polishing = CPM )に取って代わられるで
あろう。何故ならば、ドーピングされたシリケートガラ
ス誘電膜中に形成されたコンタクトホールにおいて、コ
ンタクトホールの内部表面はドーパント汚染(Dopant C
ontamination)に対して非常に敏感なものであり、リフ
ローを必要とする誘電膜は、高温時にドーパント汚染を
発生さるものであったから、ホウ素リンシリケートガラ
スからホウ素イオンまたはリンイオンが拡散してドーパ
ント汚染を発生させ、接触抵抗の不安定性(Instabilit
y )を引き起こすものとなっていた。接触抵抗が不安定
であると、半導体デバイスの信頼性に各種の問題が生じ
るものとなっていた。
【0006】そこで、この発明の第1の目的は、上述し
た従来技術の課題を解決できるドープド誘電膜における
コンタクトホールのアニール方法を提供することにあ
る。第2の目的は、ドープド誘電膜においてドーパント
拡散の問題および接触抵抗の不安定性を発生させないコ
ンタクトホールのアニール方法を提供することにある。
第3の目的は、コンタクトホールをアニールする前に、
コンタクトホール内部にキャップ(Cap )状の酸化膜を
形成して、ドーパントイオンの拡散を防止することにあ
る。第4の目的は、ドーパントイオンの拡散を防止する
のに足りる厚さを備えたキャップ状酸化膜を提供するこ
とにある。第5の目的は、ドーパントイオンの拡散を防
止するに足りる厚さを備えたキャップ状酸化膜を提供す
るとともに、このキャップ状酸化膜を当該誘電膜のリフ
ローを妨げない程度の薄さとして、コンタクトホールが
丸い縁を備えるものにすることにある。第6の目的は、
アニール工程の前にコンタクトホール内部にキャップ状
酸化膜を形成し、リフローを経てコンタクトホールに丸
肩領域(Round Shoulder Area )を形成することで、後
続のアルミニウム金属スパッタリング工程(Sputtering
Process)を有利なものとすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
この発明の目的を達成するために、キャップ状誘電膜を
コンタクトホール内部に形成して、ドーパントイオンが
コンタクトホールに侵入することを防止できる厚さを備
えさせるとともに、ドープド誘電膜のリフローを妨げな
い程度の薄さを備えさせる構成としている。具体的な手
段としては、半導体基板を提供するステップと、基板上
に第1誘電膜を形成するステップと、第1誘電膜上に第
2誘電膜を堆積するとともに、この第2誘電膜が少なく
とも1種類のドーパントイオンを含有し、その厚さを第
1誘電膜より厚いものとするステップと、第1誘電膜お
よび第2誘電膜中にコンタクトホールを開設するステッ
プと、キャップ状の第3誘電膜を堆積するとともに、そ
れがドーパントイオンの第2誘電膜からコンタクトホー
ルへの侵入を防止する能力を有するものとするステップ
と、第2誘電膜がリフローするに足りる温度で前記コン
タクトホールをアニールするステップとを具備する。キ
ャップ状の第3誘電膜の厚さを約50〜600Åの範囲
とし、望ましくは約100〜300Åの範囲とする。ド
ープド誘電膜である第2誘電膜は、リンシリケートガラ
スまたはホウ素リンシリケートガラスを材料とし、約7
00〜900℃の範囲でリフローを実施する。キャップ
状の第3誘電膜は、プラズマ強化(Plasma Enhanced =
PE)テトラエチルオキシシラン/オゾン(TEOS/O
3 )による酸化膜とすることが望ましい。
【0008】
【作用】この発明は、ドープド誘電膜からのドーパント
拡散を回避するコンタクトホールのアニール方法を提供
するものであって、先ずキャップ状酸化膜からなる第3
誘電膜を堆積してドーパントイオンの拡散によるコンタ
クトホールへの侵入を防止するとともに、ドープド誘電
膜がリフローするに足りる温度でコンタクトホールをア
ニールするものである。
【0009】誘電膜に対するリフローにより表面を平坦
化するばかりではなく、約700〜900℃の高温アニ
ールによってシリコン基板に発生した結晶構造欠陥を修
復するものである。従って、誘電膜のリフローにより基
板アニールの結晶構造欠陥が修復され、半導体デバイス
の信頼性が向上する。
【0010】誘電膜に対するリフローによって誘電膜中
のコンタクトホールが丸い縁を有するものとなるととも
に、その丸い縁によりアルミニウム金属をスパッタリン
グする時に、金属粒子が容易にコンタクトホールに入り
込むものとなる。アルミニウム金属は、もともと堆積率
ならびに処理量において優れているので、アルミニウム
金属スパッタリング法がコンタクトホールをアルミニウ
ム金属で充填する技術として広く使用されている。コン
タクトホールの丸い縁は、底部カバレッジ(Floor Cove
rage)に有利であり、均一な堆積厚さを実現することが
できる。反対に、コンタクトホールが鋭い縁を有する
と、充填が不充分となり隙間が発生しやすくなる。
【0011】
【実施例】以下、この発明にかかる好適な実施例を図面
に基づいて説明する。 <第1実施例>図1において、半導体構造10が、シリ
コン基板12上に形成されているが、この半導体構造1
0を構成するために、先ずシリコン基板12上に第1誘
電膜として薄いTEOS酸化膜14を堆積してバリヤー
膜とし、ドーパントイオン(図示せず)が後工程の第2
誘電膜であるドープド誘電膜16からシリコン基板12
へ拡散することを防止する。薄いTEOS酸化膜14の
厚さを約50〜150Åの範囲とし、ドープド誘電膜1
6の厚さを約5000〜10000Åの範囲とする。
【0012】第2誘電膜であるドープド誘電膜16は、
ドーピングされた誘電材料を堆積させたもので、例えば
化学気相堆積法によりリンシリケートガラスまたはホウ
素リンシリケートガラスを堆積させたものとする。リン
シリケートガラスは、一般に、水素化リン(PH3 )ま
たはトリメチルリン酸塩をドーピングしたものであり、
ホウ素リンシリケートガラスは、一般に、トリメチルホ
ウ酸塩をドーピングしたものである。ドーパントイオン
の効果は誘電膜のリフロー温度を降下させるものであ
り、温度範囲を約700〜900℃とする。リフローあ
るいは平坦化によって誘電膜表面の起伏形態(Topograp
hy)がなだらかなものとなる。
【0013】TEOS酸化膜14は、TEOSの高温分
解により薄い酸化シリコン膜を形成するものであり、そ
の反応はシラン(Silane)の高温分解によるポリシリコ
ン(polysilicon )の形成に類似したものである。TE
OS液体中にキャリアガス(Carrier Gas )、通常は窒
素ガス等の不活性ガスを送り込んで発泡した(Bubbled
)状態のガス混合物を生成し、反応室中のTEOSの
分圧を制御する。TEOS分子は、1つのシリコン原子
が4つのエチルオキシ基(OC2 5 )と結合してでき
たもので、その温度が約650〜750℃である時に、
二酸化シリコン(Silicon Dioxide = SiO2 )と他の
副産物に分解される。減圧化学気相堆積法(Low Pressu
re CVD = LPCVD)により堆積した薄いTEOS酸化膜1
4は優れた均一性とステップカバレッジ特性とを備えた
ものとなる。
【0014】次に、フォトマスクでBPSG(ホウ酸添
加リン酸ケイ酸ガラス)よりなるドープド誘電膜16
(第2誘電膜)およびTEOS酸化膜14をパターニン
グするとともに、エッチングを行ってコンタクトホール
18を形成する。このコンタクトホール18は、ほぼ垂
直な側壁22と鋭い縁24とを有している。
【0015】後続するコンタクトホール18のアニール
工程において、半導体構造10が約700〜900℃の
高温中に置かれるので、リンおよびホウ素のドーパント
イオンがBPSGよりなるドープド誘電膜16からコン
タクトホール18へ急速に侵入することとなる。高温炉
アニール法は、約5〜60分間のアニール時間を必要と
するので、ドーパントイオン拡散という問題が発生す
る。もしも短時間熱処理工程(Rapid Thermal Process
= RTP )でアニールすれば、そのアニール時間が短いの
で、ドーパントイオン拡散という問題はそれほど深刻な
ものとはならない。しかし、コンタクトホール18が通
常はP型イオン(P+ )を高濃度ドーピングあるいはN
型イオン(N+ )を高濃度ドーピングした能動領域(Ac
tive Regions)に設けられるので、リンおよびホウ素イ
オンの拡散が接触抵抗に深刻な影響をおよぼすものとな
る。金属コンタクトプラグとBPSGよりなるドープド
誘電膜16との界面に高濃度のドーパントイオンが存在
すると、接触抵抗を不安定なものとし、デバイスの信頼
性を損なうものとなってしまう。
【0016】BPSGよりなるドープド誘電膜16にお
いては、しばしばメモリー素子として利用されるP+
動領域に対するホウ素ドーパントイオンの影響が深刻で
あり、半導体構造10のP+ およびN+ 領域の接触抵抗
が安定したものに維持できなければ、BPSGよりなる
ドープド誘電膜16からのホウ素ならびにリンのドーパ
ントイオンの拡散によって半導体デバイスの信頼性が大
幅に低下してしまう。
【0017】そこで、図2において、PE TEOS/
3 (プラズマ強化TEOS/オゾン)法によりコンタ
クトホール18の内部表面を含めて第3誘電膜であるキ
ャップ状酸化膜30を形成する。PE TEOS/O3
法による酸化膜は、通常、低い反応温度で堆積形成さ
れ、その薄膜には気泡巣が自然形成される。このキャッ
プ状酸化膜30を一時的なダミー酸化膜とし、リフロー
においてドープド誘電膜16からのドーパントイオンの
拡散を防止するために用いる。このキャップ状酸化膜3
0は、プラズマ化学気相堆積(Plasma Enhanced Chemic
al Vapor Deposition = PECVD )法によって250℃の
温度で堆積形成する。このキャップ状酸化膜30は、バ
リヤー膜として使用した後に除去される(図4参照)。
【0018】700〜1000℃の温度でアニールを行
うが、750〜900℃が望ましく、800〜900℃
が更に望ましい。このような温度はBPSGからなるド
ープド誘電膜16をリフローさせるのに最適な温度であ
る。アニール時間を約10〜60分間の範囲とし、20
〜40分間の範囲とすることが望ましい。アニール時に
は、不活性ガス、例えば窒素ガスの導入が不可欠であ
る。プロセス中に酸素が存在してはならず、酸素ガスが
存在すると不都合な副作用(Side Effects)が発生して
しまう。
【0019】図3において、BPSGからなるドープド
誘電膜16をリフローさせると、その表面起伏形態がお
だやかなものとなり(図示せず)、ドープド誘電膜16
の表面32が平坦化される。また、もう1つの長所とし
て、コンタクトホール18に丸い縁34が形成されるこ
とがある。後に、アルミニウム金属をスパッタリングす
る時、丸い縁34によりアルミニウム金属のコンタクト
ホール18への充填にとって有利なものとなる。拡大さ
れたコンタクトホール18の上部口径と傾斜側壁38と
によってアルミニウム金属粒子をコンタクトホール18
に充填することが更に効率的なものとなるだけでなく、
先ずコンタクトホール18の底部から充填できるので、
底部または底部付近に隙間ができることを防止すること
が可能となる。反対に、コンタクトホール18が鋭い縁
24(図1参照)を有するものであると、しばしば完全
な充填が行えない事態となるが、この発明では、この問
題を回避することができる。
【0020】従って、この発明にかかるドープド誘電膜
16のリフロー(または平坦化)によって、以下の3つ
の目的を達成することができる。第1には、ドープド誘
電膜16の表面起伏形態32をなだらかなものとして平
坦化を実現し、後工程にとって有利なものとすることが
できる。第2には、コンタクトホール18の丸い縁34
により、アルミニウム金属スパッタリング法が更に効率
的なものとなってコンタクトホール18を完全に充填で
きるとともに、隙間の形成あるいは不完全な充填という
不都合を解消することができる。第3には、ドープド誘
電膜16のリフローが、700〜900℃の高温である
ため、高温炉中に置かれた時間(約30分間)にコンタ
クトホール18の下にあるシリコン基板12がアニール
されて、それまでの製造プロセスで引き起こされた結晶
構造欠陥を修復することができるので、信頼性が向上し
た半導体デバイスを製造することが可能となる。
【0021】ドープド誘電膜16の堆積厚さを制御する
ことが必要であり、それによって初めてアニール工程に
おいてドーパント拡散問題の発生を防止する2つの必要
条件とすることができる。先ず、ドープド誘電膜16が
リフローされる時に障害なく流動するように、キャップ
状酸化膜30の厚さを所定の最大値以下に維持すること
で初めてドープド誘電膜16、とりわけコンタクトホー
ル18の上方コーナー部分を流動化できるので、ドープ
ド誘電膜16の厚さの上限を約300Åとする。この条
件は、製造プロセスにおいて特に重要であり、コンタク
トホール18にスッパタリングによりアルミニウム金属
を充填する時に、傾斜した、あるいは丸い縁34を有す
る部分が不可欠なものとなる。2つ目の必要条件は、キ
ャップ状酸化膜30の厚さが、ドーパントイオンの拡散
を防止するに足りる厚さを備えていることであるので、
キャップ状酸化膜30の最小厚さを約50Åとして、リ
ンおよびホウ素イオンの拡散を適切に防止できるものと
する。
【0022】図4において、ドープド誘電膜16に対す
るリフローまたは平坦化を行った後にダミーであるキャ
ップ状酸化膜30を除去した状態を示しているが、等方
性(Isotropic )エッチングを利用したプレメタル(Pr
e-Metal )エッチングによりコンタクトホール18内部
を含めてキャップ状酸化膜30(図3参照)を除去す
る。もしもコンタクトホール18中にキャップ状酸化膜
30がなければ、同じプレメタルエッチングにより自然
酸化膜を除去することができる。等方性エッチングは、
通常、ウェットエッチングにより行い、全ての不要な膜
層を除去することが可能である。
【0023】図5(a)において、アルミニウム金属ス
パッタリング法でコンタクトホール18内部を含めてア
ルミニウム金属膜42を堆積する。アルミニウム金属の
スパッタリングには、コリメーター(Collimator)を使
用して行うこともできるし、使用せずに行うこともでき
る。コリメーター(図示せず)を使用すると、アルミニ
ウム金属粒子が分散しないので、凸凹の発生が抑制され
て、より均一な底部カバレッジが実現する。この発明の
コンタクトホール18が丸い縁34を有しているので、
アルミニウム金属スパッタリングに有利なものとなり、
コンタクトホール18の底部44が完全にアルミニウム
金属で充填され、隙間を形成するという不都合が発生し
ない。
【0024】この図5(a)と図6および図7とにおい
て、コンタクトホール18中のアルミニウム金属膜42
の隙間46を含めてプラズマ強化酸化膜48を堆積す
る。例えば、典型的な0.7μm素子においては、プラ
ズマ強化酸化膜48を堆積した後でも、比較的平滑な表
面50を得ることができる。次に、プラズマ強化酸化膜
48上にスピンオングラス(Spin-On-Glass = SOG )膜
56を形成する。このスピンオングラス膜56は、隙間
を充填したり、多層メタライゼーションにおける層間誘
電材料を平坦化するために、有効に利用されている。大
部分のSOG材料はSiO2 をベースとしたポリシロ
キサン(Polysiloxane)である。典型的な応用方法は、
先に堆積した酸化膜(例えばプラズマ強化酸化膜48)
に対するSOG膜(例えばスピンオングラス膜56)で
あり、以下、いずれも図示していないが、シリコン基板
上に液体状のものを滴下して隙間を充填するものであ
る。ウェハーに液体のSOG材料を滴下させ、回転速度
を制御することによりSOG膜の厚さを決定する。次
に、約400℃の温度でSOG膜を硬化させる(Cured
)とともに、通常はエッチバック(Etch Back )を行
って平滑な表面として被覆酸化膜の準備とし、この被覆
酸化膜上に第2層目の金属パターンを形成する。後続の
工程では、この被覆酸化膜でSOG膜を密封ならびに保
護する。
【0025】<第2実施例>さて、図5(b)におい
て、半導体構造60のコンタクトホール18内をタング
ステン金属膜64で充填する別な実施例を説明する。こ
の第2実施例の場合、注意すべき点として、第2誘電膜
であるドープド誘電膜16をリフローする方法が異なっ
ていることがあげられる。この第2実施例では、CVD
法によりコンタクトホール18の内部表面を含むように
タングステン金属膜64を堆積しているが、アルミニウ
ム金属を充填する第1実施例とは異なる方法で、ドープ
ド誘電膜16に対するアニールを行う。
【0026】以下、いずれも図示していないが、一般的
に、適当な導体金属、例えばアルミニウムまたはタング
ステンをコンタクトホール内部に充填して第1層目の金
属膜と垂直に接続するが、このような金属の充填で隙間
のない金属柱とし、上層ならびに下層の導体間に低い接
触抵抗を実現する。タングステン金属CVD法は、コン
タクトホールの充填に使用され、スループラグまたはコ
ンタクトプラグを形成する。普通は、六フッ化タングス
テン(WF6 )の熱分解(Thermal Decomposition )、
あるいはWF6 に水素、シリコンまたはシランを導入す
る還元法により行う。典型的な熱分解法は、ほぼ800
℃の温度でタングステンおよびフッ素ガスを生成する。
CVD法は、脱水(Evaporation )法またはスパッタリ
ング法と比べてステップカバレッジに優れ、より有効に
コンタクトホール内部を充填できるので、タングステン
金属の堆積には、CVD法が広く採用されている。
【0027】これにより、図2と図5(b)とにおい
て、スパッタリング法を用いないので、コンタクトホー
ル18の鋭い縁24,68をそのまま残すことができ、
先の実施例が鋭い縁24をリフローにより丸い縁34
(図3参照)とする必要があったのとは対照的である。
【0028】従って、この第2実施例では、図2のキャ
ップ状酸化膜30を比較的厚いものとすることができる
ので、ドーパントイオンの侵入をより有効に防止でき
る。具体的には、CVD法でタングステン金属を堆積す
る時、キャップ状酸化膜30の厚さを約300〜600
Åの範囲として、BPSGよりなるドープド誘電膜16
からホウ素およびリンのドーパントイオンがコンタクト
ホール18へ侵入することをより効果的に防止する。ま
た、この厚いキャップ状酸化膜30によってコンタクト
ホール18の鋭い縁24が流動化することを防止するこ
とができるので、ドープド誘電膜16をリフローした後
でも鋭い縁58がそのまま残る。しかしながら、タング
ステン金属CVD法の良好なステップカバレッジおよび
コンタクトホール充填能力のよって、鋭い縁58がタン
グステン金属のCVDに影響を及ぼすことはない。
【0029】第1実施例において、図3を参照すると分
かりやすいように、スッパタリング法でアルミニウム金
属を堆積してコンタクトホール18を充填する場合は、
薄いキャップ状酸化膜30、例えば厚さが約50〜30
0Åの範囲だけのものとして、ドープド誘電膜16をリ
フローしてコンタクトホール18の丸い縁34を形成す
ると同時に、ドーパントイオンがコンタクトホール18
へ侵入することを防止していた。反対に、この第2実施
例では、CVD法によりタングステン金属を堆積し、そ
のキャップ状酸化膜30を厚いもの、例えば約300〜
600Åの範囲としてコンタクトホール18を被覆して
いるため、アニール時のドーパントイオンの拡散を十分
に防止できる。また、キャップ状酸化膜30が厚いため
に、鋭い縁68がリフローされずにそのまま残ることに
なる。
【0030】図8において、図2および図3を参照する
と分かりやすいように、接触抵抗(コンタクトホールの
アニール後)とコンタクトホール18に堆積したキャッ
プ状酸化膜30の厚さとの関係を示すと、キャップ状酸
化膜30の厚さが増して110Åに近くになると、接触
抵抗が急速に減少し、厚さが110Åより大きく320
Åより小さい範囲では、接触抵抗がほぼ一定値を保って
いる。この発明は、キャップ状酸化膜30によりドーパ
ントイオンが拡散することを有効に防止するものであ
り、キャップ状酸化膜30が薄すぎると接触抵抗値が急
速に上昇し、しかも一定値とならないことが、この図8
により証明されている。
【0031】以上のごとく、この発明を好適な実施例に
より開示したが、もとよりこの発明を限定するためのも
のではなく、当業者であれば容易に理解できるように、
この発明の技術思想の範囲内において、適当な変更なら
びに修正が当然なされうるものであるから、その特許権
保護の範囲は、特許請求の範囲を基準として定めなけれ
ばならない。
【0032】
【発明の効果】上記した構成により、この発明にかかる
ドープド誘電膜からのドーパント拡散を回避するコンタ
クトホールのアニール方法は、ドープド誘電膜(第2誘
電膜)をキャップ状酸化膜(第3誘電膜)で覆ってから
コンタクトホールをアニールするので、ドーパントイオ
ンが拡散してコンタクトホールへ侵入することを防止し
て、良好な接触抵抗を実現することができるとともに、
アニールにより形成されるコンタクトホールの丸い縁が
アルミニウム金属スパッタリングにとって有利なものと
なり、しかもシリコン基板に発生した結晶構造欠陥をア
ニールによって修復することができる。従って、半導体
デバイスの信頼性を向上させることができるため、産業
上の利用価値が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2誘電膜であるドープド誘電膜中に開設され
たコンタクトホールを示す拡大断面図である。
【図2】図1のコンタクトホール内部表面に形成したキ
ャップ状酸化膜(第3誘電膜)を示す拡大断面図であ
る。
【図3】図2をリフローした状態を示す拡大断面図であ
る。
【図4】図3のキャップ状酸化膜(第3誘電膜)を除去
した後の状態を示す拡大断面図である。
【図5】(a)は、スパッタリング法でアルミニウムを
堆積した状態を示す拡大断面図である。(b)は、化学
気相堆積(Chemical Vapor Deposition = CVD )法でタ
ングステンを堆積した状態を示す拡大断面図である。
【図6】図5(a)のコンタクトホールにプラズマ強化
酸化膜を堆積した状態を示す拡大断面図である。
【図7】図6のコンタクトホールにスピンオングラス膜
を堆積した状態を示す拡大断面図である。
【図8】アニール後の接触抵抗とキャップ状酸化膜の厚
さとの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 半導体構造 12 シリコン基板 14 TEOS酸化膜(第1誘電膜) 16 ドープド誘電膜(第2誘電膜) 18 コンタクトホール 24 鋭い縁 30 キャップ状酸化膜(第3誘電膜) 34 丸い縁 42 アルミニウム金属膜 48 プラズマ強化酸化膜 56 スピンオングラス膜 60 半導体構造 64 タングステン金属膜 68 鋭い縁

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板を提供するステップと、 前記半導体基板上に第1誘電膜を形成するステップと、 前記第1誘電膜上に第2誘電膜を堆積するとともに、こ
    の第2誘電膜が少なくとも1種類のドーパントイオンを
    含有し、その厚さを前記第1誘電膜より厚いものとする
    ステップと、 前記した第1誘電膜および第2誘電膜中にコンタクトホ
    ールを開設するステップと、 キャップ状の第3誘電膜を堆積するとともに、それがド
    ーパントイオンの前記第2誘電膜から前記コンタクトホ
    ールへの侵入を防止する能力を有するものとするステッ
    プと、 前記第2誘電膜をリフローするに足りる温度で前記コン
    タクトホールをアニールするステップとを具備したドー
    プド誘電膜からのドーパント拡散を回避するコンタクト
    ホールのアニール方法。
  2. 【請求項2】 上記第1誘電膜が、酸化シリコン膜また
    は窒化シリコン膜である請求項1記載のドープド誘電膜
    からのドーパント拡散を回避するコンタクトホールのア
    ニール方法。
  3. 【請求項3】 上記アニール温度が、少なくとも700
    ℃である請求項1記載のドープド誘電膜からのドーパン
    ト拡散を回避するコンタクトホールのアニール方法。
  4. 【請求項4】 上記方法が、さらに、上記第3誘電膜を
    除去するステップと、 上記コンタクトホール内部に導電材料を堆積するステッ
    プとを具備するものである請求項1記載のドープド誘電
    膜からのドーパント拡散を回避するコンタクトホールの
    アニール方法。
  5. 【請求項5】 上記導電材料が、スパッタリング法によ
    り堆積されるアルミニウム金属である請求項4記載のド
    ープド誘電膜からのドーパント拡散を回避するコンタク
    トホールのアニール方法。
  6. 【請求項6】 上記導電材料が、化学気相堆積法により
    堆積されるタングステン金属である請求項4記載のドー
    プド誘電膜からのドーパント拡散を回避するコンタクト
    ホールのアニール方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板を提供するステップと、 前記半導体基板上に第1誘電膜を形成するステップと、 前記第1誘電膜上に第2誘電膜を堆積するとともに、こ
    の第2誘電膜が少なくとも1種類のドーパントイオンを
    含有し、その厚さを前記第1誘電膜より厚いものとする
    ステップと、 前記した第1誘電膜および第2誘電膜中にコンタクトホ
    ールを開設するステップと、 キャップ状の第3誘電膜を堆積するとともに、その厚さ
    をドーパントイオンが前記コンタクトホールへ侵入する
    ことを防止するに足りるものとするステップと、 前記第2誘電膜をリフローするに足りる温度で前記コン
    タクトホールをアニールするステップとを具備したドー
    プド誘電膜からのドーパント拡散を回避するコンタクト
    ホールのアニール方法。
  8. 【請求項8】 上記第1誘電膜が、テトラエチルオキシ
    シラン酸化物材料により形成されるものである請求項7
    記載のドープド誘電膜からのドーパント拡散を回避する
    コンタクトホールのアニール方法。
  9. 【請求項9】 上記第2誘電膜が、ホウ素ドーパントイ
    オンを含有するシリケートガラスより形成されるもので
    ある請求項7記載のドープド誘電膜からのドーパント拡
    散を回避するコンタクトホールのアニール方法。
  10. 【請求項10】 上記キャップ状の第3誘電膜が、その
    厚さを約50〜600Åの範囲とし、望ましくは約10
    0〜300Åの範囲とするものである請求項7記載のド
    ープド誘電膜からのドーパント拡散を回避するコンタク
    トホールのアニール方法。
  11. 【請求項11】 上記第2誘電膜が、ホウ素リンケイ酸
    塩材料から形成されるものである請求項1または7記載
    のドープド誘電膜からのドーパント拡散を回避するコン
    タクトホールのアニール方法。
  12. 【請求項12】 上記第3誘電膜が、その厚さを少なく
    とも50Åとするものである請求項1または7記載のド
    ープド誘電膜からのドーパント拡散を回避するコンタク
    トホールのアニール方法。
  13. 【請求項13】 上記第3誘電膜が、その材料をプラズ
    マ強化テトラエチルオキシシラン/オゾンの酸化物とす
    るものである請求項1または7記載のドープド誘電膜か
    らのドーパント拡散を回避するコンタクトホールのアニ
    ール方法。
JP8853698A 1998-04-01 1998-04-01 ドープド誘電膜からのドーパント拡散を回避するコンタクトホールのアニール方法 Pending JPH11297693A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7989955B2 (en) 2007-04-26 2011-08-02 Sony Corporation Semiconductor device, electronic device, and method of producing semiconductor device

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