JPH1129707A - 高衝撃強度のポリスルホン類 - Google Patents

高衝撃強度のポリスルホン類

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JPH1129707A
JPH1129707A JP10121629A JP12162998A JPH1129707A JP H1129707 A JPH1129707 A JP H1129707A JP 10121629 A JP10121629 A JP 10121629A JP 12162998 A JP12162998 A JP 12162998A JP H1129707 A JPH1129707 A JP H1129707A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、ポリスルホン樹脂の衝撃改
質を提供することである。 【構成】 本発明は、アクリレートゴムとポリカーボネ
ートからなる約10〜約25重量%の衝撃改質処方剤を
含有している高い耐衝撃性のポリスルホンブレンドに関
する。また、スーパータフポリスルホンを製造する方法
にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリスルホン類に関し、
より詳しくはポリスルホン樹脂の衝撃強さの改良に関す
る。更に詳しくは、本発明の高衝撃強度ポリスルホン類
は、ポリスルホンに加えて、アクリレートコア・シェル
型のゴム及びポリカーボネートからなる耐衝撃性改質剤
処方を含有している重合体ブレンドである。これらのブ
レンドは非常に高い耐衝撃強度を有すること及び機械的
性質のバランスの良さによって特徴づけられる。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】ポリ(ア
リールエーテル)樹脂、例えばビスフェノールA又はジ
ヒドロキシジフェニルスルホン及び4,4'ージクロロジフ
ェニルスルホンに由来するポリスルホン重合体類及び共
重合体類は、それらの良好な強度及び熱的性質、及び種
々の環境での安定性の為、広い用途に受け入れられてい
る。これらの樹脂はノッチ付きでない用途に於ける良好
な耐衝撃性を示すが、ノッチや他の表面の不連続が存在
する場合は歪集中点を生じ、ポリスルホンから造られた
成形品や押出し品はかなり弱くなる。従って、ポリスル
ホン樹脂の衝撃強度は、ノッチ付きアイゾッド衝撃試験
等の機械的な試験によって測定されると、典型的には低
いものとなる。
【0003】高衝撃用途で使用する、特に亀裂を受け得
る又は欠陥を有し得るポリスルホンから造られる物品の
より良い性能の為に、衝撃強度と伸度の改良が要求され
る。勿論、そのような改良はポリスルホンの望ましい性
質に対する実質的な悪影響無しで達成されることも重要
である。多くの用途で、コンパウンド技術に於ては他の
樹脂よりもポリスルホン類が受け入れられるということ
は、種々の悪い環境、特に高温に於てさえも、この樹脂
が優れた安定性を有することによっている。そのような
環境での安定性を犠牲にして樹脂の伸度と衝撃強度を高
める方法は産業界には容易に採用されないと思われる。
【0004】衝撃の改質されたポリスルホン処方物の加
工と二次加工の後、並びにそれから造られた物品の使用
の間に、添加物がそれらの効果を保持することも重要で
ある。
【0005】種々の衝撃改良剤が熱可塑性樹脂と共に使
用されることが知られている。一般にそれらの改質剤は
ゴム状の組成物であって、熱可塑性樹脂中にブレンド又
は混入出来るものである。わずかの種類のゴム状改質剤
がポリスルホン樹脂中で耐衝撃性を改良する為に効果が
あることがわかっている。改良するものでも他の重要な
ポリスルホンの性質に悪影響を与え、しばしばその性質
を損なう。効果のある他の衝撃改質剤は造るのが困難で
あるか及び/又は高価であり、従って市販されていな
い。ポリスルホンの耐衝撃性は、アクリレートゴムを使
用することによって改良することが出来、ポリスルホン
とアクリレート共重合体衝撃改質剤の2成分ブレンド
は、混ざりけのないポリスルホンよりもより良い耐衝撃
性を有することが知られている。しかしながら、これら
の2成分ブレンドは又ノッチに対し感受性が強く、ある
としてもこれらのブレンドについて観測されたノッチ付
き衝撃強さに於ける改良は少ない。
【0006】ポリスルホン類とポリカーボネート類の2
成分ブレンドも良く知られている。ポリカーボネート類
は一般に高い衝撃強さの性質を有することが知られてい
る。ポリスルホンとブレンドされた時にそのようなブレ
ンドは特に良好な加水分解安定性を示し、この技術分野
で特に環境応力によるひび割れ(クレージング)及び亀
裂(クラッキング)に対する良好な抵抗性を有するもの
として記載されている。従って、ポリスルホン類とポリ
カーボネート類のブレンドは熱い湿気のある環境に対す
る暴露が考慮されている種々の用途で有用である。しか
しながら、これらのブレンドが引張り強さを含めた機械
的性質のバランスの良さを示すとしても、ポリカーボネ
ートをポリスルホン樹脂に添加することは耐衝撃性に於
けるわずかな改良しか与えないか又は改良を与えない。
これらのブレンドは非常にノッチの存在に感受性が強
く、一般に中程度のノッチ付き耐衝撃性を有するにとど
まり、それらが市場に受け入れられることをひどく制限
している。
【0007】従って、ポリスルホン類の良好な機械的な
性質と悪環境に於いても性能が良いという特徴は、多く
の用途において非常に重要である。これらの性質を高温
においてさえも高い水準に維持しつつ、ポリスルホン類
の低いノッチ付き耐衝撃性を克服することは、それらの
市場に於ける有用性を広げるであろう。低濃度水準で使
用されたときも、ポリスルホン成形品及び押出し品の伸
度及びとりわけ衝撃特性を改良することが出来、そして
更に、特に広い温度範囲にわたって良好な伸度と低いノ
ッチ感受性を保持することが出来る改質剤は、多様な用
途に使用するのに十分適した材料を提供するために、ポ
リスルホン処方物の性質のバランスのよいものを造るこ
とにおいて、コンパウンド業者及び樹脂処方業者により
大きな柔軟性を与えるであろう。
【0008】従って、ノッチ感受性が減少しており、そ
してそれによって優れたノッチ付き衝撃強さの性質を示
す組成物であって、ポリスルホンの他の望ましい物理的
及び化学的な性質を保持している組成物に対する必要性
が存在する。
【0009】
【課題を解決する手段】本発明の高衝撃強度ポリスルホ
ン処方物は、ポリスルホンの他に、アクリレートコア・
シェル型ゴム及びポリカーボネートを含んでいる衝撃改
質剤処方を含有しているポリマーブレンドである。本発
明の組成物は非常に高いノッチ付き衝撃強さを示し、従
ってスーパータフポリスルホン類として特徴づけられ
る。本発明は、スーパータフポリスルホン類を提供する
方法としても特徴づけられる。
【0010】本発明に従うスーパータフポリスルホン重
合体ブレンドは、ポリスルホン樹脂と、アクリレートコ
ア・シェル型ゴム及びポリカーボネートからなる衝撃改
質剤組成物を含んでいる。この技術分野でポリ(アリー
ルエーテルスルホン)樹脂とも知られている本発明の実
施に有用なポリスルホン樹脂は、次の構造式で表わされ
るビスフェノールA部分及びジフェニルスルホン部分か
らなっている繰り返し単位からなるポリスルホンを含ん
でいる。
【化2】 そのようなポリスルホン樹脂は、例えば、アモコポリマ
ーズ インコーポレイテッドからの例えばUDEL(登
録商標)ポリスルホン樹脂のようなものを含めた市販品
として容易に入手できる。
【0011】例えばジヒドロキシジフェニルスルホン及
びジクロロジフェニルスルホンに由来し、従ってジフェ
ニルスルホン部分の繰り返し単位のみを含有しているポ
リエーテルスルホン重合体類もこの分野で知られてい
る。しばしばPES樹脂として呼ばれているそのような
樹脂は、例えば住友化学株式会社からスミカエクセルポ
リエーテルスルホン樹脂等市販品を入手できる。PES
樹脂並びに1:1以外のモル比でビスフェノールA部分と
ジフェニルスルホン部分を含んでいる種々の共重合体、
例えばBASFから入手できるウルトラソンスルホン樹
脂も、本発明の実施に於けるポリスルホン樹脂成分とし
て使用するのに適していることがわかった。
【0012】ポリ(アリエルエーテルスルホン類)の製
造方法は広く知られ、幾つかの適した方法がこの分野で
十分開示されている。これらの樹脂は一般に2つの方法
の何れか、即ち、カーボネート法又はアルカリ金属水酸
化物法によって製造される。塩化メチレン、クロロホル
ム、N-メチルピロリドン等の適当な溶媒中での換算粘度
データーによって示されるポリスルホンの分子量は、少
なくとも0.3dl/g、好ましくは少なくとも0.4dl/g、そし
て典型的には約1.5dl/gを越えないものである。
【0013】本発明の実施に於て使用するのに適したア
クリレートコア・シェル型ゴムは、一般に約50〜95
重量%の第一のエラストマー相、及び約50〜5重量%
の第2の剛性熱可塑性相を含んでいる。第1の相は、C
1〜C6アルキルアクリレート約75〜99.8重量%か
ら重合されてアクリレートゴムの芯を生じ、これが約
0.1〜5重量%の適当な架橋モノマーで架橋され、こ
れに約0.1〜5重量%のグラフト結合モノマーが加え
られる。
【0014】適当なアルキルアクリレート類にはアクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソブチル
及びアクリル酸n−ブチルが含まれる。好ましいアクリ
レートはアクリル酸n−ブチルである。適当な架橋モノ
マー類には、ポリオール類のポリアクリル及びポリメタ
クリルエステル類、例えばブチレンジアクリレート及び
ジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタク
リレート等、ジ−及びトリビニルベンゼン、ビニルアク
リレート及びメタクリレート等が含まれる。好ましい架
橋モノマーはブチレンジアクリレートである。
【0015】グラフト結合モノマーは特に重合の後期の
段階に於てエラストマー相中に残留水準の不飽和を与
え、従ってエラストマーの粒の表面又は表面近くに残留
水準の不飽和を与える。好ましいグラフト連結モノマー
類は、アルキルメタクリレート及びジアルキルマレエー
トである。剛性熱可塑性相はC1〜C16メタクリレー
ト、スチレン、アクリロニトリル、アルキルアクリレー
ト類、アルキルメタクリレート、ジアルキルメタクリレ
ート等を含み得る。好ましくはこの相は少なくとも約5
0重量%のC1〜C4アルキルメタクリレートである。
【0016】ポリブタジエンからなるゴム状エラストマ
ーのコア及び硬質グラフトのシェルから形成されるメタ
クリレート-ブタジエン-スチレン(MBS)コア・シェ
ル型グラフト共重合体も、この分野で、種々の熱可塑性
樹脂に対する衝撃改質剤として、単独でそして特定の安
定剤処方との組合せで開示されている。アクリレートグ
ラフト共重合体の製造はこの分野でよく記載されてい
る。本発明の組成物で使用するのに適したアクリレート
ゴム改質剤は市販されており、商品名パラロイド(登録
商標)EXL−3361のもとにペンシルバニア州フィ
ラデルフィアのローム アンド ハース社から得ることが
出来るアクリレートゴム改質剤を含んでいる。
【0017】本発明の実施で使用するのに適したポリカ
ーボネート類は、約8000から200,000を越える平均分子
量好ましくは約20,000〜80,000の平均分子量及び25℃で
塩化メチレン中で測定した0.40〜1.0dl/gのI.V.を有す
るホモポリカーボネート、コポリカーボネート類、及び
コポリエステルカーボネート類及びそれらの混合物を含
めた高分子量熱可塑性芳香族重合体類である。
【0018】ポリカーボネート類は二価のフェノール及
びカーボネート前駆体類に由来するのが好都合であり得
る。ポリカーボネート類を製造するのに使用するのに適
した二価フェノールの典型は、2,2-ビス(4-ヒドロキシ
フェニル)プロパン(ビスフェノールA),ビス(4-ヒ
ドロキシフェニル)メタン、2,2-ビス(4-ヒドロキシ-3-
メチルフェニル)プロパン、4,4-ビス(4-ヒドロキシフ
ェニル)ヘプタン、2,2-(3,5,3'5'-テトラクロロ-4,4'-
ジヒドロキシフェニル)プロパン、2,2-(3,5,3',5'-テ
トラブロモ-4,4'-ジヒドロキシフェニル)-プロパン及
び3,3'-ジクロロ-4,4'-ジヒドロキシジフェニルメタン
である。他の適当な二価フェノール類も利用出来、それ
らには米国特許2,999,835、3,038,365、3,334,154及び
4,131,575中に開示されたものを含む。使用されるカー
ボネート先駆体はホスゲン等のハロゲン化カルボニル、
カーボネートエステル又はハロホルムであり得る。
【0019】ポリカーボネート類は、広範囲の既知の方
法、例えば、上に引用した文献及び米国特許4,018,750
及び4,123,436に述べられた方法に従って、二価フェノ
ールをジフェニルカーボネート又はホスゲン等のカーボ
ネート前駆体と反応させることにより、又は米国特許3,
153,008に開示されるようなエステル交換方法により、
並びに当業者に知られた他の方法により製造できる。
【0020】適当なポリカーボネート樹脂も種々の市販
品から入手することが出来る。それらには、ゼネラル
エレクトリック カンパニーからのレキサン(Lexa
n)(登録商標)ポリカーボネート樹脂及びバイエル
コーポレイションからのマクロロン(Makrolo
n)(登録商標)ポリカーボネート樹脂として入手でき
るポリ(ビスフェノールAカーボネート)樹脂が含まれ
る。
【0021】本発明に従って、ポリカーボネートとアク
リレートゴム改質剤を含有している耐衝撃性改質組成物
は、ポリカーボネート成分とアクリレートゴムとを、ポ
リカーボネート対アクリレートゴムの重量比約5:1〜
約1:1の範囲で含む。
【0022】本発明の高衝撃強度ポリスルホン組成物
は、約70〜92重量%のポリスルホン、及び約30〜
約8重量%のポリカーボネートとアクリルゴムとの耐衝
撃性改質用組合せ剤を含んでいる。
【0023】本発明のポリスルホン組成物の3つの樹脂
成分の合計重量で述べると、この組成物は約70〜92
重量%のポリスルホン、約25〜約5重量%のポリカー
ボネート、及び約3〜約10重量%、好ましくは約3〜
約7重量%のアクリレートのコア・シェル型のゴムを含
んでいる。
【0024】本発明のポリスルホン組成物は更に、約6
0重量%までの種々の添加物を種々の化学的及び物理的
性質を改良又は修正するために含むようにコンパウンド
することができる。そのような添加物の例には難燃剤、
抗酸化剤、光安定剤、加工助剤、着色剤、充填剤、及び
強化剤が含まれる。強化剤として適当なものは、ガラス
繊維及び黒煙繊維を含む炭素繊維である。金属繊維、ア
ルミナ、及び珪酸アルミニムル繊維、酸化アルミニウム
繊維、ロックウール繊維なども特定の用途には有用であ
ることが解っている。代表的な充填物質には微粒状及び
粉末状の形の珪酸カルシウム、シリカ、粘土、滑石、雲
母、カーボンブラック、二酸化チタン、珪灰石(wollas
tonite)、ポリテトラフロロエチレン、グラファイト、
アルミナトリハイドレート、炭酸アルミニウムナトリウ
ム、重晶石(baryte)等が含まれる。そのような添加物
の適当な種類及び水準は加工技術及び生じる製品の最終
用途に依存し、当業者に決定されることができる。
【0025】本発明に従うポリスルホン組成物は樹脂コ
ンパウンド技術に於てよく知られ一般に使用されている
種々のコンパウンド及びブレンド方法の任意のものを使
用してコンパウンドすることが出来る。粉末、ペレッ
ト、又は他の適当な形態のポリスルホンと改質剤成分
は、望ましい均一なブレンドを得るために、例えばツイ
ンスクリュー押出し機等の高剪断ミキサーを使用して、
樹脂状の成分を溶融物にするのに効果的な温度で溶融コ
ンパウンド化されることが出来る。混合を促進するため
に溶融コンパウンド化に先立ってまず成分を粉末又はペ
レット等の固形で一緒にすることが出来る。残りの成分
と一緒にするのに先立って、微粒、繊維及び他の添加物
を1またはそれ以上の成分中に混入することが出来、又
は成分は、慣用のドライブレンド法を使用して粉末又は
ペレット形で物理的に混合されることが出来る。そして
次に押出しコンパウンド化されることが出来る。コンパ
ウンド化する押出し機中で樹脂を可塑性にし、そしてこ
の分野で一般的に実施されているような押出し機中のポ
ートを通じて添加物、微粒又は繊維を溶融組成物に対し
供給することが、本発明の組成物をコンパウンドするの
に有用であることがわかった。
【0026】発明された高衝撃強度ポリスルホン組成物
は、射出成形することが出来、又は二次加工技術で良く
知られ、広く実施されている種々の方法及びプロセスの
任意のもの、例えばシート、フィルム、チューブ又はプ
ロフィールの溶融押出しを使用して、フィルム、シート
又は他の形態を形成するために二次加工することが出来
る。組成物はまた複合材又はラミネート化構造の為のマ
トリックス材料又はバインダーとしても使用することが
出来、そしてガラス繊維又は炭素繊維等の1以上の強化
繊維5〜60重量%、並びに充填材、例えば、粘土、滑
石、鉱物充填剤などと更にコンパウンド化されたとき
に、極端な環境に於て使用することが意図される成形品
中に特に望ましいことがわかった。
【0027】発明された組成物は、広範囲の物理的形状
及び形態のものに応用される。それらにはフィルム、成
形品及び押出し品が含まれる。フィルムとして使用され
たとき、又は成形又は押出しされた製品として造られた
ときに、これらのブレンドは、それらから造られた充填
されラミネートされた製品を含めて、室温で良好な物理
的な性質と優れた化学的抵抗性を保持するのみならず、
長期間高温に於てそれらの強度及び良好な性能を保持す
る。本発明の高衝撃強度組成物から造られるフィルム及
び成形品は、自動車への用途に特に有用であり、そして
耐久品及び電機製品、熱い湿潤な環境に対する抵抗性が
特に重要である医学的及び鉛管用途、及び安全装置及び
プロテクターに特に有用である。
【0028】本発明は例示のためであって制限するため
ではない為に与えられる次の例示実施例及び比較例を考
慮することによってより良く理解されるであろう。実施
例中すべてのパーセントは、別途特定されないかぎり重
量%である。
【0029】
【実施例】実施例で用いられた樹脂成分は次のものを含
む: ポリスルホン: アモコ ポリマーズ インコーポ
レイテッドからユーデル(UDEL)ポリスルホン樹脂
として得られるビスフェノールA部分とジフェニルスル
ホン部分を含有するポリ(アリルエーテルスルホン) ポリカーボネート: ゼネラル エレクトリック カンパ
ニーからレキサン(Lexan)ビスフェノールAポリ
カーボネート樹脂として得られるポリ(ビスフェノール
Aカーボネート) ゴム: ローム アンド ハース コーポ
レイションからのパラロイド(Paraloid)EX
L−3361アクリレートグラフト共重合ゴム改質剤と
して得られるアクリレートのコア・シェル型ゴム
【0030】コンパウンド化は、所望の樹脂を添加物と
ドライブレンドし、そしてそのブレンドを25mmのベル
ストフ(Berstoff)のコローテーティング 部分インタ
ーメッシング ツインスクリュー押出し機に供給するこ
とによって達成した。コンパウンド化された重合体はス
トランドダイを通して水中に押出され、次にチョップさ
れてペレットを形成した。各ブレンド中の種々の成分並
びにそれらの量部は以下の表1に示される。また組成物
はのチバ ガイギーカンパニーからのイルガノックス1
010熱安定剤0.1重量%を含有した。
【0031】第1の帯域で299℃、第2の帯域で31
0℃、そして最終帯域で310℃のバレル温度で運転さ
れるアルバーグ(Arburg)射出成形機を使用することに
よって、一般的に、ブレンドを射出成形し、試験標本を
与えた。金型温度は121℃であった。機械的な性質は
別に示されない限り室温での性質であり、別途示されな
い限り、ASTMの出版物手順D−638(引張り性
質)、D−790(曲げ性質)及びD−256(ノッチ
付きアイゾッド衝撃強度)に従って測定された。加熱た
わみ性はASTM D−648によりアニーリングされ
ない試料で測定した。
【0032】比較目的の為にポリスルホン、ポリスルホ
ンにアクリレートゴム改質剤のみを組合せたもの、及び
ポリスルホンとポリカーボネートのみを組合せたものか
らなる3つの処方物、C−1〜C−4を製造し、成形
し、そして次の同じ手順に従って試験した。
【0033】実施例1〜4の本発明の衝撃改質組成物及
び比較組成物の機械的性質を表1にまとめた。 表1:耐衝撃性改質ポリスルホン組成物及び比較組成物の組成と機械的性質 実施例 1 2 3 4 C-1 C-2 C-3 C-4 組成1 ホ゜リスルホン 重量部 75 80 85 90 50 75 95 100ホ゜リカーホ゛ート 重量部 20 15 10 5 50 25 − − ゴム重量部 5 5 5 5 − − − −ホ゜リカーホ゛ネート /コ゛ム 4:1 3:1 2:1 1:1 − − − −重量比 機械的性質2 引張り強さ psi 8,500 8,600 8,800 9,000 9,500 10,400 9,300 10,200 引張弾性率 Kpsi 331 335 335 332 350 355 337 360 破断点伸び % 75 64 56 65 100 70 53 75 曲げ強さ psi 14,500 14,400 14,200 14,700 14,100 15,200 15,700 15,400 曲げ弾性率 Kpsi 360 343 349 347 381 390 369 390 ノッチ付アイゾ 17.3 17.5 17.3 18.1 1.6 1.5 3.5 1.3 ッド衝撃強さ* HDT ℃ 166 166 167 167 149 163 168 174 注1:詳細については本文を参照 注2:試験方法については本文を参照、引張り強さ=極限引張り強さ、伸びは破 断点伸び* 単位はフィート・ポンド/ノッチ(ft-lb/in notch);HDT=264psiた わみにおける加熱たわみ温度
【0034】上記の試験結果を考察することにより実施
例1〜4の衝撃改質ポリスルホン類はスーパータフポリ
スルホン組成物であることが明らかである。これらの組
成物の衝撃強度はポリスルホン単独のC−4よりもそし
てポリスルホンとアクリレート改質剤単独のC−3から
なる組成物よりも実質的に改良されている。更にポリス
ルホンとポリカーボネートの50/50及び80/20
のブレンドであるC−1及びC−2もスーパータフエン
ジニアリング樹脂の特徴としてこの分野でみなされる衝
撃性よりもずっと低い比較的低い衝撃強度を有すること
が解る。
【0035】全てのブレンドの実施例及び対照例(比較
組成物)についてのノッチ付きではないアイゾット衝撃
性も測定したが、その試験でいずれも破壊されなかっ
た。従って、ポリスルホンと衝撃改質剤のみを含有して
いるポリスルホンのノッチ感受性は、C−3及びC−4
についてのノッチ付きアイゾット衝撃性から明らかであ
る。同様にポリスルホンとポリカーボネートのブレンド
C−1及びC−2にも非常にノッチ感受性である。従っ
て、実施例1〜4のポリスルホン、ポリカーボネート及
び少量のアクリレートゴム改質剤の組合せによって示さ
れる高い耐衝撃性及び低いノッチ感受性は予想外のもの
である。
【0036】アクリレートゴムとポリカーボネート樹脂
の衝撃改質剤組合せは物は、スーパータフ性が要求され
る用途に於て広く使用されているポリカーボネート樹
脂、エンジニアリング熱可塑性樹脂の性質と匹敵する耐
衝撃性を有する高い耐衝撃性のポリスルホン組成物を提
供する。実施例1〜4の組成物についての性質データー
から他の重要な機械的及び熱的性質、特に引張り強さ、
曲げ弾性率及びHDTの減少が殆ど無い状態で、衝撃強
度の改良が得られることが明らかであろう。
【0037】従って、本発明は高い耐衝撃性のポリスル
ホン組成物及び衝撃改質ポリスルホン類のノッチ感受性
を減少する方法に関することが解る。本発明の高衝撃ス
ーパータフポリスルホンは約70〜92重量%のポリス
ルホン、及び、ポリカーボネート対アクリレートゴム重
量比約5:1〜約1:1の芳香族ポリカーボネートとア
クリレートゴムを含有する約8〜約30重量%の衝撃改
質組成物を含むであろう。また、本発明の組成物は約7
0〜約95重量%のポリスルホン、約5〜25重量%の
ポリカーボネート及び約3〜約10重量%のアクリレー
トゴムを含有するものとして記載され得る。
【0038】本発明は、約5:1〜約1:1の重量比の
芳香族ポリカーボネートとアクリレートゴムの組合せか
らなる、樹脂成分の合計に基づいて30重量%まで、好
ましくは約5〜約30重量%の衝撃改質剤とコンパウン
ド化することからなる、ノッチ付き耐衝撃性を改良し、
ポリスルホン樹脂のノッチ感受性を減少する方法として
特徴付けることも出来る。
【0039】本発明は本明細書に述べられた特定の具体
例によって記載され、説明されてきたが当業者は別のア
クリレートゴム改質剤、ポリカーボネート類及びポリス
ルホン類であって、本発明の開示の範囲内のものが利用
できること又は容易に得られ使用できることを認識する
であろう。更に別の修飾及び変更が樹脂処方及び複合材
二次加工技術に於ける当業者には明らかであり、そのよ
うな変更及び修飾は添付の特許請求の範囲に定義される
本発明の範囲内にあるものと理解されるであろう。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】約75〜約90重量%のポリスルホン、約
    20〜約5重量%の熱可塑性ポリカーボネート、及び約
    3〜約7重量%のアクリレートゴムを含んでいる組成
    物。
  2. 【請求項2】該ポリスルホンが構造式 【化1】 によってあらわされる単位を含んでいる請求項1に記載
    の組成物。
  3. 【請求項3】ポリカーボネートがポリ(ビスフェノール
    Aカーボネート)である請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】ポリカーボネート対アクリレートゴムの重
    量比が約5:1〜約1:1であるポリカーボネート及び
    アクリレートゴムと、ポリスルホンとのブレンドを形成
    し、そして該ブレンドを成形することからなるポリスル
    ホンのノッチ感受性を減少する方法。
  5. 【請求項5】ポリカーボネートがポリ(ビスフェノール
    Aカーボネート)である請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】該ポリカーボネートと該アクリレートゴム
    とを一緒にした重量が、樹脂成分の合計重量に基づいて
    該ブレンドの約25〜約10重量%をなす請求項4に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】改質剤である該アクリレートゴムが、約7
    5〜99.8重量%のC1〜C6アルキルアクリレート、
    0.1〜5重量%の架橋モノマー、及び約0.1〜5重量
    %のグラフト結合モノマーから重合された、第1のエラ
    ストマー相約25〜95重量%、及び第2の剛性熱可塑
    性相約75〜約5重量%を含んでいる請求項4に記載の
    方法。
  8. 【請求項8】約5:1〜約1:1の重量比でポリカーボ
    ネート及びアクリレートゴムを含有している耐衝撃性改
    質ポリスルホンに使用するための組成物。
  9. 【請求項9】該ポリカーボネートがポリ(ビスフェノー
    ルAカーボネート)である請求項8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】該アクリレートゴムが、約75〜約9
    9.8重量%のC1〜C6アルキルアクリレート、0.1〜
    5重量%の架橋モノマー、及び約0.1〜5重量%のグ
    ラフト結合モノマーから重合された第1のエラストマー
    相約25〜95重量%、及び第2の剛性熱可塑性相約7
    5〜約5重量%からなるアクリレートコア・シェル型ゴ
    ムである請求項8に記載の組成物。
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