JPH11295771A - 波長変換器 - Google Patents

波長変換器

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JPH11295771A
JPH11295771A JP10492998A JP10492998A JPH11295771A JP H11295771 A JPH11295771 A JP H11295771A JP 10492998 A JP10492998 A JP 10492998A JP 10492998 A JP10492998 A JP 10492998A JP H11295771 A JPH11295771 A JP H11295771A
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JP
Japan
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light intensity
intensity distribution
light
fundamental wave
boundary surface
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Application number
JP10492998A
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English (en)
Inventor
Yasuharu Koyada
康晴 小矢田
Shuhei Yamamoto
修平 山本
Yoshihito Hirano
嘉仁 平野
Izuru Naito
出 内藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非線形光学媒質にその光破壊しきい値以下の
光強度である矩形に近い光強度分布を有する基本波を入
射させて変換効率の高い波長変換器を得る。 【解決手段】 入射光を屈折して所望の光強度分布にす
る形状の第1の境界面21aと、出射光を屈折して所望
の波面にする形状の第2の境界面21bを誘電体素子2
1cに形成した光強度分布変換素子21によって、矩形
に近い光強度分布に変換させた基本波を非線形光学媒質
12に通過させるようにしたので、波長変換効率を向上
させることができる波長変換器が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、非線形光学媒質
中を伝搬する光の強度分布を任意の光強度以下で矩形に
近い形状にすることで、波長変換効率の向上を図った波
長変換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば、Springer Series in O
ptical Sciences Vol.1 “Solid-State Laser Engineer
ing 4th Edition” Waiter Koechner著(1995年ドイツS
pringer 社発行)598ページに示された従来の波長変
換器を示す構成図であり、非線形光学媒質に入射した基
本波の波長を半分にする第2高調波を発生するものであ
る。図8において、11はガウシアンビームの基本波を
出射するレーザ装置、12は非線形光学媒質として用い
たKTiOPO4 (以降KTPと呼ぶ)結晶である。
【0003】次に動作について説明する。レーザ装置1
1から出射したガウシアンビームの基本波は、KTP結
晶12に入射する。角周波数ωの基本波がKTP結晶1
2を通過すると、基本波の一部が角周波数2ωの第2高
調波に変換される。KTP結晶12から基本波及び波長
変換された第2高調波が出射される。
【0004】図9は、KTP結晶12における基本波光
強度に対する第2高調波への変換効率を示す特性図であ
る。また、基本波から第2高調波への変換効率ηは、式
(1)で与えられる。
【0005】
【数1】
【0006】ここで、Pω は入力する角周波数ωの基
本波のパワー、Pは基本波が非線形光学媒質を通過
することによって出力される角周波数2ωの第2高調波
のパワー、μ0 は真空の透磁率、ε0 は真空の誘電率、
dは非線形光学媒質固有の非線形光学係数、nは非線形
光学媒質の屈折率、Lは非線形光学媒質の媒質長、Aは
基本波のビーム断面積、△kは位相不整合量と呼ばれる
ものである。
【0007】これにより、変換効率ηは、非線形光学媒
質に入射する基本波の光強度Pω/Aに依存し、基本波
の光強度Pω /Aが大きいほど、非線形光学媒質にお
ける変換効率ηは高くなることが理解される。
【0008】ところが、第2高調波の光強度が大きすぎ
ると、KTP結晶12により第2高調波は吸収される。
KTP結晶12は、第2高調波の吸収が多くなると、グ
レートラックダメージと呼ばれる光破壊を生じてしま
う。すなわち、入射する基本波のピーク光強度はグレー
トラックダメージの生じない光破壊しきい値以下にしな
ければならないという問題点がある。
【0009】図10は、我々の測定によるKTP結晶1
2における第2高調波光強度に対する第2高調波の吸収
率を示すグラフ図である。この図が示すように、第2高
調波の光強度が大きくなるほど、吸収率は増大し、グレ
ートラックダメージの生じない第2高調波のピーク光強
度は約50MW/cm2 であることが分かる。
【0010】図11は、KTP結晶12に入射するガウ
シアンビーム及び矩形の光強度分布を有する基本波とそ
の第2高調波の光強度分布を示す模式図である。また、
ガウシアンビームの基本波の光強度分布I(r)は、式
(2)のように表される。
【0011】
【数2】
【0012】ここで、Ip は基本波のピーク光強度、ω
0 は基本波のビーム半径、rは基本波の半径方向の距離
である。さらに、ガウシアンビーム全体における変換効
率ηg は、基本波の光強度分布の積分値に対する第2高
調波の光強度分布の積分値の割合で、式(3)のように
表される。
【0013】
【数3】
【0014】ここで、η[I(r)]は式(1)で示し
た基本波の光強度分布における任意の光強度に対する変
換効率、φは基本波の中心の光軸まわりの角度である。
これにより、ガウシアンビームの基本波の光強度分布
は、中心軸からの距離が離れるほど光強度は小さいの
で、η[I(r)]に応じた第2高調波の光強度分布の
積分値は基本波の光強度分布の積分値に比べて小さくな
る。
【0015】一方、矩形の光強度分布はピーク光強度で
一定なので、矩形の光強度分布全体としての変換効率は
ピーク光強度における変換効率と等しくなる。これによ
り、ピーク光強度を光破壊しきい値である50MW/c
2 とすると、ガウシアンビーム全体としての変換効率
は矩形の光強度分布における変換効率よりも低くなると
いう問題点がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、非線形光
学媒質としてKTP結晶を用いた波長変換器において
は、基本波の光強度が大きすぎると、第2高調波が非線
形光学媒質に吸収されてグレートラックダメージを生じ
ることにより、非線形光学媒質に入射する基本波のピー
ク光強度を光破壊しきい値以下にしなければならないと
いう問題点がある。また、ガウシアンビームの基本波を
非線形光学媒質に直接通過させることにより、ピーク光
強度を光破壊しきい値とすると、ガウシアンビーム全体
としての基本波の変換効率は矩形の光強度分布における
変換効率よりも低くなるという問題点がある。
【0017】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、非線形光学媒質に入射する基本
波の光強度分布を変換して波長変換効率を向上させるこ
とができる波長変換器を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る波長変換
器は、少なくとも1つの非線形光学媒質を有し、入射し
た基本波の一部を基本波と異なる波長に変換する波長変
換器において、上記非線形光学媒質に入射する基本波の
光軸上に、上記非線形光学媒質に入射する基本波を矩形
に近い光強度分布を有する基本波に変換する光強度分布
変換素子を設置したことを特徴とするものである。
【0019】また、上記光強度分布変換素子として、任
意の光強度分布を有する入射光を屈折させて所望の光強
度分布とする第1の境界面と、任意の波面を有する入射
光を屈折させて所望の波面を出射する第2の境界面とを
形成した誘電体素子を用いることを特徴とするものであ
る。
【0020】さらに、上記非線形光学媒質として、KT
iOPO4 結晶を用いるとともに、上記光強度分布変換
素子は、出射光の光強度分布を最大強度50MW/cm
2 以下のスーパーガウシアン分布とすることを特徴とす
るものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による波
長変換器を示す構成図である。図1において、図8に示
す従来例と同一部分は同一符号を付してその説明は省略
する。新たな符号として、21は誘電体素子21cに第
1の境界面21a及び第2の境界面21bを形成した光
強度分布変換素子であり、非線形光学媒質としてのKT
P結晶12に入射する基本波の光軸上に設けられてい
る。
【0022】次に動作について説明する。ガウシアンビ
ームの基本波を光強度分布変換素子21の第1の境界面
21aに入射すると、ガウシアンビームの光強度分布が
第2の境界面21bから出射してスーパーガウシアン分
布の光強度分布となる方向に屈折される。この屈折光
は、誘電体素子21cを透過して、ガウシアンビームの
波面が第2の境界面21bから出射して平行な波面とな
る方向に屈折される。これにより、光強度分布変換素子
21へ入射したガウシアンビームの基本波は、光強度分
布変換素子21からスーパーガウシアン分布の光強度分
布で平行な波面を有する基本波として出射される。
【0023】図2は、上記光強度分布変換素子21の第
1の境界面21a及び第2の境界面21bで屈折される
光線とその光強度分布を示した模式図である。任意の光
強度分布及び波面を有するレーザ光の光線A及び光線B
は、それぞれ波面の法線方向に進行して、式(4)の屈
折の法則に従って第1の境界面21aで屈折される。 sinθ1=ndsinθ2 (4) ここで、θ1 は第1の境界面21aに入射した光線の入
射角、θ2 は第1の境界面21aで屈折した光線の出射
角、ndは誘電体素子21cの相対屈折率である。
【0024】同様にして、第1の境界面21aで屈折さ
れた光線は、誘電体素子21cを第1の境界面21aで
屈折された方向に透過して、式(5)の屈折の法則に従
って第2の境界面21bで屈折される。 ndsinθ3=sinθ4 (5) ここで、θ3 は第2の境界面21bに入射した光線の入
射角、θ4 は第2の境界面21bで屈折した光線の出射
角である。
【0025】図2において、第1の境界面21aに入射
する光線A及び光線Bの波束の微小面積dS1A及びdS
1Bは、式(1)の屈折の法則に従って光線の進行方向が
屈折されて、第2の境界面21bに入射した光線A及び
光線Bの波束の微小面積dS2A及びdS2Bに変化する。
同様に、波束の微小面積dS2A及びdS2Bは、式(2)
の屈折の法則に従って光線の進行方向が屈折されて、第
2の境界面21bから出射した光線A及び光線Bの微小
面積dS3A及びdS3Bに変化する。
【0026】第1の境界面21a及び第2の境界面21
bにおいて反射がないとすると、光線Aの波束の微小面
積dS1A、dS2A及びdS3AにおけるパワーPA は幾何
光学的に一定である。同様にして、光線Bの波束の微小
面積dS1B、dS2B及びdS3BにおけるパワーPB は一
定である。ここで、入射光の光強度分布は、第1の境界
面21aに入射する光線の光強度PA/dS1A及びPB
dS1B、出射光の光強度分布は、第2の境界面21bか
ら出射される光線の光強度PA/dS3A及びPB/dS3B
を連続的に与えることにより得られる。
【0027】これにより、出射光において所望の光強度
分布が得られるように光線を屈折させる第1の境界面2
1aの形状を、入射光における任意の光強度分布と出射
光における所望の光強度分布を与えて、第1の境界面2
1a及び第2の境界面21b上においてその光強度を満
たすように、式(4)と式(5)の屈折の法則に従って
一意的に形成することができる。
【0028】図3は、第1の境界面21a及び第2の境
界面21bで屈折される光線とその波面を示した模式図
である。式(6)のように波面から光強度分布変換素子
21を透過して進行した位置までの光線Aと光線Bの光
路長が一定であれば、光線Aと光線Bが第2の境界面2
1bから進行した位置は同一波面上となる。 L1A+nd2A+L3A=L1B+nd2B+L3B (6)
【0029】ここで、L1A及びL1Bは波面から第1の境
界面21aまで光線A及び光線Bが進む距離、L2A及び
2Bは第1の境界面21aから第2の境界面21bまで
光線A及び光線Bが誘電体素子21cを進む距離、L3A
及びL3Bは第2の境界面21bから平行な光線A及び光
線Bが進む距離である。
【0030】これにより、所望の光強度分布にする第1
の境界面21aの形状が形成されていると、出射光にお
いて所望の波面が得られるように光線を屈折させる第2
の境界面21bの形状を、入射光における任意の波面と
出射光における所望の波面を与えて、入射光及び出射光
において式(6)を満たすように、式(4)と式(5)
の屈折の法則に従って一意的に形成することができる。
【0031】図4は、この発明の実施の形態1における
光強度分布変換素子を示す模式図である。この光強度分
布変換素子21では、入射光をガウシアンビーム、出射
光を光強度分布がスーパーガウシアン分布で波面が平行
となるような第1の境界面21a及び第2の境界面21
bの形状を与えているが、任意の光強度分布及び波面の
入射光を所望の光強度分布及び波面の出射光に変換する
光強度分布変換素子が得られる。
【0032】図5は、この発明の実施の形態1における
光強度分布変換素子の第1の境界面及び第2の境界面の
形状を示す断面図である。また、図6は、この発明の実
施の形態における光強度分布変換素子からの出射光の光
強度分布を示す図である。実際に、誘電体素子21cの
相対屈折率をnd =1.45の合成石英ガラスとして、
図5に示す第1の境界面21a及び第2の境界面21b
の形状を形成した光強度分布変換素子21に、ビーム半
径1.4mmのガウシアンビームを入射すると、図6に
示す光強度分布の出射光が得られる。
【0033】この光強度分布変換素子21によって、入
射光をスーパーガウシアンの光強度分布のレーザ光にす
ると、エッジ部分がなだらかな光強度分布であるため、
伝搬されても回折の影響を受けないで矩形に近い光強度
分布でKTP結晶12に入射することができる。
【0034】図7は、KTP結晶12に入射するスーパ
ーガウシアン分布の光強度分布を有する基本波とその第
2高調波の光強度分布を示す模式図である。この光強度
分布変換素子21から出射した基本波は、KTP結晶1
2を透過して基本波の半分の波長である第2高調波に波
長変換される。矩形に近いスーパーガウシアン分布の光
強度分布はピーク光強度近くで一様なので、スーパーガ
ウシアン分布全体としての変換効率はピーク光強度にお
ける変換効率からの低下が小さくなる。
【0035】これにより、スーパーガウシアン分布の光
強度分布における変換効率はガウシアンビーム全体とし
ての変換効率よりも高く、変換効率の低下を防止するこ
とができる。また、スーパーガウシアン分布の光強度分
布のピーク光強度を光破壊しきい値である50MW/c
2 とすることにより、グレートラックダメージを生じ
ることなく変換効率を高くすることができる。なお、上
述した実施の形態では、光強度分布変換素子21への入
射光を軸対称なガウシアンビームとしているが、任意の
光強度分布の入射光においても同様に構成することが可
能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、光強
度分布変換素子によって矩形に近い光強度分布に変換さ
せた基本波を非線形光学媒質に通過させるようにしたの
で、基本波全体としての変換効率はピーク光強度におけ
る変換効率に近く、また、基本波のピーク光強度を光破
壊しきい値以下とすることにより、グレートラックダメ
ージを生じることなく変換効率を高くした波長変換器を
得られる効果がある。
【0037】また、上記光強度分布変換素子として、任
意の光強度分布を有する入射光を屈折させて所望の光強
度分布とする第1の境界面と、任意の波面を有する入射
光を屈折させて所望の波面を出射する第2の境界面とを
形成した誘電体素子を用いることにより、入射光を矩形
に近いスーパーガウシアン分布の光強度分布に変換して
非線形光学媒質に通過させることができる。
【0038】さらに、上記非線形光学媒質として、KT
iOPO4 結晶を用いるとともに、上記光強度分布変換
素子は、出射光の光強度分布を最大強度50MW/cm
2 以下のスーパーガウシアン分布とすることにより、基
本波の光強度分布を光破壊しきい値以下とすることがで
き、グレートラックダメージを生じることなく変換効率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による波長変換器を
示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における光強度分布
変換素子の第1の境界面及び第2の境界面で屈折される
光線とその光強度分布を示した模式図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における光強度分布
変換素子の第1の境界面及び第2の境界面で屈折される
光線とその波面を示した模式図である。
【図4】 この発明の実施の形態1における光強度分布
変換素子を示す模式図である。
【図5】 この発明の実施の形態1における光強度分布
変換素子の第1の境界面及び第2の境界面の形状を示す
断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態1における光強度分布
変換素子からの出射光の光強度分布を示す図である。
【図7】 KTP結晶に入射するスーパーガウシアン分
布の光強度分布を有する基本波とその第2高調波の光強
度分布を示す模式図である。
【図8】 従来の非線形光学媒質に入射した基本波の波
長を半分にする第2高調波発生の波長変換器を示す構成
図である。
【図9】 KTP結晶における基本波光強度に対する第
2高調波への変換効率を示す模式図である。
【図10】 我々の測定によるKTP結晶における第2
高調波光強度に対する第2高調波の吸収率を示すグラフ
図である。
【図11】 KTP結晶に入射するガウシアンビーム及
び矩形の光強度分布を有する基本波とその第2高調波の
光強度分布を示す模式図である。
【符号の説明】
11 レーザ装置、12 KTP結晶(非線形光学媒
質)、21 光強度分布変換素子、21a 第1の境界
面、21b 第2の境界面、21c 誘電体素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 出 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの非線形光学媒質を有
    し、入射した基本波の一部を基本波と異なる波長に変換
    する波長変換器において、上記非線形光学媒質に入射す
    る基本波の光軸上に、上記非線形光学媒質に入射する基
    本波を矩形に近い光強度分布を有する基本波に変換する
    光強度分布変換素子を設置したことを特徴とする波長変
    換器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の波長変換器において、上
    記光強度分布変換素子として、任意の光強度分布を有す
    る入射光を屈折させて所望の光強度分布とする第1の境
    界面と、任意の波面を有する入射光を屈折させて所望の
    波面を出射する第2の境界面とを形成した誘電体素子を
    用いることを特徴とする波長変換器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の波長変換器において、上
    記非線形光学媒質として、KTiOPO4 結晶を用いる
    とともに、上記光強度分布変換素子は、出射光の光強度
    分布を最大強度50MW/cm2 以下のスーパーガウシ
    アン分布とすることを特徴とする波長変換器。
JP10492998A 1998-04-15 1998-04-15 波長変換器 Pending JPH11295771A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010139604A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Aisin Seiki Co Ltd 電磁波発生・伝送装置
US8125703B2 (en) 2007-03-22 2012-02-28 Panasonic Corporation Wavelength converter and image display with wavelength converter

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