JPH112955A - 現像剤担持体及びこれを用いた現像装置 - Google Patents

現像剤担持体及びこれを用いた現像装置

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JPH112955A
JPH112955A JP15333897A JP15333897A JPH112955A JP H112955 A JPH112955 A JP H112955A JP 15333897 A JP15333897 A JP 15333897A JP 15333897 A JP15333897 A JP 15333897A JP H112955 A JPH112955 A JP H112955A
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Kenji Fujishima
健司 藤島
Masayoshi Shimamura
正良 嶋村
Kazunori Saiki
一紀 齊木
Yasuhide Goseki
康秀 後関
Satoshi Otake
智 大竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤担持体上の現像剤が安定且つ適正な電
荷を有し、均一でムラのない高品位の画像を、あらゆる
環境下で得ることの可能な現像剤担持体を提供すること
である。 【解決手段】 少なくとも現像剤担持体8と現像剤規制
部材21を有し、現像剤規制部材が現像剤担持体に現像
剤4を介して圧接し、現像剤層厚を規制する現像装置に
用いられる現像剤担持体において、該現像剤担持体8は
基体6及び該基体表面に被覆された導電性樹脂層7を有
し、該導電性樹脂層は、少なくとも結着樹脂及び個
数平均粒径が1〜30μmであり且つ、変動係数が4
0.0%以下の球状の樹脂粒子を含有することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
記録法、磁気記録法などに用いられる、現像剤により現
像を行う現像装置に適用される現像剤担持体及び現像装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては多数の方法が
知られているが、一般には光導電性物質を利用し、種々
の手段により静電潜像担持体(感光体)上に電気的潜像
を形成し、次いで該潜像をトナー(現像剤)で現像を行
なって可視像とし、必要に応じて紙などの転写材にトナ
ー像を転写した後、熱・圧力等により転写材上にトナー
画像を定着して複写物を得るものである。
【0003】近年、電子写真法を用いた機器は、従来の
複写機以外にプリンターやファクシミリ等多数になって
きている。特にプリンターやファクシミリでは、複写装
置部分を小さくする必要がある為、一成分系トナーを用
いた現像装置が使用されることが多い。
【0004】一成分現像方式は、二成分方式のようにガ
ラスビーズや鉄粉等のキャリア粒子が不要な為、現像装
置自体を小型化・軽量化出来る。さらには、二成分現像
方式は現像剤中のトナー濃度を一定に保つ必要がある
為、トナー濃度を検知し必要量のトナーを補給する装置
が必要である。よって、ここでも現像装置が大きく重く
なる。一成分現像方式では、このような装置は必要とな
らない為、やはり小さく軽く出来るため好ましい。
【0005】また、プリンター装置はLED、LBPプ
リンターが最近の市場の主流になっており、技術の方向
としてより高解像度即ち、従来、300、400dpi
であったものが600、800、1200dpiとなっ
て来ている。従って現像方式もこれにともなってより高
精細が要求されてきている。また、複写機においても高
機能化が進んでおり、そのためデジタル化の方向に進み
つつある。この方向は、静電荷像をレーザーで形成する
方法が主であるため、やはり高解像度の方向に進んでお
り、ここでもプリンターと同様に高解像・高精細の現像
方式が要求されてきており、特開平1−112253号
公報、特開平2−284158号公報などでは粒径の小
さいトナーが提案されている。このような小粒径あるい
は微粒径のトナーにおいては、表面積が従来に比べて著
しく増加するため、トナーの帯電量が非常に高くなりや
すい傾向がある。
【0006】また近年、省エネルギーの観点から、トナ
ーの低温定着化が進められている。このようなトナー
は、低分子量成分の多い結着樹脂やTgの低い結着樹脂
を用いたり、ワックス等の低融点の物質を多量に含有さ
せたりするため、熱や圧力に弱い傾向にあり、本体の昇
温等により融着などを発生しやすい。
【0007】このような状況の中で、コピー又はプリン
ト枚数の増加から、現像装置の耐久性の向上が求めら
れ、高精細な画像を長く維持することが求められてい
る。
【0008】上記方式の現像に用いられる現像剤担持体
としては、従来から例えば金属、その合金またはその化
合物を円筒状に成型し、その表面を電解、ブラスト、ヤ
スリ等で所定の表面粗度になるように処理したものが用
いられる。しかしこの場合、規制部材によって現像剤担
持体表面に形成される現像剤層中の現像剤担持体表面近
傍に存在する現像剤は非常に高い電荷を有することにな
り、担持体表面に鏡映力で強烈に引きつけられてしま
い、これにより上層のトナーと担持体との摩擦機会が持
てなくなるため、現像剤は好適な電荷を持てなくなる。
このような状況下では、十分な現像及び転写は行われ
ず、画像濃度ムラや文字飛び散り、反転カブリ等の多い
画像になってしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような高すぎる電
荷を有するトナーを減少させ、現像に好適な帯電量を持
たせる方法として、特開平3−36570号公報等に示
されるような、樹脂中にカーボン、グラファイトの如き
導電剤を分散した樹脂被膜を金属基体上に設け、トナー
を帯電させると同時に高い電荷のトナー発生やトナーの
鏡映力による強度な付着を防止させ、現像に好適な帯電
量を現像スリーブ上のトナーに持たせることを目的とす
る提案がなされている。
【0010】しかしながら、上記カーボンやグラファイ
トを含有する表面層を有する現像スリーブを、現像スリ
ーブを圧接するタイプの現像剤規制部材を有する現像装
置に用いた場合、上記カーボンブラックやグラファイト
によって形成されている表面凹凸はグラファイトの物性
上、摩耗により平滑化しやすい。このようにして平滑化
してしまった場合、現像剤担持体上の現像剤量が低下
し、現像剤の供給が不足したり、トナーの電荷が異常に
上昇するといった現象が起き、画像濃度の低下やムラ、
スジなどの不均一画像の原因となりやすく、低トナー容
量のカートリッジでは良好な画像は得られても、大容量
のカートリッジや補給タイプの現像装置では不十分であ
る。
【0011】これに対し、表面の凹凸をしっかりと形成
し、現像剤担持体上の現像剤量を安定させる技術とし
て、特開平5−6089号公報や特開平3−20098
6号公報などが挙げられる。
【0012】前者は、金属基体にサンドブラストにより
比較的大きめな凹凸を形成した後、カーボンブラックや
グラファイト等を含有する樹脂を形成する方法である
が、この方法では前記方法に比べると現像剤量は安定
し、前記方法よりは耐久性は向上するが表面凹凸が不均
一になりやすいためその凸部から削れが進みやすく、耐
久性としては不十分な場合がある。
【0013】後者は、樹脂層中に球状の樹脂粒子を添加
するものであり比較的均一な表面凹凸が形成され、添加
した球状粒子が突出して規制部材に当接するため、直
接、樹脂層に与える影響が少なく、上記方法に比べ摩耗
に関する劣化は少ない。
【0014】しかしながら、摩耗は全くないわけではな
い。また通常、一般の方法で作製される上記球状樹脂粒
子、例えば懸濁重合法、乳化重合法等により作製される
樹脂粒子は均一分布ではなく、分布を有する。
【0015】このことから、これらブロードな分布を有
する粒子を用いた場合、初期においては、殆ど影響は見
られないが、耐久が進むにつれて、被膜強度の弱いカー
ボンブラックやグラファイトの部分が摩耗により脱落
し、さらに樹脂粒子自体は抵抗が高いため、結果として
被覆層が高抵抗化し、このような状況になった場合は、
トナーの過帯電により画像濃度低下やブロッチ、スジな
どの画像ムラが出やすくなる。
【0016】本発明は、このような点に鑑みて、改良を
施したものである。
【0017】本発明の目的は、現像剤担持体上の現像剤
が安定且つ適正な電荷を有し、均一でムラのない高品位
の画像を得ることの可能な現像剤担持体を提供すること
である。
【0018】本発明の他の目的は、常温常湿はもとより
低温低湿、高温高湿でも、濃度低下、スリーブゴースト
等の発生がない高品位の画像を得ることができる現像剤
担持体を提供することにある。
【0019】本発明の目的は、繰り返しの画出しにおい
ても画像が劣化せず、ブロッチ、スジ、融着などの発生
しない現像剤担持体を提供することにある。
【0020】本発明の他の目的は、上記の現像剤担持体
を用いることにより構成された、安定して高品位の画像
を得ることができる現像装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも現
像剤担持体と現像剤規制部材を有し、現像剤規制部材が
現像剤担持体に現像剤を介して圧接し、現像剤層厚を規
制する現像装置に用いられる現像剤担持体において、該
現像剤担持体は基体及び該基体表面に被覆された導電性
樹脂層を有し、該導電性樹脂層は、少なくとも結着樹
脂及び個数平均粒径が1〜30μmであり且つ、変動
係数が40.0%以下の球状の樹脂粒子を含有すること
を特徴とする現像剤担持体に関する。
【0022】さらに、本発明は、現像容器内に収容した
一成分現像剤を現像剤担持体上に担持し、現像剤規制部
材が現像剤担持体に現像剤を介して圧接し、前記現像剤
層厚を規制する現像剤層厚規制部材を有し、該現像剤担
持体上に該現像剤層規制部材により前記現像剤の薄膜を
形成しながら、現像剤担持体により現像剤を潜像担持体
と対向した現像部へと搬送し、潜像担持体上に形成され
た潜像を現像する現像装置において、上記構成の現像剤
担持体を有することを特徴とする現像装置に関する。
【0023】さらに上記球状粒子が単分散あるいは略単
分散であることが好ましい。また、導電性樹脂層中に
は、固体潤滑剤を含有することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】まず、本発明の現像剤担持体につ
いて説明する。
【0025】本発明の樹脂層に用いられる結着樹脂とし
ては、一般に公知の樹脂が使用可能である。例えば、ス
チレン系樹脂、ビニル系樹脂、ポリエーテルスルホン樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンオキサイド
樹脂、ポリアミド樹脂、フッ素樹脂、繊維素系樹脂、ア
クリル系樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アル
キッド樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ポリウレ
タン樹脂、尿素樹脂、シリコーン樹脂及びポリイミド樹
脂等の熱可塑性樹脂または光硬化性樹脂等を使用するこ
とができる。中でも、シリコーン樹脂及びフッ素樹脂の
様な離型性のあるもの、或いはポリエーテルスルホン、
ポリカーボネート、ポリフェニレンオキサイド、ポリア
ミド、フェノール、ポリエステル、ポリウレタン、スチ
レン系樹脂及びアクリル系樹脂の様な機械的に優れたも
のがより好ましい。
【0026】本発明の樹脂層に添加し、樹脂層に導電性
を付与する材料としては、一般に公知の導電性微粉末が
挙げられる。例えば、銅、ニッケル、銀、アルミニウム
等の金属あるいは合金の粉体、酸化アンチモン、酸化イ
ンジウム、酸化スズ、酸化チタン等の金属酸化物、カー
ボンファイバー、カーボンブラック、グラファイト等の
炭素系導電剤等が挙げられる。導電性微粉末の添加量
は、その現像システムにより異なるが、例えば、ジャン
ピング現像法において、一成分絶縁性現像剤を用いる場
合には、樹脂層が、好ましくは103Ω・cm以下にな
るように添加することが好ましい。カーボンブラック、
とりわけ導電性のアモルファスカーボンは特に電気伝導
性に優れ、他に比べ、少ない量の添加で導電性を付与す
ることができ、添加量のコントロールによりある程度任
意の抵抗値を得ることができるので、好適に用いられ
る。
【0027】本発明に用いられる球状の樹脂粒子の成分
としては、公知の樹脂より選択が可能である。例えば球
状の樹脂粒子は、粉砕法により得られる樹脂粒子を加熱
処理などにより球形化したもの、懸濁重合法,乳化重合
法,分散重合法等による球状の樹脂粒子などを用いるこ
とができる。このような球状の樹脂粒子としては、ポリ
アクリレート,ポリメタクリレート等のアクリル系樹脂
粒子、ナイロン等のポリアミド系樹脂粒子、ポリエチレ
ン,ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、シリコ
ーン系樹脂粒子、フェノール系樹脂粒子、ポリウレタン
系樹脂粒子、スチレン系樹脂粒子、ベンゾグアナミン粒
子等々が挙げられる。
【0028】球状粒子の粒度分布を狭くし、変動係数を
規定値以下に押えるために、球状粒子を公知の方法によ
り分級して用いても良い。
【0029】本発明における変動係数は、40%以下が
好ましく、より好ましくは30%以下である。変動係数
は以下の式で表されるものである。
【0030】Aw=Sw/D4 (Aw;重量変動係数、Sw;重量分布の標準偏差、D
4;重量平均粒径) 分級機としてはエルボジェット、MSセパレーター、D
Sセパレーター等の風力分級機、振動篩い、ブロアーシ
フター等の篩い分け機、湿式サイクロン、遠沈等の湿式
分級法等が挙げられるが、これに限定されるものではな
い。
【0031】本発明における球状の樹脂粒子の平均粒径
の測定には、コールター社製:マルチサイザーII型に
100μmアパーチャー(3.0μm以下の粒子は50
μmアパーチャー)を取り付けて測定を行った。
【0032】これら球状の粒子を用いることにより、よ
り少ない添加量で好適な表面粗さが得られ、さらに均一
な表面形状が得られやすい(図3参照)。添加量は樹脂
層の結着樹脂100重量部当り2〜100重量部程度が
好ましい。2重量部未満では球状の粒子の添加した効果
が小さく、また100重量部を超えると樹脂層が脆くな
り、球状の粒子の脱落などが発生し好ましくない。
【0033】このようにして粒子を添加した樹脂層の表
面粗さは、JIS B0601の表記法における中心線
平均粗さ(Ra)で0.3μm〜5.0μmの範囲にあ
ることが好ましい。更に0.4μm〜3.5μmの範囲
にあることがより好ましい。0.3μm未満では、現像
剤担持体上の現像剤層の厚みが小さすぎ、潜像担持体上
のベタ画像を現像するためには現像剤量の供給が少なす
ぎたり、トナーの過帯電の原因となりやすい。5.0μ
mを超えると、現像剤層の厚みが大きくなり過ぎて現像
剤の帯電が低下したり、不均一になりやすい。
【0034】本発明における表面粗さの測定は、小坂研
究所製表面粗度計SE−3300Hを用い、測定条件と
しては、カットオフ0.8mm、規定距離8.0mm、
送り速度0.1mm/sec.にて12箇所の測定値の
平均をとった。
【0035】本発明の樹脂層中には潤滑性粉末を含有さ
せることも好ましい。このような潤滑性粉末の例として
は、二硫化モリブデン、窒化硼素、雲母、グラファイ
ト、フッ化グラファイト、銀−セレン化ニオブ、塩化カ
ルシウム−グラファイト、滑石、テフロン、PVDF等
のフッ素化重合体、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マ
グネシウム、ステアリン酸アルミニウム、パルミチン酸
亜鉛等の脂肪酸金属塩等が挙げられる。なかでもグラフ
ァイトは潤滑性とともに導電性も有することから好まし
く用いられる。
【0036】現像剤担持体の基体としては円筒管が好適
に用いられる。このような円筒管はアルミニウム、ステ
ンレス鋼、真鍮等の非磁性の金属または合金を円筒状に
形成し研磨、研削等をしたものが好適に用いられる。こ
れらの金属円筒管は画像の均一性を良くするために、高
精度に成型あるいは加工されて用いられる。例えば長手
方向の真直度は30μm以下もしくは20μm以下が好
ましく、スリーブと感光ドラムとの間隙の振れ、例え
ば、垂直面に対し均一なスペーサーを介して突き当て、
スリーブを回転させた場合の垂直面との間隙の振れも3
0μm以下、もしくは20μm以下であることが好まし
い。
【0037】本発明の樹脂層を得る方法としては、例え
ば、各成分を溶剤中に分散混合して塗料化し、前記基体
上に塗工することにより得ることが可能である。各成分
の分散混合には、サンドミル、ペイントシェーカー、ダ
イノミル、パールミル等のビーズを利用した公知の分散
装置が好適に利用可能である。また塗工方法としては、
ディッピング法、スプレー法、ロールコート法等、公知
の方法が適用可能である。
【0038】次に本発明の現像剤担持体が組み込まれる
現像装置について説明例示する。
【0039】図1において、公知のプロセスにより形成
された静電潜像を担持する像担持体、例えば電子写真感
光ドラム1は、矢印B方向に回転される。現像ローラ1
1における現像剤担持体としての現像スリーブ8は、ホ
ッパー3から供給された一成分磁性現像剤としての磁性
トナー4を担持して、矢印A方法に回転することによ
り、現像スリーブ8と感光ドラム1とが対向した現像部
Dに磁性トナー4を搬送する。現像スリーブ8内には、
磁性トナー4を現像スリーブ8上に磁気的に吸引保持す
るために、磁石5が配置されている。現像スリーブ8は
金属円筒体6上に被覆された樹脂層7を有する。9は現
像スリーブと磁石が非接触状態にあることを示す間隙で
ある。磁性トナー4は現像スリーブ8上の樹脂層7との
摩擦により、感光ドラム1上の静電潜像を現像可能な摩
擦帯電電荷を得る。
【0040】現像部Dに搬送される磁性トナー4の層厚
を規制するために、弾性部材からなる規制ブレード21
が、現像スリーブの表面にトナーを介して、その腹部が
圧接されるようにホッパーに固定されている。
【0041】現像スリーブ8上に形成される磁性トナー
4の薄層の厚みは、現像部Dにおける現像スリーブ8と
感光ドラム1との間の最小間隙よりも更に薄いものであ
ることが好ましい。このようなトナー薄層により静電潜
像を現像する方式の現像装置、即ち非接触型現像装置
に、本発明は特に有効である。しかし、現像部において
トナー層の厚みが現像スリーブ8と感光ドラム1との間
の最小間隙D以上の厚みである現像装置、即ち接触型現
像装置にも、本発明は適用することができる。
【0042】説明の煩雑を避けるため、以下の説明で
は、非接触型現像装置を例に採って行う。
【0043】上記現像スリーブ8には、これに担持され
た一成分磁性現像剤である磁性トナー4を飛翔させるた
めに、電源10により現像バイアス電圧が印加される。
この現像バイアス電圧として直流電圧を使用するとき
は、静電潜像の画像部(磁性トナー4が付着して可視化
される領域)の電位と背景部の電位との間の値の電圧
が、現像スリーブ8に印加されることが好ましい。一
方、現像画像の濃度を高め或は階調性を向上するため
に、現像スリーブ8に交番バイアス電圧を印加して、現
像部Dに向きが交互に反転する振動電界を形成してもよ
い。この場合、上記画像部の電位と背景部の電位の間の
値を有する直流電圧成分が重畳された交番バイアス電圧
を現像スリーブ8に印加することが好ましい。
【0044】また、高電位部と低電位部を有する静電潜
像の高電位部にトナーを付着させて可視化する所謂正規
現像では、静電潜像の極性と逆極性に帯電するトナーを
使用し、一方、静電潜像の低電位部にトナーを付着させ
て可視化する所謂反転現像では、トナーは静電潜像の極
性と同極性に帯電するトナーを使用する。尚、高電位と
低電位というのは、絶対値による表現である。いずれに
しても、磁性トナー4は現像スリーブ8との摩擦により
静電潜像を現像するための極性を帯電する。
【0045】図2は本発明の現像装置の他の実施例を示
す構成図である。
【0046】現像スリーブ8上の磁性トナー4の層厚を
規制する部材として、ウレタンゴム,シリコーンゴム等
のゴム弾性を有する材料、或はリン青銅,ステンレス鋼
等の金属弾性を有する材料などの弾性板が使用される。
この弾性板20を現像スリーブ8の回転方法と順方向の
向きで圧接させており、図1においては弾性板21を現
像スリーブ8の回転方向と逆向きで圧接させているのが
特徴である。図2の現像装置のその他の基本的構成は図
1に示した現像装置と同じで、同符号のものは、基本的
には同様の部材であることを示す。図1及び図2はあく
までも模式的な例であり、容器の形状、撹拌部材の有
無、磁極の配置等に様々な形態があることは言うまでも
ない。
【0047】次に、本発明に用いられる現像剤(トナ
ー)について説明する。
【0048】トナーは主として樹脂、離型剤、荷電制御
剤、着色剤等を溶融混練し、固化した後粉砕し、しかる
後分級などをして粒度分布をそろえた微粉体である。
【0049】トナーに用いられる結着樹脂としては、一
般に公知の樹脂が使用可能である。例えば、スチレン、
α−メチルスチレン、p−クロルスチレンなどのスチレ
ン及びその置換体の単重合体;スチレン−プロピレン共
重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン
−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブ
チル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合
体、スチレン−ジメチルアミノエチル共重合体、スチレ
ン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリ
ル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル共
重合体、スチレン−メタクリル酸ジメチルアミノエチル
共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、
スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブ
タジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、ス
チレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エ
ステル共重合体などのスチレン系共重合体;ポリメチル
メタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ酢酸
ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルブ
チラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、
テンペル樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化
水素樹脂、芳香族系石油樹脂、パラフィンワックス、カ
ルナバワックスなどが単独或は混合して使用できる。
【0050】また、トナー中には着色剤として顔料を含
有することができる。例えば、カーボンブラック、ニグ
ロシン染料、ランプ黒、スーダンブラックSM、ファー
スト・イエローG、ベンジジン・イエロー、ピグメント
・イエロー、インドファースト・オレンジ、イルガジン
・レッド、パラニトロアニリン・レッド、トルイジン・
レッド、カーミンFB、パーマネント・ボルドーFR
R、ピグメント・オレンジR、リソール・レッド2G、
レーキ・レッドC、ローダミンFB、ローダミンBレー
キ、メチル・バイオレッドBレーキ、フタロシアニン・
ブルー、ピグメント・ブルー、ブリリアント・グリーン
B、フタロシアニン・グリーン、オイルイエローGG、
ザボン・ファーストイエローCGG、カヤセットY96
3、カヤセットYG、ザボン・ファーストオレンジR
R、オイル・スカーレット、オラゾール・ブラウンB、
ザボン・ファーストスカーレットCG、オイルピンクO
P等が適用できる。
【0051】トナーを磁性トナーとして用いるために
は、トナーの中に磁性粉を含有させる。このような磁性
粉としては、磁場の中におかれて磁化される物質が用い
られ、鉄,コバルト,ニッケル等の強磁性金属の粉末、
又はマグネタイト、ヘマタイト、フェライト等の合金や
化合物がある。この磁性粉の含有量はトナー重量に対し
て15〜70重量%が良い。
【0052】トナー中には各種離型剤を用いることもあ
り、そのような離型剤としては、ポリフッ化エチレン、
フッ素樹脂、フッ化炭素油、シリコーンオイル、低分子
量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、各種ワック
ス類等が挙げられる。更には、必要に応じて、正或いは
負に帯電させ易くするための荷電制御剤を添加する場合
もある。
【0053】
【実施例】以下、具体的実施例により本発明について、
より詳しく説明する。
【0054】<実施例1>懸濁重合により作製された変
動係数46.2%、個数平均粒径D1=10.0μm、
6.35μm以下の粒子が35.9個数%、16μm以
上の粒子が3.7個数%の架橋PMMA粒子を用いた。
これをコアンダ効果を用いた多分割分級機にて厳密に分
級し、個数平均粒径D1=10.0μm、変動係数2
9.2%の分布を得た。このPMMA粒子は球状の形態
をとっていた。
【0055】次に下記に示す配合比にて塗料の作製を行
なった。 フェノール樹脂中間体 100重量部 上記PMMA粒子 12重量部 平均粒径2μmの結晶性グラファイト 30重量部 導電性カーボンブラック 5重量部 メタノール 60重量部 イソプロピルアルコール 230重量部
【0056】上記原料をガラスビーズを用いてサンドミ
ルにて分散した。フェノール樹脂中間体のメタノール溶
液をイソプロピルアルコールで希釈した後、カーボンブ
ラックを添加しサンドミルで分散する。さらに上記PM
MAを添加して分散を行なう。分散終了後、ガラスビー
ズと分離して、室温にて粘度を測定したところ、42.
5mPa・sであった。
【0057】この塗料を用いてスリーブの塗工を行なっ
た。外径16mmφのアルミニウム製円筒管を立てて回
転させ、スプレーガンを一定の速度で下降させながら塗
布することにより膜厚の均一な塗布スリーブを得た。こ
れを乾燥炉にて140℃で30分間乾燥硬化させ、スリ
ーブサンプルとした。乾燥後の塗料の付着量は1000
0mg/m2であった。表面粗さを測定したところ、R
aの表記で平均で1.75μmであった。体積抵抗値は
三菱油化製:ローレスターAPに4端子プローブを取付
けて測定した。
【0058】一方、トナーは下記のようにして調製し
た。 スチレン−ブチルアクリレート− マレイン酸nブチルハーフエステルの共重合体 100重量部 マグネタイト 85重量部 荷電制御剤 4重量部 低分子量ポリプロピレン 6重量部
【0059】これらの材料をヘンシェルミキサーを用い
て混合した後、二軸式のエクストルーダーを用いて混練
を行い、冷却後ハンマーミルで粉砕した後、ジェットミ
ルで粉砕して微粉砕物を得た。これをエルボージェット
分級機にて分級し、重量平均粒径D4=6.28μm、
4.0μm以下の粒子の個数%が18.3%、10.1
μm以上の粒子の重量%が1.0%の分級品を得た。こ
の分級品100重量部に疎水コロイダルシリカ1.2重
量部を外添混合し、トナーとした。
【0060】次に、上記スリーブとトナーを用い、キヤ
ノン社製のLBP−1260を用いて、以下の評価方法
による画出し評価を行なった。LBP−1260用のE
P−Eカートリッジにこのスリーブを装着可能に加工し
取付けた。トナーが100g消費するごとに100g補
充し、合計6万枚までの耐久試験を行なった。
【0061】画出し評価は、15℃/10%RH、23
℃/55%RH、30℃/80%RHの3環境にて行な
った。耐久6万枚で十分な画像濃度が保持されていた。
ゴースト、カブリ等についても問題は発生しなかった。
またコート層の下地のアルミ円筒管表面の露出はなかっ
た。23℃/55%RH環境下の、このスリーブの耐久
後の表面粗さを測定したところ、Ra=1.53μmで
ありあまり変化はなかった。評価結果を表2にまとめ
る。
【0062】[評価方法] (1)ベタ黒画像濃度変化 ベタ黒印字した際のページ内のポイント10箇所につい
て、反射濃度計RD918(マクベス製)により反射濃
度測定を行い、10点の平均をとって画像濃度とした。
【0063】(2)ゴースト ベタ白とベタ黒部が隣り合う画像を画像先端部(スリー
ブ回転1周目)で現像し、2周目以下のハーフトーン上
に現れるベタ白跡とベタ黒跡の濃度差を主として目視で
比較し、画像濃度測定を参考にした。評価結果を下記の
指標で表示した。 ◎:濃淡差が全く見られない。 ○:見る角度によってわずかな濃淡差が確認できる程
度。 ○△:目視では濃淡差が確認できるが、画像濃度差は
0.01以内である。 △○:エッジがはっきりしない程度の濃淡差が確認でき
るが実用上OKレベル。 △:濃淡がややはっきりし、実用レベル下限。 △×:濃淡差がはっきり確認でき、画像濃度差として確
認できる。実用レベルに劣る。 ×:濃淡差がかなり大きく反射濃度計での濃度差が0.
05以上ある。
【0064】(3)カブリ 適性画像におけるベタ白画像の反射率を測定し、更に未
使用の転写紙の反射率を測定し、(ベタ白画像の反射率
の最悪−未使用転写紙の反射率の最高値)をカブリ濃度
とし、評価結果を下記の指標で示した(ただし反射率の
測定はランダムに10回の測定を行った。)。反射率は
TC−6DS(東京電色製)で測定した。 ◎:1.0以下 ○:1.0〜1.5 ○△:1.5〜2.3 △○:2.3〜3.0 △:3.0〜4.0(4.0は実用レベル下限) △×:4.0〜5.0 ×:5.0以上
【0065】ただし、以上の数値を目視で判断した場
合、1.5以下では目視ではほとんどかわらず、2〜3
程度はよく見ると確認できるレベル、4.0を超えると
一見してカブリが確認できる。
【0066】(4)ムラ ベタ黒、ハーフトーン、ライン画像など各種画像を確認
し、現像スリーブ上の波状ムラ、ブロッチ(斑点状ム
ラ)等、スリーブ上での現像剤のコート不良に起因する
画像ムラ(波状、ブロッチ状等)を参考にし、評価基準
結果を下記の指標で示した。 ◎:全く現れない。 ○:数枚〜十数枚に1枚程度画像を透かしてみると確認
できる。 △:ハーフトーン画像又はベタ黒画像の1枚目のスリー
ブ1周目に波状あるいは斑点状のムラが確認される。写
真画像等で問題なし。 △×:ベタ黒画像で1枚〜数枚ムラ画像が出現する。実
用上不可。 ×:ベタ白上にもムラが出現する。
【0067】<実施例2>実施例1で用いた懸濁重合に
より作製された架橋PMMA粒子を、コアンダ効果を用
いた多分割分級機にて厳密に分級して、この時の変動係
数を21.2%にして用いた。この粒子を用いる他は実
施例1と同一の配合比にて塗料を作製し、実施例1と同
様にサンドミルにて分散した。室温で55.0mPa・
sの塗料を得た。この塗料を用いて実施例1と同様にし
て、外径16mmφのアルミニウム円筒管に付着重量9
500mg/m2に塗工した。表面粗さは平均でRa=
1.93μmであり、前記OHPシートによる体積抵抗
は0.95Ωcmであった。実施例1のトナーを用い、
同様に耐久テストを行なった。
【0068】この時の耐久時の5■濃度は耐久を通じて
良好な画像が得られた。評価結果を表2にまとめる。
【0069】<比較例1>上記実施例1において、分級
処理を行なっていない架橋PMMA粒子を用いる他は同
一の配合比にて塗料を作製した。塗料粘度は52.5m
Pa・sと実施例1とほとんど変わらなかった。この塗
料を用いて実施例1と同様の方法にて、外径16mmφ
のアルミニウム円筒管に付着重量9500mg/m2
塗工した。バインダー硬化後の表面粗さは、Ra=1.
83μmであり、体積抵抗は0.76Ωcmと、実施例
1とほとんど等しかった。
【0070】実施例1と同様の画像評価を行なったとこ
ろ、耐久前半においては実施例1とほとんど同じレベル
の画像が得られていたが、2万5千枚を過ぎるあたりか
ら途中から濃度レベルが低下し、スリーブゴーストのレ
ベルも低下していった。スリーブ表面を観察すると、表
面が削られることによりやや表面粗さが低下し、添加粒
子の微粉の露出が多く見られた(図4参照)。
【0071】<実施例3>実施例1で用いた懸濁重合に
より作製された架橋PMMA粒子を、コアンダ効果を用
いた多分割分級機にて厳密に分級して、この時の変動係
数13.0%にして用いた。このPMMA粒子は球状の
形態をとっていた。
【0072】次に下記に示す配合比にて塗料の作製を行
なった。 フェノール樹脂中間体 100重量部 上記PMMA粒子 10重量部 平均粒径2μmの結晶性グラファイト 30重量部 導電性カーボンブラック 5重量部 メタノール 60重量部 イソプロピルアルコール 230重量部
【0073】上記原料を実施例1と同様にサンドミルに
て分散した。室温で55.0mPa・sの塗料を得た。
この塗料を用いて実施例1と同様にして、外径16mm
φのアルミニウム円筒管に付着重量9500mg/m2
に塗工した。表面粗さは平均でRa=1.80μmであ
り、前記OHPシートによる体積抵抗は0.66Ωcm
であった。実施例1のトナーを用い、同様に耐久テスト
を行なった。
【0074】結果を表2に示す。良好な結果が得られ
た。
【0075】<実施例4>実施例1で用いた懸濁重合に
より作製された架橋PMMA粒子をコアンダ効果を用い
た多分割分級機にて厳密に分級して、この時の変動係数
35%にして用いた。このPMMA粒子は球状の形態を
とっていた。
【0076】次に下記に示す配合比にて塗料の作製を行
なった。 フェノール樹脂中間体 100重量部 上記PMMA粒子 12重量部 平均粒径2μmの結晶性グラファイト 30重量部 導電性カーボンブラック 5重量部 メタノール 60重量部 イソプロピルアルコール 230重量部
【0077】上記原料を実施例1と同様にサンドミルに
て分散した。室温で55.0mPa・sの塗料を得た。
この塗料を用いて実施例1と同様にして、外径16mm
φのアルミニウム円筒管に付着重量9500mg/m2
に塗工した。表面粗さは平均でRa=1.93μmであ
り、前記OHPシートによる体積抵抗は0.95Ωcm
であった。実施例1のトナーを用い、同様に耐久テスト
を行なった。
【0078】この時の耐久時の5■濃度は耐久を通じて
良好な画像が得られた。評価結果を表2にまとめる。
【0079】<比較例2>上記実施例1において、架橋
PMMA粒子を添加しない他は同一の配合比にて塗料を
作製した。塗料粘度は52.5mPa・sと実施例1と
ほとんど変わらなかった。この塗料を用いて実施例1と
同様の方法にて、外径16mmφのアルミニウム円筒管
に付着重量9500mg/m2に塗工した。バインダー
硬化後の表面粗さは、Ra=0.6μmであり、体積抵
抗は0.76Ωcmと、実施例1とほとんど等しかっ
た。
【0080】実施例1と同様の画像評価を行なったとこ
ろ、耐久前半においては実施例1とほとんど同じレベル
の画像が得られていたが、2万5千枚を過ぎるあたりか
ら途中から濃度レベルが低下し、スリーブゴーストのレ
ベルも低下していった。スリーブ表面を観察すると、表
面が削られることによりやや表面粗さが低下し、添加粒
子の微粉の露出が多く見られた。
【0081】<実施例5>懸濁重合により作製された変
動係数0.24%、個数平均粒径D1=10.0μm、
5.04μm以下の粒子が0個数%、12.7μm以上
の粒子が0個数%の単分散の架橋PMMA粒子を用い
た。このPMMA粒子は懸濁により作製され球状の形態
をとっていた。
【0082】次に下記に示す配合比にて塗料の作製を行
なった。 フェノール樹脂中間体 100重量部 上記PMMA粒子 10重量部 平均粒径2μmの結晶性グラファイト 30重量部 導電性カーボンブラック 5重量部 メタノール 60重量部 イソプロピルアルコール 230重量部
【0083】上記原料をサンドミルにて分散し、室温で
52.5mPa・sの塗料を得た。この塗料を用いて、
実施例1と同様の塗工を行なった。付着重量9500m
g/m2に塗工した。表面粗さは平均でRa=2.18
μmであり、体積抵抗は15.2Ωcmであった。これ
を実施例1と同様な耐久画像評価を行なった。結果は表
2に示すように良好であった。
【0084】<実施例6>懸濁重合により作製された変
動係数58.5%、個数平均粒径D1=5.0μm、
6.35μm以下の粒子が80.0個数%、16μm以
上の粒子が0.1個数%の架橋PMMA粒子を用いた。
これをコアンダ効果を用いた多分割分級機にて厳密に分
級し、個数平均粒径D1=5.0μm、変動係数30.
7%のPMMA粒子を得た。このPMMA粒子は球状の
形態をとっていた。
【0085】次に下記に示す配合比にて塗料の作製を行
なった。 フェノール樹脂中間体 100重量部 上記PMMA粒子 24重量部 平均粒径2μmの結晶性グラファイト 30重量部 導電性カーボンブラック 7重量部 メタノール 60重量部 イソプロピルアルコール 230重量部
【0086】上記原料を実施例1と同様にサンドミルに
て分散した。室温で55.0mPa・sの塗料を得た。
この塗料を用いて実施例1と同様にして、外径16mm
φのアルミニウム円筒管に付着重量9500mg/m2
に塗工した。表面粗さは平均でRa=1.80μmであ
り、前記OHPシートによる体積抵抗は0.66Ωcm
であった。実施例1のトナーを用い、同様に耐久テスト
を行なった。
【0087】結果を表3に示す。良好な結果が得られ
た。
【0088】<実施例7>実施例6で用いた懸濁重合に
より作製された架橋PMMA粒子を、コアンダ効果を用
いた多分割分級機にて厳密に分級し、変動係数21.5
%にして用いた。前述の粒子を用いる他は実施例6と同
一の配合比にて塗料を作製し、実施例1と同様にサンド
ミルにて分散した。室温で55.0mPa・sの塗料を
得た。この塗料を用いて実施例1と同様にして、外径1
6mmφのアルミニウム円筒管に付着重量9500mg
/m2に塗工した。表面粗さは平均でRa=1.81μ
mであり、前記OHPシートによる体積抵抗は0.78
Ωcmであった。実施例1のトナーを用い、同様に耐久
テストを行なった。
【0089】この時の耐久時の5■濃度は耐久を通じて
良好な画像が得られた。ゴースト及び画像濃度推移は実
施例1同様良好であった。表面粗さの変化も小さめであ
った。
【0090】<比較例3>上記実施例7において、分級
処理を行なっていない架橋PMMA粒子を用いる他は実
施例7と同一の配合比にて塗料を作製し、室温で塗料粘
度が47.5mPa・sの塗料を得た。この塗料を用い
て実施例1と同様の方法にて、外径16mmφのアルミ
ニウム円筒管に付着重量9500mg/m2に塗工し
た。バインダー硬化後の表面粗さは、Ra=1.83μ
mであり、体積抵抗は0.76Ωcmと、実施例7とほ
とんど等しかった。
【0091】実施例1と同様の画像評価を行なったとこ
ろ、耐久前半においては実施例7とほとんど同じレベル
の画像が得られていたが、2万枚を過ぎるあたりから途
中から濃度レベルが低下し、スリーブゴーストのレベル
も低下していった。スリーブ表面を観察すると、表面が
削られることによりやや表面粗さが低下し、添加粒子の
微粉の露出面積が増加しているのが見られた。
【0092】<実施例8>懸濁重合により作製された変
動係数41.0%、個数平均粒径D1=20.0μm、
6.35μm以下の粒子が2.3個数%、32μm以上
の粒子が2.0個数%の架橋PMMA粒子を用いた。こ
れをコアンダ効果を用いた多分割分級機にて厳密に分級
し、個数平均粒径D1=20.0μm、変動係数18.
8%のPMMA粒子を得た。このPMMA粒子は球状の
形態をとっていた。
【0093】次に下記に示す配合比にて塗料の作製を行
なった。 フェノール樹脂中間体 100重量部 上記PMMA粒子 8重量部 平均粒径2μmの結晶性グラファイト 30重量部 導電性カーボンブラック 4重量部 メタノール 60重量部 イソプロピルアルコール 230重量部
【0094】上記原料を実施例1と同様にサンドミルに
て分散した。室温で55.0mPa・sの塗料を得た。
この塗料を用いて実施例1と同様にして、外径16mm
φのアルミニウム円筒管に付着重量9500mg/m2
に塗工した。表面粗さは平均でRa=2.12μmであ
り、前記OHPシートによる体積抵抗は0.99Ωcm
であった。実施例1のトナーを用い、同様に耐久テスト
を行なった。結果を表3に示す。良好な結果が得られ
た。
【0095】<実施例9>実施例8で用いた懸濁重合に
より作製された架橋PMMA粒子を、コアンダ効果を用
いた多分割分級機にて厳密に分級し、変動係数28.7
%にして用いた。前述の粒子を用いる他は同一の配合比
にて塗料を作製し、実施例1と同様にサンドミルにて分
散した。室温で55.0mPa・sの塗料を得た。この
塗料を用いて実施例1と同様にして、外径16mmφの
アルミニウム円筒管に付着重量9500mg/m2に塗
工した。表面粗さは平均でRa=1.80μmであり、
前記OHPシートによる体積抵抗は0.73Ωcmであ
った。実施例1のトナーを用い、同様に耐久テストを行
なった。
【0096】耐久を通じて良好な画像が得られた。評価
結果を表3にまとめる。
【0097】<比較例4>上記実施例9において、分級
処理を行なっていない架橋PMMA粒子を用いる他は同
一の配合比にて塗料を作製し、実施例1と同様に外径1
6mmφのアルミニウム円筒管に付着重量9500mg
/m2に塗工した。硬化後の体積抵抗は1.21Ωc
m、表面粗さはRa=0.54μmであった。このサン
プルを実施例6と同様にEP−Eカートリッジに組み込
み、実施例1と同様の耐久評価を行なった。耐久時の5
■濃度は、全般的に低い画像濃度しか得られなかった。
しかも、低湿環境下では濃度ムラが発生した。
【0098】<実施例10>実施例1の粒子に替えて、
変動係数57.4%、個数平均粒径D1=10.0μ
m、6.35μm以下の粒子が32.8個数%、16μ
m以上の粒子が2.5個数%のナイロン粒子を用いた。
これをコアンダ効果を用いた多分割分級機にて厳密に分
級し、個数平均粒径D1=10.0μm、変動係数2
9.9%のナイロン粒子を得た。このナイロン粒子は球
状の形態をとっていた。
【0099】次に下記に示す配合比にて塗料の作製を行
なった。 フェノール樹脂中間体 100重量部 上記のナイロン粒子 12重量部 導電性カーボンブラック 25重量部 メタノール 60重量部 イソプロピルアルコール 230重量部
【0100】上記原料を実施例1と同様にサンドミルに
て分散した。室温で50.0mPa・sの塗料を得た。
これを実施例1と同様の塗工を行なった。付着重量85
00mg/m2、表面粗さは平均でRa=1.99μm
であり、体積抵抗は0.92Ωcmであった。これを実
施例1と同様な耐久画像評価を行なった。結果を表3に
示すように良好であった。
【0101】<実施例11>実施例10で用いたナイロ
ン粒子を、コアンダ効果を用いた多分割分級機にて厳密
に分級し、変動係数19.3%にして用いた。前述の粒
子を用いる他は同一の配合比にて塗料を作製し、実施例
1と同様にサンドミルにて分散した。室温で45.0m
Pa・sの塗料を得た。これを実施例1と同様の塗工を
行なった。付着重量13500mg/m2、表面粗さは
平均でRa=2.26μm、体積抵抗は0.86Ωcm
であった。これを実施例1と同様な耐久画像評価を行な
った。結果を表4に示すように良好であった。
【0102】<比較例8>上記実施例10において、分
級処理を行なっていないナイロン粒子を用いる他は同一
の配合比にて塗料を作製した。
【0103】原料をガラスビーズを用いてサンドミルに
て分散した。フェノール樹脂中間体のメタノール溶液を
イソプロピルアルコールで希釈した後、グラファイト及
びカーボンを添加しサンドミルで分散する。さらに上記
ナイロン粒子を添加して分散を行なう。分散終了後、ガ
ラスビーズと分離した。この塗料を用いて実施例10と
同様に外径16mmφのアルミニウム円筒管に付着重量
9500mg/m2に塗工した。硬化後の体積抵抗値は
1.21Ωcm、表面粗さはRa=0.54μmであっ
た。このサンプルを実施例5と同様にEP−Eカートリ
ッジに組み込み、実施例1と同様の耐久評価を行なっ
た。耐久時の5■の画像濃度は、全般的に低い画像濃度
しか得られなかった。しかも、低湿環境下では濃度ムラ
が発生した。
【0104】<実施例12>実施例1の粒子に替えて、
懸濁重合により作製された変動係数59.7%、個数平
均粒径D1=15.0μm、6.35μm以下の粒子が
55.2個数%、16μm以上の粒子が3.7個数%の
架橋アクリル酸エチル粒子を用いた。これをコアンダ効
果を用いた多分割分級機にて厳密に分級し、個数平均粒
径D1=15.0μm、変動係数29.6%の架橋アク
リル酸エチル粒子を得た。この架橋アクリル酸エチル粒
子は球状の形態をとっていた。
【0105】次に下記に示す配合比にて塗料の作製を行
なった。 フェノール樹脂中間体 100重量部 上記の架橋アクリル酸エチル粒子 15重量部 平均粒径2μmの結晶性グラファイト 35重量部 導電性カーボンブラック 5重量部 メタノール 60重量部 イソプロピルアルコール 240重量部
【0106】上記原料を実施例1と同様にサンドミルに
て分散した。室温で52.5mPa・sの塗料を得た。
これを実施例1と同様の塗工を行なった。付着重量85
00mg/m2、表面粗さは平均でRa=1.99μm
であり、体積抵抗は1.03Ωcmであった。これを実
施例1と同様な耐久画像評価を行なった。結果を表4に
示すように良好であった。
【0107】<実施例13>実施例12で用いた架橋ア
クリル酸エチル粒子を、コアンダ効果を用いた多分割分
級機にて厳密に分級し、変動係数1.93%にして用い
た。前述の粒子を用いる他は同一の配合比にて塗料を作
製し、実施例1と同様にサンドミルにて分散し、塗料を
得た。室温にて粘度を測定したところ、65.5mPa
・sであった。この塗料を用いて実施例1と同様にし
て、外径16mmφのアルミニウム円筒管に付着重量9
500mg/m2に塗工した。体積抵抗は1.16Ωc
m、表面粗さRa=1.38μmであった。実施例1の
トナーを用いて同様に耐久テストを行なった。耐久結果
を表4に示す。耐久後の表面粗さは1.28μmであっ
た。
【0108】<比較例6>上記実施例12において、分
級処理を行なっていない架橋アクリル酸エチル粒子を用
いる他は同一の配合比にて塗料を作製した。室温での粘
度は50.0mPa・sであった。この塗料を用いて実
施例1と同様の塗工をおこなった。付着重量は9300
mg/m2、表面粗さはRa=2.15μmであり、体
積抵抗は16.1Ωcmであった。これを実施例1と同
様な耐久画像評価を行なった。初期においては実施例9
と同様な良好な画像が得られた。しかし常温常湿及び高
温高湿環境下では1万5千枚過ぎから濃度低下が起り、
休止後はさらに画像濃度が低下し、濃度の立ち上がりが
緩いという現象が発生した。低温環境では耐久が進むに
つれ、ゴーストが悪化した。
【0109】各実施例及び比較例で用いたスリーブの樹
脂中の樹脂粒子の特性値を表1にまとめて示す。
【0110】
【表1】
【0111】
【表2】
【0112】
【表3】
【0113】
【表4】
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
金属製の現像剤担持体上に、個数平均粒径が1〜30μ
mであり且つ変動係数が40.0%以下の粒度分布を持
つ、又は単分散の球状粒子を少なくとも含有する樹脂被
膜を形成したもので、常温常湿はもとより低温低湿、高
温高湿下でも現像剤担持体上の現像剤に安定且つ適正な
電荷を付与することができ、濃度低下、スリーブゴース
ト等の発生がなく、均一で濃度ムラのない高品位な画像
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成される現像装置の概略断面
図である。
【図2】本発明に従って構成される現像装置の他の例を
示す概略断面図である。
【図3】実施例1〜実施例11において使用した現像剤
担持体の表面近傍の拡大断面図である。
【図4】比較例1〜比較例5において使用した現像剤担
持体の表面近傍の拡大断面図である。
【符号の説明】
1:感光ドラム 3:容器 4:現像剤(トナー) 5:マグネットロール 6:金属円筒体(基体) 7:樹脂被膜層 8:現像スリーブ(現像剤担持体) 9:空隙 10:現像バイアス電源 11:現像ローラー 12:球状粒子 13:導電性樹脂層 14:スリーブ基体 20:弾性規制ブレード 21:弾性規制ブレード N1、S1、N2、S2:磁極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齊木 一紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 後関 康秀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大竹 智 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも現像剤担持体と現像剤規制部
    材を有し、現像剤規制部材が現像剤担持体に現像剤を介
    して圧接し、現像剤層厚を規制する現像装置に用いられ
    る現像剤担持体において、 該現像剤担持体は基体及び該基体表面に被覆された導電
    性樹脂層を有し、該導電性樹脂層は、少なくとも結着
    樹脂及び個数平均粒径が1〜30μmであり且つ、変
    動係数が40.0%以下の球状の樹脂粒子を含有するこ
    とを特徴とする現像剤担持体。
  2. 【請求項2】 前記導電性樹脂層中に、固体潤滑剤を更
    に含有することを特徴とする請求項1に記載の現像剤担
    持体。
  3. 【請求項3】 現像容器内に収容した一成分現像剤を現
    像剤担持体上に担持し、現像剤規制部材が現像剤担持体
    に現像剤を介して圧接し、前記現像剤層厚を規制する現
    像剤層厚規制部材を有し、該現像剤担持体上に該現像剤
    層規制部材により前記現像剤の薄膜を形成しながら、現
    像剤担持体により現像剤を潜像担持体と対向した現像部
    へと搬送し、潜像担持体上に形成された潜像を現像する
    現像装置において、 現像剤担持体が、基体及び該基体表面に被覆された導電
    性樹脂層を有し、該導電性樹脂層は、少なくとも結着
    樹脂及び個数平均粒径が1〜30μmであり且つ、変
    動係数が40.0%以下の球状の樹脂粒子を含有するこ
    とを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 前記導電性樹脂層中に、固体潤滑剤を更
    に含有することを特徴とする請求項3に記載の現像装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2017201390A (ja) * 2016-04-28 2017-11-09 キヤノン株式会社 現像部材、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置

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