JPH11295058A - チューブの測定方法及び装置 - Google Patents

チューブの測定方法及び装置

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JPH11295058A
JPH11295058A JP11019198A JP11019198A JPH11295058A JP H11295058 A JPH11295058 A JP H11295058A JP 11019198 A JP11019198 A JP 11019198A JP 11019198 A JP11019198 A JP 11019198A JP H11295058 A JPH11295058 A JP H11295058A
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JP
Japan
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tube
measured
measuring device
outer diameter
thickness
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JP11019198A
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Minoru Saito
実 斎藤
Norikazu Fujii
紀和 藤井
Toshihiko Iwano
敏彦 岩野
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Shin Etsu Quartz Products Co Ltd
Fukui Shin Etsu Quartz Co Ltd
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Shin Etsu Quartz Products Co Ltd
Fukui Shin Etsu Quartz Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触の外径測定機と非接触の肉厚測定機と
回転定盤を組み合わせることにより、チューブの外径と
肉厚、内径、及び芯ずれ(同芯度)、垂直度、全長など
が一度に自動的に、かつ高精度に測定できるようにした
チューブの測定方法及び装置を提供する。 【解決手段】 定盤2に被測定チューブ1を縦方向に載
置し、非接触の外径測定機3と非接触の肉厚測定機7と
を所定距離Dだけ離隔した状態で被測定チューブ1に対
向させて配置する。次いで、定盤2を回転させ、各測定
装置3、7を被測定チューブ1の長手方向に沿ってスキ
ャンさせながら回転中の被測定チューブ1の外径と肉厚
を同時に測定する。さらに、各測定装置3、7を被測定
チューブ1の長手方向に沿ってスキャンさせる際に、被
測定チューブ1の外径の変化により定盤2からの高さL
1を測定したり、各測定断面25における中心点Onを被
測定チューブ1のフランジ部23の中心点Oと比較する
ことにより被測定チューブ1の垂直度を測定する。ある
いは、肉厚測定を被測定チューブの全周にわたって行
い、偏肉の状態を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチューブの測定方法
及び装置に関し、さらに、詳細にいえば半導体デバイス
である集積回路(IC)や大規模集積回路(LSI)な
どを形成するシリコンウエーハに熱処理を施して、該シ
リコンウエーハの表面に多結晶シリコン、窒化シリコン
等のCVD(化学蒸着)膜を生成する際に用いられる石
英炉心管などで代表されるチューブに好適な測定方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チューブ、例えば半導体デバイスに用い
られるシリコンウエーハにCVD膜生成するために用い
られる石英容器(石英炉心部、石英反応管、アウターチ
ューブ)や、その内部に設置される反応内管(反応容
器、インナーチューブ)などのチューブは、先端を封止
してチューブ状に形成させた中空管を加熱炉で加熱軟化
させ、中空管内部に内圧用ガスを導入すると同時に、加
熱軟化状態にある石英ガラス管の外周面に外径設定治具
を接触させ、外径を規制した状態で、石英ガラス管を軸
方向に移動させることにより製造していた。かかるチュ
ーブのうち、石英容器やその内部に設置される反応内管
は、シリコンウエーハをその中に挿入・残置させるため
に用いられる石英ボートとの関係で、石英容器や反応内
管の寸法精度に厳しい要求がある。そこで、製造が終了
した後の石英容器や反応内管を検査する場合には、製品
の外径、内径、肉厚、全長、さらには重要な幾何公差を
すべて手作業によって測定していた。さらに、CVD膜
生成用石英容器や反応内管は、減圧した状態で使用され
うるために、CVD装置本体との取付面(フランジ面)
の平面度や、本体との垂直度も重要な幾何公差である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のこの種のチューブの測定方法及び装置では、以下のよ
うな問題があった。すなわち、測定を手作業によって行
っていたために、十分に満足のいく精度が確認できなか
ったり、測定に長時間を要することがあった。特に、前
述のCVD膜生成用石英容器や反応内管では、近年シリ
コンウエーハの径が6インチから8インチ、さらに12
インチと大型になっていくにつれ、製品の大型化や重量
増加が顕著になり、手作業による測定では十分な精度が
確認できなかったり、測定に時間を要するという傾向が
大となってきた。
【0004】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、非接触の外径測定機と非
接触の肉厚測定機と回転定盤を組み合わせることによ
り、チューブの外径と肉厚、内径、及び芯ずれ(同芯
度)、垂直度、全長などが一度に自動的に、かつ高精度
に測定できるようにしたチューブの測定方法及び装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はチューブの測定
方法及び装置であり、前述した技術的課題を解決するた
めに以下のように構成されている。すなわち、本発明の
チューブの測定方法は、定盤に被測定チューブを縦方向
に載置する工程と、非接触の外径測定機と非接触の肉厚
測定機とを所定距離だけ離隔した状態で被測定チューブ
に対向させて配置する工程と、前記定盤を回転させる工
程と、前記の外径測定機と肉厚測定機を被測定チューブ
の長手方向に沿ってスキャンさせながら前記回転中の被
測定チューブの外径と肉厚を同時に測定する工程を有す
ることを特徴とする(請求項1に記載の発明)。
【0006】この場合、前記のように外径測定機と肉厚
測定機を被測定チューブの長手方向に沿ってスキャンさ
せる際に、前記被測定チューブの外径の変化により定盤
からの高さを測定する工程を含ませることができる。
【0007】また、前記のように外径測定機と肉厚測定
機を被測定チューブの長手方向に沿ってスキャンさせる
際に、各測定断面における中心点を被測定チューブのフ
ランジ部の中心点と比較することにより被測定チューブ
の垂直度を測定する工程を含ませることも可能である。
【0008】さらに、前記肉厚測定を被測定チューブの
全周にわたって行うことにより偏肉の状態を求める工程
を含ませてもよい。また、前記チューブの外径と肉厚の
測定は、任意のサンプリングポイントで行うこともでき
る。
【0009】また、本発明はチューブの測定装置であ
り、前述の技術的課題を解決するために以下のように構
成されている。すなわち、被測定チューブを載置する回
転自在の定盤と、該被測定チューブに非接触の外径測定
機と、該外径測定機に対し所定距離だけ離隔した状態で
配置される非接触の肉厚測定機と、前記外径測定機と前
記肉厚測定機を被測定チューブの長手方向に沿って移動
させてスキャンを行わせる駆動手段とを備えることを特
徴とする(請求項6に記載の発明)。
【0010】前記発明の具体的構成には、前記非接触の
外径測定機及び非接触の肉厚測定機には、レーザ寸法測
定機を用いることが好ましい。また、前記外径測定機と
肉厚測定機は一体に形成されてユニット測定機を構成す
るのがよい。さらに、前記各測定機の駆動手段にはステ
ッピングモータにより駆動される送りネジ機構を備える
のが好ましい。
【0011】本発明のチューブの測定方法及び装置によ
ると、定盤に被測定チューブを縦方向に載置し、非接触
の外径測定機と非接触の肉厚測定機とを所定距離だけ離
隔した状態で被測定チューブに対向させて配置する。次
いで、前記定盤を回転させ、さらに、前記の各測定装置
を被測定チューブの長手方向に沿ってスキャンさせなが
ら回転中の被測定チューブの外径と肉厚を同時に測定す
る。さらに、各測定装置を被測定チューブの長手方向に
沿ってスキャンさせる際に、被測定チューブの外径の変
化により定盤からの高さを測定したり、あるいは、各測
定断面における中心点を被測定チューブのフランジ部の
中心点と比較することにより被測定チューブの垂直度を
測定する。あるいは、肉厚測定を被測定チューブの全周
にわたって行い、偏肉の状態を測定する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のチューブの測定方
法及び装置を図に示される実施形態について更に詳細に
説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構
成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置などは特に
特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。図
1は本発明の一実施形態に係るチューブの測定装置の要
部の斜視図であり、図2は本発明にかかるチューブ測定
装置の平面を示し、図3は図2のチューブ測定装置の側
面を示す。さらに、図4はレーザ外径測定機によるチュ
ーブの外径測定状態を示し、図5はチューブの側面を示
す。図6は外径測定機と肉厚測定機の相互の設定位置を
示し、図7は被測定チューブの肉厚測定の状態を示す。
図8〜図10は外径測定機をチューブの長手方向にスキ
ャンさせながら外径を測定する場合の概略を示す。ま
た、図11は外径測定時の各断面での芯ずれ状態を測定
する場合の概略を示し、図12は図11による芯ずれを
チューブのフランジの芯との比較により垂直度を示す。
【0013】本発明にかかるチューブの測定装置20の
実施の形態では、図1〜図3に示すように被測定チュー
ブ1を回転自在の定盤2を載置する定盤を備えている。
また、前記定盤2は御影石などのセラミック製造であ
り、ステッピングモータ4によって制御された回転角に
より所定の(例えば1から10rpm)の回転数が得ら
れるように構成される。ステッピングモータ4の回転軸
5にはロータリーエンコーダ6が接続していて、ステッ
ピングモータ4による定盤2の回転角度の検出用として
用いられるようになっている。なお、ロータリーエンコ
ーダー6に代えてポテンショメータ、レゾルバ等を用い
ることもできる。
【0014】また、被測定チューブ1に対して非接触の
レーザ外径測定機3が配設されている。この外径測定機
3は被測定チューブ1を挟んで片方がレーザ発信側3
a、他方がレーザ受信側3bとなる一組の部材が対向し
て配置されるとともに、レーザ発信側3aとレーザ受信
側3bとは、相互に同一平面上に位置するように図2、
図3に示すようにバー部材9によって連結されている。
なお、外径測定機3を複数組用いることによって被測定
チューブ1の高精度な真円測定を行うこともできる。
【0015】さらに、図6に示すように被接触の肉厚測
定機7が前記外径測定機3に対し被測定チューブ1の長
手方向に所定距離Dだけ離隔した状態で配置される。本
実施の形態では、図1から明らかなように、外径測定機
3のレーザ発信側3aの上方に肉厚測定機7を固定する
ことにより一体に形成されてユニット測定機Uを構成し
ている。このため、レーザ外径測定機3とレーザ肉厚測
定機7が同一平面に存在する場合には外径OD1と肉厚
WTの測定が実測不可能となることはない。
【0016】また、外径測定機3と肉厚測定機7を被測
定チューブ1の長手方向に沿って移動させてスキャンさ
せる駆動手段10を設けている。この駆動手段10は、
図1に示すように外径測定機3のレーザ受信側3bに取
り付けられたリニアスケール8に挿通する送りネジ機構
であるボールネジ11を備えている。このために、駆動
手段10の動きが低摩擦で行われる。なお、ボールネジ
にかえて、通常のネジ機構を用いることができることは
いうまでもない。
【0017】さらに、ボールネジ11の下端にはピニオ
ン13が取り付けられていて、このピニオンにはステッ
ピングモータ12が係合していて、ステッピングモータ
12からの制御された回転角度によってユニット測定機
Uを所定の距離(例えば2mm〜50mm/1回転)だけ上
下にスキャン(矢印Aで示す)させることが可能に構成
される。また、ユニット測定機Uは、図3に示すように
重錘14とワイヤ19によって吊り下げられており、重
錘14によってバランスが取られるようになっている。
なお、図2及び図3において、15で示すのは定盤2や
ユニット測定機U、駆動手段10等を支持する機台であ
る。
【0018】次に、本発明にかかるチューブの測定装置
20を用いるには、先ず半導体用シリコーンウエーハの
熱処理に供される石英容器を測定する場合を実施例とし
てして説明する。先ず、被測定用チューブ1である石英
容器を図示するように御影石からなる定盤2に縦方向に
載置する。次いで外径測定機3と肉厚測定機7とを、図
6に示すように所定距離Dだけ離隔した状態で、被測定
チューブ1に対向させて配置する。
【0019】さらに、この状態で定盤2を図1において
矢印Bで示すようにステッピングモータ4により制御さ
れた所定の回転角度でゆっくりした速度で回転させる。
なお、本実施の形態では、定盤2の平面度が10μm以
下のものを用い、上面の平面の振れで10μm以下で、
1〜10rpmの回転精度で回転させる。
【0020】次いで、外径測定機3と肉厚測定機7を被
測定チューブ1の長手方向に沿って定盤2の上面部から
上方に向けてスキャンさせながら回転中の被測定チュー
ブ1の外径OD1と肉厚WTを同時に測定する。この
際、外径測定機3は非接触形のレーザ測定機であるか
ら、図1及び図4に示すようにレーザビーム発信側3a
からレーザビーム受信側3bに向けて発信されるレーザ
ビーム16aが被測定チューブ1により遮られる部分が
チューブ1の外径として測定される。また、測定結果は
図4の右側に示すような信号波形21がオシロスコープ
のブラウン管(図示せず)に表示される。
【0021】また、非接触形の肉厚測定機7もレーザ寸
法測定機であり、図7に示すように肉厚測定機7から発
信されたレーザビーム16bがチューブ1の外面1aと
内面1bとで反射して戻ってきた光17、18を前記肉
厚測定機7で受信し、このような光のずれから被測定チ
ューブ1の肉厚WTを測定する。また、肉厚測定を被測
定チューブの全周にわたって行い、肉厚WTmax−WTm
inを計算することにより偏肉を求めることができる。
【0022】図8〜図10に示すように外径測定機3
(3a、3b)のスキャンを進めていき、該測定機が被
測定チューブ1の上部の丸形封止部分22にさしかかる
と、被測定チューブ1の頂部に向けて次第に外径測定機
3による測定結果の信号波形は21aから21bへ、さ
らに21cへと次第に小さくなり、これがオシロスコー
プのブラウン管(図示せず)に表示される。つまり、レ
ーザ外径測定機3による表示値が限りなく0に近づき、
やがてはレーザ光を遮るものがなくなった時の被測定チ
ューブ1の距離が図5に示すようにL1として測定さ
れ、この距離L1がチューブ1の定盤2からの高さとし
て測定される。なお、丸形部分22までの距離はL2
して計測される。
【0023】また、図4に示すように被測定チューブ1
のフランジ部23の中心点Oと図11及び図12に示す
被測定チューブ1の外径測定時の各断面25b〜25f
における中心点Onとの芯ずれφをそれぞれ記憶させ、
これらの各断面データをフランジ部23の断面25aの
直径OD2の中心点Oを基準としてこれと比較すること
により、図12に示すように該チューブ1の垂直度が測
定される。
【0024】前述したように外径測定機3を構成するレ
ーザ発信側3aの上方に肉厚測定機7を固定して一体に
構成されたユニット測定機Uを、ステッピングモータ1
2の回転により2mm〜50mm/1回転の速度で上記のス
キャンを行いながら、前記の外径測定と肉厚測定を行
う。このとき、回転角度1°〜15°の範囲でデータを
サンプリング(360ポイント〜24ポイント)し、図
示しないコンピュータに送る。さらに、コンピュータ内
で外径測定機3のデータをスキャン距離でDだけ保持
し、距離Dだけスキャンした後の肉厚WTデータを、
{OD1−(2WT)}により演算して被測定チューブ
1の内径IDを求めることもできる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のチューブ
の測定方法及び装置によれば、定盤に被測定チューブを
縦方向に載置して、定盤を回転させながら、非接触の外
径測定機と非接触の肉厚測定機により各測定装置を被測
定チューブの長手方向に沿ってスキャンさせながら回転
中の被測定チューブの外径と肉厚を同時に測定するよう
になっているので、 a)被測定チューブが自動的に行えるので、従来の手作
業による場合に比して短時間で行うことができ、きわめ
て能率的である。 b)従来の手作業による場合に比して高い測定精度で測
定することができる。 c)被測定チューブが大型になっても多大な労力を要す
ることがなく、容易に測定を行うことができる。 d)外径と肉厚の測定以外に内径、同芯度、垂直度、全
長(高さ)も同時に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るチューブの測定装置
の要部の斜視図である。
【図2】本発明にかかるチューブ測定装置の実施例の平
面図である。
【図3】図2のチューブ測定装置の側面図である。
【図4】レーザ外径測定機によるチューブの外径の測定
状態の説明図である。
【図5】寸法記号を付した被測定チューブの側面図であ
る。
【図6】外径測定機と肉厚測定機の相互の設定位置を示
す概略説明図である。
【図7】被測定チューブの肉厚測定の状態の概略説明図
である。
【図8】外径測定機をチューブの長手方向にスキャンさ
せながら外径を測定する状態の概略説明図である。
【図9】外径測定機をチューブの長手方向にスキャンさ
せていき、丸形封止部を測定する状態の概略説明図であ
る。
【図10】外径測定機をチューブの長手方向にスキャン
させていき、丸形封止部の頂部を測定する状態の概略説
明図である。
【図11】外径測定時の各断面での芯ずれ状態を測定す
る場合の概略図である。
【図12】図11による芯ずれをチューブのフランジの
芯との比較により垂直度の概略図である。
【符号の説明】
1 被測定チューブ 2 定盤 3 外径測定機 3a レーザビーム発信側 3b レーザビーム受信側 7 肉厚測定機 10 駆動手段 11 送りネジ機構(ボールネジ) 12 ステッピングモータ 16 レーザビーム 20 チューブの測定装置 23 被測定チューブのフランジ部分 25 測定断面 D 外径測定機と肉厚測定機の離間距離 L1 被測定チューブ1の定盤からの高さ O 被測定チューブのフランジ部の中心点 On 被測定チューブの各測定断面の中心点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩野 敏彦 福井県武生市萱谷町第3号1番地4 株式 会社福井信越石英内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定盤に被測定チューブを縦方向に載置す
    る工程と、非接触の外径測定機と非接触の肉厚測定機と
    を所定距離だけ離隔した状態で被測定チューブに対向さ
    せて配置する工程と、前記定盤を回転させる工程と、前
    記の外径測定機と肉厚測定機を被測定チューブの長手方
    向に沿ってスキャンさせながら前記回転中の被測定チュ
    ーブの外径と肉厚を同時に測定する工程を有することを
    特徴とするチューブの測定方法。
  2. 【請求項2】 前記のように外径測定機と肉厚測定機を
    被測定チューブの長手方向に沿ってスキャンさせる際
    に、前記被測定チューブの外径の変化により定盤からの
    高さを測定する工程を含むことを特徴とする請求項1に
    記載のチューブの測定方法。
  3. 【請求項3】 前記のように外径測定機と肉厚測定機を
    被測定チューブの長手方向に沿ってスキャンさせる際
    に、各測定断面における中心点を被測定チューブのフラ
    ンジ部の中心点と比較することにより被測定チューブの
    垂直度を測定する工程を含むことを特徴とする請求項1
    又は2に記載のチューブの測定方法。
  4. 【請求項4】 前記肉厚測定を被測定チューブの全周に
    わたって行うことにより偏肉の状態を求める工程を含む
    ことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載のチュー
    ブの測定方法。
  5. 【請求項5】 前記チューブの外径と肉厚の測定は、任
    意のサンプリングポイントで行うことを特徴とする請求
    項1に記載のチューブの測定方法。
  6. 【請求項6】 被測定チューブを載置する回転自在の定
    盤と、該被測定チューブに非接触の外径測定機と、該外
    径測定機に対し所定距離だけ離隔した状態で配置される
    非接触の肉厚測定機と、前記外径測定機と前記肉厚測定
    機を被測定チューブの長手方向に沿って移動させてスキ
    ャンを行わせる駆動手段とを備えることを特徴とするチ
    ューブの測定装置。
  7. 【請求項7】 前記非接触の外径測定機、及び非接触の
    肉厚測定機は、レーザ寸法測定機であることを特徴とす
    る請求項6に記載の装置を用いることを特徴とするチュ
    ーブの測定装置。
  8. 【請求項8】 前記外径測定機と肉厚測定機は一体に形
    成されてユニット測定機を構成することを特徴とする請
    求項6または7に記載のチューブの測定装置。
  9. 【請求項9】 前記外径測定機と肉厚測定機をスキャン
    させる駆動手段には、ステッピングモータにより駆動さ
    れる送りネジ機構を備えることを特徴とする請求項6に
    記載のチューブの測定装置。
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