JPH11294672A - エレクトロフュージョン継手用電熱線 - Google Patents
エレクトロフュージョン継手用電熱線Info
- Publication number
- JPH11294672A JPH11294672A JP10093693A JP9369398A JPH11294672A JP H11294672 A JPH11294672 A JP H11294672A JP 10093693 A JP10093693 A JP 10093693A JP 9369398 A JP9369398 A JP 9369398A JP H11294672 A JPH11294672 A JP H11294672A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating wire
- wire
- conductive metal
- joint
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】導電性金属の断面積を増すことなく曲げ剛性
を増して融着に支障を来すことなく短絡を防止すること
ができるエレクトロフュージョン継手に用いられる電気
融着用電熱線を提供する。 【解決手段】樹脂或いはセラミック等の非導電性物質で
形成した芯4の表面を銅その他の導電性金属で被覆して
被覆層5を形成する。
を増して融着に支障を来すことなく短絡を防止すること
ができるエレクトロフュージョン継手に用いられる電気
融着用電熱線を提供する。 【解決手段】樹脂或いはセラミック等の非導電性物質で
形成した芯4の表面を銅その他の導電性金属で被覆して
被覆層5を形成する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、エレクトロフュー
ジョン継手に用いられる電気融着用電熱線に関する。
ジョン継手に用いられる電気融着用電熱線に関する。
【0002】
【従来技術】エレクトロフュージョン継手はプラスチッ
ク管との接合面に電熱線をコイル状或いは渦巻状に埋設
した成形品よりなっており、プラスチック管との融着
は、継手にプラスチック管を差込んだのち、或いはプラ
スチック管の外周面に継手を押し当てたのち通電により
プラスチック管との接合面を加熱溶融することにより行
われる。
ク管との接合面に電熱線をコイル状或いは渦巻状に埋設
した成形品よりなっており、プラスチック管との融着
は、継手にプラスチック管を差込んだのち、或いはプラ
スチック管の外周面に継手を押し当てたのち通電により
プラスチック管との接合面を加熱溶融することにより行
われる。
【0003】こうしたエレクトロフュージョン継手が有
する問題の一つに融着時に電熱線同士が接触することに
よる短絡がある。すなわち融着時には加熱により樹脂製
の継手が熱収縮するのに対し、電熱線が熱膨張するため
電熱線が座屈(キンク)して折れ曲がり、隣の電熱線と
接触して短絡する現象が起き易い。上記の問題に対処す
るため従来は、電熱線の線径を大きくして剛性を上げる
ことで対処していたが、線径を大きくすると、抵抗値が
小さくなり、融着を定電圧で行うシステムにおいては電
流が大きくなる、という問題がある。そこで電熱線の体
積抵抗率の大きな素材を用いる必要が生じるが、体積抵
抗率の大きな素材は高価であり、体積抵抗率の上限もあ
る。
する問題の一つに融着時に電熱線同士が接触することに
よる短絡がある。すなわち融着時には加熱により樹脂製
の継手が熱収縮するのに対し、電熱線が熱膨張するため
電熱線が座屈(キンク)して折れ曲がり、隣の電熱線と
接触して短絡する現象が起き易い。上記の問題に対処す
るため従来は、電熱線の線径を大きくして剛性を上げる
ことで対処していたが、線径を大きくすると、抵抗値が
小さくなり、融着を定電圧で行うシステムにおいては電
流が大きくなる、という問題がある。そこで電熱線の体
積抵抗率の大きな素材を用いる必要が生じるが、体積抵
抗率の大きな素材は高価であり、体積抵抗率の上限もあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、抵抗値を小
さくすることなく剛性を上げて座屈を生じないようにし
たエレクトロフュージョン継手用電熱線を提供すること
を目的とする。
さくすることなく剛性を上げて座屈を生じないようにし
たエレクトロフュージョン継手用電熱線を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題の解決手段】請求項1記載の発明は、エレクトロ
フュージョン継手のプラスチック管との接合面にコイル
状或いは渦巻状に埋設され、銅、クロム、ニッケル、
鉄、錫その他の導電性金属よりなる電熱線であって、構
造を例えば管状にして断面二次モーメントを高め、曲げ
剛性を大きくしたことを特徴とする。
フュージョン継手のプラスチック管との接合面にコイル
状或いは渦巻状に埋設され、銅、クロム、ニッケル、
鉄、錫その他の導電性金属よりなる電熱線であって、構
造を例えば管状にして断面二次モーメントを高め、曲げ
剛性を大きくしたことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、電熱線を樹脂やセ
ラミックなどの非導電性物質を芯として、その表面を上
記導電性金属で被覆して形成し、線径を大きくしたこと
を特徴とする。請求項3記載の発明は、上記導電性金属
よりなる複数の細い金属線を非導電性物質で固めて一体
化し、線径を大きくしたことを特徴とする。
ラミックなどの非導電性物質を芯として、その表面を上
記導電性金属で被覆して形成し、線径を大きくしたこと
を特徴とする。請求項3記載の発明は、上記導電性金属
よりなる複数の細い金属線を非導電性物質で固めて一体
化し、線径を大きくしたことを特徴とする。
【0007】請求項4記載の発明は、上記導電性金属と
非導電性物質を混合して線径を大きくしたことを特徴と
する。
非導電性物質を混合して線径を大きくしたことを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に示す金属線1は、銅その他
の導電性金属で管状に形成したものである。図2に示す
金属線3は、樹脂或いはセラミック等の非導電性物質で
形成した芯4の表面を銅その他の導電性金属で被覆して
被覆層5を形成したものである。図3に示す金属線7
は、銅その他の細い導電性金属線8多数を樹脂9で固め
て一本化したものである。
の導電性金属で管状に形成したものである。図2に示す
金属線3は、樹脂或いはセラミック等の非導電性物質で
形成した芯4の表面を銅その他の導電性金属で被覆して
被覆層5を形成したものである。図3に示す金属線7
は、銅その他の細い導電性金属線8多数を樹脂9で固め
て一本化したものである。
【0009】図4に示す金属線11は、銅その他の導電
性金属12と樹脂13とを混合して一体化してなるもの
である。
性金属12と樹脂13とを混合して一体化してなるもの
である。
【0010】
【発明の効果】本発明によると、導電性金属の断面積を
増すことなく曲げ剛性を増すことができるため、融着に
支障を来すことなく、短絡(キンク)を防止することが
できる。その上更に請求項2〜4記載の発明において
は、押し潰されて変形することが少なく、保形性を保っ
て剛性を維持することができるうえ、成形が比較的容易
に行える利点を有する。
増すことなく曲げ剛性を増すことができるため、融着に
支障を来すことなく、短絡(キンク)を防止することが
できる。その上更に請求項2〜4記載の発明において
は、押し潰されて変形することが少なく、保形性を保っ
て剛性を維持することができるうえ、成形が比較的容易
に行える利点を有する。
【図1】本発明に係わる金属線の断面図。
【図2】本発明に係わる金属線の別の例を示す断面図。
【図3】本発明に係わる金属線の更に別の例を示す断面
図。
図。
【図4】本発明に係わる金属線の他の例を示す断面図。
1、3、7、11・・金属線 4・・芯 5・・被覆層 8・・導電性金属線 9、13・・樹脂 12・・導電性金属
Claims (4)
- 【請求項1】エレクトロフュージョン継手のプラスチッ
ク管との接合面にコイル状或いは渦巻状に埋設される導
電性金属よりなる電熱線であって、断面二次モーメント
を高め、曲げ剛性を大きくしたことを特徴とするエレク
トロフュージョン継手用電熱線。 - 【請求項2】エレクトロフュージョン継手のプラスチッ
ク管との接合面にコイル状或いは渦巻状に埋設される導
電性金属よりなる電熱線であって、樹脂やセラミックな
どの非導電性物質を芯として、その表面を導電性金属で
被覆して形成し、線径を大きくしたことを特徴とするエ
レクトロフュージョン継手用電熱線。 - 【請求項3】エレクトロフュージョン継手のプラスチッ
ク管との接合面にコイル状或いは渦巻状に埋設される導
電性金属よりなる電熱線であって、導電性金属よりなる
複数の細い金属線を非導電性物質で固めて一体化し、線
径を大きくしたことを特徴とするエレクトロフュージョ
ン継手用電熱線。 - 【請求項4】エレクトロフュージョン継手のプラスチッ
ク管との接合面にコイル状或いは渦巻状に埋設される導
電性金属よりなる電熱線であって、導電性金属と非導電
性物質を混合して線径を大きくしたことを特徴とするエ
レクトロフュージョン継手用電熱線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10093693A JPH11294672A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | エレクトロフュージョン継手用電熱線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10093693A JPH11294672A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | エレクトロフュージョン継手用電熱線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11294672A true JPH11294672A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14089489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10093693A Pending JPH11294672A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | エレクトロフュージョン継手用電熱線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11294672A (ja) |
-
1998
- 1998-04-06 JP JP10093693A patent/JPH11294672A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |