JPH11292361A - シート体の切断処理装置 - Google Patents
シート体の切断処理装置Info
- Publication number
- JPH11292361A JPH11292361A JP10239598A JP10239598A JPH11292361A JP H11292361 A JPH11292361 A JP H11292361A JP 10239598 A JP10239598 A JP 10239598A JP 10239598 A JP10239598 A JP 10239598A JP H11292361 A JPH11292361 A JP H11292361A
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- Japan
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- sheet
- sheet member
- cutter blade
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート体の切断操作を確実かつ円滑に行い、
シート体の切断端部によるシワを生じさせないで紙管に
シート体を巻き取らせる。 【解決手段】 所定の巻取り位置に配置してシート体S
をロール状に所定量巻き取った紙管4Bを取り外し位置
に移動させて新たな紙管4Aを前記巻き取り位置に配置
した後、前記シート体Sを幅員方向に切断してその切断
端を前記巻き取り位置にて回動する前記新たな紙管4A
の周面に粘着するようにしたシート体Sの切断処理装置
において、周面に粘着剤を層設した前記新たな紙管4A
に前記シートSを押圧する押圧ローラ30と該押圧ロー
ラ30位置より前記シート体移動方向の下流側において
前記紙管4Aに直接又は間接的に接して回動し、かつ、
周面にカッター刃21が嵌入する送り込みローラ11お
よび該送り込みローラ11に前記シート体Sを押圧して
切断する前記カッター刃21を備える。
シート体の切断端部によるシワを生じさせないで紙管に
シート体を巻き取らせる。 【解決手段】 所定の巻取り位置に配置してシート体S
をロール状に所定量巻き取った紙管4Bを取り外し位置
に移動させて新たな紙管4Aを前記巻き取り位置に配置
した後、前記シート体Sを幅員方向に切断してその切断
端を前記巻き取り位置にて回動する前記新たな紙管4A
の周面に粘着するようにしたシート体Sの切断処理装置
において、周面に粘着剤を層設した前記新たな紙管4A
に前記シートSを押圧する押圧ローラ30と該押圧ロー
ラ30位置より前記シート体移動方向の下流側において
前記紙管4Aに直接又は間接的に接して回動し、かつ、
周面にカッター刃21が嵌入する送り込みローラ11お
よび該送り込みローラ11に前記シート体Sを押圧して
切断する前記カッター刃21を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラビア印刷機、ラミ
ネータ或いはコーター(コーティングマシン)等の巻取
り装置に用いられるシート体の切断処理装置に関するも
のである。
ネータ或いはコーター(コーティングマシン)等の巻取
り装置に用いられるシート体の切断処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】所定の巻取り位置に配置した紙管にシー
ト体を所定量巻取らせてロール体と成し、該ロール体を
所定の取外し位置に移動させる一方、新たな紙管を前記
巻取り位置に配置し、前記ロール体に連続する前記シー
ト体の中間部を幅員方向に切断し、その切断端を前記巻
取り位置に存してシート体巻取り方向に回動する前記新
たな紙管の周面に、該周面に層設した粘着材によって粘
着するようにしたシート体の切断処理装置は具体例を挙
げるまでもなくグラビア印刷機等の巻取り装置に一般に
用いられているが、概し、シート体の切断端がスダレ状
になったり、新たな紙管にいわばシワ状となって粘着さ
れ、このため、例えば、特開平8−2815943号公
報所載のように、カッター体にカッター刃と共に刷毛状
の押付け材を装置し、カッター刃でシート体を切断した
後、押付け材によってシート体の切断端を前記新たな紙
管に粘着するようにしたものが提案されている。
ト体を所定量巻取らせてロール体と成し、該ロール体を
所定の取外し位置に移動させる一方、新たな紙管を前記
巻取り位置に配置し、前記ロール体に連続する前記シー
ト体の中間部を幅員方向に切断し、その切断端を前記巻
取り位置に存してシート体巻取り方向に回動する前記新
たな紙管の周面に、該周面に層設した粘着材によって粘
着するようにしたシート体の切断処理装置は具体例を挙
げるまでもなくグラビア印刷機等の巻取り装置に一般に
用いられているが、概し、シート体の切断端がスダレ状
になったり、新たな紙管にいわばシワ状となって粘着さ
れ、このため、例えば、特開平8−2815943号公
報所載のように、カッター体にカッター刃と共に刷毛状
の押付け材を装置し、カッター刃でシート体を切断した
後、押付け材によってシート体の切断端を前記新たな紙
管に粘着するようにしたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報所載の従来例
は、要するに、紙管によるシート体の巻取り速度(シー
ト体の走行速度よりカッター体の切断カッター刃によ
る)および切断端の紙管に対する押し付け(押付け材に
よる)の速度を速くして切断端がシワになって紙管に粘
着しないようにしたものではあるが、カッター刃による
シート体の切断に際しては、前段の紙管すなわち、前記
ロール体側と新たな紙管側との間シート体中間部をカッ
ター刃が初期時においてこれを押圧し、しかる後、切断
する順序を経るから、紙管の粘着剤に引張られてカッタ
ー刃によってシート体中間部は前記押圧により逃げ、シ
ート体の切れ具合がスダレ状になるなどして切断操作が
円滑に行われず、時間的なずれが生じ、製品としてのシ
ート体に品質上の問題が生じる場合がある。
は、要するに、紙管によるシート体の巻取り速度(シー
ト体の走行速度よりカッター体の切断カッター刃によ
る)および切断端の紙管に対する押し付け(押付け材に
よる)の速度を速くして切断端がシワになって紙管に粘
着しないようにしたものではあるが、カッター刃による
シート体の切断に際しては、前段の紙管すなわち、前記
ロール体側と新たな紙管側との間シート体中間部をカッ
ター刃が初期時においてこれを押圧し、しかる後、切断
する順序を経るから、紙管の粘着剤に引張られてカッタ
ー刃によってシート体中間部は前記押圧により逃げ、シ
ート体の切れ具合がスダレ状になるなどして切断操作が
円滑に行われず、時間的なずれが生じ、製品としてのシ
ート体に品質上の問題が生じる場合がある。
【0004】しかも、切断端は押し付け材により紙管に
押し付けられる際、カッター刃で切断後一時的に自由状
態にあるからシート体の材質によってシワが生じるおそ
れがある。
押し付けられる際、カッター刃で切断後一時的に自由状
態にあるからシート体の材質によってシワが生じるおそ
れがある。
【0005】本発明は斯様な従来例の欠点に着目して創
案したものである。
案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】所定の巻取り位置に配置
してシート体をロール状に所定量巻き取った紙管を取り
外し位置に移動させて新たな紙管を前記巻き取り位置に
配置した後、前記シート体を幅員方向に切断してその切
断端を前記巻き取り位置にて回動する前記新たな紙管の
周面に粘着するようにしたシート体の切断処理装置にお
いて、周面に粘着剤を層設した前記新たな紙管に前記シ
ートを押圧する押圧ローラと該押圧ローラ位置より前記
シート体移動方向の下流側において前記紙管に直接又は
間接的に接して回動し、かつ、周面にカッター刃が嵌入
する送り込みローラおよび該送り込みローラに前記シー
ト体を押圧して切断する前記カッター刃を備えた構成と
したものである。
してシート体をロール状に所定量巻き取った紙管を取り
外し位置に移動させて新たな紙管を前記巻き取り位置に
配置した後、前記シート体を幅員方向に切断してその切
断端を前記巻き取り位置にて回動する前記新たな紙管の
周面に粘着するようにしたシート体の切断処理装置にお
いて、周面に粘着剤を層設した前記新たな紙管に前記シ
ートを押圧する押圧ローラと該押圧ローラ位置より前記
シート体移動方向の下流側において前記紙管に直接又は
間接的に接して回動し、かつ、周面にカッター刃が嵌入
する送り込みローラおよび該送り込みローラに前記シー
ト体を押圧して切断する前記カッター刃を備えた構成と
したものである。
【0007】
【作用】押圧ローラによってシート体を押し付けると、
シート体は新たな紙管に粘着し、カッター刃によるシー
ト体の切断初期段階で送り込みローラとカッター刃がシ
ート体を一時的に挾持して、シート体の逃げを防ぎ、従
って、切断操作が円滑に行われ、切断端部は、送り込み
ローラと紙管間に引き込まれて紙管による巻回方向に折
りぐせがつけられ、シート体にシワが生じることなくシ
ート体は紙管に巻き取られる。
シート体は新たな紙管に粘着し、カッター刃によるシー
ト体の切断初期段階で送り込みローラとカッター刃がシ
ート体を一時的に挾持して、シート体の逃げを防ぎ、従
って、切断操作が円滑に行われ、切断端部は、送り込み
ローラと紙管間に引き込まれて紙管による巻回方向に折
りぐせがつけられ、シート体にシワが生じることなくシ
ート体は紙管に巻き取られる。
【0008】
【実施例】図面は本発明に掛るシート体の切断処理装置
の一実施例を示し、図1は本発明要部の拡大略示説明
図、図2は略示説明図である。
の一実施例を示し、図1は本発明要部の拡大略示説明
図、図2は略示説明図である。
【0009】図示1は、巻取り装置A中の相対する一対
の基台の一方を示し(他の一方は図示省略)、該基台1
に架設した主軸2に回動体3を回動自在に軸支せしめ、
該回動体3は相対する両端部間に駆動手段(図示5は軸
受を示す)によって回動する紙管4A,4Bを備え、該
紙管4A,4Bの周面にテープ又はのりが貼着され、紙
管4A,4Bにシート体の端部が粘着された状態で前記
紙管4A,4Bが回動することによりシート体Sが巻取
られるようになっている。
の基台の一方を示し(他の一方は図示省略)、該基台1
に架設した主軸2に回動体3を回動自在に軸支せしめ、
該回動体3は相対する両端部間に駆動手段(図示5は軸
受を示す)によって回動する紙管4A,4Bを備え、該
紙管4A,4Bの周面にテープ又はのりが貼着され、紙
管4A,4Bにシート体の端部が粘着された状態で前記
紙管4A,4Bが回動することによりシート体Sが巻取
られるようになっている。
【0010】前記回動体3の前記両端部の相対する方向
に直交する方向の両端には支持アーム6A,6Bを突設
し、該支持アーム6A,6Bの先端に支持ローラ7A,
7Bを回動可能に枢着してある。
に直交する方向の両端には支持アーム6A,6Bを突設
し、該支持アーム6A,6Bの先端に支持ローラ7A,
7Bを回動可能に枢着してある。
【0011】図示8は、前記回動体3の前記紙管4A,
4B間において配置した巻き付け機構Bの第一回動片
で、第一回動片8は中間部を第一支軸9によって前記回
動体3に回動可能に枢支させ、回動体3に組付けた第一
シリンダ10のロッド10aの伸縮によって先端側が前
記一方の紙管4aに近接、離開するように配置され、前
記先端側には送り込みローラ11を装備し、送り込みロ
ーラ11は、前記第一回動片8に組付けた第一回動軸1
2に一体的にした第一作動片13の先端に第一軸14に
よって回動自在に枢着したものである。
4B間において配置した巻き付け機構Bの第一回動片
で、第一回動片8は中間部を第一支軸9によって前記回
動体3に回動可能に枢支させ、回動体3に組付けた第一
シリンダ10のロッド10aの伸縮によって先端側が前
記一方の紙管4aに近接、離開するように配置され、前
記先端側には送り込みローラ11を装備し、送り込みロ
ーラ11は、前記第一回動片8に組付けた第一回動軸1
2に一体的にした第一作動片13の先端に第一軸14に
よって回動自在に枢着したものである。
【0012】また、前記第一回動片8の先端側には、さ
らに、第二シリンダ15を組付け、該第二シリンダ15
のロッド15aと前記第一回動軸12には第一仲介片1
6を架設し、前記送り込みローラ11は、第二シリンダ
15のロッド15aの伸縮により第一回動軸12を中心
に回動するこの第一仲介片16によって前記第一作動片
13が従動して前記紙管4Aに接する位置に移動する。
らに、第二シリンダ15を組付け、該第二シリンダ15
のロッド15aと前記第一回動軸12には第一仲介片1
6を架設し、前記送り込みローラ11は、第二シリンダ
15のロッド15aの伸縮により第一回動軸12を中心
に回動するこの第一仲介片16によって前記第一作動片
13が従動して前記紙管4Aに接する位置に移動する。
【0013】なお、第一シリンダ10と第一回動片8に
組付けた送り込みローラ11等で構成する前記巻き付け
機構Bは前記一方の紙管4aに対応して回動体8に設け
られ、他の一方の紙管4Bに対応する巻き付け機構は、
図示回動体8に相対して配した図示省略の他の回動体に
設けられている。
組付けた送り込みローラ11等で構成する前記巻き付け
機構Bは前記一方の紙管4aに対応して回動体8に設け
られ、他の一方の紙管4Bに対応する巻き付け機構は、
図示回動体8に相対して配した図示省略の他の回動体に
設けられている。
【0014】図示17は前記基台1に隣接させて立設し
た支持体で、該支持体17には前記巻取り装置A乃至巻
き付け機構Bに前記シート体Sを案内する第一、第二の
案内ローラ18A,18Bを設け、該案内ローラ18
A,18Bの上方に切断装置Cを設けてある。
た支持体で、該支持体17には前記巻取り装置A乃至巻
き付け機構Bに前記シート体Sを案内する第一、第二の
案内ローラ18A,18Bを設け、該案内ローラ18
A,18Bの上方に切断装置Cを設けてある。
【0015】切断装置Cは、前記支持体17に組付けた
第三シリンダ19のロッド19aの伸縮により自由端側
の先端が前記紙管4A方向に近接、離開する第二回動片
20と該第二回動片20の先端側に装置したカッター刃
21等とで構成する。
第三シリンダ19のロッド19aの伸縮により自由端側
の先端が前記紙管4A方向に近接、離開する第二回動片
20と該第二回動片20の先端側に装置したカッター刃
21等とで構成する。
【0016】22は、切断装置Cを構成し、第二回動片
20に組付けた第四シリンダで、第四シリンダ22のロ
ッド22aの先端に第二作動片23を回動自在に枢着
し、該第二作動片23の先端を前記第二回動片20に支
持させた第二回動軸24に組付け、第二回動軸24には
該回動軸24と一体的に回動する駆動歯車25と回動軸
24に対して自在に回動するガイドローラ26を組付け
てある。
20に組付けた第四シリンダで、第四シリンダ22のロ
ッド22aの先端に第二作動片23を回動自在に枢着
し、該第二作動片23の先端を前記第二回動片20に支
持させた第二回動軸24に組付け、第二回動軸24には
該回動軸24と一体的に回動する駆動歯車25と回動軸
24に対して自在に回動するガイドローラ26を組付け
てある。
【0017】前記駆動歯車25には前記第二回動片20
を回動自在に組付けた第三回動軸27に一体的に設けた
従動歯車28をかみ合わせ、この従動歯車28と同軸に
して前記第三回動軸27の周側に腕片29を突設し、該
腕片29の先端に前記カッター刃21を装備してある。
を回動自在に組付けた第三回動軸27に一体的に設けた
従動歯車28をかみ合わせ、この従動歯車28と同軸に
して前記第三回動軸27の周側に腕片29を突設し、該
腕片29の先端に前記カッター刃21を装備してある。
【0018】切断装置Cの下側には、前記シート体Sを
前記紙管4A方向に押圧する押圧ローラ30を装置し、
押圧ローラ30は切断装置の下側に配した第五シリンダ
31のロッド31aの伸縮によって紙管4A部に近接、
離開する第三回動片32の先端に回動自在に枢着し、第
三回動片32は第二軸33によって前記第二回動片20
に回動可能に組付けてある。
前記紙管4A方向に押圧する押圧ローラ30を装置し、
押圧ローラ30は切断装置の下側に配した第五シリンダ
31のロッド31aの伸縮によって紙管4A部に近接、
離開する第三回動片32の先端に回動自在に枢着し、第
三回動片32は第二軸33によって前記第二回動片20
に回動可能に組付けてある。
【0019】しかして、図1は、一方の紙管4Bにシー
ト体Sを一定量ロール状に巻き取り、該ロール体(紙管
4B)を巻き取り位置から取り外し位置に主軸2を中心
にして回動体3を回動させて(図では反時計回り方向)
移動させ、巻き取り位置には新たな紙管4Aを配置した
状態を示しており、この状態で、第三シリンダ19を動
作させて第二回動片20を前記紙管4A方向に回動降下
させてガイドローラ26をシート体Sに当てシート体S
を一定位置に配置する一方、紙管4Aをシート体Sの移
動速度と同速で巻き取り方向(図では反時計回り方向)
に回動させる。
ト体Sを一定量ロール状に巻き取り、該ロール体(紙管
4B)を巻き取り位置から取り外し位置に主軸2を中心
にして回動体3を回動させて(図では反時計回り方向)
移動させ、巻き取り位置には新たな紙管4Aを配置した
状態を示しており、この状態で、第三シリンダ19を動
作させて第二回動片20を前記紙管4A方向に回動降下
させてガイドローラ26をシート体Sに当てシート体S
を一定位置に配置する一方、紙管4Aをシート体Sの移
動速度と同速で巻き取り方向(図では反時計回り方向)
に回動させる。
【0020】次いで、第一シリンダ10を動作させて第
一回動片8を回動させて、該回動片8の先端側を紙管4
A方向(図では反時計回り方向)に回動上昇させ、か
つ、第二シリンダ15を動作させて第一作動片13を回
動させ(図では時計回り方向)て送り込みローラ11を
回動中の紙管4Aに接触させて回動させる一方、第五シ
リンダ31を動作させて第三回動片32を回動降下させ
てシート体Sを紙管4A方向に押圧すると、押圧された
シート体Sは紙管4Aに層設した粘着剤に付着して紙管
4Aに粘着され、紙管4Aの回動に伴って予め設定した
長さ分粘着される。この時点で第四シリンダ22を動作
させて駆動歯車25を介して従動歯車28を回動させる
と従動歯車28に同期して腕片29は回動するようにし
てあるから、腕片29は回動降下し(図では時計回り方
向)、腕片29の先端に装備したカッター刃21が送り
込みローラ11方向にシート体Sを押圧し、送り込みロ
ーラ11を受圧部として該シート体Sを切断し、シート
体Sの切断端は、送り込みローラ11と紙管4Aに挾持
されつつ引き込まれ、以下、紙管4Aによるシート体S
の巻取り操作が行われ、第一シリンダ10,第二シリン
ダ15,第三シリンダ19,第四シリンダ22および第
五シリンダ31の各ロッド10a,15a,19a,2
2a,31aの各部材が順次原位置に復帰し、紙管4A
によるシート体Sのロール状の一定量の巻き取り終了ま
で待機し、巻き取り操作終了後、紙管4Aは取り出し位
置に復帰し、再び前記の動作が繰り返されるのである。
一回動片8を回動させて、該回動片8の先端側を紙管4
A方向(図では反時計回り方向)に回動上昇させ、か
つ、第二シリンダ15を動作させて第一作動片13を回
動させ(図では時計回り方向)て送り込みローラ11を
回動中の紙管4Aに接触させて回動させる一方、第五シ
リンダ31を動作させて第三回動片32を回動降下させ
てシート体Sを紙管4A方向に押圧すると、押圧された
シート体Sは紙管4Aに層設した粘着剤に付着して紙管
4Aに粘着され、紙管4Aの回動に伴って予め設定した
長さ分粘着される。この時点で第四シリンダ22を動作
させて駆動歯車25を介して従動歯車28を回動させる
と従動歯車28に同期して腕片29は回動するようにし
てあるから、腕片29は回動降下し(図では時計回り方
向)、腕片29の先端に装備したカッター刃21が送り
込みローラ11方向にシート体Sを押圧し、送り込みロ
ーラ11を受圧部として該シート体Sを切断し、シート
体Sの切断端は、送り込みローラ11と紙管4Aに挾持
されつつ引き込まれ、以下、紙管4Aによるシート体S
の巻取り操作が行われ、第一シリンダ10,第二シリン
ダ15,第三シリンダ19,第四シリンダ22および第
五シリンダ31の各ロッド10a,15a,19a,2
2a,31aの各部材が順次原位置に復帰し、紙管4A
によるシート体Sのロール状の一定量の巻き取り終了ま
で待機し、巻き取り操作終了後、紙管4Aは取り出し位
置に復帰し、再び前記の動作が繰り返されるのである。
【0021】なお、カッター刃21がシート体S切断
後、送り込みローラ11に嵌入するようにしたのは従来
例のごとくカッター刃による切断時のシート体の「逃
げ」を確実に防止し、カッター刃の損傷を防ぐためで、
そのために送り込みローラ11に弾性表面層を施こす手
段もあるが、実施例のものは、軸に無数の線体11a,
11a…を放射状に配し、該線体11a…によってシー
ト体Sを受圧すると共に、シート体切断後のカッター刃
21が線体11a…間に嵌入して該カッター刃21の損
傷を防ぐようになっている。
後、送り込みローラ11に嵌入するようにしたのは従来
例のごとくカッター刃による切断時のシート体の「逃
げ」を確実に防止し、カッター刃の損傷を防ぐためで、
そのために送り込みローラ11に弾性表面層を施こす手
段もあるが、実施例のものは、軸に無数の線体11a,
11a…を放射状に配し、該線体11a…によってシー
ト体Sを受圧すると共に、シート体切断後のカッター刃
21が線体11a…間に嵌入して該カッター刃21の損
傷を防ぐようになっている。
【0022】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
シート体の切断端部が鋭利で均一の切断を行うと共に、
シート体の切断端部によるシワを生じさせないで紙管に
シート体を巻き取らせることのできる装置を提供でき
る。
シート体の切断端部が鋭利で均一の切断を行うと共に、
シート体の切断端部によるシワを生じさせないで紙管に
シート体を巻き取らせることのできる装置を提供でき
る。
【図1】本発明要部の拡大略示説明図。
【図2】略示説明図。
4A 紙管 11 送り込みローラ 21 カッター刃 30 押圧ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の巻取り位置に配置してシート体を
ロール状に所定量巻き取った紙管を取り外し位置に移動
させて新たな紙管を前記巻き取り位置に配置した後、前
記シート体を幅員方向に切断してその切断端を前記巻き
取り位置にて回動する前記新たな紙管の周面に粘着する
ようにしたシート体の切断処理装置において、周面に粘
着剤を層設した前記新たな紙管に前記シートを押圧する
押圧ローラと該押圧ローラ位置より前記シート体移動方
向の下流側において前記紙管に直接又は間接的に接して
回動し、かつ、周面にカッター刃が嵌入する送り込みロ
ーラおよび該送り込みローラに前記シート体を押圧して
切断する前記カッター刃を備えた、シート体の切断処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10239598A JPH11292361A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | シート体の切断処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10239598A JPH11292361A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | シート体の切断処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11292361A true JPH11292361A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14326268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10239598A Pending JPH11292361A (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | シート体の切断処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11292361A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106882629A (zh) * | 2017-04-15 | 2017-06-23 | 中材金晶玻纤有限公司 | 玻璃纤维湿法薄毡大卷收卷装置及其收卷方法 |
-
1998
- 1998-04-14 JP JP10239598A patent/JPH11292361A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106882629A (zh) * | 2017-04-15 | 2017-06-23 | 中材金晶玻纤有限公司 | 玻璃纤维湿法薄毡大卷收卷装置及其收卷方法 |
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