JPH11291834A - 液晶表示装置用の温度調整装置 - Google Patents

液晶表示装置用の温度調整装置

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JPH11291834A
JPH11291834A JP9202698A JP9202698A JPH11291834A JP H11291834 A JPH11291834 A JP H11291834A JP 9202698 A JP9202698 A JP 9202698A JP 9202698 A JP9202698 A JP 9202698A JP H11291834 A JPH11291834 A JP H11291834A
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air
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display device
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JP9202698A
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Manabu Uomoto
学 魚本
Hideki Yoshida
秀希 吉田
Toshio Ohashi
利男 大橋
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Calsonic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載用の液晶表示装置の使用環境温度を該液
晶表示装置の保証温度範囲内に調整することができる液
晶表示装置用の温度調整装置を提供する。 【解決手段】 表示用の液晶パネル22を組み付けた車
載用の液晶表示装置20のケース21内に送風通路23
を設ける。その送風通路23を、車両に搭載した空気調
和装置40のエアミックス室64に連通させて接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用の液晶表示
装置の使用環境温度を調整する液晶表示装置用の温度調
整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車には、ナビゲーション装置やテレ
ビ受信装置の表示手段として、あるいは、マルチメディ
ア化へ対応するための表示手段として液晶表示装置を搭
載しているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶表示装
置の保証温度範囲は、一般的に−10℃〜80℃程度で
ある。しかし、実際に車両が使用される地域や条件等に
よっては、車室内の温度が前記保証温度範囲を越える場
合があり、この場合には、液晶表示装置は、液晶パネル
の映りが悪くなったり、あるいは、破損したりする恐れ
がある。
【0004】そこで、本発明では、車載用の液晶表示装
置の使用環境温度を該液晶表示装置の保証温度範囲内に
調整することができる液晶表示装置用の温度調整装置を
提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、表示用の液晶パネルを備えた車載用の液晶表示装置
の使用環境温度を調整する温度調整装置であって、該温
度調整装置は、前記液晶パネルを組み付けた液晶表示装
置のケース内に送風通路を設け、該送風通路を、車両に
搭載した空気調和装置のエアミックス室に連通接続させ
て構成されていることを特徴としている。
【0006】このため、請求項1の発明では、空気調和
装置のエアミックス室で生成される空調風が、液晶表示
装置のケース内に設けられた送風通路に配風される。
【0007】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載の送風通路は、液晶パネルの裏面に接して設けられて
いることを特徴としている。
【0008】このため、請求項2の発明では、空気調和
装置のエアミックス室で生成される空調風が液晶表示装
置の液晶パネルの裏面に確実に配風される。
【0009】請求項3の発明にあっては、請求項1又は
2に記載の送風通路は、液晶パネルの裏面に沿って設け
られた第1通路と、該第1通路が分岐した第2通路及び
第3通路よりなり、該第2通路が空気調和装置のデフロ
スタダクトを介してエアミックス室に連通接続され、前
記第3通路が空気調和装置のベントダクトを介してエア
ミックス室に連通接続され、第1,第2及び第3の各通
路の合流部に、エアミックス室で生成された空調風がデ
フロスタダクトから車室内に配風されるデフロスタモー
ド時には第2通路と第1通路とを連通させて第3通路と
第1通路との連通を遮断し、前記空調風がベントダクト
から車室内に配風されるベントモード時には第3通路と
第1通路とを連通させて第2通路と第1通路との連通を
遮断するモード切替ドアが設けられていることを特徴と
している。
【0010】このため、請求項3の発明では、エアミッ
クス室で生成された空調風がデフロスタダクトから車室
内に配風されるデフロスタモード時には、デフロスタダ
クトを流れる空調風の一部が、デフロスタダクトから送
風通路の第2通路及び第1通路に配風され、エアミック
ス室で生成された空調風がベントダクトから車室内に配
風されるベントモード時には、ベントダクトを流れる空
調風の一部が、ベントダクトから送風通路の第3通路及
び第1通路に配風される。
【0011】しかも、請求項3の発明では、送風通路の
第1,第2及び第3の各通路の合流部にモード切替ドア
が設けられているので、前記デフロスタモード時には、
デフロスタダクトから送風通路の第2通路に流入した空
調風が送風通路の第3通路を経由してベントダクトから
車室内に漏出することはなく、前記ベントモード時に
は、ベントダクトから送風通路の第3通路に流入した空
調風が送風通路の第2通路を経由してデフロスタダクト
から車室内に漏出することもない。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明では、空気調和装置のエ
アミックス室で生成される空調風が、液晶表示装置のケ
ース内に設けられた送風通路に配風されるので、例え
ば、車室内の温度が上昇する夏期には冷風によって液晶
表示装置内を冷やし、車室内の温度が低下する冬期には
暖風によって液晶表示装置内を暖めることができ、従っ
て、車載用の液晶表示装置の使用環境温度を該液晶表示
装置の保証温度範囲内に調整することができ、その結
果、車載用の液晶表示装置の液晶パネルの映りが悪くな
る恐れや、車載用の液晶表示装置が破損する恐れを解消
することができる。
【0013】請求項2の発明では、空気調和装置のエア
ミックス室で生成される空調風が液晶表示装置の液晶パ
ネルの裏面に確実に配風されるので、前記空調風によっ
て車載用の液晶表示装置の液晶パネルを確実に温度調整
することができ、その結果、車載用の液晶表示装置の液
晶パネルの映りが悪くなる恐れを確実に解消することが
できる。
【0014】請求項3の発明では、エアミックス室で生
成された空調風がデフロスタダクトから車室内に配風さ
れるデフロスタモード時には、デフロスタダクトを流れ
る空調風の一部がデフロスタダクトから送風通路の第2
通路及び第1通路に配風されるので、前記デフロスタモ
ード時には、空調風によって車載用の液晶表示装置内を
温度調整することができ、従って、車載用の液晶表示装
置の使用環境温度を該液晶表示装置の保証温度範囲内に
調整することができ、その結果、車載用の液晶表示装置
の液晶パネルの映りが悪くなる恐れや、車載用の液晶表
示装置が破損する恐れを解消することができる。
【0015】また、請求項3の発明では、エアミックス
室で生成された空調風がベントダクトから車室内に配風
されるベントモード時には、ベントダクトを流れる空調
風の一部がベントダクトから送風通路の第3通路及び第
1通路に配風されるので、前記ベントモード時にも、空
調風によって車載用の液晶表示装置内を温度調整するこ
とができ、従って、車載用の液晶表示装置の使用環境温
度を該液晶表示装置の保証温度範囲内に調整することが
でき、その結果、車載用の液晶表示装置の液晶パネルの
映りが悪くなる恐れや、車載用の液晶表示装置が破損す
る恐れを解消することができる。
【0016】しかも、請求項3の発明では、前記デフロ
スタモード時には、デフロスタダクトから送風通路の第
2通路に流入した空調風が送風通路の第3通路を経由し
てベントダクトから車室内に漏出することはなく、前記
ベントモード時には、ベントダクトから送風通路の第3
通路に流入した空調風が送風通路の第2通路を経由して
デフロスタダクトから車室内に漏出することもないの
で、空気調和装置から車室内への空調風の配風が混乱す
ることがなく、従って、車室内の乗員に不快感を与える
ことがない。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1,図2は、
請求項1〜3記載の各発明を併せて実施した第1実施形
態の一例を示しており、図1は、第1実施形態に係る液
晶表示装置用の温度調整装置を備えた自動車の車室内を
示す斜視図であり、図2は、第1実施形態の一例を模式
的に示す説明図である。
【0018】図1に示すように、この自動車10には、
インストルメントパネル11上に車載用の液晶表示装置
20が設置されており、この液晶表示装置20は、ケー
ス21に組み付けられた表示用の液晶パネル22を備
え、ケース21の上壁に、後述する通風通路23(図2
参照)の排風口24が開口し、この排風口24には、埃
等の侵入を防止するフィルタが取り付けられている。
【0019】この液晶表示装置20より下方のセンター
コンソール12には、後述する空気調和装置40(図2
参照)から送風される空調風の車室内への吹出口の一つ
であるベント吹出口13が設けられ、インストルメント
パネル11のフロントガラス14寄りの部位には、前記
空調風をフロントガラス14に吹き付けてフロントガラ
ス14の曇りを防止するデフロスタ吹出口15が設けら
れている。
【0020】この自動車10は、図2に示すように、液
晶表示装置20の使用環境温度を調整する温度調整装置
1を備えており、この温度調整装置1は、液晶表示装置
20のケース21内に設けられた送風通路23と、この
送風通路23を公知の自動車用の空気調和装置40にお
けるエアミックス室64に連通させる接続ダクト30と
を備えている。
【0021】液晶表示装置20の送風通路23は、液晶
パネル22の裏面に接して設けられた第1通路23a
と、この第1通路23aが液晶パネル22の下方で分岐
した第2通路23b及び第3通路23cよりなり、第1
通路23aの開口部である排風口24が液晶表示装置2
0のケース21上壁に開口し、第2通路23bの開口部
である第1送風流入口25と、第3通路23cの開口部
である第2送風流入口26とが液晶表示装置20のケー
ス21下壁に開口している。
【0022】接続ダクト30は、送風通路23の第1送
風流入口25と空気調和装置40のデフロスタダクト4
1との間に配設された第1接続ダクト31と、送風通路
23の第2送風流入口26と空気調和装置40のベント
ダクト42との間に配設された第2接続ダクト32より
なっている。
【0023】従って、この温度調整装置1では、送風通
路23の第2通路23bが、第1接続ダクト31及びデ
フロスタダクト41を介して空気調和装置40のエアミ
ックス室64に連通接続されており、送風通路23の第
3通路23cが、第2接続ダクト32及びベントダクト
42を介して空気調和装置40のエアミックス室64に
連通接続されている。
【0024】送風通路23における第1,第2及び第3
の各通路23a,23b,23cが合流する合流部に
は、空気調和装置40のエアミックス室64で生成され
た空調風がデフロスタダクト41から車室内に配風され
るデフロスタモード時に、第2通路23bと第1通路2
3aとを連通させて第3通路23cと第1通路23aと
の連通を遮断し、前記空調風がベントダクト42から車
室内に配風されるベントモード時に、第3通路23cと
第1通路23aとを連通させて第2通路23bと第1通
路23aとの連通を遮断するモード切替ドア27が回動
自在に設けられている。
【0025】このモード切替ドア27は、前記デフロス
タモード時には、デフロスタダクト41から第1接続ダ
クト31を通って送風通路23の第2通路23bに流入
する空調風の風圧によって回動し、第2通路23bと第
1通路23aとを連通させて第3通路23cと第1通路
23aとの連通を遮断するようになっている。
【0026】そして、前記ベントモード時には、ベント
ダクト42から第2接続ダクト32を通って送風通路2
3の第3通路23cに流入する空調風の風圧によって回
動し、第3通路23cと第1通路23aとを連通させて
第2通路23bと第1通路23aとの連通を遮断するよ
うになっている。
【0027】空気調和装置40は、送風用のシロッコフ
ァン51を備えたブロワ50と、そのブロワ50からの
送風を除湿し温度調整して空調風を生成する空調ユニッ
ト60と、その空調ユニット60で生成した空調風を車
室内の所定の位置に配風するデフロスタダクト41,ベ
ントダクト42及びフットダクト43とを備えている。
【0028】空調ユニット60は、ブロワ50からユニ
ットケース61内への送風を冷却するエバポレータ62
と、このエバポレータ62より送風下流側に配設された
送風加熱用のヒータコア63と、このヒータコア63を
通過した暖風とヒータコア63を迂回した冷風とを混合
させて空調風を生成するエアミックス室64とを備えて
いる。
【0029】そして、ユニットケース61内には、ヒー
タコア63を通過する暖風と、ヒータコア63を迂回す
る冷風との配風比率を調整して、エアミックス室64で
生成される空調風の温度調整を行う回動式のミックスド
ア65が配設されている。
【0030】エアミックス室64上方のユニットケース
61上壁には、回動式のデフロスタドア66によって開
閉されるデフロスタ吹出口67と、回動式のベントドア
68によって開閉されるベント吹出口69とが設けら
れ、エアミックス室64後方のユニットケース61後壁
の下部には、回動式のフットドア70によって開閉され
るフット吹出口71が設けられている。
【0031】デフロスタダクト41は、空調ユニット6
0のデフロスタ吹出口67と車室のデフロスタ吹出口1
5(図1参照)との間に配設され、ベントダクト42
は、空調ユニット60のベント吹出口69と車室のベン
ト吹出口13(図1参照)との間に配設され、フットダ
クト43は、空調ユニット60のフット吹出口71と車
室のフット吹出口(図示せず)との間に配設されてい
る。
【0032】以上説明した温度調整装置1では、空気調
和装置40のエアミックス室64で生成された空調風が
デフロスタダクト41から車室内に配風されるデフロス
タモード時には、デフロスタダクト41を流れる空調風
の一部がデフロスタダクト41から第1接続ダクト31
を通って送風通路23の第2通路23b及び第1通路2
3aに配風され、前記空調風がベントダクト42から車
室内に配風されるベントモード時には、ベントダクト4
2を流れる空調風の一部がベントダクト42から第2接
続ダクト32を通って送風通路23の第3通路23c及
び第1通路23aに配風される。
【0033】このため、温度調整装置1では、空気調和
装置40が車室内に配風する空調風によって液晶表示装
置20内を温度調整することができ、例えば、車室内の
温度が上昇する夏期には冷風によって液晶表示装置20
を冷やし、車室内の温度が低下する冬期には暖風によっ
て液晶表示装置20を暖めることができる。
【0034】従って、温度調整装置1では、車載用の液
晶表示装置20の使用環境温度を液晶表示装置20の保
証温度範囲内に調整することができ、その結果、液晶表
示装置20の液晶パネル22の映りが悪くなる恐れや、
液晶表示装置20が破損する恐れを解消することができ
る。
【0035】特に、温度調整装置1では、送風通路23
の第1通路23aが液晶表示装置20の液晶パネル22
の裏面に接しているので、空気調和装置40が車室内に
配風する空調風によって液晶表示装置20の液晶パネル
22を確実に温度調整することができ、その結果、車載
用の液晶表示装置20の液晶パネル22の映りが悪くな
る恐れを確実に解消することができる。
【0036】しかも、温度調整装置1では、送風通路2
3における第1,第2及び第3の各通路23a,23
b,23cが合流する合流部にモード切替ドア27を設
けたので、空気調和装置40のエアミックス室64で生
成された空調風がデフロスタダクト41から車室内に配
風されるデフロスタモード時には、デフロスタダクト4
1から第1接続ダクト31を通って送風通路23の第2
通路23bに流入した空調風が、送風通路23の第3通
路23cを経由してベントダクト42に至りベントダク
ト42から車室内に漏出することはない。
【0037】また、前記空調風がベントダクト42から
車室内に配風されるベントモード時には、ベントダクト
42から第2接続ダクト32を通って送風通路23の第
3通路23cに流入した空調風が、送風通路23の第2
通路23bを経由してデフロスタダクト41に至りデフ
ロスタダクト41から車室内に漏出することもない。
【0038】従って、温度調整装置1では、空気調和装
置40から車室内への空調風の配風が混乱することがな
く、その結果、車室内の乗員に不快感を与えることがな
い。
【0039】(第2実施形態)図3は、請求項1及び2
記載の両発明を併せて実施した第2実施形態の一例を模
式的に示す説明図である。なお、以下に行う第2実施形
態の説明では、第1実施形態と同一の構成部材には同一
の符号を付し、第1実施形態の説明と重複する説明は省
略する。
【0040】図3に示すように、この温度調整装置10
0では、液晶表示装置120は、上下方向へ延びるイン
ストルメントパネル11の上下面に配設されており、液
晶表示装置120の送風通路123は、液晶パネル12
2の裏面に接して上下方向へ向かう垂直部分123a
と、液晶パネル122の下方で垂直部分123aの下端
から水平方向前方へ向かう水平部分123bよりなり、
垂直部分123aの開口部である排風口124が液晶表
示装置120のケース121上壁に開口し、水平部分1
23bの開口部である送風流入口125が液晶表示装置
120のケース121前壁に開口している。
【0041】接続ダクト130は、送風通路123の送
風流入口125と、空気調和装置40の空調ユニット6
0におけるエアミックス室64を形成するユニットケー
ス61後壁との間に配設されている。従って、この温度
調整装置100では、液晶表示装置120の送風通路1
23が接続ダクト130を介して空気調和装置40のエ
アミックス室64に連通接続されている。
【0042】このため、温度調整装置100では、空気
調和装置40のエアミックス室64で生成された空調風
が接続ダクト130を介して液晶表示装置120のケー
ス121内の送風通路123に配風され、例えば、車室
内の温度が上昇する夏期には冷風によって液晶表示装置
120内を冷やし、車室内の温度が低下する冬期には暖
風によって液晶表示装置120内を暖めることができ
る。
【0043】従って、温度調整装置100でも、温度調
整装置1と同様、車載用の液晶表示装置120の使用環
境温度を液晶表示装置120の保証温度範囲内に調整す
ることができ、その結果、車載用の液晶表示装置120
の液晶パネル122の映りが悪くなる恐れや、車載用の
液晶表示装置120が破損する恐れを解消することがで
きる。
【0044】また、温度調整装置100では、送風通路
123の垂直部分123aが液晶表示装置120の液晶
パネル122の裏面に接しているので、温度調整装置1
と同様、空気調和装置40が車室内に配風する空調風に
よって液晶表示装置120の液晶パネル122を確実に
温度調整することができ、その結果、車載用の液晶表示
装置120の液晶パネル122の映りが悪くなる恐れを
確実に解消することもできる。
【0045】なお、以上説明した温度調整装置10,1
10では、ダクト状の送風通路23,123が液晶表示
装置20,120のケース21,121内に配設されて
いる。しかし、請求項1に係る液晶表示装置用の温度調
整装置では、送風通路は液晶表示装置のケース内に設け
られていれば良いのであるから、液晶表示装置のケース
の所定の位置に送風流入口と排風口とを設けて、液晶表
示装置のケースそのものを送風通路としても利用しても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る液晶表示装置用の温度調整
装置を備えた自動車の車室内を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の一例を模式的に示す説明図であ
る。
【図3】第2実施形態の一例を模式的に示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1,100 温度調整装置 10 自動車(車両) 20,120 液晶表示装置 21,121 ケース 22,122 液晶パネル 23,123 通風通路 23a 第1通路 23b 第2通路 23c 第3通路 27 モード切替ドア 40 空気調和装置 41 デフロスタダクト 42 ベントダクト 64 エアミックス室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示用の液晶パネル(22,122)を
    備えた車載用の液晶表示装置(20,120)の使用環
    境温度を調整する温度調整装置(1,100)であっ
    て、 該温度調整装置(1,100)は、前記液晶パネル(2
    2,122)を組み付けた液晶表示装置(20,12
    0)のケース(21,121)内に送風通路(23,1
    23)を設け、該送風通路(23,123)を、車両
    (10)に搭載した空気調和装置(40)のエアミック
    ス室(64)に連通接続させて構成されていることを特
    徴とする液晶表示装置用の温度調整装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶表示装置用の温度調
    整装置であって、前記送風通路(23,123)は、前
    記液晶パネル(22,122)の裏面に接して設けられ
    ていることを特徴とする液晶表示装置用の温度調整装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の液晶表示装置用の
    温度調整装置であって、前記送風通路(23)は、前記
    液晶パネル(22)の裏面に沿って設けられた第1通路
    (23a)と、該第1通路(23a)が分岐した第2通
    路(23b)及び第3通路(23c)よりなり、該第2
    通路(23b)が空気調和装置(40)のデフロスタダ
    クト(41)を介して前記エアミックス室(64)に連
    通接続され、前記第3通路(23c)が空気調和装置
    (40)のベントダクト(42)を介して前記エアミッ
    クス室(64)に連通接続され、第1,第2及び第3の
    各通路(23a,23b,23c)の合流部に、エアミ
    ックス室(64)で生成された空調風がデフロスタダク
    ト(41)から車室内に配風されるデフロスタモード時
    には第2通路(23b)と第1通路(23a)とを連通
    させて第3通路(23c)と第1通路(23a)との連
    通を遮断し、前記空調風がベントダクト(42)から車
    室内に配風されるベントモード時には第3通路(23
    c)と第1通路(23a)とを連通させて第2通路(2
    3b)と第1通路(23a)との連通を遮断するモード
    切替ドア(27)が設けられていることを特徴とする液
    晶表示装置用の温度調整装置。
JP9202698A 1998-04-03 1998-04-03 液晶表示装置用の温度調整装置 Pending JPH11291834A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008044566A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Yanmar Co Ltd 農作業機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008044566A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Yanmar Co Ltd 農作業機

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