JPH11291584A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH11291584A
JPH11291584A JP10095830A JP9583098A JPH11291584A JP H11291584 A JPH11291584 A JP H11291584A JP 10095830 A JP10095830 A JP 10095830A JP 9583098 A JP9583098 A JP 9583098A JP H11291584 A JPH11291584 A JP H11291584A
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JP
Japan
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cover
printer
printer device
middle cover
main body
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JP10095830A
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English (en)
Inventor
Shin Kondo
伸 近藤
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NEC Data Terminal Ltd
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NEC Data Terminal Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11291584A publication Critical patent/JPH11291584A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、プリンタ装置において、プ
リンタ装置の清掃、点検、又は修理などの保守作業を行
なう際の作業効率の向上を図ることができるプリンタ装
置を提供することである。 【解決手段】 ミドルカバー2とプリンタ装置本体4と
を点B8及び点B′9にてヒンジ機構5を用いて接続
し、さらに、ミドルカバー2のプリンタ装置本体4に対
する面の一端とプリンタ装置本体4のミドルカバー2に
対する面の一端とを接続する保持ステイ6を取付けるこ
とにより、ミドルカバー2を開けておく際に、外形、質
量共に大きいミドルカバー2が不意に倒れ、閉まるのを
防ぎ、ミドルカバー2が開いている状態を保持すること
ができるため、プリンタ装置の清掃、点検、又は修理等
の保守作業を行う際にミドルカバー2を取り外す必要が
なく、係る保守作業の効率向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ装置に関す
るものである。さらに詳しくはプリンタカバーを有して
なるプリンタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置、とりわけ大型のプ
リンタ装置にはプリンタ装置本体の上部を覆うようにプ
リンタカバーが設置されている。プリンタカバーはプリ
ンタ装置本体の内部に配置される機器をプリンタ装置外
部の環境から保護する。例えば、図4に示すように、プ
リンタカバー11はトップカバー1とミドルカバー2と
を有してなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の従来の
プリンタ装置においては次のような問題点があった。プ
リンタ装置の清掃、点検、又は修理等の保守作業を行う
際、プリンタ装置の内部に配置される精密機器等の状態
を確認する必要がある場合、プリンタ装置を覆うプリン
タカバー11を取り外さなければならなかった。しか
し、前記プリンタカバー11は外形、質量が共に大きい
ため、プリンタカバー11を着脱する作業が困難である
場合が生じていた。
【0004】本発明は、以上の従来技術における問題に
鑑みてなされたものである。本発明の目的は、プリンタ
カバーを開閉する操作の操作性向上及びプリンタ装置の
保守作業の効率向上を図ることができるプリンタ装置を
提供することである。さらに、本発明の目的は、プリン
タカバーが開いている間、プリンタ装置の周囲を有効に
使えるよう省スペース性を向上させたプリンタ装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め提供する本発明は、プリンタ装置本体の上部に設置さ
れ、プリンタ装置本体の外部環境からプリンタ装置本体
内に配置される機器を保護するためのプリンタカバーを
有してなるプリンタ装置において、プリンタ装置本体に
対して開閉するミドルカバーと、ミドルカバーに対して
開閉するトップカバーとを有することを特徴とするプリ
ンタ装置である。トップカバーがミドルカバーに対して
開閉可能であることにより、外形、質量が共にミドルカ
バーよりも小さいトップカバーを開けるだけでプリンタ
用紙の補充又は交換、又はインクリボンの交換等を行う
ことができるため、プリンタ装置の操作性の向上を図る
ことができる。また、ミドルカバーがプリンタ装置本体
に対して開閉可能であることにより、プリンタカバーを
取り外すのではなく開けるだけでプリンタ装置の清掃、
点検、又は修理等の保守作業を行うことができるため、
係る保守作業の効率向上を図ることができる。
【0006】また、以上の課題を解決するため提供する
本発明は、プリンタ装置本体の上部に設置され、プリン
タ装置本体の外部の環境からプリンタ装置本体内に配置
される機器を保護するためのプリンタカバーを有してな
るプリンタ装置において、開閉支軸がプリンタ装置本体
の上部表面上に存在するミドルカバーと、開閉支軸がミ
ドルカバー上に存在するトップカバーと有することを特
徴とするプリンタ装置である。トップカバーの開閉支軸
がミドルカバー上に存在することにより、外形、質量が
共にミドルカバーよりも小さいトップカバーを開けるだ
けでプリンタ用紙の補充又は交換、又はインクリボンの
交換等を行うことができるため、プリンタ装置の操作性
の向上を図ることができる。また、ミドルカバーの開閉
支軸がプリンタ装置本体の上部表面上に存在することに
より、プリンタカバーを取り外すのではなく開けるだけ
でプリンタ装置の清掃、点検、又は修理等の保守作業を
行うことができるため、係る保守作業の効率向上を図る
ことができる。
【0007】また、以上の課題を解決するため提供する
本発明は、トップカバーの開閉方向とミドルカバーの開
閉方向とが同じであることを特徴とする請求項1又は2
に記載のプリンタ装置である。トップカバーの開閉方向
とミドルカバーの開閉方向とが同じであることにより、
トップカバー及びミドルカバーの開閉方向以外のプリン
タ装置周囲に空間ができるため、プリンタ装置周囲のス
ペースを有効に利用することができる。
【0008】また、以上の課題を解決するため提供する
本発明は、トップカバーの開閉方向とミドルカバーの開
閉方向とが反対であることを特徴とする請求項1又は2
に記載のプリンタ装置である。トップカバーの開閉方向
とミドルカバーの開閉方向とが反対であることにより、
トップカバーが開いている間ミドルカバーの開閉方向に
空間ができるため、トップカバーが開いている間プリン
タ装置周囲のスペースを有効に利用することができる。
また、ミドルカバーが開いている間トップカバーの開閉
方向に空間ができるため、ミドルカバーが開いている間
プリンタ装置周囲のスペースを有効に利用することがで
きる。
【0009】また、以上の課題を解決するため提供する
本発明は、トップカバーの開閉方向とミドルカバーの開
閉方向とのなす角が直角であることを特徴とする請求項
1又は2に記載のプリンタ装置である。トップカバーの
開閉方向とミドルカバーの開閉方向とのなす角が直角で
あることにより、トップカバーが開いている間ミドルカ
バーの開閉方向に空間ができるため、トップカバーが開
いている間プリンタ装置周囲のスペースを有効に利用す
ることができる。また、ミドルカバーが開いている間ト
ップカバーの開閉方向に空間ができるため、ミドルカバ
ーが開いている間プリンタ装置周囲のスペースを有効に
利用することができる。
【0010】また、以上の課題を解決するため提供する
本発明は、トップカバーとミドルカバー、及びミドルカ
バーとプリンタ装置本体とがヒンジ機構によりそれぞれ
接続されることを特徴とする請求項1乃至5に記載のプ
リンタ装置である。本願にいうヒンジ機構とは、一般的
に用いられているばね丁番を意味する。ヒンジ機構を用
いてトップカバーとミドルカバーとを接続することによ
り、トップカバーとミドルカバーとの接続部を結ぶ線を
支軸としてトップカバーをスムーズに開閉することがで
きるため、プリンタ用紙の補充又は交換、又はインクリ
ボンの交換等を行う際のプリンタ装置の操作性の向上を
図ることができる。同じように、ヒンジ機構を用いてミ
ドルカバーとプリンタ装置本体とを接続することによ
り、ミドルカバーとプリンタ装置本体との接続部を結ぶ
線を支軸としてミドルカバーをスムーズに開閉すること
ができるため、プリンタ装置の清掃、点検、又は修理等
の保守作業を行なう際に、係る保守作業の効率向上を図
ることができる。
【0011】また、以上の課題を解決するため提供する
本発明は、トップカバーとミドルカバーとを接続するヒ
ンジ機構がアーム型ヒンジであることを特徴とする請求
項6に記載のプリンタ装置である。本願にいうアーム型
ヒンジとはヒンジ機構の一種であり、腕状の支持部材が
取付けられたヒンジ機構を意味する。係るヒンジ機構が
アーム型ヒンジであることにより、トップカバーが不意
に倒れ、閉まるのを防止するので、トップカバーがミド
ルカバーに対して開いている状態をより強固に維持する
ことができるため、プリンタ用紙の補充又は交換、又は
インクリボンの交換等を行なう際のプリンタ装置の操作
性を向上させることができる。
【0012】また、以上の課題を解決するため提供する
本発明は、トップカバーとミドルカバーとを接続するヒ
ンジ機構がスプリング又はダンパ機構を備えていること
を特徴とする請求項1乃至7に記載のプリンタ装置であ
る。本願にいうダンパ機構とは、一般的に用いられてい
るガスダンパを意味する。トップカバーとミドルカバー
とを接続するヒンジ機構がスプリング又はダンパ機構を
備えていることにより、トップカバーを開けた後トップ
カバーが不意に倒れ、閉まるのを防止するので、トップ
カバーが開いている状態を維持することができるため、
プリンタ用紙の補充又は交換、又はインクリボンの交換
等を行なう際のプリンタ装置の操作性を向上させること
ができる。
【0013】また、以上の課題を解決するため提供する
本発明は、ミドルカバーとプリンタ装置本体との間に保
持ステイが取付けられていることを特徴とする請求項1
乃至8に記載のプリンタ装置である。本願にいう保持ス
テイとは、ミドルカバーの重量を支えるために、ミドル
カバーとプリンタ装置本体との間を橋渡しして取付けら
れる部材を意味する。ミドルカバーとプリンタ装置本体
との間に保持ステイが取付けられることにより、ミドル
カバーを開けた後外形、質量共に大きいミドルカバーが
不意に倒れ、閉まるのを防止するので、ミドルカバーが
開いている状態を維持することができるため、プリンタ
装置の清掃、点検、又は修理等の保守作業を行なう際の
保守作業の効率向上を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明するが、以下の実施の形態は本発明に
係るプリンタ装置を示す一例にすぎない。 (実施形態)図1は、本発明の一実施形態に係るプリン
タ装置を示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形
態に係るプリンタ装置のトップカバーが開いている状態
を示す斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係
るプリンタ装置のミドルカバーが開いている状態を示す
斜視図である。図4は、従来のプリンタ装置を示す斜視
図である。
【0015】本発明の一実施形態に係るプリンタ装置
は、図1に示すように、プリンタ装置本体4とプリンタ
カバー11とを有してなる。プリンタ装置本体4はその
内部にプリンタ用紙に印刷を行うための機器等を有す
る。プリンタカバー11はプリンタ装置本体4の上部に
プリンタ装置本体4を覆うように設置され、プリンタ装
置の外部の環境からプリンタ装置本体4の内部に配置さ
れる機器等を保護する。
【0016】プリンタカバー11はトップカバー1及び
ミドルカバー2を有してなる。トップカバー1の下に
は、プリンタ用紙を補充するための用紙入れやインクリ
ボン等が設置されている。そのため、プリンタ用紙の補
充又は交換、又はインクリボンの交換等を行なう間はト
ップカバー1を開いておくことが必要である。図2に示
すように、トップカバー1を開閉する場合、トップカバ
ー1はミドルカバー2上の点A7と点A′8とを結ぶ支
軸に関して開閉するため、トップカバー1はミドルカバ
ー2に対して単独で開閉することができる。点A7及び
点A′8は、トップカバー1がミドルカバー2に対して
開閉する際のトップカバー1とミドルカバー2との接線
の両端点である。
【0017】点A7及び点A′8を結ぶ支軸上にはトッ
プカバー1をスムーズに開閉させるためにヒンジ機構3
が取付けられている。ヒンジ機構3は一般的に用いられ
ているばね丁番であり、トップカバー1とミドルカバー
2とをつなぐ開閉機能を有する。ヒンジ機構3はトップ
カバー1とミドルカバー2との両方に接続して取付けら
れており、トップカバー1が開いている間トップカバー
1が不意に倒れ、閉まるのを防止する。なお、ヒンジ機
構3の種類としてはアーム型ヒンジが望ましい。アーム
型ヒンジは一般的に用いられているヒンジ機構の一種で
あり、腕状の支持部材が取付けられているため、トップ
カバー1が開いている状態をより強固に維持することが
できる。
【0018】さらに、ヒンジ機構3はスプリング又はダ
ンパ機構を備えていることが望ましい。係るスプリング
及びダンパ機構はトップカバー1が開いている間トップ
カバー1をより強固に維持するためにヒンジ機構に備え
付けられる。ダンパ機構とは、ガスダンパ等のことであ
り、ガス等の反力を利用してトップカバー1の重量を支
えることにより、トップカバー1が不意に倒れ、閉まる
のを防止する。
【0019】プリンタ装置本体4にはプリンタ用紙に印
刷を行うための機器等が設置されているため、例えば、
プリンタ装置本体4の清掃、点検、又は修理等の保守作
業を行う間はミドルカバー2を開いておくことが必要で
ある。図3に示すように、ミドルカバー2を開閉する場
合、ミドルカバー2はプリンタ装置本体4上の点B9と
点B′10とを結ぶ支軸に関して開閉するため、ミドル
カバー2はプリンタ装置本体4に対して単独で開閉する
ことができる。点B9及び点B′10は、ミドルカバー
2がプリンタ装置本体4に対して開閉する際のミドルカ
バー2とプリンタ装置本体4との接線の両端点である。
【0020】点B9及び点B′10を結ぶ支軸上にはミ
ドルカバー2をスムーズに開閉させるためにヒンジ機構
5が取付けられる。ヒンジ機構5は一般的に用いられて
いるばね丁番であるが、ミドルカバー2とプリンタ装置
本体4とをつなぐ開閉機能を有していればヒンジ機構5
の種類は問わない。ヒンジ機構5はミドルカバー2とプ
リンタ装置本体4との両方に接続しており、ミドルカバ
ー2が開いている間ミドルカバー2が不意に倒れ、閉ま
るのを防止する。
【0021】さらに、ミドルカバー2とプリンタ装置本
体4との間に保持ステイ6が取付けられる。ミドルカバ
ー2はトップカバー1に比べて外形及び重量が大きいの
で、ミドルカバー2が開いている状態を強固に維持する
ために保持ステイ6を取付ける。保持ステイ6は棒状の
保持部材であり、ミドルカバー2とプリンタ装置本体4
との両方に接続する。すなわち、保持ステイ6はミドル
カバー2のプリンタ装置本体4に対する面の一端と、プ
リンタ装置本体4のミドルカバー2に対する面の一端と
を橋渡しして取り付けられ、ミドルカバー2を強固に支
えている。
【0022】また、本発明の一実施形態に係るプリンタ
装置ではトップカバー1の開閉方向とミドルカバー2の
開閉方向とが同じであるが、反対であってもよい。ある
いは、トップカバー1の開閉方向とミドルカバー2の開
閉方向とのなす角が直角であってもよい。
【0023】従って、以上のプリンタ装置によれば、図
2に示すようにミドルカバー2上の点A7と点A′8と
を結ぶ支軸に関して開閉するトップカバー1と、図3に
示すようにプリンタ装置本体4の上部表面上の点B9と
点B′10とを結ぶ支軸に関して開閉するミドルカバー
2とを設けることにより、トップカバー1がミドルカバ
ー2に対して開閉可能になるため、プリンタ用紙の補充
又は交換、又はインクリボンの交換等を行う際のプリン
タ装置の操作性の向上を図ることができる。さらに、ミ
ドルカバー2がプリンタ装置本体4に対して開閉可能に
なるため、プリンタ装置の清掃、点検、又は修理等の保
守作業を行なう際の保守作業の効率向上を図ることがで
きる。
【0024】また、トップカバー1の開閉方向とミドル
カバー2の開閉方向とを同じにすることにより、プリン
タカバー11の開閉方向以外のプリンタ装置本体4の周
囲に空間が生じるため、プリンタカバー11が開いてい
る間プリンタ装置の周囲を有効に使うことができる。
【0025】さらに、図3に示すようにミドルカバー2
とプリンタ装置本体4とをヒンジ機構5を用いて接続
し、さらに、ミドルカバー2のプリンタ装置本体4に対
する面の一端と、プリンタ装置本体4のミドルカバー2
に対する面の一端とを接続する保持ステイ6を取付ける
ことにより、ミドルカバー2を開く際、外形、質量共に
大きいミドルカバー2が不意に倒れ、閉まるのを防止し
て、ミドルカバー2が開いている状態を保持することが
できるので、プリンタ装置の清掃、点検、又は修理等の
保守作業を行う際にミドルカバー2を取り外す必要がな
いため、係る保守作業の効率向上を図ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るプリンタ装
置は、プリンタ装置本体に対して開閉するミドルカバー
と、ミドルカバーに対して開閉するトップカバーとを設
けることにより、ミドルカバーを取り外すことなくプリ
ンタ装置の清掃、点検、又は修理等の保守作業を行うこ
とができるため、係る保守作業の効率向上を図ることが
できる。また、本発明に係るプリンタ装置は、開閉支軸
がプリンタ装置本体の上部表面上に存在するミドルカバ
ーと、開閉支軸がミドルカバー上に存在するトップカバ
ーとを設けることにより、ミドルカバーを取り外すこと
なくプリンタ装置の清掃、点検、又は修理等の保守作業
を行うことができるため、係る保守作業の効率向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るプリンタ装置を示
す斜視図である。
【図2】 図1に示すプリンタ装置のトップカバーが開
いている状態を説明する斜視図である。
【図3】 図1に示すプリンタ装置のミドルカバーが開
いている状態を説明する斜視図である。
【図4】 従来のプリンタ装置におけるプリンタカバー
が取り外されている状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 トップカバー 2 ミドルカバー 3 ヒンジ機構 4 プリンタ装置本体 5 ヒンジ機構 6 保持ステイ 7 点A 8 点A′ 9 点B 10 点B′ 11 プリンタカバー 2
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 プリンタ装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ装置に関す
るものである。さらに詳しくはプリンタカバーを有して
なるプリンタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置、とりわけ大型のプ
リンタ装置にはプリンタ装置本体の上部を覆うようにプ
リンタカバーが設置されている。プリンタカバーはプリ
ンタ装置本体の内部に配置される機器をプリンタ装置外
部の環境から保護する。例えば、図4に示すように、プ
リンタカバー11はトップカバー1とミドルカバー2と
を有してなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の従来の
プリンタ装置においては次のような問題点があった。プ
リンタ装置の清掃、点検、又は修理等の保守作業を行う
際、プリンタ装置の内部に配置される精密機器等の状態
を確認する必要がある場合、プリンタ装置を覆うプリン
タカバー11を取り外さなければならなかった。しか
し、前記プリンタカバー11は外形、質量が共に大きい
ため、プリンタカバー11を着脱する作業が困難である
場合が生じていた。
【0004】本発明は、以上の従来技術における問題に
鑑みてなされたものである。本発明の目的は、プリンタ
カバーを開閉する操作の操作性向上及びプリンタ装置の
保守作業の効率向上を図ることができるプリンタ装置を
提供することである。さらに、本発明の目的は、プリン
タカバーが開いている間、プリンタ装置の周囲を有効に
使えるよう省スペース性を向上させたプリンタ装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め提供する本発明は、プリンタ装置本体の上部に設置さ
れ、プリンタ装置本体の外部環境からプリンタ装置本体
内に配置される機器を保護するためのプリンタカバーを
有してなるプリンタ装置において、プリンタ装置本体に
対して開閉するミドルカバーと、ミドルカバーに対して
開閉するトップカバーとを有してなり、トップカバーと
ミドルカバー、及びミドルカバーとプリンタ装置本体と
がそれぞれヒンジ機構により接続されることを特徴とす
るプリンタ装置である。トップカバーがミドルカバーに
対して開閉可能であることにより、外形、質量が共にミ
ドルカバーよりも小さいトップカバーを開けるだけでプ
リンタ用紙の補充又は交換、又はインクリボンの交換等
を行うことができるため、プリンタ装置の操作性の向上
を図ることができる。また、ミドルカバーがプリンタ装
置本体に対して開閉可能であることにより、プリンタカ
バーを取り外すのではなく開けるだけでプリンタ装置の
清掃、点検、又は修理等の保守作業を行うことができる
ため、係る保守作業の効率向上を図ることができる。
【0006】また、以上の課題を解決するため提供する
本発明は、プリンタ装置本体の上部に設置され、プリン
タ装置本体の外部の環境からプリンタ装置本体内に配置
される機器を保護するためのプリンタカバーを有してな
るプリンタ装置において、開閉支軸がプリンタ装置本体
の上部表面上に存在するミドルカバーと、開閉支軸がミ
ドルカバー上に存在するトップカバーとを有してなり、
トップカバーとミドルカバー、及びミドルカバーとプリ
ンタ装置本体とがそれぞれヒンジ機構により接続される
ことを特徴とするプリンタ装置である。トップカバーの
開閉支軸がミドルカバー上に存在することにより、外
形、質量が共にミドルカバーよりも小さいトップカバー
を開けるだけでプリンタ用紙の補充又は交換、又はイン
クリボンの交換等を行うことができるため、プリンタ装
置の操作性の向上を図ることができる。また、ミドルカ
バーの開閉支軸がプリンタ装置本体の上部表面上に存在
することにより、プリンタカバーを取り外すのではなく
開けるだけでプリンタ装置の清掃、点検、又は修理等の
保守作業を行うことができるため、係る保守作業の効率
向上を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明するが、以下の実施の形態は本発明に
係るプリンタ装置を示す一例にすぎない。 (実施形態)図1は、本発明の一実施形態に係るプリン
タ装置を示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形
態に係るプリンタ装置のトップカバーが開いている状態
を示す斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係
るプリンタ装置のミドルカバーが開いている状態を示す
斜視図である。図4は、従来のプリンタ装置を示す斜視
図である。
【0015】本発明の一実施形態に係るプリンタ装置
は、図1に示すように、プリンタ装置本体4とプリンタ
カバー11とを有してなる。プリンタ装置本体4はその
内部にプリンタ用紙に印刷を行うための機器等を有す
る。プリンタカバー11はプリンタ装置本体4の上部に
プリンタ装置本体4を覆うように設置され、プリンタ装
置の外部の環境からプリンタ装置本体4の内部に配置さ
れる機器等を保護する。
【0016】プリンタカバー11はトップカバー1及び
ミドルカバー2を有してなる。トップカバー1の下に
は、プリンタ用紙を補充するための用紙入れやインクリ
ボン等が設置されている。そのため、プリンタ用紙の補
充又は交換、又はインクリボンの交換等を行なう間はト
ップカバー1を開いておくことが必要である。図2に示
すように、トップカバー1を開閉する場合、トップカバ
ー1はミドルカバー2上の点A7と点A′8とを結ぶ支
軸に関して開閉するため、トップカバー1はミドルカバ
ー2に対して単独で開閉することができる。点A7及び
点A′8は、トップカバー1がミドルカバー2に対して
開閉する際のトップカバー1とミドルカバー2との接線
の両端点である。
【0017】点A7及び点A′8を結ぶ支軸上にはトッ
プカバー1をスムーズに開閉させるためにヒンジ機構3
が取付けられている。ヒンジ機構3は一般的に用いられ
ているばね丁番であり、トップカバー1とミドルカバー
2とをつなぐ開閉機能を有する。ヒンジ機構3はトップ
カバー1とミドルカバー2との両方に接続して取付けら
れており、トップカバー1が開いている間トップカバー
1が不意に倒れ、閉まるのを防止する。なお、ヒンジ機
構3の種類としてはアーム型ヒンジが望ましい。アーム
型ヒンジは一般的に用いられているヒンジ機構の一種で
あり、腕状の支持部材が取付けられているため、トップ
カバー1が開いている状態をより強固に維持することが
できる。
【0018】さらに、ヒンジ機構3はスプリング又はダ
ンパ機構を備えていることが望ましい。係るスプリング
及びダンパ機構はトップカバー1が開いている間トップ
カバー1をより強固に維持するためにヒンジ機構に備え
付けられる。ダンパ機構とは、ガスダンパ等のことであ
り、ガス等の反力を利用してトップカバー1の重量を支
えることにより、トップカバー1が不意に倒れ、閉まる
のを防止する。
【0019】プリンタ装置本体4にはプリンタ用紙に印
刷を行うための機器等が設置されているため、例えば、
プリンタ装置本体4の清掃、点検、又は修理等の保守作
業を行う間はミドルカバー2を開いておくことが必要で
ある。図3に示すように、ミドルカバー2を開閉する場
合、ミドルカバー2はプリンタ装置本体4上の点B9と
点B′10とを結ぶ支軸に関して開閉するため、ミドル
カバー2はプリンタ装置本体4に対して単独で開閉する
ことができる。点B9及び点B′10は、ミドルカバー
2がプリンタ装置本体4に対して開閉する際のミドルカ
バー2とプリンタ装置本体4との接線の両端点である。
【0020】点B9及び点B′10を結ぶ支軸上にはミ
ドルカバー2をスムーズに開閉させるためにヒンジ機構
5が取付けられる。ヒンジ機構5は一般的に用いられて
いるばね丁番であるが、ミドルカバー2とプリンタ装置
本体4とをつなぐ開閉機能を有していればヒンジ機構5
の種類は問わない。ヒンジ機構5はミドルカバー2とプ
リンタ装置本体4との両方に接続しており、ミドルカバ
ー2が開いている間ミドルカバー2が不意に倒れ、閉ま
るのを防止する。
【0021】さらに、ミドルカバー2とプリンタ装置本
体4との間に保持ステイ6が取付けられる。ミドルカバ
ー2はトップカバー1に比べて外形及び重量が大きいの
で、ミドルカバー2が開いている状態を強固に維持する
ために保持ステイ6を取付ける。保持ステイ6は棒状の
保持部材であり、ミドルカバー2とプリンタ装置本体4
との両方に接続する。すなわち、保持ステイ6はミドル
カバー2のプリンタ装置本体4に対する面の一端と、プ
リンタ装置本体4のミドルカバー2に対する面の一端と
を橋渡しして取り付けられ、ミドルカバー2を強固に支
えている。
【0022】また、本発明の一実施形態に係るプリンタ
装置ではトップカバー1の開閉方向とミドルカバー2の
開閉方向とが同じであるが、反対であってもよい。ある
いは、トップカバー1の開閉方向とミドルカバー2の開
閉方向とのなす角が直角であってもよい。
【0023】従って、以上のプリンタ装置によれば、図
2に示すようにミドルカバー2上の点A7と点A′8と
を結ぶ支軸に関して開閉するトップカバー1と、図3に
示すようにプリンタ装置本体4の上部表面上の点B9と
点B′10とを結ぶ支軸に関して開閉するミドルカバー
2とを設けることにより、トップカバー1がミドルカバ
ー2に対して開閉可能になるため、プリンタ用紙の補充
又は交換、又はインクリボンの交換等を行う際のプリン
タ装置の操作性の向上を図ることができる。さらに、ミ
ドルカバー2がプリンタ装置本体4に対して開閉可能に
なるため、プリンタ装置の清掃、点検、又は修理等の保
守作業を行なう際の保守作業の効率向上を図ることがで
きる。
【0024】また、トップカバー1の開閉方向とミドル
カバー2の開閉方向とを同じにすることにより、プリン
タカバー11の開閉方向以外のプリンタ装置本体4の周
囲に空間が生じるため、プリンタカバー11が開いてい
る間プリンタ装置の周囲を有効に使うことができる。
【0025】さらに、図3に示すようにミドルカバー2
とプリンタ装置本体4とをヒンジ機構5を用いて接続
し、さらに、ミドルカバー2のプリンタ装置本体4に対
する面の一端と、プリンタ装置本体4のミドルカバー2
に対する面の一端とを接続する保持ステイ6を取付ける
ことにより、ミドルカバー2を開く際、外形、質量共に
大きいミドルカバー2が不意に倒れ、閉まるのを防止し
て、ミドルカバー2が開いている状態を保持することが
できるので、プリンタ装置の清掃、点検、又は修理等の
保守作業を行う際にミドルカバー2を取り外す必要がな
いため、係る保守作業の効率向上を図ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るプリンタ装
置は、プリンタ装置本体に対して開閉するミドルカバー
と、ミドルカバーに対して開閉するトップカバーとを
してなり、トップカバーとミドルカバー、及びミドルカ
バーとプリンタ装置本体とがそれぞれヒンジ機構により
接続されることにより、ミドルカバーを取り外すことな
くプリンタ装置の清掃、点検、又は修理等の保守作業を
行うことができるため、係る保守作業の効率向上を図る
ことができる。また、本発明に係るプリンタ装置は、開
閉支軸がプリンタ装置本体の上部表面上に存在するミド
ルカバーと、開閉支軸がミドルカバー上に存在するトッ
プカバーとを有してなり、トップカバーとミドルカバ
ー、及びミドルカバーとプリンタ装置本体とがそれぞれ
ヒンジ機構により接続されることにより、ミドルカバー
を取り外すことなくプリンタ装置の清掃、点検、又は修
理等の保守作業を行うことができるため、係る保守作業
の効率向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るプリンタ装置を示
す斜視図である。
【図2】 図1に示すプリンタ装置のトップカバーが開
いている状態を説明する斜視図である。
【図3】 図1に示すプリンタ装置のミドルカバーが開
いている状態を説明する斜視図である。
【図4】 従来のプリンタ装置におけるプリンタカバー
が取り外されている状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】 1 トップカバー 2 ミドルカバー 3 ヒンジ機構 4 プリンタ装置本体 5 ヒンジ機構 6 保持ステイ 7 点A 8 点A′ 9 点B 10 点B′ 11 プリンタカバー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ装置本体の上部に設置され、プ
    リンタ装置本体の外部環境からプリンタ装置本体内に配
    置される機器を保護するためのプリンタカバーを有して
    なるプリンタ装置において、プリンタ装置本体に対して
    開閉するミドルカバーと、ミドルカバーに対して開閉す
    るトップカバーとを有することを特徴とするプリンタ装
    置。
  2. 【請求項2】 プリンタ装置本体の上部に設置され、プ
    リンタ装置本体の外部の環境からプリンタ装置本体内に
    配置される機器を保護するためのプリンタカバーを有し
    てなるプリンタ装置において、開閉支軸がプリンタ装置
    本体の上部表面上に存在するミドルカバーと、開閉支軸
    がミドルカバー上に存在するトップカバーと有すること
    を特徴とするプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 トップカバーの開閉方向とミドルカバー
    の開閉方向とが同じであることを特徴とする請求項1又
    は2に記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 トップカバーの開閉方向とミドルカバー
    の開閉方向とが反対であることを特徴とする請求項1又
    は2に記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 トップカバーの開閉方向とミドルカバー
    の開閉方向とのなす角が直角であることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 トップカバーとミドルカバー、及びミド
    ルカバーとプリンタ装置本体とがそれぞれヒンジ機構に
    より接続することを特徴とする請求項1乃至5に記載の
    プリンタ装置。
  7. 【請求項7】 トップカバーとミドルカバーとを接続す
    るヒンジ機構がアーム型ヒンジであることを特徴とする
    請求項6に記載のプリンタ装置。
  8. 【請求項8】 トップカバーとミドルカバーとを接続す
    るヒンジ機構がスプリング又はダンパ機構を備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至7に記載のプリンタ装
    置。
  9. 【請求項9】 ミドルカバーとプリンタ装置本体との間
    に保持ステイが取付けられていることを特徴とする請求
    項1乃至8に記載のプリンタ装置。
JP10095830A 1998-04-08 1998-04-08 プリンタ装置 Pending JPH11291584A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018008568A1 (ja) * 2016-07-05 2018-01-11 シチズン時計株式会社 プリンタ

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