JPH11291460A - インキ調量装置とその方法 - Google Patents
インキ調量装置とその方法Info
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- JPH11291460A JPH11291460A JP11066421A JP6642199A JPH11291460A JP H11291460 A JPH11291460 A JP H11291460A JP 11066421 A JP11066421 A JP 11066421A JP 6642199 A JP6642199 A JP 6642199A JP H11291460 A JPH11291460 A JP H11291460A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/02—Ducts, containers, supply or metering devices
- B41F31/08—Ducts, containers, supply or metering devices with ink ejecting means, e.g. pumps, nozzles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
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- B41F31/02—Ducts, containers, supply or metering devices
- B41F31/027—Ink rail devices for inking ink rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/02—Ducts, containers, supply or metering devices
- B41F31/04—Ducts, containers, supply or metering devices with duct-blades or like metering devices
- B41F31/045—Remote control of the duct keys
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 調量ローラ上のインキ膜を平滑にする練りな
らしローラ列やインキ移しローラを省き、あるいはたれ
流し、ゴースト、渇きなどを解消する安価な調量装置と
方法を提供する。 【解決手段】 ある圧力下でインキがオリフィス7を介
してインキ着けローラ2に送られ、オリフィス寸法はイ
ンキ特性や温度に応じて変え得る。制御ブレード9がイ
ンキ着けローラの外表面に隣接して配置され、その間の
距離は可変であり、インキ着けローラの表面上に形成さ
れるインキ膜の厚さを調節する。このインキ膜は直接に
版胴1に供給される。制御ブレードのすぐ後ろにメニス
カス11が形成され、制御ブレードと共同してインキ膜
の平滑さを確保する。
らしローラ列やインキ移しローラを省き、あるいはたれ
流し、ゴースト、渇きなどを解消する安価な調量装置と
方法を提供する。 【解決手段】 ある圧力下でインキがオリフィス7を介
してインキ着けローラ2に送られ、オリフィス寸法はイ
ンキ特性や温度に応じて変え得る。制御ブレード9がイ
ンキ着けローラの外表面に隣接して配置され、その間の
距離は可変であり、インキ着けローラの表面上に形成さ
れるインキ膜の厚さを調節する。このインキ膜は直接に
版胴1に供給される。制御ブレードのすぐ後ろにメニス
カス11が形成され、制御ブレードと共同してインキ膜
の平滑さを確保する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオフセット印刷機に
おけるインキを調量するための方法および装置に関す
る。
おけるインキを調量するための方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】オフセット印刷機は印刷技術においてよ
く知られている。オフセット印刷機では、外表面に印刷
されるべき画像を有する版胴が、その上に画像が印刷さ
れるべき紙と接触しながら回転するか、あるいは好まし
くは、画像を版胴から紙に転移する渡し胴またはブラン
ケット胴と接触しながら回転する。インキが版胴に転移
され、その後でインキが直接紙に転移されるか、あるい
は渡し胴に転移されて、それから紙に転移される。
く知られている。オフセット印刷機では、外表面に印刷
されるべき画像を有する版胴が、その上に画像が印刷さ
れるべき紙と接触しながら回転するか、あるいは好まし
くは、画像を版胴から紙に転移する渡し胴またはブラン
ケット胴と接触しながら回転する。インキが版胴に転移
され、その後でインキが直接紙に転移されるか、あるい
は渡し胴に転移されて、それから紙に転移される。
【0003】オフセット印刷機で版胴にインキを供給す
る幾つかの方法が知られている。インキを版胴に供給す
るための最も慣用の方法は、インキ壷を使用することで
ある。インキ壷とは、インキ出しローラに当てて組み付
けられている槽で、この中にインキが注入される。槽
(すなわちインキ壷)の底とインキ出しローラとの間の
接触面には、一連のインキキーが配置されている。イン
キキーはインキ出しローラに向かう方向およびインキ出
しローラから離れる方向に動かすことができ、各インキ
キーの端部とインキ出しローラの表面との間の距離が、
インキキーによってインキ出しローラの外表面に着けら
れるインキの厚さを決定する。インキ出しローラは、イ
ンキ出しローラの回転方向で見てインキキーを過ぎた区
域で、調量ローラの近傍にある。
る幾つかの方法が知られている。インキを版胴に供給す
るための最も慣用の方法は、インキ壷を使用することで
ある。インキ壷とは、インキ出しローラに当てて組み付
けられている槽で、この中にインキが注入される。槽
(すなわちインキ壷)の底とインキ出しローラとの間の
接触面には、一連のインキキーが配置されている。イン
キキーはインキ出しローラに向かう方向およびインキ出
しローラから離れる方向に動かすことができ、各インキ
キーの端部とインキ出しローラの表面との間の距離が、
インキキーによってインキ出しローラの外表面に着けら
れるインキの厚さを決定する。インキ出しローラは、イ
ンキ出しローラの回転方向で見てインキキーを過ぎた区
域で、調量ローラの近傍にある。
【0004】従来技術のインキ出しローラと一緒に用い
られる調量ローラは、通常外表面に螺旋溝または「あめ
んぼう」(理髪店の看板柱)を有している。この螺旋溝
は調量ローラから不純物を除去するのを助ける。不純物
は螺旋溝内に流れ、溝の螺旋形と調量ローラの回転との
組み合わせによって調量ローラの端部から取り除かれ
る。不純物は螺旋溝に含まれるので、下流側のいかなる
ローラにも運ばれず、それゆえ版胴は汚染されない。し
かしながら、調量ローラ上の螺旋溝を用いることによ
り、調量ローラ上の異なるインキ厚の縦溝パターンを引
き起こす。この縦溝パターンはインキ膜が版胴に転移さ
れる前に平滑にされなければならない。調量ローラから
縦溝パターンを取り除くために、従来技術の装置は、調
量ローラと版胴との間に多数(通常11〜15個)の練
りならしローラを有するインキローラ列を用いた。イン
キは連続的に調量ローラから各練りならしローラに移さ
れた後で版胴に転移される。1つの練りならしローラか
ら別の練りならしローラにインキを移す連続的な各ステ
ップが、調量ローラから出るインキの縦溝パターンを次
第に平滑にする。容易に理解されるように、多数の練り
ならしローラの必要性は、印刷機の装置を複雑にし、コ
ストを高める。
られる調量ローラは、通常外表面に螺旋溝または「あめ
んぼう」(理髪店の看板柱)を有している。この螺旋溝
は調量ローラから不純物を除去するのを助ける。不純物
は螺旋溝内に流れ、溝の螺旋形と調量ローラの回転との
組み合わせによって調量ローラの端部から取り除かれ
る。不純物は螺旋溝に含まれるので、下流側のいかなる
ローラにも運ばれず、それゆえ版胴は汚染されない。し
かしながら、調量ローラ上の螺旋溝を用いることによ
り、調量ローラ上の異なるインキ厚の縦溝パターンを引
き起こす。この縦溝パターンはインキ膜が版胴に転移さ
れる前に平滑にされなければならない。調量ローラから
縦溝パターンを取り除くために、従来技術の装置は、調
量ローラと版胴との間に多数(通常11〜15個)の練
りならしローラを有するインキローラ列を用いた。イン
キは連続的に調量ローラから各練りならしローラに移さ
れた後で版胴に転移される。1つの練りならしローラか
ら別の練りならしローラにインキを移す連続的な各ステ
ップが、調量ローラから出るインキの縦溝パターンを次
第に平滑にする。容易に理解されるように、多数の練り
ならしローラの必要性は、印刷機の装置を複雑にし、コ
ストを高める。
【0005】インキ壷を用いる別の問題は、たれ落ちで
ある。たれ落ちはインキキーとインキ出しローラとの接
触面に蓄積するインキ滴によって引き起こされる。これ
らのインキ滴は、インキローラ列を含む印刷機の部分に
滴下することがあり、それによって印刷画像や版胴に供
給されるインキの条件を変化させる。さらに、曲がりに
くいインキキーとインキ出しローラとが接触する結果と
して熱が溜る恐れがある。この熱の蓄積はインキやロー
ラの条件を変化させ、それによって印刷品質を損ねるこ
とがある。最後に、従来技術のインキ調量装置を用いる
ことによって生じる2つの問題は、「ゴースト」と「渇
き」である。「ゴースト」と「渇き」は、印刷すべき画
像のない範囲で紙に転移されなかったインキが版胴上で
過剰になることによって引き起こされる。このインキ過
剰、または逆に画像を印刷するためのインキを除去した
結果生じるインキの不足が、後続の印刷において版胴上
のインキの膜厚寸法のばらつきを生じさせる。このよう
なインキの膜厚寸法のばらつきは、印刷画像の品質を変
化させる恐れがある。
ある。たれ落ちはインキキーとインキ出しローラとの接
触面に蓄積するインキ滴によって引き起こされる。これ
らのインキ滴は、インキローラ列を含む印刷機の部分に
滴下することがあり、それによって印刷画像や版胴に供
給されるインキの条件を変化させる。さらに、曲がりに
くいインキキーとインキ出しローラとが接触する結果と
して熱が溜る恐れがある。この熱の蓄積はインキやロー
ラの条件を変化させ、それによって印刷品質を損ねるこ
とがある。最後に、従来技術のインキ調量装置を用いる
ことによって生じる2つの問題は、「ゴースト」と「渇
き」である。「ゴースト」と「渇き」は、印刷すべき画
像のない範囲で紙に転移されなかったインキが版胴上で
過剰になることによって引き起こされる。このインキ過
剰、または逆に画像を印刷するためのインキを除去した
結果生じるインキの不足が、後続の印刷において版胴上
のインキの膜厚寸法のばらつきを生じさせる。このよう
なインキの膜厚寸法のばらつきは、印刷画像の品質を変
化させる恐れがある。
【0006】インキを版胴に送るための第2の装置は、
インキ移しローラである。インキ移しローラはインキ出
しローラと常に接触していないローラである。その代わ
りにインキ移しローラはインキ出しローラと版胴との間
で揺動する。インキ移しローラがインキ出しローラに接
触すると、インキ移しローラはインキ出しローラの速度
で回転する。インキ移しローラが版胴に接触すると、イ
ンキ移しローラは印刷機の速度で回転する。容易に理解
されるように、インキ移しローラを駆動するための機構
は必然的に複雑かつ高価である。
インキ移しローラである。インキ移しローラはインキ出
しローラと常に接触していないローラである。その代わ
りにインキ移しローラはインキ出しローラと版胴との間
で揺動する。インキ移しローラがインキ出しローラに接
触すると、インキ移しローラはインキ出しローラの速度
で回転する。インキ移しローラが版胴に接触すると、イ
ンキ移しローラは印刷機の速度で回転する。容易に理解
されるように、インキ移しローラを駆動するための機構
は必然的に複雑かつ高価である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、版胴
に送るインキを調量するための従来技術の問題を取り除
いた、インキを調量するための装置とインキを調量する
方法を提供することである。
に送るインキを調量するための従来技術の問題を取り除
いた、インキを調量するための装置とインキを調量する
方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の装置においては、インキがある圧力下でオ
リフィスに供給される。インキ圧はインキポンプまたは
重力送りによって達成され得る。オリフィスの寸法は、
印刷機内に存在する条件、たとえば使用するインキの特
性や温度などに応じて変えることができる。インキが供
給される圧力も、印刷機内に存在する条件に応じて変え
られ得る。
めに本発明の装置においては、インキがある圧力下でオ
リフィスに供給される。インキ圧はインキポンプまたは
重力送りによって達成され得る。オリフィスの寸法は、
印刷機内に存在する条件、たとえば使用するインキの特
性や温度などに応じて変えることができる。インキが供
給される圧力も、印刷機内に存在する条件に応じて変え
られ得る。
【0009】オリフィスから出るインキは、インキ着け
ローラの表面に送られる。オリフィスの下流側の位置
に、制御ブレードがインキ着けローラの外表面に隣接し
て配置されている。制御ブレードの先端とインキ着けロ
ーラの外表面との間の距離は、変えることができる。制
御ブレードの先端とインキ着けローラの外表面との間の
距離、および/またはオリフィスを通ってインキ着けロ
ーラに送られるインキの容積(オリフィスの寸法および
/またはオリフィスの上流側のインキ圧によって調節さ
れる)が、インキ着けローラの表面上の形成されたイン
キ膜厚を調節する。制御ブレードもインキ膜を平滑にす
る。このインキ膜は、インキ着けローラの外表面に密接
に隣接している版胴に直接移される。制御ブレードはフ
レキシブルであることが好ましく、このフレキシビリテ
ィが変更可能に設計されてよい。制御ブレードはインキ
着けローラ上のインキを平滑にするだけで、調量はしな
い程度に十分フレキシブルであってよく、それゆえオリ
フィスの寸法および/またはインキ圧のみがインキの膜
厚を調節する。
ローラの表面に送られる。オリフィスの下流側の位置
に、制御ブレードがインキ着けローラの外表面に隣接し
て配置されている。制御ブレードの先端とインキ着けロ
ーラの外表面との間の距離は、変えることができる。制
御ブレードの先端とインキ着けローラの外表面との間の
距離、および/またはオリフィスを通ってインキ着けロ
ーラに送られるインキの容積(オリフィスの寸法および
/またはオリフィスの上流側のインキ圧によって調節さ
れる)が、インキ着けローラの表面上の形成されたイン
キ膜厚を調節する。制御ブレードもインキ膜を平滑にす
る。このインキ膜は、インキ着けローラの外表面に密接
に隣接している版胴に直接移される。制御ブレードはフ
レキシブルであることが好ましく、このフレキシビリテ
ィが変更可能に設計されてよい。制御ブレードはインキ
着けローラ上のインキを平滑にするだけで、調量はしな
い程度に十分フレキシブルであってよく、それゆえオリ
フィスの寸法および/またはインキ圧のみがインキの膜
厚を調節する。
【0010】制御ブレードとインキ着けローラの外表面
とオリフィスとの間の範囲は、制御ブレードのすぐ後ろ
のインキのメニスカスを包含する中空部を形成する。こ
のメニスカスの寸法、制御ブレードとインキ着けローラ
の外表面との間のギャップの寸法、オリフィスの寸法、
オリフィスの上流側のインキ圧および/またはインキ着
けローラの速度はすべて、中空部に入るインキおよび中
空部から出るインキの流れを調節する。インキ着けロー
ラの速度は版胴の速度に等しい、制御ブレードとメニス
カスの作用により、インキ着けローラ上のインキ膜が平
滑であり、それゆえ版胴に着けられるインキも平滑であ
ることが確保される。本発明のインキ調量装置の制御ブ
レードの後ろにメニスカスが存在することは、インキ着
けローラ上の渇き(すなわち転移されるインキの不足)
を防ぎ、制御ブレードはインキ着けローラ上のゴースト
(すなわち転移されるインキの過剰)を防ぐ。このよう
にして、制御ブレードからインキ着けローラに流れるイ
ンキ膜は、メニスカスと制御ブレードの作用を組み合わ
せることによって平滑になる。
とオリフィスとの間の範囲は、制御ブレードのすぐ後ろ
のインキのメニスカスを包含する中空部を形成する。こ
のメニスカスの寸法、制御ブレードとインキ着けローラ
の外表面との間のギャップの寸法、オリフィスの寸法、
オリフィスの上流側のインキ圧および/またはインキ着
けローラの速度はすべて、中空部に入るインキおよび中
空部から出るインキの流れを調節する。インキ着けロー
ラの速度は版胴の速度に等しい、制御ブレードとメニス
カスの作用により、インキ着けローラ上のインキ膜が平
滑であり、それゆえ版胴に着けられるインキも平滑であ
ることが確保される。本発明のインキ調量装置の制御ブ
レードの後ろにメニスカスが存在することは、インキ着
けローラ上の渇き(すなわち転移されるインキの不足)
を防ぎ、制御ブレードはインキ着けローラ上のゴースト
(すなわち転移されるインキの過剰)を防ぐ。このよう
にして、制御ブレードからインキ着けローラに流れるイ
ンキ膜は、メニスカスと制御ブレードの作用を組み合わ
せることによって平滑になる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の上述の特徴およびその他
の特徴は、本発明に関係する当業者が図面を参照しなが
ら以下の説明を読めば明らかであろう。
の特徴は、本発明に関係する当業者が図面を参照しなが
ら以下の説明を読めば明らかであろう。
【0012】本発明の好ましい実施態様において、版胴
1はインキ画像を直接紙(枚葉紙またはウエブ)に転移
するか、または好ましくはインキ画像を渡し胴またはブ
ランケット胴(図示しない)に転移し、これは次にイン
キ画像を紙に転移する。版胴1が画線インキを紙に転移
するやり方はよく知られているので、詳しく説明しな
い。版胴1はD1の方向で回転する。
1はインキ画像を直接紙(枚葉紙またはウエブ)に転移
するか、または好ましくはインキ画像を渡し胴またはブ
ランケット胴(図示しない)に転移し、これは次にイン
キ画像を紙に転移する。版胴1が画線インキを紙に転移
するやり方はよく知られているので、詳しく説明しな
い。版胴1はD1の方向で回転する。
【0013】インキ着けローラ2は、版胴1と一緒に回
転する。インキ着けローラ2はD2の方向に回転する。
インキ着けローラ2はインキ膜3をインキ着けローラ2
から版胴1に転移する。
転する。インキ着けローラ2はD2の方向に回転する。
インキ着けローラ2はインキ膜3をインキ着けローラ2
から版胴1に転移する。
【0014】インキ着けローラ2の上にインキ膜塗布装
置4が組み付けられている。インキ膜塗布装置4は好ま
しくは印刷機のサイドフレーム(図示しない)に固定し
て取り付けられている。インキ膜塗布装置4は、インキ
が圧力下ではいっているインキ源5を有している。イン
キ源5は、インキ膜塗布装置4内の孔またはタンクであ
ってよく、インキポンプまたは重力送りによって供給さ
れる。ここで理解すべきは、インキがインキ源5に供給
される圧力は、使用されるインキの特性、温度など、特
定の応用に応じて異なることができる。インキ通路6は
インキ源5から出ていて、インキをオリフィス7へ送
る。オリフィス7は寸法が調節できる。インキ通路6を
規定するインキ膜塗布装置の部分8はある程度のフレキ
シビリティを有していて、カム14と接触している。こ
のフレキシビリティは部分8とインキ膜塗布装置4との
間の切欠部または薄肉部(図示しない)によって形成さ
れている。図示の実施形態では、部分8を曲げて、オリ
フィス7の寸法を変えるための機構が示されている。イ
ンキ膜塗布装置4上にブラケット12が取り付けられて
おり、ブラケット12は一方の端部にピンまたはシャフ
ト13を有している。カム14は、オリフィスの寸法を
調節するインキ膜塗布装置4の部分8と接触しており、
カム14は偏心的に取り付けられたピンまたはシャフト
15を中心にして回転する。連結部材16がカム14に
接続されており、偏心的に取り付けられたピンまたはシ
ャフト15を中心にしてカム14を回転させる。可逆回
転モータ17は、ねじ孔19によって連結部材16に接
続された親ねじ18を有することができ、連結部材16
とカム15の位置を調節する。その結果として、回転モ
ータ17は部分8を前後に曲げるように作用し、それに
よってオリフィス7の寸法を変える。連結部材16はP
1の方向に動いてカムをRの方向に動かし、それによっ
て部分8をインキ膜塗布装置4に向かう方向に、あるい
はインキ膜塗布装置4から離れる方向に曲げて、オリフ
ィス7の寸法を小さくしたり大きくしたりする。
置4が組み付けられている。インキ膜塗布装置4は好ま
しくは印刷機のサイドフレーム(図示しない)に固定し
て取り付けられている。インキ膜塗布装置4は、インキ
が圧力下ではいっているインキ源5を有している。イン
キ源5は、インキ膜塗布装置4内の孔またはタンクであ
ってよく、インキポンプまたは重力送りによって供給さ
れる。ここで理解すべきは、インキがインキ源5に供給
される圧力は、使用されるインキの特性、温度など、特
定の応用に応じて異なることができる。インキ通路6は
インキ源5から出ていて、インキをオリフィス7へ送
る。オリフィス7は寸法が調節できる。インキ通路6を
規定するインキ膜塗布装置の部分8はある程度のフレキ
シビリティを有していて、カム14と接触している。こ
のフレキシビリティは部分8とインキ膜塗布装置4との
間の切欠部または薄肉部(図示しない)によって形成さ
れている。図示の実施形態では、部分8を曲げて、オリ
フィス7の寸法を変えるための機構が示されている。イ
ンキ膜塗布装置4上にブラケット12が取り付けられて
おり、ブラケット12は一方の端部にピンまたはシャフ
ト13を有している。カム14は、オリフィスの寸法を
調節するインキ膜塗布装置4の部分8と接触しており、
カム14は偏心的に取り付けられたピンまたはシャフト
15を中心にして回転する。連結部材16がカム14に
接続されており、偏心的に取り付けられたピンまたはシ
ャフト15を中心にしてカム14を回転させる。可逆回
転モータ17は、ねじ孔19によって連結部材16に接
続された親ねじ18を有することができ、連結部材16
とカム15の位置を調節する。その結果として、回転モ
ータ17は部分8を前後に曲げるように作用し、それに
よってオリフィス7の寸法を変える。連結部材16はP
1の方向に動いてカムをRの方向に動かし、それによっ
て部分8をインキ膜塗布装置4に向かう方向に、あるい
はインキ膜塗布装置4から離れる方向に曲げて、オリフ
ィス7の寸法を小さくしたり大きくしたりする。
【0015】インキはインキ通路6を圧力下で流下し、
次にオリフィス7からインキ着けローラ2の外表面に出
る。当業者には容易に理解されるように、インキ源5内
のインキの圧力とオリフィス7の寸法が、インキ着けロ
ーラ2の表面に着けられるインキ量を調節する。
次にオリフィス7からインキ着けローラ2の外表面に出
る。当業者には容易に理解されるように、インキ源5内
のインキの圧力とオリフィス7の寸法が、インキ着けロ
ーラ2の表面に着けられるインキ量を調節する。
【0016】インキ着けローラ2の回転方向に沿ってオ
リフィス7の下流側に、制御ブレード9がある。制御ブ
レード9はフレキシブルであってよく、好ましくはイン
キ膜塗布装置4上に組み付けられている。制御ブレード
9の先端10は、インキ着けローラ2の外表面からギャ
ップGだけ離れている。制御ブレード9が十分な曲げに
くさを有していれば、このギャップGの寸法が、版胴1
に転移されるインキ着けローラ2上のインキ膜3の厚さ
を調節できる。制御ブレード9の先端10とインキ着け
ローラ2の外表面との間をインキ膜3を形成するために
通過しないインキは、制御ブレード9の後ろでメニスカ
ス11を形成する。
リフィス7の下流側に、制御ブレード9がある。制御ブ
レード9はフレキシブルであってよく、好ましくはイン
キ膜塗布装置4上に組み付けられている。制御ブレード
9の先端10は、インキ着けローラ2の外表面からギャ
ップGだけ離れている。制御ブレード9が十分な曲げに
くさを有していれば、このギャップGの寸法が、版胴1
に転移されるインキ着けローラ2上のインキ膜3の厚さ
を調節できる。制御ブレード9の先端10とインキ着け
ローラ2の外表面との間をインキ膜3を形成するために
通過しないインキは、制御ブレード9の後ろでメニスカ
ス11を形成する。
【0017】ギャップGの寸法、それゆえインキ膜3の
厚さは、制御ブレード9の位置を変更することによって
変えることができる。制御ブレード9はスロット22内
で調節可能であり、それによって制御ブレード9をイン
キ着けローラ2に相対的に調節できるようにしている。
調節後に制御ブレード9を所定の位置に固定するために
止めねじ(図示しない)が使用されてよい。フレキシブ
ルな制御ブレード9の曲げにくさも、スロット22内の
位置を変更することによって変えることができる。それ
とは代って、フレキシブルな制御ブレード9はインキ膜
3を平滑にするだけ(掻き落とさない)で、インキ着け
ローラ2へのインキの調量(すなわちインキ膜の厚さ)
を制御しないように、十分なフレキシビリティを有する
ようにも形成できる。このような事情のもとでは、イン
キはオリフィス7の寸法とインキ源5内のインキの圧力
によってのみ調量される。
厚さは、制御ブレード9の位置を変更することによって
変えることができる。制御ブレード9はスロット22内
で調節可能であり、それによって制御ブレード9をイン
キ着けローラ2に相対的に調節できるようにしている。
調節後に制御ブレード9を所定の位置に固定するために
止めねじ(図示しない)が使用されてよい。フレキシブ
ルな制御ブレード9の曲げにくさも、スロット22内の
位置を変更することによって変えることができる。それ
とは代って、フレキシブルな制御ブレード9はインキ膜
3を平滑にするだけ(掻き落とさない)で、インキ着け
ローラ2へのインキの調量(すなわちインキ膜の厚さ)
を制御しないように、十分なフレキシビリティを有する
ようにも形成できる。このような事情のもとでは、イン
キはオリフィス7の寸法とインキ源5内のインキの圧力
によってのみ調量される。
【0018】本発明の方法は、次の通りである。インキ
は、たとえばインキポンプまたは重力送り装置(図示し
ない)から圧力下でインキ源5に供給される。インキは
インキ通路6に流下して、オリフィス7から出る。イン
キをインキ源5に供給する前に、モータ17、連結部材
16、カム14および部分8を用いてオリフィス7の寸
法が調節されることができ、インキがインキ源に供給さ
れる圧力は何等かの公知のやり方でインキポンプまたは
重力送りを調節することによって制御され得る。またイ
ンキをインキ源5に供給する前に、制御ブレード9の位
置および/または曲げにくさは、スロット22内におけ
るその位置を調節することによって制御することがで
き、その後でスロット22内でフレキシブルな制御ブレ
ード9を止めねじ(図示しない)などの公知の機構によ
って固定する。オリフィス7を通って流れるインキがイ
ンキ着けローラ2の外表面上に堆積し、インキ着けロー
ラ2はD2の方向に回転する。オリフィス7によってイ
ンキ着けローラ2の外表面上に堆積したインキは、フレ
キシブルな制御ブレード9に向かって移動する。
は、たとえばインキポンプまたは重力送り装置(図示し
ない)から圧力下でインキ源5に供給される。インキは
インキ通路6に流下して、オリフィス7から出る。イン
キをインキ源5に供給する前に、モータ17、連結部材
16、カム14および部分8を用いてオリフィス7の寸
法が調節されることができ、インキがインキ源に供給さ
れる圧力は何等かの公知のやり方でインキポンプまたは
重力送りを調節することによって制御され得る。またイ
ンキをインキ源5に供給する前に、制御ブレード9の位
置および/または曲げにくさは、スロット22内におけ
るその位置を調節することによって制御することがで
き、その後でスロット22内でフレキシブルな制御ブレ
ード9を止めねじ(図示しない)などの公知の機構によ
って固定する。オリフィス7を通って流れるインキがイ
ンキ着けローラ2の外表面上に堆積し、インキ着けロー
ラ2はD2の方向に回転する。オリフィス7によってイ
ンキ着けローラ2の外表面上に堆積したインキは、フレ
キシブルな制御ブレード9に向かって移動する。
【0019】フレキシブルな制御ブレード9に向かって
移動する、オリフィス7から出たインキまたは版胴1か
ら戻された残インキ20は、フレキシブルな制御ブレー
ド9の後ろでメニスカス11となって蓄積し、それから
ギャップGを通過してインキ着けローラ上にインキ膜3
を形成する。メニスカス11が存在し、かつ制御ブレー
ド9によってギャップGが形成されているので、インキ
膜は常に平滑で一様であり、インキ着けローラ上の残イ
ンキによって引き起こされるゴースト、またはインキ着
けローラ2上のインキの付着していない範囲によって引
き起こされる渇きが防がれている。インキ着けローラ2
上のインキ膜3は、互いに非常に近傍に配置されている
結果として直接版胴1に転移される。版胴1上のインキ
膜3は、直接またはブランケット胴(図示しない)を介
して紙(図示しない)に転移される印刷画像を形成する
ために用いられる。
移動する、オリフィス7から出たインキまたは版胴1か
ら戻された残インキ20は、フレキシブルな制御ブレー
ド9の後ろでメニスカス11となって蓄積し、それから
ギャップGを通過してインキ着けローラ上にインキ膜3
を形成する。メニスカス11が存在し、かつ制御ブレー
ド9によってギャップGが形成されているので、インキ
膜は常に平滑で一様であり、インキ着けローラ上の残イ
ンキによって引き起こされるゴースト、またはインキ着
けローラ2上のインキの付着していない範囲によって引
き起こされる渇きが防がれている。インキ着けローラ2
上のインキ膜3は、互いに非常に近傍に配置されている
結果として直接版胴1に転移される。版胴1上のインキ
膜3は、直接またはブランケット胴(図示しない)を介
して紙(図示しない)に転移される印刷画像を形成する
ために用いられる。
【0020】本発明の方法による動作中のいかなる時点
でも、インキ膜3の厚さはギャップGの寸法またはオリ
フィス7を通るインキ流量を変更することによって変え
ることができる。オリフィス7の寸法を変え、それによ
ってオリフィス7を通るインキ流量を変えるために、可
逆回転モータ17が作動されて、親ねじ18を時計方向
または時計と反対方向に回す。親ねじ18を回すと、ね
じ孔19との相互作用によって、連結部材16がP1の
方向に回転し、次に連結部材16がカム14をRの方向
に回転させる。カム14がRの方向に回転すると、部分
8がインキ膜塗布装置4に向かう方向に、あるいはイン
キ膜塗布装置4から離れる方向に曲がり、これがまたオ
リフィス7の寸法を変える。その結果として、インキ着
けローラ2へのインキ流量が変えられる。このインキ流
量は、インキ源5内のインキ圧を変更することによって
変えられてもよい。ギャップGの寸法は、スロット22
内における制御ブレード9の位置を調節することによっ
て変えることができる。
でも、インキ膜3の厚さはギャップGの寸法またはオリ
フィス7を通るインキ流量を変更することによって変え
ることができる。オリフィス7の寸法を変え、それによ
ってオリフィス7を通るインキ流量を変えるために、可
逆回転モータ17が作動されて、親ねじ18を時計方向
または時計と反対方向に回す。親ねじ18を回すと、ね
じ孔19との相互作用によって、連結部材16がP1の
方向に回転し、次に連結部材16がカム14をRの方向
に回転させる。カム14がRの方向に回転すると、部分
8がインキ膜塗布装置4に向かう方向に、あるいはイン
キ膜塗布装置4から離れる方向に曲がり、これがまたオ
リフィス7の寸法を変える。その結果として、インキ着
けローラ2へのインキ流量が変えられる。このインキ流
量は、インキ源5内のインキ圧を変更することによって
変えられてもよい。ギャップGの寸法は、スロット22
内における制御ブレード9の位置を調節することによっ
て変えることができる。
【0021】本発明の以上の説明において、当業者は改
良、変更および修正を認識するであろうが、このような
範囲内における改良、変更および修正は、請求項に包含
されているものとする。
良、変更および修正を認識するであろうが、このような
範囲内における改良、変更および修正は、請求項に包含
されているものとする。
【0022】
【発明の効果】本発明のインキ調量装置は、従来技術の
インキローラ列で行われているようにインキを張力下で
分割せずに、制御ブレードを用いてインキをすり動か
す。その結果として、インキ膜はインキ着けローラに着
けられるときに平滑にされ、それによって練りならしロ
ーラの長い列の必要性がなくなる。また、本発明の制御
ブレードとメニスカスは、版胴から戻される残インキ膜
を遮断することによってゴーストまたは渇きの問題も取
り除き、そうすることによって残インキが続いて形成さ
れるインキ膜を損ねるのを防ぐ。
インキローラ列で行われているようにインキを張力下で
分割せずに、制御ブレードを用いてインキをすり動か
す。その結果として、インキ膜はインキ着けローラに着
けられるときに平滑にされ、それによって練りならしロ
ーラの長い列の必要性がなくなる。また、本発明の制御
ブレードとメニスカスは、版胴から戻される残インキ膜
を遮断することによってゴーストまたは渇きの問題も取
り除き、そうすることによって残インキが続いて形成さ
れるインキ膜を損ねるのを防ぐ。
【図1】本発明の1つの実施形態の、一部横断面を示し
た概略的な立面図である。
た概略的な立面図である。
1 版胴 2 インキ着けローラ 3 インキ膜 4 インキ膜塗布装置 5 インキ源 6 インキ通路 7 オリフィス 8 インキ膜塗布装置部分 9 制御ブレード 10 制御ブレード先端 11 メニスカス 12 ブラケット 13 ピンまたはシャフト 14 カム 15 ピンまたはシャフト 16 連結部材 17 可逆回転モータ 18 親ねじ 19 ねじ孔 20 残インキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many (72)発明者 ジェイムズ ブライアン ブロタコー アメリカ合衆国 03867−8035 ニューハ ンプシャー州 ロチェスター レイク ヴ ュー コート 7
Claims (26)
- 【請求項1】 液体塗布装置であって、 液体源と、オリフィスと、回転する塗布ローラと、制御
ブレードとを有しており、前記液体源が液体を圧力下で
含んでおり、この液体源が前記オリフィスと連通してい
て液体が液体源からオリフィスを通って流れ、オリフィ
スから出た液体が塗布ローラの外表面に流れ、前記制御
ブレードがオリフィスの下流側に配置されていて塗布ロ
ーラの外表面上の液体膜を平滑にする液体塗布装置。 - 【請求項2】 前記オリフィスが調節可能である、請求
項1記載の液体塗布装置。 - 【請求項3】 前記制御ブレードが塗布ローラに対して
可動に配置されている、請求項1記載の液体塗布装置。 - 【請求項4】 さらに膜塗布装置を有しており、この膜
塗布装置上に制御ブレードが組み付けられている、請求
項1記載の液体塗布装置。 - 【請求項5】 さらにオリフィスの寸法を調節するカム
を有している、請求項2記載の液体塗布装置。 - 【請求項6】 さらにカムの位置を調節するモータを有
している、請求項5記載の液体塗布装置。 - 【請求項7】 モータとカムとを連結する連結部材を有
している、請求項6記載の液体塗布装置。 - 【請求項8】 制御ブレードがフレキシブルである、請
求項1記載の液体塗布装置。 - 【請求項9】 インキ調量装置であって、 インキ源と、オリフィスと、回転するインキ着けローラ
と、制御ブレードとを有しており、前記インキ源がイン
キを圧力下で含んでおり、このインキ源が前記オリフィ
スと連通していてインキがインキ源からオリフィスを通
って流れ、オリフィスから出たインキがインキ着けロー
ラの外表面に流れ、前記制御ブレードがオリフィスの下
流側に配置されていてインキ着けローラの外表面上のイ
ンキ膜を平滑にする、インキ調量装置。 - 【請求項10】 前記オリフィスが調節可能である、請
求項9記載のインキ塗布装置。 - 【請求項11】 前記制御ブレードがインキ着けローラ
に対して相対的に可動に配置されている、請求項9記載
のインキ調量装置。 - 【請求項12】 さらにインキ膜塗布装置を有してお
り、このインキ膜塗布装置上に制御ブレードが組み付け
られている、請求項9記載のインキ塗布装置。 - 【請求項13】 さらにオリフィスの寸法を調節するカ
ムを有している、請求項10記載のインキ調量装置。 - 【請求項14】 さらにカムの位置を調節するモータを
有している、請求項13記載のインキ調量装置。 - 【請求項15】 モータとカムとを連結する連結部材を
有している、請求項14記載のインキ調量装置。 - 【請求項16】 制御ブレードがフレキシブルである、
請求項9記載のインキ調量装置。 - 【請求項17】 さらにインキ着けローラがインキ膜を
転移する版胴を含む、請求項9記載のインキ調量装置。 - 【請求項18】 液体を調量する方法であって、 液体源を圧力下で設け、 液体源から来た液体をオリフィスに通し、 オリフィスから出た液体を回転する塗布ローラの外表面
に着け、 オリフィスの下流側に制御ブレードを設け、 塗布ローラの外表面上の液体膜の厚さを調節する、各ス
テップよりなる液体を調量する方法。 - 【請求項19】 さらにオリフィスの寸法を調節するス
テップを有する、請求項18記載の方法。 - 【請求項20】 さらに制御ブレードの位置を塗布ロー
ラに対して調節するステップを有する、請求項18記載
の方法。 - 【請求項21】 さらに制御ブレードの後ろにメニスカ
スを形成するステップを有する、請求項18記載の方
法。 - 【請求項22】 インキを調量する方法であって、 液体源を圧力下で設け、 インキ源から来たインキをオリフィスに通し、 オリフィスから出たインキを回転するインキ着けローラ
の外表面に着け、 オリフィスの下流側に制御ブレードを設け、 インキ着けローラの外表面上のインキ膜の厚さを調節す
る、各ステップよりなるインキを調量する方法。 - 【請求項23】 さらにオリフィスの寸法を調節するス
テップを有する、請求項22記載の方法。 - 【請求項24】 さらに制御ブレードの位置をインキ着
けローラに対して調節するステップを有する、請求項2
2記載の方法。 - 【請求項25】 さらに制御ブレードの後ろにメニスカ
スを形成する、請求項22記載の方法。 - 【請求項26】 さらにインキ膜をインキ着けローラか
ら版胴に転移するステップを有する、請求項22記載の
方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US3901198A | 1998-03-13 | 1998-03-13 | |
US09/039011 | 1998-08-27 | ||
US09/140928 | 1998-08-27 | ||
US09/140,928 US6076463A (en) | 1998-03-13 | 1998-08-27 | Ink metering device and method of metering ink |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11291460A true JPH11291460A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=26715728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11066421A Pending JPH11291460A (ja) | 1998-03-13 | 1999-03-12 | インキ調量装置とその方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6076463A (ja) |
EP (1) | EP0941847B1 (ja) |
JP (1) | JPH11291460A (ja) |
DE (2) | DE59903796D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016511178A (ja) * | 2013-03-13 | 2016-04-14 | プロビティ エンジニアリング エルエルシーProbity Engineering,Llc | フレキソ印刷用のインキ壺装置 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE29921450U1 (de) | 1999-12-08 | 2000-10-05 | Planatol Klebetechnik GmbH, 83101 Rohrdorf | Farbbalken für Farbkästen in Druckmaschinen |
DE10020510A1 (de) * | 2000-04-26 | 2001-11-15 | Roland Man Druckmasch | Dosiersystem zum Einfärben von Walzen in einer Druckmaschine |
DE10020512A1 (de) * | 2000-04-26 | 2001-11-15 | Roland Man Druckmasch | Dosiersystem für eine Beschichtungseinheit in einer Druckmaschine |
JP4540183B2 (ja) * | 2000-05-24 | 2010-09-08 | 株式会社小森コーポレーション | 輪転印刷機のインキ装置 |
US7032511B2 (en) * | 2003-04-16 | 2006-04-25 | A.B. Dick Company | Fountain ink feed system |
DE102011112487A1 (de) * | 2011-05-25 | 2012-11-29 | Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft | Druckverfahren und Offset-Druckwerk |
CN102909945A (zh) * | 2011-08-02 | 2013-02-06 | 上海鼎龙机械有限公司 | 印刷部设有可调式匀墨装置的印刷开槽机 |
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---|---|---|---|---|
US2177656A (en) * | 1933-06-30 | 1939-10-31 | Harris Seybold Potter Co | Gravure printing press |
FR788082A (fr) * | 1935-03-30 | 1935-10-03 | Marinoni | Procédé et dispositif d'alimentation en encre des machines à imprimer |
US3439609A (en) * | 1966-09-16 | 1969-04-22 | Capitol Tool & Mfg Co Inc | Ink fountain for printing press |
DE2228685C3 (de) * | 1972-06-13 | 1978-04-06 | Escher Wyss Gmbh, 7980 Ravensburg | Beschichtungsvorrichtung |
FR2220381B3 (ja) * | 1973-03-07 | 1976-12-03 | Roland Offsetmaschf | |
NL156347B (nl) * | 1975-04-03 | 1978-04-17 | Heidelberger Druckmasch Ag | Inktbak voor een drukmachine. |
US4085672A (en) * | 1975-09-11 | 1978-04-25 | John Grosart | Inking device |
US4058058A (en) * | 1976-02-26 | 1977-11-15 | George Hantscho Company, Inc. | Ink fountain for printing presses |
DE2931579C2 (de) * | 1979-08-03 | 1982-11-11 | Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg | Einrichtung zur zonalen Regulierung der Feuchtmittelführung |
DE2938455C2 (de) * | 1979-09-22 | 1981-12-17 | M.A.N.- Roland Druckmaschinen AG, 6050 Offenbach | Vorrichtung zum Einstellen des Farbmessers eines Farbwerkes einer Druckmaschine |
DE3800411A1 (de) * | 1988-01-09 | 1989-07-20 | Frankenthal Ag Albert | Farbwerk |
FR2689451B1 (fr) * | 1992-04-03 | 1997-01-17 | Komori Chambon | Dispositif d'encrage pour un appareil d'impression heliographique. |
DE4213669C2 (de) * | 1992-04-25 | 1995-06-08 | Koenig & Bauer Ag | Vorrichtung zur Anstellung einer Kammerrakel |
US5410961A (en) * | 1992-12-30 | 1995-05-02 | Fit Group, Inc. | Fountain assembly |
DE19624440A1 (de) * | 1996-06-19 | 1998-01-02 | Roland Man Druckmasch | Einrichtung zum Füllen von Vertiefungen eines Zylinders, Rakeleinrichtungen hierfür sowie Verfahren zu deren Wechsel |
US5957051A (en) * | 1997-06-30 | 1999-09-28 | Atwater; Richard G. | Single width press with digital ink injection |
-
1998
- 1998-08-27 US US09/140,928 patent/US6076463A/en not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-01-27 EP EP99101505A patent/EP0941847B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-01-27 DE DE59903796T patent/DE59903796D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-01-27 DE DE19903167A patent/DE19903167A1/de not_active Withdrawn
- 1999-03-12 JP JP11066421A patent/JPH11291460A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016511178A (ja) * | 2013-03-13 | 2016-04-14 | プロビティ エンジニアリング エルエルシーProbity Engineering,Llc | フレキソ印刷用のインキ壺装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0941847B1 (de) | 2002-12-18 |
EP0941847A1 (de) | 1999-09-15 |
US6076463A (en) | 2000-06-20 |
DE19903167A1 (de) | 1999-09-16 |
DE59903796D1 (de) | 2003-01-30 |
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