JPH11291295A - 樹脂成形用モールド金型装置 - Google Patents

樹脂成形用モールド金型装置

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JPH11291295A
JPH11291295A JP11601498A JP11601498A JPH11291295A JP H11291295 A JPH11291295 A JP H11291295A JP 11601498 A JP11601498 A JP 11601498A JP 11601498 A JP11601498 A JP 11601498A JP H11291295 A JPH11291295 A JP H11291295A
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Hidetoshi Oya
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/70Maintenance
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリ−ナ吸込口部の密閉作用を向上させて真
空度を上げ、更に吸い込み作用を優れたものにすること
によって、集塵効果を高める。 【解決手段】 クリ−ナの吸込口部に取り付けた密閉用
弾性部材の少なくともクリ−ナの移動方向とほぼ直角に
配置した部分24をその肉厚を厚くブロック状にし、そ
の先端面27を幅広にする。そして、その直角配置部分
24の先端面付近の少なくとも吸込口26に臨む内側縁
部29をコーナ取りして弧状に形成し、更にその直角配
置部分24に上型下面又は下型上面に設置した突起物を
避ける突起物逃げ凹所31、32又は突起物逃げ切断部
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路等を
樹脂封止して成形するモールド金型を備えた樹脂成形用
モールド金型装置、特にその装置に備え付ける集塵装置
のクリ−ナ吸込口部の密閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な半導体パッケージは基板
の各セクションに接合した半導体集積回路等をそれぞれ
樹脂封止して成形するモールド金型を備えた樹脂成形用
モールド金型装置を用いて製造している。この樹脂成形
用モールド金型装置の作動時に、モールド金型の上型、
下型のキャビティ内等には樹脂バリ等の粉塵が発生した
り、封止用樹脂材料のタブレットを供給するタブレット
供給部にはタブレットの振動供給によって粉塵が発生す
る等装置内の各所に粉塵が発生する。そこで、粉塵によ
る成形工程上の不具合、成形品に対する悪影響を除くた
め集塵装置を備え付け、装置内の各所に発生した粉塵を
集塵機で集めて取り除いている。因みに、BGA(ボ−
ルグリッドアレイ)型半導体パッケージ、CS(チップ
サイズ)型半導体パッケージ等ではボ−ル半田面側への
樹脂バリの付着が致命的な欠陥となる。
【0003】このような集塵装置を備え付ける場合、樹
脂成形用モールド金型装置内各所の粉塵発生箇所の近傍
に、集塵装置の各吸込口をそれぞれ配設する。その際、
モールド金型に対しては図9に示すような上型クリ−ナ
1と下型クリ−ナ2とを使用し、樹脂封止後の基板取り
出しのための型開き時に上型、下型の清掃を必ず実施す
る。この各クリ−ナ1、2は矢印で示す基板の搬送方向
に沿って前進後退自在に備え付けられており、配置構造
は大略上下対称となっている。そして、上型クリ−ナ1
では箱状のブラシ収納ケース3に吸込口となる上開口を
設け、そのケース3の吸込口部4の付近内部にクリーニ
ング用の回転ブラシ5を設置する。又、下型クリ−ナ2
では同様のブラシ収納ケース6に吸込口となる下開口を
設け、そのケース6の吸込口部7の付近内部に同様の回
転ブラシ8を設置する。なお、各クリ−ナの吸込口内に
回転ブラシを設ける代わりに、その吸込口の前後両側或
いは片側にクリ−ナの進行方向に対し、直角方向に揺動
する揺動ブラシを設置する場合もある。
【0004】又、このような各クリ−ナ1、2の吸込口
部4、7に密閉用の薄い例えば1.0mmのゴム板9、
10を吸込口の周囲をリング状に取り巻くようにそれぞ
れ配置して取り付ける。その際、吸込口の密閉によって
集塵効果を高めるため、ブラシ収納ケース3、6を上型
下面11、下型上面12に向けて移動させた時にゴム板
9、10の先端面13、14が上型下面11、下型上面
12の直近まで例えば1〜2mm離れた位置まで達する
ようにする。更に、各クリ−ナ1、2には集塵時に上
型、下型のキャビティ(図示せず)に空気を吹き付け、
キャビティ等に付着した樹脂バリ等の粉塵を回転ブラシ
5、8と協同して除去するエアブロー15、16、回転
ブラシ5、8を駆動するモータ17、18、ブラシ収納
ケース3、6を上型下面11、下型上面12に向けて移
動する電磁シリンダー19、20等も設置する。なお、
上型下面11、下型上面12はモールド金型のパーティ
ングラインを形成する基準面である。
【0005】このような薄い密閉用ゴム板9、10を吸
込口部4、7にそれぞれ設置して用いると、ゴム板9、
10が弾力性を有するため、上型下面11、下型上面1
2等から基板を位置決めするピン等の突起物21が突出
していても、各クリ−ナ1、2の前進時等に、薄いゴム
板9、10が突起物21に当ると、突起物21によって
ゴム板9、10を押し曲げることができる。それ故、ゴ
ム板9、10を設置しても、各クリ−ナ1、2の前進等
にとって突起物21の突出があまり邪魔にならない。そ
こで、各クリ−ナ1、2を前進させながら上型、下型の
キャビティ内等にエアブロー15、16によって適宜空
気を吹き付け、図11の矢印で示すように空気を吸い込
み、粉塵を各クリ−ナ1、2の共通ダクト22等を経て
集塵機へと送る。なお、タブレット供給部に対してもそ
のタブレット移動経路に沿って複数箇所例えば2箇所に
吸込口をそれぞれ設け、やはりその各吸込口と集塵機と
を粉塵を送るダクトを介して接続する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに密閉用のゴム板9、10を各クリ−ナ1、2の吸込
口部4、7にそれぞれ取り付け、上型下面11、下型上
面12に向けて垂直方向に突出させておくと、上型下面
11、下型上面12に平行なキャビティ内面からほぼ垂
直方向に空気を吸い込むため空気の流れが悪くなり、乱
気流を起して吸い込みが悪くなる。それ故、樹脂バリ等
の粉塵がキャビティ内に残ってしまう。又、ゴム板9、
10が薄く先端コーナ部が直角になっていると、空気の
流れによって自然に変形し、図12に示すように突起物
21に当らなくても局部的にめくれて大きく開いたりす
る。それ故、密閉作用が劣ったものとなって真空度が上
がらず、集塵効果を高めることができない。更に、ゴム
板9、10は薄いため、多数のねじを用いて取り付けて
いたが、取り付け作業の負担が大きく、交換性にも問題
がある。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、各クリ−ナ吸込口部の密閉作用
を向上させて真空度を上げ、更に吸い込み作用を優れた
ものにすることによって、集塵効果を高めることができ
る樹脂成形用モールド金型装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による樹脂成形用モールド金型装置では樹脂
封止して成形するモールド金型を備えた装置に集塵装置
を備え付け、その集塵装置の集塵機とモールド金型の上
型又は下型を清掃するクリ−ナとをダクトを介して接続
し、そのクリ−ナの吸込口部に密閉用弾性部材を吸込口
の周囲をリング状に取り巻くように配置し、その密閉用
弾性部材の先端面が集塵時に上型下面又は下型上面の直
近まで達するように突出させて取り付ける。
【0009】そして、上記密閉用弾性部材の少なくとも
クリ−ナの移動方向とほぼ直角に配置した部分をその肉
厚を厚くブロック状にし、その先端面を幅広にして、そ
の直角配置部分の先端面付近の少なくとも吸込口に臨む
内側縁部をコーナ取りして弧状に形成し、更にその直角
配置部分に上型下面又は下型上面に設置した突起物を避
ける突起物逃げ凹所又は突起物逃げ切断部を設ける。
【0010】又、密閉用弾性部材の直角配置部分に設け
た突起物逃げ凹所又は突起物逃げ切断部を密閉用の板状
弾性部材で閉じ、その密閉用板状弾性部材を突起物の当
接によって突起物逃げ凹所又は突起物逃げ切断部が開放
可能となるように支持すると好ましくなる。
【0011】又、密閉用弾性部材の直角配置部分に設け
た突起物逃げ凹所又は突起物逃げ切断部を密閉用ローラ
で閉じ、その密閉用ローラを突起物の当接によって突起
物逃げ凹所又は突起物逃げ切断部が開放可能となるよう
に軸支するとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図1〜8を参照し
て、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明を適
用した樹脂成形用モールド金型装置に備え付けた集塵装
置のモールド金型を清掃する上型、下型クリ−ナの一
方、例えば下型クリ−ナの吸込口部付近を示す底面図、
図2は同下型クリ−ナの吸込口部付近の左側面図、図3
は図1のX−X線断面図である。このモールド金型を清
掃する上型、下型クリ−ナも従来の上型、下型クリ−ナ
1、2とほぼ同一構造にする。そして、図1に示すよう
にゴム、プラスチック等からなる一対の密閉用長手弾性
部材24(24a、24b)と一対の密閉用短手弾性部
材25(25a、25b)とを長方形吸込口26の周囲
に長方形リング状に配置する。その際、一対の密閉用長
手弾性部材24は矢印で示すクリ−ナの移動方向に直角
に配置し、一対の密閉用短手弾性部材25は平行に配置
する。しかし、これ等の密閉用弾性部材24、25の構
造や密閉用弾性部材24、25をクリ−ナの吸込口部に
取り付ける方法等は異ならせる。
【0013】そこで、各密閉用弾性部材24、25とし
て肉厚を厚く例えば基部側を5mm、先端部側を10m
mのブロック状にし、その先端面27(27a、27
b)、28(28a、28b)を幅広にして高さと幅を
ほぼ等しくした断面L形体をそれぞれ採用する(図3参
照)。しかも、各弾性部材24、25はその先端面付近
の少なくとも吸込口26に臨む内側縁部29(29a、
29b)、30(30a、30b)をコーナ取りして弧
状にそれぞれ形成しておく。又、各長手弾性部材24に
は上型下面、下型上面等の型面に設置したピンやその他
の突起物等を避けるため、先端面27に内側縁部29か
ら外側縁部まで横切る突起物逃げ凹所をそれぞれ設けて
おく。その際、各長手弾性部材24の中央部に設ける突
起物逃げ凹所31(31a、31b)はキャビティを支
持するロックブロックの突出部分を避けるため幅広に
し、その両側に2箇所ずつ設ける突起物逃げ凹所32
(32a、……32d)はサイドピンを避けるため幅狭
にして溝にする。
【0014】これ等の各密閉用弾性部材24、25はク
リ−ナの吸込口部にねじ止めして固定し取り付ける。そ
の際、各弾性部材24、25はブロック状でその先端面
29、30が幅広で剛性が大きいため、取り付けに使用
するねじ33の数が少なくて済む。そこで、各長手弾性
部材24についてはねじ33を4本ずつ、又各短手弾性
部材25についてはねじ33を2本ずつそれぞれ使用す
る。それ故、各弾性部材24、25が取り付け易く、交
換も容易である。なお、各弾性部材24、25の取り付
けに当ってはクリ−ナ吸込口部の外側に係合する取付金
具34(34a、34b)等も使用する(図2、3参
照)。
【0015】そして、各長手弾性部材24に設けた幅広
の突起物逃げ凹所31に対し、外側から従来使用してい
たのと同様の薄いゴム板等の密閉用弾性部材35(35
a、35b)を被せてそれぞれ閉鎖する。すると、突起
物に対する密閉用弾性部材35の弾性力による屈曲作用
を利用でき、各長手弾性部材24に幅広の突起物逃げ凹
所31を設けても、密閉作用の低下を補償して集塵効果
を高めることができる。その際、各密閉用弾性部材35
をねじ33を2本ずつ用いて取り付けるが、取り付け用
の細長い板状の弾性部材36(36a、36b)をそれ
ぞれ介在する。
【0016】このような密閉用弾性部材24、25を吸
込口部に取り付けたクリ−ナを用いると、図4に示すよ
うに各密閉用弾性部材24(25)の肉厚が厚く、その
先端面27(28)が幅広で剛性が大きいため、それ等
の密閉用のブロック状弾性部材24(25)が空気の流
れにより変形して局部的にめくれたりすることがない。
それ故、密閉作用が優れたものになって、クリ−ナのブ
ラシ収納ケース内の真空度が上がり、集塵効果を高める
ことができる。なお、37がブラシ収納ケース、38が
回転ブラシである。
【0017】又、各密閉用弾性部材24(25)の吸込
口26に臨む内側縁部29(30)をコーナ取りして弧
状に形成しておくと、それ等の弧面に沿って空気が矢印
で示すように流れ、型面に平行なキャビティ内面から空
気を斜め方向に吸い込むようになる。それ故、乱気流を
起すことなく、吸い込みが良くなって集塵効果を高める
ことができる。なお、このような密閉用のブロック状弾
性部材39は図5に示すようにその内側縁部40と対応
する外側縁部41もコーナ取りして弧状に形成してもよ
い。何故なら、両弧面に沿って空気が矢印で示すように
流れ、型面に平行なキャビティ内面から斜め方向に空気
を一層良好に吸い込むことができるようになるからであ
る。
【0018】上記実施の形態ではクリ−ナの移動方向と
直角に配置する各密閉用長手弾性部材24に型面から突
出するピン等の突起物を避けるため、各先端面27、2
8の対応位置に突起物逃げ凹所31、32をそれぞれ設
け、その各中央部にある幅広の突起物逃げ凹所31のみ
を密閉用の板状弾性部材35を用いて閉鎖したが、図6
に示すように各密閉用長手弾性部材42(42a、42
b)の先端面43(43a、43b)に設ける全ての突
起物逃げ凹所44(44a、……44f)を幅広にし、
その各突起物逃げ凹所44を密閉用のローラ45(45
a、……45f)で閉じることもできる。なお、46が
吸込口、47(47a、47b)が密閉用短手弾性部
材、48(48a、48b)がその各弾性部材47の先
端面、49(49a、……49f)が密閉用ロ−ラ45
の回転軸である。
【0019】そして、各密閉用ロ−ラ45の回転軸49
を図7に示すようにブラシ収納ケース50の吸込口部内
に設置したスプリング51から付勢力が働くように支持
する。すると、各突起物逃げ凹所44の内部を密閉用ロ
−ラ45で常閉でき、クリ−ナの移動中に各密閉用ロ−
ラ45が突起物52に当ると、その時のみ突起物52の
当接によってスプリング51の付勢力に抗して密閉用ロ
ーラ45を移動して突起物逃げ凹所44を開放できる。
このようにして、密閉用ローラ45を用いると、幅広の
突起物逃げ凹所44を設けても、密閉作用、吸い込み作
用の低下を補償して集塵効果を高めることができる。な
お、このようなスプリング付き密閉用ローラは図8に示
すようにブラシ収納ケース53の吸込口部の外側に設置
し、突起物逃げ凹所54を外側から開閉してもよい。当
然、外側に設置した方がスプリング55、密閉用ローラ
56、両者を関係付ける支持体57等の構造、大きさ等
を自由に選択できて好都合となる。
【0020】なお、上記実施の形態では密閉用短手弾性
部材25も肉厚を厚くブロック状にし、その先端面28
を幅広にしたが、従来通りの薄いゴム板等の密閉用の板
状弾性部材を使用してもよい。又、上記実施の形態では
密閉用長手弾性部材24の先端面27に突起物逃げ凹所
31、32を設けたが、その部分の部材を除いた突起物
逃げ切断部にしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、請求項1
記載の発明では密閉用弾性部材の少なくともクリ−ナの
移動方向とほぼ直角に配置した部分をその肉厚を厚くブ
ロック状にしその先端面を幅広にすることにより、剛性
を大きくして、空気の流れによって生じる変形をなくす
ことができる。それ故、密閉作用が優れたものになって
真空度が上がる。又、先端面付近の少なくとも吸込口に
臨む内側縁部をコーナ取りして弧状に形成することによ
り、その弧面に沿って空気が流れるので、乱気流を起す
ことなく吸い込み性能が良くなる。従って、集塵効果を
高めることができる。又、密閉用弾性部材の少なくとも
クリ−ナの移動方向とほぼ直角に配置した部分をその肉
厚を厚くブロック状にしその先端面を幅広にすることに
より、剛性を大きくしたため、密閉用弾性部材が取り付
け易くなり、交換も容易に行なえる。
【0022】又、請求項2記載の発明では密閉用弾性部
材の直角配置部分に型面から突出する突起物を避ける突
起物逃げ凹所又は突起物逃げ切断部を設けても、その突
起物逃げ凹所又は突起物逃げ切断部を密閉用の板状弾性
部材で閉じ、その弾性部材を突起物の当接によって突起
物逃げ凹所又は突起物逃げ切断部が開放可能となるよう
に支持することにより、突起物逃げ凹所又は突起物逃げ
切断部を設けたことによる密閉作用の低下を補償して、
集塵効果を高めることができる。
【0023】又、請求項3記載の発明では密閉用弾性部
材の直角配置部分に型面から突出する突起物を避ける突
起物逃げ凹所又は突起物逃げ切断部を設けても、その突
起物逃げ凹所又は突起物逃げ切断部を密閉用ローラで閉
じ、その密閉用ローラを突起物の当接によって突起物逃
げ凹所又は突起物逃げ切断部が開放可能となるように支
持することにより、突起物逃げ凹所又は突起物逃げ切断
部を設けたことによる密閉作用、吸い込み作用の低下を
補償して、集塵効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した樹脂成形用モールド金型装置
に備え付けた集塵装置のモールド金型を清掃する上型、
下型クリ−ナの一方、例えば下型クリ−ナの吸込口部付
近を示す底面図である。
【図2】同下型クリ−ナの吸込口部付近の左側面図であ
る。
【図3】同下型クリ−ナの吸込口部付近を示す図1のX
−X線断面図である。
【図4】同下型クリ−ナの要部を示す正面図である。
【図5】同下型クリ−ナの吸込口部に取り付ける密閉用
ブロック状弾性部材の変形例を示す縦断面図である。
【図6】同下型クリ−ナの吸込口部付近の変形例を示す
底面図である。
【図7】同下型クリ−ナの要部を示す図6に対応する縦
断面図である。
【図8】同下型クリ−ナの吸込口部付近の他の変形例を
示す縦断面図である。
【図9】従来の樹脂成形用モールド金型装置に備え付け
た集塵装置のモールド金型を清掃する上型、下型クリ−
ナの正面図である。
【図10】同下型クリ−ナの要部を示す縦断面図であ
る。
【図11】同上型、下型クリ−ナのクリーニング時にお
ける吸い込み動作を示す概略縦断面図である。
【図12】同下型クリ−ナの吸込口部に取り付ける密閉
用板状弾性部材の吸い込みによる変形を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
24、25、39、42、47…密閉用ブロック状弾性
部材 26、46…吸込口 27、28、43、48…
先端面 29、30、40…内側縁部 31、32、4
4、54…突起物逃げ凹所 33…ねじ 34…取付金
具 35…密閉用板状弾性部材 37、50、53…ブ
ラシ収納ケース 38…回転ブラシ 41…外側縁部
45、56…密閉用ローラ 49…回転軸 51、55
…スプリング 52…突起物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B29L 31:34

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂封止して成形するモールド金型を備
    えた装置に集塵装置を備え付け、その集塵装置の集塵機
    とモールド金型の上型又は下型を清掃するクリ−ナとを
    ダクトを介して接続し、そのクリ−ナの吸込口部に密閉
    用弾性部材を吸込口の周囲をリング状に取り巻くように
    配置し、その密閉用弾性部材の先端面を集塵時に上型下
    面又は下型上面の直近まで達するように突出させて取り
    付けてなる樹脂成形用モールド金型装置において、上記
    密閉用弾性部材の少なくともクリ−ナの移動方向とほぼ
    直角に配置した部分をその肉厚を厚くブロック状にし、
    その先端面を幅広にして、その直角配置部分の先端面付
    近の少なくとも吸込口に臨む内側縁部をコーナ取りして
    弧状に形成し、更にその直角配置部分に上型下面又は下
    型上面に設置した突起物を避ける突起物逃げ凹所又は突
    起物逃げ切断部を設けることを特徴とする樹脂成形用モ
    ールド金型装置。
  2. 【請求項2】 密閉用弾性部材の直角配置部分に設けた
    突起物逃げ凹所又は突起物逃げ切断部を密閉用の板状弾
    性部材で閉じ、その密閉用板状弾性部材を突起物の当接
    によって突起物逃げ凹所又は突起物逃げ切断部が開放可
    能となるように支持することを特徴とする請求項1記載
    の樹脂成形用モールド金型装置。
  3. 【請求項3】 密閉用弾性部材の直角配置部分に設けた
    突起物逃げ凹所又は突起物逃げ切断部を密閉用ローラで
    閉じ、その密閉用ローラを突起物の当接によって突起物
    逃げ凹所又は突起物逃げ切断部が開放可能となるように
    軸支することを特徴とする請求項1記載の樹脂成形用モ
    ールド金型装置。
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