JPH1129049A - 衝撃吸収ステアリングコラム - Google Patents

衝撃吸収ステアリングコラム

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JPH1129049A
JPH1129049A JP18331097A JP18331097A JPH1129049A JP H1129049 A JPH1129049 A JP H1129049A JP 18331097 A JP18331097 A JP 18331097A JP 18331097 A JP18331097 A JP 18331097A JP H1129049 A JPH1129049 A JP H1129049A
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JP
Japan
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steering column
lower bracket
plate
column
spacer
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JP18331097A
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Inventor
Yasushi Aoki
也寸志 青木
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コラムチューブおよびステアリングシャフト
を二重構造としなくとも低コストで衝撃エネルギを吸収
できる上、車両の特性に対応させて多様なエネルギ吸収
性能の調整を容易に行うことが可能な衝撃吸収ステアリ
ングコラムを提供することにある。 【解決手段】 車体側にアッパブラケット10およびロ
アブラケット11を介して支持される衝撃吸収ステアリ
ングコラム2において、略U字状のロアブラケット11
にコラムチューブ3が摺動可能に配置されるパイプ部材
12を取付け、ロアブラケット11の左右両側部11b
間にスペーサ17を架設する一方、スペーサ17に鋼板
18が互いに密着しないように隙間Sを開けて巻かれて
いる板状コイル19の一端部19aを固着し、その他端
部19bをコラムチューブ3に固着し、コラムチューブ
3の車体前方移動に伴って、板状コイル19の径が小さ
くなる方向へ変形するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四輪自動車に装備
される衝撃吸収ステアリングコラムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、四輪自動車の車室内の運転席
前方位置には、ステアリングホイールや衝撃エネルギ吸
収式ステアリングコラムが配設されている。一般に、こ
のようなエネルギ吸収式ステアリングコラムは、図8に
示す如く、ステアリングシャフト51はアッパシャフト
56とロアシャフト57を、ステアリングコラムチュー
ブ52はアッパコラム53とロアコラム54をそれぞれ
嵌合させた二重構造となっており、その多くは車体前方
への衝撃力がステアリングホイールに加わると、ステア
リングシャフト51およびステアリングコラムチューブ
52が収縮しながら(コラム組立体の全長が短縮す
る)、衝撃エネルギを吸収するようになっている。すな
わち、上記ステアリングコラムにおいては、外筒チュー
ブ53と内筒チューブ54との間に鋼球55が圧入され
ており、これら外筒チューブ53および内筒チューブ5
4が相対的に収縮する際に、鋼球55とチューブ53,
54との間に発生するフリクション(摩擦抵抗)を利用
して衝撃エネルギを吸収する方式となっている。
【0003】また、他のエネルギ吸収式ステアリングコ
ラムでは、図9に示す如く、外筒チューブ53にブラケ
ット板56が突設され、該ブラケット板56の下端に枢
支軸57により支承されるローラ58が設けられている
とともに、エネルギ吸収部材である棒材59の一端が車
体60側にねじ止めされ、棒材59の他端はローラ58
に巻き付けられており、該棒材59の塑性変形を利用し
て衝撃エネルギを吸収する方式を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示す従来の衝撃エネルギ吸収式ステアリングコラムにあ
っては、エネルギ吸収特性が鋼球55の直径と該鋼球5
5が圧入される内外筒チューブ53,54間の隙間の寸
法に依存するので、所定の性能を発揮させるためには関
係部材の寸法管理を厳しくする必要があり、性能調整
(チューニング)の自由度が小さくなっていた。また、
この方式のステアリングコラムは、ステアリングシャフ
ト51の軸方向と一致した入力に対しては安定した吸収
性能を示すが、ステアリングシャフト51の軸方向に対
し角度をもった入力に対しては、内外筒チューブ53,
54間に「こじり」が発生することになるので、安定し
た吸収性能が得られないという欠点を有していた。しか
も、ステアリングシャフト51およびステアリングコラ
ム52は、両方共に二重構造とする必要があり、かつ使
用する鋼球55の数量も多いので、コスト高を招来して
いた。また、図9に示す従来の衝撃エネルギ吸収式ステ
アリングコラムにあっては、ローラ58に巻き付けたエ
ネルギ吸収部材の棒材59をステアリングコラムチュー
ブ52のストロークにより直線状に引き伸ばして(塑性
変形)いるので、図8に示す「自由度」と「こじり」の
問題に対しては改善されているが、依然としてステアリ
ングコラムチューブ52は二重構造であり、必然的に図
外のステアリングシャフトも二重構造となり、コスト高
の招来という問題は解決されていない。
【0005】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、コラムチューブおよびステ
アリングシャフトを二重構造としなくとも低コストで衝
撃エネルギを吸収できる上、車両の特性に対応させて多
様なエネルギ吸収性能の調整を容易に行うことが可能な
衝撃吸収ステアリングコラムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、車体側にアッ
パブラケットおよびロアブラケットを介して支持される
衝撃吸収ステアリングコラムにおいて、前記ロアブラケ
ットを略U字状に形成し、前記ロアブラケットにコラム
チューブが摺動可能に配置されるパイプ部材を取付け、
前記ロアブラケットの左右両側部間にスペーサを架設す
る一方、該スペーサに鋼板が互いに密着しないように隙
間を開けて巻かれている板状コイルの一端部を固着する
とともに、該板状コイルの他端部を前記コラムチューブ
に固着し、前記コラムチューブの車体前方移動に伴っ
て、前記板状コイルの径が小さくなる方向へ変形するよ
うに構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0008】図1〜図6は、本発明に係る衝撃吸収ステ
アリングコラムの実施の形態を示している。図における
ステアリング装置1は、四輪自動車のフロントタイヤの
向きをコントロールするため、車室内の運転席側前方位
置に配設されている。ステアリング装置1は、衝撃吸収
ステアリングコラム2と、該ステアリングコラム2のコ
ラムチューブ3内に挿通保持され、かつ1本の棒材から
成るステアリングアッパシャフト4と、該ステアリング
アッパシャフト4の上端(後端)に取付けられるステア
リングホイール5と、ステアリングアッパシャフト4の
下端(前端)に上端が自在継手6を介して取付けられる
ステアリングロアシャフト7とをそれぞれ備えており、
該ステアリングロアシャフト7の下端は図示しないステ
アリング機構に連結され、ステアリングホイール5の回
転がフロントタイヤの繰向運動に変換されるようになっ
ている。このため、ステアリングアッパシャフト4は、
ボールベアリング8およびベアリング(ゴムブッシュ)
9を介してステアリングコラム2のコラムチューブ3に
回動自在に支持され、ステアリングホイール5はステア
リングアッパシャフト4を中心軸として回動可能に取付
けられている。
【0009】上記ステアリングコラム2は、ステアリン
グアッパシャフト4の中間部に配置される円筒状のコラ
ムチューブ3を有しており、車体後方へ向かって斜め上
方に立ち上がった状態で車体側に支持されている。この
ため、コラムチューブ3の上端部外周には、略U字状に
形成されたアッパブラケット10の下側湾曲部が溶接に
より固着され、コラムチューブ3の下端部には、略U字
状に形成されたロアブラケット11の下側湾曲部がパイ
プ部材12を介して取付けられている。このパイプ部材
12はコラムチューブ3の外側に圧入されており、これ
によってコラムチューブ3はパイプ部材12内に摺動可
能に配置されるように構成されている。
【0010】上記アッパブラケット10と上記ロアブラ
ケット11とは、軸方向に間隔を置いて配設されてお
り、これらアッパブラケット10およびロアブラケット
11の上端部は、ハンガブラケット13を介してクロス
メンバ(ステアリングサポート部材)14にそれぞれ取
付けられている。ハンガブラケット13の前後方向中央
部は、クロスメンバ14の下部に溶接などによって固着
され、クロスメンバ14は車体の左右を連結すべく車巾
方向に沿って配設されている。したがって、上記ステア
リングコラム2は、アッパブラケット10、ロアブラケ
ット11およびハンガブラケット13を介して車体側の
クロスメンバ14に支持されている。
【0011】上記アッパブラケット10の上端部は、カ
プセル15を用いてハンガブラケット13に取付けられ
ており、当該カプセル15は樹脂インジェクション成形
によるシャーピンの破断でアッパブラケット10から容
易に離脱できるように構成されている。また、上記ロア
ブラケット11には、図1〜図3に示す如く、衝撃吸収
ユニット16が組込まれている。この衝撃吸収ユニット
16は、ロアブラケット11の下側湾曲部11aに抱持
されるように溶接Wによって固着されたパイプ部材12
と、ロアブラケット11の左右両側部11bの間に架設
される円筒状のスペーサ17と、一定巾の鋼板18が互
いに密着しないように隙間Sを開けて巻かれている板状
コイル19とから構成されている。したがって、スペー
サ17は、ステアリングコラム2のコラムチューブ3に
対して直交する方向に配置されている。
【0012】上記スペーサ17は、図4〜図6に示す如
く、その長さがロアブラケット11の左右両側部11b
の内壁面に当接する大きさで、その内径が締付ボルト2
0を挿入できる大きさに形成されており、ロアブラケッ
ト11の左右両側部11bと当接する左右両端面17
a,17bには、ナーリング加工によって鋸歯状の凹凸
が円周方向に沿って設けられている。しかも、スペーサ
17は、ロアブラケット11をハンガブラケット13に
固定するに当たり、締付ボルト20とナット21で締付
けられる時にロアブラケット11の左右両側部11b側
に強く押し付けられ、回転する際にロアブラケット11
の左右両側部11bとの係合作用によって大きなフリク
ション(摩擦抵抗)が発生するようになっている。すな
わち、スペーサ17は、後述のように、コラムチューブ
3の車体前方移動に伴って板状コイル19の鋼板18が
互いに密着した後、当該板状コイル19を介してロアブ
ラケット11の左右両側部11bからフリクションを受
けながら回転するように構成されている。なお、ロアブ
ラケット11の左右両側部11bおよびハンガブラケッ
ト13には、締付ボルト20を挿通させる取付孔22,
23がそれぞれ穿設されている。
【0013】一方、上記板状コイル19はスペーサ17
の周囲に配設されており、渦巻状の一端部19aはスペ
ーサ17の外周面に溶接によって固着され、車体前方へ
延びる他端部19bはパイプ部材12から突出している
コラムチューブ3の外周面に溶接によって固着されてい
る。したがって、板状コイル19は、コラムチューブ3
の車体前方移動に伴って、渦巻の直径が小さくなる方向
(締まる方向)へ変形されるように構成されている。
【0014】このような衝撃吸収ユニット16を有する
ステアリングコラム2においては、図1に示す状態で車
体後方からの衝撃力がステアリングホイール5に加わる
と、これに伴いステアリングシャフト4が軸方向に沿っ
て下方(車体前方)へ押圧される。ステアリングシャフ
ト4とステアリングコラム2のコラムチューブ3とは、
上端のボールベアリング8およびスナップリング24に
よって強固に結合されているので、ステアリングシャフ
ト4を押す力はそのままコラムチューブ3を押す力とな
る。この時、衝撃吸収ユニット16はハンガブラケット
13に固定されているため、コラムチューブ3を押す力
によって当該コラムチューブ3と衝撃吸収ユニット16
とは相対的に変位することになる。この変位に伴って、
板状コイル19のコラム側他端部19bはコラムチュー
ブ3と共に車体前方へ移動するため、板状コイル19は
その渦巻の直径を小さくする方向(鋼板18の密着する
方向)に締まりながら変形し、コラムチューブ3の下方
移動に追従することになる(図5参照)。この過程で、
衝撃力は板状コイル19が変形する力に変換され、その
結果、エネルギ吸収が行われる。なお、アッパブラケッ
ト10の車体側取付部には、アッパブラケット10から
離脱可能なカプセル15を使用し、また、コラムチュー
ブ3とパイプ部材12を圧入構造としているため、衝撃
力がステアリングコラム2に作用した際に、コラムチュ
ーブ3が容易に車体に対して相対的に変位することが可
能となっている。
【0015】さらに、上述のような板状コイル19の径
収縮によるエネルギ吸収が完了した後、すなわち板状コ
イル19の鋼板18が完全に密着状態に至った後にも、
荷重負荷が継続するような状況では、負荷力は伸びきっ
た板状コイル19を介して、スペーサ17に回転モーメ
ントとして伝達される。スペーサ17の両端面17a,
17bには鋸歯状の凹凸が設けられているため、ロアブ
ラケット11の左右両側部11bとの間に大きな摩擦抵
抗力が発生することになる。この抵抗力を越える力が作
用すると、板状コイル19はその渦巻を解くように鋼板
18を繰り出しながら、スペーサ17の両端面17a,
17bとロアブラケット11の左右両側部11bとの間
でフリクションを発生させつつ、スペーサ17が回転す
ることによって、継続的にエネルギ吸収を行うことが可
能となる。
【0016】本実施の形態のステアリング装置1では、
ステアリングコラム2の衝撃吸収ユニット16がロアブ
ラケット11に設けられているため、エネルギ吸収機構
のロアブラケット11部分への集約によってユニット化
が可能となり、衝撃吸収機構なしのステアリングコラム
に吸収機構を付加させたい場合に、アッパブラケット1
0から離脱可能なカプセル15を追加することを除け
ば、ロアブラケット11を変更するだけで対応すること
ができる。また、本実施の形態におけるスペーサ17
は、コラムチューブ3の車体前方移動に伴って板状コイ
ル19の鋼板18が互いに密着した(隙間Sをなくし
た)後に、板状コイル19を介してロアブラケット11
から摩擦抵抗を受けながら、すなわちフリクションに抗
して回転を始めるため、継続してエネルギを吸収するこ
とができる。しかも、スペーサ17の両端面17a,1
7bには、ナーリング加工によって鋸歯状の凹凸が設け
られているため、ロアブラケット11の左右両側部11
bとの間により大きな摩擦抵抗力が発生することにな
る。
【0017】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
【0018】例えば、既述の実施の形態における板状コ
イル19では、平坦面の鋼板18を用いて渦巻状に形成
されているが、図7に示す如く、波状の鋼板28を用い
て板状コイル29を形成しても良い。これによると、板
状コイル29の渦巻径の収縮後に鋼板28の波形が引き
伸ばされ、その作用によって、衝撃吸収ユニット16の
更なるエネルギ吸収が可能となる。
【0019】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る衝撃吸収ステ
アリングコラムは、車体側にアッパブラケットおよびロ
アブラケットを介して支持されるものであって、前記ロ
アブラケットを略U字状に形成し、前記ロアブラケット
にコラムチューブが摺動可能に配置されるパイプ部材を
取付け、前記ロアブラケットの左右両側部間にスペーサ
を架設する一方、該スペーサに鋼板が互いに密着しない
ように隙間を開けて巻かれている板状コイルの一端部を
固着するとともに、該板状コイルの他端部を前記コラム
チューブに固着し、前記コラムチューブの車体前方移動
に伴って、前記板状コイルの径が小さくなる方向へ変形
するように構成しているので、コラムチューブおよびス
テアリングシャフトを二重構造として収縮させなくと
も、衝撃エネルギを効率的に吸収することができるとと
もに、製造コストを低減できる。
【0020】また、本発明の衝撃吸収ステアリングコラ
ムは、エネルギ吸収特性のパラメータ(例えば、板状コ
イルの鋼板厚、板状コイルの鋼板間隙間の設定、板状コ
イルの巻数など)が多いので、車の特性に合わせて多様
な性能チューニングを容易に行うことができる。さら
に、本発明の衝撃吸収ステアリングコラムでは、エネル
ギ吸収機構がロアブラケット部分に集約されているの
で、吸収機構のユニット化が可能となり、衝撃吸収機構
なしのステアリングコラムに吸収機構を簡単に付加させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る衝撃吸収ステアリン
グコラムを示す一部断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る衝撃吸収ステアリン
グコラムを示す側面図である。
【図3】上記ステアリングコラムに組込まれる衝撃吸収
ユニットを示す斜視図である。
【図4】上記衝撃吸収ユニットを構成するスペーサをロ
アブラケットに取付ける前の状態を示す斜視図である。
【図5】上記ステアリングコラムが下方移動した状態を
示す側面図である。
【図6】図5におけるA−A線断面図である。
【図7】本発明の実施の形態の変形例に係る板状コイル
を示す側面図である。
【図8】従来の衝撃エネルギ吸収式ステアリングコラム
を示す一部断面図である。
【図9】他の従来の衝撃エネルギ吸収式ステアリングコ
ラムを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ステアリング装置 2 衝撃吸収ステアリングコラム 3 コラムチューブ 4 ステアリングアッパシャフト 5 ステアリングホイール 10 アッパブラケット 11 ロアブラケット 12 パイプ部材 13 ハンガブラケット 14 クロスメンバ 15 カプセル 16 衝撃吸収ユニット 17 スペーサ 18,28 鋼板 19,29 板状コイル 20 締付ボルト 21 ナット 22,23 取付孔 S 隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側にアッパブラケットおよびロアブ
    ラケットを介して支持される衝撃吸収ステアリングコラ
    ムにおいて、前記ロアブラケットを略U字状に形成し、
    前記ロアブラケットにコラムチューブが摺動可能に配置
    されるパイプ部材を取付け、前記ロアブラケットの左右
    両側部間にスペーサを架設する一方、該スペーサに鋼板
    が互いに密着しないように隙間を開けて巻かれている板
    状コイルの一端部を固着するとともに、該板状コイルの
    他端部を前記コラムチューブに固着し、前記コラムチュ
    ーブの車体前方移動に伴って、前記板状コイルの径が小
    さくなる方向へ変形するように構成したことを特徴とす
    る衝撃吸収ステアリングコラム。
  2. 【請求項2】 前記スペーサは、コラムチューブの車体
    前方移動に伴って板状コイルの鋼板が互いに密着した
    後、該板状コイルを介してロアブラケットの左右両側部
    から摩擦抵抗を受けながら回転するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の衝撃吸収ステアリ
    ングコラム。
  3. 【請求項3】 前記スペーサのロアブラケットと当接す
    る左右両端面には、凹凸が設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載の衝撃吸収ステアリングコラム。
  4. 【請求項4】 前記板状コイルの鋼板は、波状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の衝撃吸収ス
    テアリングコラム。
JP18331097A 1997-07-09 1997-07-09 衝撃吸収ステアリングコラム Pending JPH1129049A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6578872B2 (en) * 2000-07-26 2003-06-17 Nacam France S.A. Vehicle steering column including a pyrotechnic charge
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