JPH11289692A - 非接触式電源装置 - Google Patents
非接触式電源装置Info
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- JPH11289692A JPH11289692A JP10091184A JP9118498A JPH11289692A JP H11289692 A JPH11289692 A JP H11289692A JP 10091184 A JP10091184 A JP 10091184A JP 9118498 A JP9118498 A JP 9118498A JP H11289692 A JPH11289692 A JP H11289692A
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Abstract
することを目的とし、高精度な出力特性を有する非接触
式電源装置を提供する。 【解決手段】 1次側コイル26が実装されたプリント
基板24を取り付ける手段として、本体ケース20の内
部に1次側コイル保持部22を設けると共に、1次側コ
イル26にも取り付け用のつば部33を設け、1次側コ
イル保持部22のスリット31に1次側コイル26自身
をスライド挿入させて取り付ける構成とする。
Description
話機、携帯電話機、PHS、PDA等の小型ポータブル
機器などの携帯用電子機器に非接触で充電電力を供給す
る非接触式電源装置に関するものである。
帯用電子機器が多用化されてきている。例えば、家庭内
においてはコードレス電話機が普及し、屋外においては
携帯用電話機やPHSが普及し、ビジネス上ではPDA
等の小型ポータブル機器が普及している。
電池を電源として内蔵しているが、その充電電力はあま
り多くなく、度々充電して次の使用に備える必要があ
る。
非接触式電源装置としては図7〜図9に示すものが実用
化されている。
子機器の一端部をはめこむ収納凹部1を備えたケース本
体2の底面の開口部からACコード3に接続されてAC
電圧を供給される1次側コイルを備えた回路ユニット4
が、ケース本体2の内部に設けた取付ボス5にビス6に
より固着され、回路ユニット4の1次側コイルは収納凹
部1の内底面に近接するようになっている。
1を備えたケース本体2の内部に収納凹部1の側壁に近
接して平行にスライド保持枠7を設け、このスライド保
持枠7に1次側コイル8と制御回路、整流回路などを構
成する各種電子部品9を実装したプリント基板10から
なる回路ユニット4が取付けられる。すなわち、プリン
ト基板10の両側をスライド保持枠7にはめこんでスラ
イドさせ、ケース本体2の底面開口部に結合する底板で
上記プリント基板10の一端部を固定して構成されてい
る。
1を備えたケース本体2の内部に収納凹部1の底面に平
行なスライド保持枠7を設け、このスライド保持枠7に
回路ユニット4のプリント基板10をはめこんでスライ
ドさせ、回路ユニット4の1次側コイル8を収納凹部1
の底面に近接配置させる構成となっている。
源装置においては以下のような問題点をそれぞれ有する
ものであった。
用いた回路ユニット4の取付けであるため組立て作業に
手間を要し、生産性の点で劣るとともに、回路ユニット
4は基本的にはプリント基板に各種電子部品とともに1
次側コイルを実装しているため、その1次側コイルの実
装状態によってはプリント基板から収納凹部1の底面に
向って突出する1次側コイルの高さにばらつきが発生
し、充電性能がばらつくおそれがあった。
したものに比べて組立て作業は向上するが、スライド式
で回路ユニット4をケース本体2に組込むため、回路ユ
ニット4のプリント基板10をスライド保持枠7で位置
規制しており、プリント基板10の反りや1次側コイル
8のプリント基板10への実装高さのばらつきにより、
収納凹部1に装着される携帯用電子機器11の2次側コ
イル12と1次側コイル8との距離がばらついて充電性
能にばらつきが発生し、信頼性の点で劣るものとなって
いた。
と同様で、充電性能にばらつきが発生し、品質面で信頼
性に劣るものとなっていた。
し、組立てやすく、かつ充電性能の安定した非接触式電
源装置を提供することを目的とするものである。
に本発明の非接触式電源装置は、携帯用電子機器の少な
くとも一部をはめこむ収納凹部を一部に設けた本体ケー
スの内部に上記収納凹部の壁面と一定の間隔をもって1
次側コイル保持部を設け、この本体ケース内に1次側コ
イルおよび制御回路や整流回路などを構成する各種電子
部品を組込んだプリント基板からなる回路ユニットを上
記収納凹部の壁面と1次側コイル保持部で1次側コイル
を保持して取付けた構成としたものである。
器が収納される収納凹部と1次側コイルとの距離が常に
一定に保て、充電性能が著しく安定するとともに組立て
も容易となる。
は、携帯用電子機器の少なくとも一部をはめこむ収納凹
部を一部に設けた本体ケースの内部に上記収納凹部の壁
面と一定の間隔をもって1次側コイル保持部を設け、こ
の本体ケース内に1次側コイルおよび制御回路や整流回
路などを構成する各種電子部品を組込んだプリント基板
からなる回路ユニットを上記収納凹部の壁面と1次側コ
イル保持部で1次側コイルを保持して取付けた構成であ
り、1次側コイルの本体ケースに対する取付位置が安定
し充電性能の優れたものとすることができる。
持部が1次側コイルのコイルボビンのつば部を保持する
構成であり、これも1次側コイルの取付け位置の安定化
が図れ、充電性能の優れたものとすることができる。
持部がスリットを設けた構成で相対向するように設けら
れ、この1次側コイル保持部に1次側コイルのコイルボ
ビンの両側のつば部を圧入結合して保持させた構成であ
り、この構成とすることにより組立てもスライド式で組
込め、かつ、1次側コイルの取付位置も安定し、充電性
能の優れたものとすることができる。
ついて図1、図2を用いて説明する。図1は本実施の形
態1における携帯用電子機器をセットし充電している状
態を示す非接触式電源装置を示す断面図、図2は同分解
断面図である。
の絶縁材によって形成された本体ケース、21はこの本
体ケース20の上面の一部に形成された収納凹部、22
はこの本体ケース20の内部に上記収納凹部21の側壁
と平行に設けられた1次側コイル保持部、23はこの1
次側コイル保持部22により本体ケース20内に取付け
られた回路ユニット、24はこの回路ユニット23を構
成するプリント基板、25はこのプリント基板24に組
込まれ制御回路、整流回路などを構成する抵抗、コンデ
ンサ、半導体などの電子部品、26は同じくプリント基
板24の一部に実装された1次側コイル、27は回路ユ
ニット23に接続されたAC電圧を回路ユニット23に
供給するACコード、28は本体ケース20の底面の開
口部に結合された底板、29は本体ケース20の収納凹
部21に下部を収納される携帯用電話機などの携帯用電
子機器、30はこの携帯用電子機器29の下部の側面に
設けられた2次側コイルである。
に本体ケース20を逆向けにし、1次側コイル26、各
種電子部品25、ACコード27を組込んだプリント基
板24からなる回路ユニット23を底面の開口部から組
込み、本体ケース20の内部に一体に設けた1次側コイ
ル保持部22のスリット31に1次側コイル26のコイ
ルボビン32のつば部33を圧入して結合し、この回路
ユニット25のプリント基板24の端部を本体ケース2
0に結合する底板28の突部34で固定して行われてい
る。
保持部22は本体ケース20と一体に形成されており、
収納凹部21の壁面とも一定の間隔をもって形成されて
おり、この1次側コイル保持部22のスリット31に1
次側コイル26のコイルボビン32のつば部33を圧入
結合するため、コイルボビン32の高さと、1次側コイ
ル保持部22と収納凹部21の壁面との寸法をほぼ同じ
に設定すれば、1次側コイル26の先端は確実に収納凹
部21の壁面に当接するように取付けられることにな
る。
1に携帯用電子機器29を収納することによって、この
携帯用電子機器29の2次側コイル30と近接した状態
で対向することになり、電磁誘導による1次側コイル2
6から2次側コイル30への電力の供給が安定して効率
的に行われ、設計通りの時間で携帯用電子機器29の2
次電池に充電を行えることになる。
4は、本体ケース20に結合する底板28の突部34に
より位置規制されるため、このプリント基板24に実装
した1次側コイル26の位置も規制されることになり、
携帯用電子機器29の2次側コイル30と位置ずれを発
生して充電効率を低下させるようなことがないようにな
っている。
施の形態2を示す断面図であり、基本的には実施の形態
1と同じであるが、1次側コイル保持部22を本体ケー
ス20の収納凹部21の底面と平行に設けた点だけが異
なる。
面に2次側コイル30を配置した場合の非接触式電源装
置としたものである。
は、水平方向に傾斜させて、収納凹部21に携帯用電子
機器29を収納したときの安定化と高さをできる限り低
くするように設計されている。
ス20内に組込む場合、回路ユニット23の1次側コイ
ル26のコイルボビン32のつば部33を1次側コイル
保持部22のスリット31に圧入した場合、図3に示す
ようにプリント基板24の一端は底板28の上面に当接
して回路ユニット23は位置決めされることになる。
果については実施の形態1とほぼ同じである。
確実にするために、プリント基板24の先端側を本体ケ
ース20の内面に設けたリブ35に当接させ、底板28
と両方で位置決めするようにしてもよい。
5に示すように本体ケース20の収納凹部21の壁面か
ら突片36を引出し、その突片36の先端にコ字状部3
7を相対向するように形成して、コ字状部37で相対向
するスリット31を形成し、ここに1次側コイル26の
コイルボビン32のつば部33を圧入する構成とするこ
とができる。さらにその端部に回路ユニット23のプリ
ント基板24の先端部を位置規制するリブ35を設ける
こともできる。
(b),(c)に示すようにコイルボビン32の外周に
1次コイル38が巻回され、内部に磁心39を組込み、
下部に端子40および取付片41を設けた端子板42を
設け、この端子板42の上部に外方に大きく突出して1
次側コイル保持部22のスリット31に圧入されるつば
部33を設けた構成となっている。
次側コイル保持部22としては1次側コイル26のコイ
ルボビン32のつば部33を圧入するスリット31を設
けた構成を例としたが、この1次側コイル保持部22は
必ずしもスリット31を設けたものでなくてもよく、収
納凹部21の壁面との間で1次側コイル26のコイルボ
ビン32の2つのつば部を挟持する構成としてもよい。
は構成されるため、組立てが容易であるとともに、回路
ユニットの1次側コイルを携帯用電子機器を収納する収
納凹部の壁面と1次側コイル保持部間で保持して本体ケ
ースに回路ユニットを組込むため、収納凹部にセットさ
れる携帯用電子機器に組込まれた2次側コイルとの距離
を著しく安定化させることができ、1次側コイルから2
次側コイルに電磁誘導により効率的にかつ確実に電力を
供給することができ、充電特性の安定したものとするこ
とができる。
ける概略の断面図
Claims (3)
- 【請求項1】 携帯用電子機器の少なくとも一部をはめ
こむ収納凹部を一部に設けた本体ケースの内部に上記収
納凹部の壁面と一定の間隔をもって1次側コイル保持部
を設け、この本体ケース内に1次側コイルおよび制御回
路や整流回路などを構成する各種電子部品を組込んだプ
リント基板からなる回路ユニットを上記収納凹部の壁面
と1次側コイル保持部で1次側コイルを保持して取付け
た非接触式電源装置。 - 【請求項2】 1次側コイル保持部が1次側コイルのコ
イルボビンのつば部を保持する構成とした請求項1に記
載の非接触式電源装置。 - 【請求項3】 1次側コイル保持部がスリットを設けた
構成で相対向するように設けられ、この1次側コイル保
持部に1次側コイルのコイルボビンの両側のつば部を圧
入結合させて保持させた請求項1に記載の非接触式電源
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09118498A JP3572931B2 (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 非接触式電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09118498A JP3572931B2 (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 非接触式電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11289692A true JPH11289692A (ja) | 1999-10-19 |
JP3572931B2 JP3572931B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=14019374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09118498A Expired - Lifetime JP3572931B2 (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 非接触式電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3572931B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012511890A (ja) * | 2008-12-12 | 2012-05-24 | チュンキル ジョン | 平面螺旋形コア構造を備えた無接点電力充電ステーション、無接点電力受信装置及びその制御方法 |
US9130395B2 (en) | 2008-12-12 | 2015-09-08 | Hanrim Postech Co., Ltd. | Non-contact charging station with planar spiral power transmission coil and method for controlling the same |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP09118498A patent/JP3572931B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012511890A (ja) * | 2008-12-12 | 2012-05-24 | チュンキル ジョン | 平面螺旋形コア構造を備えた無接点電力充電ステーション、無接点電力受信装置及びその制御方法 |
US9130395B2 (en) | 2008-12-12 | 2015-09-08 | Hanrim Postech Co., Ltd. | Non-contact charging station with planar spiral power transmission coil and method for controlling the same |
US9178376B2 (en) | 2008-12-12 | 2015-11-03 | Hanrim Postech Co., Ltd. | Non-contact charging station with power transmission planar spiral core, non-contact power-receiving apparatus, and method for controlling the same |
USRE49300E1 (en) | 2008-12-12 | 2022-11-15 | Ge Hybrid Technologies, Llc | Non-contact charging station with power transmission planar spiral core, non-contact power-receiving apparatus, and method for controlling the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3572931B2 (ja) | 2004-10-06 |
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