JPH11288643A - 多方向操作体およびそれを用いた操作入力機器 - Google Patents

多方向操作体およびそれを用いた操作入力機器

Info

Publication number
JPH11288643A
JPH11288643A JP10088490A JP8849098A JPH11288643A JP H11288643 A JPH11288643 A JP H11288643A JP 10088490 A JP10088490 A JP 10088490A JP 8849098 A JP8849098 A JP 8849098A JP H11288643 A JPH11288643 A JP H11288643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
shaft
hole
body according
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10088490A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3965766B2 (ja
Inventor
Shigeru Yokochi
茂 横地
Kazuji Ota
和司 太田
Hiroshi Matsui
博 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP08849098A priority Critical patent/JP3965766B2/ja
Publication of JPH11288643A publication Critical patent/JPH11288643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3965766B2 publication Critical patent/JP3965766B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲーム機等に使用される多方向操作体に関
し、外形寸法が小さくて、構成部品が少なく、簡易な構
造のものを実現することを目的とする。 【解決手段】 孔11Aを有する基板11の下面に孔1
1Aから等距離位置に上方に押圧することにより動作す
る複数個のスイッチ12A〜12Dを配置し、スイッチ
12A〜12Dの下方で軸支持部13Aにより支持され
た操作軸14を傾倒操作することによって操作軸14に
固定された駆動体15でスイッチ12A〜12Dを駆動
する構造としたため、外形寸法が小さくて構成部品点数
が少ない簡易な構造で、所定の操作ストロークを有する
操作性が良い多方向操作体を得ることができ、これを用
いた操作性の良い小型、薄型の操作入力機器を得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム機やカーナ
ビゲーション等の操作部分に使用される多方向操作体お
よびそれを用いた操作入力機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多方向操作体として、家庭用ゲー
ム機のコントローラに搭載されている8方向の傾倒操作
ができる多方向操作体などが知られている。
【0003】その概略の構成は、図15の側面断面図お
よび図16の平面断面図に示すように、下蓋中央部に軸
支持部1Aを備え上面中央部に開口部1Bを有する中空
のケース1と、ケース1の開口部1Bから外方に突出し
た上端部2Aに対して水平方向に力を加えた際に全方位
に傾倒操作可能となるように球状の下端部2Bがケース
1の軸支持部1Aに保持されている操作軸2と、操作軸
2の中立位置において操作軸2の中間部の側面と押圧部
3E〜3Hが対向するように等距離で90°間隔にケー
ス1に装着された4個のプッシュ動作型のスイッチ3
(3A〜3D)と、操作軸2が傾倒操作された際にその
傾倒方向に対応してそれぞれの方向のスイッチ3(3A
〜3D)を動作させるように配された4個のスライダ4
(4A〜4D)と、各々対応するスイッチ3(3A〜3
D)とスライダ4(4A〜4D)の間に配されてスライ
ダ4を介して操作軸2の中立位置を保つための4個のコ
イルばね5(5A〜5D)から構成されている。
【0004】上記構成の多方向操作体においては、任意
の水平方向に操作軸2を傾倒操作すると、その方向に対
応するスライダ4がコイルばね5を圧縮させながらスイ
ッチ3の方向に移動して、スライダ4の凸部4E〜4H
がスイッチ3の押圧部3E〜3Hを押圧することにより
スイッチ3が動作するようになっているものであり、操
作軸2への傾倒操作力を除くと圧縮されたコイルばね5
が元の状態に復元することにより操作軸2が元の中立位
置に戻るものであった。
【0005】そして、上記のような多方向操作体は、そ
の操作部である操作軸2の上端部2Aの移動量すなわち
操作ストロークで操作方向を認識するものであり、上記
構成のものでは、スライダ4とスイッチ3との間に配し
たコイルばね5により、操作軸2の所定の大きさの傾倒
角度を実現しているものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の多方向操作体においては、操作軸2の傾倒操作時に、
その中間部でスライダ4を介して水平方向にスイッチ3
を押して動作させる構成であるために、水平方向に対向
して配された4個のスイッチ3の外側寸法すなわち、多
方向操作体の操作軸2の上端側から見た投影面積が大き
く、取付面の面積が小さい小型の機器には装着し難いと
いう課題があり、また、操作軸2を中立位置に強制的に
復帰させるためのコイルばね5やスライダ4等の構成部
品が多いためにコスト高であるという課題もあった。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、外形寸法が小さくて、構成部品が少な
く、しかも所定の操作ストロークを有する操作性が優れ
た多方向操作体およびそれを用いた操作入力機器を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の多方向操作体は、中心部に孔を有する基板の
下面に上方に向かって押圧することにより動作するよう
に複数個のスイッチを孔から等距離位置に配置し、スイ
ッチの下方で基板の孔と同心位置に設けた支持体の軸支
持部に下端部が支持され、基板の孔から上方に突出した
操作軸を、軸支持部を支点として傾倒させることによ
り、操作軸の下方に固定された駆動体でスイッチを駆動
するものである。
【0009】これにより、外形が小さくて、構成部品が
少なく、しかも所定のストロークを有する操作性の優れ
た多方向操作体およびそれを用いた操作入力機器を得る
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、中心部に孔を有し孔から等距離位置の下面に上方に
押圧部を押圧することにより動作する複数個のスイッチ
を備えた基板と、複数個のスイッチの下方で基板の孔と
同心位置に軸支持部を有し基板に固定された支持体と、
基板の孔から上方に突出した操作部を任意の方向に傾倒
操作できるように下端部を軸支持部により支持された棒
状の操作軸と、複数個のスイッチ各々に対応した複数個
の駆動用のアームを有し、操作軸の傾倒操作に対応して
所定のスイッチを押圧操作できるように操作軸の下方に
固定された駆動体からなる多方向操作体としたものであ
り、操作軸の傾倒操作時に、上方にスイッチを押して動
作させる方式であるため、スイッチを基板の中心部の孔
の近く、すなわち操作軸の近くに配することができるの
で、スイッチの外側寸法すなわち多方向操作体の操作軸
の上端側から見た投影面積を小さくすることができて、
小型の機器にも装着し易いと共に、構成部品が少ない多
方向操作体を安価に実現できるという作用をする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、操作軸を挿通させる孔を中央に有し、駆
動体のアームの上面に載せられた平板状の台座部と、駆
動体のアームの間に駆動体のアームの上面から支持体面
までと同寸法で台座部から下方に伸びた複数の脚部から
なる水平板を、基板下面の孔の周囲と水平板の台座部の
間の操作軸の周囲に配設された圧縮コイルばねにより下
方に付勢する構成のものであり、1つの圧縮コイルばね
および水平板により操作軸の傾倒操作後の中立状態への
強制的復帰並びにその状態の維持ができるため、小型で
構成部品が少なく安価でしかも操作性の優れた多方向操
作体を実現できるという作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、複数個の駆動体のアームの間に支持体の
軸支持部の周辺からアームの上端と同一高さの複数個の
支持用突起を設け、複数個のアームの上端面と支持用突
起の上面にリング状または中心部に孔を有する多角形の
水平板を載せ、基板下面の孔の周囲と水平板の間の操作
軸の周囲に配設された圧縮コイルばねで水平板を下方に
付勢する構成のものであり、請求項2に記載の発明と同
様の作用に加えて、支持体に設けた支持用突起が駆動体
のアームの間に配設されているため、駆動体の回転を防
止することができ、アームとスイッチの押圧部の位置関
係を常に正常に保つことができるという作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3記載の発明において、圧縮コイルばねの上端部をスイ
ッチ基板下面の孔の周囲に位置決めしたものであり、操
作軸の傾倒操作時にも、圧縮コイルばねの基板下面にお
ける位置が動かないので、操作軸の傾倒操作および中立
状態への復帰が安定していると共に、多方向操作体の組
立時において、圧縮コイルばねを仮固定することができ
るという作用を有する。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれか一つに記載の発明において、駆動体の各アーム
とスイッチの押圧部の間に一定の間隔を有するものであ
り、所定角度の操作軸の傾倒操作後にアームをスイッチ
の押圧部に当接させるようにできるため、不用意に操作
軸に指が当たって少し操作軸が傾いた場合にも、上記間
隔によりスイッチが押圧されないようにすることができ
るので、誤信号の発生を低減させることができるという
作用を有する。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか一つに記載の発明において、駆動体のアームが
スイッチ動作力以上の力が加わると撓むように構成され
ているものであり、大きな力で操作軸を傾倒操作した場
合には、その力をアームにより吸収できるので、スイッ
チを正常かつ確実に動作させることができると共にスイ
ッチの押圧部や接点部の破損を防ぐことができるという
作用を有する。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれか一つに記載の発明において、各スイッチがスイ
ッチ動作後にも押圧動作ストロークを有するオーバース
トロークタイプのスイッチであるものであり、このスイ
ッチは動作後にも充分な押圧動作ストロークを有するた
め、操作軸の傾倒角度の大きなものを容易に実現できる
上、操作軸の傾倒操作の途中でスイッチがON状態に切
り換わるために、確実なスイッチング動作を実現できる
と共に、スイッチ動作後に操作軸を傾倒止めに当てる構
造が実現できるので、大きな力で操作軸を傾倒操作した
場合にも、スイッチの押圧部や接点部の破損を防ぐこと
ができるという作用を有する。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれか一つに記載の発明において、各スイッチが対向
する表面に導体部を形成した二枚のフィルムにより構成
されたメンブレンタイプのスイッチであるものであり、
スイッチを薄くコンパクトに構成することができるた
め、基板下方のスペースを低減できて薄型の多方向操作
体を実現できるという作用を有する。
【0018】請求項9に記載の発明は、請求項1〜7の
いずれか一つに記載の発明において、各スイッチが基板
下面に形成された導体パターン間を上面に設けた導電体
部を有する弾性絶縁体で短絡する弾性接点タイプのスイ
ッチであるものであり、簡易な構成でしかも弾性絶縁体
の弾性力により大きなストロークを得ることができると
いう作用を有する。
【0019】請求項10に記載の発明は、請求項1〜9
のいずれか一つに記載の発明において、操作軸と駆動体
を一部品で構成したものであり、部品点数が少なく組立
工数が低減できると共に、操作軸を操作する場合にも駆
動体が操作軸と確実に一体となって動作するため、ガタ
ツキ感のない確実な操作軸の傾倒操作を実現できるとい
う作用を有する。
【0020】請求項11に記載の発明は、請求項1〜1
0のいずれか一つに記載の発明において、基板下面に4
個のスイッチを等角度間隔に配し、操作軸を各スイッチ
が配された方向に傾倒させる時にはその方向に対応する
スイッチが短絡し、各スイッチの方向の中間の方向に傾
倒させる時には傾倒方向に対して操作軸を中心とする対
称方向に近い二個のスイッチが短絡する構成としたもの
であり、最も汎用的に使用される4方向またはその中間
の方向を含む8方向の操作軸の傾倒操作に応じて動作信
号を出すことができる多方向操作体を少ない部品点数で
安価に実現できるという作用を有する。
【0021】請求項12に記載の発明は、請求項1〜1
1のいずれか一つに記載の多方向操作体を用いた操作入
力機器であり、操作軸の傾倒操作で各種機能を選択等で
きる小型で操作性の優れた操作入力機器を安価に実現で
きるという作用を有する。
【0022】請求項13に記載の発明は、基板の上面か
ら突出した操作軸が、多方向操作体を収容した外装ケー
スに設けられた略正方形の開口に貫挿しており、操作軸
を任意の方向に傾倒した際、スイッチの動作後に操作軸
が外装ケースの開口の口縁部に当接するように構成され
ている請求項11に記載の多方向操作体を用いた操作入
力機器としたものであり、スイッチの配置方向の中間方
向に操作軸を傾倒操作した時には操作軸が外装ケースの
開口の口縁部に沿ってそのコーナー部に押し付けられる
ことになり、対応する2個のスイッチを確実に動作させ
ることができる位置に操作軸を傾倒させることができ、
通常の操作軸の4方向操作に加えて、8方向操作の際に
も確実にスイッチングさせることができる操作入力機器
を実現できるという作用を有する。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図14を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説
明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳
細な説明を省略する。
【0024】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態による多方向操作体の側面断面図、図2は同図
1のX−X線における断面図、図3は同分解斜視図であ
り、同図において、中心部に四角形の孔11Aを有する
基板11の下面には、孔11Aから等距離等角度位置に
4個のスイッチ12A〜12Dが、その押圧部12E〜
12Hを上方に押圧することにより動作するように配設
されている。
【0025】なお、このスイッチ12A〜12DはON
状態になった後も押圧動作ストロークを有するオーバー
ストロークタイプのものである。
【0026】また、基板11の下面には、中央に球面凹
状の軸支持部13Aを有する支持体となるケース13
が、基板11の孔11Aの下部に軸支持部13Aが位置
するように固着されている。
【0027】そして、操作軸14は、基板11の孔11
Aから上方に操作部となる上端部14Aを突出させて、
球状の下端部14Bをケース13の軸支持部13Aによ
り傾倒自在に支持されている棒状の操作軸であり、上端
部14Aに任意の水平方向の力を加えることにより傾倒
可能となっている。
【0028】また操作軸14の中間部下方には4個のス
イッチ12A〜12D各々に対応した駆動体15となる
4つの駆動用のアーム15A〜15Dが操作軸14と一
体に形成されている。
【0029】そして、操作軸14に設けたアーム15A
〜15Dの上面には水平板17が載置されており、その
形状は、操作軸14を挿通させるよう中央に孔17Eを
有した平板状の台座部17Fと、駆動用の各アーム15
A〜15Dの間の位置に台座部17Fから下方に伸び
た、アーム15A〜15Dの上面からケース13の底面
13Bまでと同一寸法の4つの脚部17A〜17Dから
成っており、脚部17A〜17Dの下端部はケース13
の底面13Bに当接している。
【0030】また、基板11と水平板17の台座部17
Fの間の操作軸14の周囲にはコイルばね16が設けら
れており、水平板17を下方へ付勢していると共に、基
板11下面に接したコイルばね16の上端部16Aは、
スイッチ12A〜12Dのケース間に挟まれて位置を決
められている。
【0031】すなわち、通常状態においては、水平板1
7はコイルばね16に付勢されることにより、駆動体1
5の4つのアーム15A〜15Dの間から下方に突き出
された4つの支持用の脚部17A〜17Dの下面がケー
ス13の底面13Bに当接すると共に、台座部17F下
面が駆動体15の4つのアーム15A〜15Dの根元部
分上面を下方へ押さえ付けているため、駆動体15の水
平すなわち操作軸14の中立位置が保たれた状態となっ
ている。
【0032】また、この時、各スイッチ12A〜12D
の押圧部12E〜12Hとそれぞれに対応するアーム1
5A〜15Dの間には一定の空隙が設けられており、不
用意に操作軸14の上端部14Aに指が当たって少し操
作軸が傾いた程度では、操作軸14のアーム15A〜1
5Dはスイッチ12A〜12Dの押圧部12E〜12H
に当接せず、スイッチ12A〜12Dは動作しないよう
になっている。
【0033】次に、上記構成の多方向操作体の動作につ
いて説明する。まず、図4の側面断面図に示すように、
操作軸14を各スイッチ12A〜12Dが配置された方
向に傾倒操作する場合について説明すると、操作軸14
の上端部14Aをたとえばスイッチ12Aの方向に傾倒
操作すると、操作軸14と一体形成されている駆動体1
5のアーム15A〜15Dが傾き、コイルばね16の付
勢力に抗して、駆動体15のアーム15Cが水平板17
の脚部17B,17C側を持ち上げ、この状態からさら
に操作軸14を傾倒させると、駆動体15のアーム15
Cがスイッチ12Cの押圧部12Gを押圧しスイッチを
動作させてON状態にする。
【0034】そして、操作軸14の上端部14Aに加え
ていた傾倒操作力を除くと、操作軸14と一体形成され
ている駆動体15のアーム15Cが水平板17を介して
コイルばね16により下方に付勢されることにより、操
作軸14は元の中立位置に復帰し、それに伴いスイッチ
12Cも元のOFF状態に戻る。
【0035】次に操作軸14をスイッチ12A〜12D
が配置された位置の中間方向に傾倒操作する場合につい
て説明すると、操作軸14の上端部14Aをたとえばス
イッチ12Aと12Bの中間方向に傾倒操作すると、操
作軸14と一体形成されている駆動体15が傾き、コイ
ルばね16の付勢力に抗して、駆動体15が水平板17
の脚部17C側を持ち上げ、この状態からさらに操作軸
14を傾倒させると、駆動体15のアーム15C,15
Dがそれぞれスイッチ12C,12Dの押圧部12G,
12Hを押圧して両方スイッチを動作させてON状態に
する。
【0036】そして、操作軸14の上端部14Aに加え
ていた傾倒操作力を除くと、操作軸14と一体形成され
ている駆動体15が水平板17を介してコイルばね16
により下方に付勢されることにより、操作軸14は元の
中立位置に復帰し、それに伴いスイッチ12C,12D
も元のOFF状態に戻る。
【0037】以上の動作において、コイルばね16はそ
の上端部16Aが基板11下面でスイッチ12A〜12
Dのケース間に挟まれて動かないので、操作軸14をい
ずれの方向に傾倒操作した場合にも、操作軸14は安定
して元の位置に復帰する。
【0038】このように本実施の形態による多方向操作
体は、操作軸14の傾倒操作によって上方にスイッチ1
2を押す構成であるため外形寸法が小さくでき、しかも
圧縮コイルばね1つのみで確実に操作軸を中立状態に維
持できるので、少ない構成部品で操作性の優れた多方向
操作体を安価に実現することができるものである。
【0039】なお、上記の説明においては、4つの脚部
17A〜17Dを有する水平板17を用いて駆動体15
の水平すなわち操作軸14の中立状態を保つ構成を説明
したが、図5の側面断面図に示すようにケース18底面
から駆動体15の4つのアーム15A〜15Dの間に4
つの突起18C〜18Fを上方に突出するように構成
し、上方から脚部や突起のない平板状の水平板19で押
さえ付ける構成としても同様の効果が得られることは言
うまでもなく、さらに、この構成の場合にはその突起1
8C〜18Fにより駆動体15が回転することを防止す
ることもできて、アーム15A〜15Dと各スイッチ1
2の押圧部12E〜12Hとの位置関係を常に正常に保
つことができる。
【0040】また、操作軸を水平方向に軽い力を加えて
僅かに傾倒させた時にもスイッチを動作させたい場合に
は、スイッチの押圧部と駆動体の間の空隙がない構成に
しても良いことは勿論である。
【0041】また、大きな力で操作軸を傾倒操作した場
合にスイッチの押圧部や接点部の破損を確実に防止した
い場合には、スイッチ動作力以上の力が加わると駆動体
のアーム部分が撓むように、図6の側面断面図に示すよ
うに、柔軟性を有する材料で駆動体20Aのアーム20
A1を製作しても良く、この場合には操作軸20Bは駆
動体20Aと異なる剛性の高い材料で別部品として構成
できることは言うまでもない。
【0042】また、上記の説明においては、基板として
多方向操作体専用のものを使用する場合を例としたが、
他の部品が実装されている使用機器の基板の一部に多方
向操作体を構成しても良いことは勿論である。
【0043】(実施の形態2)図7は本発明の第2の実
施の形態による多方向操作体の側面断面図であり、同図
に示すように、本実施の形態による多方向操作体は実施
の形態1によるものに対してスイッチの構成が異なるも
のであり、図8(a)のスイッチ部の分解斜視図に示す
基板21の下面に構成されるスイッチ部22A〜22D
の構成は、図8(b)のスイッチ部の接点部の拡大断面
図に示すように、上フィルム22Fと下フィルム22G
の間にスペーサ22Hを挟み込むことにより空隙22I
を設け、上フィルム22Fと下フィルム22Gの対向す
る面にそれぞれ導体部を形成した構造のメンブレンタイ
プのスイッチとしたものであり、基板21の孔21Aか
ら等距離等間隔位置に上記構成のスイッチ部22A〜2
2Dが配置されており、操作軸24と一体に形成された
駆動体25のアーム25A〜25Dがそれぞれ所定の間
隔をあけて対向している。
【0044】その他の部分の構成については、実施の形
態1において説明した多方向操作体と同様の構成である
ので説明を省略する。
【0045】上記構成の多方向操作体の動作について説
明すると、図7において、操作軸24の上端部24Aを
たとえばスイッチ部22Aの方向に傾倒操作すると、操
作軸24と一体形成されている駆動体25が傾き、コイ
ルばね26の付勢力に抗して、駆動体25のアーム25
Cが水平板27の脚部27B,27C側を持ち上げ、こ
の状態からさらに操作軸24を傾倒させると、図9のス
イッチ部の動作状態を説明する拡大断面図に示すよう
に、駆動体25のアーム25Cがスイッチ部22Cを押
圧し、その下フィルム22Gが撓むことによって上フィ
ルム22Fと下フィルム22Gの導体部分が接触しスイ
ッチ回路が短絡してONとなる。
【0046】そして、操作軸24に加えていた傾倒操作
力を除くと、操作軸24と一体形成されている駆動体2
5が水平板27を介してコイルばね26によって下方に
付勢されることにより、操作軸24は元の中立位置に復
帰し、それに伴いスイッチ部22Cも元のOFF状態に
戻る。
【0047】このように本実施の形態によれば、操作軸
24がかなり大きな操作ストロークを有する外形寸法が
小さく薄型で簡単な構成の多方向操作体を実現すること
ができるものである。
【0048】(実施の形態3)図10は本発明の第3の
実施の形態による多方向操作体の側面断面図であり、同
図に示すように、本実施の形態による多方向操作体は実
施の形態1によるものに対してスイッチの構成が異なる
ものであり、その基板31の下面に構成されるスイッチ
部33(33A〜33D)の構成は、図11のスイッチ
部の分解斜視図に示すように、基板31下面に孔31F
から等距離等角度位置に配された4箇所の導体パターン
31A〜31Dとこれに対向する薄肉ドーム部内の中央
突起部上面が2色成形等により導電体部32A〜32D
となったゴム体32により構成されており、このゴム体
32は、通常状態では、導体パターン31A〜31Dと
薄肉ドーム部内の導電体部32A〜32Dが所定の空隙
を保った状態で基板31に固定されているものであり、
その他の部分の構成については、実施の形態1において
説明した多方向操作体と同様の構成であるので説明を省
略する。
【0049】上記構成の多方向操作体の動作について説
明すると、図10において、操作軸34の上端部34A
をたとえばスイッチ部33Aの方向に傾倒操作すると、
操作軸34と一体形成されている駆動体35が傾き、コ
イルばね36の付勢力に抗して、駆動体35のアーム3
5Cが水平板37の脚部37B,37C側を持ち上げ、
この状態からさらに操作軸34を傾倒させると、図12
のスイッチ部の動作状態を説明する側面断面図に示すよ
うに、駆動体35のアーム35Cがゴム体32の導電体
部32Cの裏面下部を上方に押圧し、薄肉ドーム部が変
形すると共にその中央突起部上面の基板31の導体パタ
ーン31Cと導電体部32Cが接触することによりスイ
ッチ回路が短絡してONとなる。
【0050】そして、操作軸34に加えていた傾倒操作
力を除くと、操作軸34と一体形成されている駆動体3
5が水平板37を介してコイルばね36によって下方に
付勢されることにより、操作軸34は元の中立位置に復
帰し、それに伴いスイッチ部33Cも元のOFF状態に
戻る。
【0051】このように本実施の形態によれば、簡易な
構成でしかも弾性絶縁体の弾性力により大きなストロー
クを得ることができる多方向操作体を実現することがで
きるものである。
【0052】(実施の形態4)図13は本発明の第4の
実施の形態による操作入力機器の外観斜視図であり、同
図に示すように、実施の形態1〜3において説明した多
方向操作体すなわち4つのスイッチが基板下面の等角度
位置に配されて操作軸の傾倒8方向に応じた動作信号を
出すことが可能な多方向操作体が、外装ケース38内に
保持されており、その操作軸39が傾倒操作自在に外装
ケース38の正方形の開口38Aから突出している。
【0053】上記構成とすると、操作軸39をある傾倒
角度傾けると、その傾倒方向に応じて多方向操作体の1
つないし2つのスイッチが短絡し、さらに傾倒させる
と、操作軸39が外装ケース38の開口38Aの口縁部
に当たるため、容易に上記スイッチに大きな荷重がかか
らないようにできるものである。
【0054】さらに、図14の操作軸を傾倒操作した時
の外観斜視図に示すように、多方向操作体のスイッチを
配置した方向の中間方向に操作軸39を傾倒させた時に
は操作軸39が外装ケース38の開口38Aの口縁部に
沿ってそのコーナ部に押付けられて、この状態では2つ
のスイッチを確実に動作させることができる位置に操作
軸39を傾倒操作することができるものである。
【0055】このように本実施の形態によれば、小型で
構成部品が少なく、所定の操作ストロークを有し、操作
軸の中立性が良くて大きな力で操作してもスイッチが破
壊し難い多方向操作体を使用しているので、小型で操作
性の優れた安価な操作入力機器を得ることができ、その
操作方向も、通常の操作軸の4方向への傾倒操作に加
え、8方向の傾倒操作に対しても確実に操作方向に対応
した信号を出力できる操作入力機器を得ることができる
ものである。
【0056】なお、本実施の形態においては、外装ケー
ス38に正方形の開口38Aを設けスイッチ動作後に、
操作軸39が開口38Aの口縁部に当たる構成を示した
が、多方向操作体の基板の中心部の孔を略正方形の形状
として、スイッチ動作後に操作軸が基板の中心部の孔の
縁部に当たるようにしても良いことは勿論である。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外形寸法
が小さくて構成部品点数が少ない簡易な構造で、所定の
操作ストロークを有する操作性が良い多方向操作体を得
ることができ、これを用いた操作性の良い小型、薄型の
操作入力機器も容易に実現することができるという有利
な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による多方向操作体
の側面断面図
【図2】同図1のX−X線における断面図
【図3】同分解斜視図
【図4】同操作軸を傾倒操作した時の側面断面図
【図5】同4つの突起をケース底面に設けた多方向操作
体の側面断面図
【図6】同駆動体のアームが柔軟性を有するように構成
した多方向操作体の側面断面図
【図7】本発明の第2の実施の形態による多方向操作体
の側面断面図
【図8】(a)同スイッチ部の分解斜視図(b)同スイ
ッチ部の接点部の拡大断面図
【図9】同スイッチ部の動作状態を説明する拡大断面図
【図10】本発明の第3の実施の形態による多方向操作
体の側面断面図
【図11】同スイッチ部の分解斜視図
【図12】同スイッチ部の動作状態を説明する側面断面
【図13】本発明の第4の実施の形態による操作入力機
器の外観斜視図
【図14】同操作軸を傾倒操作した時の外観斜視図
【図15】従来の多方向操作体の側面断面図
【図16】同平面断面図
【符号の説明】
11,21,31 基板 11A,21A,31F 孔 12A,12B,12C,12D スイッチ 12E,12F,12G,12H 押圧部 13,18 ケース 13A 軸支持部 13B 底面 14,20B,24,34,39 操作軸 14A,24A,34A 上端部 14B 下端部 15,20A,25,35 駆動体 15A,15B,15C,15D,20A1,25A,
25B,25C,25D,35A,35B,35C,3
5D アーム 16,26,36 コイルばね 16A 上端部 17,19,27,37 水平板 17A,17B,17C,17D,27A,27B,2
7C,27D,37A,37B,37C,37D 脚部 17E 孔 17F 台座部 18C,18D,18E,18F 突起 22A,22B,22C,22D,33,33A,33
B,33C,33Dスイッチ部 22F 上フィルム 22G 下フィルム 22H スペーサ 22I 空隙 31A,31B,31C,31D 導体パターン 32 ゴム体 32A,32B,32C,32D 導電体部 38 外装ケース 38A 開口

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部に孔を有し孔から等距離位置の下
    面に上方に押圧部を押圧することにより動作する複数個
    のスイッチを備えた基板と、複数個のスイッチの下方で
    基板の孔と同心位置に軸支持部を有し基板に固定された
    支持体と、基板の孔から上方に突出した操作部を任意の
    方向に傾倒操作できるように下端部を軸支持部により支
    持された棒状の操作軸と、複数個のスイッチ各々に対応
    した複数個の駆動用のアームを有し、操作軸の傾倒操作
    に対応して所定のスイッチを押圧操作できるように操作
    軸の下方に固定された駆動体からなる多方向操作体。
  2. 【請求項2】 操作軸を挿通させる孔を中央に有し、駆
    動体のアームの上面に載せられた平板状の台座部と、駆
    動体のアームの間に駆動体のアームの上面から支持体面
    までと同寸法で台座部から下方に伸びた複数の脚部から
    なる水平板を、基板下面の孔の周囲と水平板の台座部の
    間の操作軸の周囲に配設された圧縮コイルばねにより下
    方に付勢する請求項1記載の多方向操作体。
  3. 【請求項3】 複数個の駆動体のアームの間に支持体の
    軸支持部の周辺からアームの上端と同一高さの複数個の
    支持用突起を設け、複数個のアームの上端面と支持用突
    起の上面にリング状または中心部に孔を有する多角形の
    水平板を載せ、基板下面の孔の周囲と水平板の間の操作
    軸の周囲に配設された圧縮コイルばねで水平板を下方に
    付勢する請求項1記載の多方向操作体。
  4. 【請求項4】 圧縮コイルばねの上端部をスイッチ基板
    下面の孔の周囲に位置決めした請求項2または3記載の
    多方向操作体。
  5. 【請求項5】 駆動体の各アームとスイッチの押圧部の
    間に一定の間隔を有する請求項2〜4のいずれか一つに
    記載の多方向操作体。
  6. 【請求項6】 駆動体のアームがスイッチ動作力以上の
    力が加わると撓むように構成された請求項1〜5のいず
    れか一つに記載の多方向操作体。
  7. 【請求項7】 各スイッチがスイッチ動作後にも押圧動
    作ストロークを有するオーバーストロークタイプのスイ
    ッチである請求項1〜6のいずれか一つに記載の多方向
    操作体。
  8. 【請求項8】 各スイッチが対向する表面に導体部を形
    成した二枚のフィルムにより構成されたメンブレンタイ
    プのスイッチである請求項1〜6のいずれか一つに記載
    の多方向操作体。
  9. 【請求項9】 各スイッチが基板下面に形成された導体
    パターン間を上面に設けた導電体部を有する弾性絶縁体
    で短絡する弾性接点タイプのスイッチである請求項1〜
    7のいずれか一つに記載の多方向操作体。
  10. 【請求項10】 操作軸と駆動体を一部品で構成した請
    求項1〜9のいずれか一つに記載の多方向操作体。
  11. 【請求項11】 基板下面に4個のスイッチを等角度間
    隔に配し、操作軸を各スイッチが配された方向に傾倒さ
    せる時にはその方向に対応するスイッチが短絡し、各ス
    イッチの方向の中間の方向に傾倒させる時には傾倒方向
    に対して操作軸を中心とする対称方向に近い二個のスイ
    ッチが短絡する構成である請求項1〜10のいずれか一
    つに記載の多方向操作体。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか一つに記載
    の多方向操作体を用いた操作入力機器。
  13. 【請求項13】 基板の上面から突出した操作軸が、多
    方向操作体を収容した外装ケースに設けられた略正方形
    の開口に貫挿しており、操作軸を任意の方向に傾倒した
    際、スイッチの動作後に操作軸が外装ケースの開口の口
    縁部に当接するように構成されている請求項11に記載
    の多方向操作体を用いた操作入力機器。
JP08849098A 1998-04-01 1998-04-01 多方向操作体およびそれを用いた操作入力機器 Expired - Fee Related JP3965766B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08849098A JP3965766B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 多方向操作体およびそれを用いた操作入力機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08849098A JP3965766B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 多方向操作体およびそれを用いた操作入力機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11288643A true JPH11288643A (ja) 1999-10-19
JP3965766B2 JP3965766B2 (ja) 2007-08-29

Family

ID=13944260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08849098A Expired - Fee Related JP3965766B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 多方向操作体およびそれを用いた操作入力機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3965766B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107854266A (zh) * 2017-12-28 2018-03-30 雷蕾 一种医疗妇产科用多方向分娩装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107854266A (zh) * 2017-12-28 2018-03-30 雷蕾 一种医疗妇产科用多方向分娩装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3965766B2 (ja) 2007-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1069581B1 (en) Multi-directional operating switch and multi-directional operating device using the same
JP3903731B2 (ja) 多方向入力装置およびこれを用いた電子機器
US7230197B2 (en) Movable contact, moveable contact unit including the same, and switch including the same movable contact
US7087848B1 (en) Multi operating electronic component
US6586689B2 (en) Multi-direction switch
JP2004013507A (ja) 多方向操作スイッチおよびこれを用いた多方向入力装置
JP4055523B2 (ja) 四方向操作スイッチ
JP2002208331A (ja) 多方向操作スイッチ
JP2003045291A (ja) 操作ボタン構造
JPH10125180A (ja) 多方向操作スイッチおよびこれを用いた多方向操作装置
JP2001006497A (ja) 多方向スイッチ
JPH11288643A (ja) 多方向操作体およびそれを用いた操作入力機器
JP2000353456A (ja) 多方向スイッチ
JP3931479B2 (ja) 多方向操作スイッチおよびこれを用いた複合スイッチ
JP4375381B2 (ja) 多方向入力装置およびこれを備えた電子機器
JPH06331873A (ja) 入力装置
JP3937670B2 (ja) 多方向操作スイッチ
JPH0313951Y2 (ja)
JP4320877B2 (ja) 電子機器
JP2001351479A (ja) 多方向押圧型スイッチ
JP2002313189A (ja) 多方向スイッチ
JP2001195956A (ja) 多方向スイッチ
KR20080003230A (ko) 디스플레이를 갖는 포웨이 로커 스위치
JPH09147682A (ja) 操作装置
JPH11120868A (ja) プッシュ機能付回動操作型電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070313

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070521

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100608

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110608

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120608

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130608

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees