JPH11288486A - 供給制御装置 - Google Patents

供給制御装置

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JPH11288486A
JPH11288486A JP8894598A JP8894598A JPH11288486A JP H11288486 A JPH11288486 A JP H11288486A JP 8894598 A JP8894598 A JP 8894598A JP 8894598 A JP8894598 A JP 8894598A JP H11288486 A JPH11288486 A JP H11288486A
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JP
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supply amount
controller
meter
section
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Application number
JP8894598A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Harada
鋭博 原田
Kimikatsu Isobe
公克 磯部
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メータの電池と制御器の電池の消耗をなく
し、特別な光学検出部等を用いずに、残度数表示をリア
ルタイムに変更できる供給制御装置を提供する。 【解決手段】 ガスの流量を計量する計量部11及び遮
断弁13を有する計量器1bと、計量器に接続され、計
量部で計量された流量を検針値として要求する検針要求
コマンドを計量器に対して送出する制御器8bとを備
え、計量器は、計量部の出力に基づきガスの流量が有る
か無いかを示す流量有無コマンドを制御器に送出する流
量有無コマンド部25を有し、制御器は、流量有無コマ
ンド部から送られてくる流量有無コマンドに応じて計量
器へ送出する検針要求コマンドの送出間隔を制御する送
出間隔設定部55及び検針要求コマンド部57を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給体の供給量を
制御する供給制御装置に関し、特に、プリペイドカード
に記憶された前払い金に相当するガス使用可能量のガス
を供給するよう制御する供給制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の供給制御装置としては、
例えば、特開平8−167076号公報、特開平9−7
039号公報に記載されたものがある。特開平8−16
7076号公報に記載されたガス供給装置においては、
ガス検針器と制御器とを信号線で接続し、制御器がガス
検針器からの検針値を入力し、計算部がプリペイドカー
ドに記憶された前払い金に相当するガス使用可能量から
ガス検針値を減算し、残ガス使用可能量が零になったと
き、制御部が需要者へのガスの供給を停止するようガス
検針器を制御している。
【0003】また、特開平9−7039号公報に記載さ
れたガスメータは、前述したガス供給装置のガス検針器
と制御器とを内部に設けたもので、ガスメータの機能動
作はガス供給装置のそれと同一機能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−167076号公報に記載されたガス供給装置で
は、ガスの使用量を算出するために、制御器からガスメ
ータへ信号線を介してシリアル通信により、一日に数
回、例えば、10分に1回とか、1時間に1回とかガス
検針値を読みにいき、前回のガス検針値との差分をガス
の使用量として加算し、その差分のガスの使用量をガス
使用可能量から減算する。このため、ガスメータの電池
消耗が大となっていた。
【0005】また、特開平9−7039号公報に記載さ
れたものでは、ガス検針器と制御器とを一体化した専用
のガスメータであるため、ガス検針器と制御器とを分離
した既存のガスメータを使用することができなかった。
【0006】そこで、前記課題を解決したものとして、
本出願人が平成9年9月2日に出願済みの特願平9−2
37143号(未公知)に記載された前払い式供給制御
装置がある。この前払い式供給制御装置の一例を図6に
示す。この前払い式供給制御装置によれば、まず、計量
部11によりガスの使用量を計測し、計測されたガスの
使用量をカウンタ部15に積算表示する。そして、カウ
ンタ部15のガスの使用量を光学検出部32により検出
する。
【0007】次に、プリペイドカード7をカード挿入部
34に挿入し、プリペイドカード7が正常であれば、カ
ード読取部33がプリペイドカード7からカード度数を
読み取り、そのカード度数を計算部35に送る。
【0008】計算部35は、光学検出部32で検出され
たガスの使用量を度数に変換し、プリペイドカード7に
記憶されたカード度数から、ガスの使用量に対応する度
数を減算し、得られた新たな度数が残度数とされる。
【0009】残度数を表示部37に表示し、カード書込
部39は、残度数をプリペイドカード7に書き込み、残
度数が零になった場合には、開閉信号をガスメータ1に
送出し、ガスメータ1の遮断弁13が閉栓され、ガスの
使用が停止される。すなわち、既存のガスメータ1にア
ダプタ3を取り付け、光学検出部32によりガスの使用
量を検出するので、ガスメータ1の電池消耗がなくな
る。
【0010】また、特願平9−237143号に記載さ
れた前払い式供給制御装置の他の例を図7に示す。この
前払い式供給制御装置は、ガスメータ1aにリード線5
a,5bを介して制御器8を接続する。
【0011】このガスメータ1aによれば、計量部11
でガスの使用量が計量され、カウンタ部15でガスの使
用量が表示される。そして、光学検出部32でカウンタ
部15に表示されたガスの使用量を検出し、検出された
ガスの使用量はリード線5aを介して制御器8に入力さ
れ、制御器8内でガスの使用量に応じてプリペイドカー
ド7の度数を減らす。プリペイドカード7の残度数が零
となったときには、制御器8は、遮断弁13を閉栓する
ための開閉信号をリード線5bを介してガスメータ1a
に送る。
【0012】すなわち、光学検出部32のみをガスメー
タ1aに付加し、表示部37、計算部35(図示せず)
等を制御器8に設けたので、ガスメータが電池消耗をす
ることなくガスの使用量を検出でき、ガスメータ1aの
構成を簡単化できる。
【0013】しかしながら、図6及び図7に示した前払
い式供給制御装置にあっては、特別に光学検出部32を
設けなければならず、構成が複雑になっていた。
【0014】また、特開平8−167076号公報に記
載されたガス供給装置では、制御器からガスメータへの
検針要求を行う検針要求コマンドをガスメータへ定期的
に送出して、ガス検針値を読みにいく必要があった。
【0015】しかしながら、検針要求コマンドの送出間
隔が短いと、ガスメータの電池消耗が大となる。また、
これとは逆に、図8に示すように、検針要求コマンドの
送出間隔T3が長い場合、例えば、その送出間隔が1時
間であると、送出間隔に応じた時刻t1、時刻t2におい
てのみ、ガスの流量Qの残度数が変化する。すなわち、
検針要求コマンドの送出間隔が長いと、残度数表示をリ
アルタイムに変更できないことになる。
【0016】本発明は、メータの電池と制御器の電池と
の消耗をなくし、特別な光学検出部等を用いずに、残度
数表示をリアルタイムに変更することができる供給制御
装置を提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の構成を採用した。請求項1の発明は、
供給体の供給量を計量する計量部、及び前記供給体を供
給する供給路の開閉を行う供給路開閉部を有する計量器
と、この計量器に接続され、計量部で計量された供給量
を検針値として要求するための検針要求情報を計量器に
対して送出する制御器とを備えた供給制御装置におい
て、前記計量器は、前記計量部の出力に基づき前記供給
体の供給量が有るか無いかを示す供給量有無情報を前記
制御器に送出する供給量有無情報部を有し、前記制御器
は、前記供給量有無情報部から送られてくる供給量有無
情報に応じて、前記計量器へ送出する前記検針要求情報
の送出間隔を制御する送出間隔制御部を有することを特
徴とする。
【0018】この発明によれば、計量器内の供給量有無
情報部が、計量部の出力に基づき供給体の供給量が有る
か無いかを示す供給量有無情報を制御器に送出すると、
制御器内の送出間隔制御部は、供給量有無情報部から送
られてくる供給量有無情報に応じて、計量器へ送出する
検針要求情報の送出間隔を制御するため、送出間隔を長
くすれば、制御器の電池の消耗をなくし、送出間隔を短
くすれば、残度数表示をリアルタイムに変更することが
でき、しかも、特別な光学検出部等を用いなくて済む。
メータは、制御器へ適切なタイミングで且つ必要な検針
値及び流量有無コマンドを送出するため、メータの電池
の消耗をなくすことができる。
【0019】請求項2の発明のように、前記供給量有無
情報部は、前記計量部の出力を一定時間毎にサンプリン
グした場合に所定回数のサンプリングにおいて前記供給
量が無いときには供給量無情報を前記制御器に送出し、
前記所定回数のサンプリングにおいて供給量が有るとき
には供給量有情報を前記制御器に送出することを特徴と
する。
【0020】この発明によれば、供給量有無情報部は、
計量部の出力を一定時間毎にサンプリングした場合に所
定回数のサンプリングにおいて供給量が無いときには供
給量無情報を制御器に送出し、所定回数のサンプリング
において供給量が有るときには供給量有情報を制御器に
送出するため、制御器は供給量無情報または供給量有情
報に応じて、検針要求情報の送出間隔を制御することが
できる。
【0021】請求項3の発明のように、前記送出間隔制
御部は、前記供給量有無情報部から供給量有情報を受信
した場合には、前記検針要求情報の送出間隔として第1
の送出間隔を設定し、前記供給量有無情報部から供給量
無情報を受信した場合には、前記第1の送出間隔よりも
長い送出間隔を持つ第2の送出間隔を設定する送出間隔
設定部と、この送出間隔設定部が第1の送出間隔を設定
した場合には第1の送出間隔で前記検針要求情報を前記
制御器に送出し、前記送出間隔設定部が第2の送出間隔
を設定した場合には第2の送出間隔で前記検針要求情報
を前記制御器に送出する検針要求情報部とを有すること
を特徴とする。
【0022】この発明によれば、供給量有無情報部から
供給量有情報を受信した場合には、送出間隔設定部は、
検針要求情報の送出間隔として第1の送出間隔を設定
し、供給量有無情報部から供給量無情報を受信した場合
には、第1の送出間隔よりも長い送出間隔を持つ第2の
送出間隔を設定する。送出間隔設定部が第1の送出間隔
を設定した場合には、検針要求情報部は、第1の送出間
隔で検針要求情報を制御器に送出し、送出間隔設定部が
第2の送出間隔を設定した場合には、検針要求情報部
は、第2の送出間隔で検針要求情報を制御器に送出す
る。
【0023】すなわち、第1の送出間隔により送出間隔
を短くすることで、残度数表示をリアルタイムに変更す
ることができ、第2の送出間隔により送出間隔を長くす
ることで、メータの電池の消耗をなくし、しかも、特別
な光学検出部等を用いなくて済む。
【0024】請求項4の発明のように、前記制御器は、
前記供給体の供給量の前払い金に対応する度数が書き込
まれた記憶媒体から該度数を読み取る媒体読取部と、前
記計量器から送られてくる検針値を度数に変換し変換さ
れた度数を前記媒体読取部で読み取られた度数から減算
する計算部と、この計算部で得られた残度数を前記記憶
媒体に書き込む媒体書込部と、前記記憶媒体の残度数が
所定の度数となったときに前記計量器内の供給路開閉部
を閉動作させる開閉制御部とを有することを特徴とす
る。
【0025】この発明によれば、供給体の供給量の前払
い金に対応する度数が書き込まれた記憶媒体から該度数
を媒体読取部が読み取ると、計算部は、計量器から送ら
れてくる検針値を度数に変換し変換された度数を媒体読
取部で読み取られた度数から減算し、媒体書込部は、計
算部で得られた残度数を記憶媒体に書き込み、開閉制御
部は、記憶媒体の残度数が所定の度数となったときに計
量器内の供給路開閉部を閉動作させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の供給制御装置の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1に本発
明の供給制御装置の実施の形態の構成ブロック図を示
す。
【0027】実施の形態の供給制御装置は、電子化メー
タであり、例えば、プリペイメントメータに適用され
る。すなわち、この供給制御装置は、ガスの使用量をガ
ス料金に対応する度数に換算し、換算された度数を、プ
リペイドカードに記憶された度数から減算し、残度数を
プリペイドカードに書き込む前払い式供給制御装置であ
る。
【0028】供給制御装置は、ガスメータから送られて
くる流量有りを示す供給量有情報としての流量有コマン
ドまたは流量無しを示す供給量無情報としての流量無コ
マンドに応じて、ガスメータへの検針値要求の送出間隔
を変更し、ガスメータの電池消耗をなくし、光学検出部
32(図6に示す。)を不要とし、残度数表示をリアル
タイムに変更することを特徴とするものである。
【0029】供給制御装置は、ガスメータ1b、このガ
スメータ1bにリード線5を介して接続される制御器8
bを有する。
【0030】ガスメータ1bは、ガス流入口から流入さ
れるガスの使用量を計測する計量部11、ガスの流入路
の開閉を行う供給路開閉部としての遮断弁13、制御器
8bから検針要求コマンドを受信し、ガスの使用量を検
針値として制御器8bに送出するシリアル通信部20、
これらの各部を制御する制御部21を有して構成され
る。制御部21は、マイクロコンピュータ等であり、流
量判定部23、流量有無コマンド部25を有して構成さ
れる。
【0031】流量判定部23は、計量部11で計量され
たガスの流量を一定のサンプリング時間毎に取り込み、
サンプリング時間毎に瞬時流量が零であるか否かを判定
する。流量有無コマンド部25は、流量判定部23の判
定結果、N回のサンプリングで瞬時流量が全て零でない
場合(瞬時流量が有りの場合)には、流量が有りを示す
流量有コマンドを制御器8bに送出し、N回のサンプリ
ングで瞬時流量が全て零である場合(瞬時流量が無しの
場合)には、流量が無しを示す流量無コマンドを制御器
8bに送出する。
【0032】制御器8bは、シリアル通信部31、カー
ド挿入部34、カード読取部33、計算部35、表示部
37、カード書込部39、記憶部41、警報部43、こ
れらの各部を制御するとともに遮断弁13の開閉制御を
シリアル通信部31を介して行うための開閉信号を出力
する制御部51を有して構成される。
【0033】カード挿入部34は、使用可能ガス量(前
払い金に対応したカード度数)を記憶した前払い式のプ
リペイドカード7を挿入するものである。カード読取部
33は、カード挿入部34にプリペイドカード7が挿入
された場合にプリペイドカード7に記憶されたカード度
数を読み取り、カード度数を計算部35に送る。
【0034】シリアル通信部31は、リード線5を介し
てガスメータ1bのシリアル通信部20に接続され、制
御部51から送られてくる遮断弁13を開閉するための
開閉信号をガスメータ1bに出力する。計算部35は、
入力されたガスの使用量を度数に変換し、プリペイドカ
ード7に記憶されたカード度数から、ガスの使用量に対
応する度数を減算し、得られた新たな度数を残度数とす
る。
【0035】表示部37は、計算部35で得られた残度
数を表示する。カード書込部39は、計算部35で得ら
れた残度数をプリペイドカード7に書き込む。記憶部4
1は、所定の前払い金に対応したメモリ度数を記憶す
る。制御部51は、計算部35で得られた残度数が零に
なったかどうかを判定する。警報器43は、残度数が零
となった場合に警報音を鳴らす。
【0036】制御部51は、コマンド判定部53、送出
間隔設定部55、検針要求コマンド部57を有して構成
される。送出間隔設定部55、及び検針要求コマンド部
57は、送出間隔制御部を構成する。
【0037】コマンド判定部53は、ガスメータ1bか
ら受信したコマンドが流量有コマンドであるか流量無コ
マンドであるかを判定する。送出間隔設定部55は、コ
マンド判定部53の判定結果、コマンドが流量有コマン
ドである場合には、ガスメータ1bへの検針を要求する
検針要求情報としての検針要求コマンドの送出間隔が短
い第1の送出間隔(例えば、T1秒)を設定し、コマン
ドが流量無コマンドである場合には、検針要求コマンド
の送出間隔が長い第2の送出間隔(例えば、T2秒)を
設定する。
【0038】検針要求コマンド部57は、送出間隔設定
部55で設定された第1の送出間隔に基づき、第1の送
出間隔で検針要求コマンドをガスメータ1bに送出す
る。検針要求コマンド部57は、送出間隔設定部55で
設定された第2の送出間隔に基づき、第2の送出間隔で
検針要求コマンドをガスメータ1bに送出する。
【0039】次に、このように構成された供給制御装置
の動作を説明する。まず、図2を参照してガスメータ1
bでの処理を説明する。最初に、フラグFを“0”にセ
ットしてから開始する。制御部21は、サンプリング時
間になったかどうかを判定し(ステップS11)、サン
プリング時間になった場合には、計量部11で計測され
たガスの流量をサンプリングし、流量判定部23は、サ
ンプリングされた流量が“0”かどうかを判定する(ス
テップS13)。
【0040】流量が“0”である場合には、連続サンプ
リングの回数がN回(例えば、10回)になったかどう
かを判定し(ステップS15)、連続サンプリングの回
数がN回になっていない場合には、ステップS11に戻
り、処理を繰り返し行う。
【0041】連続サンプリングの回数がN回になった場
合、すなわち、サンプリングN回で流量が全て“0”で
ある場合には、フラグFが“1”かどうかを判定する
(ステップS16)。
【0042】フラグFが“1”である場合には、ステッ
プS11に戻り、処理を繰り返し行う。フラグFが
“1”でない場合には、流量有無コマンド部25は、流
量無コマンドをシリアル通信部20を介して制御器8b
に送信した後(ステップS17)、フラグFを“1”に
セットする(ステップS18)。
【0043】一方、ステップS13において、流量が
“0”でない場合、すなわち、流量が有りの場合には、
連続サンプリングの回数がN回になったかどうかを判定
し(ステップS19)、連続サンプリングの回数がN回
になっていない場合には、ステップS11に戻り、処理
を繰り返し行う。
【0044】連続サンプリングの回数がN回になった場
合、すなわち、サンプリングN回で流量が全て有りの場
合には、フラグFが“2”かどうかを判定する(ステッ
プS20)。
【0045】フラグFが“2”である場合には、ステッ
プS11に戻り、処理を繰り返し行う。フラグFが
“2”でない場合には、流量有無コマンド部25は、流
量有コマンドをシリアル通信部20を介して制御器8b
に送信した後(ステップS21)、フラグFを“2”に
セットする(ステップS22)。
【0046】すなわち、フラグFの値により、「流量
無」から「流量有」に切り替わった時と、「流量有」か
ら「流量無」に切り替わった時のみ、制御器へ流量有無
コマンドを送出するようにする。
【0047】次に、図3のフローチャートを参照して制
御器8bでの検針要求コマンド処理を説明する。まず、
ガスメータ1bからの流量有コマンドまたは流量無コマ
ンドは、シリアル通信部31を介して制御部51に入力
される。
【0048】制御部51において、コマンド判定部53
は、流量有コマンドを受信したかどうかを判定し(ステ
ップS31)、流量有コマンドを受信した場合には、送
出間隔設定部55は、検針要求コマンドの送出間隔が短
い第1の送出間隔をT1秒に設定する(ステップS3
3)。
【0049】さらに、流量無コマンドを受信したかどう
かを判定し(ステップS35)、流量無コマンドを受信
した場合には、検針要求コマンドの送出間隔が長い第2
の送出間隔をT2秒に設定する(ステップS37)。
【0050】次に、検針要求コマンド部57は、送出間
隔設定部55で第1の送出間隔が設定された場合には、
経過時間が第1の送出間隔になったかを判定し(ステッ
プS39)、経過時間が第1の送出間隔になった場合に
は、その時点で検針要求コマンドをガスメータ1bに送
出する(ステップS41)。
【0051】例えば、図4に示すように、時刻t3で流
量有りと判定された場合には、その時刻t3から第1の
送出間隔T1で検針要求コマンドを送出する。検針要求
コマンドに応答したガスメータ1bから検針値を受信す
る(ステップS43)。
【0052】また、検針要求コマンド部57は、送出間
隔設定部55で第2の送出間隔が設定された場合には、
経過時間が第2の送出間隔になったかを判定し(ステッ
プS39)、経過時間が第2の送出間隔になった場合に
は、その時点で検針要求コマンドをガスメータ1bに送
出する(ステップS41)。
【0053】例えば、図4に示すように、時刻t4で流
量無しと判定された場合には、その時刻t4から第2の
送出間隔T2で検針要求コマンドを送出する。検針要求
コマンドに応答したガスメータ1bから検針値を受信す
る(ステップS43)。
【0054】一方、制御器8bでは、プリペイドカード
7をカード挿入部34に挿入し、カード読取部33は、
プリペイドカード7が正常かどうかを判定する。プリペ
イドカード7が正常であれば、カード読取部33が、プ
リペイドカード7からカード度数を読み取り、そのカー
ド度数を計算部35に送る。
【0055】また、ガスメータ1bからの検針値は、シ
リアル通信部31、制御部51を介して計算部35に入
力される。計算部35は、検針値を度数に変換し、プリ
ペイドカード7に記憶されたカード度数から、ガスの使
用量に対応する度数を減算し、得られた新たな度数が残
度数とされる。
【0056】そして、残度数を表示部37に表示し、カ
ード書込部39は、残度数をプリペイドカード7に書き
込む。さらに、制御部51は、残度数が零になったか否
かを判定し、残度数が零になった場合には、開閉信号を
ガスメータ1bに送出するので、ガスメータ1bの遮断
弁13が閉栓され、ガスの使用が停止される。
【0057】このように、流量が有りの場合には、検針
要求コマンドを短い送出間隔で送出し、短い送出間隔に
応答してガスメータ1bから検針値が短い間隔で送られ
てくるので、検針値に基づき計算部35により残度数が
計算されて残度数がリアルタイムで変更されるから、表
示部37における残度数表示がリアルタイムで変更でき
る。
【0058】また、流量が無しの場合には、検針要求コ
マンドを長い送出間隔で送出するので、制御器8bの電
池の消耗をなくし、ガスメータ1bは、制御器8bへ適
切なタイミングで且つ必要な検針値及び流量有無コマン
ドを送出するため、ガスメータ1bの電池の消耗をなく
すことができる。
【0059】次に、図5にガスメータと制御器との間の
通信シーケンスを示す。図5を参照してガスメータ1b
と制御器8bとの通信を説明する。まず、ガスメータ1
bが流量有コマンドを制御器8bに送信すると、制御器
8bは、流量有コマンドに応答して検針要求コマンドを
ガスメータ1bに送信する。
【0060】一方、ガスメータ1bは、検針要求コマン
ドに応答して検針値を制御器8bに送信する。そして、
制御器8bは、前回の検針要求コマンドの送出時から第
1の送出間隔T1経過時に次の検針要求コマンドをガス
メータ1bに送信する。
【0061】第1の送出間隔T1は、例えば、5分毎で
ある。給湯器16号(30000Kcal/h)の場合
には、 1m3/h=24000Kcal/h であるため、30000Kcal/hは、1.2m3
hに相当する。
【0062】従って、5分間で流量が約0.1m3であ
る。度数(料金)の計算は、最低、0.1m3で良いた
め、送出間隔を5分間隔としても良い。
【0063】次に、図5において、ガスメータ1bが流
量無コマンドを制御器8bに送信すると、制御器8b
は、流量無コマンドに応答して検針要求コマンドをガス
メータ1bに送信する。
【0064】一方、ガスメータ1bは、検針要求コマン
ドに応答して検針値を制御器8bに送信する。そして、
制御器8bは、前回の検針要求コマンドの送出時から第
2の送出間隔T2経過時に次の検針要求コマンドをガス
メータ1bに送信する。この第2の送出間隔T2は、例
えば、1時間(1hr)毎である。
【0065】また、以上の説明では、制御器8bが供給
量無情報を受信した場合、第1の送出間隔よりも長い送
出間隔を持つ第2の送出間隔を設定するようにしていた
が、供給量有無情報により制御器側で消費者のガス使用
有無が判断できるため、供給量無情報を受信した場合、
ガス使用無しと判断して、検針要求コマンドを送出しな
いようにしてもよい。
【0066】なお、本発明の供給制御装置は、前述した
実施の形態に限定されるものではない。実施の形態で
は、計量器としてガスメータを例に挙げて説明したが、
計量器としては、例えば、水道メータや電力量計等であ
ってもよい。
【0067】また、上記説明のガスメータ1bのサンプ
リング等の計量方法は、フルイディックメータや超音波
メータである電子化メータ特有のものであったが、ガス
メータ1bとしては従来から一般的に知られている膜式
ガスメータであってもよい。その場合には、例えば、0
35リットルで1パルス出力する膜式ガスメータであれ
ば、1分間たってもパルスが出力されない場合に流量無
として流量無コマンドを制御器に送出するようにする。
【0068】また、実施の形態では、残度数が零となっ
た場合に、ガスメータを遮断するようにしたが、例え
ば、残度数が零以外の所定の度数以下となった場合に、
ガスメータを遮断してもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、供給量有無情報部が、
計量部の出力に基づき供給体の供給量が有るか無いかを
示す供給量有無情報を制御器に送出すると、制御器内の
送出間隔制御部は、供給量有無情報部からの供給量有無
情報に応じて、計量器へ送出する検針要求情報の送出間
隔を制御するため、送出間隔を長くすれば、制御器の電
池の消耗をなくし、送出間隔を短くすれば、残度数表示
をリアルタイムに変更することができ、しかも、特別な
光学検出部等を用いなくて済む。そして、メータは、制
御器へ適切なタイミングで且つ必要な検針値及び流量有
無コマンドを送出するため、メータの電池の消耗をなく
すことができる。
【0070】また、供給量有無情報部は、計量部の出力
を一定時間毎にサンプリングした場合に所定回数のサン
プリングにおいて供給量が無いときには供給量無情報を
制御器に送出し、所定回数のサンプリングにおいて供給
量が有るときには供給量有情報を制御器に送出するた
め、制御器は供給量無情報または供給量有情報に応じ
て、検針要求情報の送出間隔を制御することができる。
【0071】さらに、供給量有無情報部から供給量有情
報を受信した場合には、送出間隔設定部は、検針要求情
報の送出間隔として第1の送出間隔を設定し、供給量有
無情報部から供給量無情報を受信した場合には、第1の
送出間隔よりも長い送出間隔を持つ第2の送出間隔を設
定する。送出間隔設定部が第1の送出間隔を設定した場
合には、検針要求情報部は、第1の送出間隔で検針要求
情報を制御器に送出し、送出間隔設定部が第2の送出間
隔を設定した場合には、検針要求情報部は、第2の送出
間隔で検針要求情報を制御器に送出する。
【0072】すなわち、第1の送出間隔により送出間隔
を短くすることで、残度数表示をリアルタイムに変更す
ることができ、第2の送出間隔により送出間隔を長くす
ることで、メータの電池の消耗をなくし、しかも、特別
な光学検出部等を用いなくて済む。
【0073】また、供給体の供給量の前払い金に対応す
る度数が書き込まれた記憶媒体から該度数を媒体読取部
が読み取ると、計算部は、計量器から送られてくる検針
値を度数に変換し変換された度数を媒体読取部で読み取
られた度数から減算し、媒体書込部は、計算部で得られ
た残度数を記憶媒体に書き込み、開閉制御部は、記憶媒
体の残度数が所定の度数となったときに計量器内の供給
路開閉部を閉動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の供給制御装置の実施の形態の構成ブロ
ック図である。
【図2】実施の形態の供給制御装置のガスメータでの流
量有無コマンド送信処理を示すフローチャートである。
【図3】実施の形態の供給制御装置の制御器での検針要
求コマンド処理を示すフローチャートである。
【図4】ガスの流量有と流量無しとにおける検針要求コ
マンドの送出間隔を示す図である。
【図5】ガスメータと制御器との間の通信シーケンスを
示す図である。
【図6】本出願人が出願済みの未公知の前払い式供給制
御装置の一例を示す構成ブロック図である。
【図7】本出願人が出願済みの未公知の前払い式供給制
御装置の他の例を示す外観図である。
【図8】検針要求コマンドの送出間隔が長い場合におけ
る残度数の変更のタイミングを示す図である。
【符号の説明】
1,1b ガスメータ 3 アダプタ 5 リード線 7 プリペイドカード 8,8b 制御器 10a ガス流入口 10b ガス流出口 11 計量部 13 遮断弁 15 カウンタ部 23 流量判定部 25 流量有無コマンド部 20,31 シリアル通信部 32 光学検出部 32a 発光部 32b 受光部 33 カード読取部 34 カード挿入部 35 計算部 37 表示部 39 カード書込部 41 記憶部 43 警報部 21,45,51 制御部 53 コマンド判定部 55 送出間隔設定部 57 検針要求コマンド部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給体の供給量を計量する計量部、及び
    前記供給体を供給する供給路の開閉を行う供給路開閉部
    を有する計量器と、この計量器に接続され、計量部で計
    量された供給量を検針値として要求するための検針要求
    情報を計量器に対して送出する制御器とを備えた供給制
    御装置において、 前記計量器は、前記計量部の出力に基づき前記供給体の
    供給量が有るか無いかを示す供給量有無情報を前記制御
    器に送出する供給量有無情報部を有し、 前記制御器は、前記供給量有無情報部から送られてくる
    供給量有無情報に応じて、前記計量器へ送出する前記検
    針要求情報の送出間隔を制御する送出間隔制御部を有す
    ることを特徴とする供給制御装置。
  2. 【請求項2】 前記供給量有無情報部は、前記計量部の
    出力を一定時間毎にサンプリングした場合に所定回数の
    サンプリングにおいて前記供給量が無いときには供給量
    無情報を前記制御器に送出し、前記所定回数のサンプリ
    ングにおいて供給量が有るときには供給量有情報を前記
    制御器に送出することを特徴とする請求項1記載の供給
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記送出間隔制御部は、前記供給量有無
    情報部から供給量有情報を受信した場合には、前記検針
    要求情報の送出間隔として第1の送出間隔を設定し、前
    記供給量有無情報部から供給量無情報を受信した場合に
    は、前記第1の送出間隔よりも長い送出間隔を持つ第2
    の送出間隔を設定する送出間隔設定部と、 この送出間隔設定部が第1の送出間隔を設定した場合に
    は第1の送出間隔で前記検針要求情報を前記制御器に送
    出し、前記送出間隔設定部が第2の送出間隔を設定した
    場合には第2の送出間隔で前記検針要求情報を前記制御
    器に送出する検針要求情報部と、を有することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の供給制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御器は、前記供給体の供給量の前
    払い金に対応する度数が書き込まれた記憶媒体から該度
    数を読み取る媒体読取部と、 前記計量器から送られてくる検針値を度数に変換し変換
    された度数を前記媒体読取部で読み取られた度数から減
    算する計算部と、 この計算部で得られた残度数を前記記憶媒体に書き込む
    媒体書込部と、 前記記憶媒体の残度数が所定の度数となったときに前記
    計量器内の供給路開閉部を閉動作させる開閉制御部と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れか1項記載の供給制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106482798A (zh) * 2016-11-28 2017-03-08 新奥泛能网络科技股份有限公司 一种天然气计量方法、装置及天然气计量表

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