JP2004360714A - ガス充填装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】前回の充填作業のモードの相違に起因する計量誤差を防止すること。
【解決手段】供給タンクに高圧管路2を介して接続された流量計4、遮断弁6、流量調整弁5と、高圧ホースを介して接続された手元三方弁と充填ノズルと、高圧ホースのガスの圧力を測定する圧力計7とを備え、被充填タンクと供給タンクとの差圧を利用してガスを充填するガス充填装置において、ガスの充填作業終了後に、高圧ホースのガス圧が設定値となるように遮断弁6及び流量調整弁5を制御して高圧ホースにガスを充填する制御装置20を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】供給タンクに高圧管路2を介して接続された流量計4、遮断弁6、流量調整弁5と、高圧ホースを介して接続された手元三方弁と充填ノズルと、高圧ホースのガスの圧力を測定する圧力計7とを備え、被充填タンクと供給タンクとの差圧を利用してガスを充填するガス充填装置において、ガスの充填作業終了後に、高圧ホースのガス圧が設定値となるように遮断弁6及び流量調整弁5を制御して高圧ホースにガスを充填する制御装置20を備える。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水素燃料電池自動車や圧縮天然ガス(CNG)自動車の燃料タンクに高圧ガスを充填する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高圧ガスの充填装置は、通常、圧縮機により水素や天然ガスを所定圧力以上に昇圧してガス供給タンクに貯留し、自動車の燃料タンクとの差圧を利用して注入する方法が採用されている。
このようなガス充填装置は、流量計の下流側に遮断弁を介して接続された高圧ホースの先端に充填ノズルが設けられているため、充填ノズルを自動車燃料タンクの充填口に接続すると、充填ノズルに収容されている弁が開弁して遮断弁から自動車燃料タンクまでの流路が所定の圧力に均圧化される。
このため、前回の充填作業が、プリセット充填のように遮断弁によりガスの供給が停止された場合には、図6に示したように遮断弁以降の流路、つまり高圧ホースの圧力は自動車燃料タンクの圧力つまりプリセット値になり、設定値、つまり満充填時の充填終了圧力との間に差圧ΔPが生じた状態で、次の充填を待つことになる。
これに対して充填ノズルの取り外しにより充填が終了する場合には、高圧ホースは、ガス供給タンクのガス圧と略同一となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、充填ノズル装着後に手元三方弁を開弁して燃料タンクと連通したすると、高圧ホースに残留しているガスが、自動車燃料タンクに流れ込むが、このときの流入量が高圧ホースのガス圧に左右され、かつ高圧ホースから自動車燃料タンクに流れ込んだガス量が測定不可能であるため、これが計量誤差になるという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであってその目的とするところは、前回の充填作業の種類による計量誤差の発生を防止することができる高圧ガス充填装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解消するため請求項1発明においては、ガスを予め所定の圧力で貯留した供給タンクに供給管路を介して接続された流量計測手段、遮断弁、流量調整弁と、高圧ホースを介して接続された手元三方弁と充填ノズルと、前記高圧ホースのガスの圧力を測定する圧力計測手段とを備え、被充填タンクと前記供給タンクとの差圧を利用してガスを充填するガス充填装置において、前記ガスの充填作業終了後に、前記高圧ホースのガス圧が設定値となるように前記遮断弁及び流量調整弁を制御して前記高圧ホースにガスを充填する手段を備えている。
請求項2の発明においては、ガスを予め所定の圧力で貯留した供給タンクに供給管路を介して接続された流量計測手段、遮断弁、流量調整弁と、高圧ホースを介して接続された手元三方弁と充填ノズルと、前記高圧ホースのガスの圧力を測定する圧力計測手段とを備え、被充填タンクと前記供給タンクとの差圧を利用してガスを充填するガス充填装置において、前記ガスの充填開始時点に、前記高圧ホースのガスの圧力を前記圧力計測手段により検出し、前記高圧ホースのガスの圧力と設定値との差圧に対応した補正データを充填中に出力して、充填量を補正する手段を備えている。
請求項4の発明においては、ガスを予め所定の圧力で貯留した供給タンクに供給管路を介して接続された流量計測手段、遮断弁、流量調整弁と、高圧ホースを介して接続された手元三方弁と充填ノズルと、前記高圧ホースのガスの圧力を測定する圧力計測手段とを備え、被充填タンクと前記供給タンクとの差圧を利用してガスを充填するガス充填装置において、前記ガスの充填開始時点に、前記高圧ホースのガスの圧力を前記圧力計測手段により検出し、前記高圧ホースのガスの圧力に対応した補正データを充填中に出力して、充填量を補正する手段を備えている。
【0005】
【作用】
請求項1の発明によれば、プリセット充填もしくは満充填のいずれのモードで終了しても、次の充填までに高圧ホースの圧力を一定に調整できるため、高圧ホースの圧力変動に起因する計量誤差の発生を防止できる。
【0006】
請求項2、請求項4の発明によれば、高圧ホースのガスの圧力と設定値との差圧に対応して補正データにより流量計測手段のデータを補正できるため、高圧ホースの圧力変動に起因する計量誤差の発生を防止できる。
【0007】
【発明の実施の態様】
そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明のガス充填装置の一実施例を示すもので、高圧ガス充填装置1は、図示しない圧縮機により自動車燃料タンクの最高圧力よりも所定圧力以上に昇圧されたガスをガス供給タンクからの高圧管路2に、上流側から元弁3、流量計4、流量調整弁5、遮断弁6を順番に接続し、その下流にさらに圧力計7、温度計8を介装して高圧ホース9を接続し、その先端に手元三方弁10と、充填ノズル11を接続して構成されている。なお、図中符号12は、充填ノズル11の取り外しを検出するノズルスイッチを示す。
【0008】
制御装置20は、制御パッド21、流量計4、圧力計7、温度計8、及びノズルスイッチ12からの信号を受け、また元弁3、流量調整弁5、遮断弁6、警報手段13、表示器14に信号を出力するように構成されている。
制御パッド21は、スタートスイッチ22、停止スイッチ23、緊急停止スイッチ24、キーボード25、表示パネル26から構成されている。なお、停止スイッチ23により充填動作の停止が指令された場合には、再度、充填することが可能であるが、緊急停止スイッチ24が操作されるた場合には、再充填は不可能となる。
【0009】
制御装置20は、図2に示したように制御パッド21のスタートスイッチ22とノズルスイッチ12とからの信号を受けて論理積を取るアンドゲート30と、流量計4からの流量パルスを計数する計数手段31と、キーボード25により設定されたプリセット量、または後述する高圧ホース充填操作のための充填をメモリ32の設定値のいずれかに基づいて実行する充填制御手段33と、圧力計7と温度計8との信号に基づいて異常状態を検出する異常判断手段34と、各手段31、33、34からの信号に対応して遮断弁6、流量調整弁5、表示器14、報知器13を駆動する駆動手段35、36、37、38とから構成されている。なお、メモリ32には、充填装置が天然ガス用の場合には、20MPに、また水素のものでは35MPが設定値として格納されている。
【0010】
この実施例において、自動車の燃料タンクにプリセット充填を実行する場合には(図3 ステップ イ)、制御パッド21のキーボード25によりプリセット充填モードを選択して、充填量をキーボード25により設定し(図3 ステップ ロ)、充填ノズル11を取り外すと、ノズルスイッチ12がオンとなり(図3 ステップ ハ)、計数手段31がリセットされて表示器14が帰零する(図3 ステップ ニ)。
【0011】
この状態で、充填ノズル11を自動車の燃料タンクの充填口に装着し、手元三方弁10を開弁して制御パッド21のスタートスイッチ22を操作すると(図3ステップ ホ)、アンドゲート30から信号が駆動手段35,36に出力し、遮断弁6、流量調整弁5が開弁する。(図3 ステップ ヘ)。
【0012】
以後、流量調整弁5によりガスの流入量を、自動車燃料タンクが過熱しない程度に調整して充填が行われる。ガスの流入量に対応して流量計4から流量パルスが出力し、計数手段31が充填量としてカウントする(図3 ステップ ト)。計数手段31の計数値は、駆動手段37により表示器14に充填量として表示される(図3 ステップ チ)。
【0013】
このようにして、自動車の燃料タンクが満タンになる以前に(図3 ステップヌ)プリセット量に到達すると(図3 ステップ リ)、駆動手段35、36により遮断弁6、流量調整弁5が閉弁する(図3 ステップ ル)。
充填が停止した時点で手元三方弁10を閉弁してから充填ノズル11を燃料タンクの充填口から取り外して元の位置に戻すと、ノズルスイッチ12がオフとなる(図3 ステップ オ)。そして、表示器14に表示された充填量に基づいて会計処理が行われる。
【0014】
このように充填作業が終了した時点で充填制御手段33は、再び遮断弁6、流量調整弁5を開弁して、微小流量で高圧ホース9にガスの充填を開始し(図3 ステップ ワ)、圧力計7がメモリ32に設定されている設定圧を検出した時点で(図3 ステップ カ)、遮断弁6、流量調整弁5を閉弁する(図3 ステップヨ)。これにより、自動車の燃料タンクの圧力に関わりなく高圧ホース9の圧力が設定値に維持された状態で次の充填に備える。
【0015】
なお、上述の実施例において、営業開始当初には高圧ホースの圧力は不定であるが、例えば電源投入スイッチに連動させて、上述のステップ(ワ)乃至ステップ(ヨ)を実行させて、高圧ホース9にガスを充填することにより高圧ホース9の圧力を設定圧に調整することができる。
【0016】
また、通常の満充填モード、つまり遮断弁6によるガス充填を停止するのではなく、自動車燃料タンクの圧力がメモリ32に格納されている設定値、たとえば天然ガスの場合には20MP、また水素の場合には35MPに到達した時点でガスの充填を停止する充填モードが選択された場合には(図3 ステップ タ)、プリセット量の比較工程(図3 ステップ リ)を実行することなく、前述のステップ(ハ)乃至ステップ(オ)の工程により自動車燃料タンクへの充填を充填制御手段33により実行すれば、高圧ホース9の圧力が設定値、つまり天然ガス用の充填装置では20MPに、また水素の充填装置では35MPとなった状態で、次の充填動作を待つことになる。
【0017】
このように、充填作業が完了して次の充填が開始されるまでに高圧ホース9の圧力が設定値に調整されているため、前回の充填モードの種類による高圧ホース9の圧力変動をなくして充填量の測定誤差を可及的に抑制できる。
【0018】
なお、上述の実施例においては、充填作業が完了した直後に高圧ホース9の圧力を調整するようにしているが、充填作業の開始時点、つまり充填ノズル11が燃料タンクに接続され、かつ手元三方弁10が開弁されるまでの間に充填制御手段33により遮断弁6、流量調整弁5を操作して高圧ホース9の圧力を設定値となるように調整しても同様の作用を奏することは明らかである。
【0019】
図4は、本発明の高圧ガス充填装置の制御装置の第2実施例を示すものであって、この実施例においては充填開始時の高圧ホース9の圧力に対応して充填動作中に流量を補正するパルスを出力するように構成されている。
すなわち、制御パッド21のスタートスイッチ22とノズルスイッチ12とからの信号を受けて論理積を取るアンドゲート30と、流量計4からの流量パルスを計数する計数手段31と、キーボード25により設定されたプリセット量に基づいて実行する充填制御手段33と、圧力計7と温度計8との信号に基づいて異常状態を検出する異常判断手段34と、各手段31、33、34からの信号に対応して遮断弁6、流量調整弁5、表示器14、報知器13を駆動する駆動手段35、36、37、38とから構成されている。
【0020】
そしてこの実施例では、充填開始時の高圧ホース9の圧力と、この圧力により発生する誤差分との関係を規定する補正データを格納したテーブル40と、圧力計7により検出された圧力に基づいてテーブル40の補正データを読み出す補正値読出手段41と、計数手段31の計数値を補正データにより補正する充填量補正手段42とが設けられている。補正データは、この実施例では高圧ホース9の圧力と設定値との差圧による誤差を流量計4の流量パルスの個数に換算したデータで表わして構成されている。なお、設定値は、充填装置が天然ガス用の場合には20MP、また水素のものでは35MPである。
【0021】
この実施例において、自動車の燃料タンクにプリセット充填する場合には(図5 ステップ イ)、制御パッド21によりプリセット充填モードを選択して充填量をキーボード25により設定し(図5 ステップ ロ)、充填ノズル11を外すとノズルスイッチ12がオンとなり(図5 ステップ ハ)、計数手段31がリセットされて表示器14が帰零する(図5 ステップ ニ)。その後、自動車の燃料タンクの充填口に充填ノズル11を装着する。
【0022】
このようにして充填ノズルの取り付けが完了した時点で、補正値読出手段41は圧力計7により高圧ホース9の圧力を測定し(図5 ステップ ホ)、この測定値を記憶する。
手元三方弁10を開弁して制御パッド21のスタートスイッチ22を操作すると(図5 ステップ ヘ)、アンドゲート30から信号が駆動手段35、36に出力し、遮断弁6、流量調整弁5が開弁する(図5 ステップ ト)。
【0023】
これにより充填が開始されると、ガスの流入量に対応して流量計4から流量パルスが出力する(図5 ステップ チ)。また、ステップ(ホ)で読み込んだ圧力に基づいてテーブル40に格納されている当該圧力に対応する補正データを読み出し、誤差分に相当する個数の流量パルスと同等の信号を出力する(図5 ステップ リ)。充填量補正手段42は、計数手段31のカウント値(つまり、充填開始時点からの充填量)に誤差分に相当する数のパルスを加算する。これにより表示器14には誤差を補正した充填量が表示される(図5 ステップ ヌ)。
【0024】
このようにして、自動車の燃料タンクが満タンになる以前に(図5 ステップオ)プリセット量に到達すると(図5 ステップ ル)、遮断弁6、流量調整弁5が閉弁する(図5 ステップ ワ)。
この時点で充填ノズル11を燃料タンクの充填口から取り外し元の位置に戻すとノズルスイッチ12がオフとなる。そして、表示器14に表示された誤差が補正された充填量に基づいて精算を行う。
【0025】
この実施例によれば、高圧ホース9に残留するガスの圧力の高低による誤差を、充填作業中に補正できるばかりでなく、テーブル40に流量計4の圧力特性を格納しておけば、補充填作業中に流量計4の圧力誤差を補正することができる。
すなわち、流量計4の圧力による誤差を、流量パルス相当のパルスの数を補正データとしてテーブル40に格納し、適宜の時点で圧力計7の圧力に基づいて補正データを出力して充填量補正手段42により計数手段31のカウント値に加算、または減算することにより補正が可能となる。
【0026】
なお、上述の実施例においては、設定値と充填開始直前の高圧ホースのガス圧との差圧に基づいて補正するようにしているが、高圧ホースのガスの圧力に基づいて補正することも出来る。
【0027】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、プリセット充填もしくは満充填のいずれのモードで終了しても、次の充填までに高圧ホースの圧力を一定に調整したり、また高圧ホースのガスの圧力と設定値との差圧に対応して補正データにより流量計測手段のデータを補正できるため、高圧ホースの圧力変動に起因する計量誤差の発生を防止できる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス充填装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同上ガス充填装置の制御装置の一実施例を示すブロック図である。
【図3】同上制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】同上ガス充填装置に使用する制御装置の他の実施例を示すブロック図である。
【図5】同上制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】前回の充填がプリセット充填モードの場合に発生する充填誤差を説明する線図である。
【符号の説明】
1 ガス充填装置
2 高圧管路
3 元弁
4 流量計
5 流量調整弁
6 遮断弁
7 圧力計
8 温度計
9 高圧ホース
10 手元三方弁
11 充填ノズル
12 ノズルスイッチ
13 報知器
14 表示器
20 制御装置
21 制御パッド
【発明の属する技術分野】
本発明は、水素燃料電池自動車や圧縮天然ガス(CNG)自動車の燃料タンクに高圧ガスを充填する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高圧ガスの充填装置は、通常、圧縮機により水素や天然ガスを所定圧力以上に昇圧してガス供給タンクに貯留し、自動車の燃料タンクとの差圧を利用して注入する方法が採用されている。
このようなガス充填装置は、流量計の下流側に遮断弁を介して接続された高圧ホースの先端に充填ノズルが設けられているため、充填ノズルを自動車燃料タンクの充填口に接続すると、充填ノズルに収容されている弁が開弁して遮断弁から自動車燃料タンクまでの流路が所定の圧力に均圧化される。
このため、前回の充填作業が、プリセット充填のように遮断弁によりガスの供給が停止された場合には、図6に示したように遮断弁以降の流路、つまり高圧ホースの圧力は自動車燃料タンクの圧力つまりプリセット値になり、設定値、つまり満充填時の充填終了圧力との間に差圧ΔPが生じた状態で、次の充填を待つことになる。
これに対して充填ノズルの取り外しにより充填が終了する場合には、高圧ホースは、ガス供給タンクのガス圧と略同一となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、充填ノズル装着後に手元三方弁を開弁して燃料タンクと連通したすると、高圧ホースに残留しているガスが、自動車燃料タンクに流れ込むが、このときの流入量が高圧ホースのガス圧に左右され、かつ高圧ホースから自動車燃料タンクに流れ込んだガス量が測定不可能であるため、これが計量誤差になるという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであってその目的とするところは、前回の充填作業の種類による計量誤差の発生を防止することができる高圧ガス充填装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解消するため請求項1発明においては、ガスを予め所定の圧力で貯留した供給タンクに供給管路を介して接続された流量計測手段、遮断弁、流量調整弁と、高圧ホースを介して接続された手元三方弁と充填ノズルと、前記高圧ホースのガスの圧力を測定する圧力計測手段とを備え、被充填タンクと前記供給タンクとの差圧を利用してガスを充填するガス充填装置において、前記ガスの充填作業終了後に、前記高圧ホースのガス圧が設定値となるように前記遮断弁及び流量調整弁を制御して前記高圧ホースにガスを充填する手段を備えている。
請求項2の発明においては、ガスを予め所定の圧力で貯留した供給タンクに供給管路を介して接続された流量計測手段、遮断弁、流量調整弁と、高圧ホースを介して接続された手元三方弁と充填ノズルと、前記高圧ホースのガスの圧力を測定する圧力計測手段とを備え、被充填タンクと前記供給タンクとの差圧を利用してガスを充填するガス充填装置において、前記ガスの充填開始時点に、前記高圧ホースのガスの圧力を前記圧力計測手段により検出し、前記高圧ホースのガスの圧力と設定値との差圧に対応した補正データを充填中に出力して、充填量を補正する手段を備えている。
請求項4の発明においては、ガスを予め所定の圧力で貯留した供給タンクに供給管路を介して接続された流量計測手段、遮断弁、流量調整弁と、高圧ホースを介して接続された手元三方弁と充填ノズルと、前記高圧ホースのガスの圧力を測定する圧力計測手段とを備え、被充填タンクと前記供給タンクとの差圧を利用してガスを充填するガス充填装置において、前記ガスの充填開始時点に、前記高圧ホースのガスの圧力を前記圧力計測手段により検出し、前記高圧ホースのガスの圧力に対応した補正データを充填中に出力して、充填量を補正する手段を備えている。
【0005】
【作用】
請求項1の発明によれば、プリセット充填もしくは満充填のいずれのモードで終了しても、次の充填までに高圧ホースの圧力を一定に調整できるため、高圧ホースの圧力変動に起因する計量誤差の発生を防止できる。
【0006】
請求項2、請求項4の発明によれば、高圧ホースのガスの圧力と設定値との差圧に対応して補正データにより流量計測手段のデータを補正できるため、高圧ホースの圧力変動に起因する計量誤差の発生を防止できる。
【0007】
【発明の実施の態様】
そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明のガス充填装置の一実施例を示すもので、高圧ガス充填装置1は、図示しない圧縮機により自動車燃料タンクの最高圧力よりも所定圧力以上に昇圧されたガスをガス供給タンクからの高圧管路2に、上流側から元弁3、流量計4、流量調整弁5、遮断弁6を順番に接続し、その下流にさらに圧力計7、温度計8を介装して高圧ホース9を接続し、その先端に手元三方弁10と、充填ノズル11を接続して構成されている。なお、図中符号12は、充填ノズル11の取り外しを検出するノズルスイッチを示す。
【0008】
制御装置20は、制御パッド21、流量計4、圧力計7、温度計8、及びノズルスイッチ12からの信号を受け、また元弁3、流量調整弁5、遮断弁6、警報手段13、表示器14に信号を出力するように構成されている。
制御パッド21は、スタートスイッチ22、停止スイッチ23、緊急停止スイッチ24、キーボード25、表示パネル26から構成されている。なお、停止スイッチ23により充填動作の停止が指令された場合には、再度、充填することが可能であるが、緊急停止スイッチ24が操作されるた場合には、再充填は不可能となる。
【0009】
制御装置20は、図2に示したように制御パッド21のスタートスイッチ22とノズルスイッチ12とからの信号を受けて論理積を取るアンドゲート30と、流量計4からの流量パルスを計数する計数手段31と、キーボード25により設定されたプリセット量、または後述する高圧ホース充填操作のための充填をメモリ32の設定値のいずれかに基づいて実行する充填制御手段33と、圧力計7と温度計8との信号に基づいて異常状態を検出する異常判断手段34と、各手段31、33、34からの信号に対応して遮断弁6、流量調整弁5、表示器14、報知器13を駆動する駆動手段35、36、37、38とから構成されている。なお、メモリ32には、充填装置が天然ガス用の場合には、20MPに、また水素のものでは35MPが設定値として格納されている。
【0010】
この実施例において、自動車の燃料タンクにプリセット充填を実行する場合には(図3 ステップ イ)、制御パッド21のキーボード25によりプリセット充填モードを選択して、充填量をキーボード25により設定し(図3 ステップ ロ)、充填ノズル11を取り外すと、ノズルスイッチ12がオンとなり(図3 ステップ ハ)、計数手段31がリセットされて表示器14が帰零する(図3 ステップ ニ)。
【0011】
この状態で、充填ノズル11を自動車の燃料タンクの充填口に装着し、手元三方弁10を開弁して制御パッド21のスタートスイッチ22を操作すると(図3ステップ ホ)、アンドゲート30から信号が駆動手段35,36に出力し、遮断弁6、流量調整弁5が開弁する。(図3 ステップ ヘ)。
【0012】
以後、流量調整弁5によりガスの流入量を、自動車燃料タンクが過熱しない程度に調整して充填が行われる。ガスの流入量に対応して流量計4から流量パルスが出力し、計数手段31が充填量としてカウントする(図3 ステップ ト)。計数手段31の計数値は、駆動手段37により表示器14に充填量として表示される(図3 ステップ チ)。
【0013】
このようにして、自動車の燃料タンクが満タンになる以前に(図3 ステップヌ)プリセット量に到達すると(図3 ステップ リ)、駆動手段35、36により遮断弁6、流量調整弁5が閉弁する(図3 ステップ ル)。
充填が停止した時点で手元三方弁10を閉弁してから充填ノズル11を燃料タンクの充填口から取り外して元の位置に戻すと、ノズルスイッチ12がオフとなる(図3 ステップ オ)。そして、表示器14に表示された充填量に基づいて会計処理が行われる。
【0014】
このように充填作業が終了した時点で充填制御手段33は、再び遮断弁6、流量調整弁5を開弁して、微小流量で高圧ホース9にガスの充填を開始し(図3 ステップ ワ)、圧力計7がメモリ32に設定されている設定圧を検出した時点で(図3 ステップ カ)、遮断弁6、流量調整弁5を閉弁する(図3 ステップヨ)。これにより、自動車の燃料タンクの圧力に関わりなく高圧ホース9の圧力が設定値に維持された状態で次の充填に備える。
【0015】
なお、上述の実施例において、営業開始当初には高圧ホースの圧力は不定であるが、例えば電源投入スイッチに連動させて、上述のステップ(ワ)乃至ステップ(ヨ)を実行させて、高圧ホース9にガスを充填することにより高圧ホース9の圧力を設定圧に調整することができる。
【0016】
また、通常の満充填モード、つまり遮断弁6によるガス充填を停止するのではなく、自動車燃料タンクの圧力がメモリ32に格納されている設定値、たとえば天然ガスの場合には20MP、また水素の場合には35MPに到達した時点でガスの充填を停止する充填モードが選択された場合には(図3 ステップ タ)、プリセット量の比較工程(図3 ステップ リ)を実行することなく、前述のステップ(ハ)乃至ステップ(オ)の工程により自動車燃料タンクへの充填を充填制御手段33により実行すれば、高圧ホース9の圧力が設定値、つまり天然ガス用の充填装置では20MPに、また水素の充填装置では35MPとなった状態で、次の充填動作を待つことになる。
【0017】
このように、充填作業が完了して次の充填が開始されるまでに高圧ホース9の圧力が設定値に調整されているため、前回の充填モードの種類による高圧ホース9の圧力変動をなくして充填量の測定誤差を可及的に抑制できる。
【0018】
なお、上述の実施例においては、充填作業が完了した直後に高圧ホース9の圧力を調整するようにしているが、充填作業の開始時点、つまり充填ノズル11が燃料タンクに接続され、かつ手元三方弁10が開弁されるまでの間に充填制御手段33により遮断弁6、流量調整弁5を操作して高圧ホース9の圧力を設定値となるように調整しても同様の作用を奏することは明らかである。
【0019】
図4は、本発明の高圧ガス充填装置の制御装置の第2実施例を示すものであって、この実施例においては充填開始時の高圧ホース9の圧力に対応して充填動作中に流量を補正するパルスを出力するように構成されている。
すなわち、制御パッド21のスタートスイッチ22とノズルスイッチ12とからの信号を受けて論理積を取るアンドゲート30と、流量計4からの流量パルスを計数する計数手段31と、キーボード25により設定されたプリセット量に基づいて実行する充填制御手段33と、圧力計7と温度計8との信号に基づいて異常状態を検出する異常判断手段34と、各手段31、33、34からの信号に対応して遮断弁6、流量調整弁5、表示器14、報知器13を駆動する駆動手段35、36、37、38とから構成されている。
【0020】
そしてこの実施例では、充填開始時の高圧ホース9の圧力と、この圧力により発生する誤差分との関係を規定する補正データを格納したテーブル40と、圧力計7により検出された圧力に基づいてテーブル40の補正データを読み出す補正値読出手段41と、計数手段31の計数値を補正データにより補正する充填量補正手段42とが設けられている。補正データは、この実施例では高圧ホース9の圧力と設定値との差圧による誤差を流量計4の流量パルスの個数に換算したデータで表わして構成されている。なお、設定値は、充填装置が天然ガス用の場合には20MP、また水素のものでは35MPである。
【0021】
この実施例において、自動車の燃料タンクにプリセット充填する場合には(図5 ステップ イ)、制御パッド21によりプリセット充填モードを選択して充填量をキーボード25により設定し(図5 ステップ ロ)、充填ノズル11を外すとノズルスイッチ12がオンとなり(図5 ステップ ハ)、計数手段31がリセットされて表示器14が帰零する(図5 ステップ ニ)。その後、自動車の燃料タンクの充填口に充填ノズル11を装着する。
【0022】
このようにして充填ノズルの取り付けが完了した時点で、補正値読出手段41は圧力計7により高圧ホース9の圧力を測定し(図5 ステップ ホ)、この測定値を記憶する。
手元三方弁10を開弁して制御パッド21のスタートスイッチ22を操作すると(図5 ステップ ヘ)、アンドゲート30から信号が駆動手段35、36に出力し、遮断弁6、流量調整弁5が開弁する(図5 ステップ ト)。
【0023】
これにより充填が開始されると、ガスの流入量に対応して流量計4から流量パルスが出力する(図5 ステップ チ)。また、ステップ(ホ)で読み込んだ圧力に基づいてテーブル40に格納されている当該圧力に対応する補正データを読み出し、誤差分に相当する個数の流量パルスと同等の信号を出力する(図5 ステップ リ)。充填量補正手段42は、計数手段31のカウント値(つまり、充填開始時点からの充填量)に誤差分に相当する数のパルスを加算する。これにより表示器14には誤差を補正した充填量が表示される(図5 ステップ ヌ)。
【0024】
このようにして、自動車の燃料タンクが満タンになる以前に(図5 ステップオ)プリセット量に到達すると(図5 ステップ ル)、遮断弁6、流量調整弁5が閉弁する(図5 ステップ ワ)。
この時点で充填ノズル11を燃料タンクの充填口から取り外し元の位置に戻すとノズルスイッチ12がオフとなる。そして、表示器14に表示された誤差が補正された充填量に基づいて精算を行う。
【0025】
この実施例によれば、高圧ホース9に残留するガスの圧力の高低による誤差を、充填作業中に補正できるばかりでなく、テーブル40に流量計4の圧力特性を格納しておけば、補充填作業中に流量計4の圧力誤差を補正することができる。
すなわち、流量計4の圧力による誤差を、流量パルス相当のパルスの数を補正データとしてテーブル40に格納し、適宜の時点で圧力計7の圧力に基づいて補正データを出力して充填量補正手段42により計数手段31のカウント値に加算、または減算することにより補正が可能となる。
【0026】
なお、上述の実施例においては、設定値と充填開始直前の高圧ホースのガス圧との差圧に基づいて補正するようにしているが、高圧ホースのガスの圧力に基づいて補正することも出来る。
【0027】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、プリセット充填もしくは満充填のいずれのモードで終了しても、次の充填までに高圧ホースの圧力を一定に調整したり、また高圧ホースのガスの圧力と設定値との差圧に対応して補正データにより流量計測手段のデータを補正できるため、高圧ホースの圧力変動に起因する計量誤差の発生を防止できる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス充填装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同上ガス充填装置の制御装置の一実施例を示すブロック図である。
【図3】同上制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】同上ガス充填装置に使用する制御装置の他の実施例を示すブロック図である。
【図5】同上制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】前回の充填がプリセット充填モードの場合に発生する充填誤差を説明する線図である。
【符号の説明】
1 ガス充填装置
2 高圧管路
3 元弁
4 流量計
5 流量調整弁
6 遮断弁
7 圧力計
8 温度計
9 高圧ホース
10 手元三方弁
11 充填ノズル
12 ノズルスイッチ
13 報知器
14 表示器
20 制御装置
21 制御パッド
Claims (4)
- ガスを予め所定の圧力で貯留した供給タンクに供給管路を介して接続された流量計測手段、遮断弁、流量調整弁と、高圧ホースを介して接続された手元三方弁と充填ノズルと、前記高圧ホースのガスの圧力を測定する圧力計測手段とを備え、被充填タンクと前記供給タンクとの差圧を利用してガスを充填するガス充填装置において、
前記ガスの充填作業終了後に、前記高圧ホースのガス圧が設定値となるように前記遮断弁及び流量調整弁を制御して前記高圧ホースにガスを充填する手段を備えたガス充填装置。 - ガスを予め所定の圧力で貯留した供給タンクに供給管路を介して接続された流量計測手段、遮断弁、流量調整弁と、高圧ホースを介して接続された手元三方弁と充填ノズルと、前記高圧ホースのガスの圧力を測定する圧力計測手段とを備え、被充填タンクと前記供給タンクとの差圧を利用してガスを充填するガス充填装置において、
前記ガスの充填開始時点に、前記高圧ホースのガスの圧力を前記圧力計測手段により検出し、前記高圧ホースのガスの圧力と設定値との差圧に対応した補正データを充填中に出力して、充填量を補正する手段を備えたガス充填装置。 - 前記設定値が、前記被充填タンクに規定された満充填時の圧力である請求項1、または請求項2に記載のガス充填装置。
- ガスを予め所定の圧力で貯留した供給タンクに供給管路を介して接続された流量計測手段、遮断弁、流量調整弁と、高圧ホースを介して接続された手元三方弁と充填ノズルと、前記高圧ホースのガスの圧力を測定する圧力計測手段とを備え、被充填タンクと前記供給タンクとの差圧を利用してガスを充填するガス充填装置において、
前記ガスの充填開始時点に、前記高圧ホースのガスの圧力を前記圧力計測手段により検出し、前記高圧ホースのガスの圧力に対応した補正データを充填中に出力して、充填量を補正する手段を備えたガス充填装置。
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- 2003-06-02 JP JP2003156097A patent/JP2004360714A/ja active Pending
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