JPH1196457A - 前払い式供給制御装置 - Google Patents

前払い式供給制御装置

Info

Publication number
JPH1196457A
JPH1196457A JP25249997A JP25249997A JPH1196457A JP H1196457 A JPH1196457 A JP H1196457A JP 25249997 A JP25249997 A JP 25249997A JP 25249997 A JP25249997 A JP 25249997A JP H1196457 A JPH1196457 A JP H1196457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
card
unit
center
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25249997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3220064B2 (ja
Inventor
Toshihiro Harada
鋭博 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP25249997A priority Critical patent/JP3220064B2/ja
Publication of JPH1196457A publication Critical patent/JPH1196457A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3220064B2 publication Critical patent/JP3220064B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のガスメータを用い、センタ度数または
カード度数によりガスの供給を行え、しかも、度数を表
示する。 【解決手段】 ガスメータ1との間で通信を行うNCU
3において、カード読取部33は、プリペイドカード7
からカード度数を読み取り、センタ21から送られてく
るセンタ度数をRAM41に記憶し、計算部35は、ガ
スメータからのガスの供給量を度数に変換し変換された
度数をカード度数またはセンタ度数から減算し、カード
書込部39は、計算部で得られた残カード度数をプリペ
イドカードに書き込み、制御部45は、残カード度数ま
たは残センタ度数が所定の度数値以下である場合に遮断
弁13を閉動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペイドカード
に記憶された前払い金に相当するガス使用可能量のガス
を供給するよう制御する前払い式供給制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の前払い式供給制御装置としては、
例えば、ガスメータをセンタに接続して構成される第1
の前払い式供給制御装置がある。この装置は、センタに
おいて需要者から一定の前払いがあると、前払い金に相
当するガス使用可能量がガスメータに通知される。ガス
メータでは、ガス使用可能量をメモリに記憶し、遮断弁
を開栓してガスを供給する。
【0003】そして、ガスメータはガスの使用量を算出
し、算出された使用量をガス使用可能量から減算して残
ガス使用可能量を算出し、残ガス使用可能量が零になっ
たときに遮断弁を閉栓する。あるいは、ガス使用可能量
が零になる前にセンタにその旨を通知し、追加支払いの
催促を行う。
【0004】また、従来の前払い式供給制御装置として
は、例えば、ガスメータに制御器を接続して構成される
第2の前払い式供給制御装置がある。この装置は、制御
器にカード読取装置を内蔵し、カード読み取り装置より
プリペイドカードからガス使用可能量を読み出し、ガス
メータからのガスの使用量をプリペイドカードのガス使
用可能量から減算して残ガス使用可能量を算出する。そ
して、残ガス使用可能量が零になったときに遮断弁を閉
栓する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第2の
前払い式供給制御装置を用いている場合には、センタか
らの度数を該装置にダウンロードすることはできない。
また、第1の前払い式供給制御装置を用いたい場合に
は、第2の前払い式供給制御装置用の既存のガスメータ
は使用できず、第1の前払い式供給制御装置用の新たな
ガスメータを新規に取り付けなければならなかった。
【0006】また、前払い金に相当するガス使用可能量
(度数)やガス単価を表示していないため、度数がどの
くらいなのかを需要者は把握できなかった。
【0007】本発明は、既存のガスメータを用いること
ができ、センタ度数またはカード度数によりガスの供給
を行え、しかも、度数を表示することのできる前払い式
供給制御装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の構成を採用した。請求項1の発明は、
供給体の供給量を計量する計量部、供給体を供給する供
給路の開閉を行う供給路開閉部を有する計量器と、この
計量器に接続され、計量器との間で通信を行う制御装置
と、この制御装置に接続され、制御装置との間で通信を
行うとともに所定の前払い金が支払われたときその前払
い金に対応するセンタ度数を前記制御装置に送出するセ
ンタとを備え、前記制御装置は、前記供給体の供給量の
前払い金に対応するカード度数が書き込まれたカードか
らカード度数を読み取る媒体読取部と、前記センタから
送られてくるセンタ度数を記憶する記憶媒体と、前記計
量器からの供給体の供給量を度数に変換し変換された度
数を前記カード度数または前記センタ度数から減算する
計算部と、この計算部で得られた残カード度数を前記カ
ードに書き込む媒体書込部と、前記残カード度数または
残センタ度数が所定の度数値以下である場合に前記供給
路開閉部を閉動作させる開閉制御部とを備えることを特
徴とする。
【0009】この発明によれば、計量器とセンタとの間
に制御装置を設けることで、計量器として既存の計量器
を用いることができる。また、制御装置において、媒体
読取部で、供給体の供給量の前払い金に対応するカード
度数が書き込まれたカードからカード度数を読み取り、
センタから送られてくるセンタ度数を記憶媒体に記憶
し、計算部で、計量器からの供給体の供給量を度数に変
換し変換された度数をカード度数またはセンタ度数から
減算し、得られた残カード度数を媒体書込部でカードに
書き込み、残カード度数または残センタ度数が所定の度
数値以下である場合に開閉制御部で供給路開閉部を閉動
作させる。従って、カード度数またはセンタ度数により
供給体の供給を行える。
【0010】請求項2の発明のように、前記記憶媒体
は、予め所定度数を記憶し、前記計算部は、前記センタ
度数または前記カード度数に前記所定度数を加算し、得
られた新たなセンタ度数またはカード度数を前記記憶媒
体に記憶させることを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、前記センタ度数及び前
記残センタ度数または前記カード度数及び前記残カード
度数を表示する表示部を備えることで、度数がどのくら
いかがわかり、需要者に安心感を与えることができる。
【0012】請求項4の発明のように、前記表示部は、
前記供給体の単価を表示することで、前払い金と度数と
の換算が容易に行える。
【0013】請求項5の発明のように、前記センタは、
前記残カード度数または前記残センタ度数を精算時に前
記制御装置に精算指示を送出し該精算指示に応答して前
記制御装置から送られてくる残カード度数または残セン
タ度数を受信する通信部と、この通信部で受信した残カ
ード度数または残センタ度数を金額に換算する度数金額
換算部とを備えることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、センタ内の通信部が、
残カード度数または残センタ度数を精算時に制御装置に
精算指示を送出し該精算指示に応答して制御装置から送
られてくる残カード度数または残センタ度数を受信する
と、度数金額換算部は、受信した残カード度数または残
センタ度数を金額に換算するので、度数の精算が行え
る。
【0015】請求項6の発明のように、前記供給体の供
給量及び前記残カード度数または前記残センタ度数を含
む供給体の使用明細を印字する使用明細印字部を備える
ことで、需要者に使用明細を提示できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の前払い式供給制御
装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0017】<実施の形態1>図1に本発明の前払い式
供給制御装置の実施の形態1の構成ブロック図を示す。
図1に示す前払い式供給制御装置は、ガスの使用量をガ
ス料金に対応する度数に換算し、換算された度数を、プ
リペイドカードまたはメモリに記憶された度数から減算
し、残度数をプリペイドカードに書き込むものであり、
また、度数の精算を可能とするものである。
【0018】前払い式供給制御装置は、計量器としての
ガスメータ1、このガスメータ1に接続されるネットワ
ークコントロールユニット(以下、NCUと称する。)
3、このNCU3に交換機23,交換機25を介して接
続されるセンタ21を有して構成される。
【0019】センタ21は、図示しないマイクロコンピ
ュータ等を有し、所定の前払い金の入金によりその前払
い金に対応する度数を交換機23,25を介してNCU
3に送る。交換機25にはベルを鳴らさずに呼び出すノ
ーリンギングトランク27が接続される。
【0020】ガスメータ1は、例えば、膜式ガスメータ
であり、流入されるガスの流量を計測する計量部11、
ガスの流入路の開閉を行う供給路開閉部としての遮断弁
13、ガスの流量をNCU3に送るとともに、NCU3
からの弁開操作信号または弁閉操作信号により遮断弁1
3の開閉を制御するマイクロコンピュータ15を有す
る。
【0021】NCU3は、ガスメータ1に接続されるガ
スメータ通信部31、弁開閉操作部32、カード挿入部
34、カード読取部33、計算部35、表示部37、カ
ード書込部39、ランダムアクセスメモリ(RAM)4
1、警報器43、回線26に接続されるNCU部47、
モデム部49、これらの各部を制御する制御部45を有
して構成される。NCU部47は、回線22,回線2
4,回線26を制御し、センタ21からの度数を受信す
る。モデム部49は、度数やその他の情報の変復調を行
う。
【0022】カード挿入部34は、使用可能ガス量(前
払い金に対応したカード度数)を記憶した前払い式のプ
リペイドカード7を挿入するものである。カード読取部
33は、カード挿入部34にプリペイドカード7が挿入
された場合にプリペイドカード7に記憶されたカード度
数を読み取り、そのカード度数を計算部35に送る。
【0023】ガスメータ通信部31は、ガスメータ1か
らガスの使用量を入力したり、弁開閉操作部32からの
弁開操作信号または弁閉操作信号をガスメータ1に出力
する。弁開閉操作部32は、遮断弁13を開栓する開ス
イッチSW1、遮断弁13を閉栓する閉スイッチSW
2、警報器43としてのブザーのブザー音をリセットす
るブザーリセットスイッチSW3を有している。
【0024】計算部35は、ガスメータ通信部31を介
して入力されたガスの使用量を度数に変換し、プリペイ
ドカード7に記憶されたカード度数から、ガスの使用量
に対応する度数を減算し、得られた新たな度数を残度数
とする。
【0025】表示部37は、計算部35で得られた残度
数を表示する。カード書込部39は、計算部35で得ら
れた残度数をプリペイドカード7に書き込む。記憶部4
1は、所定の前払い金に対応したメモリ度数を記憶す
る。制御部45は、計算部35で得られた残度数が所定
の度数以下になったかどうかを判定する。警報器43
は、残度数が所定の度数以下となった場合に警報音を鳴
らす。
【0026】このように構成された実施の形態1の前払
い式供給制御装置の動作を図2のフローチャート及び図
3のフローチャートを参照して説明する。まず、プリペ
イドカード7がカード挿入部34に挿入されたかどうか
をカード読取部33で判定し(ステップS101)、プ
リペイドカード7がカード挿入部34に挿入された場合
には、ステップS105の度数更新表示サブルーチンA
に進む。
【0027】また、プリペイドカード7がカード挿入部
34に挿入されていない場合には、センタ21より度数
の設定(1回の度数設定でも可能)が行われたかどうか
をNCU3で判定する(ステップS103)。NCU3
がセンタ21からの度数値を受信した場合、すなわち、
センタ21より度数が設定された場合には、ステップS
105の度数更新及び表示サブルーチンAに進む。
【0028】なお、プリペイドカード7がカード挿入部
34に挿入された場合であって、かつ、センタ21より
度数の設定が行われた場合であっても、ステップS10
5の度数更新及び表示サブルーチンAに進む。
【0029】次に、図3を参照して度数更新及び表示サ
ブルーチンAの処理を説明する。ここでは、NCU3の
動作を説明する。まず、プリペイドカード7が有るかど
うかを判定し(ステップS200)、プリペイドカード
7がない場合には、センタ21より設定された度数a1
をRAM41に記憶する(ステップS201)。
【0030】なお、センタ21から度数が再設定させる
毎にステップS201の処理を行う。また、RAM41
に記憶された度数が所定の度数値以上である場合には、
センタ21から度数が設定されたと判定してもよい。
【0031】そして、制御部45は、RAM41に予め
記憶されている度数aを読み出してこの度数aに度数a
1を加算して更新された度数aを得て、この更新された
度数aをRAM41に書き込む(ステップS202)。
【0032】次に、定期的にガスメータ1からの検針値
を通信により読み出す(ステップS203)。この場
合、ガスメータ1の計量部11で計測されたガスの検針
値は、信号線2を介してガスメータ通信部31に入力さ
れ、その検針値は制御部45を介して計算部35に入力
される。
【0033】計算部35は、今回の検針値から前回の検
針値を差し引き、ガス使用量d1を算出する(ステップ
S204)。そして、計算部35は、算出されたガスの
使用量d1を度数dに変換し、さらに、度数aから度数
dを減算して得られた新たな度数aは更新された度数で
あり、残度数である(ステップS205)。
【0034】なお、度数がリットルやm3 ならば、度数
換算せず、度数が点数、ポイントならば、ガス使用量を
単位ポイントで割り、度数換算する。
【0035】次に、更新された度数a及びセンタ21よ
り設定された度数a1を表示部37に表示する(ステッ
プS206)。これにより、残ガス使用可能量が容易に
わかる。また、センタ21より設定された度数a1を表
示することで、度数が正確に設定されたことを確認で
き、需要者に安心感を与えることができる。
【0036】さらに、ステップS208において、プリ
ペイドカード7から度数bを読み出したときに、その度
数bを表示部37に表示すれば、プリペイドカード7に
最初にどのくらいの度数があったを確認することができ
る。さらに、ガス単価も表示する(ステップS20
7)。
【0037】一方、ステップS200において、プリペ
イドカード7が有る場合には、カード読取部33でプリ
ペイドカード7に記憶されたカードの度数bを読み出し
(ステップS208)、制御部45は、RAM41に予
め記憶されている度数aを読み出してこの度数aに、カ
ード読取部33で読み出した度数bを加算して更新され
た度数cを得て、この更新された度数cをRAM41に
書き込む(ステップS209)。
【0038】ここでは、例えば、今までプリペイドカー
ド7無しで使用してきていたり、また、プリペイドカー
ド7を使用中にセンタ21から度数が設定される場合
に、度数cの更新を行う。
【0039】次に、ステップS203、ステップS20
4の処理を行った後、計算部35は、算出されたガスの
使用量d1を度数dに変換し、さらに、度数cから度数
dを減算して得られた新たな度数cは更新された度数で
あり、残度数である(ステップS210)。次に、更新
された度数cを表示部37に表示し(ステップS20
6)、さらに、ガス単価も表示する(ステップS20
7)。
【0040】そして、カード書込部39により、プリペ
イドカード7へ度数c及びガス単価を書き込み(ステッ
プS211)、RAM41に記憶された度数a、度数c
をクリアする(ステップS212)。
【0041】以上の度数更新及び表示サブルーチンAの
処理が終了すると、制御部45は、開スイッチSW1が
操作されたかどうかを判定し(ステップS107)、開
スイッチSW1が操作された場合には、RAM41に記
憶されている度数aまたは度数cが零かどうかを判定す
る(ステップS109)。
【0042】度数aまたは度数cが零でない場合には、
ガスメータ通信部31は、弁開操作信号をガスメータ1
に送り、遮断弁13の弁開動作を行う(ステップS11
1)。さらに、図示しない開放表示ランプに開放ランプ
表示信号を出力し、開放表示ランプを点灯させる(ステ
ップS113)。
【0043】一方、ステップS109において、度数値
が零である場合には、ステップS131に進み、開スイ
ッチSW1が操作されている場合であっても、弁閉操作
信号をガスメータ通信部31からガスメータ1に送り、
遮断弁13の弁閉動作を行う。さらに、図示しない閉成
表示ランプに閉成ランプ表示信号を出力し、閉成表示ラ
ンプを点灯させる(ステップS133)。
【0044】次に、RAM41から度数aまたは度数c
を読み出し、この度数値が零以外の所定の度数値になっ
たかどうかを判定し(ステップS115)、度数値が所
定の度数値以上である場合には、閉スイッチSW2が操
作されているかどうかを判定する(ステップS11
7)。閉スイッチSW2が操作されていない場合には、
ステップS118により再度サブルーチンAを実行し、
度数の更新と表示を行う。
【0045】また、閉スイッチSW2が操作されている
場合には、ステップS131に進み、弁閉動作を行った
後、ステップS133において弁閉表示を行う。
【0046】一方、ステップS115において、度数値
が所定の度数値以下である場合には、センタ21へ度数
が低下したことを通報し(ステップS119)、図示し
ない警報表示ランプを点灯させる(ステップS12
1)。
【0047】なお、度数低下通報を受けたセンタ21
は、ガスが使用できなくなる旨や、追加金額支払いが必
要である旨等を需要者に電話等により連絡することがで
きる。
【0048】さらに、ブザーリセットスイッチSW3が
操作されたかどうかを判定し(ステップS123)、ブ
ザーリセットスイッチSW3が操作されていない場合に
は、警報器43であるブザーを鳴動させる(ステップS
125)。また、ブザーリセットスイッチSW3が操作
されている場合には、ブザーの鳴動を停止させる(ステ
ップS127)。
【0049】次に、RAM41から度数aまたは度数c
を読み出し、この度数aまたは度数cが零であるかどう
かを判定し(ステップS129)、度数aまたは度数c
が零である場合には、ステップS131、ステップS1
33の処理を行った後、度数更新及び表示サブルーチン
Aを行う。また、度数aまたは度数cが零でない場合に
は、直接ステップS118に進み、度数更新及び表示サ
ブルーチンAを行う。
【0050】このように、プリペイドカード7とNCU
3とを利用した前払い式供給制御装置を構築することが
できる。また、NCU3を設けることで、既存のガスメ
ータ1を用いることができる。また、前払いした金額相
当のガス使用可能量または度数を表示でき、これによっ
て需要者に安心感を与えることができる。さらに、ガス
単価を表示するので、前払い金とガス使用可能量との換
算を需要者が容易に行える。
【0051】<実施の形態2>図4に本発明の前払い式
供給制御装置の実施の形態2の構成ブロック図を示す。
図4に示す前払い式供給制御装置は、ガスメータ1、N
CU3、交換機23,25を介するセンタ21aを有し
て構成される。
【0052】センタ21aは、入力部50、通信部5
1、度数金額換算部53、表示部55、記憶部61、及
び制御部63を有して構成される。入力部50は、度数
の精算指示、精算完了指示等の情報を入力する。通信部
51は、NCU3との間で度数の精算指示、精算完了指
示、その他の情報等の送受信を行う。度数金額換算部5
3は、度数の精算時にNCU3から送られてくる度数を
金額に換算する。表示部55は、度数金額換算部53で
換算された金額を表示する。
【0053】なお、実施の形態2の構成において、実施
の形態1の構成と同一の構成は同一符号を付しその詳細
な説明は省略する。
【0054】次に、このように構成された実施の形態2
の前払い式供給制御装置の動作を図5を参照して説明す
る。まず、センタ21aの入力部50により金額の精算
指示を入力すると、入力された精算指示を、通信部51
は、交換機23,25を介してNCU3に送信する(ス
テップS201)。
【0055】一方、NCU3が、精算指示を受信した場
合には、カード読取部33で、プリペイドカード7に記
憶された度数が読み取られ、また、RAM41に記憶さ
れた度数が読み取られて、センタ21aに送られる(ス
テップS203)。
【0056】さらに、センタ21aは、受信したプリペ
イドカード7の度数及びRAM41の度数をクリアし
(ステップS205)、センタ21aから弁閉操作信号
をNCU3に送り、遮断弁13の弁閉動作を指示する
(ステップS207)。このため、NCU3から弁閉操
作信号がガスメータ通信部31を介してガスメータ1に
送られ、遮断弁13が閉栓される。
【0057】次に、センタ21aの度数金額換算部53
が受信した度数を金額に換算する(ステップS20
9)。さらに、度数金額換算部53で換算された金額を
表示部55に表示し(ステップS211)、需要者への
返金を終了すると、NCU3に精算完了指示を送出する
(ステップS213)。
【0058】このように、閉栓時にセンタ21aから残
度数の精算を行うことができる。従って、期間が限定さ
れた賃貸型住宅、例えば、ウィークリーマンションやロ
ッジ等で、閉栓時にプリペイドカード7に残度数があっ
た場合でもその残度数を精算することができるので、需
要者は精算金を後で利用することができる。
【0059】<実施の形態3>図6に本発明の前払い式
供給制御装置の実施の形態3の構成ブロック図を示す。
図6に示す前払い式供給制御装置が特徴とするところ
は、NCU3bに、使用明細印字部71を追加したこと
を特徴とする。
【0060】使用明細印字部71は、ガス使用を停止し
たとき、ガスの使用明細を印字するもので、例えば、図
8に示すようにガスを使用した月日、時分、前回検針
値、今回検針値、使用量、単価、度数を印字する。
【0061】なお、実施の形態3の構成において、実施
の形態1の構成と同一の構成は同一符号を付しその詳細
な説明は省略する。
【0062】次に、このように構成された実施の形態3
の前払い式供給制御装置の動作を図7に示すフローチャ
ートを参照して説明する。図7に示すフローチャート
は、図2に示すフローチャートとほぼ同様であるが、ス
テップS118の後にステップS135のガス使用明細
印字が追加されている点が異なる。従って、ここでは、
特徴とする部分についてのみを説明する。
【0063】まず、ステップS111において、弁開動
作時に、前回の検針値をガスメータ1から読み出してR
AM41に記憶する。また、ステップS131におい
て、弁閉動作時に、今回の検針値をガスメータ1から読
み出してRAM41に記憶する。さらに、ステップS1
18の度数更新及び表示サブルーチンAにおいて、ガス
の使用量を算出して度数を更新し、使用量及び度数をR
AM41に記憶する。
【0064】そして、ステップS135において、ガス
使用を停止した時、制御部45がRAM41から時刻情
報、前回の検針値、今回の検針値、使用量、ガスの単
価、度数を読み出し、使用明細印字部71が図8に示す
ようにガスを使用した月日、時分、前回検針値、今回検
針値、使用量、単価、度数を印字する。
【0065】なお、度数は円で表示してもよく、ポイン
ト、使用量でも表示してもよい。図8に示される度数5
000円は、設定された時またはカード挿入時の表示で
ある。
【0066】このように、ガスの使用量、単価、度数等
の使用明細を使用明細印字部71に印字するので、需要
者はその使用明細を正確に知ることができる。従って、
ガス使用量とガス単価とから残度数がどのくらいかを確
認することができる。また、この使用明細を領収書の代
用とすることができる。
【0067】なお、本発明は前述した実施の形態1乃至
実施の形態3に限定されるものではない。実施の形態で
は、計量器としてガスメータを例に挙げて説明したが、
計量器としては、例えば、水道メータや電力量計等であ
ってもよく、水道メータや電力量計を、例えば、NCU
3に接続すればよい。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、計量器とセンタとの間
に制御装置を設けることで、計量器として既存の計量器
を用いることができる。また、カード度数またはセンタ
度数により供給体の供給を行える。
【0069】また、センタ度数及び残センタ度数または
カード度数及び残カード度数を表示部に表示すること
で、度数がどのくらいかがわかり、需要者に安心感を与
えることができる。表示部に供給体の単価を表示するこ
とで、前払い金と度数との換算が容易に行える。
【0070】さらに、センタ内の通信部が、残カード度
数または残センタ度数を精算時に制御装置に精算指示を
送出し該精算指示に応答して制御装置から送られてくる
残カード度数または残センタ度数を受信すると、度数金
額換算部は、受信した残カード度数または残センタ度数
を金額に換算するので、度数の精算が行える。
【0071】また、供給体の供給量及び残カード度数ま
たは残センタ度数を含む供給体の使用明細を使用明細印
字部に印字することで、需要者に使用明細を提示でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前払い式供給制御装置の実施の形態1
の構成ブロック図である。
【図2】実施の形態1の前払い式供給制御装置の動作を
示すフローチャートである。
【図3】実施の形態1の度数更新を示すフローチャート
である。
【図4】本発明の実施の形態2の前払い式供給制御装置
の構成ブロック図である。
【図5】実施の形態2の前払い式供給制御装置の動作を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態3の前払い式供給制御装置
の構成ブロック図である。
【図7】実施の形態3の前払い式供給制御装置の動作を
示すフローチャートである。
【図8】実施の形態3のガス使用明細を示す図である。
【符号の説明】
1 ガスメータ 3 NCU 7 プリペイドカード 11 計量部 13 遮断弁 15 マイクロコンピュータ 21 センタ 23,25 交換機 27 ノーリンギングトランク 31 ガスメータ通信部 32 弁開閉操作部 33 カード読取部 34 カード挿入部 35 計算部 37,55 表示部 39 カード書込部 41 RAM 43 警報器 45,63 制御部 47 NCU部 49 モデム部 50 入力部 51 通信部 53 度数金額換算部 71 使用明細印字部 SW1 開スイッチ SW2 閉スイッチ SW3 ブザーリセットスイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給体の供給量を計量する計量部、供給
    体を供給する供給路の開閉を行う供給路開閉部を有する
    計量器と、 この計量器に接続され、計量器との間で通信を行う制御
    装置と、 この制御装置に接続され、制御装置との間で通信を行う
    とともに所定の前払い金が支払われたときその前払い金
    に対応するセンタ度数を前記制御装置に送出するセンタ
    とを備え、 前記制御装置は、前記供給体の供給量の前払い金に対応
    するカード度数が書き込まれたカードからカード度数を
    読み取る媒体読取部と、 前記センタから送られてくるセンタ度数を記憶する記憶
    媒体と、 前記計量器からの供給体の供給量を度数に変換し変換さ
    れた度数を前記カード度数または前記センタ度数から減
    算する計算部と、 この計算部で得られた残カード度数を前記カードに書き
    込む媒体書込部と、 前記残カード度数または残センタ度数が所定の度数値以
    下である場合に前記供給路開閉部を閉動作させる開閉制
    御部と、を備えることを特徴とする前払い式供給制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記記憶媒体は、予め所定度数を記憶
    し、前記計算部は、前記センタ度数または前記カード度
    数に前記所定度数を加算し、得られた新たなセンタ度数
    またはカード度数を前記記憶媒体に記憶させることを特
    徴とする請求項1記載の前払い式供給制御装置。
  3. 【請求項3】 前記センタ度数及び前記残センタ度数ま
    たは前記カード度数及び前記残カード度数を表示する表
    示部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の前払い式供給制御装置。
  4. 【請求項4】 前記表示部は、前記供給体の単価を表示
    することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    1項記載の前払い式供給制御装置。
  5. 【請求項5】 前記センタは、前記残カード度数または
    前記残センタ度数を精算時に前記制御装置に精算指示を
    送出し該精算指示に応答して前記制御装置から送られて
    くる残カード度数または残センタ度数を受信する通信部
    と、 この通信部で受信した残カード度数または残センタ度数
    を金額に換算する度数金額換算部と、を備えることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の前
    払い式供給制御装置。
  6. 【請求項6】 前記供給体の供給量及び前記残カード度
    数または前記残センタ度数を含む供給体の使用明細を印
    字する使用明細印字部を備えることを特徴とする請求項
    1乃至請求項5のいずれか1項記載の前払い式供給制御
    装置。
JP25249997A 1997-09-17 1997-09-17 前払い式供給制御装置 Expired - Fee Related JP3220064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25249997A JP3220064B2 (ja) 1997-09-17 1997-09-17 前払い式供給制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25249997A JP3220064B2 (ja) 1997-09-17 1997-09-17 前払い式供給制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1196457A true JPH1196457A (ja) 1999-04-09
JP3220064B2 JP3220064B2 (ja) 2001-10-22

Family

ID=17238231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25249997A Expired - Fee Related JP3220064B2 (ja) 1997-09-17 1997-09-17 前払い式供給制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3220064B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002074497A (ja) * 2000-06-12 2002-03-15 Ricoh Elemex Corp ガス管理システム及び管理方法
JP2003534619A (ja) * 2000-05-22 2003-11-18 セキュア エレクトランズ リミテッド 取引許可システムを組み込むユーティリティ計量システム
JP2007241573A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Chugoku Electric Power Co Inc:The プリペイドカード支払システム及びプリペイドカード支払方法
CN103325184A (zh) * 2013-05-24 2013-09-25 成都秦川科技发展有限公司 智能燃气表离线数据有效性验证方法
JP2016091304A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 東洋計器株式会社 プリペイド式の移動式ガス装置および管理システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003534619A (ja) * 2000-05-22 2003-11-18 セキュア エレクトランズ リミテッド 取引許可システムを組み込むユーティリティ計量システム
JP2002074497A (ja) * 2000-06-12 2002-03-15 Ricoh Elemex Corp ガス管理システム及び管理方法
JP2007241573A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Chugoku Electric Power Co Inc:The プリペイドカード支払システム及びプリペイドカード支払方法
CN103325184A (zh) * 2013-05-24 2013-09-25 成都秦川科技发展有限公司 智能燃气表离线数据有效性验证方法
CN103325184B (zh) * 2013-05-24 2015-05-20 成都秦川科技发展有限公司 智能燃气表离线数据有效性验证方法
JP2016091304A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 東洋計器株式会社 プリペイド式の移動式ガス装置および管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3220064B2 (ja) 2001-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0513848A2 (en) Commodity metering systems
JPH0117113B2 (ja)
US20040008023A1 (en) Real-time charging electronic watthour meter
JP3220064B2 (ja) 前払い式供給制御装置
ES2247691T3 (es) Sistema de medicion.
EP0092436B1 (en) Improved apparatus for the collection of payments for commodities
WO1998056138A1 (en) Improvements relating to metering systems
GB2349972A (en) Prepayment method for a gas or electricity supply
JPH085398A (ja) ガスメータの制御システム
WO2003046787A1 (fr) Systeme de gestion de machine de location et machine de location
JP3751719B2 (ja) ガス供給制御システムに用いられるガス使用可能残時間換算表示方法、及びガス供給制御システム
JP2002304442A (ja) エネルギ販売方法
JPH1186099A (ja) 前払い式供給制御装置
JP3345571B2 (ja) 前払い式供給制御装置
GB2261979A (en) Prepayment systems.
GB2321753A (en) Metering system
RU214938U1 (ru) Устройство управления аппаратом продажи воды
JPH0760097B2 (ja) プリペイドカードによる使用料金調定システム
JPH0216411A (ja) 前払式メータ装置
JPH03233798A (ja) 供給制御装置
JPH10260205A (ja) 検針計器
GB2342484A (en) Prepayment metering system
JPH02183888A (ja) 料金カード装置
JPH06331410A (ja) 給液装置
JPH11316874A (ja) 前払い式供給制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080810

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090810

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090810

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees