JPH11288218A - リボン付きステッカーの製造方法及び台紙を備えたリボン付きステッカー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 製造工程を簡素化しテープ材を節減するな
ど、生産性とともにリボン付きステッカー性能を高めて
いる。 【解決手段】 台紙テープ５に接着剤２付き表装テープ
１を接着し、表装テープに多数のステッカー部３ａを前
後間隔をおき列設した後、各ステッカー部の輪郭切取線
を設け、分離用帯部を除去して剥離部を設けて、剥離部
から他側部５ｃにリボン用テープを接着して重ね合わ
せ、リボン用テープにリボンの輪郭切取線を設け、各ス
テッカー部分以外の表装テープ１及び各リボン部分以外
のリボン用テープ及び台紙テープの重合部５ｃを分離し
て製造し、又は、台紙テープ中に複数の分離用帯部５ａ
を縦に設け、同時に複数連を製造し、狭幅の台紙５ｂに
複数のステッカー部３ａを着脱可能に接着し、各ステッ
カー部の一側部に接着したリボン３ｂを台紙の一側縁部
に対し延長状に配置した台紙を備えたリボン付きステッ
カー１０に特徴を有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、包装箱、包装紙等
の装飾用や各種のシール等として汎用される複数のリボ
ン付きステッカーを台紙に着脱可能に接着して製造する
リボン付きステッカーの製造方法及び台紙を備えたリボ
ン付きステッカーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、リボン付きステッカーは、基本的
に台紙上に接着剤付き表装紙を着脱可能に接着し、表装
紙に箔押しや印刷等の手段で複数組のステッカー部分及
びリボン部分を一連に形成して、この各リボン付きステ
ッカーを適宜の手段で型抜きして、各リボン付きステッ
カー部分以外の表装紙の不要部分を剥ぎ取り、台紙に複
数のリボン付きステッカーを接着可能に列設する製造方
法になつているが、この製造方法では、リボン部分の材
質が限定されてリボン効果を期待できないなどの問題点
があるため、最近、補助台紙に表装紙を接着して２層テ
ープとし、この表装紙に複数のステッカー部を列設した
後、２層テープの補助台紙を剥ぎ取り、台紙上にリボン
用テープ及び表装紙を重ね合わせ、表装紙の各ステッカ
ー部分及びリボン用テープのリボン部分を型抜きして、
表装紙及びリボン用テープの不要部を剥き取るリボン付
きステッカーの製造方法が提案されている。この製造方
法によつて製造すると、図４Ａに示すように台紙ａ１に
多数のリボンｃ１の基部を着脱可能に接着ｂ１し、各リ
ボンの基部にステッカー部ｄ１を接着ｂ２した構造の台
紙を備えたリボン付きステッカーや、図４Ｂに示すよう
に台紙ａ２に多数のリボンｃ２を配置し、台紙及び各リ
ボンの基部にステッカー部ｄ２を着脱可能に接着ｂ１し
た構造の台紙を備えたリボン付きステッカーに形成され
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のリボン付きステ
ッカーの製造方法において、前記のようにリボン用テー
プを適用しステッカー部の一側部にリボンを接着して延
長すると、リボン部の装飾性が高められるが、広幅の台
紙及び他に廃棄する補助台紙を必要とし、製造工程が複
雑となり多量の廃紙が生じるなど、生産性やコスト高な
どの課題がある。また、図４に示すように台紙上にリボ
ン部とステッカー部が重合した３重構造が部分的にでき
て、巻き取った際に嵩高となり保管やリボン付きステッ
カーの取り外し使用等の取り扱いに支障をもたらすなど
の課題がある。

【０００４】本発明は、前記のような課題を解決するた
めに開発されたものであり、その目的とする処は、台紙
テープ中に設けた小幅の分離用帯部の分離、及び狭幅の
リボン用テープの適用等より、工程の簡素化やテープ材
の枚数や廃棄量の低減等を可能とし、生産性とともにリ
ボン付きステッカー性能を向上してコスト節減したリボ
ン付きステッカーの製造方法及び台紙を備えたリボン付
きステッカーを提供するにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、台紙テープ中
に小幅の分離用帯部を縦に設けて、台紙テープに接着剤
付き表装テープを接着し、表装テープに複数のステッカ
ー部を分離用帯部から一側部までかつ前後間隔をおき設
けて列設した後、表装テープに各ステッカー部の輪郭切
取線を設け、分離用帯部を除去して各ステッカー部の側
部接着剤を露出した剥離部を形成し、剥離部と表装テー
プの分離した他側部にリボン用テープを接着及び重ね合
わせ、リボン用テープに各ステッカー部の一側部に接着
して延長したリボンの輪郭切取線を設け、各ステッカー
部分以外の表装テープと各リボン部分以外のリボン用テ
ープ及び台紙テープの重合部を分離することにより、台
紙テープと表装テープ及び狭幅のリボン用テープのみ
で、かつ小幅の台紙テープに複数のリボン付きステッカ
ーを列設してなる構造の台紙を備えたリボン付きステッ
カーとして能率良く容易に製造可能にしている。

【０００６】また、前記のリボン付きステッカーの製造
方法において、台紙テープ中に小幅で複数の分離用帯部
を相互間隔をおき縦に設け、台紙テープに複数のステッ
カー部を前後及び左右間隔をおき複数列に設けた後、リ
ボン用テープに各ステッカー部の一側部と接着して延長
したリボンの輪郭切取線を設け、同時に複数連を製造す
ることにより、リボン付きステッカーを接着して列設し
た台紙付きステッカーの複数連を同時に製造可能にする
など、生産性をさらに高めている。

【０００７】前記の製造方法によつて、小幅の台紙に複
数の接着剤付きステッカー部を前後間隔をおき着脱可能
に接着するとともに、台紙の一側縁部に各ステッカー部
の一側部を突出せしめ、台紙の一側縁部から突出した各
ステッカー部の一側部の接着剤にリボン用テープ製のリ
ボンの基部を接着し、台紙の一側縁部から突設したリボ
ン付きステッカーに形成して、台紙の一側縁部にリボン
を延長状に配置したことを特徴とする台紙を備えたリボ
ン付きステッカーに製造され、この台紙を備えたリボン
付きステッカーは、台紙の一側縁部にリボンが延設状に
配置された２層構造となり、巻き取りや保管、リボン付
きステッカーの取り外しなどの取扱い性能が高められて
いるなど、総合的に優れた生産性とともにリボン付きス
テッカー性能を有する。また、従来の補助テープが不要
となりリボン用テープが狭幅化されて廃紙が減少される
など、生産性の向上とともに大幅なコスト節減を可能に
している。

【０００８】

【発明の実施の形態】図１に本発明の一実施例を示す前
段工程、図２にその後段工程、図３に製造された台紙を
備えたリボン付きステッカーを示している。図中１はス
テッカー部を形成する表装テープ、２は表装テープの裏
面に設けた接着剤又は側部接着剤（例えば感圧接着
剤）、３はリボン付きステッカー、３ａは表装テープに
設けたステッカー部、３ｂはステッカー部の一側部に接
着して延長したリボン、４ａはステッカー部の輪郭切抜
線、４ｂはリボンの輪郭切取線、５は台紙テープ、５ａ
は台紙テープ中に設けた一対の分離線６による小幅の分
離用帯部、５ｂは分離用帯部で分離された台紙テープの
一側部又は小幅の台紙、５ｃは分離用帯部で分離された
台紙テープの他側部又は中央部、６ａは分離用帯部の剥
離部、８はリボン用テープ、１０は台紙５ｂを備えたリ
ボン付きステッカーである。

【０００９】図示の実施例は、台紙テープ５中に小幅の
分離用帯部５ａを縦に設けて、台紙テープに接着剤２付
き表装テープ１を着脱可能に接着し、表装テープに複数
のステッカー部３ａを分離用帯部５ａから一側部５ｂま
でかつ前後間隔をおき設けて列設した後、表装テープ１
に各ステッカー部の輪郭切取線４ａを設け、分離用帯部
５ａを除去して各ステッカー部３ａの側部接着剤２を露
出した剥離部６ａを形成し、剥離部と台紙テープの分離
した他側部５ｃにリボン用テープ８を接着及び重ね合わ
せ、リボン用テープ８に各ステッカー部の一側部と接着
し延長したリボン３ｂの輪郭切取線４ｂを設け、各ステ
ッカー部分以外の表装テープ１と各リボン部分以外のリ
ボン用テープ８及び台紙テープ５の重合部５ｃを分離す
ることを特徴とするリボン付きステッカーの製造方法に
なつている。

【００１０】また、前記のリボン付きステッカーの製造
方法において、台紙テープ５中に小幅で複数の分離用帯
部５ａを相互間隔をおき縦に設け、台紙テープに複数の
ステッカー部３ａを前後及び左右間隔おき複数列に設け
た後、リボン用テープ８に複数列の各ステッカー３ａに
接着し延長したリボン３ｂの輪郭切取線４ｂを設け、同
時に複数連を製造することを特徴とするリボン付きステ
ッカーの製造方法になつている。

【００１１】また、小幅の台紙５ｂに複数の接着剤２付
きステッカー部３ａを前後間隔をおき着脱可能に接着す
るとともに、台紙の一側縁部に各ステッカー部３ａの一
側部を突出せしめ、台紙５ｂの一側縁部から突出した各
ステッカー部の一側部の接着剤２にリボン用テープ８製
のリボン３ｂの基部を接着して突出したリボン付きステ
ッカー３に形成して、台紙の一側縁部にリボン３ｂを延
長状に配置したこ台紙を備えたリボン付きステッカーに
とを特徴とする台紙を備えたリボン付きステッカー１０
になつている。

【００１２】本発明のリボン付きステッカーの製造方法
についてさらに詳述すると、裏面に接着剤２を設けた表
装テープ１や、台紙テープ５、リボン用テープ８等で製
造する。表装テープ１は、各種の紙材や合成樹脂材等を
適用し複数のステッカー部３ａを設け、必要に応じ各種
のコーテイング等を施こす。台紙テープ５は、各種の紙
材や合成樹脂材等を適用し、必要に応じ印刷や各種のコ
ーテイング等の剥離加工等を施し、適度の厚さサイズに
してリボン付きステッカー３の支持耐力を有する。表装
テープ１に設けた接着剤２は、感圧接着剤等により表装
テープの裏面に一体的に形成して台紙テープ５に着脱可
能に貼着するとともに、リボン付きステッカー３を台紙
５ｂから剥離した後にも適宜の粘着性を発揮する。リボ
ン用テープ８は、各種の紙材や合成樹脂材の適用も可能
であり、必要に応じ印刷やコーテイング等を施す。好ま
しくは赤や青色に彩色した各種の布材を適用する。台紙
テープ５に対し著しく狭幅（２分の１〜十数分の１程
度）のリボン用材となる。

【００１３】図示の実施例に基づき説明すると、図１に
示すように押えロール付きの送出ロール１７や押えロー
ル付きの貼着用ロール１４の回転等により、表装テープ
１はロール１１から繰り出されて矢示方向に、台紙テー
プ５はロール１２から繰り出されて矢示方向に搬送され
る。また、台紙テープ５は、繰り出された後にスリツタ
ー１３で対の分離線６を縦に形成して、中間部に小幅の
分離用帯部５ａを２条（１条又は複数条）縦に設けて、
貼着用ロール１４により分離用帯部５ａを設けた台紙テ
ープ５上に接着剤２付き表装テープ１を着脱可能に接着
した構造の２層テープとして基台１５上を矢示の方向に
搬送する。この２層テープの表装テープ１に箔押しや印
刷等の手段１６によりステッカー部３ａを適宜の前後間
隔で列設し、必要に応じ左右間隔をおき複数列（図示例
は２列）に列設する。各ステッカー部３ａは、図１Ｂに
示すように一側部を表装テープ１の分離用帯部５ａにそ
の主体部を表装テープ１の隣接した一側部５ｂに施す。
即ち、分離用帯部５ａから一側部５ｂまで設ける。複数
のステッカー部３ａを形成した台紙付きステッカー材
１，５は送出ロール１７を経てロール１８に巻き取られ
る（前段工程）。

【００１４】次に、台紙付きステッカー材１，５を巻き
取つたロール１８は、図２に示すように装架して、台紙
付きステッカー材１，５を上下逆面にして矢示の方向に
繰り出す。先ず、適宜の型抜手段２１により図示下面側
の表装テープ１の各ステッカー部３ａに輪郭切抜線４ａ
を設けた後、ガイドロール２２で図示上面側の台紙テー
プ５から分離用帯部５ａを剥離して除去しロール２３に
巻き取り、台紙テープ中に剥離部６ａを設け、台紙テー
プ５を一側部５ｂと他側部５ｃ（図示は中央部５ｃ）に
分離して、剥離部６ａ内に各ステッカー部の一側部の接
着剤２を露出せしめ、分離用帯部５ａの除去後に、表装
テープ１に対しほぼ１／３程度（図示）の細幅に形成し
たリボン用テープ８を、ロール２４から繰り出しガイド
ロール２３で両剥離部６ａ及び中央部５ｃ（又は他側部
５ｃ）上に重ね合わせて覆い、リボン用テープ８の両側
縁部を各ステッカー部３ａの一側部の露出している接着
剤２で接着する。さらに、打ち抜きあるいはまた印刷等
の手段２６により、各ステッカー部３ａに対応させて少
なくともリボン用テープ８の縁部からリボン形状の切断
線、即ちリボン３ｂの輪郭切取線４ｂを設け、ガイドロ
ール２７とロール２８により各リボン３ｂ以外のリボン
用テープ８と分離し重合している中央部５ｃを巻き取つ
て分離し、また、ガイドロール２７とロール２９によ
り、各ステッカー部３ａ以外の表紙テープ１を巻き取り
分離して、台紙テープ５の一側部５ｂに複数のリボン付
きステッカー３を接着した台紙５ｂを備えたリボン付き
ステッカー１０に製造してロール３０に巻き取られる
（後段工程）。

【００１５】前記のリボン付きステッカーの製造方法に
よれば、台紙テープ５中に小幅の分離用帯部５ａを縦に
設けて接着剤２付き表装テープ１を着脱可能に接着し
て、表装テープに複数のステッカー部３ａを列設する前
段工程と、表装テープ１に各ステッカー部３ａの輪郭切
取線４ａを形成し、分離用帯部５ａを除去し剥離部６ａ
を形成して各ステッカー部の側部接着剤２を露出せし
め、狭幅のリボン用テープ８を接着して重ね合わせ、リ
ボン用テープにリボン３ｂの輪郭切取線４ｂを形成し、
各ステッカー部分以外の表装テープ１と各リボン部分以
外のリボン用テープ８及び台紙テープの重合部５ｃの分
離等からなる後段工程により、従来の補助台紙テープの
使用やその着脱工程が不要とするなど、製造工程を著し
く簡素化して高能率で量産できるなど生産性を効果的に
高めている。従ってまた、テープ材が節減されて廃紙量
が著しく減少されるなど、大幅な節減が可能になつてい
る。

【００１６】また、図示のように、台紙テープ５中に小
幅の分離用帯部５ａを相互間隔をおき複数条に設け、分
離用帯部５ａの条数に対応させて各ステッカー部３ａの
列設数や、リボン用テープ８数を増減することによつ
て、台紙５ｂを備えたリボン付きステッカー１０を必要
に応じ同時に複数連にさらに高能率で容易にかつ大量生
産可能になる。総合的に生産性とともにリボン付きステ
ッカー性能が大幅に高められている。

【００１７】また、前記の台紙を備えたリボン付きステ
ッカー１０は、図３に示すように著しく小幅の台紙５ｂ
に各ステッカー部３ａを着脱可能に接着して、各ステッ
カー部３ａの一側部にリボン３ｂを接着して延出せし
め、台紙５ｂの一側部にリボン３ｂを延設状に配置した
形状の２層構造となり、著しく薄くなつて巻き取りやリ
ボン付きステッカー３の取り外しなどの取扱いが容易に
なるなど、リボン付きステッカーの性能を効果的に高め
ている。総合的に生産性とともにリボン付きステッカー
性能が大幅に高められている。

【００１８】前記の台紙を備えたリボン付きステッカー
１０は、図示例に限らず必要に応じ１連のみ又は多数連
を同時に製造される。ステッカー部３ａとリボン３ｂの
輪郭形状やそのサイズ、模様、色彩、材質等も多様化さ
れる。また、前記の製造において、必要に応じインデッ
クスマークなどの従来手段により、ステッカー部３ａと
リボン３ｂの整合性が高められる。

【００１９】

【発明の効果】本発明は、前記のような構成からなり小
幅の分離用帯部を付けた台紙テープに接着剤付き表装テ
ープを接着し、表装テープに複数のステッカー部を列設
する前段工程と、各ステッカー部に輪郭切取線を設け、
分離用帯部を除去して台紙テープを分離し各ステッカー
部の側部接着剤を露出して、狭幅のリボン用テープを接
着及び重ね合わせ、各ステッカー部の一側部に接着して
延長したリボンの輪郭切取線を形成し、表装テープ及び
台紙テープの不要部分を除去するなどの一連の後段工程
により、従来の補助テープの使用やその着脱等を不要と
し、製造工程を簡素化して台紙を備えたリボン付きステ
ッカーを高能率で容易に製造可能とし、生産性を著しく
向上している。また、従来の補助テープ等を不要とし廃
紙を著しく減少するなど大幅に製造コストを節減してい
る。

【００２０】また、台紙テープ中に小幅で複数の分離用
帯部を設け、台紙テープにステッカー部を左右及び前後
間隔をおき複数列に設けた後、リボン用テープに各ステ
ッカー部の一側部と接着して延長したリボンの輪郭切取
線を設けることにより、台紙を備えたリボン付きステッ
カーを同時に複数連の製造を可能とし、生産性をさらに
高めている。

【００２１】製造される台紙を備えたリボン付きステッ
カーは、小幅の台紙に各ステッカー部が着脱可能に列設
され、各ステッカー部に接着して突出した各リボンは台
紙の一側縁部に延設状に配置された２層構造となり、著
しく薄くなつて巻き取りやリボン付きステッカーの取り
外しが容易となり、リボン用テープでリボンを製造して
装飾性を高めるなど、総合的に生産性とともにリボン付
きステッカー性能を著しく向上して大幅なコスト節減を
可能にしている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す前段工程の側視機構図
（Ａ）と平面図（Ｂ）とＸ１−Ｘ１部の横断面図（Ｃ）
及びＸ２−Ｘ２部の横断面図（Ｄ）

【図２】後段工程の側視機構図（Ａ）と平面図（Ｂ）と
Ｙ１−Ｙ１部の横断面図（Ｃ）とＹ２−Ｙ２部の横断面
図（Ｄ）とＹ３−Ｙ３部の横断面図（Ｅ）及びＹ４−Ｙ
４部の横断面図（Ｆ）

【図３】台紙を備えたリボン付きステッカーを示す拡大
平面図（Ａ）及びそのＺ−Ｚ部の断面図（Ｂ）

【図４】リボン付きステッカーの従来例を示す横断面図
（Ａ）及び他の従来例を示す横断面図（Ｂ）である。

【符号の説明】

１ 表装テープ ２ 接着剤又は側部接着剤 ３ リボン付きステッカー ３ａ ステッカー部 ４ａ，４ｂ 輪郭切抜線又は輪郭切取線 ３ｂ リボン ５ 台紙テープ ５ａ 分離用帯部 ５ｂ 一側部（台紙テープ）又は台紙 ５ｃ 他側部又は中央部（台紙テープ） ６ａ 剥離部 ８ リボン用テープ １０ 台紙を備えたリボン付きステッカー

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 拓造 東京都千代田区外神田４−７−７ 株式会 社信陽堂内

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 台紙テープ中に小幅の分離用帯部を縦に
   設けて、台紙テープに接着剤付き表装テープを着脱可能
   に接着し、表装テープに複数のステッカー部を分離用帯
   部から一側部までかつ前後間隔をおき設けて列設した
   後、表装テープに各ステッカー部の輪郭切抜線を設け、
   分離用帯部を除去して各ステッカー部の側部接着剤を露
   出した剥離部を形成し、剥離部と台紙テープの分離した
   他側部にリボン用テープを接着及び重ね合わせ、リボン
   用テープに各ステッカー部の一側部と接着して延長した
   リボンの輪郭切取線を設け、各ステッカー部分以外の表
   装テープと各リボン部分以外のリボン用テープ及び台紙
   テープの重合部を分離することを特徴とするリボン付き
   ステッカーの製造方法。
2. 【請求項２】 請求項１記載のリボン付きステッカーの
   製造方法において、台紙テープ中に小幅で複数の分離用
   帯部を相互間隔をおき縦に設け、台紙テープに複数のス
   テッカー部を左右及び前後間隔をおき複数列に設けた
   後、リボン用テープに各ステッカー部の一側部と接着し
   て延長したリボンの輪郭切取線を設け、同時に複数連を
   製造することを特徴とするリボン付きステッカーの製造
   方法。
3. 【請求項３】 小幅の台紙に複数の接着剤付きステッカ
   ー部を前後間隔をおき着脱可能に接着するとともに、台
   紙の一側縁部に各ステッカー部の一側部を突出せしめ、
   台紙の一側縁部から突出した各ステッカー部の一側部の
   接着剤にリボン用テープ製のリボンの基部を接着し、台
   紙の一側縁部から突出したリボン付きステッカーに形成
   して、台紙の一側縁部にリボンを延長状に配置したこと
   を特徴とする台紙を備えたリボン付きステッカー。