JPH11286662A - 半導体用接着フィルム及びこれを用いたリードフレーム - Google Patents

半導体用接着フィルム及びこれを用いたリードフレーム

Info

Publication number
JPH11286662A
JPH11286662A JP9134798A JP9134798A JPH11286662A JP H11286662 A JPH11286662 A JP H11286662A JP 9134798 A JP9134798 A JP 9134798A JP 9134798 A JP9134798 A JP 9134798A JP H11286662 A JPH11286662 A JP H11286662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
film
semiconductor
adhesive layer
insulating film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9134798A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Sasaki
敏 佐々木
Teruyuki Watabiki
輝行 綿引
Takaharu Yonemoto
隆治 米本
Toshio Kawamura
敏雄 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP9134798A priority Critical patent/JPH11286662A/ja
Publication of JPH11286662A publication Critical patent/JPH11286662A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 打ち抜き加工時の切断バリ及び切屑が発生す
るのを防止して、生産性及び品質を向上させることがで
きる半導体用接着フィルム及びこれを用いたリードフレ
ームを提供する。 【解決手段】 絶縁性フィルム22と接着剤層23が、
室温(20〜30℃)において600g/cm以下のピ
ール強度で密着している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体チップの搭載
に使用される半導体用接着フィルム及びこれを用いたリ
ードフレームに関し、特に、打ち抜き加工時に切断バリ
及び切屑が発生するのを防止して、生産性及び品質を向
上させた半導体用接着フィルム及びこれを用いたリード
フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】高密度実装が可能なCOL(Chip on Le
ad)構造やLOC(Lead on Chip)構造のリードフレー
ムには、予め半導体チップ搭載用に、高耐熱ポリイミド
系フィルム等の絶縁性フィルムの片面又は両面に熱可塑
性接着剤,熱硬化性接着剤等の接着剤が塗布された半導
体用接着フィルムを貼り付けたものがある。
【0003】ところで、上記リードフレームに半導体用
接着フィルムを貼り付けるには、フィルム打抜き貼付け
金型(パンチ及びダイを有する)による打ち抜き貼り付
け方法、即ち、金型により所定の形状、例えば、短冊状
に打ち抜いた半導体用接着フィルムをその下方に位置さ
せられたリードフレームのリードに貼り付ける方法が採
用されている。
【0004】図6は半導体用接着フィルムを打ち抜いて
リードフレームに貼り付けるフィルム打抜き貼付け金型
を示す。このフィルム打抜き貼付け金型は、パンチホル
ダー1を介して昇降部材2に固定された打抜きパンチ3
と、昇降部材2をガイドポスト4に沿って昇降させるエ
アーシリンダ5と、打抜きパンチ3が貫通する貫通孔7
Aを有し、打ち抜かれる半導体用接着フィルム6が載置
されたダイ7と、ダイ7上において打抜きパンチ3の昇
降をガイドするパンチガイド8と、ダイ7の下方に配置
され、リードフレーム9が載置されると共にリードフレ
ーム9を所定の温度で加熱する加熱ブロック10を備え
て構成されている。
【0005】以上の構成において、上記打ち抜き貼り付
け方法を更に詳細に説明すると、まず、加熱ブロック1
0上に、リードフレーム9を載せて所定の温度まで加熱
しておく。そして、エアーシリンダ5を作動させ、昇降
部材2をガイドポスト4に沿って下降させることにより
打抜きパンチ3を下降させる。打抜きパンチ3が下降す
ると、半導体用接着フィルム6が所定の形状に打ち抜か
れてリードフレーム9上に供給されると同時に、打ち抜
かれた半導体用接着フィルム6がリードフレーム9に押
し付けられ、半導体用接着フィルム6に形成された接着
剤層によってリードフレーム9に貼り付けられる。
【0006】ところが、以上の打ち抜き貼り付け方法で
は、半導体用接着フィルム6を打ち抜く際に切り口に切
断バリやフィルム切屑等が発生するという欠点がある。
【0007】ここで、切断バリや切り屑の発生メカニズ
ムを説明する。図7は絶縁性フィルム61の両面に接着
剤層62が設けられた半導体用接着フィルム6の打ち抜
き加工時の状態を示している。半導体用接着フィルム6
の打ち抜きは打抜きパンチ3の先端部3Aのエッヂとダ
イ7の表面7Bのエッヂで半導体用接着フィルム6に剪
断力を与えることによって行うことから、半導体用接着
フィルム6は打抜きパンチ3とダイ7から大きな圧縮応
力を受けることになる。その結果、図8の拡大図に示す
ように、この大きな圧縮応力が半導体用接着フィルム6
の切断部に複数のクラックCを発生させ、これが原因で
切り口に細長い糸状の切断バリや微小な切屑が発生す
る。
【0008】このような切断バリや切屑は、飛び散り易
く、リードフレームのリード部、つまりボンディング領
域に付着し易い。切断バリや切屑がリードフレームのリ
ード部に付着すると、ワイヤボンディングを阻害する等
の弊害をもたらすため、半導体用接着フィルムの打ち抜
き加工時の切断バリ及び切屑の発生を防止する必要があ
る。
【0009】そこで現在では、フィルム切断バリ及び切
屑の発生を防止する手段として、フィルム打抜き貼付け
金型のクリアランス等を調整することによって行う方法
が用いられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の半導体
用接着フィルムによると、金型のクリアランス等を調整
することによってフィルム切断バリ及び切屑の発生を防
止しているが、ポリイミド系フィルムは機械的特性にバ
ラツキが大きく、金型による打ち抜き状態、特に、切断
面の状態が安定しない。従って、フィルム切断バリ及び
切屑の発生を完全に防止することができない。
【0011】従って、本発明の目的は打ち抜き加工時の
切断バリ及び切屑が発生するのを防止して、生産性及び
品質を向上させることができる半導体用接着フィルム及
びこれを用いたリードフレームを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
み、打ち抜き加工時の切断バリ及び切屑が発生するのを
抑制して、生産性及び品質を向上させるため、絶縁性フ
ィルムの片面又は両面に接着剤層を設けて構成され、パ
ンチ及びダイで打ち抜き加工されてCOL(Chip on Le
ad)構造やLOC(Lead on Chip)構造の半導体装置に
使用される半導体用接着フィルムにおいて、前記絶縁性
フィルムと前記接着剤層は、室温(20〜30℃)にお
いて600g/cm以下のピール強度で密着し、打ち抜
き加工時に切断バリおよび切屑が発生しないように構成
された半導体用接着フィルムを提供するものである。
【0013】また、本発明は上記の目的を達成するた
め、COL(Chip on Lead)構造やLOC(Lead on Ch
ip)構造の半導体装置を構成する半導体チップを接着し
て搭載するため、パンチ及びダイで打ち抜き加工された
半導体用接着フィルムが貼り付けられたリードフレーム
において、前記半導体用接着フィルムは、絶縁性フィル
ムの片面又は両面に接着剤層を設けて構成され、前記絶
縁性フィルムと前記接着剤層は、室温(20〜30℃)
において600g/cm以下のピール強度で密着し、打
ち抜き加工時に切断バリ及び切屑が発生しないように構
成された半導体用接着フィルムを用いたリードフレーム
を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体用接着フィ
ルム及びこれを用いたリードフレームを添付図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0015】半導体装置に使用される打抜きフィルムの
形状は、例えば、チップの形状,チップ上のパッドの配
置及びリードフレームの引き回し設計等により決定され
るため、種々の形状が考えられる。このような種々の形
状の打抜きフィルムを得るためにフィルム打抜き金型に
よる半導体用接着フィルムの打ち抜きが行われている
が、その際、従来の技術の欄で説明したようなフィルム
切断バリ及び切屑の発生が問題となっている。そこで、
発明者等は、この半導体用接着フィルムの打ち抜き加工
の際発生するフィルム切断バリ及び切屑の原因を半導体
用接着フィルムの絶縁性フィルムと接着剤層の密着性に
あると考え、絶縁性フィルムと接着剤層のピール強度と
の関係に着目した。
【0016】図1は本発明の第1の実施の形態に係る半
導体用接着フィルムを示す。この半導体用接着フィルム
21は、ポリイミド系フィルムよりなる絶縁性フィルム
22の両面に、熱可塑性接着剤又は熱硬化性接着剤より
なる接着剤層23を設けて構成され、絶縁性フィルム2
2と接着剤層23が、室温(20〜30℃)において6
00g/cm以下のピール強度で密着している。
【0017】以下、上記半導体用接着フィルムの製造方
法を説明する。まず、ポリアミド酸等の出発物質に溶媒
を加え、これをワニスとする。次に、このワニスを金型
やロール等に塗布し、これを加熱することによって乾燥
させる。その後、金型やロール等からイミド化されたフ
ィルムを剥がすことによってポリイミド系の絶縁性フィ
ルム22を得る。そして、後工程で施される接着剤層2
3との密着性を向上させるため、絶縁性フィルム22の
両面を表面処理する。この場合の表面処理方法として
は、いろいろな方法があるが、例えば、一般的なプラズ
マ処理あるいはコロナ放電処理による方法があげられ
る。この処理条件,時間を調整することによって、ポリ
イミドフィルムと接着剤の接着強度を調整することがで
きる。最後に、絶縁性フィルム22の両面に熱可塑性接
着剤又は熱硬化性接着剤を塗布して、絶縁性フィルム2
2の両面に接着剤層23を設け、完成品とする。
【0018】上記半導体用接着フィルムの製造方法にお
いて、絶縁性フィルム22と接着剤層23の密着性は、
絶縁性フィルム22と接着剤層23の密着性を向上させ
るために絶縁性フィルム22の表面に行う表面処理の条
件によって変化する。従って、絶縁性フィルム22と接
着剤層23の密着性(ピール強度)を室温で600g/
cm以下にするには、表面処理の条件を調整すれば良
い。
【0019】次に、発明者等は、上記製造方法により絶
縁性フィルム22と接着剤層23の密着性が異なる20
種の半導体用接着フィルム21を製造し、絶縁性フィル
ム22と接着剤層23の密着性について調査した。
【0020】図2は半導体用接着フィルム21の絶縁性
フィルム22と接着剤層23の密着性の調査方法を示
し、絶縁性フィルム22と接着剤層23を180°の方
向に引っ張り、引き剥がし強度(ピール強度)を測定し
た。
【0021】図3は各半導体用接着フィルム21の絶縁
性フィルム22と接着剤層23のピール強度を示し、ロ
ット数(試料番号)1〜10の半導体用接着フィルム2
1の絶縁性フィルム22と接着剤層23のピール強度は
600g/cm以下になっており、ロット数(試料番
号)11〜20の半導体用接着フィルム21の絶縁性フ
ィルム22と接着剤層23のピール強度は600g/c
mを超えた値になっている。なお、このときの絶縁性フ
ィルム22の厚さは50μm、接着剤層23の厚さは、
表裏ともに25μmである。
【0022】これらロット数(試料番号)1〜20の半
導体用接着フィルム21を打ち抜き加工したところ、ロ
ット数(試料番号)1〜10の半導体用接着フィルム2
1には切断バリ及び切屑の発生がなかったが、ロット数
(試料番号)11〜20の半導体用接着フィルム21に
は切断バリ及び切屑の発生が確認された。このことから
半導体用接着フィルム21の絶縁性フィルム22と接着
剤層23のピール強度が大きく影響していることが明ら
かである。
【0023】図4は半導体用接着フィルム21の絶縁性
フィルム22と接着剤層23の密着性(ピール強度)と
フィルム打ち抜き加工時の切断バリ及び切屑の発生率の
関係を示す。この図から判るように、絶縁性フィルム2
2と接着剤層23の密着性(ピール強度)が高い程、切
断バリ及び切屑の発生率が高く、絶縁性フィルム22と
接着剤層23の密着性(ピール強度)が低い程、切断バ
リ及び切屑の発生率が低くなることが確認された。具体
的には、絶縁性フィルム22と接着剤層23の密着性
(ピール強度)が600g/cm以下の半導体用接着フ
ィルム21を用いると、切断バリ及び切屑の発生率が0
%に近づき、500g/cm以下では0%になることが
確認された。ただし、絶縁性フィルム22と接着剤層2
3との密着性が極端に低い場合、打ち抜き加工時に絶縁
性フィルム22と接着剤層23が剥離してしまう問題が
発生する。このことから最低でも剥離が発生しない密着
性が必要である。実験的には50g/cm以上のピール
強度を有していれば、剥離が発生しないことが確認され
ているが、打ち抜き形状,大きさによっては50g/c
m以下でも剥離が発生しない場合もあるので、特にこの
値に限定されるものではない。
【0024】図5は上記半導体用接着フィルム21を予
め打ち抜いて貼り付けたLOC(Lead on Chip)構造の
リードフレームを示す。このリードフレームは、アウタ
ーリード26A及びインナーリード26Bからなる複数
のリード26が外枠25によって支持されたリードフレ
ーム24と、リードフレーム24のインナーリード26
Bの先端に貼り付けられた半導体用接着フィルム21か
ら構成されている。
【0025】半導体用接着フィルム21は、前述した方
法で製造され、絶縁性フィルム22と接着剤層23の密
着性を向上させるために行われる表面処理の条件が調整
されることにより、絶縁性フィルム22と接着剤層23
の密着性(ピール強度)が600g/cm以下になって
いるものである。
【0026】次に、上記リードフレームの製造方法を説
明する。まず、従来の技術の欄で説明したフィルム打抜
き貼付け金型(図6)において、加熱ブロック10上
に、予めリードフレーム24を載せて所定の温度まで加
熱しておく。そして、エアーシリンダ5を作動させ、昇
降部材2をガイドポスト4に沿って下降させることによ
り打抜きパンチ3を下降させる。打抜きパンチ3が下降
すると、半導体用接着フィルム21が所定の形状に打ち
抜かれてリードフレーム24上に供給されると同時に、
打ち抜かれた半導体用接着フィルム21がリードフレー
ム24に押し付けられ、半導体用接着フィルム21の接
着剤層23によってリードフレーム24に貼り付けられ
る。
【0027】このとき、半導体用接着フィルム21の絶
縁性フィルム22と接着剤層23の密着性(ピール強
度)が600g/cm以下になっているため、切断バリ
及び切屑の発生がなく、品質が安定したリードフレーム
が高い生産性で得られる。
【0028】なお、以上の実施の形態では、絶縁性フィ
ルム22の両面に接着剤層23を設けた半導体用接着フ
ィルム21において、絶縁性フィルム22と接着剤層2
3の密着性(ピール強度)が絶縁性フィルム22の両面
何れも600g/cm以下になっていることが好ましい
が、片面のみが600g/cm以下になっている場合で
も、フィルムの打ち抜き方向を選定することにより切断
バリ及び切屑の発生を防止できることから、片面(パン
チ側の面)のみが600g/cm以下でも特に差し支え
ない。絶縁性フィルムとしては、ユーピレックス(商品
名),カプトン(商品名)などのポリイミドフィルムが
一般的に使用され、その厚さは、15〜125μmが一
般的である。接着剤層の厚さは、5〜50μmが一般的
であり、これらの範囲の構成の半導体用接着フィルムに
おいては、本発明の600g/cm以下の接着強度は有
効である。
【0029】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の半導体用接
着フィルム及びこれを用いたリードフレームによると、
絶縁性フィルムと接着剤層が、室温(20〜30℃)に
おいて600g/cm以下のピール強度で密着している
ため、打ち抜き加工時の切断バリ及び切屑が発生するの
を防止して、生産性及び品質を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る半導体用接着
フィルムを示す断面図。
【図2】絶縁性フィルムと接着剤層の密着性の調査方法
を示す説明図。
【図3】各半導体用接着フィルムの絶縁性フィルムと接
着剤層のピール強度を示すグラフ。
【図4】半導体用接着フィルムの絶縁性フィルムと接着
剤層の密着性(ピール強度)と切断バリ及び切屑の発生
率の関係を示すグラフ。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る半導体用接着
フィルムを用いたリードフレームを示す平面図。
【図6】半導体用接着フィルムの打ち抜き貼り付けに使
用されるフィルム打抜き貼付け金型を示す断面図。
【図7】半導体接着フィルムの打ち抜き時の状態を示す
説明図。
【図8】半導体接着フィルムの打ち抜き時の状態を示す
説明図。
【符号の説明】
1 パンチホルダー 2 昇降部材 3 打抜きパンチ 3A 先端部 4 ガイドポスト 5 エアーシリンダ 6 半導体用接着フィルム 7 ダイ 7A 貫通孔 7B 先端部 8 パンチガイド 9 リードフレーム 10 加熱ブロック 21 半導体用接着フィルム 22 絶縁性フィルム 23 接着剤層 24 リードフレーム 25 外枠 26 リード 26A アウターリード 26B インナーリード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 敏雄 茨城県日立市助川町3丁目1番1号 日立 電線株式会社電線工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性フィルムの片面又は両面に接着剤
    層が密着して構成され、パンチ及びダイで打ち抜き加工
    されてCOL(Chip on Lead)構造やLOC(Lead on
    Chip)構造の半導体装置に使用される半導体用接着フィ
    ルムにおいて、 前記絶縁性フィルムと前記接着剤層は、室温(20〜3
    0℃)において600g/cm以下のピール強度で密着
    し、打ち抜き加工時に切断バリ及び切屑が発生しないよ
    うに構成されていることを特徴とする半導体用接着フィ
    ルム。
  2. 【請求項2】 前記絶縁性フィルムは、ポリイミド製フ
    ィルムによって構成され、 前記接着剤層は、熱により溶融接着可能な熱可塑性接着
    剤又は熱により硬化接着可能な熱硬化性接着剤によって
    構成される請求項1記載の半導体用接着フィルム。
  3. 【請求項3】 COL(Chip on Lead)構造やLOC
    (Lead on Chip)構造の半導体装置を構成する半導体チ
    ップを接着して搭載するため、パンチ及びダイで打ち抜
    き加工された半導体用接着フィルムが貼り付けられたリ
    ードフレームにおいて、 前記半導体用接着フィルムは、絶縁性フィルムの片面又
    は両面に接着剤層を設けて構成され、 前記絶縁性フィルムと前記接着剤層は、室温(20〜3
    0℃)において600g/cm以下のピール強度で密着
    し、打ち抜き加工時に切断バリ及び切屑が発生しないよ
    うに構成されていることを特徴とする半導体用接着フィ
    ルムを用いたリードフレーム。
  4. 【請求項4】 前記絶縁性フィルムは、ポリイミド製フ
    ィルムによって構成され、 前記接着剤層は、熱により溶融接着可能な熱可塑性接着
    剤又は熱により硬化接着可能な熱硬化性接着剤によって
    構成される請求項3記載の半導体用接着フィルムを用い
    たリードフレーム。
JP9134798A 1998-04-03 1998-04-03 半導体用接着フィルム及びこれを用いたリードフレーム Pending JPH11286662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9134798A JPH11286662A (ja) 1998-04-03 1998-04-03 半導体用接着フィルム及びこれを用いたリードフレーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9134798A JPH11286662A (ja) 1998-04-03 1998-04-03 半導体用接着フィルム及びこれを用いたリードフレーム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11286662A true JPH11286662A (ja) 1999-10-19

Family

ID=14023892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9134798A Pending JPH11286662A (ja) 1998-04-03 1998-04-03 半導体用接着フィルム及びこれを用いたリードフレーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11286662A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007066640A1 (ja) * 2005-12-05 2007-06-14 Kyodo Giken Chemical Co., Ltd. 粘接着フィルム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007066640A1 (ja) * 2005-12-05 2007-06-14 Kyodo Giken Chemical Co., Ltd. 粘接着フィルム
JP2007154045A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Kyodo Giken Kagaku Kk 粘接着フィルム
JP4608422B2 (ja) * 2005-12-05 2011-01-12 共同技研化学株式会社 粘接着フィルム
US9765242B2 (en) 2005-12-05 2017-09-19 Kyodo Giken Chemical Co., Ltd Adhesive film

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2923170B2 (ja) 打抜き性に優れたフィルム及びこれを用いたリードフレーム
JP2011060807A (ja) 導電性接合層付き半導体チップ及びその製造方法、並びに半導体装置の製造方法
JPH0256987A (ja) 混成集積回路の実装方法
JP4666887B2 (ja) 接着シート及び接着剤つき半導体チップの製造方法
WO2011007732A1 (ja) 接着シートの製造方法及び接着シート
JPH07263382A (ja) ウェーハ固定用テープ
CN105895523A (zh) 半导体装置的制造方法
JP2001015531A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH11286662A (ja) 半導体用接着フィルム及びこれを用いたリードフレーム
JP2006148154A (ja) 接着シート及び半導体装置の製造方法
JP2001313301A (ja) ボンディング方法
JP2004281526A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2005285909A (ja) 混成集積回路装置の製造方法
JP3261987B2 (ja) Loc用リードフレームおよびそれを利用した半導体装置
JP3186648B2 (ja) フィルムの打抜き方法
JP3243197B2 (ja) 半導体装置用リードフレームの製造設備
JP4801874B2 (ja) 金属ベース回路基板の製造方法
JP2001144390A (ja) 立体回路基板およびその製造方法
JP2002110884A (ja) リードフレーム積層物
JP3087553B2 (ja) 多層リードフレームの製造方法
JPH11297769A (ja) Bga用配線テープの製造方法
JP2001176889A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2000228463A (ja) 半導体装置製造用金属フレーム、その製造方法及び半導体装置の製造方法
JPH09289277A (ja) リードフレームのダイパット部への接着テープの貼付方法
JP2000332189A (ja) テープ貼着方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050719

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050726

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20050922

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051018