JPH1128661A - 研磨方法及び研磨装置 - Google Patents
研磨方法及び研磨装置Info
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- JPH1128661A JPH1128661A JP20076597A JP20076597A JPH1128661A JP H1128661 A JPH1128661 A JP H1128661A JP 20076597 A JP20076597 A JP 20076597A JP 20076597 A JP20076597 A JP 20076597A JP H1128661 A JPH1128661 A JP H1128661A
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- Japan
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- polishing
- abrasive
- carrier
- carriers
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 矩形の板ガラスを研磨欠陥を生じず高精度の
平坦面に効率よく研磨できる研磨方法及び研磨装置を提
供する。 【解決手段】 本発明は、複数のキャリヤ1のそれぞれ
の保持孔2に板ガラス5を嵌合保持して回転する上定盤
8と下定盤9の間に挟み、上定盤8と下定盤9の間に研
磨剤11を供給しながら該キャリヤ1を自転させつつ公
転させて板ガラス5の表裏面を研磨する際に、前記キャ
リヤ1の保持孔2の周辺面1a内に貫通孔3を設け、そ
の貫通孔3に研磨剤11を流入させることを特徴とす
る。
平坦面に効率よく研磨できる研磨方法及び研磨装置を提
供する。 【解決手段】 本発明は、複数のキャリヤ1のそれぞれ
の保持孔2に板ガラス5を嵌合保持して回転する上定盤
8と下定盤9の間に挟み、上定盤8と下定盤9の間に研
磨剤11を供給しながら該キャリヤ1を自転させつつ公
転させて板ガラス5の表裏面を研磨する際に、前記キャ
リヤ1の保持孔2の周辺面1a内に貫通孔3を設け、そ
の貫通孔3に研磨剤11を流入させることを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板ガラスの両面を
同時に研磨する研磨方法及び研磨装置に関する。
同時に研磨する研磨方法及び研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶ディスプレイ、エレクトロル
ミネッセンスディスプレイ、プラズマディスプレイなど
の平面ディスプレイには、矩形で厚さ0.5〜1.5m
mの薄い板ガラスが用いられており、この板ガラスに
は、高精度の平坦性が要求される。
ミネッセンスディスプレイ、プラズマディスプレイなど
の平面ディスプレイには、矩形で厚さ0.5〜1.5m
mの薄い板ガラスが用いられており、この板ガラスに
は、高精度の平坦性が要求される。
【0003】周知の工業的な成形法により製造された板
ガラスには、表面に微小な欠陥、うねり、凹凸が存在
し、そのままでは平面ディスプレイに使用できる平坦性
を有していないため、成形された板ガラスは、その表面
を研磨装置を用いて所望の高精度な平坦性を有するよう
に研磨される。
ガラスには、表面に微小な欠陥、うねり、凹凸が存在
し、そのままでは平面ディスプレイに使用できる平坦性
を有していないため、成形された板ガラスは、その表面
を研磨装置を用いて所望の高精度な平坦性を有するよう
に研磨される。
【0004】図4に示す従来の研磨装置では、キャリヤ
1の保持孔2内に板ガラス5が嵌合保持され、そのキャ
リヤ1が、太陽歯車6と内歯車7との間に歯4を噛合し
て配設され、研磨剤供給手段10から上定盤8に設けた
供給孔8aを通じてスラリー状の研磨材11が供給さ
れ、キャリヤ1が太陽歯車6の周りを遊星回動されて保
持孔2内に嵌合保持された板ガラス5の両面をそれぞれ
回転駆動される上下の定盤8、9に張り付けられた研磨
パッド8b、9bによって同時に研磨するようになって
いる。従来、このような研磨装置で使用されているキャ
リヤ1は、図5に示すように、略円盤状を呈し、外周に
太陽歯車6と内歯車7に噛合する歯車の歯4が付設され
ており、板ガラス5を嵌合して保持するための矩形の保
持孔2を有している。
1の保持孔2内に板ガラス5が嵌合保持され、そのキャ
リヤ1が、太陽歯車6と内歯車7との間に歯4を噛合し
て配設され、研磨剤供給手段10から上定盤8に設けた
供給孔8aを通じてスラリー状の研磨材11が供給さ
れ、キャリヤ1が太陽歯車6の周りを遊星回動されて保
持孔2内に嵌合保持された板ガラス5の両面をそれぞれ
回転駆動される上下の定盤8、9に張り付けられた研磨
パッド8b、9bによって同時に研磨するようになって
いる。従来、このような研磨装置で使用されているキャ
リヤ1は、図5に示すように、略円盤状を呈し、外周に
太陽歯車6と内歯車7に噛合する歯車の歯4が付設され
ており、板ガラス5を嵌合して保持するための矩形の保
持孔2を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年に
おける平面ディスプレイの大型化に伴い、板ガラス5が
大板化してきており、研磨に対して高い効率が要求され
る。そこで、研磨能力を向上させるため、太陽歯車6と
内歯車7との間にキャリヤ1を数多く配設して両面研磨
を行った場合、キャリヤ1同志の隙間が小さくなり、研
磨の際に、下定盤9上のキャリヤ1同志の隙間が小さい
軌道部位9aは、殆どの時間キャリヤ1及び板ガラス5
により覆われることになる。そのため、軌道部位9a上
を常に運行する板ガラス5の下面の部分は、上定盤9か
らの研磨剤11の供給量が極めて少ないので研磨されず
に肉厚が厚いままとなり、厚さ不良となる。この他の部
分より肉厚が厚い部分に研磨パッド9bが集中的に当接
して研磨スリークと呼ばれる研磨欠陥が生じ、遂には板
ガラス5の破損に到る問題がある。
おける平面ディスプレイの大型化に伴い、板ガラス5が
大板化してきており、研磨に対して高い効率が要求され
る。そこで、研磨能力を向上させるため、太陽歯車6と
内歯車7との間にキャリヤ1を数多く配設して両面研磨
を行った場合、キャリヤ1同志の隙間が小さくなり、研
磨の際に、下定盤9上のキャリヤ1同志の隙間が小さい
軌道部位9aは、殆どの時間キャリヤ1及び板ガラス5
により覆われることになる。そのため、軌道部位9a上
を常に運行する板ガラス5の下面の部分は、上定盤9か
らの研磨剤11の供給量が極めて少ないので研磨されず
に肉厚が厚いままとなり、厚さ不良となる。この他の部
分より肉厚が厚い部分に研磨パッド9bが集中的に当接
して研磨スリークと呼ばれる研磨欠陥が生じ、遂には板
ガラス5の破損に到る問題がある。
【0006】また、下定盤9の軌道部位9a上には、研
磨剤11の供給量が極めて少なくなることにより、軌道
部位9aの研磨パッド9bの温度が部分的に上昇してヤ
ケと呼ばれる現象が生じ、その部分だけが著しく損傷す
るので、すぐに研磨パッド9bの交換が必要となり、研
磨装置の稼働率が低下する問題がある。
磨剤11の供給量が極めて少なくなることにより、軌道
部位9aの研磨パッド9bの温度が部分的に上昇してヤ
ケと呼ばれる現象が生じ、その部分だけが著しく損傷す
るので、すぐに研磨パッド9bの交換が必要となり、研
磨装置の稼働率が低下する問題がある。
【0007】本発明は、以上のような従来の問題点を解
決し、研磨スリーク等の研磨欠陥を生じず板ガラスを高
精度の平坦面に高効率で研磨できる研磨方法及び研磨装
置を提供することを目的とする。
決し、研磨スリーク等の研磨欠陥を生じず板ガラスを高
精度の平坦面に高効率で研磨できる研磨方法及び研磨装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る研磨方法
は、複数のキャリヤのそれぞれの保持孔に板ガラスを嵌
合保持して回転する上定盤と下定盤の間に挟み、上定盤
と下定盤の間に研磨剤を供給しながら該キャリヤを自転
させつつ公転させて板ガラスの表裏面を研磨する研磨方
法において、前記キャリヤの保持孔の周辺面内に設けた
貫通孔に研磨剤を流入させることを特徴とする。
は、複数のキャリヤのそれぞれの保持孔に板ガラスを嵌
合保持して回転する上定盤と下定盤の間に挟み、上定盤
と下定盤の間に研磨剤を供給しながら該キャリヤを自転
させつつ公転させて板ガラスの表裏面を研磨する研磨方
法において、前記キャリヤの保持孔の周辺面内に設けた
貫通孔に研磨剤を流入させることを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る研磨装置は、板ガラス
を嵌合保持する保持孔を有する複数のキャリヤと、該キ
ャリヤを自転させつつ公転させる遊星回転機構と、この
キャリヤを挟んで上下に対向してそれぞれ回転駆動され
る上定盤及び下定盤と、研磨剤を上定盤と下定盤の間に
供給する研磨剤供給手段とを備え、前記キャリヤの保持
孔の周辺面内に研磨剤が流入する貫通孔を設けたことを
特徴とする。
を嵌合保持する保持孔を有する複数のキャリヤと、該キ
ャリヤを自転させつつ公転させる遊星回転機構と、この
キャリヤを挟んで上下に対向してそれぞれ回転駆動され
る上定盤及び下定盤と、研磨剤を上定盤と下定盤の間に
供給する研磨剤供給手段とを備え、前記キャリヤの保持
孔の周辺面内に研磨剤が流入する貫通孔を設けたことを
特徴とする。
【0010】キャリヤには、保持孔の周辺面内に貫通孔
が設けてあり、その貫通孔は、上定盤と下定盤に当接す
る板ガラスの研磨面に研磨不足の部分が残らない量の研
磨剤が潤沢に供給される寸法形状に設けてあり、また、
キャリヤ自体の強度を損なわないように、適度な寸法形
状のものを保持孔の周辺面内の適所に分散させて設けて
ある。キャリヤの材料としては、ステンレス綱や鉄系合
金等の薄い金属材料、布入りベークライト、グラスエポ
キシ等のプラスチック複合材料等が使用可能である。
が設けてあり、その貫通孔は、上定盤と下定盤に当接す
る板ガラスの研磨面に研磨不足の部分が残らない量の研
磨剤が潤沢に供給される寸法形状に設けてあり、また、
キャリヤ自体の強度を損なわないように、適度な寸法形
状のものを保持孔の周辺面内の適所に分散させて設けて
ある。キャリヤの材料としては、ステンレス綱や鉄系合
金等の薄い金属材料、布入りベークライト、グラスエポ
キシ等のプラスチック複合材料等が使用可能である。
【0011】
【作用】本発明に係る研磨方法及び研磨装置によれば、
キャリヤの保持孔の周辺面内に研磨剤が流入する貫通孔
が設けられており、その貫通孔に研磨剤が流入するの
で、上定盤と下定盤に当接する板ガラスの研磨面の全体
に研磨剤が潤沢に供給され、上定盤と下定盤の間にキャ
リヤを数多く配設してキャリヤに保持した板ガラスの両
面を研磨した場合でも、板ガラスの研磨面に研磨スリー
ク等の研磨欠陥を生じず均一な厚さに研磨でき、研磨パ
ッドにヤケが生じなくなる。
キャリヤの保持孔の周辺面内に研磨剤が流入する貫通孔
が設けられており、その貫通孔に研磨剤が流入するの
で、上定盤と下定盤に当接する板ガラスの研磨面の全体
に研磨剤が潤沢に供給され、上定盤と下定盤の間にキャ
リヤを数多く配設してキャリヤに保持した板ガラスの両
面を研磨した場合でも、板ガラスの研磨面に研磨スリー
ク等の研磨欠陥を生じず均一な厚さに研磨でき、研磨パ
ッドにヤケが生じなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の研磨装置について
説明する。図1〜図3は、本発明に係る研磨装置の説明
図であって、1はキャリヤを、2は保持孔を、3は貫通
孔を、4はキャリヤの周縁に付設された歯車の歯を、5
は矩形の薄い板ガラスを、6は太陽歯車を、7は内歯車
を、8は上定盤を、9は下定盤を、10は研磨剤供給手
段を、11は研磨剤をそれぞれ示している。
説明する。図1〜図3は、本発明に係る研磨装置の説明
図であって、1はキャリヤを、2は保持孔を、3は貫通
孔を、4はキャリヤの周縁に付設された歯車の歯を、5
は矩形の薄い板ガラスを、6は太陽歯車を、7は内歯車
を、8は上定盤を、9は下定盤を、10は研磨剤供給手
段を、11は研磨剤をそれぞれ示している。
【0013】本発明の研磨装置では、図1に示すよう
に、キャリヤ1は、布入りベークライトからなり、略円
盤状を呈し、その中に板ガラス5を嵌合保持する矩形の
保持部2が設けられており、保持孔2の周辺面1a内に
キャリヤ1の実用強度を考慮して研磨剤11が流入する
大小複数の貫通孔3が分散して設けてある。キャリヤ1
の外周に、歯車の歯4が付設されている。この複数のキ
ャリヤ1は、図2に示すように、遊星回転機構の太陽歯
車6と内歯車7との間にその歯4が噛合されてキャリヤ
1同志の隙間が小さい密な状態に配設され、太陽歯車6
の周りを自転しつつ公転するようになっている。
に、キャリヤ1は、布入りベークライトからなり、略円
盤状を呈し、その中に板ガラス5を嵌合保持する矩形の
保持部2が設けられており、保持孔2の周辺面1a内に
キャリヤ1の実用強度を考慮して研磨剤11が流入する
大小複数の貫通孔3が分散して設けてある。キャリヤ1
の外周に、歯車の歯4が付設されている。この複数のキ
ャリヤ1は、図2に示すように、遊星回転機構の太陽歯
車6と内歯車7との間にその歯4が噛合されてキャリヤ
1同志の隙間が小さい密な状態に配設され、太陽歯車6
の周りを自転しつつ公転するようになっている。
【0014】上定盤8及び下定盤9は、図3に示すよう
に、保持部2に板ガラス5を嵌合保持し、その歯4が太
陽歯車6と内歯車7とに歯合されたキャリヤ1を挟んで
上下に対向してそれぞれ回転駆動される。研磨剤供給手
段10は、研磨剤11を上定盤8と下定盤9の間に供給
するものである。キャリヤ1は、太陽歯車6の周りを遊
星回動されながら、その保持孔2内に嵌合保持した板ガ
ラス5の両面を上下の定盤8、9に張り付けられた研磨
パッド8b、9bおよび研磨剤11によって研磨するよ
うになっている。
に、保持部2に板ガラス5を嵌合保持し、その歯4が太
陽歯車6と内歯車7とに歯合されたキャリヤ1を挟んで
上下に対向してそれぞれ回転駆動される。研磨剤供給手
段10は、研磨剤11を上定盤8と下定盤9の間に供給
するものである。キャリヤ1は、太陽歯車6の周りを遊
星回動されながら、その保持孔2内に嵌合保持した板ガ
ラス5の両面を上下の定盤8、9に張り付けられた研磨
パッド8b、9bおよび研磨剤11によって研磨するよ
うになっている。
【0015】次に、上記研磨装置を用いて本発明の研磨
方法を説明する。本発明の研磨方法は、図2及び図3に
示すように、歯4を太陽歯車6と内歯車7とに歯合させ
て下定盤9に張り付けた研磨パッド9b上に載置した複
数のキャリヤ1のそれぞれの保持孔2に板ガラス5を嵌
合保持し、それらの上に研磨パッド8bを張り付けた上
定盤8を下ろして上定盤8と下定盤9の間に前記板ガラ
ス5及びキャリヤ1を挟み、研磨剤供給手段10から上
定盤8に設けた供給孔8aを通じて上定盤8と下定盤9
の間にスラリー状の研磨剤11を供給し、同時に、キャ
リヤ1の保持孔2の周辺面内1aに設けた貫通孔3に研
磨剤11を流入させながら、上定盤8と下定盤9をそれ
ぞれ回転駆動すると共に、内歯車7に対して太陽歯車6
を回転駆動して該キャリヤ1を自転させつつ公転させて
板ガラス5の表裏面を上定盤8と下定盤9に張り付けた
それぞれの研磨パッド8b、9bにより研磨する。
方法を説明する。本発明の研磨方法は、図2及び図3に
示すように、歯4を太陽歯車6と内歯車7とに歯合させ
て下定盤9に張り付けた研磨パッド9b上に載置した複
数のキャリヤ1のそれぞれの保持孔2に板ガラス5を嵌
合保持し、それらの上に研磨パッド8bを張り付けた上
定盤8を下ろして上定盤8と下定盤9の間に前記板ガラ
ス5及びキャリヤ1を挟み、研磨剤供給手段10から上
定盤8に設けた供給孔8aを通じて上定盤8と下定盤9
の間にスラリー状の研磨剤11を供給し、同時に、キャ
リヤ1の保持孔2の周辺面内1aに設けた貫通孔3に研
磨剤11を流入させながら、上定盤8と下定盤9をそれ
ぞれ回転駆動すると共に、内歯車7に対して太陽歯車6
を回転駆動して該キャリヤ1を自転させつつ公転させて
板ガラス5の表裏面を上定盤8と下定盤9に張り付けた
それぞれの研磨パッド8b、9bにより研磨する。
【0016】この研磨の際、キャリヤ1の貫通孔3に研
磨剤11が流入するので、板ガラス5と下定盤9との間
の軌道部位9aにも十分な量の研磨剤11が供給され、
板ガラス5の下面を均一な平坦面に研磨できると共に、
研磨定盤9の研磨パッド9bにヤケが生じないようにな
る。
磨剤11が流入するので、板ガラス5と下定盤9との間
の軌道部位9aにも十分な量の研磨剤11が供給され、
板ガラス5の下面を均一な平坦面に研磨できると共に、
研磨定盤9の研磨パッド9bにヤケが生じないようにな
る。
【0017】上記のように、貫通孔3を設けた上記キャ
リヤ1を使用することにより、太陽歯車6と内歯車7と
の間にキャリヤ1を数多く取り付けて両面研磨を行った
場合でも、研磨面に研磨スリーク等の研磨欠陥を生じず
板ガラス5を均一な厚さに研磨ができるようになった。
リヤ1を使用することにより、太陽歯車6と内歯車7と
の間にキャリヤ1を数多く取り付けて両面研磨を行った
場合でも、研磨面に研磨スリーク等の研磨欠陥を生じず
板ガラス5を均一な厚さに研磨ができるようになった。
【0018】
【発明の効果】本発明の研磨方法及び研磨装置によれ
ば、研磨面に研磨欠陥を生じず板ガラスの両面を高精度
の平坦面に高効率で研磨できる実用上優れた効果を奏す
るものである。
ば、研磨面に研磨欠陥を生じず板ガラスの両面を高精度
の平坦面に高効率で研磨できる実用上優れた効果を奏す
るものである。
【図1】本発明の研磨装置に用いるキャリヤの説明図
【図2】本発明の研磨方法の一形態の説明図
【図3】本発明の研磨装置の要部断面図
【図4】従来の研磨装置の要部断面図
【図5】従来の研磨装置の説明図
1 キャリヤ 2 保持部 3 貫通孔 4 歯 5 板ガラス 6 太陽歯車 7 内歯車 8 上定盤 9 下定盤 10 研磨剤
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のキャリヤのそれぞれの保持孔に板
ガラスを嵌合保持して回転する上定盤と下定盤の間に挟
み、上定盤と下定盤の間に研磨剤を供給しながら該キャ
リヤを自転させつつ公転させて板ガラスの表裏面を研磨
する研磨方法において、前記キャリヤの保持孔の周辺面
内に設けた貫通孔に研磨剤を流入させることを特徴とす
る研磨方法。 - 【請求項2】 板ガラスを嵌合保持する保持孔を有する
複数のキャリヤと、該キャリヤを自転させつつ公転させ
る遊星回転機構と、このキャリヤを挟んで上下に対向し
てそれぞれ回転駆動される上定盤及び下定盤と、研磨剤
を上定盤と下定盤の間に供給する研磨剤供給手段とを備
え、前記キャリヤの保持孔の周辺面内に研磨剤が流入す
る貫通孔を設けたことを特徴とする研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20076597A JPH1128661A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 研磨方法及び研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20076597A JPH1128661A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 研磨方法及び研磨装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1128661A true JPH1128661A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16429807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20076597A Pending JPH1128661A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 研磨方法及び研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1128661A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000035630A1 (fr) * | 1998-12-14 | 2000-06-22 | Seiko Epson Corporation | Support de polissage, dispositif de polissage de surface et procede de polissage de surface |
JP2009190159A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Seiko Instruments Inc | キャリア及びウエハ研磨装置 |
KR101261238B1 (ko) | 2011-08-31 | 2013-05-07 | 삼성코닝정밀소재 주식회사 | 반도체 기판의 래핑 장치 및 이를 이용한 반도체 기판의 래핑 방법 |
JP2014039998A (ja) * | 2013-09-27 | 2014-03-06 | Hoya Corp | 研磨装置 |
JP2014073573A (ja) * | 2013-10-23 | 2014-04-24 | Hoya Corp | 研磨装置 |
-
1997
- 1997-07-09 JP JP20076597A patent/JPH1128661A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000035630A1 (fr) * | 1998-12-14 | 2000-06-22 | Seiko Epson Corporation | Support de polissage, dispositif de polissage de surface et procede de polissage de surface |
JP2009190159A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Seiko Instruments Inc | キャリア及びウエハ研磨装置 |
KR101261238B1 (ko) | 2011-08-31 | 2013-05-07 | 삼성코닝정밀소재 주식회사 | 반도체 기판의 래핑 장치 및 이를 이용한 반도체 기판의 래핑 방법 |
JP2014039998A (ja) * | 2013-09-27 | 2014-03-06 | Hoya Corp | 研磨装置 |
JP2014073573A (ja) * | 2013-10-23 | 2014-04-24 | Hoya Corp | 研磨装置 |
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