JPH11286192A - 往復葉書 - Google Patents

往復葉書

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JPH11286192A
JPH11286192A JP20237398A JP20237398A JPH11286192A JP H11286192 A JPH11286192 A JP H11286192A JP 20237398 A JP20237398 A JP 20237398A JP 20237398 A JP20237398 A JP 20237398A JP H11286192 A JPH11286192 A JP H11286192A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信文の記載面を増やすことができる往復葉
書を提供する。 【解決手段】 往復葉書と返信葉書が一体となった往復
葉書の往信葉書において、「郵便はがき」等の葉書本体
を示す文字が記載された表面とその裏面の両面に、宛て
名や通信文等が記載可能な第1及び第2の添付片を剥離
可能に密着させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は往復葉書に関し、特
に、往信葉書本体に添付片を剥離可能に密着させた往復
葉書に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来における往信葉書に添付片
を密着させるタイプの往復葉書の外観斜視図である。図
において、この往復葉書100は、往信葉書101と返
信葉書102が一の長片100aにて接続されて折り曲
げ可能となっている。そして、住信葉書101の他の長
片100bには、折り曲げ可能に添付片103が接続さ
れて、この往信葉書101の裏面と添付片103とは剥
離可能に密着される。往復葉書100の受取人は、密着
された添付片103を往信葉書101より剥離して中の
通信文を披見する。 このような添付片103を付した
往復葉書100は、例えば公的な通信やダイレクトメー
ル等において、通信内容を秘匿する際等に使用されてい
る。
【0003】このような従来における添付辺が付された
往復葉書は、通信文を記載するスペースが少ないという
問題がある。そこで、添付片103の他の長片に、図示
しない第2の添付片を接続し、この第2の添付片と第1
の添付片103とを剥離可能に密着させて通信文の記載
面を増やすことも考えられるが、複数の添付片を蛇腹状
に接続することは郵便法上許されていない。しかしなが
ら、葉書本体の表面と裏面の両面に添付片を付すことは
特に禁止されていない。前記葉書本体とは、「郵便はが
き」やこれに類する「POSTCARD」等の、郵便葉
書であることを示す記載がある1片をいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
背景のもとに発明されたものであり、添付片を付した往
復葉書において、往信葉書の通信の記載面を増やすこと
ができる往復葉書の提供をその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、往信葉書と返信葉書とが一体となった往復
葉書の往信葉書において、葉書本体を示す文字が記載さ
れた表面とその裏面の両面に、宛て名や通信文等が記載
可能な第1及び第2の添付片を剥離可能に密着させる構
成とし、前記往信葉書本体表面に密着させる第1の添付
片は、前記文字部分を露出させつつ当該表面の略全面に
密着させるとともに、当該第1の添付片表面に郵便番号
の記載枠等を印刷して宛て名記載面とする構成とし、ま
た、前記第1の添付片の一の長辺と返信葉書の一の長辺
とを接続し、この接続された第1の添付片と返信葉書と
の接続辺に往信葉書本体の一の長辺を接続し、この往信
葉書本体の他の長辺に第2の添付片の一の長辺を接続し
て前記第1の添付片と第2の添付片がそれぞれ往信葉書
本体の表面及び裏面に剥離可能に密着され、また、前記
返信葉書は二枚の紙片を貼り合わせ、あるいは二層の用
継よりなる構成とするものである。
【0006】また、前記第2の添付片と往信葉書本体と
返信葉書表面と返信葉書裏面と第1の添付片となるべき
一連の用紙を、所定位置にて折り曲げて前記往信葉書本
体と返信葉書と第1及び第2の添付片が形成されても良
く、あるいは、前記第2の添付片と往信葉書本体と返信
葉書表面となるべき一連の用紙と、返信葉書裏面と第1
の添付片となるべき一連の用紙との2枚の用紙にて形成
され、さらに、前記一連の用紙は、所定の印刷事項を一
体的に印刷する構成とされても良い。前記のように、
「葉書本体を示す文字」とは「郵便はがき」、「ポスト
カード」等の郵便法に定められた文字である。また、本
発明は別の観点から前記目的を達成するために、往信葉
書と返信葉書とが一体となった往復葉書であって、境界
となる長辺を挟んで往信葉書部と前記返信葉書部とが区
分された用紙であって、前記往信葉書部の端辺に接続さ
れて前記往信葉書部の一方の面側に折り返されて前記往
信葉書部に対して剥離可能に密着される添付片を有する
第1用紙と、この第1用紙における前記往信葉書部の他
方の面に対して剥離可能に密着される添付片及び前記第
1用紙における前記返信葉書部に対して剥離不可能に貼
り付けられる返信葉書部からなる第2用紙とから、構成
されても良い。さらに、前記添付片及び第2用紙の往信
葉書側部分の一方は、その短辺方向における長さが前記
往信葉書よりも短く形成されても良い。さらに、前記添
付片及び前記第2用紙の往信葉書側部分の一方は、前記
往信葉書に記載された葉書本体であることを示す文字部
分を露出可能に構成されても良い。
【0007】また、上記第1用紙と第2用紙とは同一材
質の用紙とされても良い。さらには、第1用紙と第2用
紙とは、前記返信葉書端部位置にて折り返されて連続し
ている一連の用紙で構成されても良い。
【0008】さらに、本発明は別の観点から前記目的を
達成するために、返信葉書表面部と返信葉書裏面部とが
剥離不能に貼り合わされることにより返信葉書が形成さ
れるとともに、葉書本体であることを示す文字が記載さ
れている往信葉書の一の長辺が前記返信葉書表面部に一
体的に接続されている往復葉書であって、前記返信葉書
裏面部の長辺に接続されて前記往信葉書における前記文
字が記載された表面に剥離可能に密着される第1添付片
と、前記往信葉書の他の長辺に接続されて前記往信葉書
の裏面に剥離可能に密着される第2の添付片とから、構
成されても良い。
【0009】また、さらに、本発明は別の観点から前記
目的を達成するために、返信葉書表面部と返信葉書裏面
部とが剥離不能に貼り合わされることにより返信葉書が
形成されるとともに、葉書本体であることを示す文字が
記載されている往復葉書の一の長辺が前記返信葉書裏面
部に一体的に接続されている往復葉書であって、前記返
信葉書裏面部の長辺に接続されて前記往信葉書の裏面に
剥離可能に密着される第1の添付片と、前記往信葉書の
他辺に接続されて前記往信葉書における前記文字が記載
された表面に剥離可能に密着される第2添付片とから、
構成されても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 図1(a)は本発明に係る往復葉書1
の外観斜視図であり、添付片が密着されずに剥がされて
いる状態を示している。図において、この往復葉書1
は、往信葉書本体2と、返信葉書3と、第1の添付片4
及び第2の添付片5とからなる。
【0011】前記往信葉書本体2の一方の長片1aは、
返信葉書3の―方の長片と第1の添付片4の一方の長片
とに接続されている。 この場合、往信葉書本体2は、
返信葉書3と第1の添付片4の間に挟まれるように接続
される。また、往信葉書本体2の他の長片1bには、第
2の添付片5の一方の長片が接続される。そして、この
往信葉書本体2の表面には、往信葉書本体であることを
示す「郵便往復はがき、往信」の文字が、長片1b寄り
に当該長片1bに沿って記載されている。この往信葉書
本体2の表面に第1の添付片4が剥離可能に密着される
が、密着させた際に往信葉書本体2に記載された前記
「郵便往復はがき、往信」 の文字が見えるように、マ
ージン部分として、第1の添付片4の短片の長さが往信
葉書本体2の短片の長さよりも若干短めに形成される。
そして、第1の添付片4の表面(図面上手前面)には、
郵便番号記載枠等が印刷されて往信葉書の宛て先を記入
する。つまり、往信葉書の宛て先は、第1の添付片4の
表面に記載するようになっている。
【0012】さらに、往信葉書本体2の他の長片1bに
は第2の添付片5が接続され、この第2の添付片5は往
信葉書本体2の裏面に剥離可能に密着される。第2の添
付片5の短片も、往信葉書本体2に密着させた際に当該
往信葉書本体2の裏面より飛び出さずに往信葉書本体2
と返信葉書3とをスムーズに折り曲げ可能とするための
マージン部分として、往信葉書本体2の短片よりも若干
短めに形成される。
【0013】上述の長片1aは、図1に示す様に、往信
葉書本体2側と返信葉書3側との境界を示している。ま
た、往信葉書本体2の他の長片1bは、往信葉書本体2
の端辺に相当し、第2の添付片5は、往信葉書本体2の
端辺から延出した紙片であり、往信葉書本体2の裏面側
に折り返されている。
【0014】返信葉書3は、その表面 (図面上手前面
の裏面) には、郵便番号枠等が印刷された宛て名記載
面となっており、前記のように長片1aにて往信葉書本
体2と第1の添付片4に接続される。このように第1の
添付片4の表面に往信葉書の宛て先が記入され、通信文
はこの第1の添付片4の裏面と往信葉書本体2の表面、
裏面、 さらに第2の添付片5の表面及び裏面に記載さ
れる。そして、第1の添付片4と第2の添付片5は、往
信葉書本体2の表面と裏面に剥離可能に全面密着され
る。
【0015】以上のように第1の添付片4と第2の添付
片5とが密着された往信葉書本体2と、返信葉書3と
が、長片1aで所り曲げられて投函される。 そして、
この往復葉書1の受取人は、往信葉書本体2から第1の
添付片4と第2の添付片5とを剥離し、通信文を披見す
ることになる。
【0016】図2(a)、(b)、(c)、(d)、
(e)は、本発明に係る往復葉書1の製造方法を説明す
る図である。 図において、先ず、第2の添付片5′、
往信葉書本体2′、返信葉書3の表面部3a、 返信葉
書3の裏面部3b、及び第1の添付片4′の順に各部に
となるべき部分が一体となった細長い用紙20が、準備
される。この用紙20の片面の所定位置には、郵便番号
記載枠や宛て先等が一体的に印刷される。場合によって
は通信文等を含めて一連の用紙の両面に一体的に印刷し
てもよい。この印刷が終了した用紙20に、接着剤が所
定位置に塗布される。
【0017】図2(b)はこの段階における接着剤の塗
布を説明する図であり、○印の部分には剥離可能な接着
剤が塗布され、×印の部分には貼り合わせ後に剥離不能
となる接着剤が塗布される。すなわち、図示のように、
第2の添付片5′ 部分の上面には、密着後に剥離可能
となる接着剤が塗布される。往信葉書本体2′部分の上
面〔図1(a)に示す裏面部分〕 と下面 〔図1(a)
に示す表面部分〕 にも、同じく密着後に剥離可能とな
る接着剤が塗布される。返信葉書3の表面部3a部分の
下面には、密着後に剥離が不能となる接着剤が塗布され
る。 返信葉書3の裏面部3b部分の下面にも、密着後
に剥離不能となる接着剤が塗布される。第1の添付片
4′の下面〔図1(a)に示す部分の裏面〕には、密着
後に剥離が可能となる接着剤が塗布される。その上面は
宛て名記載面であるから、前記印刷の段階で郵便番号記
載枠や宛て先の住所、氏名等が印刷されている。このよ
うに、返信葉書3の表面部3aの裏面と返信葉書3の裏
面部3bの裏面には、接着後に剥離不能となる接着剤が
塗布される。
【0018】なお、前記剥離可能に接着する接着方法及
び返信葉書3の表面部3aとその裏面部3bを剥離不能
に接着する接着方法としては、前記のように接着剤を塗
布する方法の他に、フィルム状の接着材料を用いる方法
等の公知のあらゆる方法を用いることができる。
【0019】また、接着剤の塗布、フィルム状接着材料
の貼付の時期については、前記説明に限定されるもので
はない。例えば、接着剤の塗布、フィルム状接着材料の
貼付については、用紙20への印刷の前であっても後で
あっても良い。
【0020】本実施形態においては、図2(a)で示さ
れるように、第2の添付片5から第1の添付片4までの
各部分の全てが切れ目なしに接続された一体の用紙20
を用いている。これは、用紙20のように一連の用紙の
方が印刷や裁断等の作業効率が高く、製造の都合上有利
であるためであるが、用紙20を複数の用紙で構成して
もよい。ただし、この場合、郵便法の規定により、往信
葉書本体2と返信葉書3とは、連続した一連の用紙とし
なければならないので、図2(a)にて、返信葉書3の
表面部3aと裏面部3bとの間を境として用紙20を区
分し、表面部3aから図の左側の各部分からなるグルー
プを第1用紙とし、また、裏面部3bから図の右側の各
部分からなるグループを第2用紙としても良い。その場
合、第1用紙側の表面部3aと第2用紙側の裏面部3b
とを互いに貼り合わせて返信葉書3を構成し、往復葉書
1を完成させるのである。この様な第1用紙と第2用紙
とを互いに分離した実施形態については、後述する。
【0021】図2(a)に示した実施形態においては、
用紙20は、上記第1用紙と第2用紙とが一体に形成さ
れたものであり、さらに、第1の添付片4は裏面部3b
に、第2の添付片5は往信葉書本体2に、夫々接続され
ている。
【0022】以上のように処理された用紙20を、図2
(c) に示すように、返信葉書3の表面部3aの裏面
と返信葉書3の裏面部3bを重ね合わせるように折り曲
げ部3cにて折り曲げて圧接する。 前記のように、返
信葉書3の表面部3aと返信葉書3の裏面部3bには剥
離不能な接着剤が塗布されていることから当該庄接後は
二枚の用紙が一体となった前記返信葉書3が構成され
る。
【0023】次いで往信葉書本体2の下面 〔図1
(a)における手前側面〕 に第1の添付片4を圧接
し、また、第2の添付片5を折り曲げて往信葉書本体部
2の上面〔図1(a)における奥側面〕 に圧接する。
そして、往信葉書本体2と返信葉書3とを、往信の宛て
先が表になるように折り曲げることによりこの往復葉書
1が完成する。この後、必要に応じて (余分なマージ
ン部等が設けられている場合等に)返信葉書3を構成す
る折り曲げ部3bを切り取ってもよい。
【0024】このようにして、第2の添付片5、往信葉
書本体2、返信葉書3の表面部3aは連続して第1用紙
を成し、第2の添付片5は、往信葉書本体2の一方の面
(すなわち、葉書本体を示す文字が記載されていない往
信葉書本体2の裏面)に折り返されるとともに、剥離可
能に密着されて往信葉書本体2の裏面を被覆する。
【0025】また、第1の添付片4、返信葉書3の裏面
部3bとは連続して第2用紙を成し、長片1aの位置を
境に返信葉書3の裏面部3bは、返信葉書3の裏面部3
aと剥離不能に貼り合わされる一方、第1の添付片4は
往信葉書本体2の他方の面(すなわち葉書本体を示す文
字が記載されている往信葉書本体2の表面)に剥離可能
に密着されて、往信葉書本体2の表面を被覆する。
【0026】さらに、第1の添付片4の表面には宛先な
どが記載されており、これによって、往信葉書本体2の
表面には、宛先以外の通信内容を記載することができ、
往復葉書に記載する通信内容の量をさらに増やすことが
できる。また、第1の添付片4における往信葉書本体2
との密着面側にも通信内容が記載でき、また第2の添付
片5においても往信葉書本体2との密着面側に通信内容
を記載できる。すなわち、第1の添付片4及び第2の添付
片5の密着面側を利用して通信内容の記載面の拡大が図
れる。また、これらの密着面に記載された通信内容は、
図2(b)にて○印で示された部分に記載されているこ
とになるから、第1添付片4と第2添付片5とをそれぞ
れ往信葉書本体2に密着させると、これらの通信内容を
全て隠蔽することができる。
【0027】図2(d)は、別な実施の形態を示す図で
あり、図2 (a) に示す第2の添付片5、往信葉書本
体2、返信葉書3の表面部3aの各部分からなるグルー
プと、返信葉書3の裏面部3bと第1の添付片4の各部
分からなるグループの2つの用紙を別々に準備し、この
2つの用紙それぞれに前記印刷や密着剤等の塗布を行
い、最後に各グループを一体として往復葉書1を形成す
るようにしたものである。
【0028】すなわち、図2(d)の実施形態において
は、第2の添付片5、往信葉書本体2、返信葉書3の表
面部3aの各部分からなる紙片のグループが第1用紙
に、返信葉書3の裏面部3bと第1の添付片4の各部分
からなる紙片のグループが第2用紙に夫々対応してい
る。
【0029】図1(b)に示す往復葉書1’は、さらに
別な実施の形態を示す図であり、図2(e) にこの実
施の形態における接着状況を示している。図示のよう
に、図2(a) に示す一連の用紙に対応させて説明す
れば、第2の添付片5’と返信葉書3’の表面部3a’
と返信葉書3’の裏面部3b’と往信葉書本体2’と第
1の添付片4’の各部分となるべき一連の用紙に、前記
のように所定の印刷や接着剤等の塗布を行い、図2
(e)に示すように折りたたんで各部分を接着し、図1
(b)に示す往復葉書1’を形成する。必要に応じて前
記のように折り曲げ部3c’を切り取ってもよい。
【0030】上記図1(b)及び図2(e)に示す実施
形態においては、第1添付片4に続く部分が返信葉書本
体2である点および第2添付片5に続く部分が返信葉書
の表面部3a’である点で図1(b)及び図2(c)に
示す実施形態と異なるが、これは、両実施形態における
第1添付片4と第2添付片5とを入れ替えるとともに、
返信葉書の表面部3aと裏面部3bとを入れ替え、さら
に、往復葉書本体2を裏返した関係にある。すなわち、
図2(c)を上下反転させた図が図2(e)と同じで、
図2(c)と図2(e)とは上下の符号を入れ替えたも
のと同じ構成であることが理解される。
【0031】この実施形態においても、図2(d)の実
施形態の如く、用紙20を折り曲げ部3cにて2分割
し、第2の添付片5と返信葉書3の表面部3aとで第2
用紙を、返信葉書3の裏面部3bと往信葉書本体2と第
1の添付片4とで第1用紙を、夫々構成しても良い。別
言すると、図2(e)の実施形態においては、往復葉書
1’は、第1の添付片4と往信葉書本体2と返信葉書3
の裏面部3bとで構成される第1用紙と、第2の添付片
5と返信葉書3の表面部3aとで構成される第2用紙と
が、折り曲げ部3cにて一体的に接続された一連の用紙
で構成されていて、さらに、第1の添付片4は往信葉書
本体2と接続され、第2の添付片5は返信葉書3の表面
部3aと接続されている。
【0032】このようにして、図2(e)の実施形態に
おいては、第1の添付片4、往信葉書本体2、及び返信
葉書3の裏面部3bは連続して第1用紙を成し、第1の
添付片4は、その端辺が往復葉書本体2と裏面部3bと
の境界線としての長辺1aの位置に一致された状態で折
り返されて、往信葉書本体2の一方の面(すなわち、葉
書本体を示す文字が記載されている表面)に剥離可能に
密着されてこれを被覆する。第1の添付片4は、図1
(a)の実施形態と同様に、往信葉書本体2よりも短辺
方向の長さが短く設定されているので、往信葉書本体2
の葉書本体を示す文字を露出させつつ、それ以外の往信
葉書本体2の表面は被覆される。これにより、往信葉書
本体2の表面には、宛先以外の通信内容を記載すること
ができ、往復葉書に記載する通信内容の量を増やすこと
ができる。
【0033】一方、第2の添付片5と返信葉書3の表面
部3aとは連続して第2用紙を成し、返信葉書3の表面
部3aは、往信葉書本体2と返信葉書3との境界線を示
す長片1aの位置を境に返信葉書3の裏面部3bと剥離
不能に貼り合わされる一方、第2の添付片5は、往信葉
書本体2の他方の面(すなわち、葉書本体を示す文字が
記載されていない裏面)に剥離可能に密着されて、往信
葉書本体2の裏面全面を被覆する。この実施形態におい
ても、図1(a)の実施形態の場合と同様に、第1の添
付片4及び第2の添付片5は、いずれもその表面だけで
なく、往信葉書本体2との密着面側にも通信内容が記載
でき、通信内容の記載面を拡大できる。さらに、これら
記載された通信内容は、図2(c)にて○印で示された
接着剤が塗布される面に記載されていることになるの
で、第1の添付片4及び第2の添付片5を往信葉書本体
2に密着することで、全て隠蔽できる。
【0034】なお、前記各実施の形態のように、往信葉
書本体2ではなく、形成された返信葉書3の表面部と裏
面部に前記第1及び第2の添付片を付す構成とすること
も可能であり、この場合も本発明の権利範囲に含まれ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、添付
片を付した往復葉書において、往信葉書の通信の記載面
を増やすことができる往復葉書を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)図は本発明に係る往復葉書1の外観斜視
図であり、各添付片が密着されていない状態を示す図で
あり、(b) 図は別な実施の形態に係る往復葉書1′
の外観斜視図である。
【図2】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)の各
図は、本発明に係る往復葉書1の製造工程を示す図であ
り、特に(d)図と(e)図は別な実施の形態を示す図
である。
【図3】従来における往信葉書に添付片を密着させるタ
イプの往復葉書の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 往復葉書 1a 長辺 1b 長辺 2 往信葉書本体 3 返信葉書 4 第1の添付片 5 第2の添付片

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】往信葉書と返信葉書とが一体となった往復
    葉書の往信葉書において、 葉書本体を示す文字が記載された表面とその裏面の両面
    に、宛て名や通信文等が記載可能な第1及び第2の添付
    片を剥離可能に密着させたことを特徴とする往復葉書。
  2. 【請求項2】前記往信葉書本体表面に密着させる第1の
    添付片は、前記文字部分を露出させつつ当該表面の略全
    面に密着させるとともに、当該第1の添付片表面に郵便
    番号の記載枠等を印刷して宛て名記載面とすることを特
    徴とする請求項1記載の往復葉書。
  3. 【請求項3】前記第1の添付片の一の長辺と返信葉書の
    一の長辺とを接続し、 この接続された第1の添付片と返信葉書との接続辺に往
    信葉書本体の一の長辺を接続し、 この往信葉書本体の他の長辺に第2の添付片の一の長辺
    を接続して、 前記第1の添付片と第2の添付片とをそれぞれ往信葉書
    本体の表面及び裏面に剥離可能に密着することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の往復葉書。
  4. 【請求項4】前記返信葉書は二枚の紙片を貼り合わせて
    なることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項
    3記載の往復葉書。
  5. 【請求項5】前記第2の添付片と往信葉書本体と返信葉
    書表面と返信葉書裏面と第1の添付片となるべき一連の
    用紙を所定位置にて折り曲げることによって、前記往信
    葉書本体と返信葉書と第1及び第2の添付片が形成され
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記
    載の往復葉書。
  6. 【請求項6】前記第2の添付片と往信葉書本体と返信葉
    書表面となるべき一連の用紙と、返信葉書裏面と第1の
    添付片となるべき一連の用紙との2枚の用紙にて形成さ
    れることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の往復
    葉書。
  7. 【請求項7】前記一連の用紙は、所定の印刷事項を一体
    的に印刷したものであることを特徴とする請求項5又は
    請求項6記載の往復葉書。
  8. 【請求項8】往信葉書と返信葉書とが一体となった往復
    葉書であって、 境界となる長辺を挟んで往信葉書部と前記返信葉書部と
    が区分された用紙であって、前記往信葉書部の端辺に接
    続されて前記往信葉書部の一方の面側に折り返されて前
    記往信葉書部に対して剥離可能に密着される添付片を有
    する第1用紙と、 この第1用紙における前記往信葉書部の他方の面に対し
    て剥離可能に密着される添付片及び前記第1用紙におけ
    る前記返信葉書部に対して剥離不可能に貼り付けられる
    返信葉書部からなる第2用紙とから構成されることを特
    徴とする往復葉書。
  9. 【請求項9】前記第1用紙又は前記第2用紙の添付片
    は、その短辺方向における長さが前記往信葉書部よりも
    短く形成されていることを特徴とする請求項8に記載の
    往復葉書。
  10. 【請求項10】前記往復葉書部の一方の面には葉書本体
    であることを示す文字が記載されているとともに、 前記第1用紙又は前記第2用紙の添付片は、前記往信葉
    書部に記載された前記文字を露出可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の往復葉書。
  11. 【請求項11】前記第1用紙と前記第2用紙とは、同一
    材質の用紙であることを特徴とする請求項8に記載の往
    復葉書。
  12. 【請求項12】前記第1用紙と前記第2用紙とは、前記
    返信葉書部の端片にて折り返されて連続している一連の
    用紙であることを特徴とする請求項10に記載の往復葉
    書。
  13. 【請求項13】返信葉書表面部と返信葉書裏面部とが剥
    離不能に貼り合わされることにより返信葉書が形成され
    るとともに、葉書本体であることを示す文字が記載され
    ている往信葉書の一の長辺が前記返信葉書表面部に一体
    的に接続されている往復葉書であって、 前記返信葉書裏面部の長辺に接続されて前記往信葉書に
    おける前記文字が記載された表面に剥離可能に密着され
    る第1添付片と、 前記往信葉書の他の長辺に接続されて前記往信葉書の裏
    面に剥離可能に密着される第2の添付片とから構成され
    ることを特徴とする往復葉書。
  14. 【請求項14】返信葉書表面部と返信葉書裏面部とが剥
    離不能に貼り合わされることにより返信葉書が形成され
    るとともに、葉書本体であることを示す文字が記載され
    ている往復葉書の一の長辺が前記返信葉書裏面部に一体
    的に接続されている往復葉書であって、 前記返信葉書裏面部の長辺に接続されて前記往信葉書の
    裏面に剥離可能に密着される第1の添付片と、 前記往信葉書の他辺に接続されて前記往信葉書における
    前記文字が記載された表面に剥離可能に密着される第2
    添付片とから構成されることを特徴とする往復葉書。
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