JPH11285478A - 健康管理指針アドバイス装置 - Google Patents

健康管理指針アドバイス装置

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JPH11285478A
JPH11285478A JP11008076A JP807699A JPH11285478A JP H11285478 A JPH11285478 A JP H11285478A JP 11008076 A JP11008076 A JP 11008076A JP 807699 A JP807699 A JP 807699A JP H11285478 A JPH11285478 A JP H11285478A
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impedance
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health management
measuring
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Yoshihisa Masuo
善久 増尾
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4869Determining body composition
    • A61B5/4872Body fat

Abstract

(57)【要約】 【課題】人差し指の付け根の手の甲部と手首の甲部にそ
れぞれ電流印加用電極と電圧計測用電極を貼り付ける基
本法により近い部位に電極を配置することにより、より
信頼性の高い計測のできる健康管理指針アドバイス装置
を提供する。 【解決手段】 本体部10の左右両端部には電圧計測用
電極4,5が設けられ、本体部10の背面10eの両端
部から後方へかけて突出形成されたブリッジ部11,1
2の端部のグリップ部13,14の周面に沿って電流印
加用電極7,8が設けられている。グリップ部13,1
4を握ったときに両手の手首部分が電圧計測用電極4,
5に接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体インピーダン
ス計測値及び予め入力された身長等の身体特定化情報に
基づいて体脂肪量等の健康管理に有益な指針情報を提供
する健康管理指針アドバイス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の健康管理指針アドバイス装置10
0を図9に示す。
【0003】まず、健康管理指針アドバイス装置100
の使用方法を以下に説明する。
【0004】まず、装置本体正面に設けられた電源スイ
ッチ101を押して通電し、設定スイッチ102によっ
て身長,体重等の設定項目を選択し、テンキー103で
各設定項目のデータを入力することにより、被検者の身
体特定化情報を予め入力する。被検者の身体特定化情報
がすでに入力され、記憶されている場合にはデータ呼び
出しボタン104によって記憶されたデータを呼び出す
こともできる。
【0005】次に、装置本体の左右両側部に設けられた
略円柱状のグリップ部105,106をそれぞれ左右の
手で握る。このとき、電流印加用電極107,108に
親指と人差し指との間の股部を接触させ、電圧計測用電
極109,110に親指の付け根下方の掌部を接触させ
る。
【0006】このように装置の所定位置を握り、腕を肩
の高さで真直ぐ前方に伸ばし、装置本体を被検者の身体
に正対する位置に保持し、計測開始スイッチ111を押
すと、電流印加用電極107,108から身体に高周波
電流が印加され、この印加電流によって被検者の身体に
生じる抵抗電位を電圧計測用電極109,110から取
り出し、身体インピーダンスを計測する。 先に入力さ
れた身体特定化情報と身体インピーダンス計測値とから
所定の変換式等を用いて体脂肪量,肥満度等の情報を算
出し、表示部112に表示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような体脂肪計で
は、電流印加用電極107,108に親指と人差し指と
の間の股部を接触させ、電圧計測用電極109,110
に親指の付け根下方の掌部を接触させるため、図10に
示すように、人差し指の付け根の手の甲部と手首の甲部
にそれぞれ電流印加用電極60と電圧計測用電極61を
貼り付ける基本法(他の電流印加用電極は足の甲に、電
圧計測用電極は足首にそれぞれ装着する。)から電極の
接触部位がずれてしまうという問題があった。
【0008】本発明は、かかる従来技術の課題を解決す
るためになされたものであって、その目的とするところ
は、人差し指の付け根の手の甲部と手首の甲部にそれぞ
れ電流印加用電極と電圧計測用電極を貼り付ける基本法
により近い部位に電極を配置することにより、より信頼
性の高い計測のできる健康管理指針アドバイス装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、身体の所定部位に接触させてインピ
ーダンスを計測するためのインピーダンス計測用電極を
備え、前記インピーダンス計測用電極によって計測され
たインピーダンスに基づいて健康管理に有益な指針情報
を提供する健康管理指針アドバイス装置において、前記
インピーダンス計測用電極は、手首部を接触させる電圧
計測用電極と、前記電圧計測用電極に対して、前記電圧
計測用電極に接触させた手の先端側に設けられ、前記手
首部より手の先端側の所定部位に接触させる電流印加用
電極とからなり、前記電流印加用電極から印加した電流
によって生じる抵抗電位を前記電圧計測用電極を用いて
計測することによってインピーダンスを計測し、前記健
康管理に有益な指針情報を提供することを特徴とする。
【0010】このようにすれば、人差し指の付け根の手
の甲部と手首の甲部にそれぞれ電流印加用電極と電圧計
測用電極を貼り付ける基本法による身体インピーダンス
計測と同様の結果を得ることができ、より信頼性の高い
計測が可能となる。
【0011】第2の発明は、第1の発明において、前記
電流印加用電極を手で握るグリップ部に設けたことを特
徴とする。
【0012】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記健康管理に有益な指針情報は、体脂肪量,除脂
肪量,体脂肪率,体水分量,肥満度,基礎代謝量等の健
康管理指針情報であることを特徴とする。
【0013】このようにすれば、より高い信頼性を有す
る体脂肪量,除脂肪量,体脂肪率,体水分量,肥満度,
基礎代謝量等の健康管理指針情報を提供することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0015】図1(a)は、本発明の実施形態に係る健
康管理指針アドバイス装置1の外観の概略を示す斜視図
である。
【0016】健康管理指針アドバイス装置1は、身長,
体重,年令,性別等の身体特定化情報を入力して、イン
ピーダンスを計測し、インピーダンス計測値と身体特定
化情報から、所定の演算式や変換テーブル等に基づく演
算処理によって体脂肪率,体脂肪量,除脂肪量,筋肉
量,体水分量,肥満度等の健康管理指針アドバイス装置
を算出して表示する装置である。
【0017】装置1の筐体2は略直方体の本体部10の
左右両端部が屈曲して後方(図1(a)では紙面奥側)
に延びる略コの字形をなしている。
【0018】本体部10の前面10aのほぼに全面に、
数値,文字,図形等によって健康管理指針アドバイス等
の情報を表示する表示部3が設けられている。また、本
体部10の上面10bには電源スイッチ6が設けられて
いる。
【0019】本体部10の左右両端部には前面10aか
ら左右側面10c,10dにかけて、略長方形の電圧計
測用電極4,5が設けられている。
【0020】本体部10の背面10eの両端部からは、
上面に切り欠き部11a,12aを有するブリッジ部1
1,12が、後方へかけて外側に広がるように突出形成
されており、その端部には略円柱形状のグリップ部1
3,14が、設けられている。
【0021】切り欠き部11a,12aの上面には、そ
れぞれコントロールスイッチ15,16が配置されてい
る。また、グリップ部13,14の周面に沿って電流印
加用電極7,8が設けられている。
【0022】筐体2はポリカーボネイト・ABS,AB
S等の樹脂成形により、電極4,5,7,8はCrメッ
キ樹脂,Crメッキ板金,SUS板金,SUSシート等
で構成することができる。 健康管理指針アドバイス装
置1の使用状態を図1(b)に示す。
【0023】ブリッジ部11,12の切り欠き部11
a,12aに沿わせた親指と、グリップ部13,14の
周面に沿って回した人差し指から小指とによってグリッ
プ部13,14を握る。このとき、親指の側部がコント
ロールスイッチ15,16に触れ、人差し指から小指の
付け根から指先までが電流印加用電極7,8に接触す
る。ブリッジ部11,12が後方で外側に広がり、切り
欠き部11a,12aは外側から内側にかけて後方へ傾
斜するように形成されているので、グリップ部13,1
4を握ったときに両手の手首部分が電圧計測用電極4,
5に接触するようになっている。
【0024】図2は、健康管理指針アドバイス装置1内
部の回路構成の概略を示すブロック図である。 健康管
理指針アドバイス装置1は、主として、電流印加用電極
7,8に電流を供給し、電圧計測用電極4,5から抵抗
電位信号を取得する計測・演算部25と、電池あるいは
外部電源等から装置本体に電力を供給する電源部26
と、電源投入を指示する電源スイッチ6と、コントロー
ルスイッチ15,16と、健康管理指針情報等の各種情
報を表示する表示部3とからなる。
【0025】図2は、計測・演算部25の回路構成の詳
細を示すブロック図である。
【0026】27は所定周波数f0 の高周波電流を発生
する高周波信号発生部、28は電圧計測用電極4,5か
らの抵抗電位信号を受ける差動増幅器、29は周波数f
0 以外の信号をカットするためのバンドパスフィルタ、
30は高周波信号成分を復調する復調回路、31はアナ
ログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、32
は計測制御プログラム,演算プログラム,健康管理指針
アドバイス情報の抽出テーブル等を格納したメモリ(R
OM)、33はユーザーが入力した身体特定化情報や計
測値等を格納するメモリ(RAM)、34は所定のプロ
グラムを実行して計測・演算を行い健康管理指針アドバ
イス情報を算出して表示部3(図示せず)に表示するC
PUである。
【0027】図3では、左手の電流印加電極7の接続線
I1 が高周波信号発生部27の一端に接続され、右手の
電流印加電極8の接続線I2 が高周波信号発生部27の
他端に接続されている。また、左手の電圧計測用電極4
の接続線E1 及び右手の電圧計測用電極5の接続線E2
が差動増幅器28の入力側に接続されている。両手の人
差し指から小指の付け根から指先までにそれぞれ接触す
る電流印加用電極56,57から高周波電流が印加さ
れ、この電流により両手の手首部分間に生じた抵抗電位
が電圧計測用電極4,5によって計測される。
【0028】(計測動作の概略)以下に、健康管理指針
アドバイス装置1による計測動作を説明する。
【0029】まず、図4のフローチャートに従って計測
動作の概略を説明する。
【0030】電源スイッチ6を押し下げてONすると、
RAM33等の初期化や各回路素子,表示素子のチェッ
クを行う等の計測準備処理を行う(ステップ1)。
【0031】次に、被検者が後述する手順に従って身
長,体重,年令,性別等の身体特定化情報を入力する
(ステップ2)。
【0032】身体特定化情報の入力が完了したか否か
(READYか?)を判定し(ステップ3)、判定がN
oであればステップ2に戻って入力完了まで待機し、Y
esであれば表示部3に“READY"等のメッセージ
を表示して入力完了を被検者に報知し(ステップ4)、
自動スタート処理(ステップ5〜ステップ8)に移る。
【0033】この段階で被検者は、図1(b)に示すよ
うに、両手を所定の位置に配置して、人差し指から小指
の付け根から指先までを電流印加用電極7,8に、手首
部分を電圧計測用電極4,5に接触させる。
【0034】次に、所定のサンプリングタイミング(例
えば0.1sec )か否かを判定する(ステップ5)。
【0035】ステップ5での判定がNoであれば、所定
のサンプリングタイミングとなるまで待機する。ステッ
プ5での判定がYesであれば、4電極法による両手電
極間のインピーダンス計測、即ち、両手の人差し指から
小指の付け根から指先までの間に印加した電流により手
首間に生じる抵抗電位計測に基づくインピーダンス計測
を行う(ステップ6)。
【0036】そして、ステップ6におけるインピーダン
ス計測値が所定の生体計測範囲(例えば、340〜12
00Ω)にあるか否かを判定する(ステップ7)。
【0037】ステップ7での判定がNoであれば、ステ
ップ5に戻る。ステップ7での判定がYesであれば、
インピーダンス計測値が所定回数(例えば、30回)以
上連続して上記生体計測範囲内に収まっているか否かを
判定する(ステップ8)。
【0038】ステップ8での判定がNoであれば、ステ
ップ5に戻る。ステップ8での判定がYesであれば、
両手と電流印加用電極4,5及び電圧計測用電極7,8
との接触状態が正常であるとして自動スタート処理を終
了し、計測開始メッセージを表示部3に表示する等して
計測開始を被検者に報知する(ステップ9)。
【0039】この後、4電極法による両手間のインピー
ダンス計測、即ち、両手の人差し指から小指の付け根か
ら指先までの間に印加した電流により手首間に生じる抵
抗電位計測に基づくインピーダンス計測並びにインピー
ダンス計測値と身体特定化情報等から健康管理指針アド
バイス情報を抽出するための所定の演算処理を行う(ス
テップ10)。
【0040】インピーダンス計測及び演算処理が終了し
た段階で、計測終了メッセージを表示部3に表示する等
して計測終了を被検者に報知する(ステップ11)。
【0041】最後に、計測値や健康管理に有益な指針情
報等を表示部3に表示し(ステップ12)、計測動作を
終了する。
【0042】図5(a)に、身体インピーダンス計測値
と身体特定化情報情報とから算出された体脂肪率18.
8%,除脂肪量58.9kg,脂肪量13.6kg及び
肥満度が標準であることを表示した表示部3の表示例を
示す。図5(b)に、同様に算出された筋肉量40.0
kg,基礎代謝量1508kcal/日,体水分量4
3.3lを表示した表示部3の表示例を示す。表示部は
同一ブロックで複数の情報を表示するようになっている
ので、情報表示時に左又は右掌のコントロールスイッチ
を操作することによって表示画面を切り替えるようにし
てもよいし、所定のタイミングで表示画面が自動的に切
り替わるようにしてもよい。
【0043】(身体特定化情報入力)次に、図6のフロ
ーチャートに従って、図4のステップ2における身体特
定化情報入力のサブルーチンについて説明する。
【0044】まず、所定のサンプリングタイミング(例
えば0.1sec )か否かを判定する(ステップ10
1)。
【0045】ステップ101でYesならば、インピー
ダンス計測を行って(ステップ102)、計測値をRA
M33の所定の領域に格納し(ステップ103)、ステ
ップ104に進む。
【0046】ステップ101でNoである場合、あるい
はステップ103で計測値をRAM33の所定の領域に
格納した後には、身体特定化情報設定モードが身長設定
モードか否かを判定する(ステップ104)。このと
き、まず身長設定モードとなるように初期設定してお
き、設定が完了するごとに体重,年令,性別の順に設定
可能となるように設定してあるが、設定順序はこれに限
られない。設定モードの判定は、所定のフラッグが設定
されているか否か等によって判定することができる。
【0047】ステップ104でYesならば、ステップ
109に進む。ステップ104でNoならば、身体特定
化情報設定モードが体重モードか否かを判定する(ステ
ップ105)。
【0048】ステップ105でYesならば、ステップ
109に進む。ステップ105でNoならば、身体特定
化情報設定モードが年令設定モード否かを判定する(ス
テップ106)。
【0049】ステップ106でYesならば、ステップ
109に進む。ステップ106でNoならば、身体特定
化情報設定モードが性別設定モードか否かを判定する
(ステップ107)。
【0050】ステップ107でYesならば、ステップ
109に進む。ステップ107でNoならば、身体特定
化情報の全ての設定項目の設定を完了したか否かを判定
する(ステップ108)。 ステップ109では、後述
の手順に従って入力選択/設定処理を行い、選択された
設定モード,設定値等を表示部3に表示し(ステップ1
10)、ステップ108に進む。設定値として、身長1
70.0cm,体重72.5kg,年令42才,性別男
と入力した場合の表示部3の表示画面を図7に示す。
【0051】ステップ108で全ての設定項目の設定を
完了したか否かを判定し、YesであればREADYフ
ラッグを例えば“1"に設定し(ステップ111)、N
oであればREADYフラッグの設定を解除して(ステ
ップ112)、図4のメインルーチンに復帰する。
【0052】(入力選択/設定処理)以下に、図8のフ
ローチャートに従って、図6のステップ109の入力選
択/設定処理の手順について説明する。
【0053】まず、設定モードをフラッグ等で認識し
(ステップ201)、以下の手順で当該設定項目の入力
選択及び/又は入力設定を行う。
【0054】ステップ202では、ステップ103でR
AM33の所定の領域に格納したインピーダンス計測値
を読み出す。図示していないが、ステップ101の判定
結果がNoであり読み出すべきインピーダンス計測値が
メモリに記憶されていない場合には、図6のステップ1
01に戻り、インピーダンス計測が可能となるのを待機
するようにすればよい。
【0055】次に、右掌側のコントロールスイッチ12
がONか否かを判定し(ステップ203)、Yesであ
れば設定値を確定して(ステップ204)、入力選択/
設定処理を終了し、図6の身体特定化情報入力サブルー
チンに復帰する。
【0056】ステップ203でNoであれば、さらに左
掌側のコントロールスイッチ11がONか否かを判定し
(ステップ205)、Yesであれば設定モードを変更
して次の設定モードへシフトして(ステップ206)、
図6の身体特定化情報入力サブルーチンに復帰する。
【0057】ステップ205でNoであれば、ステップ
202で読み出した両掌間のインピーダンス計測値が正
常計測範囲内(例えば、340〜1200Ω)か否かを
判定する(ステップ207)。
【0058】ステップ207でNoであれば、入力選択
/設定処理を終了して図6の身体特定化情報入力サブル
ーチンに復帰する。
【0059】ステップ207でYesであれば、4電極
法による両掌間のインピーダンスの変化量(変化率)Δ
Z/Δtを算出し(ステップ208)、 Lmin ≦|ΔZ/Δt|≦Lmax か否かを判定する(ステップ209)。ここで、Lmin
は予め設定されたインピーダンス変化量の有効下限であ
り、Lmax は同有効上限である。Lmin ,Lmaxの値は
固定しておいてもよいし、変更できるようにしておいて
もよい。
【0060】ステップ209でNoであれば、入力選択
/設定処理を終了して図6の身体特定化情報入力サブル
ーチンに復帰する。
【0061】ステップ209でYesあれば、|ΔZ/
Δt|の大きさによって階層判定し、初期設定(前回設
定)値からの加減算量を決定する(ステップ210)。
例えば、Lmin ≦|ΔZ/Δt|≦L1 ならば1を加減
し、Lmin <|ΔZ/Δt|≦L2 ならば2を加減し、
L2 <|ΔZ/Δt|≦Lmax ならば3を加減する。但
し、階層の設定方法はこれに限られるものではない。
【0062】このようにして加減算量を決定した後、Δ
Z/Δtの極性(符号)が+か−かを判定する(ステッ
プ211)。極性が+(正)であれば上述の加減算量を
初期設定(または前回設定)値に加算処理して(ステッ
プ212)、図6の身体特定化情報入力サブルーチンに
復帰する。極性が−(負)であれば上述の加減算量を初
期設定(または前回設定)値から減算処理して(ステッ
プ213)、図6の身体特定化情報入力サブルーチンに
復帰する。
【0063】上述の処理手順に従って、被検者が実際に
装置1を用いて身体特定化情報を入力する方法を以下に
説明する。
【0064】計測準備処理(ステップ1)が終了する
と、身長の設定モードに入り、身長設定モードであるこ
と及び身長の初期設定値が表示部3に表示される(ステ
ップ110)。
【0065】目標設定値が初期設定値より小さい場合
は、目標設定値と初期設定値との差に応じた速度で両腕
を真直ぐ身体前方の略肩の高さに伸ばした状態から、腕
を屈曲させる。このとき印加電流の通電経路上の両腕の
筋肉の収縮により両掌間のインピーダンス値が減少する
ので、その変化量に応じて身長の表示値が初期設定値か
ら段階的に減じられる(ステップ209→210→21
1→213)。目標設定値が初期設定値より大きいとき
は、逆に屈曲状態から腕を伸ばせば、両腕の筋肉の伸長
により両掌間のインピーダンス値が増加するので、その
変化量に応じて身長の表示値が初期設定値から段階的に
増加させることができる(ステップ209→210→2
11→212)。
【0066】腕を伸ばした状態から屈曲させる動作又は
屈曲させた状態から伸ばす動作を繰り返し行う場合に
は、変化後の状態から当初の状態へ戻す際には、インピ
ーダンス変化が下限値を下回るようにゆっくり動かすよ
うにすれば、戻す動作によって設定値が変化することは
ない。インピーダンスのサンプリング中か否かが表示部
3等に表示されるので、サンプリング時に入力値の設定
のための動作を行い、非サンプリング時に当初の動作へ
戻すようにしてもよい。
【0067】身長の表示値が目標設定値に達するまでこ
の動作を繰り返し、目標設定値に達した段階で右掌側の
コントロールスイッチ12を押して設定値を確定し(ス
テップ204)、その後左掌側のコントロールスイッチ
11を押して設定モードを次の体重設定モードへ変更す
る(ステップ206)。
【0068】このような肘の曲げ伸ばしは、意図的に制
御でき、位置決めも容易なので、再現性に優れた入力が
可能である。
【0069】身体特定化情報の各項目の設定モードは身
長,体重,年令,性別の順でシフトするように設定され
ているので、以下この順序に従って同様に他の項目も設
定する。全項目の設定が完了するとREADY状態とな
って(ステップ111)、身体特定化情報情報の入力が
完了し、健康管理指針アドバイス情報算出のための身体
インピーダンス計測へ向けての処理が行われることとな
る(ステップ4以降)。
【0070】このようにすれば、コントロールスイッチ
11,12以外の操作スイッチを装置本体から省略する
ことができるので、装置の小型化,軽量化が可能となる
とともに、部品点数の削減による組立工程の簡略化及び
製造コストの低減が可能となる。機械的な操作スイッチ
を省略することにより装置の耐久性を向上させることも
できる。また、操作スイッチの数が減少することによ
り、装置を小型化しても表示部3のスペースを大きくし
て充実した表示エリアを確保し、より多くの情報量を提
供することができる。さらに、健康管理指針アドバイス
装置1のように、電流印加用電極4,5にコントロール
スイッチ11,12を設けることにより、一層の小型化
が可能であり、また、装置1の所定位置を掴んだ状態で
身体特定化情報の入力が可能であるため、電極4,5,
7,8の所定の計測部位からのずれによる計測誤差を回
避することができ、高精度の計測が可能となる。
【0071】このように、両手首間で抵抗電位を計測す
ると、図10に示すように、人差し指の付け根の手の甲
部と手首の甲部にそれぞれ電流印加用電極60と電圧計
測用電極61を貼り付ける基本法(他の電流印加用電極
は足の甲に、電圧計測用電極は足首にそれぞれ装着す
る。)による身体インピーダンス計測と同様の結果を得
ることができ、より信頼性の高い計測が可能となる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、手首部を接触させる電圧計測用電極と、前記電圧計
測用電極に対して、前記電圧計測用電極に接触させた手
の先端側に設けられ、前記手首部より手の先端側の所定
部位に接触させる電流印加用電極とを用いてインピーダ
ンスを計測するので、人差し指の付け根の手の甲部と手
首の甲部にそれぞれ電流印加用電極と電圧計測用電極を
貼り付ける基本法による身体インピーダンス計測と同様
の結果を得ることができ、より信頼性の高い計測が可能
となる。
【0073】第2の発明のように、前記電流印加用電極
を手で握るグリップ部に設けても第1の発明と同様に信
頼性の高い計測が可能となる。
【0074】第3の発明によれば、より高い信頼性を有
する体脂肪量,除脂肪量,体脂肪率,体水分量,肥満
度,基礎代謝量等の健康管理指針情報を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の外観構成の概略を示す図であり、
図1(b)は同装置の使用状態を示す図である。
【図2】図2は本発明の実施形態に係る健康管理指針ア
ドバイス装置の内部の回路構成の概略を示すブロック図
である。
【図3】図3は本発明の実施形態に係る健康管理指針ア
ドバイス装置の計測・演算部の回路構成を示すブロック
図である。
【図4】図4は本発明の実施形態に係る健康管理指針ア
ドバイス装置の計測動作の概略を示すフローチャートで
ある。
【図5】図5(a),(b)は本発明の実施形態に係る
健康管理指針アドバイス装置の計測結果の表示例であ
る。
【図6】図6は本発明の実施形態に係る健康管理指針ア
ドバイス装置の身体特定化情報入力処理の手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】図7は本発明の実施形態に係る健康管理指針ア
ドバイス装置の身体特定化情報入力時の表示部の表示例
である。
【図8】図8は本発明の実施形態に係る健康管理指針ア
ドバイス装置の入力選択/設定処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図9】図9は従来例に係る健康管理指針アドバイス装
置を示す図である。
【図10】図10はインピーダンス計測の基本法での電
極の装着部位を説明する図である。
【符号の説明】
1 健康管理指針アドバイス装置 3 表示部 4,5 電圧計測用電極 7,8 電流印加用電極 15,16 コントロールスイッチ 25 計測・演算部 45 電極信号切替部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体の所定部位に接触させてインピーダ
    ンスを計測するためのインピーダンス計測用電極を備
    え、 前記インピーダンス計測用電極によって計測されたイン
    ピーダンスに基づいて健康管理に有益な指針情報を提供
    する健康管理指針アドバイス装置において、 前記インピーダンス計測用電極は、 手首部を接触させる電圧計測用電極と、 前記電圧計測用電極に対して、前記電圧計測用電極に接
    触させた手の先端側に設けられ、前記手首部より手の先
    端側の所定部位を接触させる電流印加用電極とからな
    り、 前記電流印加用電極から印加した電流によって生じる抵
    抗電位を前記電圧計測用電極を用いて計測することによ
    ってインピーダンスを計測し、 前記健康管理に有益な指針情報を提供することを特徴と
    する健康管理指針アドバイス装置。
  2. 【請求項2】 前記電流印加用電極を手で握るグリップ
    部に設けたことを特徴とする請求項1記載の健康管理指
    針アドバイス装置。
  3. 【請求項3】 前記健康管理に有益な指針情報は、体脂
    肪量,除脂肪量,体脂肪率,体水分量,肥満度,基礎代
    謝量等の健康管理指針情報であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の健康管理指針アドバイス装置。
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