JP4010674B2 - 体内脂肪計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、被検者が手に取るようにして簡単に体脂肪率を測定することができる体内脂肪計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より健康維持の観点から体内の脂肪率が注目されている。体脂肪率が増加すると成人病等を引き起こす原因となるので、体脂肪率を測定することにより成人病の予防を図ることができる。
【0003】
この体脂肪率を測定するための体内脂肪計として、体重計の基台の足を載せる位置に、被検者の体内に電流路を形成するための二つの電極と、この電流路における二点間のインピーダンスを計測するためのインピーダンス計測用の二つの電極とが設けられているものが知られている。かかる体内脂肪計を用いると、体脂肪率を求める際に必要となる体重のデータを同時に測定できるので便利である。
【0004】
また、これ以外にも、両手でハンドルを握ることにより、体脂肪率を測定できるようにされた体内脂肪計も開発されている。この体内脂肪計にあっては、上述の体重計に一体に組み込まれたものとは異なり、比較的に手軽に体脂肪率を測定できるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年健康の維持増進に対する関心が高まっており、より手軽に体脂肪率を測定できるように、日常的に携帯可能なよりコンパクトにされた体内脂肪計が望まれるところである。ここで、上述の体重計に一体に組み込まれた体内脂肪計にあっては、風呂場等に設置するには適するが、少なくとも靴下を脱ぐ等して体脂肪率を測定する必要があり、また、日常的に携帯できるものではなく、手軽に体脂肪率を測定できるものではない。
【0006】
また、上記ハンドルを握るタイプの体内脂肪計にあっては、比較的に手軽に体脂肪率を測定することはできるが、日常的に携帯して手軽に測定できるほどにコンパクトなものではない。
【0007】
また、体脂肪率を求めるためには被検者の身体データを入力する必要があるが、これらの体内脂肪計にあっては、いわゆるテンキーが付設されており、該テンキーを操作することによって身体データを入力できるようになっている。そのため、多くのデータからなる身体データーの入力に必要な種類の数のテンキーを付設する必要があり、そのためのスペースを必要とし、体内脂肪計のコンパクト化を図る上で好ましくない。
【0008】
そこで、本発明は、日常的に携帯して手軽に体脂肪率を測定することを可能にする、よりコンパクトにされた体内脂肪計を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の体内脂肪計は、被検者の身体に形成される電流路において計測されるインピーダンスと、被検者の身体データとに基づいて体脂肪率を求めるものであって、前記被検者の身体に前記電流路を形成するための第一の電流路形成電極及び第二の電流路形成電極と、かかる電流路形成電極によって形成された前記電流路におけるインピーダンスを計測するための第一の計測用電極及び第二の計測用電極とを有する電極群と、前記被検者の前記身体データを入力するための一又は複数の操作キーとを備え、カード型に形成されてなり、前記第一の電流路形成電極及び第二の電流路形成電極が前記カード型をなす体内脂肪計の一の端面に設けられ、前記第一の計測用電極及び第二の計測用電極が体内脂肪計の他の端面に設けられ、被検者が両手の指により前記一の端面及び他の端面を支持するようにして体内脂肪計を持った場合に、両手の各親指を接触させ得るように前記第一の計測用電極及び第二の計測用電極が配されており、両手の親指以外の指を接触させ得るように前記第一の電流路形成電極及び第二の電流路形成電極が配されており、前記電極群に含まれる電極の一部又は全部が前記操作キーと兼用され、該兼用されている電極への前記身体による接触動作により前記身体データの入力を行うことを特徴としている(請求項1)。
【0010】
この体内脂肪計は、カード型に形成されてなり、また、前記電極の一部又は全部が前記操作キーと兼用されるので、多数の入力を伴う前記身体データを入力するための操作キーの数を減らすことができ、コンパクトなものにできる。これにより、この体内脂肪計によれば、従来の体内脂肪計のように風呂場などの特定の場所に限定されることなく日常的に携帯して手軽に体脂肪率を測定することが可能であるので、体内脂肪に対する意識を被検者に常に持たせることができ、ひいては常に健康維持に気を配る姿勢を被検者に身につけさせることができる。
【0012】
このようにしてインピーダンスを計測すると、両手の人指し指の間に両腕及び胴体を介する電流路を形成し、両手の親指に於いてインピーダンスを計測できる。即ち、電流路の途中に位置する部位に於いてインピーダンスを計測できるので、インピーダンスの計測をより正確に行える。しかも、指と各電極との電気的接触は確実であるので、指先の電極との接触位置は計測の度ごとに一定であり、測定値のバラツキが小さくより正確な計測を行える。また、指先を電極に接触させるという自然な動作でインピーダンスの計測を行え、手軽に体脂肪率を測定できる。
【0015】
また、前記体内脂肪計をカード型に形成された電卓に組み込むことができる(請求項)。この場合には、カード型に形成された携帯型の一つの機器を、体内脂肪計としても電卓としても使うことができ便利である。そして、この場合には、体内脂肪計として機能させるために必要であるCPUやメモリ、操作キー等は電卓としての機能を実現するべく備わるものを兼用できるので、これらの複数の機能をコンパクトなカード型において実現可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1乃至図5に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明にかかる体内脂肪計の一実施形態である体内脂肪計10の斜視図である。図1に図示される体内脂肪計10はカード型電卓に体脂肪率の計測機能を付加したものであり、その本体11はカード型に形成されている。
【0017】
体内脂肪計10には、被検者の人体のインピーダンスを計測するための第一の電極対1及び第二の電極対2が設けられている。電極対1はカード型本体11の上部左側の表面11a及び裏面11bに設けられており、電極対2はカード本体11の上部右側の表面11a及び裏面11bに設けられている。各電極対は、被検者の体内に一定の電流路を形成するための電流路形成電極の一つと、かかる電流路における被検者のインピーダンスを検出するための計測用電極の一つとによる一対をなしている。
【0018】
第一の電極対1は、カード本体11の表面11aに設けられた第一の計測用電極1aと、カード本体11の裏面11bに設けられた第一の電流路形成電極1bとによって構成され、第一の計測用電極1aの真裏に第一の電流路形成電極1bが配されている。同様に、第二の電極対2は、カード本体11の表面11aに設けられた第二の計測用電極2aと、カード本体11の裏面11bに設けられた第二の電流路形成電極2bとによって構成され、第二の計測用電極2aの真裏に第二の電流路形成電極2bが配されている。
【0019】
そして、第一の計測用電極1aと第2の計測用電極2aとの間のインピーダンスは、カード本体11内に設けられた図示しないインピーダンス計測手段に於いて計測される。インピーダンス計測手段は、公知のインピーダンス計測用の機器によって実現することができる。
【0020】
また、これら電極1a、1b、2a、2bは、その表面にある程度の強さの押圧を受けると、カード本体11の内側に向かって機械的な押し込み操作を行えるようにされるとともに、これら各電極が操作されたことを検知する特に図示しない検知手段に接続され、身体データ入力等のための操作キーとしても用い得るようになっている。なお、電極表面に接触するだけで操作キーとして機能させ得るような、いわゆるタッチパネルのようにするのであってもよい。また、これら電極がいかなる操作キーとして機能するかは、本体11における各電極の近傍に該機能に対応付けられる表示を施す等により、被検者に分かり得るようにすることができる。
【0021】
また、体内脂肪計10は複数の操作キー3を有しており、これらのキー3は電卓の機能を実現するべく用いられることに加え、被測定者の体重、身長、年齢、性別等の身体データを入力できるようにもされている。また、操作キー3として、体内脂肪計として機能させるためのその他のキー、例えば、電卓として機能させるか体内脂肪計として機能させるかを選択するためのキーや、被検者のインピーダンスの計測を開始するためのキー、身体データの項目を選択するためのキー等を設けることもできる。また、前記電極を身体データ入力用のキーとして用いるか本来のインピーダンスの計測に用いるかを切り替えるためのキーを、キー3に含める構成としてもよい。
【0022】
なお、操作キー3や操作キーとして用いられる電極について、入力されるデータの数値部分を増減する機能を果たすインクリメントキーやデクリメントキーを含めるようにするのであってもよい。
【0023】
また、カード本体11内には、インピーダンス計測手段で得られたインピーダンスと、キー3を用いて入力された被測定者に関するデータとに基づいて体脂肪率を計算する計算手段が設けられている。この計算手段は、電卓としての機能を実現するためのCPUとメモリとを用いることによって実現可能である。このメモリは、キー3等の操作により入力された身体データや計測された被検者のインピーダンスが記憶されるようになっており、また、かかる身体データとインピーダンスとから体脂肪率を求めるための公知の各種の演算式が記憶される。
【0024】
また、体内脂肪計10は、入力される数値の確認や最終的に求められた体脂肪率を表示するための表示部4を備えている。この表示部4は、電卓として用いられる場合の演算値及び計算結果を示すためにも用いられる。
【0025】
この体内脂肪計10を用いると、以下のようにして体脂肪率の測定を行うことができる。まず、被検者が体内脂肪計10を手にとり、被検者の体重、身長、年齢、性別等の身体データをキー3や電極1a、1b、2a、2bに対する操作によって入力する。かかる身体データの入力が完了すると、四つの電極を介した被検者のインピーダンスの計測を行う。
【0026】
被検者のインピーダンスの計測は、例えば図1の2点鎖線で示すように、体内脂肪計10を両手で支持するようにして、左手の親指を第一の計測用電極1aに接触させ、左手の人指し指を第一の電流路形成電極1bに接触させ、また、右手の親指を第二の計測用電極2aに接触させ、右手の人指し指を第二の電流路形成電極2bに接触させることによって行う。そして、計算手段の計算によって体脂肪率が求められ、該体脂肪率が表示部4に表示される。なお、被検者のインピーダンスの計測を完了した後に、身体データを入力するのであっても構わない。
【0027】
このように、この体内脂肪計10によると、第一の計測用電極1aの真裏に第一の電流路形成電極1bが配され、第二の計測用電極2aの真裏に第二の電流路形成電極2bが配されているので、両手で体内脂肪計10を保持する動作を行うだけで、両手の人指し指の間に両腕及び胴体を介する電流路を形成し、この電流路の途中に位置する両手の親指に於いて、その測定者のインピーダンスを計測することができる。しかも、指と各電極との電気的接触が確実に行われるので、指先の電極との接触位置は計測の度ごとに一定となり、測定値のバラツキを小さくすることができる。
【0028】
また、両手で体内脂肪計10を持って指先を電極に接触させるという自然な動作で体脂肪率を測定することができるので、手軽に体脂肪率を求めることができる。しかも、コンパクトなカード型に形成されているので、日常的に携帯して何時でも体脂肪率を知ることができ、従来の体内脂肪計のように風呂場などの特定の場所に限定されることなく、体脂肪率を測定することができる。従って、体内脂肪に対する意識を被検者に常に持たせることができ、ひいては常に健康維持に気を配る姿勢を被検者に身につけさせることができるという二次的効果をも得ることができる。また、身体データを入力するにあたり、キー3に加えて四つの電極をも用いることができるようになっている。これにより、多数の入力を伴う身体データの入力等に用いられるキー3の数を減らすことができ、キー3を配するためのスペースを削減することを可能とし、体内脂肪計をよりコンパクトにすることができる。
【0029】
図2は、本発明の他の実施の形態である体内脂肪計20の斜視図である。
【0030】
この体内脂肪計20は、以下に説明する各電極の本体11に対する配置を除き、前記体内脂肪計10と同様に構成されている。即ち、カード型電卓に体脂肪率の計測機能が付加されて構成されており、キー3や表示部4を備える他、カード本体11の内部には、前記メモリやCPU及び前記インピーダンス計測手段や計算手段が設けられている。これにより、電卓としても体内脂肪計としても機能させ得るようになっている。
【0031】
この体内脂肪計20にあっては、本体11の表面11aに第一の計測用電極1aと第一の電流路形成電極1bとが設けられ、カード本体11の裏面11bに第二の計測用電極2aと第2の電流路形成電極2bとが設けられている。かかる電極1aと1bは被検者の片手のいずれか二本の指を各々に接触させ得る程度に近づけて配されており、また、電極2aと2bについても同様に片手の二本の指を各々に接触させ得る程度に近づけて配されている。
【0032】
そして、この体内脂肪計20にあっては、例えば図2の2点鎖線で示すように、
体内脂肪計20を両手で支持するようにして、左手の人指し指と中指を電極1aと電極1bの各々に接触させ、右手の人指し指と中指を電極2aと電極2bの各々に接触させるようにすることにより、被検者のインピーダンスが計測される。体脂肪率を測定する上での他の操作については、体内脂肪計10において上記説明したのと同様である。
【0033】
この体内脂肪計20においても、両手で体内脂肪計20を保持する動作を行うだけで、被検者のインピーダンスを計測することができるので、手軽に体脂肪率を求めることができる。しかも、指先の電極との接触位置は計測の度ごとに一定となり、測定値のバラツキを小さくできる。
【0034】
また、コンパクトなカード型に形成されているので、日常的に携帯して何時でも体脂肪率を測定することができる。また、四つの電極が操作キーを兼用するようにされているので、キー3の数を減らすことによって体内脂肪計をよりコンパクトにすることもできる。
【0035】
図3は本発明の体内脂肪計の他の実施の形態である体内脂肪計30の斜視図である。体内脂肪計30は、以下に説明する各電極の本体11に対する配置を除き、前記体内脂肪計10と同様に構成されている。この体内脂肪計30にあっては、カード本体11の上側の端面左側及び下側の端面左側に第一の電極対1が設けられ、カード本体11の上側の端面右側及び下側の端面右側に第二の電極対2が設けられている。第一の電極対1は、カード本体11の上側の端面左側に設けられた電流路形成電極1bと、カード本体11の下側の端面左側に設けられた第一の計測用電極1aとによって構成されている。同様に、第二の電極対2は、カード本体11の上側の端面右側に設けられた第二の電流路形成電極2bと、カード本体11の下側の端面右側に設けられた第二の計測用電極2aとによって構成されている。
【0036】
そして、この体内脂肪計30にあっては、例えば図3の2点鎖線で示すように、体内脂肪計30を両手で支持するようにして、両手の各親指を第一の計測用電極1a及び第二の計測用電極2aに接触させ、両手の各人差し指を第一の電流路形成電極1b及び第二の電流路形成電極2bに接触させることによって被検者のインピーダンスを計測することができる。体脂肪率を測定する上での他の操作については、体内脂肪計10において上記説明したのと同様である。
【0037】
この体内脂肪計30においても、両手で体内脂肪計30を保持する動作を行うだけで、被検者のインピーダンスを計測することができ、手軽に体脂肪率を求めることができる。しかも、指先の電極との接触位置は計測の度ごとに一定となり、測定値のバラツキを小さくできる。
【0038】
また、コンパクトなカード型に形成されているので、日常的に携帯して何時でも体脂肪率を測定することができる。また、四つの電極が操作キーを兼用するようにされており、キー3の数を減らすことによって体内脂肪計をよりコンパクトにすることができる。
【0039】
図4は、電極の配置をさらに異ならせた実施形態である体内脂肪計40について、その電極の配置の例を表す斜視図である。この体内脂肪計40は、以下に説明する各電極の本体11に対する配置を除き、前記体内脂肪計10と同様に構成されている。この体内脂肪計40にあっては、カード本体11の一方の面である11aに第一及び第二の計測用電極1a,2aと第一及び第二の電流路形成電極1b,2bの全てが設けられている。そして、体内脂肪計40の例にあっては、計測用電極1a,2aがカード本体11の下方の部分に設けられ、電流路形成電極1b,2bがカード本体11の上方の部分に設けられている。
【0040】
この体内脂肪計40についても、電極1aと1bは被検者の片手のいずれか二本の指を各々に接触させ得る程度に近づけて配されており、また、電極2aと2bについても同様に片手の二本の指を各々に接触させ得る程度に近づけて配されている。また、被検者のインピーダンスの計測を、例えば、図4の2点鎖線で示すように、左手の人指し指と中指を電極1aと電極1bの各々に接触させ、右手の人指し指と中指を電極2aと電極2bの各々に接触させることによって行える。この図4に示されるように各指を各電極に接触させるにあたり、電極が配される一方の面11aが上になるように体内脂肪計40をテーブル等の上に置くことによって行うことができる。
【0041】
この体内脂肪計40においても、コンパクトなカード型に形成されており、日常的に携帯して何時でも手軽に体脂肪率を求めることができる。しかも、指先の電極との接触位置は計測の度ごとに一定となり、測定値のバラツキを小さくできる。また、四つの電極が操作キーを兼用するようにされており、キー3の数を減らすことによって体内脂肪計をよりコンパクトにすることができる。
【0042】
また、図5は、四つの電極がカード本体の一方の面11aに配置された例における、さらに計測用電極1a,2aの位置を内側に移動させた実施の形態である体内脂肪計50の斜視図であり、その電極の配置を示している。この体内脂肪計50は、以下に説明する各電極の本体11に対する配置を除き、前記体内脂肪計10と同様に構成されている。この体内脂肪計50についても、上記体内脂肪計40と同様に電極1aと1bとが、及び電極2aと2bとが片手の二本の指を各々に接触させ得る程度に近づけて配されている。
【0043】
また、被検者のインピーダンスの計測を、例えば図5の2点鎖線で示すように、左手の人指し指と中指を電極1aと電極1bの各々に接触させ、右手の人指し指と中指を電極2aと電極2bの各々に接触させることによって行える。なお、この図5に示されるように各指を各電極に接触させるにあたり、電極が配される一方の面11aが上になるように体内脂肪計50をテーブル等の上に置くことによって行うことができる。この体内脂肪計50によると、図5に示されるように電極1a,2aの位置が内側にあるので、被検者のインピーダンスを計測するにあたり、四つの電極への指の接触をより楽に行え、インピーダンスの計測がより容易となる。
【0044】
また、この体内脂肪計50についても、コンパクトなカード型に形成されており、日常的に携帯して何時でも手軽に体脂肪率を求めることができる。しかも、指先の電極との接触位置は計測の度ごとに一定となり、測定値のバラツキを小さくできる。また、四つの電極が操作キーを兼用するようにされており、キー3の数を減らすことによって体内脂肪計をよりコンパクトにすることができる。
【0045】
なお、以上の説明にあっては、電極1a、1b、2a、2bの全てが操作キーと兼用されるとして説明したが、一部の電極を操作キーと兼用するのであってもよい。この場合でも、キー3として図示された操作キーとして機能させるためにのみ設けられたキーの数を減らすことにより、体内脂肪計をコンパクトにできるからである。
【0046】
また、以上の説明にあっては、操作キーとしてのみ機能させるために設けられたキー3の複数を一つの領域にまとめて配し、かかる領域以外の部分に電極を配する例を図示して説明したが、電極とキー3とを混在させて配するのであっても構わない。
【0047】
また、以上の説明においては、カード型電卓に体内脂肪計の機能を付加したものの例によって説明したが、カード型に形成された体内脂肪計としてのみ機能するように構成するのであってもよい。この場合には、電卓として機能させるための部材を除外できるので、操作キーのうち上記キー3として図示されたものの数を極力減らすことが可能であり、体内脂肪計をよりコンパクトにできる。
【0048】
また、本発明の体内脂肪計は、体脂肪率を計測する以外の機能を有するものに付加する場合について、電卓以外の例えば時計、万歩計、ポケットベル、携帯用体重計等、各種の携帯品に取り付けることもできる。
【0049】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の体内脂肪計は、カード型に形成され、また、身体データを入力するための操作キーを減らすことができるので、きわめてコンパクトなものにできる。これにより、本発明の体内脂肪計を日常的に携帯して手軽に体脂肪率を測定できるという効果を奏する。また、体脂肪率を求める上で必要となる被検者のインピーダンスを、指先を電極に接触させることによって計測できるので、より正確にかつ自然な動作で計測することができる。これにより、手軽かつ高精度に体脂肪率を測定できるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】体内脂肪計の一実施形態の斜視図である。
【図2】体内脂肪計の一実施形態の斜視図である。
【図3】体内脂肪計の一実施形態の斜視図である。
【図4】体内脂肪計の一実施形態の斜視図である。
【図5】体内脂肪計の一実施形態の斜視図である。
【符号の説明】
1 第一の電極対
1a 計測用電極
1b 電流路形成電極
2 第二の電極対
2a 計測用電極
2b 電流路形成電極
3 操作キー
4 表示部
10 体内脂肪計
11 本体
11a 表面
11b 裏面
20 体内脂肪計
30 体内脂肪計
40 体内脂肪計
50 体内脂肪計

Claims (2)

  1. 被検者の身体に形成される電流路において計測されるインピーダンスと、被検者の身体データとに基づいて体脂肪率を求める体内脂肪計であって、前記被検者の身体に前記電流路を形成するための第一の電流路形成電極及び第二の電流路形成電極と、かかる電流路形成電極によって形成された前記電流路におけるインピーダンスを計測するための第一の計測用電極及び第二の計測用電極とを有する電極群と、前記被検者の前記身体データを入力するための一又は複数の操作キーとを備え、カード型に形成されてなり、
    前記第一の電流路形成電極及び第二の電流路形成電極が前記カード型をなす体内脂肪計の一の端面に設けられ、前記第一の計測用電極及び第二の計測用電極が体内脂肪計の他の端面に設けられ、
    被検者が両手の指により前記一の端面及び他の端面を支持するようにして体内脂肪計を持った場合に、両手の各親指を接触させ得るように前記第一の計測用電極及び第二の計測用電極が配されており、両手の親指以外の指を接触させ得るように前記第一の電流路形成電極及び第二の電流路形成電極が配されており、
    前記電極群に含まれる電極の一部又は全部が前記操作キーと兼用され、該兼用されている電極への前記身体による接触動作により前記身体データの入力を行うことを特徴とする体内脂肪計。
  2. 前記体内脂肪計がカード型に形成された電卓に組み込まれてなる請求項に記載の体内脂肪計。
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