JP4012302B2 - 体内脂肪計 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、体内脂肪計に関し、更に詳しくは、体脂肪率を求める際に必要な被験者の身体データの入力や身体のインピーダンスの計測の開始に使用されるキーをインピーダンスの計測等に使用される電極と兼用することにより、従来より数の少ないキーにより構成した体内脂肪計に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、健康維持の観点より、身体の脂肪率が注目されている。体脂肪率が増加すると成人病などを引き起こす原因となるため、体脂肪率を知ることは健康管理上有用である。体脂肪率を計測するものとして、手で持つタイプや体重計に体脂肪率の計測機能を付与したタイプの体内脂肪計が知られている。このような体内脂肪計では、被験者の体内に電流路を形成してその電流路上に於けるインピーダンスを計測し、その計測値と、被験者が入力した身長、体重等の身体データとに基づいて体脂肪率を計算するものが主流である。
【0003】
このような体内脂肪計では、上記の身体データを入力するためにテンキーが設けられるのが通常である。また、テンキー以外にインピーダンスの計測を開始するためのスタートキーも設けられる。しかし、テンキーを設けるには最低10個のキーを必要としこれにスタートキーを加えると合計11個のキーが必要となるため、製品コストの点で好ましくない。また、これらのキーを設置するスペースがある程度必要なので、より小型化した体内脂肪計を作製しようとする場合には好ましくない。
【0004】
この問題を解決したものとして、テンキーに代えて、押す度に数値が増加するインクリメントキー及び押す度に数値が減少するデクリメントキーをデータ入力キーとして備えた体内脂肪計がある。インクリメントキー及びデクリメントキーをデータ入力キー用いれば、10個のテンキーを2個まで減らすことが可能となり、製造コストの低減及び体内脂肪計の小型化が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、更に体内脂肪計の製造コストを低減させ、又は更に小型化した体内脂肪計を作製しようとする場合、インクリメントキー及びデクリメントキーをデータ入力キーとして用いただけでは所期の目的を達成することができない場合がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、更に必要なキーの数を減らした体内脂肪計を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の体内脂肪計は、被験者の身体に形成される電流路に於いて計測されるインピーダンスと、被験者の身体データとに基づいて体脂肪率を求めるものであり、2対の電極からなる電極群を有している。この電極群は、電流路を被験者の身体に形成する一対の電流路形成電極と、電流路形成電極によって形成された電流路に於けるインピーダンスを計測するもう一対のインピーダンス計測電極とを有している。また、本発明の体内脂肪計は、被験者の身体データを入力するための一又は複数のデータ入力キーを備えており、このデータ入力キーの一部又は全てが、電極群のうちの一又は複数の電極と兼用されている。そして、この兼用されている電極への身体による接触動作により、身体データの入力が行われる。このように、電極とデータ入力キーとを兼用することにより、従来よりキーの数を減らすことが可能となる。
【0008】
データ入力キーと電極群に含まれる電極との兼用は、兼用されている電極に身体の接触を検知する検知回路を接続することによって実現することができる。検知回路を設けた体内脂肪計では、兼用されている電極への接触を検知回路によって検知し、その接触回数に応じて、又は接触時間に応じて被験者の身体データが入力される。
【0009】
また、データ入力キーと電極との兼用は、兼用されている電極を、可動部とその可動部の下方に設けた押圧ボタンとによって構成することによっても実現することができる。この構成では、可動部への接触動作により押圧ボタンが押圧され、その押圧回数又は押圧時間により、被験者の身体データの入力が行われる。
【0010】
本発明の体内脂肪計によれば、電極群の何れかの電極と、インピーダンスの計測を開始させるスタートキーとを兼用することもできる。この構成では、この兼用されている電極への身体による接触動作により、インピーダンスの計測が開始される。このように、電極とスタートキーとを兼用することにより、従来よりキーの数を減らすことが可能となる。
【0011】
スタートキーと電極群に含まれる電極との兼用は、兼用されている電極に身体の接触を検知する検知回路を接続することにより実現される。検知回路を設けた体内脂肪計では、兼用されている電極への接触を検知回路によって検知し、これによって上記電極群によるインピーダンスの計測が開始される。
【0012】
また、スタートキーと電極との兼用は、兼用されている電極を、可動部とその可動部の下方に設けた押圧ボタンとによって構成することによっても実現することができる。この構成では、上記電極の可動部への接触動作により押圧ボタンが押圧され、これによって上記電極群によるインピーダンスの計測が開始される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。図1は本発明の一実施態様に係る体内脂肪計の平面図である。本実施態様の体内脂肪計10は、同図の左側に示されている第1の把持部11と、右側に示されている第2の把持部12とを有している。これらの把持部11,12の間を結合する上下2つの支持部13,14の間の中央部には、操作表示盤15が設けられている。操作表示盤15には、体脂肪率の計算に必要な身体データや、計測結果としての体脂肪率を表示する表示部16と、後述するように第1及び第2の電流路形成電極23,24により入力される身体データの項目を選択するための入力選択キー17と、インピーダンスの計測を開始するためのスタートキー18とが設けられている。
【0014】
第1の把持部11及び第2の把持部12の下側には、それぞれ第1のインピーダンス計測電極21及び第2のインピーダンス計測電極22が設けられている。また、第1の把持部11及び第2の把持部12の上側には、それぞれ第1の電流路形成電極23及び第2の電流路形成電極24が設けられている。インピーダンス計測電極21及び22は、被験者が把持部11及び12を手で把持したときに電流路形成電極23及び24によってその被験者の身体内に形成される電流路に於けるインピーダンスを計測するために設けられているものである。
【0015】
図2は図1の体内脂肪計10を紙面裏側から見た背面図である。本実施態様の体内脂肪計10では、第1の電流路形成電極23は、被験者の身長、体重、年令、性別等の身体データを入力するためのデータ入力キーと兼用されている。即ち、図2に示すように、電極23のデータ入力キーとの兼用は、第1の電流路形成電極23に可動部25を設け、この可動部25の下方に押圧ボタン26を設けることにより実現されている。図3は図2の第1の電流路形成電極23のP−P線矢視断面図である。図3に示すように、第1の電流路形成電極23の可動部25の下方には空間29が設けられており、この空間29に押圧ボタン26が設けられている。従って、可動部25は、図3に示すように被験者の指30で押圧されると撓み、この可動部25の撓みによって押圧ボタン26が押圧されることになる。
【0016】
第2の電流路形成電極24も、同様に身体データを入力するためのデータ入力キーと兼用されており、電極24のデータ入力キーとの兼用は、電極24に可動部27を設けてこの可動部27の下方に押圧ボタン28を設けることにより実現されている。そして、図3と同様に可動部27の撓みによって押圧ボタン28が押圧される。
【0017】
本実施態様では、第1の電流路形成電極23は、その可動部26を押す度に数値が増加するインクリメントキーとして設定され、第2の電流路形成電極24は、その可動部27を押す度に数値が減少するデクリメントキーとして設定されている。従って、第1の電流路形成電極23と第2の電流路形成電極24とによる被験者の身体データの入力は、可動部26を押して数値を増加させるか又は可動部27を押して数値を減少させることにより行われる。入力される被験者の身体データの具体的な項目、即ち、身長、体重、年令、性別等の項目は、前述のように入力選択キー17により選択される。
【0018】
以上の構成を有する本実施態様の体内脂肪計10は、以下のようにして使用される。まず、被験者は、左手で第1の把持部11を、右手で第2の把持部12を把持する。これにより、第1の電流路形成電極23と第1のインピーダンス計測電極21とが左手に接触するとともに、第2の電流路形成電極24と第2のインピーダンス計測電極22とが右手に接触する。この状態で、被験者は、例えば右手の親指で入力選択キー17を押すことにより、被験者の身体データの具体的な入力項目を選択する。これにより、表示部16に入力項目名が表示される。次に、被験者は、第1の電流路形成電極23の可動部25を左手の人差し指で図3のように押して表示部の数値を増加させるか、又は第2の電流路形成電極24の可動部27を押して表示部の数値を減少させることにより、その項目の正しい値を設定する。次に再び右手の親指で入力選択キー17を押して次の入力項目を選択し、上記と同様に数値の入力を行う。
【0019】
全ての項目について入力が終了すると、被験者によりスタートキー18(図1)が例えば左手の親指で押される。これにより、第1のインピーダンス計測電極21と第2のインピーダンス計測22とを介して、被験者の身体に電流路が形成される。この電流路に於けるインピーダンスが、第1の電流路形成電極23と第2の電流路形成電極24とによって計測されることになる。
【0020】
インピーダンスの計測が終了すると、そのインピーダンスの計測値と、上記で予め入力した被験者の身体データとに基づいて被験者の体脂肪率が計算され、その結果が表示部16に表示される。
【0021】
なお、上記ではインピーダンスの計測をスタートキー18を押すことにより開始する構成としたが、このスタートキー18を省略し、スタートキー18を第1の電流路形成電極23又は第2の電流路形成電極24と兼用した構成とすることができる。スタートキー18を省略した構成の場合には、全ての入力項目の入力が終了した後、スタートキーと兼用されている第1の電流路形成電極23の可動部25又は第2の電流路形成電極24の可動部27を押圧することにより、インピーダンスの計測が開始される。
【0022】
図4は本発明の他の実施態様に係る体内脂肪計40の斜視図である。本実施態様の体内脂肪計40は、本体41と、本体41の上面に設けられた表示部45と、入力される身体データの項目を選択するための入力選択キー49と、インピーダンスの計測を開始するためのスタートキー48とを有している。
【0023】
本体41の上面縁部には、第1の電流路形成電極43及び第2の電流路形成電極44が設けられ、また、本体41の下面縁部には、第1のインピーダンス計測電極46及び第2のインピーダンス計測電極47が設けられている。
【0024】
第1及び第2の電流路形成電極43及び44、並びに第1及び第2のインピーダンス計測電極46及び47の各機能は、上述の図1の体内脂肪計10と同様である。
【0025】
本実施態様の体内脂肪計40に於いても、第1の電流路形成電極43及び第2の電流路形成電極44は、被験者の身体データを入力するためのデータ入力キーと兼用されている。電極43,44のデータ入力キーとの兼用は、第1の電流路形成電極43,44に身体による接触を検知する検知回路(図示せず)を接続することにより実現される。この検知回路は、インピーダンス計測用の回路と兼用することができ、また、身体の接触による電位変化を検知する公知の回路を用いて構成してもよい。検知回路を設けた本実施態様の体内脂肪計40では、第1の電流路形成電極43は、被験者が指で接触する度に数値が増加するインクリメントキーとして設定され、第2の電流路形成電極44は、接触の度に数値が減少するデクリメントキーとして設定されている。従って、被験者の身体データの入力は、第1の電流路形成電極43に接触して数値を増加させるか、又は第2の電流路形成電極44に接触して数値を減少させることにより行われる。入力される被験者の身体データの具体的な項目は、入力選択キー49により選択される。
【0026】
以上の構成を有する本実施態様の体内脂肪計40は、以下のようにして使用される。まず、被験者は、入力選択キー49を押すことにより、被験者の身体データの具体的な入力項目を選択する。これにより、表示部45に入力項目名が表示される。次に、第1の電流路形成電極43又は第2の電流路形成電極44に接触して表示部45の数値を増加又は減少させることにより、その項目の正しい値を設定する。次に再び入力選択キー49を押して次の入力項目を選択し、上記と同様に数値の入力を行う。
【0027】
全ての項目について入力が終了すると、被験者はスタートキー48を指で押し、次に、被験者は、第1のインピーダンス計測電極46と第2のインピーダンス計測電極47とにそれぞれ左手及び右手の親指が接触し、第1の電流路形成電極43と第2の電流路形成電極44とにそれぞれ左手及び右手の人差し指が接触するように、体内脂肪計40を持つ。これにより、第1のインピーダンス計測電極46と第2のインピーダンス計測電極47とを介して、被験者の身体に電流路が形成されるとともに、この電流路に於けるインピーダンスが、第1の電流路形成電極43と第2の電流路形成電極44とによって計測される。
【0028】
インピーダンスの計測が終了すると、そのインピーダンスの計測値と、上記で予め入力した被験者の身体データとに基づいて被験者の体脂肪率が計算され、その結果が表示部45に表示される。
【0029】
なお、上記ではインピーダンスの計測をスタートキー48を押すことにより開始する構成としたが、このスタートキー48を省略し、スタートキー48を第1の電流路形成電極43、第2の電流路形成電極44、第1のインピーダンス計測電極46及び第2のインピーダンス計測電極47の何れかと兼用した構成とすることができる。このようにスタートキー48を省略した構成の場合には、全ての入力項目の入力が終了した後、兼用されている電極に接触することによりインピーダンスの計測が開始される。
【0030】
図5は本発明の他の実施態様に係る体内脂肪計50の斜視図である。本実施態様の体内脂肪計50は、図4の体内脂肪計40と同様に、本体51と、本体51の上面に設けられた表示部55と、入力される身体データの項目を選択するための入力選択キー59と、インピーダンスの計測を開始するためのスタートキー58とを有している。
【0031】
本体51の上面縁部には、第1の電流路形成電極53及び第2の電流路形成電極54が設けられている。本実施態様の体内脂肪計50では、第1の電流路形成電極53は、被験者の身体データを入力するためのデータ入力キーと兼用されている。電極53のデータ入力キーとの兼用は、第1の電流路形成電極53に可動部61を設け、この可動部61の下方に押圧ボタン62を設けることにより実現されている。図6は図5のQ−Q線矢視断面図である。図6に示すように、第2の電流路形成電極54では可動部63の下方に空間65が設けられており、この空間65に押圧ボタン64が設けられている。従って、可動部63は、図6に示すように被験者の人差し指66で押圧され、これにより押圧ボタン64が押圧されることになる。
【0032】
第1の電流路形成電極53も、同様に身体データを入力するためのデータ入力キーと兼用されており、電極53のデータ入力キーとの兼用は、電極53に可動部61を設けてこの可動部61の下方に押圧ボタン62を設けることにより実現されている。そして、図6と同様に可動部61が押圧されることにより押圧ボタン62が押圧される。
【0033】
本実施態様に於いても、第1の電流路形成電極53は、その可動部53を押す度に数値が増加するインクリメントキーとして設定され、第2の電流路形成電極54は、その可動部63を押す度に数値が減少するデクリメントキーとして設定されている。従って、第1の電流路形成電極53と第2の電流路形成電極54とによる被験者の身体データの入力は、可動部53を押して数値を増加させるか又は可動部63を押して数値を減少させることにより行われる。入力される被験者の身体データの具体的な項目は、前述のように入力選択キー59により選択される。
【0034】
以上の構成を有する本実施態様の体内脂肪計50は、以下のようにして使用される。まず、被験者は、入力選択キー59を押すことにより、被験者の身体データの具体的な入力項目を選択する。これにより、表示部55に入力項目名が表示される。次に、第1の電流路形成電極53の可動部61又は第2の電流路形成電極54の可動部63を押圧して表示部55の数値を増加又は減少させることにより、その項目の正しい値を設定する。次に、再び入力選択キー59を押して次の入力項目を選択し、上記と同様に数値の入力を行う。
【0035】
全ての項目について入力が終了すると、被験者はスタートキー58を指で押す。次に、被験者は、左手及び右手のそれぞれの人差し指が第1の電流路形成電極53の可動部61及び第2の電流路形成電極54の可動部63に接触し、左手及び右手のそれぞれの親指が第1のインピーダンス計測電極56及び第2のインピーダンス計測電極57に接触するようにして、体内脂肪計50を持つ。これにより、第1のインピーダンス計測電極56と第2のインピーダンス計測電極57とを介して、被験者の身体に電流路が形成されるとともに、この電流路に於けるインピーダンスが、第1の電流路形成電極53と第2の電流路形成電極54とによって計測される。
【0036】
インピーダンスの計測が終了すると、そのインピーダンスの計測値と、上記で予め入力した被験者の身体データとに基づいて被験者の体脂肪率が計算され、その結果が表示部55に表示される。
【0037】
本実施態様においても、スタートキー58を省略し、スタートキー58を第1の電流路形成電極53、第2の電流路形成電極54、第1のインピーダンス計測電極56及び第2のインピーダンス計測電極57の何れかと兼用した構成とすることができ、その場合には、全ての入力項目の入力が終了した後、スタートキー58と兼用されている電極に接触することによりインピーダンスの計測が開始される。
【0038】
なお、上記各実施態様では、電流路形成電極とデータ入力キーとを兼用した場合について説明したが、本発明は、データ入力キーをインピーダンス計測電極と兼用することもできる。また、上記各実施態様では、兼用されている電極を、押す度に数値が増加するタイプのインクリメントキー又は押す度に数値が減少するタイプのデクリメントキーとして設定した場合について説明したが、本発明では、兼用されている電極を、所定時間以上押し続けると数値が増加するタイプのインクリメントキー又は所定時間以上押し続けると数値が減少するタイプのデクリメントキーとして使用することもできる。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、身体に電流路を形成しインピーダンスを計測するための電極群を構成する電極が、被験者の身体データを入力するためのデータ入力キーを兼用しているので、必要なキーの数を大幅に減らした体内脂肪計を得ることができる。また、本発明によれば、インピーダンスの計測を開始するためのスタートキーも、上記電極群を構成する電極によって兼用することができるので、必要なキーの数を更に減らした体内脂肪計を得ることができる。従って、本発明によれば、必要なキーの数の減少による体内脂肪計の製造コストの低減を図るとともに、従来より小型の体内脂肪計を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る体内脂肪計の平面図である。
【図2】図1の体内脂肪計を紙面裏側から見た場合の背面図である。
【図3】図2のP−P線矢視断面図である。
【図4】本発明の他の実施態様に係る体内脂肪計の斜視図である。
【図5】本発明の他の実施態様に係る体内脂肪計の斜視図である。
【図6】図5のQ−Q線矢視断面図である。
【符号の説明】
10,40,50 体内脂肪計
11 第1の把持部
12 第2の把持部
13,14 支持部
15 操作表示盤
16,45,55 表示部
17,49,59 入力選択キー
18,48,58 スタートキー
23,43,53 第1の電流路形成計測電極
24,44,54 第2の電流路形成計測電極
21,46,56 第1のインピーダンス計測電極
22,47,57 第2のインピーダンス計測電極
25,27,53,61,63 可動部
26,28,62,64 押圧ボタン
41,51 本体
Claims (5)
- 被験者の身体に形成される電流路に於いて計測されるインピーダンスと、被験者の身体データとに基づいて体脂肪率を求める体内脂肪計であって、
前記被験者の身体に前記電流路を形成する一対の電流路形成電極と、該電流路形成電極によって形成された前記電流路に於けるインピーダンスを計測する一対のインピーダンス計測電極とを有する電極群と、
前記被験者の前記身体データを入力するための一又は複数のデータ入力キーと、
を備え、
前記データ入力キーの一部又は全てが、前記電極群のうちの一又は複数の電極と兼用され、該兼用されている電極は、前記身体による接触動作により、数値が増加するインクリメントキー又は数値が減少するデクリメントキーとして機能することにより、前記身体データの入力を行うことを特徴とする体内脂肪計。 - 前記データ入力キーと兼用されている前記電極には身体の接触を検知する検知回路が接続され、該検知回路が検知する接触の回数により、前記身体データの入力を行うことを特徴とする請求項1記載の体内脂肪計。
- 前記データ入力キーと兼用されている前記電極には身体の接触を検知する検知回路が接続され、該検知回路が検知する接触時間により、前記身体データの入力を行うことを特徴とする請求項1記載の体内脂肪計。
- 前記データ入力キーと兼用されている前記電極は、可動部と、該可動部の下方に設けられ該可動部への接触動作により押圧される押圧ボタンとを有し、前記押圧ボタンの押圧の回数により、前記身体データの入力を行うことを特徴とする請求項1記載の体内脂肪計。
- 前記データ入力キーと兼用されている前記電極は、可動部と、該可動部の下方に設けられ該可動部への接触動作により押圧される押圧ボタンとを有し、前記押圧ボタンの押圧時間により、前記身体データの入力を行うことを特徴とする請求項1記載の体内脂肪計。
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