JP2000279389A - 体重計付き体脂肪計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 体重計が組み込まれた体脂肪計であって、被
検者の体重を正確に測定することによって、体脂肪率を
正確に測定することのできる体重計付き体脂肪計を提供
することである。 【解決手段】 被検者の個人データを入力するための操
作部６と、該被検者の生体インピーダンスを測定するた
めの複数の電極Ｅ１、Ｅ２と、個人データや最終結果と
しての体脂肪率が表示される表示部７と、被検者がその
上に載るための基台３を備える体重計本体１とを備える
体重計付き体脂肪計１０が以下のように構成される。被
検者によって操作される操作部６が所定の高さの位置と
なるように体重計本体１における基台３以外の部分に連
結されている。被検者の体重を測定するにあたり、被検
者が基台３以外の操作部６等の部分に接触する操作から
分離して行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、人体の体脂肪率
を測定するための体脂肪計であって、体重計が組み込ま
れた体重計付き体脂肪計に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より健康維持の観点から体内の脂肪
率が注目されている。体脂肪率が増加すると成人病等を
引き起こす原因となるので、体脂肪率を測定することに
より成人病の予防を図ることができる。

【０００３】この体脂肪率を測定するための体脂肪計と
して、以下のようなものがある。図７は、従来の体脂肪
計の一例である、体脂肪計６０の斜視図である。

【０００４】図７に示される体脂肪計６０は、体重計が
組み込まれた構成とされており、被検者が体重計本体６
１の基台６３の上に載ることによりその体重を測定でき
るようになっている。また、基台６３には四つの電極６
６が配設されており、被検者が基台６３の上に載って電
極に足の裏を接触させることにより、被検者の体内に電
流路が形成されるとともに、該足の裏を両末端とする被
検者の人体のインピーダンスである生体インピーダンス
が測定されるようになっている。

【０００５】そして、この体脂肪計６０は、体重計本体
６１の先端部分に支柱６４を介して操作ボックス６５が
取り付けられており、この操作ボックス６５に配される
多数のキー類を指で操作することによって、被検者の個
人データである身長や年齢、性別等を入力できるように
なっている。そして、体脂肪計６０の内部に備わる図示
されない演算処理部が前記個人データや生体インピーダ
ンス及び体重データに基づく所定の演算を行うことによ
り、体脂肪率が求められるようになっている。

【０００６】かかる体脂肪計６０によると、体脂肪率を
測定するにあたり、日常的に変化する可能性のある被検
者の体重をその場で測定できるので、正確な体重に基づ
く体脂肪率を測定することができる。これにより、より
正確な体脂肪率を容易に測定することができ便利であ
る。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】ところで、前記体脂肪
計６０について、被検者が基台６３に載って体重を測定
するにあたり、体重計本体６１と操作ボックス６５等と
の構造上の関係によって、体重の測定を正確に行えない
ことが判った。

【０００８】即ち、体重計本体６１の内部には基台６３
に結合するように図示されないロードセル等の計重手段
が設けられており、該計重手段によって、基台６３上の
重量を測定できるようにされている。ここで、被検者が
基台６３に載りつつ操作ボックス６５に対する操作をも
行うと、被検者の体重の一部が操作ボックス６５にも架
かることになり、被検者の全体重を前記計重手段によっ
て受けることができない。

【０００９】従って、体重計による体重の測定を正確に
行えないことになり、かかる体重のデータをも含めた演
算によって求められる体脂肪率を正確に求めることがで
きない。

【００１０】そこで、本発明は、体重計が組み込まれた
体脂肪計であって、被検者の体重を正確に測定すること
によって、体脂肪率を正確に測定することのできる体重
計付き体脂肪計を提供することを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の体重計付き体脂肪計は、被検者の個人デー
タを入力するための操作部と、該被検者の生体インピー
ダンスを測定するため、被検者が接触できるように配設
された複数の電極と、前記個人データと生体インピーダ
ンスとに基づいて体脂肪率を演算する演算処理部と、前
記個人データ及び体脂肪率が表示される表示部と、被検
者がその上に載るための基台、及び該基台に結合され被
検者の体重を測定するための計重手段を有する体重計本
体と、前記個人データの入力、前記生体インピーダンス
の測定、及び前記基台に載ることによる被検者の体重の
測定を順次に指示する体脂肪率測定指示手段と、を有す
る構成であり、前記被検者によって操作される操作部
が、所定の高さの位置となるように、前記体重計本体に
おける基台以外の部分に連結され、前記被検者の体重の
測定を、前記体脂肪率測定指示手段の指示により被検者
が前記基台以外の部分に接触する操作から分離して行う
ことによって、前記基台に結合される計重手段が被検者
の全体重を測定できるように構成されている（請求項
１）。

【００１２】かかる体重計付き体脂肪計によると、被検
者は、前記体重計本体により、その基台に載ることによ
って体重を測定することができる。そして、この体重計
付き体脂肪計にあっては、かかる体重の測定を、前記前
記体脂肪率測定指示手段の指示によって、基台以外の部
分に接触する動作を伴う操作から分離して行えるように
されている。即ち、前記基台以外の部分に連結される操
作部等に接触しつつ体重の測定を行うことを防ぎ、体重
の測定を他の操作から分離して行うようにされているの
で、該操作部等に被検者の体重の一部が架かることな
く、被検者の全体重を基台によって受け得るようにされ
ている。これにより、被検者の体重を正確に測定するこ
とができ、さらに該体重に基づいて演算される体脂肪率
についても正確に求めることができる。

【００１３】また、上記体重計付き体脂肪計において、
生体インピーダンスを測定するための複数の電極が、所
定の高さの位置となるように、前記体重計本体における
基台以外の部分に連結された支持部材に配設され、該複
数の電極に被検者が手で接触することによって、生体イ
ンピーダンスを測定できるように構成することもできる
（請求項２）。

【００１４】この体重計付き体脂肪計にあっては、被検
者の生体インピーダンスを測定するにあたり、前記手を
電極に接触させて行うように構成されているが、かかる
動作によって生体インピーダンスを測定するのであって
も、体重の測定を正確に行うことができる。即ち、上記
のように、体重を測定するための操作が、上記生体イン
ピーダンスを測定するための操作も含めた他の操作から
分離して行うようにされているからである。

【００１５】また、体重計付き体脂肪計を、被検者の個
人データを入力するための操作部と、該被検者の生体イ
ンピーダンスを測定するため、被検者が接触できるよう
に配設された複数の電極と、前記個人データと生体イン
ピーダンスとに基づいて体脂肪率を演算する演算処理部
と、前記個人データ及び体脂肪率が表示される表示部
と、被検者がその上に載るための基台、及び該基台に結
合され被検者の体重を測定するための計重手段を有する
体重計本体と、を有する構成とし、前記計重手段により
測定される基台上の重量データが、前記演算処理部によ
り演算処理されるようにされており、前記被検者によっ
て操作される操作部が、所定の高さの位置となるように
前記体重計本体の基台に連結されており、前記操作部を
少なくとも含む体重計の基台に連結される部材の重量デ
ータが前記演算処理部に予め記憶されることにより、基
台上の重量データとして被検者の体重データのみを測定
できるように構成することもできる（請求項３）。

【００１６】この体重計付き体脂肪計によると、被検者
によって操作される操作部が体重計本体の基台に連結さ
れているので、かかる操作部を操作しつつ体重の測定を
行ったとしても、被検者の全体重を基台によって受ける
ことができる。そして、基台が受ける被検者の体重以外
の操作部等の部材の重量は、予め演算処理部に記憶され
ている。これにより、基台上の重量として、被検者の体
重のみを求める演算処理を行えるようにされている。こ
れにより、被検者の体重を正確に求めることができるの
で、さらに該体重に基づいて演算される体脂肪率につい
ても正確に求めることができる。

【００１７】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
１乃至図６に基づいて説明する。

【００１８】まず、本発明の第一の実施形態である、体
重計付き体脂肪計１０について説明する。図１は、体重
計付き体脂肪計１０の斜視図を示している。体脂肪計１
０は、体重計本体１と、体重計本体１の先端部分に取り
付けられた支柱４と、支柱４の上側に取り付けられた操
作ボックス５とを備えている。

【００１９】操作ボックス５には、操作部６と表示部７
が配設されている。操作部６は、これを操作することに
よって、体脂肪率を求める上で必要な被検者の個人デー
タを入力できるようになっており、個人データの入力に
必要な多くのキーを備えている。この個人データには被
検者の身長データや性別や年齢等がある。なお、被検者
の体重も本来個人データに含まれるが、この体脂肪計１
０にあっては体重計本体１によって測定された体重デー
タが用いられようになっている。

【００２０】そして、操作部６には、個人データの項目
の選択を行うための選択キーや数値データを入力するた
めの数値キー等が備わっている。また、操作部６には、
体脂肪計１０を動作させるべく電源オンまたはオフする
ためのオン／オフ（ＯＮ／ＯＦＦ）スイッチや、生体イ
ンピーダンスの測定を開始するための測定開始スイッチ
も設けられている。

【００２１】表示部７には、前記操作部６を介して入力
された各種のデータが表示され、また最終的な測定結果
としての体脂肪率の他、体重計本体１によって測定され
た体重も表示される。また、表示部７には、後に説明す
る体脂肪率測定指示手段に基づく体脂肪率を求めるため
の操作の具体的な手順の内容も表示され、かかる操作の
手順が被検者に指示されるようになっている。

【００２２】また、操作ボックス５には、その側面に両
手用の把持部８、８が付設されている。この把持部８に
は被検者の生体インピーダンスの測定に用いられる電極
Ｅ１、Ｅ１、Ｅ２、Ｅ２が配設されており、被検者が把
持部８、８を左右の手で把持することにより、その両手
を末端とする生体インピーダンスが測定されるようにさ
れている。

【００２３】そして、電極Ｅ１、Ｅ１は被検者の左右の
手を末端とする身体の二点間に電流路を形成するための
一対の電流路形成電極であり、電極Ｅ２、Ｅ２は前記電
流路内の二点間の電圧を測定するための一対の電圧測定
用電極である。そして、これらの電極を介して求められ
る被検者の生体インピースは、体脂肪計１０の内部に設
けられる、周知のインピーダンス計測手段（図示されて
いない）によって測定される。即ち、体脂肪計１０の内
部には、前記電流路を形成するべく一定電流を出力する
定電流源を構成する素子や、前記電流路内の二点間の電
圧を測定するための電圧計を構成する素子等が設けられ
ている。

【００２４】次に、体重計本体１について、図２も参酌
しつつ説明する。図２は、体重計本体１の縦断面を一部
に含む図である。体重計本体１は、体重計として、被検
者の体重を測定するための基台３と、先端支持部２とに
分離された構造とされている。先端支持部２は、本体１
の先端部分にあたり、前記支柱４が取り付けられてい
る。基台３は、被検者がその上に載るとその重量が体重
計本体１の内部に設けられる計重手段としてのロードセ
ル１２によって検出されるようになっている。

【００２５】図２に示されるように、本体１内部のロー
ドセル１２は、セル本体１３とストレンゲージ１５とか
ら構成されている。セル本体１３は、その後方側がブロ
ック１６を介して本体１の底面に固定されている。１７
はセル本体１３の前方側に取り付けられたＬ字杆であ
り、１８は該Ｌ字杆の上側に設けられた支持板である。
１９は、支持板１８上の前端と後端とに設けられた所定
の弾性力を有する半球状ゴム材である。１１は、ゴム材
１９の頂部に取り付けられた受板であり、基台３の内面
に固定されている。

【００２６】そして、基台３の上に被検者が載ると、受
板１１、ゴム材１９、支持板１８及びＬ字杆１７を介し
てロードセル１２の前方側に下向きの負荷が加えられ、
各ストレンゲージ１５から被検者の体重に対応する電圧
信号が出力される。この出力された信号は、後に説明す
る信号処理ブロックにおける入出力部２３に入力され体
重データとして処理される。

【００２７】ここで、基台３に載って被検者の体重を測
定するにあたり、被検者が把持部８を把持したり、操作
部６を操作したりすると、被検者の体重の全てを基台３
に受けることができず、体重を正確に測定することがで
きない。この体脂肪計１０にあっては、後に説明するよ
うに、体脂肪率測定指示手段の指示によって体重を正確
に測定できるようにされている。

【００２８】次に、図３により、体脂肪計１０におけ
る、その操作に伴う信号処理のブロックについて説明す
る。体脂肪率を求めるための各種の演算は、記憶部３１
とＣＰＵ３２とを備えて構成される演算処理部３０によ
り行われる。記憶部３１には、操作部６の操作を介して
入力された個人データや、電極Ｅ１、Ｅ２を介して得ら
れた生体インピーダンスの測定値が記憶される。また、
記憶部３１には、前記ロードセル１２より出力された体
重データも記憶されるようになっている。また、記憶部
３１には、生体インピーダンスや個人データに基づく、
体脂肪率を求めるために必要な各種の演算式や係数等も
記憶されている。

【００２９】また、記憶部３１には、具体的な操作の手
順を内容とする体脂肪率測定指示手段を実行するための
プログラムも記憶されている。この体脂肪率測定支持手
段にかかるプログラムが実行されると、操作部６の操作
による個人データの入力操作や、電極Ｅ１、Ｅ２を手で
把持することによる生体インピーダンスの測定、及び体
重計本体１による体重の測定についての指示が、表示部
７に順次に表示されるようになっている。そして、体重
を測定する場合には、被検者に操作部６や把持部８に接
触しないように促すメッセージが表示部７に表示され
る。

【００３０】これにより、体重計本体１による被検者の
体重の測定を他の操作と同時に行うことなく分離して行
うようにされており、被検者が体重の測定を行いつつ、
操作部６を操作したり、電極Ｅ１、Ｅ２を把持したりす
る等による、基台３以外の部材に接触することを防ぐよ
うにされている。これにより、被検者の体重の一部が操
作部６や把持部８に架かることなく、被検者の体重の全
てを基台３に受けて正確に測定することができる。これ
により、さらに演算される体脂肪率についても正確に求
めることができる。

【００３１】なお、この体脂肪計１０の例について、手
で把持される把持部８に電極Ｅ１、Ｅ２を設け、両手を
人体の両末端として生体インピーダンスの測定を行う例
によって説明したが、電極Ｅ１、Ｅ２を後に説明する体
脂肪計２０のように基台３の表面に配設するのであって
も構わない。

【００３２】次に、本発明の第二の実施形態である、体
重計付き体脂肪計２０について説明する。図４は、体重
計付き体脂肪計２０の斜視図を示している。体脂肪計２
０は、上記体脂肪計１０と同様に、体重計本体２１と、
体重計本体２１に取り付けられた支柱４と、支柱４の上
側に取り付けられた操作ボックス５とを備えて構成され
ている。操作ボックス５には、上記体脂肪計１０と同様
に、操作部６や表示部７が配設されている。

【００３３】この体脂肪計２０にあっては、体重計本体
２１の基台２３の表面に、電極Ｅ１、Ｅ１、Ｅ２、Ｅ２
が配設されている。即ち、電極Ｅ１、Ｅ１が、被検者の
体内の二点間に電流路を形成するための一対の電流路形
成電極であり、電極Ｅ２、Ｅ２が前記電流路内の二点間
の電圧を測定するための一対の電圧測定用電極である。
そして、被検者が、左右の足の裏を電極Ｅ１、Ｅ１、Ｅ
２、Ｅ２に接触させるようにして基台２３上に載ると、
該左右の足の裏を末端とする人体の生体インピーダンス
を測定できるようになっている。

【００３４】次に、体重計本体２１について、該本体２
１内部の縦断面を含む図５も参酌しつつ説明する。この
体脂肪計２０にあっては、支柱４が体重計本体２１の基
台２３に取り付けられており、支柱４や操作ボックス５
の重量も基台２３によって受けるようにされている。そ
して、この体重計本体２１についても、前記体脂肪計１
０の体重計本体１と同様に計重手段としてのロードセル
１２が設けられており、基台２３上の重量が受板１１、
ゴム材１９、支持板１８及びＬ字杆１７を介してロード
セル１２によって検出されるようになっている。そし
て、基台２３上の重量に対応する信号が、各ストレンゲ
ージ１５から出力され、上記図３に示された信号処理ブ
ロックの入出力部３３に入力される。

【００３５】また、体脂肪率を求める上で必要な各種の
演算処理は、前記体脂肪計１０と同様に、図３に示され
た信号処理ブロックによって行われる。そして、この体
脂肪計２０にあっては、その記憶部３１には、操作ボッ
クス５及び支柱４の重量が予め記憶されている。そし
て、被検者の体重を測定するにあたっては、ロードセル
１２により検出される、被検者の体重も含めた基台２３
上の重量から操作ボックス５及び支柱４の重量を差し引
く演算処理が行われるようになっており、被検者の体重
データのみが求められるようになっている。

【００３６】この体脂肪計２０によると、被検者が体重
計本体２１によって体重を測定しつつ同時に操作部６に
対する操作を行ったとしても、被検者の全体重を基台２
３によって受けることができるので、体重の測定を正確
に行うことができる。これにより、さらに演算される体
脂肪率についても正確に求めることができる。

【００３７】また、体重計付き体脂肪計を図６に示され
るようにするのであってもよい。図６は、本発明の一例
である体重計付き体脂肪計５０の斜視図を示している。
体脂肪計５０は、上記体脂肪計２０と同様に、体重計本
体２１と、体重計本体２１に取り付けられた支柱４と、
支柱４の上側に取り付けられた操作ボックス３５とを備
えて構成されている。

【００３８】この体脂肪計５０にあっては、操作ボック
ス３５は、図６に示されるように、厚さの薄いカード型
に形成されている。そして、操作ボックス３５には、操
作部６や表示部７が配設されている。また、前記電極Ｅ
１、Ｅ１がその表面側の左右の上端に配設されており、
前記電極Ｅ２、Ｅ２が裏面側における電極Ｅ１、Ｅ１に
対する真裏の位置となるように配設されている。

【００３９】そして、この体脂肪計５０にあっては、操
作ボックス３５の表面の右側の電極Ｅ１に右手の親指を
接触させ、その裏側の電極Ｅ２に右手の人指し指を接触
させるとともに、操作ボックス３５の表面の左側の電極
Ｅ１に左手の親指を接触させ、その裏側の電極Ｅ２に左
手の人指し指を接触させるようにして電極を摘むことに
より、生体インピーダンスを測定できる。

【００４０】この体脂肪計５０についても、生体インピ
ーダンスを測定する動作も含めた操作ボックス３５に対
する操作を行いつつ同時に体重を測定したとしても、体
重計本体２１により被検者の全体重を測定できるので、
体重の測定を正確に行うことができる。

【００４１】

【発明の効果】以上に説明したように、本発明の体重計
付き体脂肪計は、体重計本体による体重の測定を正確に
行うことができる。これにより、該測定された体重に基
づいて演算される体脂肪率についても正確に求めること
ができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】第一の実施形態にかかる体重計付き体脂肪計の
斜視図である

【図２】体重計本体の内部の縦断面を含む図である。

【図３】体重計付き体脂肪計の信号処理にかかるブロッ
ク図である。

【図４】第二の実施形態にかかる体重計付き体脂肪計の
斜視図である

【図５】体重計本体の内部の縦断面を含む図である。

【図６】体重計付き体脂肪計の一例についての斜視図で
ある。

【図７】従来の体脂肪計の一例の斜視図である。

【符号の説明】

１ 体重計本体 ２ 先端支持部 ３ 基台 ４ 支柱 ５ 操作ボックス ６ 操作部 ７ 表示部 ８ 把持部 １０ 体重計付き体脂肪計（第一の実施形態） １１ 受板 １２ ロードセル １３ セル本体 １５ ストレンゲージ １６ ブロック １７ Ｌ字杆 １８ 支持板 １９ ゴム材 ２０ 体重計付き体脂肪計（第二の実施形態） ２１ 体重計本体 ２３ 基台 ３０ 演算処理部 ３１ 記憶部 ３２ ＣＰＵ ３３ 入出力（Ｉ／Ｏ）部 ３５ （カード型）操作ボックス ５０ 体重計付き体脂肪計

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 被検者の個人データを入力するための操
   作部と、 該被検者の生体インピーダンスを測定するため、被検者
   が接触できるように配設された複数の電極と、 前記個人データと生体インピーダンスとに基づいて体脂
   肪率を演算する演算処理部と、 前記個人データ及び体脂肪率が表示される表示部と、 被検者がその上に載るための基台、及び該基台に結合さ
   れ被検者の体重を測定するための計重手段を有する体重
   計本体と、 前記個人データの入力、前記生体インピーダンスの測
   定、及び前記基台に載ることによる被検者の体重の測定
   を順次に指示する体脂肪率測定指示手段と、を有する体
   重計付き体脂肪計であって、 前記被検者によって操作される操作部が、所定の高さの
   位置となるように、前記体重計本体における基台以外の
   部分に連結され、 前記被検者の体重の測定を、前記体脂肪率測定指示手段
   の指示により被検者が前記基台以外の部分に接触する操
   作から分離して行うことによって、前記基台に結合され
   る計重手段が被検者の全体重を測定できるように構成さ
   れる体重計付き体脂肪計。
2. 【請求項２】 前記生体インピーダンスを測定するため
   の複数の電極が、所定の高さの位置となるように、前記
   体重計本体における基台以外の部分に連結された支持部
   材に配設されており、 該複数の電極に被検者が手で接触することによって、生
   体インピーダンスを測定できるように構成されている請
   求項１に記載の体重計付き体脂肪計。
3. 【請求項３】 被検者の個人データを入力するための操
   作部と、 該被検者の生体インピーダンスを測定するため、被検者
   が接触できるように配設された複数の電極と、 前記個人データと生体インピーダンスとに基づいて体脂
   肪率を演算する演算処理部と、 前記個人データ及び体脂肪率が表示される表示部と、 被検者がその上に載るための基台、及び該基台に結合さ
   れ被検者の体重を測定するための計重手段を有する体重
   計本体と、を有する体重計付き体脂肪計であって、 前記計重手段により測定される基台上の重量データは、
   前記演算処理部により演算処理されるようにされてお
   り、 前記被検者によって操作される操作部が、所定の高さの
   位置となるように前記体重計の基台に連結されており、 前記操作部を少なくとも含む体重計の基台に連結される
   部材の重量データが前記演算処理部に予め記憶されるこ
   とにより、基台上の重量データとして被検者の体重デー
   タのみを測定できるように構成される体重計付き体脂肪
   計。