JP3240407B2 - 健康管理指針アドバイス装置 - Google Patents

健康管理指針アドバイス装置

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JP3240407B2
JP3240407B2 JP30639797A JP30639797A JP3240407B2 JP 3240407 B2 JP3240407 B2 JP 3240407B2 JP 30639797 A JP30639797 A JP 30639797A JP 30639797 A JP30639797 A JP 30639797A JP 3240407 B2 JP3240407 B2 JP 3240407B2
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善久 増尾
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4869Determining body composition
    • A61B5/4872Body fat

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検者の身体特定
化情報と生体インピーダンス計測情報から体内脂肪量,
除脂肪量,体脂肪率,体水分量,基礎代謝量等を算出
し、この算出結果に基づいて健康管理への指針情報を提
供する健康管理指針アドバイス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の健康管理指針アドバイス装置20
1では、図26(a)に示すように、仰臥位姿勢で手首
及び足首に電流印加用電極202,203電圧計測用電
極204,205を配置して(図26(b),(c)参
照)、手首・足首間のインピーダンス計測を行うのが一
般的であった。
【0003】これに対して、図27に示すような体重計
一体型で、体重計の計測面206a上に両足裏接触用電
極207,208,209,210を配置し、体重を計
測するとともに両足裏間のインピーダンスを計測する健
康管理指針アドバイス装置206がある。
【0004】また、図28(a)のように、体重計21
2の計測面212a上に右足裏接触用電極213,21
4を設け、手首に装着したバンド215の内側にも手首
接触用電極216,217を設け、体重を計測するとと
もに手首−右足裏インピーダンスを計測する健康管理指
針アドバイス装置もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の装置201のように、仰臥位姿勢で手首及び足首
に電極を配置する構成では、指導及び操作のために第三
者が計測に関与する必要があり、加えて、電極の身体へ
の貼り付けて固定しなければならなかったり、体重を別
途体重計で計測して装置に入力しなければならなかった
りする等の煩わしさがあった。また、手首・足首部位間
に電極を配置する場合には、腕部が胴体部や足部に比べ
て最も細くインピーダンスが高くなるため、手首・足首
部位間で計測されるインピーダンスの大半が腕部のイン
ピーダンス情報となる。従って、この場合にも、身体バ
ランスが標準体型からずれている人にとっては、体脂肪
率等の推定誤差が大きくなるという問題があった。
【0006】体重計一体型の装置206では、一人でイ
ンピーダンスとともに体重を計測することができるが、
体重計に表示部220及び操作部221が配置されてい
ると、表示が見にくく、また、いちいちしゃがまないと
操作ができないため、操作性も悪かった。さらに、両足
裏に電極を配置しており、両足部位間だけのインピーダ
ンスが計測されるので、身体バランスが標準体型からず
れている人にとっては、体脂肪率等の推定誤差が大きく
なるという問題があった。
【0007】また、装置211では、手首に装着するバ
ンド215に表示部222及び操作部223を設けてい
るので、操作性や表示の視認性は改善されているが、イ
ンピーダンス計測のためにはバンド215を手首に巻き
つけなければならず、煩わしさがあった。
【0008】本発明は、かかる従来技術の課題を解決す
るためになされたものであって、その目的とするところ
は、体重計測とインピーダンス計測を一人で同時にかつ
簡便に行うことができる健康管理指針アドバイス装置を
提供することにある。また、身体バランスを考慮して高
精度の情報を提供できる健康管理指針アドバイス装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、身体に電流を印加してインピーダン
スを計測するインピーダンス計測手段と、体重を計測す
るための体重計測手段と、を備え、前記インピーダンス
計測手段は、少なくともいずれか一方の手で保持する保
持部に設けられた電極と、いずれか一方の足から荷重を
受ける前記体重計測手段の荷重支持部に設けられた電極
とを有し、前記インピーダンス計測手段によるインピー
ダンス計測値と、前記体重計測手段による体重計測値と
に基づいて健康管理に有益な指針情報を提供する健康管
理指針アドバイス装置において、前記保持部を保持して
いるか否かを検出し、該検出結果に基づいて前記体重計
測手段の計測値を補正することを特徴とする。
【0010】保持部に電極を設けているので、体重計測
手段に載って保持部を保持することによって、被検者
が、一人で簡便に体重計測とインピーダンス計測とを同
時に行うことができる。また、いずれか一方の足と保持
部に接触する手の部位との間でインピーダンスを計測す
ることができるので、従来の基本法により近い計測が可
能となり、精度の高い情報提供ができる。さらに、体重
計測手段側の電極がいずれか一方の足から荷重を受ける
荷重支持部に設けられているので、体重計測時に両足の
大腿部等が接触しても、他方の足が通電経路とならない
ため、インピーダンス計測に誤差を生じさせにくく、高
精度の計測が可能となる。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】体重計測時に、インピーダンス計測のため
に保持部を保持することによって保持部を含む部分の重
量が体重に加算されたり、あるいは保持することによっ
て身体の一部が保持部を含む部分によって支持される場
合にはその分が体重から減算されたりして、体重計測値
に誤差が生じるので、保持部を保持しているか否かを検
出し、検出結果に基づいて体重計測値を補正すれば、よ
り高精度の計測が可能となる。
【0015】第の発明は、第の発明において、前記
インピーダンス計測手段によるインピーダンス計測値に
基づいて、前記保持部を保持しているか否かを検出する
ことを特徴とする。
【0016】インピーダンス計測値に基づいて、保持部
を保持しているか否かを検出するようにすれば、検出手
段を別に設けることなく、検出することができるので、
製造コストの増大及び装置の大型化を防止して高精度の
健康管理指針アドバイス装置を提供することができる。
【0017】第の発明は、身体に電流を印加してイン
ピーダンスを計測するインピーダンス計測手段と、体重
を計測するための体重計測手段と、を備え、前記インピ
ーダンス計測手段は、少なくともいずれか一方の手を載
置する載置部に設けられた電極と、いずれか一方の足か
ら荷重を受ける前記体重計測手段の荷重支持部に設けら
れた電極とを有し、前記インピーダンス計測手段による
インピーダンス計測値と、前記体重計測手段による体重
計測値とに基づいて健康管理に有益な指針情報を提供す
る健康管理指針アドバイス装置において、前記載置部に
手を載置しているか否かを検出し、該検出結果に基づい
て前記体重計測手段の計測値を補正することを特徴とす
る。
【0018】載置部に電極を設けているので、体重計測
手段に載って載置部に手を載置することによって、被検
者が、一人で簡便に体重計測とインピーダンス計測とを
同時に行うことができる。また、いずれか一方の足と載
置部に接触する手の部位との間でインピーダンスを計測
することができるので、従来の基本法により近い計測が
可能となり、精度の高い情報提供ができる。さらに、体
重計測手段側の電極がいずれか一方の足から荷重を受け
る荷重支持部に設けられているので、体重計測時に両足
の大腿部等が接触しても、他方の足が通電経路とならな
いため、インピーダンス計測に誤差を生じさせにくく、
高精度の計測が可能となる。
【0019】ここで、載置部は手を置けるような構成で
あればよく、水平面や斜面や曲面に限らず、鉛直面をな
すようなものでもよい。
【0020】また、載置部に手を載置する場合には、載
置部に手を添えるようにして載置する場合に限られず、
載置部を握ったり、掴んだりしてもよい。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】体重計測時に、インピーダンス計測のため
に載置部に手を載置することによって身体の一部が載置
部を含む部分によって支持される場合にはその分が体重
から減算されたり、載置部を含む部分の重量が体重に加
算されたりして、体重計測値に誤差が生じるので、載置
に手を載置しているか否かを検出し、検出結果に基づい
て体重計測値を補正すれば、より高精度の計測が可能と
なる。
【0025】第の発明は、第の発明において、前記
インピーダンス計測手段によるインピーダンス計測値に
基づいて、前記載置部に手を載置しているか否かを検出
することを特徴とする。
【0026】インピーダンス計測値に基づいて、載置部
に手を載置しているか否かを検出するようにすれば、検
出手段を別に設けることなく、検出することができるの
で、製造コストの増大及び装置の大型化を防止して高精
度の健康管理指針アドバイス装置を提供することができ
る。
【0027】第の発明は、身体に電流を印加してイン
ピーダンスを計測するインピーダンス計測手段と、体重
を計測するための体重計測手段と、を備え、前記インピ
ーダンス計測手段によるインピーダンス計測値と、前記
体重計測手段による体重計測値とに基づいて健康管理に
有益な指針情報を提供する健康管理指針アドバイス装置
において、該健康管理指針アドバイス装置は、被検者が
その上に載って体重計測を行う基台部と、該基台部から
独立したユニットとからなり、前記インピーダンス計測
手段を構成する電極の少なくとも一つが前記ユニットに
設けられ、前記ユニットと被検者との接触の有無に基づ
いて、前記体重計測手段による体重計測値から前記ユニ
ットによる影響を補正することを特徴とする。
【0028】インピーダンス計測手段を構成する電極の
少なくとも一つが基台部から独立したユニットに設けら
れていると、被検者が基台部の上に載って体重計測を行
うと同時にユニットに触れてインピーダンス計測を行う
場合に、ユニットと基台部との関係によってはユニット
と被検者との接触が体重の計測値に影響を与えるので、
ユニットと被検者との接触の有無に基づいて、前記体重
計測手段による体重計測値から前記ユニットによる影響
を補正すればより高精度の計測が可能となる。
【0029】ユニットと被検者との接触が体重の計測値
に与える影響としては、実際の体重より計測値を増加さ
せる場合と、実際の体重より計測値を減少させる場合が
あり、例えば、単体のユニットを保持,装着する場合の
ように身体にユニット分の重量が加わる場合や、ユニッ
トに手を置いたり、寄りかかったりして体重の一部がユ
ニットに支持される場合等がある。
【0030】第6の発明は、第5の発明において、前記
基台部と前記ユニットとを接続し信号の伝送を行う無線
通信手段を備えたことを特徴とする。
【0031】
【0032】第7の発明は、身体に電流を印加してイン
ピーダンスを計測するインピーダンス計測手段と、体重
を計測するための体重計測手段と、前記インピーダンス
計測手段によって計測される身体部位を切り替えるイン
ピーダンス計測モード切替手段と、を備え、前記インピ
ーダンス計測手段によるインピーダンス計測値と、前記
体重計測手段による体重計測値とに基づいて健康管理に
有益な指針情報を提供する健康管理指針アドバイス装置
であって、前記インピーダンス計測モード切替手段を切
り替えて得られる複数の身体部位のインピーダンス計測
値に基いて標準的な体型に対する相対的な身体バランス
を判定し、該判定結果に応じて前記指針情報を補正する
ことを特徴とする。
【0033】ここで、身体バランスとは、体脂肪又は筋
肉が身体のどの部分に多くあるいは少なく存在している
かの身体組成を指している。
【0034】このようなバランスを判定するには、各部
位の体脂肪量又は筋肉量に基づく絶対的な判定でもよい
し、標準的なバランスの体型を想定し、標準体型からの
ずれに基づくような相対的な判定でもよい。
【0035】身体バランス判定に応じて指針情報を補正
するようにすれば、個々人の身体バランスによる誤差を
減少させることができるので、より高精度の情報を提供
することができる。
【0036】第の発明は、第1,2,3,4及び7の
発明において、被検者がその上に載る基台部と、該基台
部に設けられた支持柱によって支持される被支持部と、
からなり、前記支持柱は、伸縮可能であることを特徴と
する。
【0037】このように、基台部と基台部に設けられた
支持柱によって支持される被支持部とから構成すれば、
手で操作あるいは計測のために触れる必要のある部分を
被支持部に配置することができるので、操作性がより向
上する。また、インピーダンス計測のために、所定の姿
勢を保持する必要があれば、インピーダンス計測手段の
一部を被支持部に配置し、被支持部を所定の位置に支持
することによって、所定の姿勢を確実かつ容易にとるこ
とができるので、より簡便で高精度の計測が可能とな
る。特に、支持柱を伸縮可能とすれば、被検者に応じて
被支持部の位置を調整することができるので、操作性が
向上するとともにより高精度の計測が可能となる。
【0038】第9の発明は、第8の発明において、前記
被支持部の前記支持柱に対する姿勢が可変であることを
特徴とする。このように、被支持部の支持柱に対する姿
勢を変化できるようにすれば、被検者に応じて被支持部
の姿勢を調整することができるので、操作性が向上する
とともにより高精度の計測が可能となる。
【0039】第10の発明は、第5の発明において、前
記ユニットは、前記基台部に設けられた支持柱によって
支持され、前記支持柱は、伸縮可能であることを特徴と
する。
【0040】このように、支持柱を伸縮可能とすれば、
被検者に応じて被支持部の位置を調整することができる
ので、操作性が向上するとともにより高精度の計測が可
能となる。
【0041】第11の発明は、第10の発明において、
前記ユニットの前記支持柱に対する姿勢が可変であるこ
とを特徴とする。このように、ユニットの支持柱に対す
る姿勢を変化できるようにすれば、被検者に応じてユニ
ットの姿勢を調整することができるので、操作性が向上
するとともにより高精度の計測が可能となる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施形態に基づいて
本発明を説明する。
【0043】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置1を用いて
被検者が計測を行う状態を示す。
【0044】健康管理指針アドバイス装置1は、被検者
が両手で保持する本体部2と被検者がその上に載る体重
計部3と本体部2及び体重計部3を接続するケーブル4
とからなる。
【0045】図2に本体部2の外観の概略を示す。
【0046】本体部2の筐体5は、略直方体をなし、前
面5aの中央部上方には表示部6、中央部下方には操作
キー部7、右端部には電圧計測用電極8が配置されてい
る。筐体5の上面5bの右端部には電流印加用電極9が
配置されている。また、筐体5の下面5cらは、ケーブ
ル4が引き出されている。
【0047】表示部6はLCD,LED等からなり、数
字,文字,図形等の情報を表示する。
【0048】操作キー部(操作部)7は電源スイッチ1
1,モード選択スイッチ12,UPボタン13,DOW
Nボタン14,確定/リセットスイッチ15からなる。
【0049】電圧計測用電極8は、上辺が筐体5の上面
5bに略水平で、前面中央側端部から右側面5dに向け
て下方になだらかに湾曲し、右端辺が筐体52の高さ方
向に略平行な形状をなしている。また、電圧計測用電極
8の右端辺は右の側面5d側に形成されている。
【0050】電流印加用電極9は、上面5bの右端部略
円形状に形成されており、中央に設けられた開口部16
から計測開始スイッチ17のキートップ部17aが露出
している。計測開始スイッチ17のキートップ部17a
の上面は電流印加用電極9の上面とほぼ同じ高さか、あ
るいは若干低めに設定され、誤動作を防止するために電
流印加用電極9に親指が触れただけでは動作せず、若干
押圧することによって動作するようになっている。
【0051】電流印加用電極9及び電圧計測用電極8の
近傍は、周囲の筐体5表面よりわずかに窪み、境界部分
の段差18を介して位置決め部19が形成されている。
【0052】筐体5の左側にも、右側の位置決め部19
と対称な形状で、境界部分の段差21を介して周囲から
わずかに窪んだ位置決め部22が設けられている。
【0053】筐体5の右左側面5d,5eの上縁には、
若干突出した鍔部23,24がそれぞれ形成され、装置
1を掴むときに、人差し指あるいは中指の親指側の側面
を鍔部23,24に沿わせることにより容易に位置決め
ができる構成となっている。この位置決め部19,22
が保持部を構成する。
【0054】装置1の左右両側部を前面5a側から背面
5f側へ位置決め部19,22及び鍔部23,24に従
って掴むと、親指の付け根から手首にかけての掌部が電
圧計測用電極8に接触し、親指先の腹部が電流印加用電
極9に接触する。このとき、計測開始スイッチ17も親
指先の腹部に接触する。
【0055】筐体5はポリカーボネイト・ABS,AB
S等の樹脂成形により、電流印加用電極9及び電圧計測
用電極8はCrメッキ樹脂,Crメッキ板金,SUS板
金,SUSシート等により形成することができる。
【0056】図3は体重計部3の外観の概略を示す上面
図である。
【0057】体重計部3は、上下方向(図3では紙面に
直交する方向)に扁平な略直方体をなす。略長方形の上
面3aの前側(図3では上方)の端部には、中央に表示
部25が配置されている。表示部25の後側(図3では
下方)右寄り前方には、前後方向に長い略楕円形状の電
流印加用電極26、その後方には略円形状の電圧計測用
電極27がそれぞれ配置されている。電流印加用電極2
6と電圧計測用電極27に重なる位置に、前方を向いた
右足裏の形状をなす線が描かれている。この右足裏形状
の線は右足裏用位置決め部28をなし、この位置決め部
28に沿って体重計3に右足を載せれば、足裏の指先側
部分が電流印加用電極26に接触し、踵側部分が電圧計
測用電極27に接触するようになっている。表示部25
の後側(図3では下方)左寄りの位置には、右足裏用位
置決め部28と対称な形状の左足裏形状の線が描かれて
おり、左足裏用位置決め部29をなす。右足裏用位置決
め部28及び左足裏用位置決め部29に従って両足を配
置することにより、バランスが安定して正確な体重計測
が可能となるとともに、再現性の高いインピーダンス計
測が可能となる。ここで、右足裏用位置決め部28の近
傍が右足の荷重支持部である。
【0058】また、ここでは体重計測部3が基台部を構
成し、本体部2がユニットを構成する。
【0059】図4は本体部2内部の回路構成の概略を示
すブロック図である。
【0060】31は所定周波数f0 の高周波電流を発生
する高周波信号発生部、32は体重計部3に接続された
ケーブル4を本体部2に接続するコネクタ、33は電圧
計測用電極8及び27の抵抗電位信号を受ける差動増幅
部、34は周波数f0 以外の信号をカットするためのバ
ンドパスフィルタ、35は高周波信号成分を復調する復
調回路、36はアナログ信号をデジタル信号に変換する
A/D変換器、37は電池、11は電源スイッチ、38
はモード選択スイッチ12,UPボタン13,DOWN
ボタン14,確定/リセットスイッチ15からなるデー
タ入力部、39はブザー、41は計測制御プログラム,
演算プログラム,健康管理に有益な指針情報の抽出テー
ブル等を格納したメモリ(ROM)、42は被検者が入
力した身体特定化情報や計測値等を格納するメモリ(R
AM)、43は所定のプログラムを実行して計測・演算
を行い健康管理のための情報を算出して表示部6に表示
するCPU、44は体重計測値を出力する体重計部3の
CPUである。
【0061】コネクタ32は、CPU43に対して、体
重計部3が接続されているか否かを検知する接続有無検
知信号を送る。
【0062】ここで、電流印加用電極9,26,電圧計
測用電極8,27,高周波信号発生部31,差動増幅部
33,バンドパスフィルタ34,復調回路35,A/D
変換器36,ROM41,RAM42,CPU43等に
よってインピーダンス計測手段が構成される。
【0063】図5は体重計部3内部の回路構成の概略を
示すブロック図である。
【0064】45はロードセル等が使用されるセンサ
部、46は電気信号に変換するトランスジューサ、47
はトランスジューサ46から出力されるアナログ信号を
デジタル信号に変換するA/D変換器、48は電源部、
25は計測値等を表示する表示部、44は所定のプログ
ラムを実行して体重計測値を算出して表示部25に表示
するとともに、本体部2のCPU43に出力するCPU
である。
【0065】ここで、センサ部45,トランスジューサ
46,A/D変換器47,CPU44等によって体重計
測手段が構成される。
【0066】計測時には、図1に示すように、体重計部
3の右左足裏用位置決め部28,29に従って体重計部
3上に直立した姿勢で載り、本体部2の右左両端部を前
面5a側から位置決め部19,22及び鍔部23,24
に従って握り、両手を肩の高さで真直ぐ前方に伸ばして
保持する。
【0067】以下、図6に示すフローチャートに基づい
て計測手順を説明する。
【0068】まず、電源スイッチ11をオンすると、体
重計部3のオートゼロ調整を含む計測準備処理を行う
(ステップ1)。
【0069】次に、モード設定スイッチ12,UPボタ
ン13,DOWNボタン14,確定/リセットスイッチ
15によって身長,年令,性別等の身体特定化情報を入
力する(ステップ2)。モード設定スイッチ12によっ
て身体特定化情報の各項目の入力モードを設定し、表示
部6の数字等の表示をUPボタン13あるいはDOWN
ボタン14を操作して入力したい表示に切り替え、確定
/リセットスイッチ15を押して当該入力モードの入力
情報を確定又はリセットする。
【0070】すべての身体特定化情報の入力が完了した
か否かを「READYか?」において判定する(ステッ
プ3)。
【0071】身体特定化情報にまだ入力していない項目
がある場合には、ステップ3でNoと判定され、ステッ
プ2に戻ってすべての項目が入力されるまで待機する。
【0072】すべての身体特定化情報が入力されている
場合には、ステップ3でYesと判定され、体重計部3
の電極26,27が本体部2側と接続されているか否か
を判定する(ステップ4)。このような接続の有無は、
コネクタ32からCPU43に送られる接続有無検知信
号によって検知される。
【0073】体重計部3の電極26,27が本体部2側
と接続されていない場合には、ステップ4でNoと判定
され、電極接続にエラーがある旨を表示部6に表示ある
いはブザー39鳴らすことにより被検者に報知し(ステ
ップ5)、ステップ4に戻って体重計部3が接続される
まで待機する。
【0074】体重計部3の電極26,27が本体部2側
と接続されている場合には、計測開始スイッチ17がO
Nか否かを判定する(ステップ6)。
【0075】計測開始スイッチ17がONされていない
場合には、ステップ6の判定でNoとなり、計測開始ス
イッチ17がONされるまで待機する。
【0076】計測開始スイッチ17がONされている場
合には、ステップ6でYesと判定され、表示部6に計
測を開始する旨を表示する等の計測開始報知処理を行う
(ステップ7)。
【0077】次に、体重計部3で計測された体重計測値
が正常計測範囲内か否かを判定する(ステップ8)。こ
のとき、体重計測値の正常範囲は、体重計としての計測
上限値及び下限値との間をとるか、あるいは入力された
身長,年令,性別等から推定できる体重許容範囲をとる
ことによって定めることができる。
【0078】ステップ8で体重計測値が正常計測範囲外
である場合には、Noと判定され、体重計部3測にエラ
ーがある旨を表示部6,25に表示するか、ブザー39
を鳴らすことにより被検者に報知し(ステップ9)、ス
テップ8に戻って体重計測値が正常範囲内となるまで待
機する。
【0079】ステップ8で体重計測値が正常計測範囲内
にある場合には、Yesと判定され、体重計測値が安定
しているか否かを判定する(ステップ10)。
【0080】ステップ10で体重計測値が安定していな
い場合には、計測中の姿勢を静止して安定させるように
促すメッセージを表示部6,25に表示する等して被検
者に報知し(ステップ11)、ステップ8に戻る。
【0081】ステップ10で体重計測値が安定している
場合には、体重計測処理を行う(ステップ12)。
【0082】次に、インピーダンス計測値が正常計測範
囲内か否かを判定する(ステップ13)。このとき、イ
ンピーダンス計測値の正常範囲は、インピーダンスの計
測装置としての計測の上限値と下限値との間をとるか、
計測部位ごとの適正許容範囲として片掌片足裏間であれ
ば350〜1000Ωをとることによって定めることが
できる。
【0083】ステップ13で、インピーダンス計測値が
正常計測範囲内にない場合には、Noと判定され、電流
印加用電極9,26,電圧計測用電極8,27との接触
をしっかりするよう促すメッセージを表示部6に表示す
る等して被検者に報知し(ステップ14)、ステップ1
3に戻りインピーダンス計測値が正常計測範囲内となる
まで待機する。
【0084】ステップ13で、インピーダンス計測値が
正常計測範囲内にある場合には、Yesと判定され、イ
ンピーダンス計測値が安定しているか否かを判定する
(ステップ15)。
【0085】ステップ15で、インピーダンス計測値が
安定していない場合には、Noと判定され、計測中の姿
勢を一定に保つように促すメッセージを表示部6に表示
する等して被検者に報知し(ステップ16)、ステップ
13に戻る。
【0086】ステップ15で、インピーダンス計測値が
安定している場合には、Yesと判定され、体重計測値
から本体部2の重量を削除する処理を行う(ステップ1
7)。
【0087】インピーダンスの計測処理と、身体特定化
情報,体重計測値及びインピーダンス計測値から体脂肪
率,体脂肪量,除脂肪量,体水分量,基礎代謝量や肥満
度等の健康管理に有益な指針情報を算出する演算処理を
行う(ステップ18)。
【0088】次に、計測終了を知らせるメッセージを表
示部6に表示する等の計測終了報知処理を行う(ステッ
プ19)。
【0089】計測結果等の健康管理指針情報を表示部
6,25に表示し(ステップ20)、計測動作を終了す
る。
【0090】このように、健康管理指針アドバイス装置
1は、身体特定化情報の入力,体重及びインピーダンス
計測を被検者一人で簡単に行うことができる。
【0091】また、本体部2に表示部6及びモード設定
スイッチ12等の操作キー部7が設けられているので、
表示の視認性及び操作性にも優れている。
【0092】図7に異なる構成の本体部52の外観の概
略を示す。
【0093】本体部52の内部構成については、先に説
明した本体部2と同様であるので説明を省略する。
【0094】本体部52は、主として操作部53と電極
部54からなる。操作部53は、前後方向(図7では紙
面に直交する方向)に扁平で角のとれた略直方体をな
し、本体部52の前面52aの左側上方に設けられた表
示部55、表示部55の下方に設けられたテンキー部5
6、表示部55の左側に設けられた電源スイッチ57、
表示部55の右側に設けられたスタートスイッチ58、
スタートスイッチ58の下方に設けられたモードスイッ
チ59からなる。電極部54は操作部53から延びたブ
リッジ部61,62によって軸方向の両端を支持された
略円柱形状をなし、電極部54を周方向に帯状に覆う略
円筒形状の電流印加用電極63及び電圧計測用電極64
が軸方向に間隔を置いて設けられている。電極部54の
軸方向両端部には、端部に向けて広径となる鍔部65,
66が設けられている。電極部54の前面には、下端部
から上方へなだらかに延び上方で外側へ湾曲する突起部
67が形成されている。
【0095】本体部52は右手だけで保持することがで
きる。電極部54の鍔部65,66の間を突起部67に
沿って握ると、親指と人差し指が電流印加用電極63に
巻回され、中指は電流印加用電極63と電圧計測用電極
64との間の電極のない部分に巻回され、薬指と小指が
電圧計測用電極64に巻回される。
【0096】計測手順は本体部2の場合とほぼ同様であ
り、スタートスイッチ58によって計測が開始される
点、身体特定化情報の入力をテンキー部56で行うこ
と、モードスイッチ59によって身体特定化情報の各項
目の入力モードを設定する点、モードスイッチ59によ
る入力モードの切り替えによって設定値の確定がなされ
る点、既に入力した設定値に重ねて入力すれば前の設定
値がリセットされるのでリセットスイッチが設けられて
いない点において異なるのみなので、説明は省略する。
【0097】本実施形態では、本体部2と体重計測部3
とをケーブルで接続しているが、それぞれに送受信手段
を備えて無線通信手段で接続し、電波,光,音波等の形
で信号を伝送するようにしてもよい。以下に説明する実
施形態の場合も同様である。
【0098】(第2の実施形態)図8は本発明の第2の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置71を用い
て被検者が計測を行う状態を示す。
【0099】健康管理指針アドバイス装置71は、被検
者が右手で保持するグリップ電極部72と被検者がその
上に載る体重計部73とグリップ電極部72及び体重計
部73を接続するケーブル74とからなる。
【0100】図9にグリップ電極部72を右手で握った
状態を示す。
【0101】グリップ電極部72は、一端からケーブル
74が引き出され他端に計測開始スイッチ75が配され
た略棒状をなす基部76と、基部76の表面を覆う電流
印加用電極77と電圧計測用電極78とからなる。電流
印加用電極77は略円筒形状でケーブル側の縁部に周方
向の突起79が形成され、電圧計測用電極78は計測開
始スイッチ75側で小径となる略円筒形状をなす。電流
印加用電極77と電圧計測用電極78との間には、基部
76の凹部76aが露出しており、電極77,78の表
面から窪んだ溝状に形成されている。
【0102】基部76は、ポリカーボネイト・ABS,
ABS等の樹脂成形により、電流印加用電極77及び電
圧計測用電極78はCrメッキ樹脂,Crメッキ板金,
SUS板金,SUSシート等により形成することができ
る。
【0103】グリップ電極部72を握るときには、人差
し指の指先から親指との股付近の掌部までを電流印加用
電極77に接触させ、薬指及び小指の指先から手首付近
の掌部までを電圧計測用電極78に接触させる。このと
き中指を凹部76aに沿って曲げ、人差し指と中指との
間に突起79を挟むようにして握ることにより位置決め
が簡単にできるようになっている。また、親指はグリッ
プ電極部72の軸方向に沿って伸ばし、親指先で計測開
始スイッチ75を操作する。
【0104】図10は体重計部73の外観の概略を示す
上面図である。
【0105】体重計部73は、上下方向(図10では紙
面に直交する方向)に扁平な略直方体をなす。略長方形
の上面73aの前側(図では上方)の端部には、中央に
表示部81、その左側に電源スイッチ82,モード選択
スイッチ83、右側にUPボタン84,DOWNボタン
85,確定/リセットスイッチ86が配置されている。
表示部81及び電源スイッチ82等の後側(図では下
方)右寄り前方には、前後方向に長い略楕円形状の電流
印加用電極87、その後方には略円形状の電圧計測用電
極88がそれぞれ配置されている。電流印加用電極87
と電圧計測用電極88とに重なる位置に、前方を向いた
右足裏の形状をなす線が描かれている。この右足裏形状
の線は右足裏用位置決め部89をなし、この位置決め部
89に沿って体重計部73に右足を載せれば、足裏の指
先側部分が電流印加用電極87に接触し、踵側部分が電
圧計測用電極88に接触するようになっている。表示部
81及び電源スイッチ82等の後側(図では下方)左寄
りの位置には、右足裏用位置決め部89と対称な形状の
左足裏形状の線が描かれており、左足裏用位置決め部9
0をなす。右足裏用位置決め部89及び左足裏用位置決
め部90に従って両足を配置することにより、バランス
が安定して正確な体重計測が可能となるとともに、再現
性の高いインピーダンス計測が可能となる。ここで、右
足裏用位置決め部89近傍が右足裏の荷重支持部を構成
する。
【0106】ここでは、体重計部3が基台部を構成し、
グリップ電極部72がユニットを構成する。
【0107】図11は体重計部73内部の回路構成の概
略を示すブロック図である。
【0108】91は所定周波数f0 の高周波電流を発生
する高周波信号発生部、92はグリップ電極部72に接
続されたケーブル74を体重計部73に接続するコネク
タ、93は電圧計測用電極88及び78の抵抗電位信号
を受ける差動増幅部、94は周波数f0 以外の信号をカ
ットするためのバンドパスフィルタ、95は高周波信号
成分を復調する復調回路、96はアナログ信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換器、97は電池、82は電
源スイッチ、98はモード選択スイッチ83,UPボタ
ン84,DOWNボタン85,確定/リセットスイッチ
86からなるデータ入力部、99はブザー、101は計
測制御プログラム,演算プログラム,健康管理のための
情報の抽出テーブル等を格納したメモリ(ROM)、1
02は被検者が入力した身体特定化情報や計測値等を格
納するメモリ(RAM)、103はロードセル等が使用
されるセンサ部、104は電気信号に変換するトランス
ジューサ、105はトランスジューサ104から出力さ
れるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器、106は所定のプログラムを実行して計測・演算を
行い健康管理のための指針情報を算出して表示部81に
表示するCPUである。
【0109】コネクタ92は、CPU106に対して、
グリップ電極部72が接続されているか否かを検知する
接続有無検知信号を送る。
【0110】ここで、電流印加用電極87,77,電圧
計測用電極88,78,高周波信号発生部91,差動増
幅部93,バンドパスフィルタ94,復調回路95,A
/D変換器96,ROM101,RAM102,CPU
106等によってインピーダンス計測手段が構成され
る。
【0111】また、ここで、センサ部103,トランス
ジューサ104,A/D変換器105,CPU106等
によって体重計測手段が構成される。健康管理指針アド
バイス装置71を用いて計測する場合には、図8に示す
ように、体重計部73の右左足裏用位置決め部89,9
0に従って体重計部73上に直立した姿勢で載り、グリ
ップ電極部72を右手で上述の接触状態となるように握
り、右手を肩の高さで前方に真直ぐ伸ばして保持し、左
手は胴の左側に沿って下げておく。
【0112】健康管理指針アドバイス装置71による計
測手順は、図6に示す第1実施形態に係る健康管理指針
アドバイス装置1の場合とほぼ同様であり、身体特定化
情報の入力を行うデータ入力部98が体重計部73に設
けられている点、グリップ電極部72には表示部が設け
られていないので、すべての情報が体重計部73の表示
部81に表示される点、図6のステップ4ではグリップ
電極部72の電極77,78が体重計部73側に接続さ
れているか否かを判定する点、ステップ17では体重計
測値からグリップ電極部72の重量の削除処理を行う点
において健康管理指針アドバイス装置1と異なるのみな
ので、詳細な説明は省略する。
【0113】このように健康管理指針アドバイス装置7
1では、身体特定化情報の入力,体重及びインピーダン
ス計測を被検者一人で簡単に行うことができる。
【0114】(第3の実施形態)図12(a)は本発明
の第3の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置1
11を用いて被検者が計測を行う状態を示す。
【0115】健康管理指針アドバイス装置111は、主
として、被支持部としてのグリップ電極部112,体重
計部113,体重計部113上でグリップ電極部112
を支持する支持柱としてのロッド114からなる。
【0116】グリップ電極部112と体重計部113の
構成は、第2の実施形態に係る健康管理指針アドバイス
装置71とほぼ同様であるが、本実施形態ではグリップ
電極部112が伸縮自在のロッド114によって体重計
部113上に支持されている。第2実施形態に係る体重
計部73と同様の構成については同様の符号を付して説
明を省略する。
【0117】体重計部113の上面113aの前方(図
12(a)では斜め右下)の表示部81の右側(図12
(a)では斜め左下)には、ロッド114を支持すると
ともに収納するロッド支持・収納部115が設けられて
いる。また、電源スイッチ82,モード選択スイッチ8
3,UPボタン84,DOWNボタン85,確定/リセ
ットスイッチ86はすべて表示部81の左側(図12
(a)では斜め右上)に設けられている。
【0118】ロッド114は、体重計部113のロッド
支持・収納部115に、軸方向(図12(a)の矢印A
方向)に伸縮自在であるとともに前後方向(図12
(a)の矢印B,C方向)に移動可能に支持されてい
る。グリップ電極部112とロッド114とを接合する
関節部116は、ロッドの前後移動に応じて屈曲又は回
転するようになっており、グリップ電極部112を正し
い姿勢で握ることができる。ロッド114を縮めると、
図12(b)に示すようにロッド114部分が体重計部
113内のロッド支持・収納部115に収納されるよう
になっている。
【0119】グリップ電極部112はロッド114内に
挿通されるケーブル等によって体重計部3と接続されて
いるので、グリップ電極部112を接続し忘れたり、接
続状態が不十分になったりすることがなく操作性が向上
する。また、図12(b)のように、ロッド114を縮
めてグリップ電極部112と体重計部113とを一体化
できるので、小型化でき、コンパクトに収納できる。
【0120】計測手順は、第2の実施形態に係る健康管
理指針アドバイス装置71と同様であるが、本実施形態
では、グリップ電極部112はロッド114に支持され
ているので、図6のステップ4のグリップ電極部112
の電極の接続判定と、ステップ17の体重計測値からの
グリップ電極部112重量の削除処理とを省略すること
ができる。
【0121】また、本実施形態では、計測時にグリップ
電極部112をもってロッド114を肩の高さぐらいま
で伸ばすとともに右腕を真直ぐ前方へ伸ばすのに合わせ
てロッド114を前方の適当な位置まで移動させる。ロ
ッド114,ロッド支持・収納部115及び関節部11
6は、力を加えない限り姿勢を保持するので、ロッド1
14とグリップ電極部112とを一度正しい位置に移動
させておけば、計測中も正しい姿勢を保持し易くなり、
再現性が高く高精度の計測が可能となる。
【0122】また、健康管理指針アドバイス装置111
は、身体特定化情報の入力,体重及びインピーダンス計
測を被検者一人で簡単に行うことができる。
【0123】(第4の実施形態)図13は本発明の第4
の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置121を
用いて被検者が計測を行う状態を示す。
【0124】健康管理指針アドバイス装置121は、主
として、本体部122,体重計部123,体重計部12
3に対して本体部122を支持する支持柱124,12
5からなる。
【0125】本体部122及び体重計部123の構成は
第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
【0126】本実施形態では、本体部122が、体重計
部123の前面123(a)から前方(図13では右斜
め下方)に延びた後に屈曲して上方へ延びる2本の支持
柱124,125上に直立して支持されている。支持柱
124,125のいずれかを中空として内部にケーブル
を挿通し、本体部122と体重計部123とを接続す
る。
【0127】本実施形態では、本体部122が被支持部
を構成し、体重計部123が基台部を構成する。
【0128】健康管理指針アドバイス装置121におけ
る計測手順も図6に示された第1の実施形態の場合と同
様であるが、本実施形態では本体部122が支持柱12
4,125に支持されているので、図6のステップ4の
体重計部の電極の接続判定と、ステップ17の体重計測
値からの本体部(グリップ電極部)重量の削除処理とを
省略することができる。
【0129】健康管理指針アドバイス装置121では、
本体部122が支持柱124,125によって所定の位
置に保持されているので、被検者が正しい計測姿勢をと
り易く、計測中もその姿勢を安定して維持することがで
きる。従って、再現性が高く高精度の計測が可能とな
る。
【0130】また、健康管理指針アドバイス装置121
は、身体特定化情報の入力,体重及びインピーダンス計
測を被検者一人で簡単に行うことができる。
【0131】(第5の実施形態)図14は本発明の第5
の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置131を
用いて被検者が計測を行う状態を示す。
【0132】健康管理指針アドバイス装置131は、主
として、本体部132,体重計部133,体重計部13
3に対して本体部132を支持する支持柱134とから
なる。
【0133】本体部132の内部構成は第1の実施形態
に係る本体部2と同様であり、体重計部133の構成も
前面133(a)の構成を除いて第1の実施形態に係る
体重計部3と同様であるので、説明を省略する。本体部
132の構成で第1実施形態に係る本体部2と同様の部
分については同様の符号を付して説明を省略する。
【0134】本実施形態では、本体部132が被支持部
を構成し、体重計部133が基台部を構成する。
【0135】図15に本体部132の外観構成を示す。
図15(a)は正面図、図15(b)は上面図、図15
(c)は側面図である。
【0136】本体部132は、前後(図15(a)では
紙面に直交する方向)に扁平な略直方体をなす操作部1
35と、操作部135の右側にブリッジ部136,13
7によって上下端部を支持された略円柱形状の電極部1
38とからなる。
【0137】操作部135の前面135aの上方に表示
部6が設けられ、前面135aの下方右寄りに電源スイ
ッチ11,モード選択スイッチ12,UPボタン13,
DOWNボタン14,確定/リセットスイッチ15が設
けられている。
【0138】操作部135の下端から延びるブリッジ部
137は、操作部135の前面135aから左斜め前方
(図15(b)では右斜め下)へ延びている。一方、操
作部135の上端から延びるブリッジ部136は、操作
部135の前面135aに沿って左方(図15(b),
(c)では右方)へ延びている。このため、電極部13
8は、操作部135に対して後方(図15(a)では紙
面裏側)へ傾いた姿勢で支持されている。
【0139】略円柱状の電極部138を周方向に巻回す
るように帯状に略円筒形状の電流印加用電極139及び
電圧計測用電極140が間隔をおいて設けられている。
【0140】また、本体部132は、体重計部133の
前面133(a)から前方(図14では右斜め下方)に
延びた後に屈曲して上方へ延びる支持柱134上に直立
して支持されている。支持柱134を中空として内部に
ケーブルを挿通し、本体部132と体重計部133とを
接続する。
【0141】支持柱134に支持された状態では、操作
部135の電源スイッチ11,モード選択スイッチ1
2,UPボタン13,DOWNボタン14,確定/リセ
ットスイッチ15はいずれも支持柱134の延長の前方
(図15(a)では紙面手前方向)に位置しているの
で、電源スイッチ11等を押圧しても支持柱134に対
する回転モーメントが生じないので、本体部132が不
安定となることはない。
【0142】また、電極部138を握ると、親指と人差
し指が電流印加用電極139に巻回され、中指は電流印
加用電極139と電圧計測用電極140との間の電極が
設けられていない部分に巻回され、薬指と小指が電圧計
測用電極140に巻回される。
【0143】計測手順は、第1の実施形態と同様である
が、本実施形態では本体部132が支持柱134に支持
されているので、図6のステップ4の体重計部の電極の
接続判定と、ステップ17の体重計測値からの本体部重
量の削除処理とを省略することができる。
【0144】図14のように体重計部133の所定の位
置に載り、直立した姿勢で右腕を肩の高さで真直ぐ前方
に伸ばしたときに、親指を腕の延長に沿って伸ばすと、
親指及び人差し指から小指までの4本の指を曲げること
によってその内側に形成される略円柱状の空間は、身体
に平行な鉛直線に対して身体とは反対側に傾いている、
即ち、上方で身体から遠ざかり下方で近づくように傾い
ている。このような姿勢は、力を入れて手首を親指側に
傾ける必要がないので、楽な姿勢である。電極部138
も操作部135に対して後方へ傾いた姿勢、即ち、上方
で身体から遠ざかり下方で近づく姿勢で支持されている
ので、楽に保持することができ、計測中も不安定となる
ことがない。従って、再現性が高く高精度の計測が可能
となる。
【0145】また、健康管理指針アドバイス装置131
は、身体特定化情報の入力,体重及びインピーダンス計
測を被検者一人で簡単に行うことができる。
【0146】(第6の実施形態)図16は本発明の第6
の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置141を
用いて被検者が計測を行う状態を示す。
【0147】健康管理指針アドバイス装置141は、主
として、本体部142,体重計部143,体重計部14
3に対して本体部142を支持する支持柱144とから
なる。
【0148】健康管理指針アドバイス装置141は、本
体部142の外観構成を除いて第5の実施形態に係る健
康管理指針アドバイス装置131と同様であるので、同
様の構成については同様の符号を付して説明を省略す
る。
【0149】本実施形態では、本体部142が被支持部
を構成し、体重計部143が基台部を構成する。
【0150】図17に本体部2の外観構成を示す。図1
7(a)は正面図、図17(b)は上面図、図17
(c)は側面図である。
【0151】本体部142は、前後(図17(a)では
紙面に直交する方向)に扁平な略直方体をなす操作部1
45と、操作部145の右側面145bの中央部から延
びた略円柱形状の電極部146とからなる。
【0152】操作部145の前面145aの左寄りに表
示部6が設けられ、前面145aの右寄りに電源スイッ
チ11,モード選択スイッチ12,UPボタン13,D
OWNボタン14,確定/リセットスイッチ15が設け
られている。
【0153】電極部146は、操作部145の右側面1
45b中央部から前方左斜め下方(図17(a)では紙
面手前側右下方向)へ向かって延びている。
【0154】略円柱状の電極部146を周方向に巻回す
るように帯状に略円筒形状の電流印加用電極147及び
電圧計測用電極148が互いに間隔をおいて操作部14
5側から順にそれぞれ設けられている。
【0155】また、電極部146を握ると、親指と人差
し指が電流印加用電極147に巻回され、中指は電流印
加用電極147と電圧計測用電極148との間の電極が
設けられていない部分に巻回され、薬指と小指が電圧計
測用電極148に巻回される。
【0156】図16のように体重計部143の所定の位
置に載り、直立した姿勢で右腕を肩の高さで真直ぐ前方
に伸ばすときに、右腕を力を抜いて下ろした状態から肩
を回転させてそのまま前方に上げると、右手の甲が上を
向いた状態となる。この状態で親指を腕の延長に沿って
伸ばすと、親指及び人差し指から小指までの4本の指を
曲げることによってその内側に形成される略円柱状の空
間は、親指側が上方となり小指側が下方となり、さらに
親指側で身体から遠ざかり小指側で身体に近づくように
傾いている。このような姿勢は、力を入れて手首を前腕
部の軸方向の回りに回転させる必要がないので、楽な姿
勢である。電極部148も、身体前面に正対する操作部
145に対して前方左斜め下方へ傾いた姿勢、即ち、身
体の中央側(親指側)で上方となるとともに身体から遠
ざかり、身体の外方(小指側)で下方となるとともに身
体に近づく姿勢で支持されているので、楽に保持するこ
とができ、計測中も不安定となることがない。従って、
再現性が高く高精度の計測が可能となる。
【0157】(第7の実施形態)図18に本発明の第7
の実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置151
(図示せず)の本体部152の外観の概略構成を示す。
【0158】健康管理指針アドバイス装置152は、本
体部152,体重計部3及び本体部152と体重計部3
とを接続するケーブル4とからなるが、体重計部3及び
ケーブル4は第1実施形態と同様の構成を有するので説
明を省略する。
【0159】本体部152は、第1実施形態に係る本体
部2とほぼ同様の形状であるが、左手用の電極を有する
点が異なる。第1実施形態に係る本体部2と同様の構成
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0160】本実施形態では、体重計部3が基台部を構
成し、本体部152がユニットを構成する。
【0161】本体部152の筐体5の前面5aの左端部
にも電圧計測用電極158が配置されている。また、筐
体5の上面5bの左端部にも電流印加用電極159が配
置されている。
【0162】電圧計測用電極158は、上辺が筐体5の
上面5bに略水平で、前面中央側端部から左側面5eに
向けて下方になだらかに湾曲し、左端辺が筐体5の高さ
方向に略平行な形状をなしている。また、電圧計測用電
極158の左端辺は左側面5e側に形成されている。
【0163】電流印加用電極139は、前面5aの上縁
の左端部から上面5bに回り込み、背面5fe側へ向け
て徐々に中央側へ延びる略舌状をなす。
【0164】電流印加用電極159及び電圧計測用電極
158の近傍には、左手用の位置決め部22が設けられ
ている。
【0165】本体部152の左右両側部を前面5a側か
ら背面5f側へ段差18,21及び鍔部23,24に従
って掴むと、親指の付け根から手首にかけての掌部が電
圧計測用電極8,158に接触し、親指先の腹部が電流
印加用電極9,159に接触する。
【0166】図19に本体部152内部の回路構成の概
略を示すブロック図を示す。
【0167】図4に示す第1実施形態に係る本体部2の
回路構成と同様の部分には同様の符号を付して説明を省
略する。
【0168】本実施形態では、電流印加用電極159,
9,電圧計測用電極158,8が電極信号切替部153
に接続され、体重計部3の電流印加用電極26,電圧計
測用電極27もコネクタ32を介して電極信号切替部1
53に接続されている。
【0169】インピーダンス計測モード切替手段として
の電極信号切替部153は、高周波信号発生部31に接
続する電流印加用電極159,9,26及び差動増幅部
33に接続する電圧計測用電極158,8,27の切り
替え、または短絡,開放を行う。電極信号切替部153
の切替はアナログスイッチ又はリレー等で行われ、どの
ように切り替えるかはCPU43から発せられる電極切
替コントロール信号によって決まる。
【0170】図20(a)に右掌・右足裏間のインピー
ダンスを計測する場合の電極信号切替部153の接続状
態(右掌−右足裏間インピーダンス計測モード)を示
す。
【0171】右手の電流印加用電極9の接続線Ih2
高周波信号発生部31の一端に接続され、右足裏の電流
印加用電極26の接続線If2 が高周波信号発生部31
の他端に接続される。右手の電圧計測用電極8の接続線
Eh2 及び右足裏の電圧計測用電極27の接続線Ef2
が差動増幅部33の入力に接続される。
【0172】図20(b)は、身体各部のインピーダン
スを等価的に示している。
【0173】ここで、右手,左手の各掌・手首間インピ
ーダンスをZ1 ,Z6 、右腕,左腕のインピーダンスを
それぞれZ2 ,Z5 、右左の肩から胴上端までのインピ
ーダンスをそれぞれZ3 ,Z4 、胴のインピーダンスを
7 、胴下端から右左の腰までのインピーダンスをそれ
ぞれZ8 ,Z11、右足,左足のインピーダンスをそれぞ
れZ9 ,Z12、右左の足首・足裏間のインピーダンスを
それぞれZ10,Z13としている。
【0174】上述のような切替状態では、身体に高周波
信号発生部31及び差動増幅部33が図20(b)に示
すように接続されることとなるので、身体はインピーダ
ンスZ1 ,Z2 ,Z7 ,Z8 ,Z9 ,Z10が直列接続さ
れた回路と等価である。従って、この切替状態で、Z1
+Z2 +Z7 +Z8 +Z9 +Z10すなわち、右掌右足裏
間の身体インピーダンスを計測することができる。
【0175】図21に右掌・左掌間のインピーダンスを
計測する場合の電極信号切替部153の接続状態(両掌
間インピーダンス計測モード)を示す。
【0176】左手の電流印加用電極159の接続線Ih
1 が高周波信号発生部31の一端に接続され、右手の電
流印加用電極9の接続線Ih2 が高周波信号発生部31
の他端に接続される。左手の電圧計測用電極158の接
続線Eh1 及び右手の電圧計測用電極8の接続線Eh2
が差動増幅部33の入力に接続される。
【0177】このような切替状態では、身体に高周波信
号発生部31及び差動増幅部33が図21(b)に示す
ように接続されることとなるので、身体はインピーダン
スZ1 ,Z2 ,Z3 ,Z4 ,Z5 ,Z6 が直列接続され
た回路と等価である。従って、この切替状態で、Z1
2 +Z3 +Z4 +Z5 +Z6 、すなわち、右掌左掌間
の身体インピーダンスを計測することができる。
【0178】図22(a)に胴・右足裏間のインピーダ
ンスを計測する場合の電極信号切替部153の接続状態
(胴−右足裏間インピーダンス計測モード)を示す。
【0179】右手の電流印加用電極9の接続線Ih2
高周波信号発生部31の一端に接続され、右足裏の電流
印加用電極26の接続線If2 が高周波信号発生部31
の他端に接続される。左手の電圧計測用電極158の接
続線Eh1 及び右足裏の電圧計測用電極27の接続線E
2 が差動増幅部33の入力に接続される。
【0180】このような切替状態では、身体に高周波信
号発生部31及び差動増幅部33が図22(b)に示す
ように接続されることとなる。ここで、インピーダンス
1,Z2 ,Z3 部分の電圧は検出されず、インピーダ
ンスZ4 ,Z5 ,Z6 部分は導線と同視できる。従っ
て、身体はインピーダンスZ7 ,Z8 ,Z9 ,Z10が直
列接続された回路と等価となり、この切替状態では、Z
7 +Z8 +Z9 +Z10、すなわち、胴・右足裏間の身体
インピーダンスを計測することができる。
【0181】健康管理指針アドバイス装置151による
計測手順を図23に示すフローチャートに従って説明す
る。
【0182】電源スイッチ11をONすると、体重計部
3のオートゼロ調整処理を含む計測準備処理を行う(ス
テップ101)。
【0183】次に、モード設定スイッチ12,UPボタ
ン13,DOWNボタン14,確定/リセットスイッチ
15によって身長,年令,性別等の身体特定化情報を入
力する(ステップ102)。モード設定スイッチ15に
よって身体特定化情報の各項目の入力モードを設定し、
表示部6の数字等の表示をUPボタン13あるいはDO
WNボタン14を操作して入力したい表示に切り替え、
確定/リセットスイッチ15を押して当該入力モードの
入力情報を確定又はリセットする。
【0184】すべての身体特定化情報の入力が完了した
か否かを「READYか?」において判定する(ステッ
プ103)。
【0185】身体特定化情報にまだ入力していない項目
がある場合には、ステップ103でNoと判定され、ス
テップ102に戻ってすべての項目が入力されるまで待
機する。
【0186】すべての身体特定化情報が入力されている
場合には、ステップ103でYesと判定され、体重計
部3の電極26,27が本体部152側と接続されてい
るか否かを判定する(ステップ104)。このような接
続の有無は、コネクタ32からCPU43に送られる接
続有無検知信号によって検知される。
【0187】体重計部3の電極26,27が本体部15
2側と接続されていない場合には、ステップ104でN
oと判定され、電極又は体重計部3の接続にエラーがあ
る旨を表示部6に表示あるいはブザーを鳴らすことによ
り被検者に報知し(ステップ105)、ステップ104
に戻って体重計部3が接続されるまで待機する。
【0188】体重計部3の電極26,27が本体部15
2側と接続されている場合には、計測開始スイッチ17
がONか否かを判定する(ステップ106)。
【0189】計測開始スイッチ17がONされていない
場合には、ステップ106の判定でNoとなり、計測開
始スイッチ17がONされるまで待機する。
【0190】計測開始スイッチ17がONされている場
合には、ステップ106でYesと判定され、表示部6
に計測を開始する旨を表示する等の計測開始報知処理を
行う(ステップ107)。
【0191】次に、体重計部3で計測された体重計測値
が正常計測範囲内で安定しているか否かを判定する(ス
テップ108)。このとき、体重計測値の正常範囲は、
体重計としての計測上限値及び下限値との間をとるか、
あるいは入力された身長,年令,性別等から推定できる
体重許容範囲をとることによって定めることができる。
【0192】ステップ108で体重計測値が正常計測範
囲外であるか正常計測範囲内であるが安定していない場
合には、Noと判定され、体重計測にエラーがある旨又
は計測姿勢を一定させる旨を表示部6,25に表示する
か、ブザーを鳴らすことにより被検者に報知し(ステッ
プ109)、ステップ108に戻って体重計測値が正常
範囲内で安定するまで待機する。
【0193】ステップ8で体重計測値が正常計測範囲内
で安定している場合には、Yesと判定され、体重計測
処理を行う(ステップ110)。
【0194】体重計測処理が終わると、右掌−右足裏間
インピーダンス計測処理(ステップ111〜114)を
行う。
【0195】まず、電極信号切替部153を図20
(a)に示す右掌−右足裏間インピーダンス計測モード
に切り替える(ステップ111)。
【0196】次に、インピーダンス計測値が正常計測範
囲内で安定しているか否かを判定する(ステップ11
2)。このとき、インピーダンス計測値の正常範囲は、
インピーダンスの計測装置としての計測の上限値と下限
値との間をとるか、計測部位ごとの適正許容範囲として
右掌右足裏間であれば350〜1000Ωをとることに
よって定めることができる。
【0197】ステップ112で、インピーダンス計測値
が正常計測範囲内にない又は正常計測範囲内であるが安
定していない場合には、Noと判定され、電流印加用電
極9,26,電圧計測用電極8,27との接触をしっか
りするよう促すメッセージ又は計測姿勢を一定に保持す
るよう促すメッセージを表示部6に表示する等して被検
者に報知し(ステップ113)、ステップ112に戻り
インピーダンス計測値が正常計測範囲内で安定するまで
待機する。
【0198】ステップ112で、インピーダンス計測値
が正常計測範囲内で安定している場合には、Yesと判
定され、右掌−右足裏間のインピーダンス(Zh-f )の
計測処理を行う(ステップ114)。
【0199】このようにして右掌−右足裏間インピーダ
ンス計測処理(ステップ111〜114)が終了する
と、両掌間インピーダンス計測処理(ステップ115〜
118)を行う。
【0200】まず、電極信号切替部153を図21
(a)に示す両掌間インピーダンス計測モードに切り替
える(ステップ115)。
【0201】次に、インピーダンス計測値が正常計測範
囲内で安定しているか否かを判定する(ステップ11
6)。このとき、インピーダンス計測値の正常範囲は、
インピーダンスの計測装置としての計測の上限値と下限
値との間をとるか、計測部位ごとの適正許容範囲として
両掌間であれば450〜1200Ωをとることによって
定めることができる。
【0202】ステップ116で、インピーダンス計測値
が正常計測範囲内にない又は正常計測範囲内であるが安
定していない場合には、Noと判定され、電流印加用電
極159,9,電圧計測用電極158,8との接触をし
っかりするよう促すメッセージ又は計測姿勢を一定に保
持するよう促すメッセージを表示部6に表示する等して
被検者に報知し(ステップ117)、ステップ116に
戻りインピーダンス計測値が正常計測範囲内で安定する
まで待機する。
【0203】ステップ116で、インピーダンス計測値
が正常計測範囲内で安定している場合には、Yesと判
定され、両掌間のインピーダンス(Zh-h )の計測処理
を行う(ステップ118)。
【0204】このようにして両掌間インピーダンス計測
処理(ステップ115〜118)が終了すると、胴−右
足裏間インピーダンス計測処理を行う(ステップ11
9)。胴−右足裏間インピーダンス(Zb-f )の計測処
理の詳細は省略するが、右掌−右足裏間インピーダンス
計測処理(ステップ111〜114),両掌間インピー
ダンス計測処理(ステップ115〜118)と同様の処
理を行う。
【0205】胴−右足裏間インピーダンス計測処理が終
了すると、体重計測値から本体部152の重量を削除す
る処理を行う(ステップ120)。
【0206】次に、各インピーダンス計測モード毎の演
算処理を行う(ステップ121)。
【0207】インピーダンスから算出される体脂肪率
(%Fat)の場合を以下に説明する。右掌−右足裏間イ
ンピーダンス計測モードでのインピーダンス(Zh-f
から体脂肪率(%Fhf)を算出し、両掌間インピーダン
ス計測モードでのインピーダンス(Zh-h )から体脂肪
率(%Fhh)を算出し、胴−右足裏間インピーダンス計
測モードでのインピーダンス(Zb-f )から体脂肪率
(%Fbf)を算出する。
【0208】このようにして算出した%Fhf,%Fhh
%Fbfに対して以下の処理を行う。
【0209】まず、|%Fhh−%Fhf|<2(%)及び
|%Fbf−%Fhf|<2(%)か否かを判定する(ステ
ップ122)。
【0210】これは、各計測モードでのインピーダンス
から算出された体脂肪率間のずれの大きさに基づいて標
準体型か否かを判定するものである。
【0211】ステップ122の判定でYesの場合に
は、標準体型であると判断して右掌−右足裏間インピー
ダンス計測モードでの体脂肪率(%Fhf)を体脂肪率
(%Fat)として最終的に採用し(ステップ123)、
計測終了を知らせるメッセージを表示部6に表示する等
の計測終了報知処理を行い(ステップ124)、計測結
果等の健康管理指針情報を表示部6,25に表示し(ス
テップ125)、計測動作を終了する。
【0212】ステップ122の判定でNoの場合には、
%Fhh>%Fhf>%Fbfか否かを判定する(ステップ1
26)。
【0213】これは、標準体型からずれている場合に、
各計測モードでのインピーダンスから算出された体脂肪
率の大小関係から下半身筋肉質・上半身やせ体型である
か否かを判定するものである。
【0214】ステップ126でYesの場合には、下半
身筋肉質・上半身やせ体型であると判断し、%Fhh,%
bfに重みを付けて定義される %F=(%Fhh×2+%Fbf×1)/3 を体脂肪率(%Fat)として最終的に採用し(ステップ
127)、ステップ124に進む。
【0215】ステップ126でNoの場合には、%Fhh
<%Fhf<%Fbfか否かを判定する(ステップ12
8)。
【0216】これは、標準体型からずれている場合に、
各計測モードでのインピーダンスから算出された体脂肪
率の大小関係から上半身筋肉質・下半身やせ体型である
か否かを判定するものである。
【0217】ステップ128でYesの場合には、上半
身筋肉質・下半身やせ体型であると判断し、%Fhh,%
bfに重みを付けて定義される %F=(%Fhh×1+%Fbf×2)/3 を体脂肪率(%Fat)として最終的に採用し(ステップ
129)、ステップ124に進む。
【0218】ステップ128でNoの場合には、その他
の体型であるとして、 %F=(%Fhh+%Fhf+%Fbf)/3 を体脂肪率(%Fat)として最終的に採用し(ステップ
130)、ステップ124に進む。
【0219】このように、計測モードを切り替えて異な
る部位間のインピーダンスを計測し、各計測モードのイ
ンピーダンス計測値から算出される体脂肪率等に基づい
て身体バランスを判定し、標準体型からのずれを補正す
ることにより、その体型に応じた体脂肪率を算出するよ
うにすれば、より高精度の健康管理指針情報を提供する
ことができる。
【0220】(他の計測手順)本健康管理指針アドバイ
ス装置151では、図24,図25に示すような計測手
順で計測を行うこともできる。
【0221】計測準備処理(ステップ201)から各計
測モードのインピーダンス計測値毎の演算処理(ステッ
プ221)までの手順は、上述のステップ101からス
テップ121までの手順と同様なので、説明を省略す
る。
【0222】ステップ221で各計測モードのインピー
ダンス計測値毎の演算処理を行った後、体脂肪率の推定
演算に用いた検量線集団の各計測モード別のインピーダ
ンスの平均値をメモリから読み出す。
【0223】このようにして読み出された右掌−右足裏
間インピーダンス計測モードでの平均値をM(Z
h-f ),両掌間インピーダンス計測モードでの平均値を
M(Zh-h),胴−右足裏間インピーダンス計測モード
での平均値をM(Zb-f )とする。
【0224】次に、インピーダンス平均値により、各計
測モードの実測値を正規化処理する(ステップ22
3)。
【0225】右掌−右足裏間インピーダンス計測モード
では、ΔZh-f =(Zh-f −M(Zh-f ))/M(Z
h-f )、両掌間インピーダンス計測モードでは、ΔZ
h-h =(Zh-h −M(Zh-h ))/M(Zh-h )、胴−
右足裏間インピーダンス計測モードでは、ΔZb-f
(Zb-f −M(Zb-f ))/M(Zb-f )、とする。
【0226】次に、|ΔZh-h −ΔZh-f |<0.1及
び|ΔZb-f −ΔZh-f |<0.1か否かを判定する
(ステップ224)。
【0227】これは、各計測モード間でのインピーダン
スの偏差のずれの大きさに基づいて標準体型か否かを判
定するものである。
【0228】ステップ224でYesの場合には、標準
体型であると判断して右掌−右足裏間インピーダンス計
測モードでの体脂肪率(%Fhf)を体脂肪率(%Fat
として最終的に採用し(ステップ225)、計測終了を
知らせるメッセージを表示部6に表示する等の計測終了
報知処理を行い(ステップ226)、計測結果等の健康
管理指針情報を表示部6,25に表示し(ステップ22
7)、計測動作を終了する。
【0229】ステップ224でNoの場合には、ΔZ
h-h >ΔZh-f >ΔZb-f か否かを判定する(ステップ
228)。
【0230】これは、標準体型からずれている場合に、
各計測モードでのインピーダンスの偏差の大小関係から
下半身筋肉質・上半身やせ体型であるか否かを判定する
ものである。
【0231】ステップ228でYesの場合には、下半
身筋肉質・上半身やせ体型であると判断して、%Fhh
%Fbfに重みを付けて定義される %F=(%Fhh×(m−1)+%Fbf×1)/m (m=ΔZh-h /ΔZb-f )を体脂肪率(%Fat)とし
て最終的に採用し(ステップ229)、ステップ226
に進む。
【0232】ステップ228でNoの場合には、ΔZ
h-h <ΔZh-f <ΔZb-f か否かを判定する(ステップ
230)。
【0233】これは、標準体型からずれている場合に、
各計測モードでのインピーダンスの偏差の大小関係から
上半身筋肉質・下半身やせ体型であるか否かを判定する
ものである。
【0234】ステップ230でYesの場合には、上半
身筋肉質・下半身やせ体型と判断して、%Fhh,%Fbf
に重みを付けて定義される %F=(%Fhh×1+%Fbf×(n−1))/n (n=ΔZh-h /ΔZb-f )を体脂肪率(%Fat)とし
て最終的に採用し(ステップ231)、ステップ226
に進む。
【0235】ステップ230でNoの場合には、その他
の体型であると判断し、 %F=(%Fhh+%Fhf+%Fbf)/3 を体脂肪率(%Fat)として最終的に採用し(ステップ
232)、ステップ226に進む。
【0236】このように、計測モードを切り替えて異な
る部位間のインピーダンスを計測し、各計測モードのイ
ンピーダンス計測値に基づいて身体バランスを判定し、
標準体型からのずれを補正することにより、その体型に
応じた体脂肪率を算出するようにすれば、より高精度の
健康管理指針情報を提供することができる。
【0237】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、保持部に電極を設けているので、体重計測手段に載
って保持部を保持することによって、被検者が、一人で
簡便に体重計測とインピーダンス計測とを同時に行うこ
とができる。また、いずれか一方の足と保持部に接触す
る手の部位との間でインピーダンスを計測することがで
きるので、従来の基本法により近い計測が可能となり、
精度の高い情報提供ができる。さらに、体重計測手段側
の電極がいずれか一方の足から荷重を受ける荷重支持部
に設けられているので、体重計測時に両足の大腿部等が
接触しても、他方の足が通電経路とならないため、イン
ピーダンス計測に誤差を生じさせにくく、高精度の計測
が可能となる。
【0238】
【0239】特に、保持部を保持しているか否かを検出
し、検出結果に基づいて体重計測値を補正するので、体
重計測時に、インピーダンス計測のために保持部を保持
することによって保持部を含む部分の重量が体重に加算
されたり、あるいは保持することによって身体の一部が
保持部を含む部分によって支持される場合にはその分が
体重から減算されたりして体重計測値に生じる誤差が補
正されるので、より高精度の計測が可能となる。
【0240】第の発明によれば、インピーダンス計測
値に基づいて、保持部を保持しているか否かを検出し、
検出手段を別に設ける必要がないので、製造コストの増
大及び装置の大型化を防止して、安価かつ小型で高精度
の健康管理指針アドバイス装置を提供することができ
る。
【0241】第の発明によれば、載置部に電極を設け
ているので、体重計測手段に載って載置部に手を載置す
ることによって、被検者が、一人で簡便に体重計測とイ
ンピーダンス計測とを同時に行うことができる。また、
いずれか一方の足と載置部に接触する手の部位との間で
インピーダンスを計測することができるので、従来の基
本法により近い計測が可能となり、精度の高い情報提供
ができる。さらに、体重計測手段側の電極がいずれか一
方の足から荷重を受ける荷重支持部に設けられているの
で、体重計測時に両足の大腿部等が接触しても、他方の
足が通電経路とならないため、インピーダンス計測に誤
差を生じさせにくく、高精度の計測が可能となる。
【0242】
【0243】特に、載置部に手を載置しているか否かを
検出し、検出結果に基づいて体重計測値を補正するの
で、体重計測時に、インピーダンス計測のために載置部
に手を載置することによって身体の一部が載置部を含む
部分によって支持される場合にはその分が体重から減算
されたり、載置部を含む部分の重量が体重に加算された
りして、体重計測値に生じる誤差が補正されるので、よ
り高精度の計測が可能となる。
【0244】第の発明によれば、インピーダンス計測
値に基づいて、載置部に手を載置しているか否かを検出
し、検出手段を別に設ける必要がないので、製造コスト
の増大及び装置の大型化を防止して、安価且つ小型で高
精度の健康管理指針アドバイス装置を提供することがで
きる。
【0245】第の発明によれば、ユニットと被検者と
の接触の有無に基づいて、前記体重計測手段による体重
計測値から前記ユニットによる影響を補正するので、被
検者が基台部の上に載って体重計測を行うと同時にユニ
ットに触れてインピーダンス計測を行う場合に、ユニッ
トと基台部との関係によってはユニットと被検者との接
触が体重の計測値に与える影響が補正され、より高精度
の計測が可能となる。
【0246】第7の発明によれば、身体バランス判定に
応じて指針情報が補正されるので、個々人の身体バラン
スによる誤差を減少させることができ、より高精度の情
報を提供することができる。
【0247】第8の発明によれば、基台部と基台部に設
けられた支持柱によって支持される被支持部とから構成
することにより、手で操作あるいは計測のために触れる
必要のある部分を被支持部に配置することができるの
で、操作性がより向上する。また、インピーダンス計測
のために、所定の姿勢を保持する必要があれば、インピ
ーダンス計測手段の一部を被支持部に配置し、被支持部
を所定の位置に支持することによって、所定の姿勢を確
実かつ容易にとることができるので、より簡便で高精度
の計測が可能となる。特に、支持柱を伸縮可能としたの
で、被検者に応じて被支持部の位置を調整することがで
き、操作性が向上するとともにより高精度の計測が可能
となる。
【0248】第9の発明によれば、被支持部の支持柱に
対する姿勢を変化させることができるので、被検者に応
じて被支持部の姿勢を調整することができる、操作性が
向上するとともにより高精度の計測が可能となる。
【0249】第10の発明によれば、支持柱を伸縮可能
としたので、被検者に応じてユニットの位置を調整する
ことができ、操作性が向上するとともにより高精度の計
測が可能となる。
【0250】第11の発明によれば、ユニットの支持柱
に対する姿勢を変化させることができるので、被検者に
応じてユニットの姿勢を調整することができる、操作性
が向上するとともにより高精度の計測が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置を用いて被検者が計測する状態を示
す図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の本体部の外観の概略を示す図であ
る。
【図3】図3は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の体重計部の外観の概略を示す図で
ある。
【図4】図4は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の本体部の内部の回路構成の概略を
示すブロック図である。
【図5】図5は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の体重計部の内部の回路構成の概略
を示すブロック図である。
【図6】図6は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置による計測手順を示すフローチャー
トである。
【図7】図7は本発明の第1の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置の本体部の他の構成例を示す図であ
る。
【図8】図8は本発明の第2の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置を用いて被検者が計測する状態を示
す図である。
【図9】図9は本発明の第2の実施形態に係る健康管理
指針アドバイス装置のグリップ電極部を右手で握った状
態を示す図である。
【図10】図10は本発明の第2の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の体重計部の外観の概略を示す
図である。
【図11】図11は本発明の第2の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の体重計部の内部の回路構成の
概略を示す図である。
【図12】図12(a)は本発明の第3の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置を用いて被検者が計測す
る状態を示す図である。図12(b)は本発明の第3の
実施形態に係る健康管理指針アドバイス装置のロッドを
縮めた状態を示す図である。
【図13】図13は本発明の第4の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置を用いて被検者が計測する状態
を示す図である。
【図14】図14は本発明の第5の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置を用いて被検者が計測する状態
を示す図である。
【図15】図15(a)は本発明の第5の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置の本体部の外観の概略を
示す正面図、図15(b)は同上面図、図15(c)は
同側面図である。
【図16】図16は本発明の第6の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置を用いて被検者が計測する状態
を示す図である。
【図17】図17(a)は本発明の第6の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置の本体部の外観の概略を
示す正面図、図17(b)は同上面図、図17(c)は
同側面図である。
【図18】図18は本発明の第7の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の本体部の外観の概略を示す図
である。
【図19】図19は本発明の第7の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の本体部の内部の回路構成の概
略を示す図である。
【図20】図20(a)は本発明の第7の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置の右掌−右足裏間インピ
ーダンス計測モードでの電極信号切替部の接続状態を示
す図であり、図20(b)は同モードでの人体の等価回
路のインピーダンスの接続状態を説明する図である。
【図21】図21(a)は本発明の第7の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置の両掌間インピーダンス
計測モードでの電極信号切替部の接続状態を示す図であ
り、図21(b)は同モードでの人体の等価回路のイン
ピーダンスの接続状態を説明する図である。
【図22】図22(a)は本発明の第7の実施形態に係
る健康管理指針アドバイス装置の胴−右足裏間インピー
ダンス計測モードでの電極信号切替部の接続状態を示す
図であり、図22(b)は同モードでの人体の等価回路
のインピーダンスの接続状態を説明する図である。
【図23】図23は本発明の第7の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の計測手順を示すフローチャー
トである。
【図24】図24は本発明の第7の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の他の計測手順を示すフローチ
ャートである。
【図25】図25は本発明の第7の実施形態に係る健康
管理指針アドバイス装置の他の計測手順を示すフローチ
ャートである。
【図26】図26は従来の健康管理指針アドバイス装置
による計測状態を示す図である。
【図27】図27(a)は他の従来の健康管理指針アド
バイス装置で被検者が計測する状態を示す図であり、図
27(b)は同装置を示す図である。
【図28】図28(a)は他の従来の健康管理指針アド
バイス装置で被検者が計測する状態を示す図であり、図
28(b)は同装置の体重計を示す図であり、図28
(c)は同装置のバンドを示す図である。
【符号の説明】
1 健康管理指針アドバイス装置 2 本体部 3 体重計部 6 表示部 8,27 電圧計測用電極 9,26 電流印加用電極 52 本体部 63 電流印加用電極 64 電圧計測用電極 71 健康管理指針アドバイス装置 72 グリップ電極部 73 体重計部 77,87 電流印加用電極 78,88 電圧計測用電極 81 表示部 111 健康管理指針アドバイス装置 112 グリップ電極部 113 体重計部 114 ロッド 116 関節部 121 健康管理指針アドバイス装置 122 本体部 123 体重計部 124,125 支持柱 131 健康管理指針アドバイス装置 132 本体部 133 体重計部 134 支持柱 139 電流印加用電極 140 電圧計測用電極 141 健康管理指針アドバイス装置 142 本体部 143 体重計部 144 支持柱 147 電流印加用電極 148 電圧計測用電極 152 本体部 153 電極信号切替部 158 電圧計測用電極 159 電流印加用電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−79938(JP,A) 特開 平7−12635(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/05

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体に電流を印加してインピーダンスを
    計測するインピーダンス計測手段と、 体重を計測するための体重計測手段と、を備え、前記インピーダンス計測手段は、少なくともいずれか一
    方の手で保持する保持部に設けられた電極と、いずれか
    一方の足から荷重を受ける前記体重計測手段の荷重支持
    部に設けられた電極とを有し、 前記インピーダンス計測手段によるインピーダンス計測
    値と、前記体重計測手段による体重計測値とに基づいて
    健康管理に有益な指針情報を提供する健康管理指針アド
    バイス装置において、前記保持部を保持しているか否かを検出し、該検出結果
    に基づいて前記体重計測手段の計測値を補正する ことを
    特徴とする健康管理指針アドバイス装置。
  2. 【請求項2】 前記インピーダンス計測手段によるイン
    ピーダンス計測値に基づいて、前記保持部を保持してい
    るか否かを検出することを特徴とする請求項1記載の健
    康管理指針アドバイス装置。
  3. 【請求項3】 身体に電流を印加してインピーダンスを
    計測するインピーダンス計測手段と、 体重を計測するための体重計測手段と、を備え、 前記インピーダンス計測手段は、少なくともいずれか一
    方の手を載置する載置部に設けられた電極と、いずれか
    一方の足から荷重を受ける前記体重計測手段の荷重支持
    部に設けられた電極とを有し、 前記インピーダンス計測手段によるインピーダンス計測
    値と、前記体重計測手段による体重計測値とに基づいて
    健康管理に有益な指針情報を提供する健康管理指針アド
    バイス装置において、 前記載置部に手を載置しているか否かを検出し、該検出
    結果に基づいて前記体重計測手段の計測値を補正するこ
    とを特徴とする 健康管理指針アドバイス装置。
  4. 【請求項4】 前記インピーダンス計測手段によるイン
    ピーダンス計測値に基づいて、前記載置部に手を載置し
    ているか否かを検出することを特徴とする請求項3記載
    健康管理指針アドバイス装置。
  5. 【請求項5】 身体に電流を印加してインピーダンスを
    計測するインピーダンス計測手段と、 体重を計測するための体重計測手段と、を備え、 前記インピーダンス計測手段によるインピーダンス計測
    値と、前記体重計測手段による体重計測値とに基づいて
    健康管理に有益な指針情報を提供する健康管理指針アド
    バイス装置において、該健康管理指針アドバイス装置は、被検者がその上に載
    って体重計測を行う基台部と、該基台部から独立したユ
    ニットとからなり、 前記インピーダンス計測手段を構成する電極の少なくと
    も一つが前記ユニットに設けられ、前記ユニットと被検
    者との接触の有無に基づいて、前記体重計測手段による
    体重計測値から前記ユニットによる影響を補正する こと
    を特徴とする健康管理指針アドバイス装置。
  6. 【請求項6】 前記基台部と前記ユニットとを接続し信
    号の伝送を行う無線通信手段を備えたことを特徴とする
    請求項5記載の健康管理指針アドバイス装置。
  7. 【請求項7】 身体に電流を印加してインピーダンス
    を計測するインピーダンス計測手段と、 体重を計測するための体重計測手段と、 前記インピーダンス計測手段によって計測される身体部
    位を切り替えるインピーダンス計測モード切替手段と、
    を備え、 前記インピーダンス計測手段によるインピーダンス計測
    値と、前記体重計測手段による体重計測値とに基づいて
    健康管理に有益な指針情報を提供する健康管理指針アド
    バイス装置であって、 前記インピーダンス計測モード切替手段を切り替えて得
    られる複数の身体部位のインピーダンス計測値に基いて
    標準的な体型に対する相対的な身体バランスを判定し、
    該判定結果に応じて前記指針情報を補正する ことを特徴
    とする健康管理指針アドバイス装置。
  8. 【請求項8】 被検者がその上に載る基台部と、該基台
    部に設けられた支持柱によって支持される被支持部と、
    からなり、 前記支持柱は、伸縮可能であることを特徴とする請求項
    1,2,3,4及び7のいずれかに記載の 健康管理指針
    アドバイス装置。
  9. 【請求項9】 前記被支持部の前記支持柱に対する姿
    勢が可変であることを特徴とする請求項8記載の健康管
    理指針アドバイス装置。
  10. 【請求項10】 前記ユニットは、前記基台部に設けら
    れた支持柱によって支持され、 前記支持柱は、伸縮可能であることを特徴とする請求項
    5記載の 健康管理指針アドバイス装置。
  11. 【請求項11】 前記ユニットの前記支持柱に対する姿
    勢が可変であることを特徴とする請求項10記載の健康
    管理指針アドバイス装置。
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