JPH11285365A - 海苔原草の異物除去装置 - Google Patents

海苔原草の異物除去装置

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JPH11285365A
JPH11285365A JP10091901A JP9190198A JPH11285365A JP H11285365 A JPH11285365 A JP H11285365A JP 10091901 A JP10091901 A JP 10091901A JP 9190198 A JP9190198 A JP 9190198A JP H11285365 A JPH11285365 A JP H11285365A
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grass
foreign matter
opening
tank
rotor
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JP10091901A
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Kimiaki Haruguchi
君秋 春口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海苔の原草から異物を短時間で確実に除去で
きるとともに処理を中断することなく連続稼働ができ生
産性をより一層向上させる。 【解決手段】 海苔の原草が海水等とともに供給される
原草タンク1aの中にスクリーンライナ4を配置すると
ともに、このスクリーンライナ4に2枚のフィルタプレ
ート5,6を重ね合わせ、フィルタプレート5,6のス
リット5b,6bに設ける弁機能を持つ回転子7を、原
草タンク1a内では弁開度を狭くして異物の入り込みを
防止し、フィルタプレート5,6が回転して原草タンク
1aの上に達したときには回転子7の弁開度を広くして
ノズル14からの海水等の噴出によってスリット5b,
6b部分に詰まる異物を排除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、採取した生海苔の
原草に含まれているたとえば生物の殻や藁等の異物を除
去して生海苔の洗浄,抄き工程及び乾燥の後工程に送る
ための海苔原草の異物除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】海苔の養殖場の海苔網から採取した海苔
の原草には、小海老やその他の虫の死骸や海面に漂って
いる藁等の異物が含まれている。これらの異物は海苔製
品の品質に大きな影響を及ぼすので、一般的には生海苔
の洗浄工程の前に異物除去の処理をする。
【0003】この異物除去の装置として従来から各種の
ものが既に知られている。その基本的なものは、たとえ
ばタンクの中で生海苔を海水に浸したままとしておき、
異物を沈殿させて異物だけを回収したり、生海苔が流れ
る流路を処理槽の中に設けてこの流路の中途にネットを
張り、このネットによって嵩が大きな異物を捕集すると
いうものである。
【0004】また、異物除去のための専用のタンクを原
草の処理槽の中に浸漬するとともにタンクの内部をバキ
ュームポンプに接続し、原草を海水とともに流動化する
構成としたものもある。これは、タンクの周壁に異物を
通さない程度の微小な大きさとした多数のスリットや孔
を設けておき、生海苔の原草だけをタンク内に吸引して
異物と分離するというものである。
【0005】このように従来の異物除去の方法は、異物
の沈殿やネットまたはタンクに開けたスリット等による
濾過を利用するというものが殆どである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、沈殿方式の
ものでは原草と異物との分離に時間がかかり過ぎるほ
か、処理量を増やそうとすれば沈殿槽の容量も大型とな
るので、生産性や設備の面での障害が大きい。
【0007】また、ネットを用いる異物の捕集や浸漬タ
ンクへの吸引時での分離では、原草を流しながらの操作
が可能なので、沈殿方式に比べると格段に処理量を増や
すことができる。しかしながら、ネットの網目や浸漬タ
ンクのスリット及び孔には、次第に異物が付着していく
ので目詰まりを生じやすく、原草の流れも遅くなって処
理効率に影響を及ぼす。また、目詰まりを取り除くに
は、ネットや浸漬タンクを取り出して洗浄するか、原草
の供給を停止して掃除するかの対応となる。そして、い
ずれの場合でも、処理を一時的に中断することになるの
で、生産性への影響は避けられない。
【0008】本発明において解決すべき課題は、海苔の
原草から異物を短時間で確実に除去できるとともに処理
を中断することなく連続稼働ができ、生産性をより一層
向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、海苔の原草に
含まれる異物を除去して後工程に送るための異物除去装
置であって、前記原草を海水または塩水または水等の液
との混合液として貯留する原草タンクと、前記混合液の
中に一部を浸漬させて前記原草タンク内の原草を異物と
分離して吸引する容器と、前記容器が前記混合液の水位
よりも上に移動したとき前記原草の吸引方向と逆向きに
逆洗する逆洗手段を備えてなることを特徴とする。
【0010】このような構成において、前記容器は、少
なくとも側面の一部を開放部とした中空のスクリーンラ
イナと、このスクリーンライナの上端部に回転中心を持
ち且つ前記側面に対して前記開放部を含んで水密状に重
合配置したフィルタプレートとを備え、このフィルタプ
レートは、異物の通過を阻止する第1の開度及びこれよ
りも大きい第2の開度に設定可能であって且つ前記第2
の開度から第1の開度に自動復帰可能な可変流路構造を
持ち、前記逆洗手段は、前記フィルタプレートが前記混
合液の水位から上に抜け出る部分に対峙して配置され海
水または塩水または水等の液を前記フィルタプレートの
面に向けて噴出するノズルを備え、このノズルの近傍に
前記可変流路構造を駆動して第1の開度から第2の開度
に設定する駆動機構を備えたものとすることができる。
【0011】また、前記可変流路構造は、前記フィルタ
プレートにその中心から放射状に切開された複数のスリ
ットと、このスリットに組み込まれる開度調整用の弁体
を備えた回転子と、この回転子の回動角度を前記第1の
開度に規制するストッパと、前記回転子を前記第2の開
度から第1の開度に復帰させる弾性体とを備え、前記駆
動機構は、前記回転子の軸線とほぼ直交する向きに突き
出したフックに係合してこれを回動させる回転自在なロ
ーラを備えた構成とすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の異物除去装置の内
部構造を示す概略正面図、図2は概略側面図図3は概略
平面図である。
【0013】図において、異物除去装置の本体1の内部
は、生海苔の原草を海水または淡水とともに定量供給し
てその水位をほぼ一定に保つようにした原草タンク1a
と、異物を除去した後の原草が送り込まれる回収タンク
1bとに区画されている。これらの原草タンク1a及び
回収タンク1bのそれぞれには、原草及び改質された原
草を海水または淡水とともに攪拌して流動化を促すため
に、攪拌モータ1a−1,1b−1によって駆動される
攪拌羽根1a−2,1b−2を備えている。そして、原
草タンク1aから改質された原草を吸引して回収タンク
1bへ圧送するための移送ポンプ2を本体1内の下部側
に備えている。
【0014】なお、回収タンク1bには改質された原草
を含む海水を一時的に貯蔵して後工程に送り出すための
構造を持つものであればよい。たとえば、攪拌羽根1b
−2を挟んでパンチングメタル等によって3区画に分け
て海水と原草を分離しやすくして原草だけを後工程に送
り出すような方式や、図示の例のように1つの槽とし改
質後の原草を送り出す排出ホース1b−3を底面側に接
続した方式とすることができる。また、原草タンク1a
の下側に回収タンク1bを配置して縦型とすることによ
って、設置面積が小さくて済む構成としてもよい。
【0015】原草タンク1aには、図1に示すように本
体1を貫通する水平軸線の回転支軸3を設ける。この回
転支軸3は本体1に設けた軸受3aによって支持される
とともに、一端に取り付けたスプロケット3bを本体1
の下部に配置した駆動モータ3cとチェーン3dによっ
て連接したものである。そして、回転支軸3は原草タン
ク1a内において図示の姿勢に固定されたスクリーンラ
イナ4を貫通して配置され、一体に回転する2枚の円板
状のフィルタプレート5,6をそれぞれ連接したもので
ある。
【0016】図4はスクリーンライナ4とフィルタプレ
ート5,6を分解して示す概略斜視図である。
【0017】スクリーンライナ4は、フィルタプレート
5,6の外径と同じ内周を持つ劣弧の周壁4aと、この
周壁4aの上端どうしを連結する面板4bを形成し、こ
の面板4bの幅を周壁4aよりも短くして段差を持たせ
たものである。そして、面板4bの幅方向の両面に連ね
て周壁4aの内周面の全長に受けリブ4d,4eを形成
するとともに、この受けリブ4d,4eの外側をフィル
タプレート5,6の外周面を受けるガイドリブ4f,4
gとし、周壁4aの下端には移送ポンプ2に流路を接続
するためのポート4hを突き出している。なお、スクリ
ーンライナ4は、回転支軸3の回転とは無縁であって図
2に示すようにポート4hが常に真下を向く姿勢に保持
されるように本体1内に組み込まれる。
【0018】フィルタプレート5,6は共通の部品であ
って、中心に設けたボス5a(,6a:図1参照)を回
転支軸3に外挿してボルト(5a−1,6a−1:図1
参照)によって固定されるものである。スクリーンライ
ナ4に対するフィルタプレート5,6の組み付けは、面
板4bの側面及び受けリブ4d,4eの表面との間に僅
かな隙間を持ち、ガイドリブ4f,4gの内周面との間
にも小さな隙間を持つような構造とする。
【0019】すなわち、図5の(a)に示すように、フ
ィルタプレート6の端面とスクリーンライナ4の受けリ
ブ4eとの間には緩衝隙間41を設けるとともに、フィ
ルタプレート6の周面とガイドリブ4gとの間にクリア
ランス42を設ける。緩衝隙間41は、スクリーンライ
ナ4の内部が移送ポンプ2によるサクションによって内
圧が低下したときにフィルタプレート6が中心側に引か
れても受けリブ4eに接触しないように5〜10mm程
度の間隔としたものである。但し、面板4bの上端側の
側面はフィルタプレート5,6との間の隙間を0.05
〜0.15mm程度の間隔とし、原草と海水の混合物の
通過は許すが嵩の大きな異物は侵入できないようにす
る。また、クリアランス42は原草と海水の混合物の通
過は許すが嵩の大きな異物は侵入できないようにしたも
ので、0.05〜0.15mm程度の間隔としたもので
ある。
【0020】また、クリアランス42はきわめて小さい
ので原草が詰まりやすくなることが予測される。これに
対して、フィルタプレート6の外周面にワイパ6eをス
ポット的に設けることによって、フィルタプレート6が
回転するときにこのワイパ6eが原草をかすり取ってそ
の詰まりを排除することができる。なお、ワイパ6eに
はたとえばゴム等の弾性体を利用できるが、これに代え
て金属ボール等をフィルタプレート6の外周面から出没
自在に組み込み、この金属ボールをスプリングで外側に
向けて付勢したものでも同様に原草の詰まりを排除でき
る。
【0021】図6は原草の詰まり除去のための別の構成
例であって、これはフィルタプレート6の外周面にゴム
片等を利用したブラシ6fを設けたものである。このブ
ラシ6fはその一端面をクリアランス42に対応させて
配置され、フィルタプレート6が回転していくときにク
リアランス42の表面部を慴動する。これにより、ブラ
シ6fがクリアランス42の中に詰まっている原草に接
触してこれを表面側からかすり取っていき、クリアラン
ス42の詰まりを防止する。
【0022】なお、図5及び図6に示した構成は、他方
のフィルタプレート5とスクリーンライナ4との間にお
いても全く同様である。
【0023】このように、フィルタプレート5,6はク
リアランス42を介してスクリーンライナ4に取り付け
られているので、フィルタプレート5,6はガイドリブ
4f,4gからの摺動抵抗を受けることなく回転する。
また、クリアランス42による隙間があっても、その大
きさを適切にすることで異物がスクリーンライナ4の中
に侵入することも防止される。
【0024】更に、フィルタプレート5,6には、原草
タンク1aから原草をスクリーンライナ4内に導入する
ための複数のスリット5b,6bを中心から半径方向に
向けて放射状に設ける。図7はフィルタプレート5のス
リット5bの詳細であって、このスリット5bにはスク
リーンライナ4と反対側を向く面であって長手方向の両
縁に沿って一対のテーパ面5c,5dを形成したもので
ある。これらのテーパ面5c,5dは、スリット5bの
長手方向の両端を除く位置に形成され、スリット5bの
開口軸線に対する傾斜角度はほぼ45°で同じである
が、テーパ面5cのほうが他方のテーパ面5dよりも断
面長さが大きい。そして、フィルタプレート5の回転方
向は図中の矢印方向であり、テーパ面5cが他方のテー
パ面5dに対して回転進行方向に位置している。
【0025】なお、他方のフィルタプレート6のスリッ
ト6bにも同様のテーパ面を設けるが、その開口断面は
図7の(b)を上下反転したものに相当する。すなわ
ち、フィルタプレート6が回転していくときにも、後述
するように、図9の(b)及び図10に示す回転子7の
回転による開閉と同様の動作ができるような開口断面と
する。
【0026】フィルタプレート5,6のスリット5b,
6bには、図8に示す回転子7を回動可能に組み込む。
この回転子7はスリット5bのテーパ面5c,5dの長
手方向の長さと等しい軸線長さを持つ弁体7aと、その
軸線方向の両端に突き出した支軸7bと、弁体7aの周
面から突き出したフック7cとを備えたものである。弁
体7aはスリット5bの開口幅にほぼ等しい外径とした
ほぼ円柱状であって、その周壁の一部を直線状にカット
して逃げ面7a−1とした断面形状を持つ。また、フッ
ク7cは逃げ面7a−1と決められた位置関係を持って
弁体7aの円弧状の周面から突き出されたものであり、
図示の例ではほぼL字状に曲げた形状を持つ。
【0027】図9は回転子7のスリット5bへの組込み
の詳細であって、同図の(a)は要部の正面図、同図の
(b)及び(c)はそれぞれ同図(a)のA−A線及び
B−B線矢視による断面図である。
【0028】回転子7はフィルタプレート5に取り付け
られる固定具8によって回転自在に拘束される。この固
定具8は、図9の(c)に示すようにスリット5bの上
下に連ならせて穿った取付け孔5b−1の中まで入り込
む保持座8aを形成したL字状断面を持ち、この保持座
8aに開けた保持孔8bに支軸7bを差し込んで回転子
7を回転可能に保持する。
【0029】ここで、異物の詰まりを除去する期間を除
いては、図9の状態に維持されるように回転子7の角度
を規制する。すなわち、同図の(b)に示すように、回
転子7はその逃げ面7a−1が一方のテーパ面5cとほ
ぼ連なり、他方のテーパ面5d側のスリット5bの内周
面には弁体7aの周面が着座している。そして、図中の
拡大図に示すように、逃げ面7a−1と弁体7aの円周
面の境界部分と、テーパ面5cとスリット5bとの境界
部分との間に、0.2〜0.5mm程度の大きさの隙間
Gができるようにする。この隙間Gの大きさは、原草タ
ンク1aから原草が海水や淡水とともに流れ抜けていく
一方で、藁やその他の異物の通り抜けを阻止するのに好
適な値に設定することが好ましい。
【0030】このような回転子7の回動角度の規制のた
めの部材として、フィルタプレート5に拘束機構9を設
ける。この拘束機構9は、図9の(a)及び(b)に示
すように、フィルタプレート5に固定したブラケット9
a,このブラケット9aに螺合されるボルトを利用した
ストッパ9b,ブラケット9aに連接した引張りのコイ
ルスプリング9cとから構成されたものである。
【0031】ブラケット9aにねじ込んだストッパ9b
はロックナット9b−1を螺合しておくことによってそ
の軸線方向の位置が固定され、その先端を回転子7のフ
ック7cに突き当てることでこの回転子7の回動角度を
決める。そして、この回動角度は、ストッパ9bを回し
てブラケット9aに対し左右に動かすことで調整するこ
とができる。また、コイルスプリング9cはフック7c
に一端を連結することで、図7の(a)及び(b)にお
いてフック7cを左側に付勢し、これによって回転子7
とスリット5bとの間に隙間Gを持つ姿勢に保持するこ
とができる。
【0032】なお、フィルタプレート6に備える回転子
7についても全く同様の構成として異物を通さない程度
の隙間を原草の流路として持たせる。
【0033】図1〜図3に戻って、原草タンク1a内の
原草を含む海水または淡水との混合液のレベルは、スク
リーンライナ4の上端よりも高く、フィルタプレート
5,6のスリット5b,6bが鉛直姿勢となるとき、こ
れらのスリット5b,6bが混合液のレベルよりも上に
抜け出る関係とする。
【0034】本体1の上方であってフィルタプレート
5,6を挟む位置には一対のローラ10,11を回転自
在に設ける。これらのローラ10,11は、軟質の合成
樹脂またはゴム等を素材とし、回転するフィルタプレー
ト5,6に取り付けたフック7cの軌跡に合わせて周面
を位置させ、この回転子7のフック7cの周面に係合し
ながら回動可能とする。
【0035】このようなローラ10,11を備えること
によって、図9の(a)においてフィルタプレート5が
図中の矢印方向に回転すると、フック7cがローラ10
部分を右から左に移動していく。このため、フック7c
はローラ10が係合している期間では右側に押され、図
10に示すように回転子7は反時計方向に回動した姿勢
をとる。したがって、回転子7の弁体7aの逃げ面7a
−1がテーパ面5cから少し離れるようになり、隙間G
が5mm程度の開口幅まで広がる。そして、フィルタプ
レート5の回動によって、フック7cがローラ10から
離れるときには、ローラ10による拘束がなくなるの
で、フック7cはコイルスプリング9cの引張りによっ
て図9の(b)の姿勢に復帰する。なお、回転子7を強
制的に回転させるローラ10,11に代えて、たとえば
フック7cとの間の間隔が次第に短くなっていくような
平板状のプレートガイドを用いるてもよい。
【0036】更に、本体1の上端面には、フィルタプレ
ート5,6を挟んで一対の沈殿パレット12,13を設
ける。これらの沈殿パレット12,13は偏平な桶状と
したもので、図2において左側が下に少し傾斜する姿勢
として配置され、それぞれに左端部には原草タンク1a
に臨む排出シュート12a,13aを設けている。ま
た、沈殿パレット12,13の上面には沈殿物を捕集す
るための捕集マット12b,13bを設ける。これらの
捕集マット12b,13bは、図11に示すように格子
状の縦壁を形成したもので、格子の中に藁等を沈殿させ
て排出シュート12a,13a側へ流れ去らないように
したものである。
【0037】本体1の上方であってフィルタプレート
5,6に挟まれた部分にはクリーニング用のノズル14
を備える。このノズル14は海水を溜めたタンクのポン
プ(図示せず)に接続され、図1に示すように縦方向に
複数の噴出孔14aを配列したものである。噴出孔14
aはノズル14の周面に半径方向に対向して2列設けら
れ、それぞれの列の噴出孔14aがフィルタプレート
5,6のスリット5b,6bに対峙する関係とする。
【0038】ノズル14の周りには、フィルタプレート
5,6に当たって跳ね返る海水の飛散防止と沈殿パレッ
ト12,13側への回収のために、図2に示すようにほ
ぼ逆U字状とした上部フード15を設ける。また、沈殿
パレット12,13にも、フィルタプレート5,6から
の跳ね返りを受けて海水を下に伝わせる側部フード1
6,17を設け、これらによって海水を沈殿パレット1
2,13の中に落とし込む。
【0039】以上の構成において、原草タンク1aには
海水とともに原草が供給され、その水位が図2に示すよ
うにスクリーンライナ4の上端よりも上になるように制
御する。すなわち、原草タンク1aに適切な水位センサ
等を設けておき、外部からの供給や沈殿パレット12,
13からの回収分及び移送ポンプ2による排出量によっ
て変動する水位を検知し、たとえば外部からの供給量を
制御することで、原草タンク1a内の水位を管理する。
【0040】ここで、フィルタプレート5,6が停止し
ているときには、図9の(a)及び(b)で示したよう
にスリット5b,6bは回転子7によって閉じられ、隙
間Gが開口している。したがって、スクリーンライナ4
とフィルタプレート5,6とによって形成される内部が
半円形状の縦断面をもつ容器Vとして構成され、隙間G
が容器Vの内部を原草タンク1a内と連通させる流路と
なる。よって、原草を含む混合液の中に浸漬されている
容器Vの中は、原草を含む混合液で満たされる。
【0041】移送ポンプ2を駆動すると、容器Vに対し
て吸引力を作用させるので、その内部の原草を含む海水
が吸引されて回収タンク1bへ圧送する。このとき、容
器V内の原草を含む海水は下側へ引かれるように流動す
るので、外部の原草を含む海水は隙間Gから吸い込まれ
るように容器Vの中に流れ込む。
【0042】隙間Gは先に説明したように0.5mm程
度の開口幅としているので、流動性のある原草と海水は
通すが、藁やその他の嵩の大きな異物は通り抜けること
はできず、これらの異物は隙間G部分に詰まって捕集さ
れる。
【0043】移送ポンプ2を駆動すると、容器Vに対し
て吸引力を作用させるので、その内部の原草を含む混合
液が吸引されて回収タンク1bへ圧送される。このと
き、容器V内の原草を含む混合液は下側へ引かれるよう
に流動するので、容器Vの外部の混合液は隙間Gから吸
い込まれるように容器Vの中に流れ込む。そして、隙間
Gは先に説明したように0.5mm程度の開口幅として
いるので、流動性のある原草と海水は通すが、藁やその
他の嵩の大きな異物は通り抜けることはできず、これら
の異物は隙間G部分に詰まって捕集される。
【0044】なお、図5及び図6に示したように、フィ
ルタプレート5,6の外周面とスクリーンライナ4のガ
イドリブ4f,4gとの間にクリアランス42がある場
合には、このクリアランス42によって容器Vが原草タ
ンク1a内と連通する。この場合、クリアランス42は
きわめて小さいので、隙間Gと同様に異物の侵入を防ぐ
ことができる。
【0045】一方、駆動モータ3cによってフィルタプ
レート5は図9の(a)に示した方向に一定の回転速度
で回転する。このため、原草タンク1aの水位以下にあ
ったスリット5b部分が浮上してきてローラ10部分に
到ると、図10に示したようにローラ10がフック7c
を押して回転子7を回動させ、隙間Gの幅を広げる。こ
のときの隙間Gの大きさは5mm程度である。
【0046】この回転子7が回動するのはローラ10に
対応する位置においてだけであり、この位置に一致する
ようにノズル14を配置しておけば、噴出孔14aから
海水をスリット5bに当てることができる。ノズル14
からの海水はスリット5bの裏面側から隙間Gを抜ける
向きに噴射されるので、隙間G部分に詰まっていた異物
は海水の噴出力によって外に打ち出され、これによりフ
ィルタプレート5に付着した異物を取り除くことができ
る。なお、他方のフィルタプレート6についても全く同
様である。
【0047】このように、フィルタプレート5,6は原
草タンク1aの原草と海水の中に浸漬されている期間で
は、原草を含む海水の容器Vへの供給と異物の捕集を行
い、水位以上に浮上してローラ10,11部分に達する
と、ノズル14によって異物の除去が行われる。したが
って、原草タンク1a内の水位以下に浸漬されて流路を
構成する隙間Gの詰まりをフィルタプレート5,6の1
回転毎に除去するので、隙間Gの閉塞を生じることなく
生海苔の原草からの異物を取り除くことができる。
【0048】また、フィルタプレート5,6にノズル1
4から海水を噴射させるとき、隙間G部分の異物だけで
なく付着した原草も跳ね返って飛び散る。この跳ね返り
は上部フード15と側部フード16,17とによって沈
殿パレット12,13側に回収される。そして、沈殿パ
レット12,13には外部から海水を常に放流するよう
にしておけば、異物と原草を沈殿パレット12,13の
上で周回させることができる。この周回の流れでは軽い
原草は水流の表面に乗って流れ、重い異物は捕集マット
12b,13bに沈殿してその格子目の中に入り込んで
捕集される。
【0049】したがって、フィルタプレート5,6のク
リーニングの際に沈殿パレット12,13側に飛散する
原草を排出シュート12a,13aから再び原草タンク
1aに戻すことができ、採取された原草を無駄にするこ
となく改質して回収タンク1bに送り込むことが可能と
なる。
【0050】ここで、移送ポンプ2を駆動するときには
容器Vの中から混合液が引かれるので、容器V内の圧力
は原草タンク1a内よりも少し下がる傾向にある。この
ため、フィルタプレート5,6は図1においては支軸3
よりも下側半分がそれぞれ中央側に傾くように姿勢を変
えるおそれがあり、緩衝隙間41がなくなってフィルタ
プレート5,6の内面が受けリブ4d,4eに接触して
しまう。これを防止するためには、たとえばローラ1
0,11の近傍にフィルタプレート5,6の側面を押圧
して中央側に向けて拘束する保持ローラ(図示せず)を
設ければよく、フィルタプレート5,6が常に一定の緩
衝隙間41を持ちながらスクリーンライナ4に沿って回
転させることができる。
【0051】図12は回転子のフィルタプレート5,6
への別の組込み構造であって、同図の(a)は切欠正面
図、同図の(b)は同図(a)の切欠右側面図である。
【0052】図において、回転子7は図8に示したもの
と同様であり、上下の両端の支軸7bを少し長くすると
ともに、上端側の支軸7bには半径方向にストッパピン
7b−1を突き出した点だけが相違する。そして、弁体
7aの横断面形状及びスリット5b,6bへの組込み構
造は図9の(b)及び図10に示したものと同じであ
る。
【0053】回転子7の上下両端にはスリット(5b:
図7,図10参照)中に差し込まれる保持ブロック1
8,19を取り付け、これらの保持ブロック18,19
をスリットに差し込んで固定フランジ18a,19aに
よってフィルタプレート5,6に固定することによっ
て、図10の例と同様に弁体7aをスリットの中に位置
させる。保持ブロック18には、ストッパピン7b−1
に突き当たるストッパボルト18bを図12の(a)に
おいて正面側から回動操作可能に設け、同図の(b)に
示すようにストッパピン7b−1を拘束する。そして、
図示の状態では、弁体7aは図9の(b)に示したよう
に隙間Gができる状態に回転子7は保持される。
【0054】下端側の保持ブロック9には、支軸7b周
りを巡るトーションスプリング19bを組み込む。この
トーションスプリング19bはその一端を保持ブロック
19の内壁に固定され、他端を支軸7bに連結したもの
で、図12の(b)においてストッパピン7b−1が左
側に向かう回転方向に回転子7を付勢している。すなわ
ち、この付勢方向は図9の(a)及び(b)で示した引
張りのコイルスプリング9cの付勢の向きと同じであ
る。
【0055】このように支軸7bを保持ブロック18,
19の中に収めるとともにトーションスプリング19b
によって付勢することで、回転子7のフック7cがロー
ラ10,11に当たって回動した後には元の姿勢に自動
復帰させることができる。そして、この回動初期から復
帰の期間では、図10の例と同様に隙間Gが拡大するの
で、ノズル14からの洗浄水によってスリット5b,7
bに詰まっている原草が排除される。また、フィルタプ
レート5,6の表面から突き出る部材が図9の構成の場
合よりも少ないので、原草が付着する度合いも小さくな
り、その回収率の向上が可能となる。
【0056】図13は回転子7の弁体7a及びスリット
5bの断面形状の別の例を示す概略図である。
【0057】この例では、弁体7aには図8に示した逃
げ面7a−1に加えてこれと平行に第2の逃げ面7a−
2が形成されている。そして、スリット5bにテーパ面
5cを設けることについては先の例と同じであるが、第
2の逃げ面7a−2が対峙する側には回転子7の回転中
心と点対称となる関係としてテーパ面5eが形成されて
いる。そして、同図の(a)の状態では、両方のテーパ
面5c,5eとこれらにそれぞれ対峙している逃げ面7
a−1及び第2の逃げ面7a−2との間には、原草及び
混合液を通す程度の隙間が形成されている。
【0058】回転子7が図において反時計方向に回る
と、同図の(b)に示すように、二つの逃げ面7a−
1,7a−2に沿う部分の流路が広くなる。したがっ
て、原草タンク1aからの原草及びこれを含む混合液の
流入量が増え、移送ポンプ2による原草の吸引と回収タ
ンク1b側への移送効率が向上する。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明では、原草から異物を分
離させて吸引する容器は、混合液の水位よりも高くなっ
たときに逆洗されるので、容器に形成する原草の吸引口
等に詰まる原草や異物を排除でき、容器をクリーニング
したり分解することなく連続操業が可能となる。
【0060】請求項2の発明では、フィルタプレートを
回転させることによって、原草タンク内に浸漬させるこ
ととノズル部分に曝すことを繰り返すことができるの
で、原草タンク内では可変流路構造を第1の開度に設定
して異物を除去し、ノズル部分では駆動機構によって可
変流路構造を大きな第2の開度に設定して異物の詰まり
を排除できる。このため、フィルタプレートを定期的に
取り出してクリーニングするために作動を中断させる必
要がなくなり、生産性の大幅な向上が可能となる。
【0061】請求項3の発明では、フィルタプレートに
切開したスリットの中に回転子を組み込むだけの構造
で、駆動機構のローラと連携して開度を切り替えること
ができ、フィルタプレートを厚くしたり開度切り替えの
ための機構が複雑になることはなく、組立て及び保守点
検も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の海苔の異物除去装置の内部構造を示
す概略正面図である。
【図2】 異物除去装置の内部構造を示す概略側面図で
ある。
【図3】 異物除去装置の概略平面図である。
【図4】 スクリーンライナのフィルタプレートの分解
斜視図である。
【図5】 フィルタプレートをスクリーンライナとの間
の緩衝隙間及びクリアランスを示す図であって、(a)
はワイパを含めて示す要部の縦断面図、(b)は(a)
の切欠左側面図である。
【図6】 原草の詰まり除去用のワイパに代えてブラシ
を備える例であって、(a)はブラシを含めて示す要部
の縦断面図、(b)は(a)の切欠左側面図である。
【図7】 フィルタプレートに設けるスリットの詳細で
あって、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。
【図8】 回転子の概略斜視図である。
【図9】 スリットへの回転子の組込み構造の詳細であ
って、(a)は要部の正面図、(b)及び(c)は
(a)のA−A線及びB−B線矢視による断面図であ
る。
【図10】 スリット内での回転子の回動を示す要部の
縦断面図である。
【図11】 捕集マットの格子構造を示す概略図であ
る。
【図12】 回転子のスリットへの別の組込み構造であ
って、(a)は切欠正面図、(b)は切欠右側面図であ
る。
【図13】 回転子の弁体及びスリットの別の断面構造
であって、(a)は弁体の閉塞、(b)は弁体が回動し
て開いたときを示す。
【符号の説明】
1 本体 1a 原草タンク 1b 回収タンク 2 移送モータ 3 回転支軸 3c 駆動モータ 4 スクリーンライナ 4a 周壁 4b 面板 4d,4e 受けリブ 4f,4g ガイドリブ 4h ポート 5,6 フィルタプレート 5b,6b スリット 5c,5d テーパ面 7 回転子 7a 弁体 7a−1 逃げ面 7b 支軸 7b−1 ストッパピン 7c フック 8 固定具 8a 保持座 9 拘束機構 9a ブラケット 9b ストッパ 9c コイルスプリング 10,11 ローラ 12,13 沈殿マット 12b,13b 捕集マット 14 ノズル 14a 噴出孔 15 上部フード 16,17 側部フード 18,19 保持ブロック 18b ストッパボルト 19b トーションスプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海苔の原草に含まれる異物を除去して後
    工程に送るための異物除去装置であって、前記原草を海
    水または塩水または水等の液との混合液として貯留する
    原草タンクと、前記混合液の中に一部を浸漬させて前記
    原草タンク内の原草を異物と分離して吸引する容器と、
    前記容器が前記混合液の水位よりも上に移動したとき前
    記原草の吸引方向と逆向きに逆洗する逆洗手段を備えて
    なる海苔原草の異物除去装置。
  2. 【請求項2】 前記容器は、少なくとも側面の一部を開
    放部とした中空のスクリーンライナと、このスクリーン
    ライナの上端部に回転中心を持ち且つ前記側面に対して
    前記開放部を含んで水密状に重合配置したフィルタプレ
    ートとを備え、このフィルタプレートは、異物の通過を
    阻止する第1の開度及びこれよりも大きい第2の開度に
    設定可能であって且つ前記第2の開度から第1の開度に
    自動復帰可能な可変流路構造を持ち、前記逆洗手段は、
    前記フィルタプレートが前記混合液の水位から上に抜け
    出る部分に対峙して配置され海水または塩水または水等
    の液を前記フィルタプレートの面に向けて噴出するノズ
    ルを備え、このノズルの近傍に前記可変流路構造を駆動
    して第1の開度から第2の開度に設定する駆動機構を備
    えてなる請求項1記載の海苔原草の異物除去装置。
  3. 【請求項3】 前記可変流路構造は、前記フィルタプレ
    ートにその中心から放射状に切開された複数のスリット
    と、このスリットに組み込まれる開度調整用の弁体を備
    えた回転子と、この回転子の回動角度を前記第1の開度
    に規制するストッパと、前記回転子を前記第2の開度か
    ら第1の開度に復帰させる弾性体とを備え、前記駆動機
    構は、前記回転子の軸線とほぼ直交する向きに突き出し
    たフックに係合してこれを回動させる回転自在なローラ
    を備えてなる請求項2記載の海苔原草の異物除去装置。
JP10091901A 1998-04-03 1998-04-03 海苔原草の異物除去装置 Pending JPH11285365A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11346733A (ja) 1998-06-12 1999-12-21 Fulta Electric Machinery Co Ltd 生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11346733A (ja) 1998-06-12 1999-12-21 Fulta Electric Machinery Co Ltd 生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置

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