JPH11285207A - アクチュエータ構造 - Google Patents

アクチュエータ構造

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Publication number
JPH11285207A
JPH11285207A JP10084314A JP8431498A JPH11285207A JP H11285207 A JPH11285207 A JP H11285207A JP 10084314 A JP10084314 A JP 10084314A JP 8431498 A JP8431498 A JP 8431498A JP H11285207 A JPH11285207 A JP H11285207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration sensor
substrate
guide
actuator
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10084314A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Miyatani
修 宮谷
Fumihiko Tsuji
文彦 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP10084314A priority Critical patent/JPH11285207A/ja
Publication of JPH11285207A publication Critical patent/JPH11285207A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加速度センサを常に最良の感度となるように支
持する。 【解決手段】減衰力調整用のアクチュエータ1のケース
の内部に加速度センサを配置したショックアブソーバを
前提とする。ケースの内部に加速度センサ10を起立保
持する受座12と、ガイド14を設け、ガイド14は受
座12を中心にして加速度センサ10の保持角度を調整
可能に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はショックアブソーバ
の減衰力を調整するためのアクチュエータ構造に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来の減衰力可変型のショックアブソーバ
は、減衰力を調整するためにショックアブソーバ内部の
オイル通路切換用のバルブを駆動するステップモータな
どのアクチュエータを備えている。
【0003】この減衰力を変化させるために、特開平7
−11579号公報にもあるように、車体の上下振動を
検出する加速度センサを設け、この信号に応じて減衰力
を制御することがある。
【0004】この場合、加速度センサをショックアブソ
ーバに直接的に設けると、車体側よりも振動の検出精度
が高められ、このためスペース的なことも含めて、アク
チュエータの内部に加速度センサを一体的に組み込むこ
とが、本出願人により提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、加速度セン
サは上下加速度を検出するものであり、正確に上下加速
度を検出するには、正しく垂直方向にセットされる必要
があるが、ショックアブソーバは必ずしも垂直に取り付
けられるとは限らず、レイアウト上から通常はある傾き
を持って取り付け支持される。
【0006】しかも、車両の車種ごとにレイアウトが変
わると、その取り付け角度が変更されたりするので、ア
クチュエータの内部に予め加速度センサを配置しておく
と、精度よく上下加速度を検出するには、ショックアブ
ソーバのレイアウトごとに加速度センサの向きを調整す
る必要があり、これはなかなか手間のかかることで、し
かもアクチュエータの内部の設置スペースによっては、
調整不可能なこともあった。
【0007】これに対して、ショックアブソーバの組み
付けレイアウトが異なるのに合わせて、予め加速度セン
サの取り付け角度を異なって設定するのでは、アクチュ
エータのケースや、加速度センサ固定部品などをその都
度変更する必要があり、汎用性がなく、コストの高いも
のとなってしまう。
【0008】本発明はこれらの問題を解決することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、減衰力調
整用のアクチュエータのケースの内部に加速度センサを
配置したショックアブソーバにおいて、ケースの内部に
加速度センサを起立保持する受座と、ガイドを設け、ガ
イドは受座を中心にして加速度センサの保持角度を調整
可能に支持する。
【0010】第2の発明は、前記加速度センサが基板側
面に固定され、この基板の底部を前記受座で支持し、基
板の上部両側を前記受座を中心とする同一円周上に均等
間隔で配置した複数の突起からなるガイドにより狭持固
定した。
【0011】第3の発明は、前記ガイドの上方に位置し
てガイドと同一の円周面をもつ基板押さえブロックを装
着した。
【0012】
【発明の作用・効果】第1の発明によれば、加速度セン
サをショックアブソーバの取り付け角度に応じて、最良
の感度となる状態に、起立保持することができ、このた
め車種によってショックアブソーバの取り付けレイアウ
トが相違する場合であっても、ケースやセンサ固定部品
などを変更することなく、対応でき、その汎用性が著し
く高まり、コストダウンも図れる。
【0013】第2の発明では、加速度センサを基板に取
り付けた状態で、ガイドの突起を選択して狭持すること
により、最適な角度に容易にセットできる。
【0014】第3の発明では、基板の上方から基板押さ
えブロックを装着することで、基板が振動により上下動
するのを確実に阻止し、加速度センサの出力精度を高
め、かつ耐久性も向上させられる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図2に本発明の実施の形態
を示す。
【0016】図において、1はステップモータなどのア
クチュエータであり、アッパケース2とロアケース3で
囲んだ空間の内部に、ロータ5、ステータ6が配設さ
れ、ロータ5にはショックアブソーバの減衰力を調整す
るためのコントロールロッド(図示せず)と連結される
連結部材8が取着され、ロータ5の回転によりこの連結
部材8及びコントロールロッドを介してショックアブソ
ーバの減衰力が変化させられる。
【0017】アッパケース2とロアケース3の内部に
は、ステータ6の側方に位置して加速度センサ10が配
置される。この場合、加速度センサ10は基板11の側
面に取り付けられ、基板11が垂直のときに加速度セン
サ10の感度が最良になるようになっている。基板11
の底部を保持するために受座12がロアケース3の内部
底面に設けられ、また基板11の先端部を支持するため
の複数のガイド14がアッパケース2の一部の内側に形
成される。ガイド14は受座12を中心にして同一円周
上に等間隔に複数の突起13が設けられ、かつこれら突
起13は、基板11の両側に位置して対に配設され、各
突起13の間に基板11の側面が狭持されて固定され
る。
【0018】また、基板11の先端上方には、ガイド1
4と同一円周面からなる円弧面15Aをもつ基板押さえ
ブロック15が、アッパケース2の側に位置して装着さ
れ、これにより基板11が上下に移動することのないよ
うに保持する。この基板押さえブロック15は弾性材な
どで形成されてもよい。
【0019】なお、16はアクチュエータ1に対する外
部の電源等との接続のためのハーネスである。
【0020】以上のように構成されているので、ショッ
クアブソーバの組み付けレイアウトに応じて加速度セン
サ10の取り付け角度を調整するには、まず、アッパケ
ース2をロアケース3に結合する前に、ショックアブソ
ーバが車体に取り付けられたときに基板11が垂直とな
るような位置にガイド14の突起13を選び、その位置
で基板11を狭持する。そして、その上から基板押さえ
ブロック15を装着し、基板11が動かないように押さ
え、アッパケース2をロアケース3に結合する。
【0021】この場合、基板11の角度は段階的に変更
できるので、ショックアブソーバの取り付け角度に応じ
て加速度センサ10を最も感度の良い方向に設置するこ
とが可能となる。
【0022】したがって、車種によってショックアブソ
ーバの取り付けレイアウトが相違する場合であっても、
アッパケース2、ロアケース3やセンサ固定部品などを
変更することなく、常に最良の状態で加速度センサ10
をセットすることが可能となり、汎用性が著しく高ま
り、コストダウンも図れる。
【0023】また、基板11の上方から基板押さえブロ
ック15を装着することで、基板11が振動により上下
動するのを確実に阻止し、加速度センサ10の出力精度
を高め、かつその耐久性も向上させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す断面図である。
【図2】同じくその一部横断面図である。
【符号の説明】
2 アッパケース 3 ロアケース 5 ロータ 6 ステータ 10 加速度センサ 11 基板 12 受座 13 突起 14 ガイド 15 基板押さえブロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】減衰力調整用のアクチュエータのケースの
    内部に加速度センサを配置したショックアブソーバにお
    いて、ケースの内部に加速度センサを起立保持する受座
    と、ガイドを設け、ガイドは受座を中心にして加速度セ
    ンサの保持角度を調整可能に支持することを特徴とする
    アクチュエータ構造。
  2. 【請求項2】前記加速度センサが基板側面に固定され、
    この基板の底部を前記受座で支持し、基板の上部両側を
    前記受座を中心とする同一円周上に均等間隔で配置した
    複数の突起からなるガイドにより狭持固定した請求項1
    に記載のアクチュエータ構造。
  3. 【請求項3】前記ガイドの上方に位置してガイドと同一
    の円周面をもつ基板押さえブロックを装着した請求項2
    に記載のアクチュエータ構造。
JP10084314A 1998-03-30 1998-03-30 アクチュエータ構造 Pending JPH11285207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10084314A JPH11285207A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 アクチュエータ構造

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JP10084314A JPH11285207A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 アクチュエータ構造

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Publication Number Publication Date
JPH11285207A true JPH11285207A (ja) 1999-10-15

Family

ID=13827057

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10084314A Pending JPH11285207A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 アクチュエータ構造

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JP (1) JPH11285207A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010259173A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Tamagawa Seiki Co Ltd モータ内センサ組込み構造およびモータ
WO2024024216A1 (ja) * 2022-07-25 2024-02-01 カヤバ株式会社 緩衝器

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010259173A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Tamagawa Seiki Co Ltd モータ内センサ組込み構造およびモータ
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