JPH11285140A - 漏電遮断器 - Google Patents
漏電遮断器Info
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- JPH11285140A JPH11285140A JP7994298A JP7994298A JPH11285140A JP H11285140 A JPH11285140 A JP H11285140A JP 7994298 A JP7994298 A JP 7994298A JP 7994298 A JP7994298 A JP 7994298A JP H11285140 A JPH11285140 A JP H11285140A
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Abstract
検出と漏電電流計測表示とを行って、双方の電流検出差
異をなくし、また、筐体内のスペース占有を小さくして
コストを低減する。 【解決手段】 零相変流器3により交流電路1の漏電電
流を検出し、漏電検出回路13は第一の負担抵抗9の降
下電圧を判定して漏電電流が所定レベル以上のとき引外
し装置14を作動させ交流電路1を遮断する。電流計測
回路15は第二の負担抵抗10の降下電圧から漏電電流
を計測し、ホトカプラ16、電流計測回路8を介して電
流計7で表示する。また、調節抵抗9a,9bと感度電
流切換え装置12により漏電電流検出感度を調節する。
第一と第二の負担抵抗を直列接続しているので、上記調
節による第二の負担抵抗の電圧降下値の影響は少なく所
定の精度内での漏電電流の計測が可能となる。
Description
流を零相変流器を介して検出して、その漏電電流のレベ
ルにより交流電路を遮断または漏電警報出力し、かつ漏
電電流のレベルを計測表示する漏電遮断器に関する。
報に示された従来の漏電電流の計測表示器を備えた漏電
遮断器の構成を示すブロック図である。図において、1
は交流電路、2は交流電路1を開閉する開閉接点、3は
交流電路1の漏電電流を検出する第一の零相変流器、4
は漏電検出回路であり、第一の零相変流器3の出力レベ
ルを判定する。5は交流電路1の漏電電流を検出する第
二の零相変流器、6は第二の零相変流器5の出力を増幅
する増幅器、7は増幅器6の出力を電流計駆動回路8で
更に増幅して漏電電流のレベルを表示する電流計であ
る。
路1に地絡、漏電等が生ずると、第一の零相変流器3に
は漏電電流に比例した二次電流が誘起される。漏電検出
回路4ではこの二次電流を図示しない負担抵抗により電
圧変換して、漏電電流の出力レベルを判定して、出力レ
ベルが所定レベル以上のとき引外し装置(図示なし)を
介して開閉接点2を開離して交流電路1を遮断する。ま
た、第二の零相変流器5にも漏電電流に比例した二次電
流が誘起され、増幅器6では図示しない負担抵抗により
二次電流に比例した電圧に変換して、電流計駆動回路8
を介して電流計7に交流電路1の漏電電流値を表示させ
る。
示された他の従来例の漏電遮断器の構成を示すブロック
図である。図において、1〜4、7は上記従来例のもの
と同様である。9、10は第一の零相変流器3の二次側
に直列接続された負担抵抗である。漏電検出回路4はこ
の負担抵抗9、10の両端の電圧を検出して漏電電流の
出力レベルを判定している。そして電流計7は負担抵抗
9側のみの電圧を検出して図示されていない増幅回路を
介して漏電電流を計測表示する。11は漏電検出回路4
での漏電電流の出力レベルが所定値以上と判定したとき
外部への漏電検出を出力する漏電リレーである。動作に
ついては上記の従来例のものと略同様であり説明を省略
する。
82号公報のものは、交流電路1の安全確保のために所
定レベル以上の漏電により交流電路1を遮断する漏電検
出回路4用の零相変流器3と、漏電電流値を表示するた
めの零相変流器5とを同一筐体内に収納するため、筐体
内のスペース占有が多大となる。また、コスト的にも高
価となる。そして、零相変流器3、5は個々に特性が異
なるため漏電検出回路4により判別される漏電電流と、
電流計7に表示される電流値とに差異がでてしまうとい
う不具合が発生する。
いては、漏電電流値表示のため、零相変流器3の出力側
に複数の検出用の負担抵抗9、10を直列接続して、そ
の分圧された電圧を処理して漏電電流を計測する方法が
開示されている。しかし、この従来例では、図6に示す
ように、漏電検出回路4の感度電流を切り換えるために
スイッチ12を介して、負担抵抗9、10に並列に調節
抵抗20を接続しようとすると、合成抵抗値が変化して
しまうため、感度を切り換えるたびに漏電電流値に対す
る出力電圧が変化してしまう。つまり、同じ漏電電流が
流れていても感度電流の設定を変えてしまうと、出力の
値も変わってしまうという不具合が発生し、電流計7で
の漏電電流の計測が正確に行えないという課題があっ
た。
になされたものであり、1個の零相変流器の出力で漏電
検出と漏電電流表示を行い、漏電検出回路の感度電流の
設定を変えても漏電電流表示の精度が保たれる漏電遮断
器の検出回路を提供することを目的とする。
電遮断器は、交流電路の漏電電流を検出する零相変流器
と、この零相変流器の二次コイルに対し第一の負担抵抗
と第二の負担抵抗との直列抵抗体を接続した漏洩電流回
路と、上記第一の負担抵抗の降下電圧に応じて漏洩電流
が所定レベル以上か否かを判定し、その判定結果により
漏洩検出信号を出力する漏電検出回路と、上記第二の負
担抵抗の降下電圧から漏電電流を計測表示する漏電電流
計測回路とを備えたものである。
負担抵抗に並列接続される抵抗体と、この抵抗体の抵抗
値を可変する手段とを有して漏電検出回路の感度を調節
する感度調整手段を備えたものである。
いて、上記漏電遮断器内に供給される電源が交流電路か
らの供給電源である場合、漏電電流計測回路で計測した
漏電電流を記憶するメモリと、上記漏洩電流計測回路に
供給する別の電源を備え、漏洩遮断器のトリップ動作に
より上記供給電源が遮断されても上記漏洩電流計測回路
は上記別電源を用いて上記メモリからトリップ直前の漏
洩電流値を読み出し表示可能としたものである。
実施の形態1の漏電遮断器の検出回路の構成を示すブロ
ック図である。図において、1〜3、7〜10は上記従
来例のものと同様である。12は感度電流切換え装置で
あり、負担抵抗9に並列接続される調節抵抗9a、9b
を選択して漏電検出回路4の感度を調節する。13は差
動増幅器からなる漏電検出回路であり、負担抵抗9の降
下電圧を検出して漏電電流の出力レベルを判定して、出
力レベルが所定レベル以上のとき引外し装置14を介し
て開閉接点2を開離して交流電路1を遮断する。
16は電流計測回路15の出力を電流計駆動回路8へ電
気的に絶縁して伝達するホトカプラである。17は電流
計7および電流計駆動回路8の駆動電源、18は漏電電
流値を記憶するRAM等の記憶装置である。
の交流電路1遮断動作は、上記従来例と同様であり説明
を省略する。漏電電流計測においては、電流計測回路1
5の出力をホトカプラ16を介して伝達するようにして
いるので、電流計駆動回路8および電流計7は遮断器の
交流電路1から絶縁される。これにより交流電路1から
編成される電流計測回路15とは別の駆動電源17で動
作できるようになり、引外し装置14の作動により交流
電路1が遮断されても、電流計7、電流計駆動回路8お
よび記憶装置18は作動可能である。
り交流電路1が遮断された漏電電流値を記憶させてお
き、遮断器のトリップ時直前の漏電電流値を表示し続け
ることができる。なお、駆動電源17はトリップ前、ト
リップ後に拘わらす常に電流計駆動回路8に電源を供給
するようにしているが、トリップ信号に応じてトリップ
後のみ供給するようにしてもよい。
流器3の二次電流を直列接続された負担抵抗9、10に
通じ、負担抵抗9の電圧を漏電検出回路13が検出し、
負担抵抗10の電圧を電流計測回路15が検出する。負
担抵抗9、10が直列接続されているので漏電検出回路
13および電流計測回路15は同一の二次電流を検出対
象としているので、双方間に誤差は生じない。
ため感度電流切換え装置12により負担抵抗9に調節抵
抗9aまたは9bを並列接続した場合、負担抵抗9と調
節抵抗9aまたは9bの並列接続による並列抵抗体の合
成抵抗値は負担抵抗9の抵抗値よりも低下するが、並列
抵抗体に対し負担抵抗10が直列に接続されているの
で、調節抵抗9aまたは9bの接続による全体のインピ
ーダンスの変化率は小さくなり、従って、電流計側の電
流計測回路15の負担抵抗10に通ずる電流値の変動は
少なく、許容精度内での漏電電流の計測が可能となる。
態2の漏洩電流を計測表示する回路の要部を示す図であ
る。20は交流電路1により供給される漏電遮断器内の
各種回路動作用の電源で、この電源20と駆動電源17
との出力をダイオード21により突き合わせて電流計駆
動回路8に供給する。
が遮断されても、電流計駆動回路8は駆動電源17から
電源が供給され、記憶装置18のトリップ直前の漏洩電
流値を読み出し電流計7で表示することができる。
態3の漏洩電流を計測表示する回路の要部を示す図で、
実施の形態2の変形例である。実施の形態2の記憶装置
18でRAMを用いた場合は、常に電源を供給しないと
電源断で記憶内容が消去されるが、図3のようにフラッ
シュメモリ23を用いることにより電源断でも記憶内容
が保持でき、トリップ直前の漏洩電流値を読み出すこと
が可能となる。
漏電電流値の表示が必要なときのみスイッチ22をON
して、フラッシュメモリ23のトリップ直前の漏洩電流
値を読み出し表示するようにしてもよい。
負担抵抗と第二の負担抵抗を直列接続してそれぞれの降
下電圧に応じて漏電電流の検出と漏電電流の計測をする
ようにしたので、零相変流器の二次コイルは一つでよ
く、従って、漏洩電流の検出と計測との電流値の差異は
生じない。
抵抗に並列に接続しても第二の負担抵抗による電圧降下
の値の変動は少ないので、所定精度内での漏洩電流の計
測が可能となる。
なくても、メモリしたトリップ直前の漏洩電流値を別電
源を用いて読み出して表示することが可能となる。
検出回路のブロック図である。
検出回路の要部の回路図である。
器の検出回路の要部の回路図である。
断器のブロック図である。
ある。
る。
抵抗 12 感度電流切換え装置 13 漏電検出回路 14引外し装置 15 電流計測回路 16 ホトカプラ 17 駆動電源 18 記憶装置
Claims (3)
- 【請求項1】 交流電路の漏電電流を検出する零相変流
器と、この零相変流器の二次コイルに対し第一の負担抵
抗と第二の負担抵抗との直列抵抗体を接続した漏洩電流
回路と、上記第一の負担抵抗の降下電圧に応じて漏洩電
流が所定レベル以上か否かを判定し、その判定結果によ
り漏洩検出信号を出力する漏電検出回路と、上記第二の
負担抵抗の降下電圧から漏電電流を計測表示する漏電電
流計測回路とを備えたことを特徴とする漏電遮断器。 - 【請求項2】 請求項1記載の漏電遮断器において、第
一の負担抵抗に並列接続される抵抗体と、この抵抗体の
抵抗値を可変する手段とを有して漏電検出回路の感度を
調節する感度調整手段を備えたことを特徴とする漏電遮
断器。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の漏電遮断
器において、上記漏電遮断器内に供給される電源が交流
電路からの供給電源である場合、漏電電流計測回路で計
測した漏電電流を記憶するメモリと、上記漏洩電流計測
回路に供給する別の電源を備え、漏洩遮断器のトリップ
動作により上記供給電源が遮断されても上記漏洩電流計
測回路は上記別電源を用いて上記メモリからトリップ直
前の漏洩電流値を読み出し表示可能としたことを特徴と
する漏電遮断器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP07994298A JP3561408B2 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 漏電遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP07994298A JP3561408B2 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 漏電遮断器 |
Publications (2)
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JPH11285140A true JPH11285140A (ja) | 1999-10-15 |
JP3561408B2 JP3561408B2 (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=13704380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07994298A Expired - Lifetime JP3561408B2 (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 漏電遮断器 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3561408B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002289085A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-04 | Mitsubishi Electric Corp | 漏洩電流表示ユニット付回路遮断器 |
JP2010257655A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Kawamura Electric Inc | 電子式の配線用遮断器 |
CN104577973A (zh) * | 2013-10-16 | 2015-04-29 | 汪龙渊 | 多功能漏电保护装置 |
CN107923937A (zh) * | 2015-08-28 | 2018-04-17 | 株式会社电装 | 断线检测装置 |
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1998
- 1998-03-26 JP JP07994298A patent/JP3561408B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP4534373B2 (ja) * | 2001-03-26 | 2010-09-01 | 三菱電機株式会社 | 漏洩電流表示ユニット付回路遮断器 |
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