JPH11284887A - カメラ角度調整機構 - Google Patents

カメラ角度調整機構

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JPH11284887A
JPH11284887A JP10084324A JP8432498A JPH11284887A JP H11284887 A JPH11284887 A JP H11284887A JP 10084324 A JP10084324 A JP 10084324A JP 8432498 A JP8432498 A JP 8432498A JP H11284887 A JPH11284887 A JP H11284887A
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rotor
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rotation
cabinet
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Hideshi Nakamura
英志 中村
Junichi Saito
順一 斉藤
Isao Karibe
功 刈部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ傾動構造と天地方向調整の構造を簡単
かつコンパクトにし、部品点数を少なくし、操作性も良
好にする。 【解決手段】 カメラ7のハウジング6の軸穴6a,6
aがリング状の回転子5の軸突起5e,5eに回動自在
に弾性的に嵌合され、回転子5が上下両キャビネット1
a,1bに形成の端縁が円弧をなす回動案内リブ3a,
3bに回動自在に嵌合されている。回動案内リブ3a,
3bに設けたクリックリブ4a,4bに対して回転子5
に形成のノッチ5b,5c…が弾性係合し、回動案内リ
ブ3aに形成した円弧状の逃げ切欠き3cの端部に対し
て回転子5のストッパー突起5dが当接している。キャ
ビネット1を横置き姿勢から縦置き姿勢に変更した場合
に、カメラ7およびハウジング6を回転子5とともに9
0°回動することにより、カメラ7の天地方向を正規の
状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばディスプレ
イモニター上に載置されて使用者等を撮影するセットト
ップ型ビデオフォンのようなカメラ内蔵機器においてカ
メラ角度を調整するために装備されるカメラ角度調整機
構にかかわり、特には機器本体が姿勢を変更して用いら
れる場合にカメラの天地方向を被写体の天地方向と一致
させるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図6の(a),(b)に示す従来例はカ
メラ内蔵型撮像装置であって、カメラ51を内蔵したハ
ウジング52を基台53のホルダー54に対して一方向
のみに沿って揺動自在に取り付けたものである。55は
ハウジング52の底面から突出された回動支軸、56は
ホルダー54に細長く形成された回動支軸55のガイド
孔である。ハウジング52を前後方向に揺動することに
より、カメラ51は上下方向に揺動する。つまり、カメ
ラについて垂直チルト調整機能を有している。カメラ5
1の天地方向は固定のタイプであり、もし横倒しにした
場合には撮影映像も横倒しになってしまうため、基台5
3を水平姿勢にして水平面に置いた状態での使用が条件
となっている。また、回動支点57がハウジング52か
ら離れた位置にあるため、一定角度の回動に対してカメ
ラ51の高さ位置の変化が大きなものとなる。
【0003】図7の(a),(b)に示す従来例は書画
類撮像装置であって、基台61にブラケット62を設
け、ブラケット62に関節部63を介してアーム64を
揺動自在に枢着し、アーム64の上端部に関節部65を
介してカメラ67のハウジング66を揺動自在に枢着し
たものである。関節部63を介してのアーム64の任意
角度の揺動にかかわらず、関節部65を介してのハウジ
ング66の適当な揺動によりカメラ67の光軸を常に水
平状態にすることが可能となっている。しかし、カメラ
光軸まわりの回動機能を有していない。装置そのものと
しては大掛かりなものである。
【0004】図8の(a),(b)に示す従来例はカメ
ラ内蔵型撮像装置であって、カメラ71を内蔵したハウ
ジング72を自在継手73を介してキャビネット74に
取り付けてある。コ字形のブラケット73aの両端にハ
ウジング72の両端の水平軸72aが枢着され、キャビ
ネット74から突出させた垂直軸73bにブラケット7
3aが枢着されている。垂直チルト機能と水平パン機能
とを有している。ハウジング72を垂直チルトさせる水
平軸72aの高さ位置がカメラ71とほぼ一致している
ため、全体としてコンパクトにまとまっている。しか
し、カメラ光軸まわりの回動機能を有していない。
【0005】図9に示す従来例はハンディタイプのビデ
オカメラであって、ビデオ本体81の背面に液晶表示部
82が設けられ、ビデオ本体81の横側部にカメラ84
を内蔵したハウジング83が水平軸心まわりに回動自在
に取り付けられている。ハウジング83は180°以上
にわたって回動可能である。カメラ84で撮影した映像
は液晶表示部82に映し出される。カメラ84を後ろ向
きとしたときは撮影者自身を撮影することができるが、
カメラの天地が反転するので、入力した映像データを電
子的に上下反転する鏡像処理回路を必要としている。こ
の回路の切り換えスイッチはハウジング83の回動角度
に応じて自動的にON/OFFされるようになってい
る。しかし、横倒ししたときの電子的な画像処理は行わ
れず、被写体の水平方向が垂直方向になった状態でビデ
オ本体81内の記録媒体に記録される。もっとも、液晶
表示部82もハウジング83と同一角度だけ傾くので、
表示される像の方向は変わらない。
【0006】なお、上記以外に特開平3−182175
号公報に開示されたビデオカメラがある。これは、カメ
ラの撮像素子を回転自在にし、その撮像素子を回転駆動
する機構(モーターおよびギア)を設け、さらにカメラ
本体の傾き角度を検出する手段を設け、任意の検出角度
に応じて制御手段を介して駆動機構を制御して撮像素子
を常に水平姿勢に自動制御するように構成したものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6〜図8の従来例の
場合、仮にカメラ光軸まわりの回動の機能をもたせるよ
うに構成しても、そのほぼ全体を機器本体内に収め、カ
メラの可動範囲にスペースを確保する必要があることか
ら、機器本体が非常に大型化してしまう。
【0008】図9の従来例の場合、鏡像処理装置と切り
換えスイッチが必要でコスト高につく。また、機器本体
内に収める構成を採ることがむずかしい。
【0009】なお、特許公報のものは、カメラのチルト
機構は有していない。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みて創案され
たものであって、カメラ内蔵機器においてカメラ角度の
調整を可能とするとともに、機器本体の姿勢を変更した
場合にカメラの天地方向を被写体の天地方向と一致させ
ることを可能となすに当たって、カメラ角度変更によっ
ても被写体に対する位置合わせが容易で、全体の構造が
簡単かつコンパクトで、部品点数も少なくてすみ、操作
性も良好なカメラ角度調整機構を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわる請求項
1のカメラ角度調整機構は、次のような構成となってい
る。すなわち、機器本体の外殻を構成するキャビネット
に対してCCD超小型カメラ等のカメラがチルト動作等
の傾動動作が可能な状態でしかもカメラ光軸まわりに回
動可能な状態で取り付けられている。この場合に、カメ
ラとキャビネットとの間に回転子を介在させてある。つ
まり、キャビネットに対して回転子を回動自在に装着し
てある。その回転子にカメラまたはカメラを固定してい
るハウジングを傾動自在に枢着してある。その傾動の方
向はカメラ光軸を通る面に沿った方向である。カメラを
回転子に対して傾動することにより、カメラ角度を調整
する。機器本体の姿勢を変更すると、そのままではカメ
ラの天地方向が被写体の天地方向から傾いてしまい、撮
影映像も傾いてしまうことになる。そこで、キャビネッ
トに対する回転子の回動を介して、カメラまたはカメラ
のハウジングを機器本体の姿勢変更の方向とは逆方向に
同一角度回動する。このことによって、機器本体の姿勢
変更にかかわらずカメラの天地方向を被写体の天地方向
と一致させることができ、撮影映像を正規の姿勢とす
る。したがってまた、機器本体の姿勢変更の状態でも傾
動によるカメラ角度の調整は天地方向を正規の状態に保
ったまま行うことができる。
【0012】本発明にかかわる請求項2のカメラ角度調
整機構は、上記請求項1において、カメラを回転子に対
して傾動自在に枢着するに当たって、カメラ軸心が回転
子回動軸心と一致する状態でかつカメラ傾動軸心がカメ
ラ中心を通る状態で枢着した構成としてある。カメラの
傾動によってもカメラ中心の変位量は小さい範囲に収ま
り、被写体に対する位置合わせが簡単である。また、カ
メラ中心をほとんど動かすことなくカメラの天地方向を
調整することが可能となる。つまり、カメラの傾動と回
動のための構造がコンパクトになり、小さなスペース内
での装備が可能となる。
【0013】本発明にかかわる請求項3のカメラ角度調
整機構は、上記請求項1または請求項2において、カメ
ラを取り付けたハウジングを回転子に対して嵌合構造を
もって枢着した構成としてある。この嵌合構造として
は、例えば軸穴に対する軸突起の嵌合がある。この場
合、軸穴をハウジングに、軸突起を回転子にそれぞれ設
けてもよいし、軸穴を回転子に、軸突起をハウジングに
それぞれ設けてもよい。このような嵌合構造は枢着構造
として最も簡単なものである。
【0014】本発明にかかわる請求項4のカメラ角度調
整機構は、上記請求項1から請求項3までのいずれかに
おいて、キャビネットに回転子を装着するに当たって、
内周縁が円弧をなす回動案内リブをキャビネットに設
け、この回動案内リブに対してリング状の回転子を回動
自在に嵌合する。そして、回動案内リブの所定位置もし
くはキャビネットの所定位置にクリックリブを設けると
ともに回転子の所定位置にノッチ(切り込み)を設ける
か、逆に、回転子の所定位置にクリックリブを設けると
ともに回動案内リブの所定位置もしくはキャビネットの
所定位置にノッチを設けるかし、カメラの天地方向が正
規状態のときにクリックリブがノッチに対して弾性係合
する構成としてある。クリックリブがノッチに弾性係合
することにより、回転子ひいてはカメラ(カメラのハウ
ジング)が不測に回動することを規制する。天地方向の
調整に際して回転子を回動しているときはクリックリブ
が回転子または回動案内リブに弾性圧接するので、回動
操作に対して適度な回動抵抗がかかり、また、回動終端
でのノッチに対するクリックリブの弾性係合によって操
作終了を判別するので、操作感覚がすぐれたものとな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかわるカメラ角
度調整機構の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0016】図1は実施の形態にかかわるカメラ角度調
整機構の外観の斜視図、図2はカメラ角度調整機構の分
解状態の斜視図、図3は図1におけるIII−III 線矢視
の水平方向の断面図、図4は機器横置き状態での垂直方
向の断面図、図5は機器縦置き状態での垂直方向の断面
図である。カメラ内蔵型機器のキャビネット1は上キャ
ビネット1aと下キャビネット1bとを突き合わせて構
成されるようになっている。キャビネット1の1つの角
部の近傍にカメラ装着箇所が設定されている。図2に示
すように、上キャビネット1aと下キャビネット1bと
の突き合わせ部にそれぞれ半円状切欠き2a,2bが形
成されている。図1に示すように、上キャビネット1a
と下キャビネット1bとを突き合わせた状態で両半円状
切欠き2a,2bが真円状のカメラ装着孔2を構成する
ようになっている。図2、図3に示すように、上キャビ
ネット1aと下キャビネット1bのそれぞれにおいて、
半円状切欠き2a,2bを形成してある側板の内面に半
円状切欠き2a,2bに沿った端縁をもつ回動案内リブ
3a,3bが一体的に形成されている。これらの回動案
内リブ3a,3bはそれぞれ2枚の堰板からなり、両堰
板の間の部分が案内作用部となっている。外側の堰板と
キャビネット側板との間で中央部分にクリックリブ4
a,4bが一体的に形成されている。
【0017】上下の両キャビネット1a,1bの半円状
切欠き2a,2bの堰板間にリング状の回転子5が回動
自在に嵌合されるようになっている。回転子5の前面と
後面とに一体的にリング状のフランジ部5a,5aが形
成され、各フランジ部5a,5aが回動案内リブ3a,
3bの端縁に近接対面している。回転子5の前側のフラ
ンジ部5aの外周面に周方向で90°の間隔を隔てて4
つのノッチ(切り込み)5b,5c…が形成されてい
る。機器の横置き状態を示す図4においては、直径方向
で対向する一対のノッチ5b,5bがクリックリブ4
a,4bに対して微量だけ弾性的に係合し、回り止めを
するようになっている。図5は、機器を図4の状態から
反時計方向に90°回して縦置き状態となし、回転子5
を逆方向の時計方向に90°回した状態を示すが、この
図5においては、上記のノッチ5b,5bとは90°回
転した角度の直径方向で対向するもう一対のノッチ5
c,5cがクリックリブ4a,4bに対して同様に微量
だけ弾性的に係合し、回り止めをするようになってい
る。回転子5の外周面の1箇所で1つのノッチ5bに対
応する箇所にストッパー突起5dが一体的に突出形成さ
れている。上側の回動案内リブ3aにおいてストッパー
突起5dの90°範囲にわたる回動に対してそのストッ
パー突起5dの通り道となるべきハッチングで示す範囲
の円弧状の逃げ切欠き3cを形成している。図4の状態
ではストッパー突起5dが円弧状の逃げ切欠き3cの反
時計方向端部に当接して位置規制されている。図5の状
態ではストッパー突起5dは円弧状の逃げ切欠き3cの
時計方向端部に位置する下側の回動案内リブ3bの端縁
に当接して位置規制されている。
【0018】ハウジング6にカメラ7が固定されている
とともに調整ダイヤル8が回動自在に装着されている。
カメラ7としてはCCD超小型カメラなどが用いられ
る。回転子5の内周面において水平な直径方向で対向す
る2箇所に軸突起5e,5eが一体的に突出形成されて
いる。これに対応して、ハウジング6の外周面の2箇所
に軸突起5e,5eを嵌合する軸穴6a,6aが形成さ
れている。カメラ7を固定したハウジング6は、軸穴6
a,6aの軸突起5e,5eに対する摩擦係止を伴う嵌
合により、その軸心まわりで回転子5に対してチルト動
作可能になっている。符号のAはハウジング6、カメラ
7のチルト軸心であり、9はカメラ7の後端部から延出
されたカメラケーブルである。ハウジング6は角部が丸
く面取りされた角筒部と滑らかに湾曲した球殻部とから
なっており、球殻部はキャビネット1から露出してお
り、その露出部の左右側面に凹部または凹凸部からなる
操作グリップ部6b,6bが形成されている。
【0019】カメラ7をハウジング6の内部に固定する
とともに調整ダイヤル8を回転自在な状態でハウジング
6に装着し、ハウジング6を回転子5に挿通し、ハウジ
ング6の軸穴6a,6aを回転子5の軸突起5e,5e
に嵌合し、回転子5を上下の回動案内リブ3a,3bの
円弧をなす端縁に嵌合する状態で上キャビネット1aと
下キャビネット1bとを突き合わせて固定することによ
り、カメラ7をチルト軸心Aまわりでチルト動作可能に
するとともに回転子5を介してキャビネット1に対して
カメラ光軸まわりに回動自在にしてある。カメラ光軸は
回転子5の回動軸心と一致し、チルト軸心Aがカメラ7
の光軸上でカメラ7の前後方向の中心と一致している。
回転子5はそのフランジ部5a,5aを含めて回動案内
リブ3a,3bに対して回動時の摺動隙間のみを残して
嵌合されており、それは回転子5の抜け防止、傾き防止
および中心位置決めを果たしている。また、回転子5が
何らかの荷重を受けて弾性変形しようとしても、フラン
ジ部5a,5aが回動案内リブ3a,3bによって矯正
を受け、軸穴6a,6aと軸突起5e,5eとの嵌合が
不測に外れないようになっている。
【0020】次に、以上のように構成されたカメラ角度
調整機構の動作を説明する。
【0021】機器すなわちキャビネット1を横置きした
図1、図3、図4の状態において、回転子5の軸突起5
e,5eとハウジング6の軸穴6a,6aとの嵌合によ
るチルト軸心Aが水平となっている。回転子5の一対の
ノッチ5b,5bが上下のクリックリブ4a,4bに対
して微量だけ弾性的に係合し、回転子5ひいてはハウジ
ング6、カメラ7を回り止めしている。図4においては
上側のクリックリブ4aはストッパー突起5dと重なる
ため図示を一部省略している。また、回転子5のストッ
パー突起5dが回動案内リブ3aにおける円弧状の逃げ
切欠き3cの反時計方向端部に当接して位置規制されて
いる。ノッチ5b,5bのクリックリブ4a,4bに対
する弾性的係合が逃げ切欠き3cの端部に対するストッ
パー突起5dの当接を付勢している。したがって、回転
子5、ハウジング6、カメラ7はカメラ光軸まわりの回
転に対して強固にロックされており、不測な戻り回動や
固定ぐらつきを規制している。これにより、回転子5の
ロック機構として、動作範囲の大きいボール・スプリン
グのような部品点数の多いものを採用する必要がなく、
いずれも一体的に形成されたノッチ5b,5bと上下の
クリックリブ4a,4bとの組み合わせおよびストッパ
ー突起5dと逃げ切欠き3cとの組み合わせという構造
簡単かつコンパクトで部品点数の少ないロック機構を構
成しているのである。
【0022】ハウジング6の操作グリップ部6b,6b
を指先でもって手動操作にてハウジング6とともにカメ
ラ7を矢印Bで示すようにチルト軸心Aまわりに上下動
してカメラ7をカメラ光軸を通る面に沿ってチルト動作
させることができる。軸穴6a,6aの軸突起5e,5
eに対する摩擦係止により、ハウジング6、カメラ7は
任意のチルト角度においてその姿勢が安定的に保たれ
る。カメラ7のチルト軸心Aがカメラ光軸の前後方向の
ほぼ中心に設定されているから、カメラ7のチルト動作
によってもカメラ7の中心の変位量は小さい範囲に収ま
り、被写体に対する位置合わせが簡単である。軸穴6
a,6aと軸突起5e,5eとの嵌合構造・形状は、必
要とされる最大のチルト角度においてハウジング6と回
転子5とが相互干渉しないようになっている。最大のチ
ルト角度はハウジング6と回転子5との接触によって規
制されるため、チルト角度範囲を規定する必要がある場
合には、ハウジング6と回転子5の構造・形状を工夫す
ることによって対処することができる。あるいは、軸穴
6a,6aと軸突起5e,5eとの嵌合構造・形状によ
ってもチルト角度範囲を規定することも可能である。
【0023】調整ダイヤル8を回転操作するときは、調
整ダイヤル8を指先でもって回転する。調整ダイヤル8
の操作とハウジング6、カメラ7のチルト操作とは互い
に干渉せず、独立して行える。操作グリップ部6b,6
bをチルト動作方向Bに沿って細長く形成してあるた
め、チルト動作方向Bの判別が容易である。調整ダイヤ
ル8の回転操作方向は回転子5の回動操作方向と同一で
あるが、回転子5は上記のようにそのノッチ5b,5b
がクリックリブ4a,4bに弾性係合して回り止めされ
ているため、調整ダイヤル8の回転に伴って回転子5、
ハウジング6、カメラ7が不測に共回りすることは防止
される。操作グリップ部6b,6bを形成してあるハウ
ジング6の前部をキャビネット1の外側に露出させてあ
るが、このハウジング6の露出部分は、チルト軸心Aと
カメラ光軸との交点を中心とする球穀状に形成してある
ため、そして、キャビネット1のカメラ装着孔2を円形
に形成してあるため、ハウジング6のB方向でのチルト
動作およびC方向での回動動作のどの状態においても、
キャビネット1のカメラ装着孔2とハウジング6との間
に必要以上の隙間が生じない。もちろん、カメラ7の先
端がキャビネット1に当接しないようになっている。ハ
ウジング6は、調整ダイヤル8の取り付け、外れ防止、
回転補助および回転範囲の規制の役割を同時に受け持っ
ている。
【0024】キャビネット1を図4の状態から反時計方
向に90°回して縦置きした図5の状態に切り換えたと
する。この場合に、もし、カメラ7をカメラ回動方向C
に沿って回動操作しないと、被写体の天地方向に対して
カメラ7の天地方向が90°ずれた状態となってしま
い、例えば正立している被写体が倒れた状態で撮影され
ることになる。これは不都合であるので、カメラ7の天
地方向を被写体の天地方向に合わせるべく、カメラ7を
カメラ回動方向Cに沿って時計方向に90°回動する必
要がある。その回動操作は手動で行う。ハウジング6の
操作グリップ部6b,6bを指先でもって手動操作にて
ハウジング6をカメラ回動方向Cに沿って時計方向に向
けて回動すると、ハウジング6に装着されているカメラ
7も調整ダイヤル8も一体となって同方向に回動する。
調整ダイヤル8を不測に回転させることなくハウジング
6、カメラ7を回動させることができる。図4の状態で
はクリックリブ4a,4bは上下方向で対向している
が、図5の状態では左右方向で対向している。回動の初
期において、回転子5のノッチ5b,5bがクリックリ
ブ4a,4bより離れるに足るだけの回動操作力を与え
ると、回転子5の弾性変形によってノッチ5b,5bが
クリックリブ4a,4bとの弾性係合状態から離脱し、
回転子5の回動が始まる。ハウジング6の操作グリップ
部6b,6bに与えた回動操作力が軸穴6a,6aから
軸突起5e,5eを介して回転子5に伝えられ、回転子
5が回動する。回動の途中では、外側のフランジ部5a
は常にクリックリブ4a,4bから押圧力を受け、微小
な弾性変形を生じながら、そして適度に回動抵抗の操作
感覚を操作者に与えながら、回転子5は回動する。この
とき、ストッパー突起5dは円弧状の逃げ切欠き3cに
対して単に通過するだけであり、回動抵抗とはならな
い。回動中においては回転子5のフランジ部5a,5a
が回動案内リブ3a,3bによって支持されているた
め、回転子5ひいてはカメラ7の中心の位置決め状態が
維持される。したがって、回動案内リブ3a,3bの端
面はできるだけ全周にわたり真円状態であることが望ま
しい。カメラ7、ハウジング6、調整ダイヤル8ととも
に回転子5がほぼ90°回動すると、別の一対のノッチ
5c,5cが今度は左右方向に位置するクリックリブ4
a,4bに微量だけ弾性的に係合するようになる。そし
て、回転子5のストッパー突起5dが円弧状の逃げ切欠
き3cの端部に位置する回動案内リブ3bの端縁に当接
し、回転子5の回動が停止されるとともに、ノッチ5
c,5cのクリックリブ4a,4bに対して弾性係合が
ストッパー突起5dを回動案内リブ3bの端縁への当接
を付勢する。これにより、回転子5ひいてはハウジング
6、カメラ7を回り止めしており、強固にロックされ、
不測な戻り回動を規制している。クリックリブ4a,4
bに対するノッチ5c,5cの弾性係合によるクリック
ストップ動作が使用者に対して停止位置の感触を確実に
伝えることになる。この状態を図5に示す。クリックリ
ブ4a,4bに対して弾性係合するノッチ5c,5cは
図4の状態でのノッチ5b,5bから90°ずれたもの
である。ハウジング6、カメラ7の90°の回動に伴っ
てカメラ7のチルト軸心Aも同方向に90°回転するこ
とになる。図5の状態においてはハウジング6およびカ
メラ7のチルト軸心Aは水平方向となっている。すなわ
ち、被写体の天地方向とカメラ7の天地方向とが一致し
た状態となっており、撮影映像を正規の姿勢とすること
ができる。
【0025】ノッチ5b,5c…とクリックリブ4a,
4bとからなるロック機構の保持力は、カメラケーブル
9のねじれや重さのバランス等に対抗できる程度で機能
的には充分であり、実際的には保持力の上限は手動で楽
に外れることで、下限は停止位置の感触が操作時に明確
に判ることでそれぞれ定まる程度でよく、保持力は比較
的に小さなものである。このような理由により、ロック
機構におけるノッチとクリックリブとの弾性的係合は微
量でよいのである。そして、クリックリブ4a,4bの
突出量が少なくてすむので、回転子5の回動動作中にフ
ランジ部5aがクリックリブ4a,4bから受ける押圧
力も小さく、回動動作を円滑に行うことができる。カメ
ラ光軸を対称の中心とする対抗位置に2つのクリックリ
ブ4a,4bを設けることにより、回転子5の停止状態
における位置決め精度および回動動作中の中心位置精度
を高くしている。ストッパー突起5dを1つだけとして
あるのは、ストッパー突起5dは円弧状の逃げ切欠き3
cによって回動案内リブ3aに接触しないようにしてあ
って中心位置決めの機能をもたないので、2つを対向配
置する必要性がないためであり、また逃げ切欠き3cの
範囲を必要最小限(90°)にして回転子5のフランジ
部5aに対するクリックリブ4a,4bの摺動範囲をな
るべく大きくするためである。
【0026】図5の状態においても、図4の場合と同様
にカメラ7をチルト動作させることができる。すなわ
ち、ハウジング6の操作グリップ部6b,6bを指先で
もって手動操作にてハウジング6とともにカメラ7を矢
印Bで示すようにチルト軸心Aまわりに上下動してカメ
ラ7をチルト動作させることができる。軸穴6a,6a
の軸突起5e,5eに対する摩擦係止により、ハウジン
グ6、カメラ7は任意のチルト角度においてその姿勢が
安定的に保たれる。
【0027】図5の状態から図4の状態へと切り換える
ことも当然に可能である。キャビネット1を図5の縦置
きの状態から時計方向に90°回して横置きの状態へ切
り換え、次いでハウジング6、カメラ7を回転子5とと
もにカメラ回動方向Cに沿って反時計方向へ90°回転
させると、図4の状態となる。
【0028】以上のように、本実施の形態のカメラ角度
調整機構によれば、キャビネット1の横置き・縦置きの
2通りの設置状態の切り換えに対応して、カメラ7の天
地方向の切り換え調整を容易に行うことができる。カメ
ラ7の天地方向を調整する場合にカメラ中心を動かさな
い状態で調整することができる。そして、横置き・縦置
きいずれの場合もチルト角度の調整を容易に行うことが
できる。カメラ7のチルト動作のための構造と天地方向
調整のための回動の構造とを回転子5および回動案内リ
ブ3a,3bの箇所に集中させてあるから、その構造が
コンパクトであり、小さなスペース内での装備が可能と
なっている。カメラ7およびカメラケーブル9を除い
て、上記の説明で出てきたほぼすべての部品を樹脂成形
品で作製することが可能であり、軽量化に有利である。
そして、各部を一体成形することにより、部品点数をで
きるだけ少なくし、この点でも構造を簡素化しコンパク
ト化し、コストダウンを図ることができる。カメラ7の
ハウジング6を回転子5に対して回動自在に枢着するの
に、ハウジング6に一体形成した軸穴6a,6aに対し
て回転子5に一体形成した軸突起5e,5eを嵌合する
だけの単純で最も簡単な構造を採用している点もコンパ
クト化と部品点数少数化に有効となっている。カメラ7
のチルト角度調整および天地方向調整を全面的に機械式
に行うことができ、操作性が良い。回動時の摩擦抵抗や
回動終了時のクリック係合も操作感覚を良いものとして
いる。また、これらの調整によってカメラ7の中心がほ
とんど動かないので撮影位置の設定が行いやすいし、外
観上の影響もほとんどなく美観を損ねることがない。
【0029】なお、上記構成のカメラ角度調整機構をテ
レビ電話システムやテレビ会議システムで用いる視線一
致型の映像表示撮像装置に適用した場合においては、デ
ィスプレイモニター上に横置きした場合に表示された人
物像と使用者との視線一致性が高くなり、縦置きした場
合には省スペースが図れる。
【0030】以上、1つの実施の形態について説明して
きたが、本発明は次のように構成したものも含むもので
ある。
【0031】(1)上記の実施の形態ではカメラ7を垂
直方向にチルト動作させるように構成してあるが、水平
パン動作させるように構成してもよい。この場合、カメ
ラ7の水平パンの軸心の方向が異なるのみで、軸支構造
は同じでよい。
【0032】(2)上記の実施の形態ではカメラ7とハ
ウジング6とが別部品となっているが、カメラ7として
ハウジング6の形状・構造を一体的に有するものを採用
してもよい。
【0033】(3)上記の実施の形態ではカメラ7を任
意のチルト角度で位置保持するのに軸穴6a,6aに対
する軸突起5e,5eの嵌合部の摩擦抵抗で保持力をも
たせているが、保持力が不足する場合にはダンパー等に
よる位置保持構造を併用することが考えられる。
【0034】(4)上記の実施の形態ではハウジング6
を回転子5に軸支するのに、ハウジング6に形成した軸
穴6a,6aに対して回転子5に形成した軸突起5e,
5eを弾性係合状態に嵌合したが、これとは逆に、ハウ
ジング6に軸突起を形成し、回転子5に軸穴を形成し、
両者を嵌合してもよい。
【0035】(5)上記の実施の形態では回転子5に対
するハウジング6の軸支構造を軸突起5e,5eと軸穴
6a,6aとの組み合わせで構成し、部品点数を少なく
したが、カメラ7の構造が許せば、独立した貫通軸で軸
支してもよい。
【0036】(6)上記の実施の形態では回動案内リブ
3a,3bは上下の各キャビネット1a,1bと一体的
に形成し、部品点数を少なくしてあるが、別体構成とし
て、接着剤で固着してもよいし、ビスで取り付けてもよ
い。
【0037】(7)上記の実施の形態では回転子5のロ
ック機構としてノッチ5b,5c…に対するクリックリ
ブ4a,4bの弾性係合と逃げ切欠き3cを摺動するス
トッパー突起5dとの組み合わせとしたが、いずれか一
方を省略してもよい。また、これら以外の適当なロック
機構を採用してよい。
【0038】(8)上記の実施の形態ではノッチを回転
子5の方に設けるとともにクリックリブを回動案内リブ
3a,3bの方に設けたが、この逆に、ノッチを回動案
内リブの方に設けるとともにクリックリブを回転子の方
に設けてもよい。この場合、カメラの回動時には回転子
のクリックリブが回動案内リブに弾性的に摺接すること
になる。あるいは、クリップリブをキャビネット1a,
1bに設けてもよい。
【0039】(9)上記の実施の形態ではキャビネット
1の設置姿勢を横置きと縦置きの2状態のみとしたが、
任意の角度で設置できるものとし、これに合わせてカメ
ラ7の天地方向の調整も任意角度で行えるようにしても
よい。この場合、重力を利用した天地方向の無段階調整
の構造を採用することも考えられる。
【0040】(10)上記の実施の形態ではハウジング
6、カメラ7および回転子5の回動を手動で行うように
構成してあるが、ステッピングモータやギア機構を用い
た駆動式に構成してもよい。この場合、その駆動系自体
を回転子5のロック機構に利用することも考えられる。
【0041】上記の(1)〜(10)は互いに独立した
事項であり、これらのうち任意の事項を任意数適当に組
み合わせてもよきものである。
【0042】
【発明の効果】カメラ角度調整機構についての請求項1
にかかわる発明によれば、カメラまたはカメラハウジン
グの傾動構造と天地方向調整のためのカメラ光軸まわり
の回動構造とを回転子において集約させてあるから、コ
ンパクトに構成できるとともに、機器本体内の小さいス
ペース内で装備することができる。
【0043】請求項2にかかわる発明によれば、カメラ
軸心を回転子回動軸心と一致させカメラ傾動軸心をカメ
ラ中心に通す状態としてあるので、カメラ傾動時のカメ
ラ中心の変位量を必要最小限として被写体に対する位置
合わせを簡単化でき、また、カメラ中心を実質的に動か
さずにカメラの天地方向を調整でき、カメラの傾動と回
動のための構造を一層コンパクト化することができる。
【0044】請求項3にかかわる発明によれば、カメラ
ハウジングの回転子に対する枢着構造を嵌合構造として
あるから、2つの構造を回転子に集約するのに有利であ
り、コンパクト化に寄与する。
【0045】請求項4にかかわる発明によれば、カメラ
の天地方向が正規状態のときにクリックリブがノッチに
対して弾性係合するように構成してあるので、カメラ
(カメラハウジング)が不測に回動することを確実に規
制できるとともに、天地方向の調整に際して回転子を回
動しているときはクリックリブに適度な回動抵抗がかか
り、回動終端ではノッチに対するクリックリブの弾性係
合によって操作終了を判別するので、操作感覚をすぐれ
たものとできる。
【0046】本件にかかわる明細書(特に発明の詳細な
説明および特許請求の範囲)または図面においては、出
願当初に記載してある任意の事項(任意の要素または任
意の要素の結合関係・組み合わせ関係を含む)につい
て、その省略の可能性を留保する。さらに、特許請求の
範囲に記載していないが発明の詳細な説明または図面に
記載してある任意の事項について特許請求の範囲への追
加の可能性ならびにその追加に伴う説明の変更の可能性
を留保する。すなわち、そのような省略または追加・変
更が直接的かつ一義的に導かれるものとして取り扱うも
のとし、新規事項の追加でないことを宣言する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかわるカメラ角度調整
機構の外観の斜視図
【図2】実施の形態のカメラ角度調整機構の分解状態の
斜視図
【図3】図1におけるIII−III 線矢視の水平方向の断
面図
【図4】実施の形態における機器の横置き状態での垂直
方向の断面図
【図5】実施の形態における機器の縦置き状態での垂直
方向の断面図
【図6】従来の技術にかかわるカメラ内蔵型撮像装置の
側面図と正面図
【図7】従来の技術にかかわる書画類撮像装置の側面図
と正面図
【図8】従来の技術にかかわる別のカメラ内蔵型撮像装
置の側面図と正面図
【図9】従来の技術にかかわるビデオカメラの斜視図
【符号の説明】
1……キャビネット 1a…上キャビネッ
ト 1b…下キャビネット 2……カメラ装着孔 2a,2b…半円状切欠き 3a,3b…回動案
内リブ 3c…円弧状の逃げ切欠き 4a,4b…クリッ
クリブ 5……回転子 5a…フランジ部 5b,5c…ノッチ 5d…ストッパー突
起 5e…軸突起 6……ハウジング 6a…軸穴 6b…操作グリップ
部 7……カメラ 8……調整ダイヤル 9……カメラケーブル A……チルト軸心 B……チルト動作方向 C……カメラ回動方

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットに回動自在に回転子が装着
    され、前記回転子にカメラが間接的または直接的にカメ
    ラ光軸を通る面に沿って傾動自在に枢着されているカメ
    ラ角度調整機構。
  2. 【請求項2】 カメラ軸心が回転子回動軸心と一致する
    状態でかつカメラ傾動軸心がカメラ中心を通る状態でカ
    メラが回転子に枢着されている請求項1に記載のカメラ
    角度調整機構。
  3. 【請求項3】 カメラを取り付けたハウジングが回転子
    に対して嵌合構造をもって枢着されている請求項1また
    は請求項2に記載のカメラ角度調整機構。
  4. 【請求項4】 キャビネットに設けられた内周縁が円弧
    をなす回動案内リブにリング状の回転子が回動自在に嵌
    合され、回動案内リブと回転子のうちもしくはキャビネ
    ットと回転子のうちのいずれか一方の所定位置に設けら
    れたクリックリブが、他方の所定位置に設けられたノッ
    チに弾性係合して回り止めされるように構成されている
    請求項1から請求項3までのいずれかに記載のカメラ角
    度調整機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007074602A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Sony Corp 撮像装置
KR100724164B1 (ko) 2006-04-18 2007-05-31 김배훈 회전형 카메라가 장착된 카메라 모듈
EP3211878A1 (en) * 2016-02-23 2017-08-30 D-Link Corporation Network camera with manually adjustable shooting angle

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