JP7490425B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、押し込み操作可能な押し込み操作部を有する撮像装置に関する。
近年、様々なシチュエーションにおいて自由な姿勢での動画撮影や、多様な角度からの動画撮影の実現が求められている。特許文献1の撮像装置は、レンズ部を、一軸を中心に本体に対して回転させて撮影方向を切り替えつつ、レンズ部の向きに応じて表示部の表示を反転することを可能としている。この撮像装置は、レンズ部を回転させることで自分撮り方向と他人撮り方向とを切り替え可能とし、多様な撮影スタイルに対応している。
特開2001-313862号公報
しかしながら、特許文献1の撮像装置は、置いた状態や両手で把持した状態での使用が想定されている。そのため、押し込み操作部を片手で操作することは容易でなく、特に撮影中に操作することは容易でない。
本発明は、片手にて多様な操作を行うことを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、被写体を撮像する撮像部と、把持部を有する本体部と、を有する撮像装置であって、前記本体部に設けられた表示部と、少なくとも前記表示部の操作を行うことが可能であり、且つ、押し込み操作を実行するために前記本体部に設けられた押し込み操作部と、を有し、前記押し込み操作部は、押し込み方向と略平行に往復移動操作が実行でき、且つ、前記押し込み方向に略直交する第1所定方向に往復移動可能であり、且つ、前記押し込み操作部は、前記本体部に対して維持可能な姿勢として、前記第1所定方向に略平行な回動中心回りの回動角度が互いに異なる複数の姿勢を有することを特徴とする。
本発明によれば、片手にて多様な操作を行うことができる。
撮像装置の斜視図である。 撮像装置およびレンズユニットのブロック図である。 可動部の分解斜視図である。 タッチ操作部材の分解斜視図である。 図1(b)のB-B線に沿うタッチ操作部材の断面図である。 図5(a)のE-E線に沿う断面図、F-F線に沿う断面図である。 タッチ操作部材の側面図である。 ヒンジユニットと可動部との相対的な回転の状態を示す図である。 撮像装置自体を重力方向に対して回転変位させた状態を示す図である。 固定部とヒンジユニットとの相対的な回転の状態を示す図である。 回動角度範囲と表示部の表示態様との関係を示す図である。 撮像装置の撮影姿勢の例を示す図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置およびレンズユニットのブロック図である。 回動角度範囲と表示部の表示態様との関係を示す図である。 第3の実施の形態に係る撮像装置およびレンズユニットのブロック図である。 ヒンジユニットと可動部との相対的な回転の状態を示す図である。 表示部の開閉状態を示す撮像装置の側面図である。 回動角度範囲および表示部の開閉状態と表示部の表示態様との関係を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1(a)、(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像システムにおける撮像装置の斜視図である。図1以降において、説明を簡単にするために、主に説明に必要な部分を図示し、他の一部の図示を省略している。
この撮像装置10は、例えば、動作の撮影が可能なビデオカメラとして構成される。撮像装置10は、可動部20と固定部30(本体部)とヒンジユニット40(ヒンジ部)とを有する。可動部20と固定部30とは、ヒンジユニット40によって、相対的に回転可能に接続されている。レンズユニット50(撮影レンズ)は、可動部20に対して着脱可能に構成されている。レンズユニット50と可動部20とには、バヨネット式の取り付け構造が採用されている。レンズユニット50にはバヨネット爪部507が形成され、可動部20にはレンズマウント211が形成されている。可動部20に対してレンズユニット50を取り付ける場合には、まず、ユーザは、レンズマウント211の内側に形成されている切欠きに対してバヨネット爪部507の突出部の位置を合わせる。そしてユーザは、レンズユニット50を可動部20へ挿入し、レンズユニット50の光軸を中心にレンズユニット50を回転させることで、可動部20に対してレンズユニット50を装着することができる。
レンズマウント211からは、レンズ回転規制部204の一部である可動ピン204bが突出している。可動ピン204bがレンズユニット50側の凹部508に係合することで、レンズ回転規制部204は、可動部20に対してレンズユニット50が装着された状態から回転して外れてしまうことを規制する。レンズユニット50を可動部20から取り外す場合には、ユーザは、操作部202を操作することで可動ピン204bを内側に退避させる。さらに、ユーザは、レンズユニット50のバヨネット爪部507とレンズマウント211との係合を解除して、レンズユニット50を取り外す。操作部202を含む可動部20の内部構造の詳細は後述する。レンズユニット50が可動部20に装着された状態では、可動部20のインターフェース(IF)部205とレンズユニット50のインターフェース(IF)部506とが電気的に接続されている(図2)。この状態で、レンズユニット50と可動部20とは相互通信を行うことができる。撮像装置10のシステムの詳細については後述する。
可動部20は、ヒンジユニット40に保持されている。ヒンジユニット40は、主にチルト回転ヒンジ401とパン回転ヒンジ402とで構成される2軸ヒンジである。チルト回転ヒンジ401は、回転軸Tを中心として回転可能に可動部20に接続されている。また、パン回転ヒンジ402は、回転軸Pを中心として回転可能に固定部30に接続されている。回転軸Tと回転軸Pとは互いに略直交する。従って、ユーザは、チルト回転ヒンジ401およびパン回転ヒンジ402を適宜操作することによって、固定部30に対して可動部20およびレンズユニット50を様々な姿勢に遷移させることができる。
また、ヒンジユニット40は、チルト回転ヒンジ401およびパン回転ヒンジ402が停止した状態で一定量の保持力を有する。この保持力は、レンズユニット50および可動部20の重量を受けた状態でヒンジユニット40が停止姿勢を維持する静トルクよりも高くなるように設定される。従って、ユーザが被写体に対してレンズユニット50を向けてヒンジユニット40の回転を停止させると、レンズユニット50および可動部20がそのままの姿勢を維持し続けることができる。
また、可動部20はアクセサリシュー209を有する。アクセサリシュー209は、外部アクセサリを取り付ける部位である。アクセサリシュー209には、例えばビデオライトや外付けマイクなどのアクセサリが装着される。
固定部30は表示部303を有する。表示部303は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-luminescence)ディスプレイ等によって構成され、撮影画像の表示や撮影条件を設定する画面の表示などを行う。表示部303はタッチパネル機能を有するディスプレイでもよい。また、表示部303は、回動中心Aを中心として、固定部30に対して回動可能に保持されている。
さらに固定部30は把持部304を有する。把持部304は固定部30の端部に形成される。把持部304の表面は弾性を有する材料によって構成され、例えばエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)やシリコンゴムなどが採用される。ユーザは把持部304を一方の手で保持したまま、他方の手でレンズユニット50または可動部20を回転操作する。これによって、様々なアングルからの撮影を行うことができる。
また、ユーザが把持部304を握った状態で操作可能な位置に操作部301が配置されている。操作部301は、第一のボタン301a、第二のボタン301b、タッチ操作部材301cを備える。ユーザは、例えば、タッチ操作部材301cにより選択操作を行い、ボタン301a、301bにより決定操作を行う。
以降、回転軸Pに平行な方向をY軸方向とする。Y軸方向は必ずしも重力方向と一致しない。便宜的に、回転軸Pに垂直な方向(Z軸方向)において、表示部303の表示面がある側を-Z方向、その反対方向を+Z方向と称する。例えば、図1(a)では、撮影方向が+Z方向となっている。
図2は、撮像装置10およびレンズユニット50のブロック図である。図2を参照して、撮像装置10およびレンズユニット50の内部構成について説明する。
まずレンズユニット50の内部構成について説明する。レンズユニット50において、撮影光学系501は、複数のレンズ、複数のレンズを保持するホルダ、ズームレンズ機構、フォーカスレンズ機構、および振れ補正レンズ機構などを有する。さらにレンズユニット50は絞りユニット502を有する。絞りユニット502としては、例えば複数の薄い遮光シートを駆動させることによって、光軸を中心に形成される開口の大きさを可変する光彩絞りユニットが採用される。レンズ駆動部503は、ズームレンズ機構やフォーカスレンズ機構、振れ補正レンズ機構、および絞りユニット502などを駆動するためのアクチュエータを有する。これらの各機構に対して適用されるアクチュエータは、駆動に必要な推力、速度、ストローク、停止精度、消費電力、製造コストなどを考慮して適宜選定される。例えばアクチュエータにはDCモータやステッピングモータ、USM(Ultrasonic Motor)などが採用される。
レンズ制御部504はモータドライバICを含み、レンズ駆動部503の各種アクチュエータを駆動制御する。レンズユニット50と可動部20とが、インターフェース部506及び205によって電気的に接続されることで、レンズ制御部504と中央制御部207とが相互通信を行うことができる。レンズユニット50はさらに、振れ検出部505を有する。振れ検出部505はジャイロセンサや加速度センサなどから構成される。振れ検出部505からの入力情報はレンズ制御部504へ伝達され、インターフェース部506及び205を介してアナログ信号或いはデジタルデータとして中央制御部207へ伝送される。中央制御部207は、振れ検出部505からの情報によりレンズが水平垂直に対してどのように傾いているかを検出することができる。
次に可動部20の内部構成について説明する。可動部20は撮像部201を有する。撮像部201は、CCD(Charge Coupled Device)センサまたはCMOS(Complementary MOS)センサなどの光電変換素子と、ローパスフィルタなどから構成される。このローパスフィルタは赤外線の入射を防止し、色モアレなどの発生を防止する。中央制御部207は、撮像装置10全体を制御するCPU(中央演算処理装置)を含む。撮像部201から中央制御部207へ入力される電気信号は映像信号に変換された後、適宜、任意の画像データに加工される。映像信号の加工は、画像切り出し及び回転加工による電子防振動作も含む。記録部210は、撮影によって取得した画像データに加えて撮影した日時や撮影時の撮像装置10の設定条件などを記録する。
操作部202は、レンズユニット50を可動部20から取り外す場合にユーザにより操作される部材であり、複数のポジション間を遷移可能に構成される。操作部位置検出部203は、操作部202のポジションを検出する部位であり、例えば受光量に応じて出力信号が変化する透過型のフォトインタラプタなどにより操作部202のポジションを検出する。操作部位置検出部203によって検出された検出結果は中央制御部207へ入力される。また、操作部202により、レンズ回転規制部204が動作させられる。レンズ回転規制部204の一部である可動ピン204bは、レンズマウント211の表面から突出するポジションとレンズマウント211の表面から退避するポジションとの間を往復動作可能に構成される。
可動部20は、第一の姿勢検出部206を有する。第一の姿勢検出部206は、ジャイロセンサや加速度センサなどから構成され、例えば、可動部20の絶対姿勢を検出可能である。ここでいう絶対姿勢は、重力方向に対する可動部20の姿勢(例えば、重力方向に対する傾き)である。第一の姿勢検出部206による検出情報は、アナログ信号或いはデジタルデータとして中央制御部207へ伝送される。
固定部30は、操作部301、把持部304のほかに、電源部302および表示部303を有する。電源部302には、例えばアルカリ2次電池やリチウムイオン2次電池などを搭載したバッテリパックが採用される。電源部302は、ヒンジユニット40の内部に配線されるワイヤハーネスなどを経由して中央制御部207と電気的に接続され、撮像装置10のシステムへ電源を供給する。
また、ヒンジユニット40は、検出手段として、第一の角度検出部403と第二の角度検出部404とを有する。第一の角度検出部403は加速度センサや角度センサにより構成され、ヒンジユニット40と可動部20との回転軸Tを中心とする相対的な回転角度(回転位置)を検出する。第二の角度検出部404は加速度センサや角度センサにより構成され、ヒンジユニット40と固定部30との回転軸Pを中心とする相対的な回転角度(回転位置)を検出する。第一の角度検出部403、第二の角度検出部404からの各出力は、アナログ信号或いはデジタル信号として中央制御部207へ伝送され、種々の判断や制御に用いられる。
図3は、可動部20の分解斜視図である。図3を参照して、可動部20の内部構造およびヒンジユニット40について説明する。レンズマウント211は、ビス215a、215b、215c、215dによってベース部材212に固定される。ベース部材212は金属ダイキャスト部品を有し、この金属ダイキャスト部品には例えば、マグネシウム合金ダイキャストやアルミ合金ダイキャスト等が採用される。さらにベース部材212は、レンズ回転規制部204およびインターフェース部205(図2)を有する。
インターフェース部205の詳細については図示しないが、インターフェース部205は、複数の接点ピンと、コイルばね等の付勢部材と、これらを内包する樹脂ケースとを有する。複数の接点ピンが樹脂ケースの開口部から突出している。接点ピンは不図示の付勢部材で裏側から常時付勢されており、さらに接点ピンは樹脂ケース表面から内部方向へスライド移動が可能に構成される。インターフェース部205には、可動部20のフレキシブルプリント基板214が接続されている。接点ピンの突出位置によって、フレキシブルプリント基板214の内部に配線されている導電パターンと接点ピンとが電気的に導通する構成になっている。一定量、接点ピンを樹脂ケース表面から内部方向へ押し込むことによって、接点ピンとフレキシブルプリント基板214の導電パターンとが電気的に導通する。
可動部20は、さらに側面カバー213を有する。側面カバー213にはアクセサリシュー209が2本のビス216によって固定される。アクセサリシュー209に形成されているビス穴からビス217a、217bが側面カバー213の逃げ穴を介してベース部材212に締結されることによって、側面カバー213はベース部材212に固定される。さらにベース部材212に対して撮像部201がビス223a、223b、223cによって固定される。
撮像部201は光電変換素子とローパスフィルタ等を有する。撮像部201は、硬質パッケージと、この硬質パッケージを実装するプリント基板と、このプリント基板に実装される種々の電子部品と、上記硬質パッケージを予め接着固定した金属プレートとを有する。硬質パッケージは、光電変換素子を内包し、当該光電変換素子と電気的に接続される。
上記硬質パッケージには例えばセラミック基材の多層基板が採用され、硬質パッケージの内部には導体パターンが形成されている。そして導体パターンの一部は表面に露出する電極端子に接続されており、この電極端子の一部と光電変換素子とはワイヤボンディング等の手法によって電気的に接続される。さらに硬質パッケージの電極端子は、種々の電子部品とともにリフロー半田付け法等によって上記プリント基板に実装される。上記金属プレートは、撮像部201をベース部材212に取り付けるための部材である。作業者は、上記金属プレートに対して上記硬質パッケージの位置を合わせた後、上記硬質パッケージの側面と上記金属プレートの端面とを接着固定する。接着固定に用いる接着剤には例えば紫外線の照射によって光エネルギに反応して硬化する紫外線硬化樹脂等が採用される。
以上のように構成される撮像部201とベース部材212とは、両者間にコイルばね222a、222b、222cを挟み込んだ状態でビスにて固定される。従って、撮像部201はベース部材212に対して光軸方向に若干量変位可能に支持される。作業者は、ビス223a、223b、223cの締め込み量を調整することでベース部材212に対する撮像部201の撮像面の傾きを調整する。調整が完了すると、作業者は、ビス223a、223b、223cの緩みを防止するため上記金属プレートと各ビスとを接着固定する。
上述のように、チルト回転ヒンジ401は可動部20に支持され、パン回転ヒンジ402は固定部30に支持されている。チルト回転ヒンジ401は、二股形状に延設された一対の二股片401xを有する。二股片401xの各々の先端部に、アーム部が互いに対向して設けられる。これら2つのアーム部のうち一方のアーム部401aにはホルダ218aが回転軸Tを中心に回転可能に保持される。そして他方のアーム部(図示せず)にはホルダ218bが回転軸Tを中心に回転可能に保持される。ホルダ218bを保持するアーム部の内部は中空構造になっており、その中空部にハーネス405が挿通されて、パン回転ヒンジ402の内部へ配線されている。ハーネス405はさらに、パン回転ヒンジ402の内部から固定部30の内部まで配線されており、電源部302、表示部303などと電気的に接続される。
ホルダ218a、218bにはそれぞれビス締結穴が形成されている。ビス220a、220bによってホルダ218aがベース部材212に固定され、さらにビス221a、ビス221bによってホルダ218bがベース部材212に固定される。
一方、可動部20において、シャーシ224には複数のビス締結穴が形成されている。シャーシ224は、ビス225a、225bによって側面カバー213に固定される。シャーシ224にはプリント基板226がビス228a、228b、228cによって締結固定される。プリント基板226には種々の電子部品がリフロー半田付け法等によって実装される。プリント基板226は、第一の姿勢検出部206、中央制御部207及び記録部210等を含む(図2)。
さらにプリント基板226には複数のコネクタが実装されており、フレキシブルプリント基板214やハーネス405が、プリント基板226に電気的に接続される。フレキシブルプリント基板227の一端をプリント基板226に接続し、他端を撮像部201に搭載されているプリント基板に接続することで、撮像部201とプリント基板226とが電気的に接続される。
背面カバー229は操作部202を有する。操作部202から延出するフレキシブルプリント基板230は、プリント基板226に実装されているコネクタに接続され、これにより側面カバー213と背面カバー229とが係合される。背面カバー229には側面カバー213に係合するための係合爪が複数個所に形成されている。側面カバー213には、係合爪に対向する位置に、係合爪が引っ掛かり取り付く溝部が形成されている。背面カバー229を側面カバー213に組み付けると、係合爪が溝部に係合して、抜け止めとして作用する。なお、より確実にカバーの外れを低減させるために、適宜、係合爪を接着固定してもよい。
次に図4~7を参照して、操作部301について詳細に説明する。操作部301は、前述のとおり、第一のボタン301a、第二のボタン301b、タッチ操作部材301cから構成される。タッチ操作部材301cは本発明における「押し込み操作部」に相当する。以下に、タッチ操作部材301cの詳細を説明する。タッチ操作部材301cは表示部303に近接して配置される。タッチ操作部材301cは、少なくとも表示部303の操作を行うことが可能であり、押し込み操作可能に設けられる。
図4(a)、(b)は、タッチ操作部材301cの分解斜視図である。特に、図4(a)は-Z側から見ており、図4(b)は+Z側から見ている。図5(a)、(b)は、図1(b)のB-B線に沿うタッチ操作部材301cの断面図である。図6(a)、(b)は、図5(a)のE-E線に沿う断面図である。図6(c)は、図5(a)のF-F線に沿う断面図である。図6(b)では、ガイドバネ313の図示が省略されている。
図4(a)、(b)に示すように、タッチ操作部材301cは、メインホルダ310、タッチパッド311(第2部材)、パッド保持部312(第1部材)、ガイドバネ313(コイルバネ)、パッドガイド軸314、操作部ガイド軸315等を有する。メインホルダ310は、固定部30に設けられている。タッチパッド311は、接触センサ等により構成されており、指等の接触物の動きに対応した操作が可能となっている。
パッド保持部312は、操作部ガイド軸315を介してメインホルダ310に保持されている。操作部ガイド軸315はパッド保持部312の軸受け穴312dに挿通されている。操作部ガイド軸315の両端部が、メインホルダ310に形成された軸穴310eに保持されている。これにより、図5(c)に示すように、パッド保持部312は、操作部ガイド軸315の軸線を回動中心として、メインホルダ310に対して回動可能に保持されている。操作部ガイド軸315の軸線方向はY軸方向と略平行である。従って、パッド保持部312は、実質的に、Y軸方向(第1所定方向;矢印Cの方向)に略平行な回動中心回りに回動可能に固定部30に対して保持される。
タッチパッド311は、2本の保持軸であるパッドガイド軸314を介してパッド保持部312に保持される。まず、各パッドガイド軸314は、タッチパッド311の挿通穴311bと2つずつのガイドバネ313とに挿通されている。2つのガイドバネ313は、パッドガイド軸314の軸線方向における挿通穴311bの両側に位置する。パッドガイド軸314の軸線方向はY軸方向と略平行である。パッド保持部312には、4つの保持穴312bが形成されている。各パッドガイド軸314の両端部が、保持穴312bに保持されることで、タッチパッド311はパッド保持部312に保持される。保持穴312bは長穴であり、その断面形状はZ軸方向に長い。従って、各パッドガイド軸314は、保持穴312bに対してZ軸方向に変位可能である。
パッド保持部312は、タッチパッド311と組み付けられた状態で、操作部ガイド軸315を介してメインホルダ310に保持されている。タッチパッド311はパッド保持部312と一体となって、メインホルダ310に対して相対的に、Y軸方向に略平行な操作部ガイド軸315の軸心回りに回動可能である。また、タッチパッド311は、パッド保持部312に対して相対的に、Y軸方向に往復移動可能である。さらに、タッチパッド311は、パッド保持部312に対して押し込み操作可能に構成される。押し込み方向G(図6(a))はZ軸方向と略平行である。以下、これらについて説明する。
まず、図4、図5で、メインホルダ310に対するパッド保持部312の回動について説明する。タッチパッド311の上面は、操作される操作面311dである。図4(a)、図5(a)に示すD方向(第2所定方向)は、Y軸方向とZ軸方向の双方に対して垂直な方向である。操作部ガイド軸315を中心とするパッド保持部312の回動によって、Y軸方向から見て、タッチパッド311の操作面311dが傾斜可能である。
例えば、図5(a)では、パッド保持部312と一体に回動するタッチパッド311は、操作面311dがD方向に対して略平行な中立姿勢となっている。図5(b)では、タッチパッド311は、操作面311dのD方向における一端側(図5(b)の左端側)がZ軸方向において低くなる(+Z方向寄りとなる)ように傾斜する第1傾斜姿勢となっている。なお、図示しないが、第1傾斜姿勢とは逆に、タッチパッド311は、操作面311dのD方向における他端側がZ軸方向において低くなるように傾斜する第2傾斜姿勢となることができる。
D方向におけるパッド保持部312の両端部にはフランジ312cが突出して形成されている(図4(b)も参照)。メインホルダ310には、フランジ312c(第1、第2被係止部)に対応して爪部310c(第1、第2係止部)が形成されている。メインホルダ310の2つの爪部310cのそれぞれの上(-Z側)に、パッド保持部312の対応するフランジ312cが乗り上げた状態では、パッド保持部312が略平行に保持される(図5(a))。すなわち、この状態が、パッド保持部312およびタッチパッド311の中立姿勢である。
中立姿勢において、タッチパッド311の操作面311dのD方向の両端のうちどちらか一方が強く押し込まれると、パッド保持部312が操作部ガイド軸315を中心に回動する。例えば、図5(b)に示すように、操作面311dのD方向における一端側(図5(b)の左端側)が+Z方向に押し込まれると、対応するフランジ312cが爪部310cを乗り越え、爪部310cよりも+Z側に位置するようになる。つまり、フランジ312cが爪部310cに係止される。このとき、フランジ312cがメインホルダ310の爪部310cと底面部310dとに挟まれることで、パッド保持部312が第1傾斜姿勢に安定維持される。
第2傾斜姿勢は、第1傾斜姿勢とは逆方向の動作として考えることができる。中立姿勢だけでなく、第1、第2傾斜姿勢を維持できるので、ユーザの利き手、用いる指、指の動かし方、あるいは用途に合わせて、タッチ操作部材301cの傾きを3段階で設定でき、操作性の高いタッチ操作が可能となる。
次に、タッチパッド311がパッド保持部312に対してY軸方向(C方向)に往復移動する構成について図4、図6で説明する。2つのパッドガイド軸314およびその周りの構成は共通するので、1つのパッドガイド軸314について説明する。パッドガイド軸314の軸線方向において、各ガイドバネ313の一端がタッチパッド311のバネ当接部311cに当接すると共に、他端がパッド保持部312のバネ当接部312aに当接している(図6(a)、(b))。これにより、パッドガイド軸314の軸線方向(Y軸方向)において、タッチパッド311が均等に付勢されるので、非操作状態においては、タッチパッド311がパッド保持部312に対して中央位置である初期位置に位置する。
タッチパッド311の挿通穴311bとパッド保持部312の保持穴312bとには、嵌合ガタを持ってパッドガイド軸314が挿通されている。そのため、タッチパッド311は、パッドガイド軸314に沿って、ガイドバネ313のバネ力に反して動かされることで、図4(a)の矢印Cの方向(Y軸方向)に往復移動(揺動)可能となっている。タッチパッド311は、ガイドバネ313の付勢力によって初期位置へ常に付勢されている。従って、操作によりタッチパッド311が変位しても、操作を解除すると初期位置に復帰する。
また、タッチパッド311が矢印Cの方向に移動する際、タッチパッド311の規制部311aとパッド保持部312のバネ当接部312a(図6(b))とが当接することで、タッチパッド311の移動範囲が規制される。なお、不図示の磁石部材とホール素子により、タッチパッド311の移動量が検知される。そして、タッチパッド311の移動量に応じて、表示部303の操作画面上の移動速度を異ならせるよう、中央制御部207が表示を制御する。つまり、移動量に対する敏感度に差を付けた構成となっている。例えば、中央制御部207は、移動量が少ない場合は表示部303の操作画面上の移動速度を遅くし、移動量が大きい場合は表示部303の操作画面上の移動速度を早く設定する。
メインホルダ310の壁面310aがパッドガイド軸314の両端面と隣接して配置されることで、タッチパッド311の移動の際、パッドガイド軸314の抜けが防止されている。Y軸方向において、メインホルダ310にパッド保持部312が嵌っている。すなわち、メインホルダ310の軸受け面310bとパッド保持部312の端面312eが近接対向している(図6(c))。そのため、タッチパッド311の移動の際におけるパッド保持部312の位置ずれが抑制される。
また、前述のように、パッドガイド軸314は保持穴312bに挿通され、保持穴312bはZ軸方向に長い長穴である。しかも、タッチパッド311はパッド保持部312に対してZ軸方向に隙間を持って配置されている。従って、パッドガイド軸314が保持穴312bに対してZ軸方向に移動可能な範囲で、タッチパッド311は移動可能である。タッチパッド311の移動方向はZ軸方向と略平行である。特に、タッチパッド311は押し込み操作により押し込み方向G(+Z方向)に変位する。保持穴312bによって、パッドガイド軸314を介して、Z軸方向におけるタッチパッド311の高さが規制される。
自由状態のガイドバネ313の外径は、タッチパッド311の裏面311eとパッド保持部312の底面312fとの距離より大きく設計されている。そのため、ガイドバネ313の外径は、裏面311eと底面312fとに常に当接しており、タッチパッド311は、ガイドバネ313の付勢力によって、Z軸方向における非押し込み位置の方向(-Z方向)へ常に付勢されている。非押し込み位置は、非操作状態でタッチパッド311が位置する位置である。
また、保持穴312bが長穴となっているため、タッチパッド311が押圧を受けた際、押し込み方向G(+Z方向)に沈み込む構成となっている。沈み込んだタッチパッド311は、押圧力がなくなると、ガイドバネ313の外径による付勢力によって、非押し込み位置に復帰する。
以上の構成により、タッチパッド311はパッドガイド軸314に沿った方向(C方向)への移動と、Z軸方向への移動が可能となっている。さらに、タッチパッド311は、パッド保持部312と一体となって、Y軸方向に略平行な軸心回りに回動可能である。また、タッチパッド311は、中立姿勢(図5(a))、第1、第2傾斜姿勢(図5(b))のうちいずれの姿勢のままでも、押し込み方向と平行に往復移動可能である。
タッチパッド311の変位(移動、回動)をどのような動作に割り当てるかは問わない。例えば、タッチパッド311の変位に応じて表示部303の表示を制御してもよい。表示部303の操作画面上で撮影したコンテンツを選択する制御に適用する場合を例示する。例えば、タッチパッド311をC方向に移動させることで、コンテンツが送られて選択され、コンテンツの選択状態でタッチパッド311を押し込むことで、選択されたコンテンツが決定される。このような操作は、中立姿勢、第1、第2傾斜姿勢のいずれの姿勢でも行うことができる。
図7は、タッチ操作部材301cの側面図である。各部分の、Z軸方向(押し込み方向)における高さ関係について考察する。タッチパッド311の非押し込み位置からの押し込み方向Gはほぼ+Z方向であるので、便宜上、+Z側であることを「低い」と称し、-Z側であることを「高い」と称する。図1(b)に示すように、Y軸方向において、操作部301は把持部304と表示部303との間に位置する。また、Y軸方向において、把持部304と表示部303との間に、他の操作部として第一のボタン301aおよび第二のボタン301bが位置する。
図7に示すように、タッチ操作部材301cは表示部303より低い。すなわち、押し込み方向における操作面311dの最大高さが表示部303の高さよりも低い。これは、ユーザが把持部304(図1(b))を保持して操作部301を操作する際、タッチ操作部材301cが高い位置にあると操作が困難になるからである。
また、押し込み方向における操作面311dの最大高さは、把持部304の高さ、第一のボタン301aおよび第二のボタン301bの高さのいずれよりも高い。これは、ボタン301a、301bや把持部304が、タッチ操作部材301cを移動操作する際の障害となるのを避けるためである。
また、D方向(第2所定方向)から見て、操作面311dは凹状に湾曲(凹R形状)している。つまり、押し込み方向における操作面311dの高さは、把持部304から遠い側が最も高い。これにより、Y軸方向への移動操作の際、タッチ操作部材301cの指の掛かり(力のかかりやすさ)が良好となり、操作性が向上する。例えば、タッチ操作部材301cを片手で操作する際などに、届きにくく力を入れにくい範囲(操作面311dにおける+Y側の領域)に対する操作も容易となり、操作性が向上する。
次に、図8~図11を参照して、ヒンジユニット40における、可動部20と固定部30との相対的な回転と、第一の角度検出部403、第一の姿勢検出部206、第二の角度検出部404による検出について説明する。
図8は、チルト回転ヒンジ401におけるヒンジユニット40と可動部20との相対的な回転の状態を示す図である。図9は、撮像装置10自体を重力方向に対して回転変位させた状態を示す図である。図10は、パン回転ヒンジ402における固定部30とヒンジユニット40との相対的な回転の状態を示す図である。
特に、図8は、可動部20が、回転軸Pを中心として回転せず、回転軸Tを中心として回転する各状態を示す。図10は、可動部20が回転軸Tを中心として回転せず、回転軸Pを中心として回転する各状態を示す。図9は、可動部20が、回転軸P、Tのいずれに関しても回転しない状態で、撮像装置10が水平方向に平行な軸回りに回転する各状態を示す。
図8に示す状態A2と、図9に示す状態B1と、図10に示す状態C1とは同じ状態である。便宜的に、回転軸Pに垂直な方向において、表示部303の表示面がある側を-Z方向としたので、状態A2、B1、C1では、撮影方向が+Z方向であり、状態A4、B5、C3では、撮影方向が-Z方向である。
また、便宜的に、回転軸Pに垂直な方向において、レンズユニット50が表示部303と反対方向を向いている状態を撮像装置10の「前方向状態」と定義する。レンズユニット50が表示部303と同一の方向を向いている状態を撮像装置10の「後方向状態」と定義する。また、回転軸T回りの可動部20の回転位置に関し、アクセサリシュー209が固定部30のある側とは反対側(+Y方向)を向く姿勢を可動部20の「正姿勢」と定義する。同様に、アクセサリシュー209が固定部30のある側(-Y方向)を向く姿勢を可動部20の「逆姿勢」と定義する。例えば、状態A2、B1、C1は、前方向状態かつ正姿勢である。状態A4は、後方向状態かつ逆姿勢である。状態B1~B8、C1~C4は正姿勢である。なお、各状態において、操作に対するクリック感を持たせ、各状態から容易に動かないように構成されてもよい。
中央制御部207は、第一の姿勢検出部206および第一の角度検出部403による検出結果に基づき、撮像装置10自体の姿勢を判定することができる。また、中央制御部207は、第一の角度検出部403および第二の角度検出部404による検出結果に基づき、固定部30に対する可動部20の、回転軸T回り、回転軸P回りの相対的な回転位置を判定することができる。これら姿勢や回転位置に関する情報を基に、中央制御部207は、表示部303の表示切替制御を行う(図11、図12で後述)。表示部303の表示は、前方向状態および正姿勢を基準とし、上下反転表示、左右反転表示、上下左右反転表示が可能となっている。
ここで、概念上、回転軸T回り、回転軸P回りのそれぞれに関し、固定部30に対する可動部20の回転角度範囲は、予め複数に区分されている。可動部20は、固定部30に対して相対的に180°以上、回転可能である。回転角度範囲の切り替わり位置となる境界について説明する。
図8に示すように、固定部30に対する可動部20の回転軸T回りの回転に関し、状態A1と状態A2との間に該当する回転角度範囲を第一の方向(第一の角度範囲)と称する。同様に、状態A2と状態A4との間に該当する回転角度範囲を第三の方向(第三の角度範囲)、状態A4と状態A5との間に該当する回転角度範囲を第二の方向(第二の角度範囲)と称する。第三の方向の回転角度は180°である。状態A4(図8)は、撮影者自身が被写体となる自分撮りに該当する回転角度範囲である。
図9に示すように、水平方向に平行な軸回りの撮像装置10の回転に関し、状態B1を基準とする±90°の回転範囲を第四の方向(第四の角度範囲)と称する。第四の方向は、状態B3から、状態B1を介して状態B7までの範囲である。また、状態B5を基準とする±90°の回転範囲を第五の方向(第五の角度範囲)と称する。第五の方向は、状態B3から、状態B5を介して状態B7までの範囲である。なお、第八の方向、第九の方向は、第2の実施の形態で用いる。
図10に示すように、固定部30に対する可動部20の回転軸P回りの回転に関し、状態C1を基準とする±90°の回転範囲を第六の方向(第六の角度範囲)と称する。第六の方向は、状態C4から、状態C1を介して状態C2までの範囲である。状態C3を基準とする±90°の回転範囲を第七の方向(第七の角度範囲)と称する。第七の方向は、状態C2から、状態C3を介して状態C4までの範囲である。
中央制御部207は、第一の角度検出部403、第一の姿勢検出部206、第二の角度検出部404による検出結果に基づいて、第一~第三の方向の判定、第四または第五の方向の判定、第六または第七の方向の判定を行う。
図11(a)、(b)は、判定された回動角度範囲と表示部303の表示態様との関係を示す図である。図11では、便宜上、固定部30に対する可動部20の回転軸T回りの回転、水平方向に平行な軸回りの撮像装置10の回転を上下方向の回転と記し、回転軸P回りの回転を左右方向の回転と記している。
中央制御部207は、判定された回動角度範囲(第一~第七の方向)の判定結果に従って、表示部303の表示を切り替える。例えば、中央制御部207は、第六の方向の場合は表示部303の表示を左右反転させず、第七の方向の場合は表示部303を左右反転させて表示させる。これにより、自分撮り時や他人撮り時などに撮影者の意図に沿った画像表示を行うことが可能となる。
また、中央制御部207は、第一の方向の場合、第一の姿勢検出部206の検出結果によらず、表示部303の表示を上下反転させず、第二の方向の場合、第一の姿勢検出部206の判定によらず、表示部303の表示を上下反転させる。また、中央制御部207は、第三の方向で且つ第四の方向の場合、表示部303の表示を上下反転させず、第三の方向で且つ第五の方向の場合、表示部303の表示を上下反転させる。
図12(a)、(b)は、撮像装置10の撮影姿勢の例を示す図である。例えば、図12(a)のようなローアングル撮影時は、第三の方向、第四の方向、且つ第六の方向であるため、中央制御部207は、表示部303の表示を上下反転せず且つ左右反転もしない。また、図12(b)のように撮像装置10をぶら下げた状態での撮影時は、第一の方向、第五の方向、且つ第七の方向であるため、中央制御部207は、表示部303の表示を上下反転しないが、左右反転をする。このように、様々なアングルや手を放しての撮影など、ヒンジユニット40の回転角度、撮像装置10の持ち方や姿勢に応じて、撮影者の意図に沿った表示が可能となる。
本実施の形態によれば、タッチ操作部材301cは、押し込み操作可能に固定部30に設けられる。タッチ操作部材301c(のタッチパッド311)は、押し込み方向と平行に往復移動可能であると共に、押し込み方向に略直交する第1所定方向(Y軸方向)に往復移動可能である。これにより、片手操作によっても操作性が良い。従って、片手にて多様な操作を行うことができる。
また、タッチパッド311は、固定部30に対して維持可能な複数の姿勢(中立姿勢、第1、第2傾斜姿勢)を有する。これら複数の姿勢は、操作部ガイド軸315の軸心回りの回動角度が互いに異なる。すなわち、押し込み方向(Z軸方向)と第1所定方向(Y軸方向)とに略直交する第2所定方向(D方向)に対して操作面311dが成す角度が互いに異なる。これにより、左右いずれの手によっても良好な操作性を確保することができる。また、中立姿勢、第1、第2傾斜姿勢のいずれの姿勢のままでも、押し込み操作やY軸方向への移動操作が可能であるので、使い勝手が良い。また、フランジ312cが爪部310cに係止されることで、第1、第2傾斜姿勢が安定して維持される。
また、タッチパッド311は、ガイドバネ313の付勢力によって、第1所定方向(Y軸方向)における初期位置へ常に付勢されているので、操作解除によりタッチパッド311を初期位置に復帰させることができる。
また、パッドガイド軸314は長穴である保持穴312bに保持され、ガイドバネ313の外径は、裏面311eと底面312fとに常に当接している。従って、タッチパッド311は、ガイドバネ313の付勢力によって、非押し込み位置へ常に付勢されているので、押し込み操作解除によりタッチパッド311を非押し込み位置へ復帰させることができる。
また、タッチ操作部材301cは表示部303より低いので、ユーザが把持部304を保持して操作部301を操作しやすい。また、押し込み方向における操作面311dの最大高さは、把持部304の高さ、第一のボタン301aおよび第二のボタン301bの高さのいずれよりも高いので、タッチ操作部材301cを移動操作しやすい。また、D方向(第2所定方向)から見て、操作面311dは凹状に湾曲しているので、指の掛かりを良くして、Y軸方向へ移動操作しやすい。このようにして、タッチ操作部材301cの操作性を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
図13は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置10およびレンズユニット50のブロック図である。本実施の形態では、第1の実施の形態に対し、第一の角度検出部403に代えて第二の姿勢検出部305を設けた点が異なり、その他の構成は同様である。第二の姿勢検出部305は、固定部30に設けられる。なお、第一の角度検出部403を設けてもよい。
第二の姿勢検出部305の構成は第一の姿勢検出部206と同様である。第二の姿勢検出部305は、固定部30の絶対姿勢を検出可能である。第二の姿勢検出部305からの入力情報は、アナログ信号或いはデジタルデータとして中央制御部207へ伝送される。
第二の姿勢検出部305は、固定部30の姿勢に応じて撮像装置10の絶対的な姿勢を検知する。固定部30に着目すると、図9に示すように、撮像装置10の回転に関し、第八の方向(第八の角度範囲)は第四の方向(第四の角度範囲)に相当する。また、第九の方向(第九の角度範囲)は第五の方向(第五の角度範囲)に相当する。第八の方向、第九の方向の判定結果(回動角度範囲)は、第一の姿勢検出部206と同様に、アナログ信号或いはデジタルデータとして中央制御部207へ伝送される。
第一の姿勢検出部206および第二の姿勢検出部305による検知結果の組み合わせにより、表示部303の上下方向に対する表示が切替制御される。図14は、判定された回動角度範囲と表示部303の表示態様との関係を示す図である。
中央制御部207は、第四の方向で且つ第八の方向の場合は上下方向に反転せず、第四の方向で且つ第九の方向の場合は上下方向に反転させる。中央制御部207は、第五の方向で且つ第八の方向の場合は上下方向に反転させ、第五の方向で且つ第九の方向の場合は上下方向に反転させない。
このような構成により、本実施の形態によれば、ヒンジユニット40の回転角度、また撮像装置10の持ち方、姿勢に応じて、多様なスタイルにおいて撮影者の意図に沿った表示が可能となる。また、片手にて多様な操作を行うことに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
(第3の実施の形態)
図15は、本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置10およびレンズユニット50のブロック図である。本実施の形態では、第1の実施の形態に対し、第一の姿勢検出部206に代えて第二の姿勢検出部305および第三の角度検出部307が設けられた点が異なり、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。なお、第一の姿勢検出部206を設けてもよい。第二の姿勢検出部305および第三の角度検出部307は固定部30に設けられる。第二の姿勢検出部305の構成は第2の実施の形態で説明したものと同様である。
図16は、チルト回転ヒンジ401におけるヒンジユニット40と可動部20との相対的な回転の状態を示す図である。図17(a)、(b)は、表示部303の開閉状態を示す撮像装置10の側面図である。図17に示すように、表示部303は、固定部30に対して表示部ヒンジ306を介して保持され、回動中心A(図1(b))を中心として回動可能(開閉可能)に保持される。特に、図17(a)では、表示部303の全閉状態を示し、図17(b)では表示部303の全開状態を示している。
第三の角度検出部307は、加速度センサや角度センサなどから構成され、表示部ヒンジ306の回転角度を検知可能に構成されている。第三の角度検出部307からの入力情報は、アナログ信号或いはデジタルデータとして中央制御部207へ伝送される。
図16に示す状態D1~D5は、図8に示す状態A1~A5と同様の状態である。図16に示すように、固定部30に対する可動部20の回転軸T回りの回転に関し、状態D1と状態D2との間に該当する回転角度範囲を第十一の方向(第十一の角度範囲)と称する。同様に、状態D4と状態D5との間に該当する回転角度範囲を第十二の方向(第十二の角度範囲)と称する。状態D2と状態D3との間に該当する回転角度範囲を第十三の方向(第十三の角度範囲)と称する。状態D3と状態D4との間に該当する回転角度範囲を第十四の方向(第十四の角度範囲)と称する。各方向の判定結果(回動角度範囲)は、アナログ信号或いはデジタルデータとして中央制御部207へ伝送される。
第三の角度検出部307は、加速度センサや角度センサなどから構成される。第三の角度検出部307は、固定部30に対する表示部ヒンジ306を介した表示部303の回転を検知する。第三の角度検出部307の検知結果は、アナログ信号或いはデジタルデータとして中央制御部207へ伝送される。中央制御部207は、検知結果に基づいて、表示部303の開閉角度を取得することができる。表示部303の開閉範囲は略45°である。開閉状態の判定においては、開閉範囲の中間である略22.5°を基準に開閉が判定される。例えば、図17(b)に示すように、表示部303の全開状態から中間位置までの範囲では開状態と判定され、図17(a)に示すように、中間位置から全閉状態までの範囲では閉状態と判定される。
図18は、判定された回動角度範囲および表示部303の開閉状態と、表示部303の表示態様との関係を示す図である。第一の角度検出部403、第二の姿勢検出部305、第三の角度検出部307の検知結果に基づいて表示部303の上下方向に関する表示切替制御が実施される。
図18に示すように、中央制御部207は、第十一の方向の場合、その他の検知結果に拘わらず上下方向に反転させない。中央制御部207は、第十三の方向で且つ第八の方向の場合、上下方向に反転させない。中央制御部207は、第十三の方向で且つ第九の方向で且つ表示部303が閉状態である場合は、上下方向に反転させない。中央制御部207は、第十四の方向で且つ第九の方向で且つ表示部303が開状態である場合は、上下方向に反転させない。
中央制御部207は、第十二の方向の場合、その他の検知結果に拘わらず上下方向に反転させる。中央制御部207は、第十三の方向で且つ第九の方向で且つ表示部303が開状態である場合は、上下方向に反転させる。中央制御部207は、第十四の方向で且つ第九の方向で且つ表示部303が閉状態である場合は、上下方向に反転させる。中央制御部207は、第十四の方向で且つ第八の方向の場合は、上下方向に反転させる。
これにより、両手を自由にするために撮像装置10を壁から吊るして撮影する場合と、ローアングルでの撮影の場合とを区別することができ、様々な状況において適切な表示状態とすることができる。
このような構成により、本実施の形態によれば、ヒンジユニット40の回転角度、また撮像装置10の持ち方、姿勢に応じて、多様なスタイルにおいて撮影者の意図に沿った表示が可能となる。また、片手にて多様な操作を行うことに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は、撮像部201を備える部分が固定部30に対して可動でない構成にも適用可能である。また、本発明は、レンズユニット50が可動部20に対して着脱可能でない構成にも適用可能である。
なお、本実施の形態において、「略」を付したものは完全を除外する趣旨ではない。例えば、「略平行」、「略直交」、「略45°」は、それぞれ完全な平行、直交、45°を含む趣旨である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
20 可動部
30 固定部
40 ヒンジユニット
201 撮像部
301c タッチ操作部材
303 表示部
304 把持部

Claims (14)

  1. 被写体を撮像する撮像部と、把持部を有する本体部と、を有する撮像装置であって、
    前記本体部に設けられた表示部と、
    少なくとも前記表示部の操作を行うことが可能であり、且つ、押し込み操作を実行するために前記本体部に設けられた押し込み操作部と、を有し、
    前記押し込み操作部は、押し込み方向と略平行に往復移動操作が実行でき、且つ、前記押し込み方向に略直交する第1所定方向に往復移動可能であり、且つ、
    前記押し込み操作部は、前記本体部に対して維持可能な姿勢として、前記第1所定方向に略平行な回動中心回りの回動角度が互いに異なる複数の姿勢を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の姿勢には、前記押し込み操作部の操作面が、前記押し込み方向と前記第1所定方向とに略直交する第2所定方向に対して略平行な中立姿勢と、前記第2所定方向における一端側が前記押し込み方向において低くなるように傾斜する第1傾斜姿勢と、前記第2所定方向における他端側が前記押し込み方向において低くなるように傾斜する第2傾斜姿勢とがあることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記複数の姿勢のうちいずれの姿勢のままでも、前記押し込み操作部は前記押し込み方向と略平行に往復移動操作が実行できることを特徴とする請求項またはに記載の撮像装置。
  4. 前記複数の姿勢のうちいずれの姿勢のままでも、前記押し込み操作部は前記第1所定方向に往復移動可能であることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記押し込み操作部は、前記第1所定方向に略平行な回動中心回りに回動可能に前記本体部に対して保持された第1部材と、前記第1部材に対して前記第1所定方向に往復移動可能に前記第1部材に保持された第2部材と、を有することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記第2部材は、前記第1所定方向に略平行な保持軸を介して前記第1部材に保持され、
    前記保持軸はコイルバネに挿通され、
    前記第2部材は、前記コイルバネの付勢力によって前記第1所定方向における初期位置へ常に付勢されることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記保持軸は、前記第1部材に形成された前記押し込み方向に長い保持穴に保持され、
    前記コイルバネの外径は、前記第1部材と前記第2部材とに常に当接しており、前記第2部材は、前記コイルバネの付勢力によって非押し込み位置へ常に付勢されることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 前記第1部材は、前記押し込み方向と前記第1所定方向とに略直交する第2所定方向における第1、第2端部にそれぞれ第1被係止部、第2被係止部を有し、
    前記本体部は、前記第1被係止部、第2被係止部にそれぞれ対応する第1係止部、第2係止部を有し、
    前記押し込み操作部が前記本体部に対して維持可能な姿勢は、前記第1被係止部が前記第1係止部に係止された状態の姿勢と、前記第2被係止部が前記第2係止部に係止された状態の姿勢とを含むことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記押し込み方向と前記第1所定方向とに略直交する第2所定方向から見て、前記押し込み方向における前記押し込み操作部の操作面の高さが前記表示部の高さよりも低いことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記第1所定方向において前記押し込み操作部は前記把持部と前記表示部との間に配置され、
    前記第2所定方向から見て、前記押し込み方向における前記押し込み操作部の前記操作面の高さが前記把持部の高さよりも高いことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  11. 前記第1所定方向において、前記把持部と前記表示部との間に他の操作部が配置され、
    前記第2所定方向から見て、前記押し込み方向における前記押し込み操作部の前記操作面の高さが前記他の操作部の高さよりも高いことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記第2所定方向から見て、前記押し込み操作部の前記操作面は凹状に湾曲しており、前記押し込み方向における前記操作面の高さは、前記把持部から遠い側が最も高いことを特徴とする請求項10または11に記載の撮像装置。
  13. 前記撮像部を備える部分と、前記本体部とが、ヒンジ部によって相対的に回転可能に接続されていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 前記撮像部を備える部分には撮影レンズを着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置。
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