JP2023027993A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】指置き部と回転操作可能な回転操作部材を備える構成において、電子機器の保持性を保った状態で、回転操作部材の回転操作を安定して行うことが可能な電子機器を提供する。【解決手段】電子機器(100)は、回転操作部材(210)を備える回転操作ユニット(200)と前記電子機器を把持する際に指を置くための指置き部(300)を有し、前記回転操作ユニットと前記指置き部は、前記電子機器におけるユーザ側の面に近接して配置され、前記回転操作ユニットは、前記電子機器に対して前記指置き部に向かって傾倒していることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器に関する。
近年、電子機器の小型化に対する要望に伴い、操作部材同士の近接化や操作部材の小型化が顕著となっている。その一方で、多機能機器には、操作を容易にするために多くの操作部材が求められている。多機能機器を小型化した場合には、操作部材同士の近接化や部材が多くなることによる煩雑化により、ユーザの操作性が悪化してしまう可能性が高い。
また、小型化した上で複数の操作部材を配置すると、電子機器を保持する際に掴む(ホールドする)ための場所が少なくなってしまう。このため、電子機器の安定した保持が困難となる。よって、多機能な電子機器の高い操作性と安定した保持を両立することは困難である。
多くの操作を省スペースで可能とする操作部材として、多くの選択項目をすばやく選択可能とする回転操作可能なダイヤル操作部材と、例えば上下左右、決定の操作を行う多方向に傾倒可能な傾倒スイッチ操作部材と、を同軸に配置した操作デバイスがある。このような操作デバイスを電子機器に搭載することで、電子機器で様々な操作を行う際に、指の移動を最小限にすることが可能である。しかしながら、このような操作デバイスは多くの部品から構成されるため、操作デバイス自体は大型化してしまう。
このような操作デバイスを備える電子機器を使用する際、電子機器を保持するときは安定した保持のために指置き部(指で把持するスペース)に指を置く。電子機器を操作するときは操作デバイスに指を移動させて操作を行う。しかしながら、電子機器の保持性を高めた指置き部の配置と、操作性を高めた操作デバイスの配置を考慮すると、指置き部と操作デバイスが離れてしまい、保持と操作の移行が円滑に行えない。
このような問題を解決するために、特許文献1では指置き部と回転操作部材を備えた操作デバイスとを隣り合って配置させ、指置き部と操作デバイスに高低差を設けている。これにより、電子機器を保持するときと操作するときに、指の移動を最小限にして操作性を向上させることが可能となる。また、特許文献2では、指置き部の延長上に回転操作部材を配置している。これにより、指の一部で電子機器を把持した状態で回転操作部材を操作することが可能となり、保持と操作の両立が可能となる。
特許第5365910号 特許第6344141号
しかしながら、特許文献1のような指置き部に近接する位置に高低差を設けて操作デバイスを配置する構成では、指置き部に指を置き電子機器を保持した状態で回転操作部材を操作すると、回転操作部材の操作性が悪くなる。回転操作部材の指置き部に近い部分を操作する場合は、指の移動量が少ないため操作性への影響は少ない。しかし、回転操作部材の指置き部から遠い部分を操作する場合は、指を大きく折り曲げるか手の保持位置を変えて回転操作を行う必要がある。
また、特許文献2の指置き部の延長上に回転操作部材が配置されている構成では、電子機器を保持した状態でも回転操作部材の操作は可能であるが、連続した回転操作は行えない。また、回転操作部材のみが配置されているため、決定や上下左右の操作を行うことができない。
そこで、本発明は、指置き部と回転操作可能な回転操作部材を備える構成において、電子機器の保持性を保った状態で、回転操作部材の回転操作を安定して行うことが可能な電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての電子機器は、回転操作部材を備える回転操作ユニットを有する電子機器であって、前記電子機器を把持する際に指を置くための指置き部を有し、前記回転操作ユニットと前記指置き部は、前記電子機器におけるユーザ側の面に近接して配置され、前記回転操作ユニットは、前記電子機器に対して前記指置き部に向かって傾倒していることを特徴とする。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
本発明によれば、指置き部と回転操作可能な回転操作部材を備える構成において、電子機器の保持性を保った状態で、回転操作部材の回転操作を安定して行うことが可能な電子機器を提供することができる。
実施例1におけるデジタルカメラを背面から見たときの図である。 実施例1におけるデジタルカメラを上面から見たときの図である。 実施例1における回転操作ユニットの分解図である。 実施例1におけるデジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。 実施例1における回転操作ユニットの配置に関しての説明図である。 実施例1におけるデジタルカメラに対する回転操作ユニットの傾きに関する説明図である。 実施例2における回転操作ユニットの説明図である。 実施例3におけるコントローラの説明図である。 実施例3におけるコントローラのシステム構成を示すブロック図である。
以下、各実施例に係る電子機器ついて、添付の図面に基づいて説明する。ただし、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状及びそれらの相対配置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。よって、本発明の範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。特に図示又は記述をしない構成や工程には、当該技術分野の周知技術又は公知技術を適用することが可能である。また、重複する説明は省略する場合がある。なお、図面において、同一であるか又は機能的に類似している要素を示すために図面間で同じ参照符号を用いる。
実施例1における電子機器は、ミラーレスなデジタルカメラ100のような撮像装置を例に説明するが、これに限定されるものではない。
図1は、デジタルカメラ(撮像装置)100を背面から見たときの背面図である。デジタルカメラ100の撮影者側(ユーザ側)の面にあたる背面部には、デジタルカメラ100の操作を行う回転操作ユニット200が設けられている。回転操作ユニット200は、回転操作部材210と傾倒操作部材(押し子部材)220とで構成されている。
回転操作ユニット200の近傍には、デジタルカメラ100を把持する際に指を置くための指置き部300が設けられている。本実施例におけるデジタルカメラ100は、右手で把持される構成である。このため、指置き部300は、右手の親指でデジタルカメラ100を把持可能な位置に配置されている。指置き部300は、デジタルカメラ100を保持した際に指とデジタルカメラ100が滑りにくいような弾性体の素材(例えばゴムやシリコン)であることが好ましい。回転操作ユニット200は、指置き部300から離れる方向(図1におけるX方向)に配置されている。指置き部300と回転操作ユニット200は、デジタルカメラ100の背面部において近接する位置に配置されている。また、指置き部300を挟んで回転操作ユニット200の反対側の位置には、指掛け凸部400が設けられている。指掛け凸部400は、後述するようにデジタルカメラ100において指置き部300よりも突出している。このため、撮影者(ユーザ)がデジタルカメラ100を把持すると、指掛け凸部400に指が掛かるようになっており、撮影者がデジタルカメラ100を安定して保持することが可能となる。
デジタルカメラ100の背面部において、回転操作ユニット200のX方向に隣接する箇所には、ファインダユニット500が設けられている。ファインダユニット500の内部には、不図示の有機ELパネル等の表示素子により表示を行う不図示の電子ビューファインダ(以下EVF)が搭載されている。撮影者は、EVFに表示された映像をファインダ部501を通して目視することができる。ファインダユニット500の外周部にはアイカップ502が備えられている。撮影者がファインダ部501を覗いた際に、撮影者の顔がアイカップ502に当接する。このため、アイカップ502はシリコン等の弾性部材で構成されており、クッション性を持たせている。また、デジタルカメラ100の外観部には、ファインダユニット500が取り付けられた凸部110が設けられている。凸部110の内部には、上述したEVFが配置されている。
本実施例では、光学レンズを通り撮像センサに入力された画像を電子ビューファインダに表示するミラーレスの構成としている。このため、ファインダ部501の内部には電子ビューファインダが搭載される構成としている。しかし、本実施例はこれに限定されず、レンズを通った光を光学ファインダによりファインダ部501で確認可能な一眼レフの構成としても良い。
図2は、デジタルカメラ100を上面から見たときの上面図である。デジタルカメラ100の前面側には、前側を把持する前面把持部120が設けられている。デジタルカメラ100の前側の前面把持部120と背面側の指置き部300を右手で把持することで、撮影者はデジタルカメラ100を保持する。
デジタルカメラ100の外装部の一部を構成する指掛け凸部400は、指置き部300の側面側に配置されており、デジタルカメラ100において指掛け凸部400は指置き部300より図中Z方向に突出している。また、ファインダユニット500が備えるアイカップ502は、デジタルカメラ100において、指置き部300や回転操作ユニット200よりも突出している。
本実施例において、指置き部300は、デジタルカメラ100に対して略垂直に配置されており、デジタルカメラ100の光軸方向(図中T方向)と略同一方向を向いている。これにより、撮影者は、前面把持部120と指置き部300とでデジタルカメラ100を安定して把持することができる。
次に、図3を用いて回転操作ユニット200の構成を説明する。図3は、回転操作ユニット200の分解図である。本実施例の回転操作ユニット200は、回転動作を行う回転操作系、傾倒動作を行う傾倒操作系、およびユニットを保持するその他の部材で構成されている。
回転操作系は、回転操作部材210、ユニット弾性部材231、摺動シート232、保持部材235、検知シート236、そして不図示のプリント配線板に実装されたフォトリフレクタ241で構成されている。回転操作部材210は円環状に形成されている。回転操作部材210を回転操作することで、デジタルカメラ100における設定の変更や画像の選択等を行う。回転操作部材210は、ベース部材234によって回転可能に支持されている。ベース部材234は、回転操作部材210と保持部材235により狭持されている。回転操作部材210の外周部には、デジタルカメラ100の外装部材と当接するユニット弾性部材231が取り付けられている。ユニット弾性部材231において、回転操作部材210と接触する箇所には不図示の粘着剤が設けられており、回転操作部材210とユニット弾性部材231は固定される。デジタルカメラ100に回転操作ユニット200を取り付けた際、デジタルカメラ100の外装部とユニット弾性部材231が当接する。そして、回転操作部材210を回転操作すると、ユニット弾性部材231は回転操作部材210と一体となって回転する。回転操作部材210の裏面には、摺動シート232が不図示の粘着剤で固定されており、回転操作部材210を回転操作すると摺動シート232は回転操作部材210と一体となって回転する。ベース部材234の下部には、回転操作部材210に固定されている保持部材235が設けられている。保持部材235の裏面には、検知シート236が不図示の粘着剤によって固定されている。回転操作部材210を回転操作すると、保持部材235と検知シート236は一体に回転する。検知シート236に対向する箇所には、フォトリフレクタ241が配置されている。本実施例では、検知シート236に白と黒の印刷がされており、回転操作部材210を操作した際に一体に回転する検知シート236の印刷部をフォトリフレクタ241が検知することで、回転を検知する。
回転操作ユニット200の傾倒操作系は、傾倒操作部材220、封止部材233、可動スイッチ(スイッチ)240で構成されている。傾倒操作部材220は、回転操作部材210の回転軸と同軸上に形成され、傾倒する操作部材として回転操作ユニット200に備えられている。本実施例では、傾倒操作部材220は回転操作部材210の回転軸と同軸上に形成されているが、厳密な意味で同軸上に形成されている必要はない。傾倒操作部材220が適切に機能する範囲で、傾倒操作部材220は回転操作部材210の回転軸と略同軸上に形成されていればよい。傾倒操作部材220は、不図示のプリント配線板に実装されている可動スイッチ240のスイッチ軸部240aに嵌合している。可動スイッチ240は、スイッチ軸部240aが上下左右斜めの8方向に傾倒したときと、軸方向に押し込まれたときに検知を行う。本実施例では、可動スイッチ240を8方向入力と押し込み入力が可能なスイッチとしているが、この限りではなく、傾倒操作による検知スイッチであればよい。デジタルカメラ100の入力操作を行う際、傾倒操作部材220を操作すると、嵌合しているスイッチ軸部240aを介して可動スイッチ240が傾倒を検知する。傾倒操作部材220の凹部220aには、封止部材233の内径部である封止部材内径部233aが嵌合している。封止部材233は、弾性部材で構成されている。傾倒操作部材220を傾倒操作すると、封止部材233も共に動き、嵌合状態を維持する。また、封止部材233の外形部である封止部材外形部233bは、回転操作部材210の内径部と当接しており、回転操作部材210と傾倒操作部材220の隙間を封止している。
次に図4を用いて、本実施例におけるデジタルカメラ100のシステム構成について説明する。図4は、本実施例におけるデジタルカメラ100のシステム構成を示すブロック図である。
シャッター4100は、後述する撮像部4110の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。その制御は、後述するシステム制御部4200で行われる。
撮像部4110は、レンズ5010を通過した被写体像(光学像)が結像する撮像面を有し、光電変換によって撮像面の光学像に応じた電気信号(アナログ信号)を出力する撮像デバイスである。撮像部4110としては、CCD(Charge Couple Device)やCMOS(Complementary MOS)センサが用いられる。A/D変換器4120は、撮像部4110から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる信号変換手段である。
画像処理部4130は、A/D変換器4120からのデジタル信号、または、後述するメモリ制御部4220からのデジタル信号に対し所定の画素補間処理、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行い、画像データを生成する画像演算手段である。画像処理部4130により得られた演算結果に基づいて、システム制御部4200は絞り位置の制御やレンズ位置の制御を行う。画像処理部4130は更に、画像データを用いて演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
システム制御部4200は、少なくとも1つのプロセッサーまたは回路からなる制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部4200は、後述の不揮発性メモリ4230に記録されたプログラムを実行することで、各処理を実現する。メモリ4210は、撮像部4110によって得られA/D変換器4120により変換されたデジタル信号や、画像処理部4130で生成された画像データを一時的に記録する記憶手段である。メモリ4210は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
メモリ制御部4220は、システム制御部4200によって制御されたデータのA/D変換器4120、画像処理部4130、メモリ4210との送受信を制御するメモリ制御手段である。A/D変換器4120から出力されたデジタル信号は、画像処理部4130およびメモリ制御部4220を介して、あるいは、メモリ制御部4220のみを介してメモリ4210に直接書き込まれる。不揮発性メモリ4230は、電気的に消去・記録可能な読み出し専用の記憶手段であり、システム制御部4200の動作用の定数、プログラム等を記憶する。
システムメモリ4240は、システム制御部4200の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ4230から読み出したプログラム等が保存される読み出しと書き込みが可能な記憶手段である。システムタイマー4250は、撮影者がデジタルカメラ100の操作を行っていないと判断した場合に電池の消耗を防ぐために後述する各種表示部材を消灯するオートパワーオフを実行するまでの時間や、露光時間を計測する計時部である。
電源部4300は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。電源制御部4310は、デジタルカメラ100を駆動させるための電源となる電源部4300を検出する回路、DC-DCコンバータ、電源の供給先を切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部4310は、上記検出結果及びシステム制御部4200の指示に基づいて、DC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要なタイミングで、供給先へ供給する。
通信端子4400は、デジタルカメラ100に設けられており、後述するレンズ通信端子5060と電気的に接続する。通信端子4400が電気的に接続されることで、デジタルカメラ100全体を制御するシステム制御部4200が、後述のレンズ5000と通信可能となる。記憶媒体I/F4410は、後述する記録媒体6000とのインターフェースである。
姿勢検知部4420は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部4420は、検知された姿勢に基づいて、撮像部4110で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像であるかの向き情報を出力可能である。システム制御部4200は、姿勢検知部4420で出力された向き情報を画像データに付加することが可能である。姿勢検知部4420としては、加速度センサやジャイロセンサなどを用いることができる。姿勢検知部4420として加速度センサやジャイロセンサを用いると、デジタルカメラ100の動き(パン、チルト、持ち上げ、静止しているか否か等)を検知することも可能である。
ファインダユニット500は、デジタルカメラ100に対して、撮影者の眼(物体)6100が接近(接眼)する箇所である。接眼検知部4440は、接眼部4430に対する眼6100の接近(接眼)および離脱(離眼)を検知する、接近または接眼検知センサである。接眼検知部4440は、赤外線近接センサの受光部(図示せず)の受光の有無によって、接眼部4430への眼6100の接眼検知を行う。接眼が検出された後は、システム制御部4200は、離眼が検出されるまでは接眼状態であるものと判定する。離眼が検出された後は、システム制御部4200は、接眼が検出されるまでは非接眼状態であるもの判定する。なお、赤外線近接センサは一例であって、接眼検知部4440には、接眼とみなせる眼や物体の接近を検知できるものであれば他のセンサを採用してもよい。
前述のメモリ4210は、画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。メモリ4210に書き込まれたデジタル信号や画像データは、メモリ制御部4220を介して背面表示部4500、EVF4510により表示される。背面表示部4500は、メモリ制御部4220からの信号に応じた表示を行う。EVF4510は、接眼検知部4440により接眼が検知された場合にメモリ制御部4220からの信号に応じた表示を行う。
撮像部4110で生成されたアナログ信号はA/D変換器4120によってデジタル信号に変換される。このデジタル信号はメモリ4210に記録される。メモリ4210に記録されたデジタル信号を、背面表示部4500またはEVF4510に逐次転送して表示することで、リアルタイム表示であるライブビュー撮影表示が可能である。
システム制御部4200は、前述の接眼検知部4440で検知された状態に応じて、背面表示部4500とEVF4510の表示(表示状態)/非表示(非表示状態)を切り替える。システム制御部4200は、非接眼中は、背面表示部4500を表示状態とし、EVF4510を非表示状態とする。また、システム制御部4200は、接眼中は、EVF4510を表示状態とし、背面表示部4500を非表示状態とする。
操作部4600は、撮影者からの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部4600は、図1や図3で説明した回転操作ユニット200や後述する各種操作部材を含む。各種操作部材は、モード切換えスイッチ4610、シャッターボタン4620、第1シャッタースイッチ4630、第2シャッタースイッチ4640、タッチパネル4650、電源スイッチ4660を含む。操作部4600は、システム制御部4200に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
回転操作ユニット200は上述したように、8方向の傾倒操作、押し込み操作、さらに回転操作により各種モードや画像等の選択操作の入力が行える。モード切換えスイッチ4610は、システム制御部4200の動作モードを静止画撮影モード、動画撮影モード等のいずれかに切り替える。静止画撮影モードに含まれる撮影モードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアル撮影モード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)、プログラムAEモード(Pモード)がある。同様に、動画撮影モードにも複数の撮影モードが含まれていてもよい。
シャッターボタン4620は、撮影者が撮影準備指示および撮影指示を行うためのボタンである。第1シャッタースイッチ4630は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン4620の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等の撮影準備動作が開始される。第2シャッタースイッチ4640は、シャッターボタン4620の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。
システム制御部4200は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮影処理動作を開始する。撮影処理動作とは、撮像部4110からのアナログ信号の読み出し、A/D変換器4120や画像処理部4130での信号変換処理、メモリ4210に一時的に記録された画像データの後述する記録媒体6000への書き込み等の動作である。
タッチパネル4650は、撮影者のタッチもしくはドラック操作を検出するデバイスである。本実施例では、タッチパネル4650は背面表示部4500と一体となっており、背面表示部4500の表示部に指で触れることでタッチパネル4650の操作を行うことができる。
電源スイッチ4660は、電源のON/OFFを切り替えるスイッチである。電源スイッチ4660の切り替え動作により、電源制御部4310が電源部4300からの電源供給を制御する。
レンズユニット5000は、デジタルカメラ100に着脱可能な交換式レンズである。レンズ5010は、被写体で反射した被写体光から光学的な像(被写体像)を生成するためのレンズ群であり、複数枚のレンズで構成されている。図4では、レンズ5010は簡略化のため1枚のレンズで表されている。レンズ通信端子5060は、レンズユニット5000がデジタルカメラ100と通信を行うための通信端子である。レンズユニット5000は、前述のようにレンズ通信端子5060と通信端子4400が電気的に接続されることで、デジタルカメラ100全体を制御するシステム制御部4200と通信可能となる。これによりシステム制御部4200は、レンズシステム制御回路5050および絞り駆動回路5040と通信して、絞り5030の位置制御やレンズ5010を変位させることによる実像のピント状態制御を行うことが可能となる。
記録媒体6000は、デジタルカメラ100に対して着脱可能であり、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、例えば、SDカード、FLASH(登録商標)メモリ、ハードディスクなどがあげられる。
本実施例では、回転操作ユニット200は、デジタルカメラ100、ないし指置き部300に対して指置き部300に向かって図2に示す角度θ傾いて配置されている。回転操作ユニット200の回転操作部材210において、指置き部300に近い位置を回転操作部材R2101とし、指置き部300から遠い位置を回転操作部材L2102とする。回転操作ユニット200をデジタルカメラ100に対して角度θ傾けることで、回転操作部材L2102が図2のZ方向に回転操作部材R2101よりも突出する。すなわち、指置き部300に対して回転操作部材R2101より回転操作部材L2102が撮影者に近い位置となる。
撮影者は、デジタルカメラ100の回転操作ユニット200を操作する際に、デジタルカメラ100の保持状態である指置き部300に親指を置いている状態から、操作するために回転操作ユニット200に親指を移動させる。そして、撮影者は、回転操作ユニット200の回転操作部材210に親指を置き、回転操作部材210の回転操作を行う。指置き部300と近接している回転操作部材R2101の付近で回転操作部材210の操作を行う場合には、親指の移動量が少ないため操作しやすい。ところが、指置き部300から遠い位置に配置されている回転操作部材L2102の付近で回転操作部材210の操作を行う場合には、親指を伸ばす必要がある。しかし、回転操作ユニット200が指置き部300に向かって傾いているため、撮影者は、前面把持部120を把持している右手の位置を変えなくても回転操作部材201を操作しやすい構成となる。
上述したように、デジタルカメラ100の背面側には親指で把持可能な位置に指置き部300が設けられ、前面側には前面把持部120が設けられている。デジタルカメラ100を保持する際は、デジタルカメラ100の保持を安定させるため、親指の付け根部を図1の範囲Aの付近に配置することが好ましい。したがって、範囲Aの付近を手で把持することとなる。この把持状態からデジタルカメラ100の回転操作ユニット200を操作する場合、親指は範囲Aの付近を中心に回転操作することになる。回転操作ユニット200における回転操作部材L2102が回転操作ユニット200において、最も突出する位置となっている。このため、回転操作ユニット200の中央部に配置される傾倒操作部材220に触れることなく、撮影者は回転操作部材210を操作することが可能となる。これにより、回転操作ユニット200の回転操作部材210を操作したときに、傾倒操作部材220の誤作動を防ぐことが可能となる。本実施例では、回転操作ユニット200を操作する際に、回転操作ユニット200が、指置き部300、すなわち、デジタルカメラ100の保持している手から遠ざかる位置に配置されている。しかし、回転操作ユニット200が傾倒しており、回転操作部材210の回転部材操作部材L2102が指置き部300よりも撮影者側に突出している。このため、撮影者は、回転操作部材210における回転操作部材L2102を操作する際に範囲Aを支点に親指を回転させることで、把持位置を変えることなく回転操作部材210を操作することが可能となる。
次に、本実施例のデジタルカメラ100における、回転操作ユニット200の配置に関して説明する。回転操作ユニット200は、その一部がデジタルカメラ100から突出しており、デジタルカメラが備える第一の凸部と第二の凸部をつなぐ面よりも内側に配置されるように構成されている。以下で具体的に説明する。
図5は、回転操作ユニット200の配置に関しての説明図である。図5(a)は、デジタルカメラ100を背面から見たときの回転操作ユニット200の付近を示す図である。図5(b)は、デジタルカメラ100を上面から見たときの回転操作ユニット200の付近を示す図である。
図5(a)に示すように、回転操作ユニット200の外側には回転操作ユニット外形部(ユニット外形部)200bが備えられている。回転操作ユニット外形部200bは、回転操作ユニット200を覆うように形成され、デジタルカメラ100の外装部品の一部を構成している。回転操作ユニット200をデジタルカメラ100の内部に配置すると、デジタルカメラ100が大型化してしまう。本実施例では、回転操作ユニット200をデジタルカメラ100の端に配置することで、回転操作ユニット200の一部をデジタルカメラ100から突出させている。回転操作ユニット200の突出した一部を回転操作ユニット外形部200bで覆うことにより、デジタルカメラ100全体のサイズを大きくせず、操作性も良い配置になる。ファインダユニット500周辺のデジタルカメラ100の外形部には、デジタルカメラ100において突出した凸部110が構成されている。また、デジタルカメラ100の外形端部には、外形端100aが構成されている。回転操作ユニット200及び回転操作ユニット外形部200bは、デジタルカメラ100の背面図の投影面上において、上述した第一及び第二の凸部としての、凸部110の頂点110aと外形端100aを結ぶ直線Aよりも内側に配置されている。凸部110の頂点110aと外形端100aは、デジタルカメラ100の天面部の一部をなしている。
図5(b)に示すように、ファインダユニット500は、デジタルカメラ100において、Z方向に突出した形状になっている。さらに、上述したように、指掛け凸部400は、デジタルカメラ100において突出した形状となっている。回転操作ユニット200は、デジタルカメラ100の上面図の投影面上において、上述した第一及び第二の凸部としての、アイカップ凸部502aと凸部頂点400aを結ぶ直線Bよりも内側に配置されている。アイカップ凸部502aは、アイカップ502の頂点の一部である。凸部頂点400aは、デジタルカメラ100の外形を構成している指掛け凸部400の頂点の一部である。アイカップ凸部502aと凸部頂点400aは、デジタルカメラ100の背面部の一部をなしている。
これにより、デジタルカメラ100を意図せず地面等に落下させてしまったときに、回転操作ユニット200および回転操作ユニット外形部200bが地面に直接に衝突するのを防ぐことができる。これは、デジタルカメラ100において、回転操作ユニット外形部200bが直線Aよりも内側に配置され、かつ回転操作ユニット200が直線Bよりも内側に配置されているためである。
回転操作ユニット200は、多機能操作デバイスであり、複雑な構成でるため、寸法精度が必要である。このため、回転操作ユニット200に直接衝撃を加えると変形等発生しやすい。本実施例のデジタルカメラ100では、上述した構成を採用することで、これを防ぐことが可能である。回転操作ユニット200を保護するため、周辺部材である回転操作ユニット外形部200bの剛性を高め、強固にする構成も考えられるが、デジタルカメラ100本体の大型化が必要になり好ましくない。
次に、図6を用いて、デジタルカメラ100に対する回転操作ユニット200の傾きに関して説明する。図6は、デジタルカメラ100を上面から見たときのデジタルカメラ100の模式図であり、撮影者が回転操作ユニット200の回転操作部材210を操作している状態を表す図である。図6(a)は、角度θの最適な構成を表す図であり、図6(b)は、角度θの不適切な構成を表す図である。
図2で説明したように、デジタルカメラ100、ないし、指置き部300に対して、回転操作ユニット200は角度θ傾いて配置されている。回転操作部材210を操作するときには、撮影者は、図6(a)のように親指で回転操作部材210に力Fを加えることで、回転操作部材210の操作を行うことになる。上述したように、撮影者は、図2の前面把持部120を把持することでデジタルカメラ100を保持するため、光軸Tと略同一な方向に力Fは加わりやすい。このため、回転操作ユニット200の角度θが小さい方が、回転操作部材210を回転操作しやすい。角度θが小さい方が、撮影者は、回転操作部材210を回転させるための力Fにより回転操作部材210を押圧しやすく、摩擦力を得やすいためである。図6(b)に示すように、回転操作ユニット200の角度θが角度θ2まで大きくなると、回転操作部材210を操作する際に加える力Fがf1方向とf2方向に分散されてしまう。このため、力Fが回転操作部材210の回転軸方向(角度θ2軸)に加わらず、回転操作部材210の操作がしにくくなってしまう。また、回転操作ユニット200の角度θが大きくなり、傾きが大きくなると、回転操作部材210を親指で操作する際に、親指が傾倒操作部材220に接触し、誤操作を起こしやすくなってしまう。このため、回転操作ユニット200のデジタルカメラ100、ないし、指置き部300における傾きである角度θは、回転操作部材210を親指で操作する際に、親指が傾倒操作部材220に接触しにくい45°以下が好ましい。また、回転操作部材210を操作する際に、親指が傾倒操作部材220に誤って接触しても可動スイッチ240の押し込み検知が行われない角度であればよい。
本実施例では、回転操作ユニット200をデジタルカメラ100に対して傾けることで回転操作部材210の回転操作部材L2102を回転操作ユニット200の中で最も突出させる構成としているが、この限りでない。回転操作ユニット200がデジタルカメラ100に対して傾くことで回転操作部材L2102が撮影者側に突出していれば効果が得られるため、回転操作ユニット200において傾倒部材220が最も撮影者側に突出していても良い。
次に、図7を用いて、実施例2における回転操作ユニット200について説明する。本実施例では、回転操作ユニット200の形状が実施例1とは異なる。特に傾倒操作部材220に関して実施例1と異なる。
本実施例において、デジタルカメラ100、ないし指置き部300に対して回転操作ユニット200が角度θ傾いていることは実施例1と同様である。また、回転操作ユニット200の構成に関しても同様であるため、実施例1と共通する構成要素には実施例1と同符号を付してその詳しい説明は省略する。
図7は、本実施例におけるデジタルカメラ100を上面から見たときの回転操作ユニット200とその周辺の構成を示す図である。実施例1と同様、回転操作ユニット200はデジタルカメラ100、ないし指置き部300に対して指置き部300に向かって角度θ傾いて配置されている。
本実施例では、傾倒操作部材220において、操作する部分であるキートップ221が回転操作部材210の回転軸に対して角度θ3傾いた構成となっている。実施例1において、回転操作ユニット200がデジタルカメラ100、ないし、指置き部300に対して傾いていると、回転操作部材210の操作性が向上することを説明した。この場合、傾倒操作部材220を操作する際に図3で説明したように、可動スイッチ240も傾いている。このため、可動スイッチ240を操作するために傾倒操作部材220を操作する際、キートップ221を斜めに押し込む操作をしなければならない。実施例1のように傾倒操作部材220の操作面が回転操作ユニット200の回転軸と直角になるように形成されていると、図6で説明した操作方向の力Fを加えた場合に、押し込み方向と操作面の方向が異なっている。このため、操作面の表面で滑りが発生しやすく、傾倒操作部材220を操作しにくくなってしまう。傾倒操作部材220のキートップ221が回転操作ユニット200に対して傾いている角度θ3は、実施例1で説明した角度θと反対方向で略同一となっている。つまり、キートップ221の傾倒方向は、回転操作ユニット200の傾倒方向とは反対方向であって、角度θと角度θ3の大きさは略同一である。このため、図7に示す力F2の方向(実施例1の図6で示すF1と同一方向)に直角になるようにキートップ221の操作面が形成される。すなわち、キートップ221の操作面は、デジタルカメラ100、ないし指置き部300に対して垂直である。これにより、傾倒操作部材220を押し込み操作する際の操作性が向上される。
次に、図8を用いて、実施例3に係る電子機器としての操作専用のコントローラ1000について説明する。本実施例において、実施例1と共通する構成要素には、実施例1と同符号を付してその詳しい説明は省略する。本実施例におけるコントローラ1000は、遠隔操作で装置を動かす遠隔操作デバイスに関するものである。
図8(a)は、実施例3のコントローラ1000を操作者側から見たときの概略図である。図8(b)は、コントローラ1000を上面側から見たときの概略図である。図8(a)に示すように、コントローラ1000には、左右対称位置に回転操作ユニット200が取り付けられている。コントローラ1000の回転操作ユニット200の近傍には、コントローラ1000を持って把持する際に親指を置く指置き部300が左右対称位置に設けられている。回転操作ユニット200と指置き部300は、それぞれコントローラ1000の上方に取り付けられている。回転操作ユニット200と指置き部300は、操作者がコントローラ1000を両手で持つ際に、それぞれの手における親指付近に該当する位置に配置されている。つまり、コントローラ1000には、回転操作ユニット200および指置き部300からなる操作部が2つ左右対称位置に配置されている。
コントローラ1000に搭載されている2つの回転操作ユニット200は、実施例1で説明した多機能の回転操作デバイスである。つまり、該2つの回転操作ユニット200はそれぞれ、外周部にある回転操作部材210による回転操作と、回転軸部にある傾倒操作部材220による8方向操作や押し込み操作による入力を行うことが可能である。本実施例では、2つの回転操作ユニット200を搭載しているが、これに限らず、片側に一つ、または、3つ以上搭載してもよい。
図8(b)に示すように、回転操作ユニット200は、コントローラ1000に対して指置き部300に向かって角度θ傾いて取り付けられている。このため、図8(b)におけるC部がコントローラ1000に対して最も突出する構成となっている。これにより、回転操作ユニット200の回転操作部材210を回転操作する際に、把持部1000aから遠いC部を操作する場合でも、把持状態を維持しながら回転操作部材210を容易に操作することが可能となる。
次に、本実施例におけるコントローラ1000のシステム構成について説明する。図9は、本実施例におけるコントローラ1000のシステム構成を示すブロック図である。
システム制御部7100は、少なくとも1つのプロセッサーまたは回路からなる制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部7100は、後述の不揮発性メモリ7101に記録されたプログラムを実行することで、各処理を実現する。図8で説明した回転操作ユニット200やその他の操作部材7201を操作すると、操作信号が操作部材制御部7200に入力される。操作部材制御部7200に入力された信号は、システム制御部7100で制御される。システムメモリ7102は、システム制御部7100の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ7101から読み出したプログラム等が保存される、読み出しと書き込みが可能な記憶手段である。電源部7301は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。電源スイッチ7302は、コントローラ1000の電源のオン/オフを切り替えるための部材である。
電源制御部7300は、電源スイッチ7302の電源切り替えにより、コントローラ1000を駆動させるための電源となる電源部7301を検出する回路、DC-DCコンバータ、電源の供給先を切り替えるスイッチ回路等により構成されている。また、電源制御部7300は、コントローラ1000の電源の入り切り、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。表示制御部7400は、画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を含み、システム制御部7100から書き込まれた画像データや認識信号を液晶画面7401やLED7402に表示させる。液晶画面7401とLED7402は、表示制御部7400からの信号に応じた表示や点灯を行う。
無線制御部7600は、無線部7601により遠隔操作対象の装置本体8000との通信を制御し、操作部材制御部7200に入力された操作信号をシステム制御部7100から取得し、装置本体8000に送信する。また、無線制御部7600は、装置本体8000からのデータを受信して液晶画面7401に表示する。無線部7601は、無線通信により装置本体8000と無線制御部7600からの信号の送受信を行う。
以上、本発明の好ましい実施形態及び実施例について説明したが、本発明はこれらの実施形態及び実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の組合せ、変形及び変更が可能である。
100 デジタルカメラ(電子機器)
200 回転操作ユニット
210 回転操作部材
300 指置き部

Claims (12)

  1. 回転操作部材を備える回転操作ユニットを有する電子機器であって、
    前記電子機器を把持する際に指を置くための指置き部を有し、
    前記回転操作ユニットと前記指置き部は、前記電子機器におけるユーザ側の面に近接して配置され、
    前記回転操作ユニットは、前記電子機器に対して前記指置き部に向かって傾倒していることを特徴とする電子機器。
  2. 前記回転操作ユニットは、
    前記回転操作部材の同軸上に配置されたスイッチと、
    前記スイッチを押圧するための押し子部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記押し子部材の操作面は、前記回転操作ユニットの傾倒方向とは反対方向に傾倒していることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記回転操作ユニットが前記電子機器に対して前記指置き部に向かって傾倒している角度は、前記回転操作部材を操作する際に、前記スイッチが誤って操作されない角度となっていることを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
  5. 前記回転操作ユニットの一部は、前記電子機器から突出しており、
    前記電子機器は、第一の凸部と第二の凸部を備え、
    前記回転操作ユニットは、前記第一の凸部と前記第二の凸部をつなぐ面よりも内側に配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記電子機器から突出している前記回転操作ユニットの前記一部を覆うように形成され、前記電子機器の外装部品の一部を構成するユニット外形部を更に備え、
    前記ユニット外形部は、前記第一の凸部と前記第二の凸部をつなぐ面よりも内側に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記第一の凸部と前記第二の凸部は、前記電子機器の天面部の一部をなすことを特徴とする請求項5または6に記載の電子機器。
  8. 前記第一の凸部と前記第二の凸部は、前記電子機器の背面部の一部をなすことを特徴とする請求項5または6に記載の電子機器。
  9. 前記指置き部を挟んで前記回転操作ユニットの反対側の位置に配置される指掛け凸部を更に有することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の電子機器。
  10. 前記回転操作ユニットが前記電子機器に対して前記指置き部に向かって傾倒している角度は、45°以下であることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の電子機器。
  11. 前記電子機器は、撮像装置であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の電子機器。
  12. 前記回転操作ユニットおよび前記指置き部からなる操作部が2つ左右対称位置に配置されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の電子機器。
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