JP2023019951A - 操作入力装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの把持状態に基づいて、ユーザの次の動作を予測して表示部の表示内容を変更することが可能な操作入力装置を提供する。【解決手段】操作入力装置は、表示部(11)と、第一の把持部(61)に配置された第一の検出部(61a)と、第二の把持部(62)に配置された第二の検出部(62a)と、第一の検出部(61a)の第一の検出信号と第二の検出部(62a)の第二の検出信号に基づいて、表示部(11)の表示内容を変更する制御部(80)とを有する。【選択図】図4
Description
本発明は、操作入力装置および電子機器に関する。
従来、携帯端末装置や撮像装置など把持しながら操作する電子機器には、設定の変更や特定の操作などを行うための操作入力装置が設けられている。特許文献1には、操作入力部にマトリクス状に配置された静電容量センサと圧力センサとを重ねて配置して構成された操作入力装置が開示されている。これにより、ユーザの手指をマトリクス状に検出することができ、操作入力装置に対する接触位置、接触圧(押圧力)、手が接触した面積、手指の離れた(近接した)距離等の種々の操作入力情報を得ることが可能である。特許文献2には、ステアリングホイールに検出センサを設け、ユーザの把持状態を検出する制御装置が開示されている。検出センサの位置データからユーザがステアリングホイールを把持しているか否かを判定することができるとともに、タッチセンサに特定の入力操作を行うことで所望の動作を行うことができる。
しかしながら、特許文献1に開示された操作入力装置は、ユーザが把持している手指の情報を検出することができるが、手指を検出した後の具体的な制御については言及されていない。特許文献2に開示された制御装置は、手のひらや指先を検出するが、タッチセンサに特定の入力操作をしなければ、所望のプログラムを動作させることができない。また、特許文献1および特許文献2のいずれにおいても、ユーザの把持状態に基づいてユーザの次の動作を予測し、その予測に基づいて表示部の表示内容に変更することはできない。
そこで本発明は、ユーザの把持状態に基づいて、ユーザの次の動作を予測して表示部の表示内容を変更することが可能な操作入力装置および電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての操作入力装置は、表示部と、第一の把持部に配置された第一の検出部と、第二の把持部に配置された第二の検出部と、前記第一の検出部の第一の検出信号と前記第二の検出部の第二の検出信号に基づいて、前記表示部の表示内容を変更する制御部とを有する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
本発明によれば、ユーザの把持状態に基づいて、ユーザの次の動作を予測して表示部の表示内容を変更することが可能な操作入力装置および電子機器を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1(a)、(b)を参照して、本実施形態における撮像装置(デジタルカメラ)10について説明する。図1(a)、(b)は撮像装置10の外観斜視図であり、図1(a)は前面から見た図、図1(b)が背面から見た図をそれぞれ示す。撮像装置10は、カメラ本体100と、カメラ本体100に対して着脱可能なレンズ装置(交換レンズ)200とを備えて構成されたレンズ交換式カメラである。ただし、本実施形態は、これに限定されるものではなく、カメラ本体とレンズ装置とが一体的に構成された撮像装置にも適用可能である。本実施形態において、互いに直交するX軸およびZ軸を定義し、X軸およびZ軸のそれぞれに対して直交する軸をY軸と定義する。Z軸方向は、撮像装置10の光軸OAに平行な方向である。
図1(b)に示されるように、メイン表示部(表示部)11は、カメラ本体100の背面に設けられ、画像や各種情報を表示する。メイン表示部11の表示面にタッチパネルを有する構成の場合、表示面(操作面)に対するタッチ操作を検出することができる。サブ表示部12は、カメラ本体100の上面に設けられ、シャッタ速度や絞り値(F値)などのカメラ本体100の種々の設定値を表示する。接眼部20は、接眼ファインダ(覗き込み型のファインダ)の接眼部であり、ユーザは、接眼部20を介して内部のEVF(Electronic View Finder)21(図2参照)に表示された映像を視認することができる。接眼検知部22は、ファインダの接眼部20に対する目(物体)の接近(接眼)および離反(離眼)を検知する(接近検知)接眼検知センサである。
カメラ本体100は、ユーザが各種の操作に用いる操作部材30(図2参照)を有する。操作部材30は、メイン電子ダイヤル31、電源スイッチ32、サブ電子ダイヤル33、十字キー34、SETボタン35、動画ボタン45、AFONボタン36、AEロックボタン37、AFフレーム/拡大縮小ボタン38、および再生ボタン39を含む。また操作部材30は、メニューボタン40、モード切替スイッチ41、シャッターボタン42、およびメイン表示部11を含む。
操作部材30とは異なるが、第一のグリップ部(第一の把持部)61、第二のグリップ部(第二の把持部)62、および第三のグリップ部(第三の把持部)63には、第一のセンサ61a、第二のセンサ62a、および第三のセンサ63aがそれぞれ設けられている。第一のセンサ61a、第二のセンサ62a、および第三のセンサ63aはそれぞれ、カメラ本体100を把持したことを検出することが可能である。すなわち第一のセンサ61aは、第一のグリップ部61に配置され、第一のグリップ部61における把持状態を検出する第一の検出部である。同様に、第二のセンサ62aは、第二のグリップ部62に配置され、第二のグリップ部62における把持状態を検出する第二の検出部である。同様に、第三のセンサ63aは、第三のグリップ部63に配置され、第三のグリップ部63における把持状態を検出する第三の検出部である。
メイン電子ダイヤル31は、回転操作部材であり、メイン電子ダイヤル31を回すことでシャッタ速度や絞り値などの設定値の変更等の操作が可能である。電源スイッチ32は、カメラ本体100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル33は、回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどの操作が可能である。十字キー34は、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な十字キー(4方向キー)であり、十字キー34の押した部分に応じた操作が可能である。SETボタン35は、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。
動画ボタン45は、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。AEロックボタン37は、撮影待機状態で押下することにより、露出状態を固定することができる。AFONボタン36は、撮影待機状態で押下することにより、選択した測距点に対しオートフォーカスを開始し合焦位置を固定することができる。AFフレーム/拡大縮小ボタン38は、撮影待機状態において押圧操作することで、AFフレームの移動操作を可能とするモードに移行する。また、画像再生時においては、画像の拡大縮小・移動を行うモードに移行する。いずれも、AFフレーム/拡大縮小ボタン38押圧操作後に、メイン電子ダイヤル31およびサブ電子ダイヤル33を回転操作することで、測距枠の移動および画像の拡大、縮小、移動を行うことが可能となる。再生ボタン39は、撮影待機中に再生ボタン39を押圧操作することで、図2を参照して後述する記録媒体300に記録された画像のうち最新の画像をメイン表示部11に表示させることができる。
メニューボタン40は、押圧操作することにより各種の設定可能なメニュー画面がメイン表示部11に表示される。このとき、ユーザはメイン表示部11に表示されたメニュー画面と、十字キー34やSETボタン35を用いてメニュー画面の操作が可能である。また、メイン表示部11にはタッチパネル(不図示)を備えることが望ましく、メイン表示部11に表示されたメニュー画面を直感的に操作することが可能である。モード切替スイッチ41は、各種撮影モードを切り替えるための操作部材である。なお、撮影モードの詳細については、図2を参照して後述する。シャッターボタン42は、撮影指示を行うための操作部材である。
蓋50は、記録媒体300を格納したスロットの蓋である。端子カバー52は、外部機器とカメラ本体100とを接続する接続ケーブル等のコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
第一のグリップ部61は、カメラ本体100の前面に配置され、ユーザがカメラ本体100を構えた際に右手で握りやすい形状とした把持部である。第一のグリップ部61の内部には、ユーザがカメラ本体100を把持する領域に第一のセンサ61aが配置されており、ユーザのカメラ本体100の把持状態や指の動きを検出することができる。第一のセンサ61aは、把持している指の本数を検知するため、把持位置を検出可能な静電容量センサまたは圧力センサの少なくとも一つを用いることが好ましい。本実施形態において、ユーザが第一のグリップ部61を右手の中指、薬指、小指で握ってカメラ本体100を把持した状態にて、右手の人差指で操作可能な位置にシャッターボタン42およびメイン電子ダイヤル31が配置されていることが好ましい。
第二のグリップ部62は、第一のグリップ部61と対向してカメラ本体100の背面に配置され、第一のグリップ部61を把持した状態で右手の親指で握りやすい形状とした把持部である。第二のグリップ部62の内部には、ユーザが把持していることを検知するための第二のセンサ62aが配置されている。第二のセンサ62aは、ユーザが右手の親指で把持している状態を検出するため、静電容量センサまたは圧力センサの少なくとも一つを用いることが好ましい。
第三のグリップ部63は、カメラ本体100の前面に備わる第一のグリップ部61と背面に備わる第二のグリップ部62との間の側面に配置された把持部である。第三のグリップ部63の内部には、ユーザが把持したことを検知するための第三のセンサ63aが配置されている。第三のセンサ63aは、カメラ本体100の背面と右側面と下面の3面が交わる略稜線部近傍に配置されていることが好ましく、ユーザがカメラ本体100を右手で保持した時の手のひら(親指の付け根近傍)が接触したことを検出することが可能である。第三のセンサ63aは、手の接触を検出すればよいため、電力消費の少ない圧力センサを用いることが好ましいが、これに限定されるものではなく、静電容量センサを用いてもよい。ユーザがカメラ本体100を右手で把持した際には、第一のグリップ部61と第二のグリップ部62とでカメラ本体100を把持し、第三のグリップ部63が手のひらに接触することで、カメラ本体100の把持状態が安定する。このとき左手は、レンズ装置200またはカメラ本体100の底面(不図示)を支えた状態であることが好ましい。カメラ本体100の把持が安定した状態において、右手の親指で操作可能な位置には、十字キー34、SETボタン35、再生ボタン39、およびサブ電子ダイヤル33などが配置されている。
ユーザがシャッターボタン42を押圧操作する直前(撮影待機状態)において特に使用頻度が高い撮影系の操作部材30は、AFONボタン36、AEロックボタン37、およびAFフレーム/拡大縮小ボタン38であり、親指で瞬時に操作できることが好ましい。このため、図1(b)に示されるように、カメラ本体100を背面から見た場合に、第二のグリップ部62のすぐ右側にAFONボタン36、AEロックボタン37、およびAFフレーム/拡大縮小ボタン38が配置されている。
また、撮影系の操作部材30以外にも頻繁に使用する、メニュー操作を行う十字キー34およびSETボタン35、かつ画像を再生しメイン表示部11に表示する再生ボタン39は、背面から見てメイン表示部11の右下側に配置されていることが好ましい。このように操作部材30をカメラ本体100に配置することで、右手での操作性が良いカメラ本体100を提供することが可能となる。
次に、図2を参照して、撮像装置10の内部構成について説明する。図2は、撮像装置10のブロック図である。カメラ本体100はシステム制御部(制御部)80を備え、レンズ装置200はレンズシステム制御回路203を備え、両者は互いに通信可能である。
接眼検知部22は、図1(b)を参照して説明したように、ファインダの接眼部20に対する目(物体)の接近(接眼)および離反(離眼)を検知する(接近検知)接眼検知センサである。システム制御部80は、接眼検知部22による検知状態に応じて、メイン表示部11とEVF21の表示(表示状態)と非表示(非表示状態)とを切り替える。具体的には、撮影待機状態で表示先が自動切替えである場合において、非接眼中は表示先をメイン表示部11に表示し、EVF21は非表示とする。また、接眼中は表示先をEVF21とし、メイン表示部11は非表示とする。
接眼検知部22は、例えば赤外線近接センサを用いることができ、EVF21を内蔵するファインダの接眼部20への物体の接近を検知することができる。物体が接近した場合、接眼検知部22の投光部(不図示)から投光した赤外線が反射し、赤外線近接センサの受光部(不図示)により受光される。接眼検知部22は、受光された赤外線の量によって、物体が接眼部20からどれだけの距離まで近づいているか(接眼距離)を判定することができる。このように接眼検知部22は、接眼部20への物体の近接距離を検知する接眼検知を行う。
接眼検知部22は、非接眼状態(非接近状態)から、接眼部20に対して所定距離以内に近づく物体が検出された場合、接眼されたと検出する。一方、接眼検知部22は、接眼状態(接近状態)から、接近を検知していた物体が所定距離以上離れた場合、離眼されたと検出する。接眼を検出する閾値と、離眼を検出する閾値は、例えばヒステリシスを設けるなどして異なっていてもよい。接眼を検出した後、離眼を検出するまでは、接眼状態にあるものとする。また、離眼を検出した後、接眼を検出するまでは、非接眼状態であるものとする。なお、赤外線近接センサは一例であって、接眼検知部22には、接眼とみなせる目や物体の接近を検知できるものであれば他のセンサを採用してもよい。
操作部材30は、図1(a)、(b)を参照して説明したように、操作部材30を操作することでシステム制御部80が各種ユニットに動作指示を行うための操作手段である。モード切替スイッチ41は、システム制御部80の動作モードを静止画撮影モード、動画撮影モードなどのいずれかに切り替える。静止画撮影モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッタ速度優先モード(Tvモード)、プログラムAEモード(Pモード)、がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ41より、ユーザは、これらのモードのいずれかに直接切り替えることができる。
第1シャッタースイッチ43は、カメラ本体100に設けられたシャッターボタン42の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備動作を開始する。第2シャッタースイッチ44は、シャッターボタン42の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部80は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部84からの信号読み出しから記録媒体300に撮像された画像を画像ファイルとして書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
AEセンサ81は、レンズ装置200を通した被写体の輝度を測光する。焦点検出部82は、システム制御部80にデフォーカス量情報を出力する。システム制御部80は、それに基づいてレンズ装置200を制御し、位相差AFを行う。焦点検出部82は、専用の位相差センサでもよいし、撮像部84の撮像面位相差センサとして構成しても良い。シャッタ83は、システム制御部80の制御で撮像部84の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッタである。撮像部84は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器85は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器85は、撮像部84から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部86は、A/D変換器85からのデータ、又は、メモリ制御部87からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部86では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。画像処理部86により得られた演算結果に基づいてシステム制御部80が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。また画像処理部86は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB処理を行う。A/D変換器85からの出力データは、画像処理部86及びメモリ制御部87を介して、或いは、メモリ制御部87を介してメモリ88に直接書き込まれる。
メモリ88は、撮像部84によって得られ、A/D変換器85によりデジタルデータに変換された画像データやメイン表示部11、EVF21に表示するための画像データを格納する。メモリ88は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。またメモリ88は、画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器89は、メモリ88に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換してメイン表示部11、EVF21に供給する。これにより、メモリ88に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器89を介して、メイン表示部11およびEVF21により表示される。メイン表示部11およびEVF21は、LCDや有機EL等の表示器上に、D/A変換器89からのアナログ信号に応じた表示を行う。
A/D変換器85によって一度A/D変換され、メモリ88に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器89においてアナログ変換し、メイン表示部11またはEVF21に逐次転送して表示する。これにより、ライブビュー表示を行うことができる。サブ表示部12には、サブ表示部駆動回路90を介して、シャッタ速度や絞り値をはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。不揮発性メモリ91は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ91には、システム制御部80の動作用の定数、プログラム等が記憶される。
システム制御部80は、少なくとも1つのプロセッサまたは回路からなる制御部であり、カメラ本体100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ91に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部80はメイン表示部11、メモリ88、D/A変換器89等を制御することにより表示制御も行う。システムメモリ92は、例えばRAMであり、システム制御部80の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ91から読み出したプログラム等が展開される。システムタイマ93は、各種制御に用いる時間や内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
電源制御部94は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源スイッチ32の操作をきっかけに、電源制御部94は、その検出結果及びシステム制御部80の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体300を含む各部へ供給する。電源部95は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F96は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体300とのインターフェースである。
通信部97は、無線または有線ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部97は、無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。また、通信部97は、Bluetooth(登録商標)や Bluetooth Low Energyでも外部機器と通信可能である。通信部97は、撮像部84で撮像した画像や、記録媒体300に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像やその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部98は、重力方向に対するカメラ本体100の姿勢を検知する。例えば、姿勢検知部98で検知された姿勢に基づいて、撮像部84で撮影された画像がカメラ本体100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像であるかを判定可能である。システム制御部80は、姿勢検知部98で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部84で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部98としては、加速度センサやジャイロセンサなどを用いることができる。姿勢検知部98である加速度センサやジャイロセンサを用いて、カメラ本体100の動き(パン、チルト、持ち上げ、静止しているか否か等)を検知することも可能である。
レンズ装置200は、ズームレンズおよびフォーカスレンズを含むレンズ群である。レンズ装置200は、通常、複数枚のレンズ201から構成されるが、ここでは簡略して一枚のレンズのみで示している。カメラ本体100およびレンズ装置200にそれぞれ備るカメラ側の通信端子51およびレンズユニット側の通信端子202は、金属接点で構成された電気接点部(不図示)を介して電気的に通信を行う為の通信部材である。
レンズ装置200は、カメラ側の通信端子51およびレンズ側の通信端子202を介してカメラ本体100のシステム制御部80と通信する。そしてレンズ装置200は、内部のレンズシステム制御回路203によって絞り駆動回路204を介して絞り205の制御を行い、AF駆動回路206を介して、レンズ201の位置を変位させることで焦点を合わせる。
記録媒体300は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
ところで、特許文献2に開示された制御装置は、手のひら、指先を検出するが、入力操作するためにタッチ領域に特定の入力操作をしなければ、所望のプログラムが動作しない。そこで本実施形態では、図3乃至図6を参照して、把持状態に応じてユーザが次に操作する動作を予測してモード(メイン表示部11の表示内容)を変更することが可能な操作入力装置について説明する。本実施形態では、ユーザがカメラ本体100を単に把持しているかだけではなく、どのような持ち方をしているかを検知し、把持状態の入力情報を制御する方法について詳述する。
図3は、カメラ本体100を把持した右手70の一例を示す図である。カメラ本体100を把持する右手70は、親指71、人差指72、中指73、薬指74、小指75で構成されている。ユーザがカメラ本体100を右手70で把持する際、図1(b)を参照して説明した第一のグリップ部61と接触する接触部は、中指の接触部73a、薬指の74a、小指の接触部75aである。また、第二のグリップ部62と接触する接触部は、親指の接触部71aである。また、第三のグリップ部63と接触する手のひら(親指の付け根付近)76の接触部は、親指の付け根付近の接触部76aである。
図4は、カメラ本体100を右手で把持および操作部材30を操作したときの一例を示す図であり、図4(A-1)、(B-1)、(C-1)は背面斜視図、図4(A-2)、(B-2)、(C-2)は上面図をそれぞれ示す。
図4(A-1)、(A-2)は、撮影直前の姿勢である撮影待機状態で、ユーザが右手でカメラ本体100を把持している状態を示す図である。ユーザは、カメラ本体100を右手の中指73、薬指74、小指75を第一のグリップ部61の前面から内壁面にしっかりと添え、親指71を第二のグリップ部62に押さえつけることで、カメラ本体100を把持している。また、右手70の親指71の付け根付近である接触部76aをカメラ本体100の第三のグリップ部63と当接させることで、カメラ本体100は安定する。またユーザは、左手(不図示)をレンズ装置200の下、またはカメラ本体100本体の左側面、或いは底面周辺を把持することで、さらに安定してカメラ本体100を把持することができる。そして、この状態で人差指72をシャッターボタン42に添えることで、理想的な撮影姿勢を維持した撮影待機状態となる。このとき、図4(A-2)に示されるように、右手70はカメラ本体100をしっかりと把持するために、隙間なくカメラ本体100と右手70とは接触した状態であることが望ましい。
図4(B-1)、(B-2)は、撮影系ボタンであるAFONボタン36、AEロックボタン37、およびAFフレーム/拡大縮小ボタン38を操作する際の状態を示す図である。この状態では、撮影待機状態である図4(A-1)、(A-2)の把持状態から、親指71が第二のグリップ部62から離れた状態である。この状態は、AFONボタン36やAEロックボタン37などの撮影系ボタンの操作を行った後、すぐに撮影待機状態に戻るため、撮影待機状態である図4(A-1)、(A-2)と同様に、カメラ本体100をしっかりと把持した状態であることが望ましい。図4(B-1)(B-2)では、右手70の親指71がAFONボタン36を操作する状態を示している。
図4(C-1)、(C-2)は、ユーザが撮影を一時中断し、再生ボタン39、SETボタン35、および十字キー34を操作する状態を示す。この状態では、第二のグリップ部62から親指71が離れ、撮影系ボタン操作を行う図4(B-1)、(B-2)の把持状態から、さらに親指71が再生ボタン39、SETボタン35、および十字キー34の方向へ移動する。このため、ユーザの右手70の親指の付け根付近の接触部76aが第三のグリップ部63から離れた状態である。ここでは、図4(C-2)に示されているように、図1(b)を参照して説明した再生ボタン39を操作することを前提に説明を行う。
図5は、ユーザがカメラ本体100を右手70で把持した状態において、第一のセンサ61a、第二のセンサ62a、および第三のセンサ63aの検出状態を示す表である。列400は、カメラ本体100とユーザの右手70を示す列である。列410は、列400をさらに細分化し、第一~第三のセンサ61a、62a、63aと、親指71、人差指72、中指73、薬指74、小指75、および親指の付け根付近(手のひら76)の接触部71a、72a、73a、74a、75a76aを示す列である。
列420は、図4(A-1)、(A-2)のようにカメラ本体100を右手70で把持した状態を示し、第一のセンサ61aには中指73、薬指74、小指75が接触する。なお小指75は、接触または非接触を問わない。第二のセンサ62aには、親指71が接触し、第三のセンサ63aには、右手70の親指の付け根付近の接触部76aが接触する。このとき、第一のセンサ61a、第二のセンサ62a、および第三のセンサ63aの検知状態はON状態である。従って、第一のセンサ61aは接触、第二のセンサ62aは接触、第三のセンサ63aは接触または非接触という情報がシステム制御部80に入力され、ユーザがカメラ本体100を構え撮影待機状態に移行したと判定する。なお、第三のセンサ63aおよび小指75の接触または非接触を問わない点については、ユーザの手の大きさや握り方によってばらつきが生じることを考慮したためであり、誤操作を低減させる効果がある。
列430は、図4(B-1)、(B-2)のようにカメラ本体100を右手70で把持した状態を表し、第一のセンサ61aには中指73、薬指74、小指75が接触する。なお、小指75は非接触でもよい。また第三のセンサ63aは、右手70の親指の付け根付近の接触部76aが接触し、検知状態はON状態である。第二のセンサ62aは、撮影系の操作部材を操作するために親指71が離れ、検知状態はOFF状態である。従って、第一のセンサ61aは接触、第二のセンサ62aは非接触、第三のセンサ63aは接触という情報がシステム制御部80に入力される。そしてシステム制御部80は、ユーザが撮影待機状態から、撮影系の操作部材30(AFONボタン36、AEロックボタン37、AFフレーム/拡大縮小ボタン38)を操作すると判定することが可能となる。
列440は、図4(C-1)、(C-2)のようにカメラ本体100を右手70で把持した状態を表し、第一のセンサ61aには中指73、薬指74、小指75が接触し(なお、小指75は非接触でも可)、検知状態はON状態である。また、第二のセンサ62aおよび第三のセンサ63aは、親指71および親指の付け根付近の接触部76aが離れ、検知状態はOFF状態である。従って、第一のセンサ61aは接触、第二のセンサ62aは非接触、第三のセンサ63aは非接触という情報がシステム制御部80に入力され、ユーザが再生ボタン39を操作する判定を行う。
次に、図6を参照して、ユーザがカメラ本体100の第一のグリップ部61、第二のグリップ部62、および第三のグリップ部63を把持し、背面に備わる操作部材30を操作するまでの一連の処理(制御方法)を説明する。図6は、本実施形態における制御方法のフローチャートである。図6のフローチャートは、システム制御部80が各処理ブロックを制御して実行される処理手順を示す。本処理は、システム制御部80がシステムメモリ92に格納されているプログラムを展開し実行することにより実現される。ここでは、所定のアプリケーションが起動した状態から処理を開始するものとする。
まず、ステップS101において、カメラ本体100の電源スイッチ32をONにすると、電源が各ユニットに供給される。続いてステップS102において、システム制御部80は、第一のセンサ61aから第一の検出信号が入力されたか否か、すなわち第一のグリップ部61をユーザが把持したか否かを判定する。第一のグリップ部61をユーザが把持した場合、第一のセンサ61aはシステム制御部80に把持情報を送信し、ステップS103に移行する。一方、第一のグリップ部61をユーザが把持していない場合、ステップS109に移行する。
ステップS103において、システム制御部80は、第二のセンサ62aから第二の検出信号が入力されたか否か、すなわち第二のグリップ部62をユーザが把持したか否かを判定する。第二のグリップ部62をユーザが把持した場合、第二のセンサ62aはシステム制御部80に把持情報を送信し、ステップS104に移行する。一方、第二のグリップ部62をユーザが把持していない場合、ステップS105に移行する。
ステップS104において、システム制御部80は、第三のグリップ部63をユーザが把持したか否かを判定する。本実施形態において、第三のセンサ63aの把持情報に関わらず(すなわち、第三のグリップ部63をユーザが把持したか否かに関わらず)、ステップS106に移行する。
ステップS105において、システム制御部80は、第三のセンサ63aから第三の検出信号が入力されたか否か、すなわち第三のグリップ部63をユーザが把持したか否かを判定する。第三のグリップ部63をユーザが把持した場合、第三のセンサ63aはシステム制御部80に把持情報を送信し、ステップS107に移行する。一方、第三のグリップ部63をユーザが把持していない場合、ステップS108に移行する。
ステップS106において、システム制御部80は、ユーザがカメラ本体100を把持し、撮影待機状態であると判定する。すなわちシステム制御部80は、第一のグリップ部61と第二のグリップ部62とをユーザが把持した状態である場合、第三のグリップ部63の状態に関わらずユーザがカメラ本体100を把持した(撮影待機モードに移行する)と判定する。システム制御部80は、システムメモリ92に格納されている所望の動作を各ユニットに指示することで、撮影時における最適な状態を維持することが可能となる。本実施形態において、ステップS106は、ステップS101と同様に各ユニットに電源供給された状態であるが、システムメモリ92に格納された情報によって撮影に最適な状態にすることが望ましい。例えば、各ユニットがスリープ状態から復帰動作に移行し、即時撮影動作が可能な状態にするなどである。
ステップS107において、ユーザは第一のグリップ部61と第三のグリップ部63を把持し、且つ第二のグリップ部62から親指71を離反させた状態である。このためシステム制御部80は、ユーザがカメラ本体100を把持した状態から、操作系のボタン(例えばAFONボタン36)を操作しようとしている(撮影パラメータ変更モードに移行する)と判定する。システム制御部80は、システムメモリ92に格納されている所望の動作を各ユニットに指示することで、撮影系のボタン操作における最適な動作を実施することが可能となる。例えば、AFONボタン36を操作しようとしている場合、既存のAF合焦位置・範囲をEVF21に表示(重畳)し、AFONボタン36の操作が改めて必要か否かをユーザに促すことが可能となる。また、他の実施形態として、例えば、AEロックボタン37のように撮影時に使用するボタンであればよく、AEロックボタン37を操作した場合、測光タイマを強制的に解除させるようなプログラムを動作させてもよい。
また、カメラ本体100の背面に操作部材30が無く、前面タッチパネルで覆われた不図示のカメラを想定した場合、ファインダをのぞきながら右手操作系のボタンを操作すると、ボタンの凹凸を感じることができず操作が難しい。この場合、図6のステップS107にて親指の位置をタッチパネルの静電容量値を検出し、EVF21にボタンの位置と親指の位置を重畳させるプログラムを動作させてもよい。
ステップS108において、ユーザが第一のグリップ部61を把持し、且つ第二のグリップ部62および第三のグリップ部63から親指71および親指の付け根付近の接触部76aを離反させた状態である。このためシステム制御部80は、ユーザがカメラ本体100を把持した状態から、再生ボタンまたはカメラの設定を変更するボタンを操作しようとしていると判定する。ここでは、再生ボタンを操作する(再生モードに移行する)ことを前提に説明を続ける。システム制御部80は、システムメモリ92に格納されている所望の動作を各ユニットに指示することで、撮影系のボタン操作における最適な動作を実施することが可能となる。例えば、再生ボタンを操作しようとしている場合、既存の再生ボタン39を押圧操作することなく撮影した画像をメイン表示部11に表示することができ、瞬時に画像を再生・確認することが可能となる。
ステップS109において、カメラ本体100の電源スイッチ32をONした後に、ユーザがカメラ本体100を把持していない状態である。このときシステム制御部80は、システムメモリ92に格納されている所望の動作を各ユニットに指示することで最適な状態にすることが可能となる。ここでは、省電力モードに移行することが望ましく、各ユニットの電力供給は制限され、電力消費を実現する効果がある。例えば、ストラップによって首からカメラ本体100を下げている状態の場合、ユーザは撮影の意思がなく、操作部材を操作可能にしておく必要はないためスリープモードに移行し、節電することが望ましい。
以上のように、本実施形態において、制御部(システム制御部80)は、第一の検出部(第一のセンサ61a)の第一の検出信号と第二の検出部(第二のセンサ62a)の第二の検出信号に基づいて、表示部(メイン表示部11)の表示内容を変更する。
好ましくは、制御部は、第一の検出信号が入力され、且つ第二の検出信号が入力されていない場合(ステップS102でYES、ステップS103でNOの場合)、表示部の表示内容を変更する。より好ましくは、制御部は、第一の検出信号が入力され、且つ第二の検出信号が入力されていない場合、表示部の表示内容を、撮影の際に使用する表示内容(撮影パラメータ変更モード)に変更する。
好ましくは、制御部は、第一の検出部の第一の検出信号と第二の検出部の第二の検出信号と第三の検出部の第三の検出信号とに基づいて、表示部の表示内容を変更する。好ましくは、制御部は、第一の検出信号が入力され、且つ第二の検出信号および第三の検出信号が入力されていない場合(ステップS102でYES、ステップS103でNO、ステップS105でNO)、表示部の表示内容を変更する。より好ましくは、制御部は、第一の検出信号が入力され、且つ第二の検出信号および第三の検出信号が入力されていない場合、表示部の表示内容を、再生の際に使用する表示内容(再生モード)に変更する。また好ましくは、制御部は、第一の検出信号が入力され、且つ第二の検出信号が入力されていない状態において、第三の検出信号が入力されている場合、表示部の表示内容を第一の表示内容(撮影パラメータ変更モード)に変更する。一方、制御部は、第一の検出信号が入力され、且つ第二の検出信号が入力されていない状態において、第三の検出信号が入力されていない場合、表示部の表示内容を第二の表示内容(再生モード)に変更する。
本実施形態によれば、ユーザの把持状態に基づいて、ユーザの次の動作を予測して表示部の表示内容を変更することが可能な操作入力装置および電子機器を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、本実施形態では3つの検出センサを配置しているが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、2つの検出センサのみを用いる場合や4つ以上の検出センサを用いる場合にも適用可能である。
11 メイン表示部(表示部)
61 第一のグリップ部(第一の把持部)
61a 第一のセンサ(第一の検出部)
62 第二のグリップ部(第二の把持部)
62a 第二のセンサ(第二の検出部)
80 システム制御部(制御部)
61 第一のグリップ部(第一の把持部)
61a 第一のセンサ(第一の検出部)
62 第二のグリップ部(第二の把持部)
62a 第二のセンサ(第二の検出部)
80 システム制御部(制御部)
Claims (12)
- 表示部と、
第一の把持部に配置された第一の検出部と、
第二の把持部に配置された第二の検出部と、
前記第一の検出部の第一の検出信号と前記第二の検出部の第二の検出信号に基づいて、前記表示部の表示内容を変更する制御部と、を有することを特徴とする操作入力装置。 - 前記制御部は、前記第一の検出信号が入力され、且つ前記第二の検出信号が入力されていない場合、前記表示部の表示内容を変更することを特徴とする請求項1に記載の操作入力装置。
- 前記制御部は、前記第一の検出信号が入力され、且つ前記第二の検出信号が入力されていない場合、前記表示部の表示内容を、撮影の際に使用する表示内容に変更することを特徴とする請求項2に記載の操作入力装置。
- 前記第一の検出部は、前記第一の把持部における把持状態を検出し、
前記第二の検出部は、前記第二の把持部における把持状態を検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の操作入力装置。 - 前記第一の検出部および前記第二の検出部はそれぞれ、静電容量センサまたは圧力センサの少なくとも一つを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の操作入力装置。
- 第三の把持部に配置された第三の検出部を更に有し、
前記制御部は、前記第一の検出部の第一の検出信号と前記第二の検出部の第二の検出信号と前記第三の検出部の第三の検出信号とに基づいて、前記表示部の表示内容を変更することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の操作入力装置。 - 前記制御部は、前記第一の検出信号が入力され、且つ前記第二の検出信号および前記第三の検出信号が入力されていない場合、前記表示部の表示内容を変更することを特徴とする請求項6に記載の操作入力装置。
- 前記制御部は、前記第一の検出信号が入力され、且つ前記第二の検出信号および前記第三の検出信号が入力されていない場合、前記表示部の表示内容を、再生の際に使用する表示内容に変更することを特徴とする請求項7に記載の操作入力装置。
- 前記制御部は、前記第一の検出信号が入力され、且つ前記第二の検出信号が入力されていない状態において、
前記第三の検出信号が入力されている場合、前記表示部の表示内容を第一の表示内容に変更し、
前記第三の検出信号が入力されていない場合、前記表示部の表示内容を第二の表示内容に変更することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の操作入力装置。 - 第一の把持部と、
第二の把持部と、
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の操作入力装置と、を有することを特徴とする電子機器。 - 前記第一の把持部は、前記電子機器の前面に配置され、
前記第二の把持部は、前記電子機器の背面に配置されていることを特徴とする請求項10に記載の電子機器。 - 前記電子機器の側面に配置された第三の把持部を更に有することを特徴とする請求項10または11に記載の電子機器。
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JP2021125047A JP2023019951A (ja) | 2021-07-30 | 2021-07-30 | 操作入力装置および電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2021125047A Pending JP2023019951A (ja) | 2021-07-30 | 2021-07-30 | 操作入力装置および電子機器 |
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-
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- 2021-07-30 JP JP2021125047A patent/JP2023019951A/ja active Pending
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