JPH11284638A - 通信システム - Google Patents
通信システムInfo
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- JPH11284638A JPH11284638A JP10103365A JP10336598A JPH11284638A JP H11284638 A JPH11284638 A JP H11284638A JP 10103365 A JP10103365 A JP 10103365A JP 10336598 A JP10336598 A JP 10336598A JP H11284638 A JPH11284638 A JP H11284638A
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- unit
- data
- system clock
- transmission
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 相手方装置から受信した信号S1に含ま
れる受信データD1と相手方システムクロックC3と
は、データ/クロック分離部17において分離される。
受信データD1は、受信セルエラスティック部15に一
時格納され、自装置システムクロックC2によって読み
出される。相手方システムクロックC3は、送信セルエ
ラスティック部14に一時格納された送信データD2の
送信用同期信号に使用される。 【効果】 自装置システムクロックC2と相手方システ
ムクロックC3とが同期していなくても、受信データD
1や送信データD2が互いに欠落無しに送受信できる。
れる受信データD1と相手方システムクロックC3と
は、データ/クロック分離部17において分離される。
受信データD1は、受信セルエラスティック部15に一
時格納され、自装置システムクロックC2によって読み
出される。相手方システムクロックC3は、送信セルエ
ラスティック部14に一時格納された送信データD2の
送信用同期信号に使用される。 【効果】 自装置システムクロックC2と相手方システ
ムクロックC3とが同期していなくても、受信データD
1や送信データD2が互いに欠落無しに送受信できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ送受信のた
めに使用されるシステムクロックの同期障害に基づくデ
ータの欠落等を防止する機能を持つ通信システムに関す
る。
めに使用されるシステムクロックの同期障害に基づくデ
ータの欠落等を防止する機能を持つ通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、ATM(非同期転送モード)ネ
ットワークにおいて、相互に通信網を介して接続された
通信装置間でデータを送受信する場合に、データは送信
側の通信装置が生成したシステムクロックに同期した状
態で相手方に送信される。受信側の通信装置は、自装置
が生成したシステムクロックを用いて受信データを処理
する。こうしたシステムにおいて、相手方のシステムク
ロックと自装置のシステムクロックの周波数にずれがあ
ると、受信データに欠落が生じるおそれがある。データ
の欠落無しに伝送を行うためには網同期が必要になる。
こうした網同期を実現するために、次のような方式が知
られている。
ットワークにおいて、相互に通信網を介して接続された
通信装置間でデータを送受信する場合に、データは送信
側の通信装置が生成したシステムクロックに同期した状
態で相手方に送信される。受信側の通信装置は、自装置
が生成したシステムクロックを用いて受信データを処理
する。こうしたシステムにおいて、相手方のシステムク
ロックと自装置のシステムクロックの周波数にずれがあ
ると、受信データに欠落が生じるおそれがある。データ
の欠落無しに伝送を行うためには網同期が必要になる。
こうした網同期を実現するために、次のような方式が知
られている。
【0003】1.独立同期方式 各通信装置に、それぞれ独立した発振器が設置されてお
り、各々の発振器はある安定度の範囲内で同一周波数の
クロックを発生する。こうすれば送信側も受信側も同一
周波数のクロックを使用し、それぞれ同期したデータ処
理が可能となる。この方式は網の増設、改廃に柔軟性が
あるという利点を有する反面、各局に高安定度の発振器
が必要となり、経済的に不利な面がある。
り、各々の発振器はある安定度の範囲内で同一周波数の
クロックを発生する。こうすれば送信側も受信側も同一
周波数のクロックを使用し、それぞれ同期したデータ処
理が可能となる。この方式は網の増設、改廃に柔軟性が
あるという利点を有する反面、各局に高安定度の発振器
が必要となり、経済的に不利な面がある。
【0004】2.相互同期方式 各通信装置がそれぞれお互いに相手方の発生するシステ
ムクロックを受信し、自局のクロックとの位相差をもと
に自局のクロック周波数を制御する。これにより各局の
クロック周波数と位相とが正確に同期制御される。この
方式は、さほど高価な発振器を必要とせずに網内のシス
テムクロックを合わせることができる。しかしながら、
1つの発振器の故障が網全体に影響を及ぼす恐れがあ
り、故障の切り分けが難しく、運用性に問題が残る。
ムクロックを受信し、自局のクロックとの位相差をもと
に自局のクロック周波数を制御する。これにより各局の
クロック周波数と位相とが正確に同期制御される。この
方式は、さほど高価な発振器を必要とせずに網内のシス
テムクロックを合わせることができる。しかしながら、
1つの発振器の故障が網全体に影響を及ぼす恐れがあ
り、故障の切り分けが難しく、運用性に問題が残る。
【0005】3.従属同期方式 主局のクロック周波数に従属局のクロック周波数を合わ
せる。網内の周波数を均一に保持できる最も実用的な方
法といえる。
せる。網内の周波数を均一に保持できる最も実用的な方
法といえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
上記のように、主局のクロック周波数に従属局のクロッ
ク周波数を合わせる従属同期方式が従来最も広く用いら
れている。しかしながら、主局のクロック周波数に自局
のクロック周波数を合わせる機能を持たない従属局を網
に接続することがある。こうした場合には、主局のクロ
ック周波数と従属局のクロック周波数との間にずれが生
じる可能性がある。また、周波数のずれが生じないとし
てもシステムクロックに位相差が生じる場合がある。い
ずれの場合においても、受信側でデータの欠落が間欠的
に生じる恐れがあった。
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
上記のように、主局のクロック周波数に従属局のクロッ
ク周波数を合わせる従属同期方式が従来最も広く用いら
れている。しかしながら、主局のクロック周波数に自局
のクロック周波数を合わせる機能を持たない従属局を網
に接続することがある。こうした場合には、主局のクロ
ック周波数と従属局のクロック周波数との間にずれが生
じる可能性がある。また、周波数のずれが生じないとし
てもシステムクロックに位相差が生じる場合がある。い
ずれの場合においても、受信側でデータの欠落が間欠的
に生じる恐れがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉相手方の通信装置から受信した信号に含まれ
る、受信データと、データ転送のための相手方システム
クロックとを分離するデータ/クロック分離部と、この
データ/クロック分離部により分離した上記受信データ
を一時格納する受信先入れ先出し部と、この受信先入れ
先出し部に格納された上記受信データを、自装置で生成
した自装置システムクロックに同期させて読み出す通信
処理部と、上記相手方の通信装置に送信すべき送信デー
タを一時格納する送信先入れ先出し部と、上記データ/
クロック分離部により分離された相手方システムクロッ
クに同期させて、上記送信先入れ先出し部から上記送信
データを読み出して相手方通信装置に送信するデータ/
クロック多重部とを備えたことを特徴とする通信システ
ム。
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉相手方の通信装置から受信した信号に含まれ
る、受信データと、データ転送のための相手方システム
クロックとを分離するデータ/クロック分離部と、この
データ/クロック分離部により分離した上記受信データ
を一時格納する受信先入れ先出し部と、この受信先入れ
先出し部に格納された上記受信データを、自装置で生成
した自装置システムクロックに同期させて読み出す通信
処理部と、上記相手方の通信装置に送信すべき送信デー
タを一時格納する送信先入れ先出し部と、上記データ/
クロック分離部により分離された相手方システムクロッ
クに同期させて、上記送信先入れ先出し部から上記送信
データを読み出して相手方通信装置に送信するデータ/
クロック多重部とを備えたことを特徴とする通信システ
ム。
【0008】〈構成2〉構成1に記載の通信システムに
おいて、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックと、自装置で生成した自装置シ
ステムクロックのうちのいずれか一方を選択して、当該
システムクロックを、上記送信先入れ先出し部に格納さ
れた送信データの送信用同期信号として供給するセレク
タ部を備えたことを特徴とする通信システム。
おいて、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックと、自装置で生成した自装置シ
ステムクロックのうちのいずれか一方を選択して、当該
システムクロックを、上記送信先入れ先出し部に格納さ
れた送信データの送信用同期信号として供給するセレク
タ部を備えたことを特徴とする通信システム。
【0009】〈構成3〉構成1に記載の通信システムに
おいて、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックと、自装置で生成した自装置シ
ステムクロックのうちのいずれか一方を選択して、当該
システムクロックを、上記送信先入れ先出し部に格納さ
れた送信データの送信用同期信号として供給するセレク
タ部と、このセレクタ部の選択動作を遠隔制御する端末
とを備えたことを特徴とする通信システム。
おいて、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックと、自装置で生成した自装置シ
ステムクロックのうちのいずれか一方を選択して、当該
システムクロックを、上記送信先入れ先出し部に格納さ
れた送信データの送信用同期信号として供給するセレク
タ部と、このセレクタ部の選択動作を遠隔制御する端末
とを備えたことを特徴とする通信システム。
【0010】〈構成4〉構成1に記載の通信システムに
おいて、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックと、自装置で生成した自装置シ
ステムクロックのうちのいずれか一方を選択して、当該
システムクロックを、上記送信先入れ先出し部に格納さ
れた送信データの送信用同期信号として供給するセレク
タ部と、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックを監視する回線クロック障害検
出部と、この回線クロック障害検出部が相手方システム
クロックのクロック障害を検出したときは、自装置シス
テムクロックを選択し、その他の場合は、相手方システ
ムクロックを選択して、当該システムクロックを、上記
送信先入れ先出し部に格納された送信データの送信用同
期信号として供給するように、上記セレクタ部の選択動
作を制御するセレクタ切替制御部を備えたことを特徴と
する通信システム。
おいて、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックと、自装置で生成した自装置シ
ステムクロックのうちのいずれか一方を選択して、当該
システムクロックを、上記送信先入れ先出し部に格納さ
れた送信データの送信用同期信号として供給するセレク
タ部と、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックを監視する回線クロック障害検
出部と、この回線クロック障害検出部が相手方システム
クロックのクロック障害を検出したときは、自装置シス
テムクロックを選択し、その他の場合は、相手方システ
ムクロックを選択して、当該システムクロックを、上記
送信先入れ先出し部に格納された送信データの送信用同
期信号として供給するように、上記セレクタ部の選択動
作を制御するセレクタ切替制御部を備えたことを特徴と
する通信システム。
【0011】〈構成5〉構成1に記載の通信システムに
おいて、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックと、自装置で生成した自装置シ
ステムクロックのうちのいずれか一方を選択して、当該
システムクロックを、上記送信先入れ先出し部に格納さ
れた送信データの送信用同期信号として供給するセレク
タ部と、上記自装置システムクロックを監視する内部ク
ロック障害検出部を備え、上記内部クロック障害検出部
が自装置システムクロックのクロック障害を検出したと
きは、相手方システムクロックを選択して、当該相手方
システムクロックを、上記送信先入れ先出し部に格納さ
れた送信データの送信用同期信号として供給するよう
に、上記セレクタ部の選択動作を制御するセレクタ切替
制御部を備えたことを特徴とする通信システム。
おいて、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックと、自装置で生成した自装置シ
ステムクロックのうちのいずれか一方を選択して、当該
システムクロックを、上記送信先入れ先出し部に格納さ
れた送信データの送信用同期信号として供給するセレク
タ部と、上記自装置システムクロックを監視する内部ク
ロック障害検出部を備え、上記内部クロック障害検出部
が自装置システムクロックのクロック障害を検出したと
きは、相手方システムクロックを選択して、当該相手方
システムクロックを、上記送信先入れ先出し部に格納さ
れた送信データの送信用同期信号として供給するよう
に、上記セレクタ部の選択動作を制御するセレクタ切替
制御部を備えたことを特徴とする通信システム。
【0012】〈構成6〉構成1に記載の通信システムに
おいて、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックと、自装置で生成した自装置シ
ステムクロックのうちのいずれか一方を選択して、当該
システムクロックを、上記送信先入れ先出し部に格納さ
れた送信データの送信用同期信号として供給するセレク
タ部と、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックを監視する回線クロック障害検
出部と、上記自装置システムクロックを監視する内部ク
ロック障害検出部と、セレクタ部の選択動作を遠隔制御
する端末と、上記回線クロック障害検出部と上記内部ク
ロック障害検出部と上記端末の出力とを受け入れて、上
記セレクタ部の選択動作を最適化制御するセレクタ切替
制御部を備えたことを特徴とする通信システム。
おいて、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックと、自装置で生成した自装置シ
ステムクロックのうちのいずれか一方を選択して、当該
システムクロックを、上記送信先入れ先出し部に格納さ
れた送信データの送信用同期信号として供給するセレク
タ部と、上記データ/クロック分離部により分離された
相手方システムクロックを監視する回線クロック障害検
出部と、上記自装置システムクロックを監視する内部ク
ロック障害検出部と、セレクタ部の選択動作を遠隔制御
する端末と、上記回線クロック障害検出部と上記内部ク
ロック障害検出部と上記端末の出力とを受け入れて、上
記セレクタ部の選択動作を最適化制御するセレクタ切替
制御部を備えたことを特徴とする通信システム。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、具体例1の装置のブロック図であ
る。図に示すATM通信装置10とATM通信装置20
とは、互いにネットワークNを介して接続され、相互に
通信を行うよう構成されている。ここで、ATM通信装
置10のことを自装置と呼び、ATM通信装置20のこ
とを相手方装置と呼ぶことにする。このATM通信装置
10を主局と仮定した場合に、主局のシステムクロック
に自局のシステムクロックを同期させるための機能を持
たない従属局をATM通信装置20として、これに対処
するシステムを説明する。
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、具体例1の装置のブロック図であ
る。図に示すATM通信装置10とATM通信装置20
とは、互いにネットワークNを介して接続され、相互に
通信を行うよう構成されている。ここで、ATM通信装
置10のことを自装置と呼び、ATM通信装置20のこ
とを相手方装置と呼ぶことにする。このATM通信装置
10を主局と仮定した場合に、主局のシステムクロック
に自局のシステムクロックを同期させるための機能を持
たない従属局をATM通信装置20として、これに対処
するシステムを説明する。
【0014】ATM通信装置20は、従来一般の基本的
な構成を備えた装置である。これを相手方装置と呼ぶこ
とにする。ATM通信装置10には、このATM通信装
置20にあるものと同様の機能ブロックに加えて、いく
つかの新たな機能ブロックを追加している。これは自装
置と呼んでいる。
な構成を備えた装置である。これを相手方装置と呼ぶこ
とにする。ATM通信装置10には、このATM通信装
置20にあるものと同様の機能ブロックに加えて、いく
つかの新たな機能ブロックを追加している。これは自装
置と呼んでいる。
【0015】まず、ATM通信装置10には、装置の動
作を制御するための基準クロックC1を発生する基準ク
ロック発生装置11が接続されている。また、ATM通
信装置10の内部には、クロック逓倍器12、ATM通
信処理部13、送信セルエラスティック部14、受信セ
ルエラスティック部15、データ/クロック多重部1
6、データ/クロック分離部17が設けられている。
作を制御するための基準クロックC1を発生する基準ク
ロック発生装置11が接続されている。また、ATM通
信装置10の内部には、クロック逓倍器12、ATM通
信処理部13、送信セルエラスティック部14、受信セ
ルエラスティック部15、データ/クロック多重部1
6、データ/クロック分離部17が設けられている。
【0016】相手方のATM通信装置20には、基準ク
ロック発生装置21が接続され、装置内部には、クロッ
ク逓倍器22、ATM通信処理部23、データ/クロッ
ク分離部24及びデータ/クロック多重部25が設けら
れている。ATM通信装置10のクロック逓倍器12と
ATM通信装置20のクロック逓倍器22は、それぞれ
入力する基準クロックを周波数変換し、システムクロッ
クを作る分周回路等により構成される。クロック逓倍器
12が基準クロックC1から生成するシステムクロック
を自装置システムクロックC2と呼ぶことにする。ま
た、クロック逓倍器22が基準クロックC4から生成す
るシステムクロックを相手方システムクロックC3と呼
ぶことにする。
ロック発生装置21が接続され、装置内部には、クロッ
ク逓倍器22、ATM通信処理部23、データ/クロッ
ク分離部24及びデータ/クロック多重部25が設けら
れている。ATM通信装置10のクロック逓倍器12と
ATM通信装置20のクロック逓倍器22は、それぞれ
入力する基準クロックを周波数変換し、システムクロッ
クを作る分周回路等により構成される。クロック逓倍器
12が基準クロックC1から生成するシステムクロック
を自装置システムクロックC2と呼ぶことにする。ま
た、クロック逓倍器22が基準クロックC4から生成す
るシステムクロックを相手方システムクロックC3と呼
ぶことにする。
【0017】ATM通信処理部13とATM通信処理部
23とは、それぞれATM通信を終端する処理を実行す
る部分である。自体的には、例えばATMスイッチ等で
ある。図1には、データ/クロック分離部24が1つだ
け接続されているが、ATMスイッチの場合には、方路
分の数のデータ/クロック分離部24が接続されること
になる。データ/クロック分離部17とデータ/クロッ
ク分離部24とは、いずれも外部から受信した信号をデ
ータと回線抽出のためのシステムクロックとに分離する
機能を持つ部分である。また、データ/クロック多重部
16とデータ/クロック多重部25とは、いずれもデー
タとクロックを多重化して送信する部分である。
23とは、それぞれATM通信を終端する処理を実行す
る部分である。自体的には、例えばATMスイッチ等で
ある。図1には、データ/クロック分離部24が1つだ
け接続されているが、ATMスイッチの場合には、方路
分の数のデータ/クロック分離部24が接続されること
になる。データ/クロック分離部17とデータ/クロッ
ク分離部24とは、いずれも外部から受信した信号をデ
ータと回線抽出のためのシステムクロックとに分離する
機能を持つ部分である。また、データ/クロック多重部
16とデータ/クロック多重部25とは、いずれもデー
タとクロックを多重化して送信する部分である。
【0018】上記の各機能ブロックは従来の通信装置に
設けられていたものとかわる所はなく、さらに具体的な
構造等の説明は省略する。ここで本発明においては、A
TM通信装置10に、新たに、送信セルエラスティック
部14と受信セルエラスティック部15とを設ける。こ
れらは、いずれも、よく知られた先入れ先出しメモリに
より構成される。これらによって、相手方装置とのシス
テムクロック周波数の相違あるいは位相のミスマッチに
より生じる弊害を防止する。
設けられていたものとかわる所はなく、さらに具体的な
構造等の説明は省略する。ここで本発明においては、A
TM通信装置10に、新たに、送信セルエラスティック
部14と受信セルエラスティック部15とを設ける。こ
れらは、いずれも、よく知られた先入れ先出しメモリに
より構成される。これらによって、相手方装置とのシス
テムクロック周波数の相違あるいは位相のミスマッチに
より生じる弊害を防止する。
【0019】図1において、クロック逓倍器12の出力
する自装置システムクロックC2は、ATM通信処理部
13と、送信セルエラスティック部14と、受信セルエ
ラスティック部15とに供給される。自装置システムク
ロックC2は、ATM通信処理部13が送信セルエラス
ティック部14に送信データD2を書き込むための同期
制御に使用される。また、ATM通信処理部13が受信
セルエラスティック部15から受信データD1を読み出
すための同期制御に使用される。
する自装置システムクロックC2は、ATM通信処理部
13と、送信セルエラスティック部14と、受信セルエ
ラスティック部15とに供給される。自装置システムク
ロックC2は、ATM通信処理部13が送信セルエラス
ティック部14に送信データD2を書き込むための同期
制御に使用される。また、ATM通信処理部13が受信
セルエラスティック部15から受信データD1を読み出
すための同期制御に使用される。
【0020】一方、データ/クロック分離部17では、
相手方通信装置から受信した信号S1を受信データD1
と相手方システムクロックC3とに分離して、これらを
受信セルエラスティック部15に供給している。これに
よって、受信セルエラスティック部15には、受信デー
タD1が相手方システムブロックC3に同期して受信セ
ルエラスティック部15に書き込まれる。相手方システ
ムクロックC3は、さらに、送信セルエラスティック部
14とデータ/クロック多重部16とに供給される。
相手方通信装置から受信した信号S1を受信データD1
と相手方システムクロックC3とに分離して、これらを
受信セルエラスティック部15に供給している。これに
よって、受信セルエラスティック部15には、受信デー
タD1が相手方システムブロックC3に同期して受信セ
ルエラスティック部15に書き込まれる。相手方システ
ムクロックC3は、さらに、送信セルエラスティック部
14とデータ/クロック多重部16とに供給される。
【0021】これによって、データ/クロック多重部1
6は送信セルエラスティック部14に格納された送信デ
ータD2を相手方システムクロックC3の同期制御によ
り読み出し、これらを合成した信号S2を送信する。こ
の信号S2は、相手方装置であるATM通信装置20に
受信される。以上の構成の具体例1による装置につい
て、次の図2に示すシステムと比較をしながらその動作
を説明する。
6は送信セルエラスティック部14に格納された送信デ
ータD2を相手方システムクロックC3の同期制御によ
り読み出し、これらを合成した信号S2を送信する。こ
の信号S2は、相手方装置であるATM通信装置20に
受信される。以上の構成の具体例1による装置につい
て、次の図2に示すシステムと比較をしながらその動作
を説明する。
【0022】図2は、比較例のシステムのブロック図で
ある。この装置は、自装置であるATM通信装置30も
相手方装置であるATM通信装置20も全く同一の構成
とした。即ち、いずれの装置も図1を用いて説明したA
TM通信装置20と全く同一の構成になっている。この
システムでは、ATM通信装置30の基準クロック発生
装置31が発生した基準クロックC5を用いてクロック
逓倍器32がシステムクロックC6を生成する。そし
て、ATM通信処理部33が出力する送信データD6と
システムクロックC6とをデータ/クロック多重部34
において多重化する。こうして、ATM通信装置30か
らATM通信装置20に対して信号S2が送信される。
ある。この装置は、自装置であるATM通信装置30も
相手方装置であるATM通信装置20も全く同一の構成
とした。即ち、いずれの装置も図1を用いて説明したA
TM通信装置20と全く同一の構成になっている。この
システムでは、ATM通信装置30の基準クロック発生
装置31が発生した基準クロックC5を用いてクロック
逓倍器32がシステムクロックC6を生成する。そし
て、ATM通信処理部33が出力する送信データD6と
システムクロックC6とをデータ/クロック多重部34
において多重化する。こうして、ATM通信装置30か
らATM通信装置20に対して信号S2が送信される。
【0023】ATM通信装置20が受信した信号S2
は、データ/クロック分離部24でシステムクロックC
6を除去する。そのデータD6は、ATM通信処理部2
3において、自装置のクロック逓倍器22が生成するシ
ステムクロックC3によって同期制御され処理される。
この場合に、システムクロックC6とシステムクロック
C3との間に位相差があったり周波数のずれがあると、
ATM通信装置20のATM通信処理部23でデータD
6を処理する場合に、データの欠落等が発生する。逆方
向の通信も同様である。
は、データ/クロック分離部24でシステムクロックC
6を除去する。そのデータD6は、ATM通信処理部2
3において、自装置のクロック逓倍器22が生成するシ
ステムクロックC3によって同期制御され処理される。
この場合に、システムクロックC6とシステムクロック
C3との間に位相差があったり周波数のずれがあると、
ATM通信装置20のATM通信処理部23でデータD
6を処理する場合に、データの欠落等が発生する。逆方
向の通信も同様である。
【0024】一方、図1に示す本発明のシステムでは、
自装置であるATM通信装置10が受信した信号S1に
含まれる相手方システムクロックC3は、受信セルエラ
スティック部15に受信データD1を書き込む際に使用
される。一方、ATM通信処理部13が受信セルエラス
ティック部15から受信データD1を読み出す際には、
自装置システムクロックC2を用いる。従って、相手方
システムクロックC3と自装置システムクロックC2と
の間に位相差や周波数のずれがあったとしてもATM通
信処理部13は、受信データを正確に読み出し、処理す
ることができる。これにより、データの欠落等は生じな
い。
自装置であるATM通信装置10が受信した信号S1に
含まれる相手方システムクロックC3は、受信セルエラ
スティック部15に受信データD1を書き込む際に使用
される。一方、ATM通信処理部13が受信セルエラス
ティック部15から受信データD1を読み出す際には、
自装置システムクロックC2を用いる。従って、相手方
システムクロックC3と自装置システムクロックC2と
の間に位相差や周波数のずれがあったとしてもATM通
信処理部13は、受信データを正確に読み出し、処理す
ることができる。これにより、データの欠落等は生じな
い。
【0025】一方、送信データD2は、自装置システム
クロックC2に同期して送信セルエラスティック部14
に格納される。そして、送信データD2は、データ/ク
ロック分離部17で分離した相手方システムクロックC
3に同期して送信される。その結果、相手方のATM通
信装置20は、自己の生成したシステムクロックC3に
同期してATM通信装置10から送信された送信データ
D2を受信して処理することになる。従って、ATM通
信装置20の側においても、送信データと受信データの
システムクロックが完全に一致し、同期ずれ等によるデ
ータ欠落が生じない。
クロックC2に同期して送信セルエラスティック部14
に格納される。そして、送信データD2は、データ/ク
ロック分離部17で分離した相手方システムクロックC
3に同期して送信される。その結果、相手方のATM通
信装置20は、自己の生成したシステムクロックC3に
同期してATM通信装置10から送信された送信データ
D2を受信して処理することになる。従って、ATM通
信装置20の側においても、送信データと受信データの
システムクロックが完全に一致し、同期ずれ等によるデ
ータ欠落が生じない。
【0026】なお、上記のように、送信セルエラスティ
ック部14は、ATM通信処理部13からデータを送信
するとき、そのデータを一時的に蓄えて、書き込んだ順
にデータを読み出すために使用するもので、例示したF
IFO(先入れ先出し)メモリと同様の機能を持つ記憶
装置であればなんでもよい。受信セルエラスティック部
15も、外部から受信した受信データD1を一時的に蓄
えて、書き込んだ順にデータを読み出すために使用する
もので、送信セルエラスティック部14と同様の構成の
ものでよい。
ック部14は、ATM通信処理部13からデータを送信
するとき、そのデータを一時的に蓄えて、書き込んだ順
にデータを読み出すために使用するもので、例示したF
IFO(先入れ先出し)メモリと同様の機能を持つ記憶
装置であればなんでもよい。受信セルエラスティック部
15も、外部から受信した受信データD1を一時的に蓄
えて、書き込んだ順にデータを読み出すために使用する
もので、送信セルエラスティック部14と同様の構成の
ものでよい。
【0027】〈具体例1の効果〉以上のように、具体例
1のシステムは、送信セルエラスティック部14や受信
セルエラスティック部15といった先入れ先出しメモリ
を設けることによって、自装置側と相手方装置側で別々
のシステムクロックを用い、その位相差を吸収すること
ができる。しかも、従局側が従来どおりの構成であっ
て、主局側のシステムクロックと周波数や位相を合わせ
る機能を持たない場合であっても、相互にデータの送受
信を誤り無く欠落無く実行することができる。
1のシステムは、送信セルエラスティック部14や受信
セルエラスティック部15といった先入れ先出しメモリ
を設けることによって、自装置側と相手方装置側で別々
のシステムクロックを用い、その位相差を吸収すること
ができる。しかも、従局側が従来どおりの構成であっ
て、主局側のシステムクロックと周波数や位相を合わせ
る機能を持たない場合であっても、相互にデータの送受
信を誤り無く欠落無く実行することができる。
【0028】即ち、従局側は自己のシステムクロックに
同期してデータを送信し、受信したデータは自己のシス
テムクロックに同期しているから、主局側のシステムク
ロックを意識することなくデータの送受信ができる。そ
して、主局側と従局側とのシステムクロックに周波数の
ずれや位相のずれがあってもデータの欠落が生じること
がない。
同期してデータを送信し、受信したデータは自己のシス
テムクロックに同期しているから、主局側のシステムク
ロックを意識することなくデータの送受信ができる。そ
して、主局側と従局側とのシステムクロックに周波数の
ずれや位相のずれがあってもデータの欠落が生じること
がない。
【0029】〈具体例2〉図3には、具体例2のシステ
ムのブロック図を示す。このシステムは、具体例1のシ
ステムのATM通信装置10に対し、新たにセレクタ部
18を追加したものである。このセレクタ部18には、
クロック逓倍器12が生成した自装置システムクロック
C2と、データ/クロック分離部17から出力された相
手方システムクロックC3とが入力する。セレクタ部1
8は、入力するいずれか一方のシステムクロックを選択
して、送信セルエラスティック部14とデータ/クロッ
ク多重部16とに出力するように構成されている。こう
して、セレクタ部18によって選択されたいずれかのシ
ステムクロックが供給されて、送信用同期信号として使
用されることになる。
ムのブロック図を示す。このシステムは、具体例1のシ
ステムのATM通信装置10に対し、新たにセレクタ部
18を追加したものである。このセレクタ部18には、
クロック逓倍器12が生成した自装置システムクロック
C2と、データ/クロック分離部17から出力された相
手方システムクロックC3とが入力する。セレクタ部1
8は、入力するいずれか一方のシステムクロックを選択
して、送信セルエラスティック部14とデータ/クロッ
ク多重部16とに出力するように構成されている。こう
して、セレクタ部18によって選択されたいずれかのシ
ステムクロックが供給されて、送信用同期信号として使
用されることになる。
【0030】なお、セレクタ部18の選択動作の制御に
は、例えばATM通信装置10を搭載したパネル上に設
けた図示しない固定スイッチを使用する。固定スイッチ
としては、ディップスイッチやジャンパ端子等が適す
る。
は、例えばATM通信装置10を搭載したパネル上に設
けた図示しない固定スイッチを使用する。固定スイッチ
としては、ディップスイッチやジャンパ端子等が適す
る。
【0031】上記の構成のシステムでは、例えば自装置
であるATM通信装置10と、相手方装置であるATM
通信装置20のシステムクロック即ち自装置システムク
ロックC2と、相手方システムクロックC3とが完全に
同期がとれているいるような場合、あるいはデータ欠落
が生じる恐れがないほど双方のシステムクロック間で十
分に同期がとれている場合には、従来どおりの構成を採
用する。即ち、図2を用いて説明したシステムと同様の
制御を行うために、セレクタ部18が自装置システムク
ロックC2を送信セルエラスティック部14とデータ/
クロック多重部16とに供給する。こうして、送信デー
タは、自装置システムクロックC2に同期して送信され
る。
であるATM通信装置10と、相手方装置であるATM
通信装置20のシステムクロック即ち自装置システムク
ロックC2と、相手方システムクロックC3とが完全に
同期がとれているいるような場合、あるいはデータ欠落
が生じる恐れがないほど双方のシステムクロック間で十
分に同期がとれている場合には、従来どおりの構成を採
用する。即ち、図2を用いて説明したシステムと同様の
制御を行うために、セレクタ部18が自装置システムク
ロックC2を送信セルエラスティック部14とデータ/
クロック多重部16とに供給する。こうして、送信デー
タは、自装置システムクロックC2に同期して送信され
る。
【0032】逆に、自装置と相手方装置との間でシステ
ムクロックに周波数ずれや位相ずれが生じると判断した
場合には、セレクタ部18が相手方システムクロックC
3を選択して送信セルエラスティック部14とデータ/
クロック多重部16に供給するように設定してしまう。
これによって、システム全体の構成を配慮に入れたした
設定の最適化ができる。
ムクロックに周波数ずれや位相ずれが生じると判断した
場合には、セレクタ部18が相手方システムクロックC
3を選択して送信セルエラスティック部14とデータ/
クロック多重部16に供給するように設定してしまう。
これによって、システム全体の構成を配慮に入れたした
設定の最適化ができる。
【0033】〈具体例2の効果〉主装置であるATM通
信装置10は、データの受信時には、受信セルエラステ
ィック部15を利用することによって自装置システムク
ロックと同期させて受信データを読み取ることができ、
具体例1と同様の効果がある。また、送信時は、相手方
システムクロックと自装置システムクロックの状態を考
慮して、いずれか一方を利用するように予め選択してお
くことができるため、システムの最適化を図ることがで
きる。
信装置10は、データの受信時には、受信セルエラステ
ィック部15を利用することによって自装置システムク
ロックと同期させて受信データを読み取ることができ、
具体例1と同様の効果がある。また、送信時は、相手方
システムクロックと自装置システムクロックの状態を考
慮して、いずれか一方を利用するように予め選択してお
くことができるため、システムの最適化を図ることがで
きる。
【0034】〈具体例3〉図4には、具体例3のシステ
ムブロック図を示す。このシステムは、具体例2の装置
のセレクタ部18に対し、さらに、オペレータ端末4
1、通信制御部42、セレクタ決定レジスタ43を接続
した構成になっている。オペレータ端末41は、セレク
タ部18の選択動作を遠隔制御するためのコマンドを入
力する装置である。これは、ATM通信装置10を管理
する管理者が操作するコンソール等から構成される。
ムブロック図を示す。このシステムは、具体例2の装置
のセレクタ部18に対し、さらに、オペレータ端末4
1、通信制御部42、セレクタ決定レジスタ43を接続
した構成になっている。オペレータ端末41は、セレク
タ部18の選択動作を遠隔制御するためのコマンドを入
力する装置である。これは、ATM通信装置10を管理
する管理者が操作するコンソール等から構成される。
【0035】通信制御部42は、オペレータ端末41と
ATM通信装置10との間の通信を制御するインタフェ
ース装置である。セレクタ決定レジスタ43は、オペレ
ータ端末41から入力されたコマンドを解釈してセレク
タ部18を制御するためのデータを保持しておくレジス
タである。
ATM通信装置10との間の通信を制御するインタフェ
ース装置である。セレクタ決定レジスタ43は、オペレ
ータ端末41から入力されたコマンドを解釈してセレク
タ部18を制御するためのデータを保持しておくレジス
タである。
【0036】この具体例の装置では、具体例2でセレク
タ部18の設定がほぼ固定的であったのに対し、オペレ
ータ端末41を用いて任意のタイミングで自由に選定の
変更ができる点が異なる。即ち、オペレータが、ATM
通信装置10からの送信データの送信に相手方システム
クロックC3を使用するべきと判断した場合に、オペレ
ータ端末41を用いて、その旨のコマンドを入力する。
これが通信制御部42を介してセレクタ決定レジスタ4
3に入力しセレクタ部18を制御する。
タ部18の設定がほぼ固定的であったのに対し、オペレ
ータ端末41を用いて任意のタイミングで自由に選定の
変更ができる点が異なる。即ち、オペレータが、ATM
通信装置10からの送信データの送信に相手方システム
クロックC3を使用するべきと判断した場合に、オペレ
ータ端末41を用いて、その旨のコマンドを入力する。
これが通信制御部42を介してセレクタ決定レジスタ4
3に入力しセレクタ部18を制御する。
【0037】その結果、セレクタ部18は、相手方シス
テムクロックC3を選択して送信セルエラスティック部
14とデータ/クロック多重部16に供給するよう動作
する。逆の場合にも、オペレータがオペレータ端末41
を操作して選択切替制御コマンドを入力する。こうして
ATM通信装置10のセレクタ部18は、オペレータ端
末41による遠隔操作によって自由にその選択動作を制
御される。
テムクロックC3を選択して送信セルエラスティック部
14とデータ/クロック多重部16に供給するよう動作
する。逆の場合にも、オペレータがオペレータ端末41
を操作して選択切替制御コマンドを入力する。こうして
ATM通信装置10のセレクタ部18は、オペレータ端
末41による遠隔操作によって自由にその選択動作を制
御される。
【0038】〈具体例3の効果〉具体例3のシステム
は、具体例2の効果に加えて、セレクタ部18の選択制
御を外部からオペレータ端末により行うことができるた
め、システムの状態変化や状況に応じて、柔軟に設定を
切り替えることができるという効果がある。また、AT
M通信装置10の該当するパッケージ部分を取り出して
ディップスイッチを切り替えるといった手間が省けて操
作性が増すという効果がある。
は、具体例2の効果に加えて、セレクタ部18の選択制
御を外部からオペレータ端末により行うことができるた
め、システムの状態変化や状況に応じて、柔軟に設定を
切り替えることができるという効果がある。また、AT
M通信装置10の該当するパッケージ部分を取り出して
ディップスイッチを切り替えるといった手間が省けて操
作性が増すという効果がある。
【0039】〈具体例4〉図5には、具体例4のシステ
ムブロック図を示す。このシステムは、具体例2のシス
テムに設けられたセレクタ部18に対し、セレクタ切替
制御部46を接続し、これを初期設定部45の出力と回
線クロック障害検出部47の出力によって制御するよう
構成している。回線クロック障害検出部47は、データ
/クロック分離部17が分離した相手方システムクロッ
クC3を受け入れてその障害を検出し、障害が発生して
いると判断した場合には、セレクタ切替制御部46にそ
の旨の信号を出力するよう構成されている。
ムブロック図を示す。このシステムは、具体例2のシス
テムに設けられたセレクタ部18に対し、セレクタ切替
制御部46を接続し、これを初期設定部45の出力と回
線クロック障害検出部47の出力によって制御するよう
構成している。回線クロック障害検出部47は、データ
/クロック分離部17が分離した相手方システムクロッ
クC3を受け入れてその障害を検出し、障害が発生して
いると判断した場合には、セレクタ切替制御部46にそ
の旨の信号を出力するよう構成されている。
【0040】即ち、例えば初期設定部45によってセレ
クタ切替制御部46を制御し、セレクタ部18が相手方
システムクロックC3を選択して送信セルエラスティッ
ク部14とデータ/クロック多重部16とに供給するよ
う設定しているものとする。この場合、具体例1のシス
テムと全く同様の動作がこのシステムによって実行され
る。
クタ切替制御部46を制御し、セレクタ部18が相手方
システムクロックC3を選択して送信セルエラスティッ
ク部14とデータ/クロック多重部16とに供給するよ
う設定しているものとする。この場合、具体例1のシス
テムと全く同様の動作がこのシステムによって実行され
る。
【0041】一方、データ/クロック分離部17の出力
する相手方システムクロックC3を監視し、回線クロッ
ク障害検出部47がその障害を検出したとする。この場
合には、セレクタ切替制御部46にその旨の信号が出力
され、セレクタ切替制御部46は、セレクタ部18の選
択切替制御を行う。即ち、セレクタ部18は、これまで
相手方システムクロックC3を送信用同期信号として出
力していたしたが、自装置システムクロックC2を選択
して出力するように選択動作を切り替える。自装置シス
テムクロックC2はこうして、送信用同期信号として使
用される。
する相手方システムクロックC3を監視し、回線クロッ
ク障害検出部47がその障害を検出したとする。この場
合には、セレクタ切替制御部46にその旨の信号が出力
され、セレクタ切替制御部46は、セレクタ部18の選
択切替制御を行う。即ち、セレクタ部18は、これまで
相手方システムクロックC3を送信用同期信号として出
力していたしたが、自装置システムクロックC2を選択
して出力するように選択動作を切り替える。自装置シス
テムクロックC2はこうして、送信用同期信号として使
用される。
【0042】〈具体例4の効果〉具体例4によれば、相
手方システムクロックに障害が発生した場合に、自装置
システムクロックを送信用同期制御に用いるように、自
動的に動作を切り替えて、正常なデータ送信を継続する
ことが可能になる。また、選択切替動作が自動的に行わ
れるため、オペレータの介在を不要とし、障害による通
信の停止時間を短縮できる。
手方システムクロックに障害が発生した場合に、自装置
システムクロックを送信用同期制御に用いるように、自
動的に動作を切り替えて、正常なデータ送信を継続する
ことが可能になる。また、選択切替動作が自動的に行わ
れるため、オペレータの介在を不要とし、障害による通
信の停止時間を短縮できる。
【0043】〈具体例5〉図6には、具体例5のシステ
ムブロック図を示す。このシステムは、具体例4のシス
テムに対し、更に基準クロック障害検出部51と、逓倍
クロック障害検出部52とを追加したものである。基準
クロック障害検出部51は、基準クロック発生装置11
の出力する基準クロックC1の障害を検出する部分であ
る。また、逓倍クロック障害検出部52は、クロック逓
倍器12の出力する自装置システムクロックC2の障害
を検出する部分である。いずれも、上記回線クロック障
害検出部47とほぼ同様の機能を持つもので、クロック
の欠落等を監視する回路から構成される。
ムブロック図を示す。このシステムは、具体例4のシス
テムに対し、更に基準クロック障害検出部51と、逓倍
クロック障害検出部52とを追加したものである。基準
クロック障害検出部51は、基準クロック発生装置11
の出力する基準クロックC1の障害を検出する部分であ
る。また、逓倍クロック障害検出部52は、クロック逓
倍器12の出力する自装置システムクロックC2の障害
を検出する部分である。いずれも、上記回線クロック障
害検出部47とほぼ同様の機能を持つもので、クロック
の欠落等を監視する回路から構成される。
【0044】基準クロック障害検出部51が基準クロッ
クC1の障害を検出した場合には、その旨がセレクタ切
替制御部46に通知される。また、逓倍クロック障害検
出部52がシステムクロックC2の障害を検出した場合
には、同様にしてセレクタ切替制御部46にその旨が通
知される。そして、これらの通知信号は、いずれも回線
クロック障害検出部47による障害検出信号と同様にし
てセレクタ部18の動作を切り替える機能を持つ。
クC1の障害を検出した場合には、その旨がセレクタ切
替制御部46に通知される。また、逓倍クロック障害検
出部52がシステムクロックC2の障害を検出した場合
には、同様にしてセレクタ切替制御部46にその旨が通
知される。そして、これらの通知信号は、いずれも回線
クロック障害検出部47による障害検出信号と同様にし
てセレクタ部18の動作を切り替える機能を持つ。
【0045】具体例4と同様に、回線クロック障害検出
部47が相手方システムクロックC3の障害を検出した
場合には、セレクタ部18が自装置システムクロックC
2を送信用同期信号として供給するよう選択を切り替え
る。一方、基準クロック障害検出部51と逓倍クロック
障害検出部52のいずれか一方が、該当するクロックの
障害を検出した場合には、セレクタ部18は、もし自装
置システムクロックC2が送信用同期信号として供給さ
れていた場合に、これを切り替えて相手方システムクロ
ックC3を送信用同期信号として供給するように制御す
る。
部47が相手方システムクロックC3の障害を検出した
場合には、セレクタ部18が自装置システムクロックC
2を送信用同期信号として供給するよう選択を切り替え
る。一方、基準クロック障害検出部51と逓倍クロック
障害検出部52のいずれか一方が、該当するクロックの
障害を検出した場合には、セレクタ部18は、もし自装
置システムクロックC2が送信用同期信号として供給さ
れていた場合に、これを切り替えて相手方システムクロ
ックC3を送信用同期信号として供給するように制御す
る。
【0046】通常、相手方システムクロックと自装置シ
ステムクロックとが、同時に障害を発生するという確率
は極めて低いため、いずれか一方のシステムクロックに
よって送信動作が正常に継続される。
ステムクロックとが、同時に障害を発生するという確率
は極めて低いため、いずれか一方のシステムクロックに
よって送信動作が正常に継続される。
【0047】〈具体例5の効果〉基準クロック障害検出
部51や逓倍クロック障害検出部52を用いて、自装置
システムクロックの障害を監視し、これらに障害が発生
した場合、自動的に送信用同期信号として供給するクロ
ックを切り替えることができるので、安定な送信が持続
できる。
部51や逓倍クロック障害検出部52を用いて、自装置
システムクロックの障害を監視し、これらに障害が発生
した場合、自動的に送信用同期信号として供給するクロ
ックを切り替えることができるので、安定な送信が持続
できる。
【0048】〈具体例6〉図7には、具体例6のシステ
ムブロック図を示す。このシステムは、具体例5のシス
テムに加えて、オペレータ端末41、セレクタ設定レジ
スタ53、自立/端末選択レジスタ54、自立/固定設
定部55を追加したものである。セレクタ設定レジスタ
53と、自立/端末選択レジスタ54と、自立/固定設
定部55の出力は、いずれもセレクタ切替制御部46に
入力するよう構成されている。
ムブロック図を示す。このシステムは、具体例5のシス
テムに加えて、オペレータ端末41、セレクタ設定レジ
スタ53、自立/端末選択レジスタ54、自立/固定設
定部55を追加したものである。セレクタ設定レジスタ
53と、自立/端末選択レジスタ54と、自立/固定設
定部55の出力は、いずれもセレクタ切替制御部46に
入力するよう構成されている。
【0049】セレクタ設定レジスタ53は、オペレータ
端末41によって入力される、セレクタ部18の選択動
作の初期設定のための情報を格納しておく記憶装置であ
る。自立/固定設定部55は、ディップスイッチやジャ
ンパスイッチのような固定スイッチから構成され、AT
M通信装置10を搭載したパネル等に組み込まれてい
る。この自立/固定設定部55も、セレクタ部18の選
択動作の初期設定のための情報をセレクタ切替制御部に
供給する機能を持つ。
端末41によって入力される、セレクタ部18の選択動
作の初期設定のための情報を格納しておく記憶装置であ
る。自立/固定設定部55は、ディップスイッチやジャ
ンパスイッチのような固定スイッチから構成され、AT
M通信装置10を搭載したパネル等に組み込まれてい
る。この自立/固定設定部55も、セレクタ部18の選
択動作の初期設定のための情報をセレクタ切替制御部に
供給する機能を持つ。
【0050】自立/端末選択レジスタ54は、いずれの
システムクロックにもクロック障害が無い場合の、セレ
クタ部18の選択動作を、セレクタ設定レジスタ53中
に記憶された情報によるか、自立/固定設定部55から
出力された情報によるかを指定する制御情報を記憶して
おく記憶装置である。この制御情報の内容は、オペレー
タ端末41から入力されるコマンドにより自由に切り替
えられる。
システムクロックにもクロック障害が無い場合の、セレ
クタ部18の選択動作を、セレクタ設定レジスタ53中
に記憶された情報によるか、自立/固定設定部55から
出力された情報によるかを指定する制御情報を記憶して
おく記憶装置である。この制御情報の内容は、オペレー
タ端末41から入力されるコマンドにより自由に切り替
えられる。
【0051】自立/端末選択レジスタ54が自立モード
の場合には、セレクタ切替制御部46は初期設定部45
で設定されたシステムクロックを指定する。これによ
り、セレクタ部18は、通常の場合、例えば相手方シス
テムクロックC3を送信セルエラスティック部14と回
線クロック障害検出部47に供給するように動作する。
の場合には、セレクタ切替制御部46は初期設定部45
で設定されたシステムクロックを指定する。これによ
り、セレクタ部18は、通常の場合、例えば相手方シス
テムクロックC3を送信セルエラスティック部14と回
線クロック障害検出部47に供給するように動作する。
【0052】一方、自立/端末選択レジスタ54が端末
モードの場合には、自立/固定設定部55の設定内容に
関わらず、セレクタ切替制御部46は、オペレータ端末
41によって設定されたセレクタ設定レジスタ53の内
容に従ってシステムクロックの切り替えを行う。
モードの場合には、自立/固定設定部55の設定内容に
関わらず、セレクタ切替制御部46は、オペレータ端末
41によって設定されたセレクタ設定レジスタ53の内
容に従ってシステムクロックの切り替えを行う。
【0053】一方、自立/固定設定部55は、クロック
障害発生時の選択動作モードを指定する。自立/固定設
定部55が自立という設定情報を保持している場合に
は、各障害検出部51,52,47の障害検出動作に従
って、自動的にセレクタ部18の選択制御が行われる。
その動作は既に説明した他の具体例と同様である。これ
に対して、自立/固定設定部55が固定という設定情報
を保持している場合には、初期設定部45等によって設
定された選択状態がセレクタ部18に指示され、クロッ
ク障害の有無にかかわらずその状態が維持される。
障害発生時の選択動作モードを指定する。自立/固定設
定部55が自立という設定情報を保持している場合に
は、各障害検出部51,52,47の障害検出動作に従
って、自動的にセレクタ部18の選択制御が行われる。
その動作は既に説明した他の具体例と同様である。これ
に対して、自立/固定設定部55が固定という設定情報
を保持している場合には、初期設定部45等によって設
定された選択状態がセレクタ部18に指示され、クロッ
ク障害の有無にかかわらずその状態が維持される。
【0054】〈具体例6の効果〉具体例6によれば、回
線抽出クロックの障害、システムクロックの障害、逓倍
クロックの障害等の際に、システムクロックの切り替え
を自動的に行うか、オペレータ端末からの制御により行
うかを、オペレータ端末から選択することができる。ま
た、セレクタ部の初期設定を、オペレータ端末により行
うか、パッケージ上の固定スイッチにより行うかを選択
することができる。これらにより、状況に応じた適切な
制御ができ、システムの最適化を図ることができる。
線抽出クロックの障害、システムクロックの障害、逓倍
クロックの障害等の際に、システムクロックの切り替え
を自動的に行うか、オペレータ端末からの制御により行
うかを、オペレータ端末から選択することができる。ま
た、セレクタ部の初期設定を、オペレータ端末により行
うか、パッケージ上の固定スイッチにより行うかを選択
することができる。これらにより、状況に応じた適切な
制御ができ、システムの最適化を図ることができる。
【0055】なお、具体例1から具体例6に示したシス
テムは、いずれも、通信装置がネットワークを介して相
互に接続されており、それぞれ独自にシステムクロック
を発生してデータの送受信を行っているようなう場合に
広く採用できる。このとき、少なくともいずれか一方の
通信装置に、上記のように送信用先入れ先出しメモリや
受信用先入れ先出しメモリを設けて、システムクロック
の分離と同期制御を行えば、これまで説明したような効
果が得られる。
テムは、いずれも、通信装置がネットワークを介して相
互に接続されており、それぞれ独自にシステムクロック
を発生してデータの送受信を行っているようなう場合に
広く採用できる。このとき、少なくともいずれか一方の
通信装置に、上記のように送信用先入れ先出しメモリや
受信用先入れ先出しメモリを設けて、システムクロック
の分離と同期制御を行えば、これまで説明したような効
果が得られる。
【図1】具体例1のシステムのブロック図である。
【図2】比較例のシステムのブロック図である。
【図3】具体例2のシステムのブロック図である。
【図4】具体例3のシステムのブロック図である。
【図5】具体例4のシステムのブロック図である。
【図6】具体例5のシステムのブロック図である。
【図7】具体例6のシステムのブロック図である。
10 ATM通信装置 11,21 基準クロック発生装置 12,22 クロック逓倍器 13,23 ATM通信処理部 14 送信セルエラスティック部 15 受信セルエラスティック部 16,25 データ/クロック多重部 17,24 データ/クロック分離部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000005223 富士通株式会社 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 (72)発明者 奥野 幹史 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 笠村 健二 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 土井 幸浩 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 重谷 昌昭 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 市村 和之 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 八木橋 明宏 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 小林 孝文 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 朝永 博 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 相手方の通信装置から受信した信号に含
まれる、受信データと、データ転送のための相手方シス
テムクロックとを分離するデータ/クロック分離部と、 このデータ/クロック分離部により分離した前記受信デ
ータを一時格納する受信先入れ先出し部と、 この受信先入れ先出し部に格納された前記受信データ
を、自装置で生成した自装置システムクロックに同期さ
せて読み出す通信処理部と、 前記相手方の通信装置に送信すべき送信データを一時格
納する送信先入れ先出し部と、 前記データ/クロック分離部により分離された相手方シ
ステムクロックに同期させて、前記送信先入れ先出し部
から前記送信データを読み出して相手方通信装置に送信
するデータ/クロック多重部とを備えたことを特徴とす
る通信システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の通信システムにおい
て、 前記データ/クロック分離部により分離された相手方シ
ステムクロックと、自装置で生成した自装置システムク
ロックのうちのいずれか一方を選択して、当該システム
クロックを、前記送信先入れ先出し部に格納された送信
データの送信用同期信号として供給するセレクタ部を備
えたことを特徴とする通信システム。 - 【請求項3】 請求項1に記載の通信システムにおい
て、 前記データ/クロック分離部により分離された相手方シ
ステムクロックと、自装置で生成した自装置システムク
ロックのうちのいずれか一方を選択して、当該システム
クロックを、前記送信先入れ先出し部に格納された送信
データの送信用同期信号として供給するセレクタ部と、 このセレクタ部の選択動作を遠隔制御する端末とを備え
たことを特徴とする通信システム。 - 【請求項4】 請求項1に記載の通信システムにおい
て、 前記データ/クロック分離部により分離された相手方シ
ステムクロックと、自装置で生成した自装置システムク
ロックのうちのいずれか一方を選択して、当該システム
クロックを、前記送信先入れ先出し部に格納された送信
データの送信用同期信号として供給するセレクタ部と、 前記データ/クロック分離部により分離された相手方シ
ステムクロックを監視する回線クロック障害検出部と、 この回線クロック障害検出部が相手方システムクロック
のクロック障害を検出したときは、自装置システムクロ
ックを選択し、その他の場合は、相手方システムクロッ
クを選択して、当該システムクロックを、前記送信先入
れ先出し部に格納された送信データの送信用同期信号と
して供給するように、前記セレクタ部の選択動作を制御
するセレクタ切替制御部を備えたことを特徴とする通信
システム。 - 【請求項5】 請求項1に記載の通信システムにおい
て、 前記データ/クロック分離部により分離された相手方シ
ステムクロックと、自装置で生成した自装置システムク
ロックのうちのいずれか一方を選択して、当該システム
クロックを、前記送信先入れ先出し部に格納された送信
データの送信用同期信号として供給するセレクタ部と、 前記自装置システムクロックを監視する内部クロック障
害検出部を備え、 前記内部クロック障害検出部が自装置システムクロック
のクロック障害を検出したときは、相手方システムクロ
ックを選択して、当該相手方システムクロックを、前記
送信先入れ先出し部に格納された送信データの送信用同
期信号として供給するように、前記セレクタ部の選択動
作を制御するセレクタ切替制御部を備えたことを特徴と
する通信システム。 - 【請求項6】 請求項1に記載の通信システムにおい
て、 前記データ/クロック分離部により分離された相手方シ
ステムクロックと、自装置で生成した自装置システムク
ロックのうちのいずれか一方を選択して、当該システム
クロックを、前記送信先入れ先出し部に格納された送信
データの送信用同期信号として供給するセレクタ部と、 前記データ/クロック分離部により分離された相手方シ
ステムクロックを監視する回線クロック障害検出部と、 前記自装置システムクロックを監視する内部クロック障
害検出部と、 セレクタ部の選択動作を遠隔制御する端末と、 前記回線クロック障害検出部と前記内部クロック障害検
出部と前記端末の出力とを受け入れて、前記セレクタ部
の選択動作を最適化制御するセレクタ切替制御部を備え
たことを特徴とする通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10103365A JPH11284638A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10103365A JPH11284638A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11284638A true JPH11284638A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=14352106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10103365A Pending JPH11284638A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11284638A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002314581A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-25 | Nec Eng Ltd | 交換装置 |
JP2007037001A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Felica Networks Inc | 信号処理回路および方法、並びに情報処理装置 |
US7787528B2 (en) | 2005-10-14 | 2010-08-31 | Renesas Technology Corp. | Transmitting/receiving device and communication system using the same |
JP2011091676A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Nec Infrontia Corp | 通信装置および網同期方法 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10103365A patent/JPH11284638A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002314581A (ja) * | 2001-04-12 | 2002-10-25 | Nec Eng Ltd | 交換装置 |
JP4564682B2 (ja) * | 2001-04-12 | 2010-10-20 | Necエンジニアリング株式会社 | 交換装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |