JPH11284503A - プログラマブルゲートアレイ - Google Patents

プログラマブルゲートアレイ

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JPH11284503A
JPH11284503A JP10101964A JP10196498A JPH11284503A JP H11284503 A JPH11284503 A JP H11284503A JP 10101964 A JP10101964 A JP 10101964A JP 10196498 A JP10196498 A JP 10196498A JP H11284503 A JPH11284503 A JP H11284503A
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JP
Japan
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address
data
area
fpga
memory
Prior art date
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JP10101964A
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English (en)
Inventor
Masukuni Akiyama
益國 秋山
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】未使用メモリ空間を利用することにより多様な
システムを構築する。 【解決手段】不揮発性メモリ2のアドレスをアクセスす
るアドレス信号を発生するカウンタ5と基本セルエリア
に形成されたデバイスが不揮発性メモリからのデータを
一時的に記憶するインタフェース領域と読出制御信号を
発生する領域とを基本セルエリアに形成するためのデー
タが不揮発性メモリの先頭アドレスから所定アドレスま
での第1アドレス空間に記憶され、所定のアドレス後の
第2アドレス空間にはインタフェース領域に転送するデ
ータが記憶され、パワーON時に第1のアドレス空間の
データをFPGAの基本セルエリア領域にダウンロード
し、ダウンロード後にカウンタの値と読出制御信号とに
基づいて第2アドレス空間からデータを読出してインタ
フェース領域に送出する制御回路7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラマブル
ゲートアレイに関し、詳しくは、再書込み可能な不揮発
性メモリを使用し、これに所定のデータを記憶すること
でデバイスの配線を形成するプログラムが可能なFPG
A(フィールドプログラマブルゲートアレイ)におい
て、不揮発性メモリの未使用アドレス空間を利用するこ
とにより多様なシステムを構築することができるような
FPGAに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、フラッシュ型のEEPROM
(フラッシュメモリ)のFPGAでは、マトリックス状
に配列されたタイルと呼ばれる大きさの領域に、基本論
理要素形成領域と、これら基本論理要素の内部配線と、
タイル相互に結合するマトリックス状に配列されたマト
リックス配線と、それぞれの配線接続をするフラッシュ
メモリのスイッチセルとを有していてる。フラッシュメ
モリのスイッチセルは、スイッチトランジスタとEEP
ROMのメモリセルとで構成され、各配線の交点にスイ
ッチトランジスタを配置して、このスイッチをこれに対
応して形成されたメモリセルにデータを書込むことでO
N/OFFし、これにより選択的に配線を成立させる。
【0003】また、これとは別に、スイッチメモリセル
をSRAM等の記憶素子とし、パワーON時に不揮発性
メモリからのデータをSRAM等のスイッチメモリセル
にダウンロードする形態のFPGAもある。図2は、こ
の種のFPGAの全体的な構造をブロックとして示して
いる。図2において、1は、FPGAであって、2は、
EEPROM等で構成され、スイッチメモリセルに書込
むデータを記憶する不揮発性のメモリアレイ、3は、配
線接続のスイッチメモリセルを含むFPGAロジック部
であり、これは、基本セル4,…がマトリックス状に設
けられている。基本セル4には、それぞれに基本デバイ
ス、素子等を構築する配線接続を形成するためのスイッ
チメモリセルの記憶素子としてフリップフロップ、ある
いはSRAM等が内蔵されている。5は、アドレスカウ
ンタであり、6はセンスアンプ/ライトアンプ回路(S
A/WA)、7はコントローラである。
【0004】ここで、メモリアレイ2と、FPGAロジ
ック部3、そしてアドレスカウンタ5とは、相互にアド
レスバス8で接続され、アドレスカウンタ5の値がメモ
リアレイ2とFPGAロジック部3とに相互に入力さ
れ、同じアドレス位置が指定される。また、メモリアレ
イ2は、SA/WA(センスアンプ/ライトアンプ回
路)6にデータバス9を介して接続され、FPGAロジ
ック部3と、アドレスカウンタ5、そしてコントローラ
7とは、外部から供給されるクロックCLKを受ける。
アドレスカウンタ5は、このクロックCLKによりその
値がインクリメントされていく。SA/WA6は、コン
トローラ7の制御下で外部から書込データ(ライトデー
タ)を受け、アドレスカウンタ5によって指定されるメ
モリアレイ2のアドレス位置にデータを書込む動作をす
る。この書込データは、FPGAロジック部3において
選択的な配線接続を形成するデータである。SA/WA
6は、電源ON時にメモリアレイ2のアドレスカウンタ
5により指定されたアドレスの位置からデータを読出し
て、読出したデータをデータバス9を介してFPGAロ
ジック部3へと転送してアドレスカウンタ5により指定
されたアドレスの位置の配線接続を構成するフリップフ
ロップ、SRAM等のスイッチメモリセルにデータを転
送していく。これに応じて配線接続を形成し、FPGA
1を所定のデバイスとしてプログラムする。
【0005】コントローラ7は、外部からの信号Sを受
けているときにはSA/WA6に対してモリアレイ2に
対するライトの制御信号WRを送出する。そうでないと
きで、電源ON時には、リードの制御信号RDを送出す
る。図3(a),(b)は、基本セル4とこの基本セル
4において、基本デバイス、素子等を構築する配線接続
を形成するための記憶素子との関係の説明図である。図
(a)において、4aは、基本セルの本体であり、4b
は、ラッチ回路であり、多数、例えば、8ビットのフリ
ップフロップから構成されていて、その信号が基本セル
本体4aの内部の配線接続を形成するスイッチトランジ
スタのゲートに接続されている。このフリップフロップ
回路4bは、データバス9からデータを受け、アドレス
信号をアドレスバス8から受けて、所定のデータを記憶
する。基本セル4には、セル外部の他の基本セル4(デ
バイス)との配線を形成するバスラインA,Bが設けら
れている。図3(b)は、フリップフロップに換えて、
フローティングゲート側のスイッチメモリセル4cを有
するものである。このようなFPGAは、選択的な接続
配線を形成するEEPROMのメモリアレイ2にデータ
を書込むことで特定のデバイスの形成、いわゆるプログ
ラム化が可能であり、データ書込みとこれのダウンロー
ドによるプログラム化により、FPGAに特定のデバイ
スを形成して組込むこができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなFPGAに
おいて、例えば、CPUを形成する場合には、FPGA
領域にCPUの基本システムのプログラムを記憶するも
のとしてROM領域が形成される。しかし、このような
ROMから読出したデータに応じて動作するような回路
をFPGA内で実現するとなると、ROMに占有される
領域が多くなり、基本システムプログラムをROM領域
内に格納しきれない場合が生じる。あるいは、FPGA
内での他の周辺回路の実現が制約される問題がある。特
に、CPUの場合には、実現するシステムが多機能化す
ればするほどROM領域の容量が大きくなり、前記のよ
うなことが問題になる。このような問題を回避するため
に、よりゲート数の大きなFPGAを使用することも可
能であるが、それだけ高価なFPGAを使用しなければ
ならなくなる。この発明の目的は、このような従来技術
の問題点を解決するものであって、不揮発性メモリの未
使用アドレス空間を利用することにより多様なシステム
を構築することができるFPGAを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るこの発明のFPGAの特徴は、パワーON時に不揮発
性メモリのデータをFPGAの基本セルエリアにおける
配線接続の形成に関係する記憶素子にダウンロードして
不揮発性メモリのデータでFPGAがプログラム化され
るFPGAにおいて、不揮発性メモリのアドレスをアク
セスするアドレス信号を発生するカウンタと基本セルエ
リアに形成されたデバイスが不揮発性メモリから読出さ
れたデータを利用するために、このデータを受けて一時
的に記憶するインタフェース領域と不揮発性メモリから
データを読出す読出制御信号を発生する領域とを基本セ
ルエリアに形成するためのデータが不揮発性メモリの先
頭アドレスから所定のアドレスまでの第1のアドレス空
間に記憶され、不揮発性メモリの所定のアドレスの後の
第2のアドレス空間にはインタフェース領域に転送する
データが記憶され、パワーON時に不揮発性メモリの少
なくとも第1のアドレス空間のデータをFPGAの基本
セルエリア領域にダウンロードしてプログラム化を行
い、ダウンロードの後にカウンタの値と読出制御信号と
に基づいて不揮発性メモリの第2のアドレス空間からデ
ータを読出してインタフェース領域に送出する制御回路
を備えるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】このように、パワーON時にFP
GAの基本セルエリアにおける配線接続の形成に関係す
る記憶素子にダウンロードにより不揮発性メモリからデ
ータを読出してプログラム化する場合に、不揮発性メモ
リを2つのアドレス空間に分割して、最初の第1のアド
レス空間には、基本セルエリアについてのデバイス形成
データを書込み、残りの第2のアドレス空間は、形成さ
れたデバイスが使用する不揮発性メモリ領域(ROM)
に割当てる。このように、不揮発性メモリの第2のアド
レス空間(デバイス形成としては未使用領域)をFPG
Aの基本セルエリアに形成されたデバイスのROMメモ
リとして利用するようにすれば、FPGAの基本セルエ
リアにはROMエリアを形成する必要がなくなるので、
その分、基本セルエリアの領域を増加させることができ
る。この場合、FPGAの基本セルエリア側には未使用
領域が残されることになるが、この領域にROM領域を
形成するよりも、不揮発性メモリの未使用領域に対応す
るエリアをROMとして使用する方がはるかに有利にな
る。その理由は、不揮発性メモリは、最初からメモリと
してのアドレスが設定され、メモリとして形成されてい
るが、FPGAの基本セルエリアにメモリ領域を形成す
るには、通常、フリップフロップ等で形成しなければな
らず、数倍以上の領域が必要になるからである。
【0009】
【実施例】図1は、この発明のFPGAを適用した一実
施例のFPGAのブロック図である。なお、図2と同一
の構成要素は同一の符号で示す。図1において、11
は、FPGAであって、12、13は、それぞれセレク
タである。セレクタ12,13は、コントローラ14か
らのセレクト信号SELにより2入力の一方の信号の選
択が行われる。コントローラ14は、アドレスカウンタ
5のカウントアップ信号を受けてセレクト信号SELを
発生する点で、図2のコントローラ7とは相違する。
【0010】15は、図2のFPGAロジック部3に対
応するFPGAロジック部であって、これには、FPG
Aロジック部3に対して選択された基本セル4からの信
号を出力する信号出力端子15aと信号出力端子15b
〜15nとが設けられている。セレクタ12は、FPG
Aロジック部15から信号出力端子15aの出力信号R
D’とコントローラ7からのリード信号RDとの2つの
信号を受ける。そして、セレクト信号SELが"1"(有
意)に設定されているときに、FPGAロジック部15
の信号出力端子15aからの出力信号を選択してSA/
WA6に読出制御信号RD’として出力し、そうでない
とき、すなわち、セレクト信号SELが"0"のときには
コントローラ7からのリード信号RDを選択してSA/
WA6に出力する。
【0011】セレクタ13は、FPGAロジック部15
の信号出力端子15b〜15nからの出力信号とアドレ
スカウンタ5からのアドレス信号との2系統の信号を受
けて、セレクト信号SELが"1"(有意)に設定されて
いるときに、信号出力端子15b〜15nの信号を選択
してアドレス信号としてメモリアレイ2に送出し、そう
でないときにはアドレスカウンタ5からのアドレス信号
を選択してメモリアレイ2に出力する。また、このとき
には、セレクト信号SELを受けてアドレスカウンタ5
の動作は停止する。なお、セレクト信号SELは、外部
からの制御信号Pをコントローラ14に入力することに
より発生しないようにすることができ、セレクト信号S
ELを発生しない場合には、従来のコントローラ7と同
様な回路となる。このときには、セレクタ12,13に
より選択される信号が図2の回路と同じ状態に設定され
る。また、セレクト信号SELは、コントローラ14か
らではなく、外部から直接供給されるようにしてもよ
く、FPGA11の外部にディップスイッチ等を設け
て、入力端子ピンを介して入力し、これの有効、無効を
設定することができる。この場合には、制御信号Pは不
要になる。
【0012】ここでは、FPGA11のFPGAロジッ
ク部15にCPUをデバイスとして形成すると仮定す
る。なお、CPUは演算等を制御する部分であり、いわ
ゆるDSPにおけるコア部分も含む概念である。まず、
CPU本体20の領域を形成し、さらにCPUを形成す
るために必要なプログラムカウンタ(PC)を基本セル
4のうちの領域21に形成する。そして、そのカウント
値の出力を信号出力端子15b〜15nに出力する接続
配線を形成する。そのためのデータをメモリアレイ2の
0000〜XXXXまでの第1のアドレス空間に記憶す
る。さらに、基本セル4のうちの領域22におはデータ
インタフェース(DATA I/F)22の領域を形成
し、基本セル4のうちの領域23にはメモリについての
インタフェースとしてメモリインタフェース(MEM
I/F)の領域を形成する。そのためのデータをメモリ
アレイ2の前記の第1のアドレス空間に記憶する。ここ
で、データインタフェース22は、メモリアレイ2から
読出されたデータを受けてFPGAロジック部15の内
部に転送するバッファエリアであり、これは、スイッチ
メモリ素子へのデータをここで受けるような配線接続を
することで形成される。メモリインタフェースの領域2
3は、メモリアレイ22からデータを読出す際の、リー
ド信号(読出制御信号RD’)を発生するものであっ
て、これは、エリアとしてではなく、特定のフリップフ
ロップが使用され、フラグとして記憶されるようなもの
であってもよい。領域24は、メモリアレイ2の第2の
アドレス空間(アドレスXXXX+1〜アドレスZZZ
Z)に対応するFPGAロジック部15のうちの未使用
領域である。
【0013】ここで、メモリアレイ2は、前記したよう
に、先頭アドレス0000からアドレスXXXXまでが
基本セル4によりFPGAロジック部15にデバイスを
形成するためのデータが記憶されているとする。すなわ
ち、メモリアレイ2には、先頭アドレス0000からX
XXXアドレスまでに、メモリアレイ2のアドレスをア
クセスするプログラムカウンタ(領域21)と、基本セ
ル4のエリアに形成されたデバイスが使用するためにメ
モリアレイ2から読出されたデータを一時的に記憶する
インタフェース領域(領域22)とメモリアレイ2から
データを読出すための読出制御信号RD’を発生する領
域(領域23)とを基本セル4において形成するための
データが記憶されている。
【0014】そして、アドレスXXXX+1からアドレ
スZZZZは、第2のアドレス空間(FPGAロジック
部15の未使用領域に対応)であって、ここには、FP
GA11のFPGAロジック部15において使用するデ
ータが記憶されている。特に、先の例では、CPUが動
作するためのシステムプログラムがこの第2のアドレス
空間に記憶され、メモリアレイ2の未使用領域部分がC
PUのROMプログラム領域になっていて、この未使用
領域のアドレスXXXX+1からアドレスZZZZに書
き込まれたデータは、メモリアレイ2から読出されたと
きにインタフェース領域(領域22)に転送される。そ
のために、プログラムカウンタ(領域21)に設定され
る初期のアドレス値は、第1のアドレス空間に記憶され
てデータにおいて初期値として形成され、この初期値
は、第2のアドレス空間のアドレスを示すことになる。
また、前記の第2のアドレス空間に記憶されるシステム
プログラムにより設定されるプログラムカウンタ(領域
21)のアドレス値も第2のアドレス空間のアドレスに
なる。このメモリアレイ2への前記のようなデータの書
込みは、図2に示した従来のものと同様にであり、コン
トローラ14が書込み信号をSA/WA6に送出し、ク
ロックCLKを外部から供給して書込データをSA/W
A6に供給すことで行われる。そこで、その詳細は割愛
する。なお、コントローラ14の書込み信号の発生は、
外部からの制御信号Sにより発生する。
【0015】次に動作を説明すると、まず、電源をON
して外部からクロックCLKが供給されると、最初セレ
クト信号SELが"0"(無意)になっているので、図2
の従来のFPGA1と同様に、コントローラ14から読
出制御信号RDがSA/WA6に送出され、アドレスカ
ウンタ5のアドレス値の更新に応じてメモリアレイ2か
らデータが読出され、ダウンロードによりFPGAロジ
ック部15のスイッチメモリセルへとデータが転送され
書込みが行われる。そして、先頭アドレス0000から
アドレスXXXXまでのデータの書込みによりCPU本
体領域20と、プログラムカウンタ領域21、データイ
ンタフェース領域22、そしてメモリインタフェース領
域23がそれぞれ形成される。メモリアレイ2のアドレ
スXXXX+1からのデータの読出に入ると、そのデー
タは、データインタフェース領域22に転送される。
【0016】この読出段階では、すでに前記の領域20
〜23が形成されているが、コントローラ14からセレ
クト信号SELが発生してないので、FPGAロジック
部15の各領域20〜23に形成されたデバイスは、機
能しない。単に、データインタフェース領域22に順次
データが設定されていくだけである。そして、メモリア
レイ2の最終アドレスであるZZZZまでの読出が終了
した時点で、アドレスカウンタ5がカウントアップ信号
を発生してコントローラ5がセレクト信号SELを"1"
(有意)に設定し、このSEL信号が発生する。これに
よりセレクタ12、13がFPGAロジック部15に形
成されたCPU側となり、プログラムカウンタ領域21
に、例えば、第2のアドレス空間(FPGAロジック部
15の未使用領域に対応のメモリアレイ2のアドレス)
の先頭アドレスXXXX+1が設定され、メモリインタ
フェース領域23から読出制御信号RD’がセレクタ1
2を介してSA/WA6に加えられる。電源ON時に
は、アドレス0000からアドレスXXXXまでしかデ
ータを転送しないことも可能である。電源ON直後のF
PGAロジック部の状態を全て不活性にしておけば、未
使用領域はその状態を維持しておけば良いからである。
以下、その構成例を述べる。アドレス0000にデータ
“xxxx”を書込む。アドレスカウンタに最大アドレ
スを設定できるようにしておく。電源ON後、アドレス
0000のデータ“xxxx”を読み出し、アドレスカ
ウンタの最大アドレスに設定する。こうすることによ
り、アドレスカウンタは0000からアドレスXXXX
までしか動作しない。他の例として、データ“xxx
x”をアドレス0000以外に書込んだり、データ“x
xxx”を分割して書込むことも可能である。
【0017】その結果、メモリアレイ2が読出状態とな
ってプログラムカウンタ領域21により指定されたアド
レスXXXX+1のデータが読出されてデータインタフ
ェース領域22に転送される。このデータインタフェー
ス領域22のデータを領域20に形成されたCPU本体
がROMのプログラムからのデータとして受けてCPU
の動作が開始される。そして、プログラムカウンタ領域
21に形成されらカウント値の変化に応じてメモリアレ
イ2から読出されたデータがデータインタフェース領域
22に転送されて第2のアドレス空間に記憶されたシス
テムプログラムに応じてFPGAロジック部15に形成
されたCPUが動作する。このとき、メモリインタフェ
ース領域23から読出制御信号RD’は、出力状態を維
持する。このメモリインタフェース領域23から読出制
御信号RD’は、コントローラ14からセレクト信号S
ELがアドレスカウンタ5がカウントアップするまでは
発生してないので、プログラムカウンタ領域21のアド
レス値に関係なしに、フラグとして"1"がセットされて
もよく、また、プログラムカウンタ領域21のアドレス
値が第2のアドレス空間のものであるので、メモリイン
タフェース領域23は、これに応じて読出制御信号R
D’を発生させるデコーダが用いられてもよい。これに
より、FPGAロジック部15の未使用領域に対応する
メモリアレイ2の未使用領域がCPUのプログラムのR
OMとして利用できるようになる。
【0018】以上説明してきたが、この実施例では、F
PGAロジック部に形成されるデバイスがCPUである
場合を中心として説明してきたが、メモリアレイ側のア
ドレスをアクセスするアドレスカウンタを設けて、メモ
リアレイを読出状態に設定し、これから読出されたデー
タをインタフェースで受けて利用するような回路であれ
ばFPGAに形成されるデバイスはどのようなデバイス
であってもよい。また、実施例で示したFPGAは、F
PGAロジック部とメモリアレイ(不揮発性メモリ部)
との組み合わせとして単純な形態を示しているが、この
発明は、FPGAにRAM等の他の汎用メモリをさらに
含むものや、システムICとしてこのようなFPGAを
その一部に含むものにも適用できることはもちろんであ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明にあ
っては、パワーON時にFPGAの基本セルエリアにお
ける配線接続の形成に関係する記憶素子にダウンロード
により不揮発性メモリからデータを読出してプログラム
化する場合に、不揮発性メモリを2つのアドレス空間に
分割して、最初の第1のアドレス空間には、基本セルエ
リアについてのデバイス形成データを書込み、残りの第
2のアドレス空間には、形成されたデバイスが使用する
不揮発性メモリ領域(ROM)が割当てられるようにし
ているので、FPGAの基本セルエリアにROMエリア
を形成する必要がなくなり、その分、基本セルエリアの
領域を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明のFPGAを適用した一実施
例のFPGAのブロック図である。
【図2】図2は、従来のFPGAの全体的な構造をブロ
ック図である。
【図3】図3(a),(b)は、基本セルとこの基本セ
ルにおいて、基本デバイス、素子等を構築する配線接続
を形成するための記憶素子との関係の説明図である。
【符号の説明】
1,11…FPGA、2…EEPROM等で構成される
不揮発性のメモリアレイ、3,15…FPGAロジック
部、4…基本セル、4a…基本セル本体、4a…フリッ
プフロップ回路、4b…スイッチメモリセル、5…アド
レスカウンタ、6…センスアンプ/ライトアンプ回路
(SA/WA)、7,14…コントローラ、8…アドレ
スバス、9…データバス、10…フリップフロップ回
路。12,13…セレクタ、15a,15b,15n…
信号出力端子、SEL…選択信号。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パワーON時に不揮発性メモリのデータを
    プログラマブルゲートアレイ(FPGA)の基本セルエ
    リアにおける配線接続の形成に関係する記憶素子にダウ
    ンロードして前記不揮発性メモリのデータでFPGAが
    プログラム化されるFPGAにおいて、 前記不揮発性メモリのアドレスをアクセスするアドレス
    信号を発生するカウンタと前記基本セルエリアに形成さ
    れたデバイスが前記不揮発性メモリから読出されたデー
    タを利用するために、このデータを受けて一時的に記憶
    するインタフェース領域と前記不揮発性メモリからデー
    タを読出す読出制御信号を発生する領域とを前記基本セ
    ルエリアに形成するためのデータが前記不揮発性メモリ
    の先頭アドレスから所定のアドレスまでの第1のアドレ
    ス空間に記憶され、 前記不揮発性メモリの前記所定のアドレスの後の第2の
    アドレス空間には前記インタフェース領域に転送するデ
    ータが記憶され、 前記パワーON時に前記不揮発性メモリの少なくとも前
    記第1のアドレス空間のデータを前記FPGAの基本セ
    ルエリア領域にダウンロードして前記プログラム化を行
    い、前記ダウンロードの後に前記カウンタの値と前記読
    出制御信号とに基づいて前記不揮発性メモリの前記第2
    のアドレス空間からデータを読出して前記インタフェー
    ス領域に送出する制御回路を備えるプログラマブルゲー
    トアレイ。
  2. 【請求項2】前記基本セルエリアにはCPUが形成さ
    れ、前記不揮発性メモリの前記第2のアドレス空間には
    前記CPUが動作するためのシステムプログラムが記憶
    されている請求項1記載のプログラマブルゲートアレ
    イ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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