JPH11283098A

JPH11283098A - 円柱状の容器の収納装置

Info

Publication number: JPH11283098A
Application number: JP9813798A
Authority: JP
Inventors: Kuniyuki Otaka; 邦之大高; Takashi Uchida; 隆司内田
Original assignee: ASHIE KOGYO KK
Current assignee: ASHIE KOGYO KK
Priority date: 1998-03-27
Filing date: 1998-03-27
Publication date: 1999-10-15

Abstract

(57)【要約】【課題】本発明は、小型の収納装置であっても、缶や
ビン等の円柱状の容器を可及的に多数収納することがで
きるとともに、１操作で複数の容器の取り出しを防止
し、さらに収納可能な範囲内での容器の大きさに関係な
く、容器の存否に関する情報を表示することができる収
納装置を提供することである。【解決手段】前面が開口１された筐体２と、円柱状の
容器５を直径方向に並列させた状態で収納し、該容器５
をその周面方向から取り出すことができる開口部６を有
する収納部４と、を備えた収納装置であって、前記収納
部４は、前記開口部６を開閉可能な扉部材８と、該扉部
材８の開閉をロックするロック機構９と、該ロック機構
９を制御するロック機構制御装置１０と、前記容器の存
否を認知し、該存否に関する情報を表示する容器表示機
構１１と、を備えるとともに、前記扉部材８が筐体２の
開口１に位置するように筐体２内に設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ビール、清涼飲料
水などが入った缶、ビンなど円柱状の容器を収納する冷
蔵庫等の収納装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から、ホテルなどの各部屋には、ビ
ール、清涼飲料水などが入った缶、ビンなど円柱状の容
器を収納する収納装置、例えば、冷蔵庫、保温装置など
が設置されている。この種の収納装置には、図１６に示
すように、缶やビンなどを軸方向に１本毎収納する収納
部４１が設けられており、この収納部４１から缶やビン
を取り出す毎にその種類、数などがカウントされ、チェ
ックアウトの際にそのカウントに基づいてそれらの料金
が精算される。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、この収納部４
１は、通常容器を冷蔵庫等、収納装置の前後に亘って軸
方向に収納し、取り出すように設けられているため、収
納装置に収納される缶やビンの数は、収納装置の前面４
２の面積によって制限される。特に、小型の収納装置
は、缶やビンの収納数量が、少ないという問題点があ
る。

【０００４】また、収納装置内に容器が存在するか否か
を表示する必要がある場合、収納される容器の長さや直
径等、大きさが様々であるため、単一の簡潔な機器によ
り容器の大きさに関係なく容器が収納装置内に収納され
ていることを表示するのは難しい。

【０００５】そこで、本発明は、小型の収納装置であっ
ても、缶やビン等の円柱状の容器を可及的に多数収納す
ることができるとともに、１操作で複数の容器の取り出
しを防止し、さらに収納可能な範囲での容器の大きさに
関係なく、容器の存否に関する情報を表示することがで
きる収納装置を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明では、前面が開口された筐体と、円柱状の容
器を直径方向に並列させた状態で収納し、該容器をその
周面方向から取り出すことができる開口部を有する収納
部と、を備えた収納装置であって、前記収納部は、前記
開口部を開閉可能な扉部材と、該扉部材の開閉をロック
するロック機構と、該ロック機構を制御するロック制御
装置と、前記容器の存否を認知し、該存否に関する情報
を表示する容器表示機構と、を備えるとともに、前記扉
部材が筐体の開口に位置することを特徴としている。

【０００７】以上の様に、本発明によれば、円筒状の容
器を直径方向に並列させた状態で収納し、該容器をその
周面方向から取り出すことができる開口部を有する収納
部を備えているので、円筒状の容器を前後方向に並列さ
せて収納することができ、従来の小型の冷蔵庫等の収納
装置のように、収納する容器の数が前面の面積によって
制限されることはなく、小型の収納装置であっても、よ
り多くの容器を収納することができる。

【０００８】また、前記容器表示機構には、容器の存否
に従って揺動する認知板が前記開口部近傍に設置され、
前記容器の存否に関する情報は、該認知板の揺動に従っ
て表示され、前記認知板の所定の揺動範囲に亘って容器
が存在する否かが表示される構成であることが好まし
い。

【０００９】このように、前記容器の存否に関する情報
を、前記認知板の所定の揺動範囲に亘って容器が存在す
ることを表示するよう構成することにより、容器の大き
さに関係なく容器が収納装置内に収納されている否かを
表示することができる。

【００１０】さらに、前記収納部は、前記容器を前記開
口部の方へ移動させる構成よりなり、前記扉部材は、前
記容器の径よりも大きな径を有する半円筒状に形成され
るとともに、前記開口部に位置する容器の周面に沿って
開閉自在に構成され、前記扉部材の基端部は、開口時
（容器を開口部から取り出せる状態）には開口部に位置
する容器とそれに隣接する容器の間に介入し、閉口時
（容器を開口部から取り出せない状態）には前記両容器
の間から離脱する構成からなり、前記ロック機構は、前
記扉部材の基端部が前記両容器の間から離脱した状態か
ら、開口状態へ回動させると、後続の容器を開口部から
取り出せない状態で扉部材をロックする構成からなって
いることが好ましい。

【００１１】この様な構成により、本発明は、扉部材の
基端部が開口部に位置する容器とそれに隣接する容器の
間から離脱した場合、容器が開口部の位置に移動し、そ
の後、扉部材を再び開口方向に回動させようとしても、
容器を開口部から取り出せない状態で扉部材はロックさ
れるので、さらに後続の容器を取り出すことができな
い。

【００１２】

【発明の実施の形態】次に、本発明に係る円柱状の容器
の収納装置の実施例を図に基づいて説明する。図１は、
本発明を冷蔵庫に応用した場合の全体の斜視図を示す。
本実施例に係る冷蔵庫は、前面に開口１を有する筐体２
と、該開口部を開閉可能な扉部３と、を備えている。図
２は、冷蔵庫の扉部３を開けた状態の正面図である。図
２に示すように、筐体２には、缶、ビン等を収納する収
納部４が上下方向に複数設置されている。

【００１３】収納部４は、図３及び４に示すように、缶
５を直径方向に並列させた状態で収納できるよう構成さ
れ、缶５をその周面方向から取り出すことができる開口
部６を有する収納部本体７と、開口部６を開閉可能な扉
部材８と、扉部材８の開閉をロックするロック機構９
と、ロック機構９を制御するロック制御装置１０（図６
参照）と、缶５の存否を認知し、缶５の存否に関する情
報を表示する缶表示機構１１と、を備えている。また、
収納部４は、扉部材８を筐体２の開口１に位置させ、収
納されている缶５が開口部６の方向に移動する程度に前
方方向に傾斜した状態で筐体２内に設置されている。

【００１４】扉部材８は、図３、４、５、及び１０に示
すように、缶５の径よりも大きな径を有し、両側に側板
を兼ねたラチェットホイール８ａとカム８ｂを有する半
円筒状に形成されており、開口部６に位置する缶５ａの
周面に沿って回動するようにラチェットホイール８ａと
カム８ｂが収納部本体７に枢着軸８ｃにより軸着されて
いる。扉部材８の下側の開放端縁である基端部１６は、
上側の開放端縁が容器５を取り出せるほど開口部６を開
いている場合には、開口部６に位置する容器５ａとそれ
に隣接する容器５ｂの間に位置し、上側の開放端縁が容
器５を取り出せないほど開口部６を閉じている場合に
は、開口部６に位置する容器５ａとそれに隣接する容器
５ｂの間に位置しない大きさに構成されている。また、
扉部材８は、ばね１２によって、常時開口部６を閉じる
方向に回動するよう付勢されている。

【００１５】ロック機構９は、扉部材８のラチェットホ
イール８ａと、ラチェットホイール８ａの爪８ｄ、８ｅ
と係脱自在なラチェット１３と、ラチェット１３を連結
バー１４を介して稼動させるソレノイド１５と、を備え
ており、ラチェットホイール８ａと、収納部本体７のラ
チェットホイール８ａ側の側面とに亘ってに取付けられ
ている。ラチェットホイール８ａの外周には、扉部材８
の基端部１６が開口部６に位置する容器５ａとそれに隣
接する容器５ｂの間に位置していない状態、すなわち収
納部本体７の開口部６が閉じられた状態から、扉部材８
の基端部１６が開口部６に位置する容器５ａとそれに隣
接する容器５ｂの間に位置する状態、すなわち扉部材８
を開く方向（図３の矢印Ａ方向）に回動させようとする
と、容器５を開口部６から取り出せない状態でラチェッ
ト１３が係合する第１の爪８ｄ、及び扉部材８が開口部
６を閉口した位置で係合する第２の爪１８が形成されて
おり、これら第１の爪８ｄ及び第２の爪８ｅは、いずれ
も扉部材８を開口方向に回動する場合、ラチェット１３
が係合するが、扉部材８が閉口方向（図３の矢印Ｂ方
向）に回動する場合は、ラチェット１３が係合しない一
方向状に形成されている。

【００１６】ラチェット１３は、逆Ｌ字状に形成されて
おり、その基端部が枢着軸１９により枢着されており、
先端部がラチェットホィール８ａの各爪８ｄ、８ｅと係
合する方向にばね２１によって付勢されている。ソレノ
イド１５は、収納部本体７の前後方向に摺動可能な心棒
２２を備えており、その先端は、一端がラチェット１３
の中間部に枢着された連結バー１４の後端部に枢着され
ている。

【００１７】ロック制御装置１０は、図６に示すよう
に、ソレノイド１５、扉部材８の回動状態を検知するリ
ミットスイッチ２３、及びコイン受領装置２４に接続さ
れている。リミットスイッチ２３は、図４に示すよう
に、カム８ｂの取付側の収納部本体７の側面で、扉部材
８のカム８ｂに対向して取り付けられている。リミット
スイッチ２３は、扉部材８が回動することによって、カ
ム８ｂの作動片８ｆから離間した際に（図１１参照）、
リミットスイッチ２３からロック制御装置１０に信号を
送信するよう構成されている。コイン受領装置２４は、
図１及び図２に示すように、筐体２の前面に設置されて
おり、コインがコイン投入口２６から投入されると、コ
インの種類及びその投入枚数を認知して、それに関する
データをロック制御装置１０に送信するよう構成されて
いる。

【００１８】缶表示機構１１は、図２及び３に示すよう
に、缶５の存否に従って揺動する認知板２７と、認知板
２７の揺動状態を認知するリミットスイッチ２８と、缶
５が存在しないことを表示する表示ランプ２９と、を備
えている。

【００１９】認知板２７は、図７に示すように、長方形
状に形成されており、その基端部に揺動軸３０が設けら
れている。揺動軸３０は、図３乃至図５、図８乃至図１
３に示すように、認知板２７がその先端部２７ａが開口
部６の方を向いて収納部本体７内を揺動するように、収
納部本体７の上面のフランジ７ｃの開口部６近傍に取り
付けられている。このため、認知板２７は、収納部本体
７内に缶５が存在する場合、その先端部２７ａが上方に
位置し、収納部本体７内に缶５が存在しない場合、その
先端部２７ａが下方に位置する。また、認知板２７に
は、横方向に平面状に突出する突出部３１が形成されて
おり、突出部３１は、収納部本体７の一側面７ａに形成
された開口３２から突出するよう形成されている。

【００２０】リミットスイッチ２８は、開口３２の下方
に設置されており、認知板２７が所定範囲以下の下方に
揺動した場合、認知板２７の突出部３１によってリミッ
トスイッチ２８の作動片２８ａが押圧され、ＯＮ状態と
なる。このため、図８に示すように、収納部本体７内に
缶５が存在しない場合、認知板２７の先端部２７ａが下
方に位置するので、リミットスイッチ２８がＯＮ状態と
なる。また、リミットスイッチ２８は、図５に示すよう
に認知板２７が所定の揺動範囲αに存する場合にＯＦＦ
状態となるように、設置されている。このため、所定範
囲の径を有する缶５であれば、リミットスイッチ２８を
ＯＦＦ状態に保つことができる。

【００２１】表示ランプ２９は、筐体２に設置された各
収納部本体７の側方の隣接する位置に各収納部本体７に
対応して複数設置されている。また、表示ランプ２９
は、リミットスイッチ２８に接続されており、リミット
スイッチがＯＮ状態の際に点灯し、ＯＦＦ状態の際に点
灯しないように構成されている。

【００２２】次に、本実施例の動作について説明する。
収納部４は、図３に示すように、扉部材８が開口部６を
閉口している際は、ラチェット１３がラチェットホイー
ル８ａの第２の爪８ｅに係合されているので、扉部材８
は、ロックされて開けることができない。

【００２３】先ず、コインを投入口２６から投入する
と、コイン受領装置２４は、コインの種類及びその投入
枚数を認知して、それに関するデータをロック制御装置
１０に送信する。投入されたコインに関するデータを受
信したロック制御装置１０は、そのデータに基づいて所
定の収納部４のソレノイド１５を励磁し、図９に示すよ
うに、心棒２２をソレノイド１５内に吸引することによ
って、ラチェット１３をソレノイド１５の方向に傾動さ
せる。

【００２４】ラチェット１３がソレノイド１５の方向に
傾動すると、扉部材８のロックが解除されるので、扉部
材８を手動によりばね１２の付勢力に抗して開口する方
向に回動させることができる。扉部材８を開けると、収
納部４が前方に傾斜した状態で設置されているので、図
１０及び１１に示すように、収納部４の開口部６に位置
している缶５ａが扉部材８の先端まで移動し、缶５ａを
取り出すことができる。この際、扉部材８の基端部１６
は、収納部４の開口部６に位置している缶５ａとそれに
隣接する缶５ｂの間に介在しているので、缶５ｂが開口
部６の方向に移動することはない。また、扉部材８が開
くと、図１２に示すように、リミットスイッチ２３の作
動片２３ａがカム８ｂの作動片８ｆから離れるので、リ
ミットスイッチ２３は、ロック制御装置１０に信号を送
信する。リミットスイッチ２３から信号を受信したロッ
ク制御装置１０は、ソレノイド１５に信号を送信し、信
号を受信したソレノイド１３は、消磁される。ソレノイ
ド１３が消磁されると、ラチェット１３は、図１０に示
すように、ばね２１の弾性によってラチェットホイール
８ａに圧接される。

【００２５】次に、缶５ａを取り出して、扉部材８から
手を離すと、扉部材８は、ばね１２の弾性によって閉口
方向に回動する。缶５ａを取り出し、缶５ｂが開口部６
の方向に移動した後、すなわち扉部材８の基端部１６を
超えて後続の缶５ｂが扉部材８内に移動した後で、扉部
材８が完全に開口部６を閉塞する前に、扉部材８を再び
開けようとしても、図１３に示すように、ラチェット１
３がカムの第１の爪８ｄに係合し、その際、開口部６
は、扉部材８によって、後続の缶５ｂを取り出せるほど
開いていないので、後続の缶５ｂを取り出すことができ
ない。

【００２６】次に、本発明の第２実施例について図１４
及び１５に基づいて説明する。図１４は、第２実施例の
収納部本体７の斜視図であり、図１５は、その中央断面
左側面図である。第２実施例が上記第１実施例と異なる
点は、第１実施例が開口部６を開ける場合に、扉部材８
を下方に回動する構成となっているのに対し、第２実施
例は、扉部材８を上方（図１５の矢印の方向）に回動す
る構成となっている点である。第２実施例の開口部６の
底面には、その先端が上方を向いているストッパ３３が
設置されており、これにより缶５が落下するのを防止す
ることができる。また、符号３４は、把手であり、これ
により容易に収納部本体７を開けることができる。

【００２７】第２実施例において揺動軸３０は、認知板
２７の中心に設けられており、認知板２７は、先端部２
７ａが収納部本体７内を揺動し、基端部２７ｂが収納部
本体７の底面の下方に設けられたアウターカバー３５内
を揺動するよう、収納部本体７の開口部６近傍の底面に
揺動軸３０を介して設置されている。また、認知板２７
の基端部２７ｂ側には、第１実施例と同様に横方向に突
出する突出部３１が形成されており、突出部３１は、収
納部本体７の左側面に設置されたリミットスイッチ２８
の作動片２８ａを押圧するよう収納部本体７の左側面か
ら突出されている。したがって、収納部本体７内に缶５
が存在する場合、認知板２７の先端部２７ａが所定範囲
以下の下方に位置し、基端部２７ｂが上方に位置するこ
とから、突出部３１がリミットスイッチ２８の作動片２
８ａが押圧され、リミットスイッチ２８がＯＮ状態とな
る。逆に、収納部本体７内に缶５が存在しない場合、認
知板２７の先端部２７ａが上方に位置し、基端部２７ｂ
が下方に位置することから、リミットスイッチ２８はＯ
ＦＦ状態となり、表示ランプ２９が点灯する。これによ
り、収納部本体７内に缶５が不存在であることがわか
る。

【００２８】

【発明の効果】以上のように、本発明によれば、小型の
収納装置であっても、缶やビン等の円柱状の容器を可及
的に多数収納することができるとともに、１操作で複数
の容器の取り出しを防止し、さらに収納可能な範囲での
容器の大きさに関係なく、容器の存否に関する情報を表
示することができる冷蔵庫などの収納装置を提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る円柱状の容器の収納装置の実施例
を示す全体斜視図である。

【図２】図１における円柱状容器の扉部が開いた状態の
正面図である。

【図３】本実施例における収納部の右側面図である。

【図４】本実施例における収納部の斜視図である。

【図５】本実施例における収納部の中央断面右側面図で
ある。

【図６】本実施例におけるロック制御装置の該略図であ
る。

【図７】本実施例における認知板の斜視図である。

【図８】収納部内に容器が存在しない場合の図５に対応
する図である。

【図９】ラチェットが解除された状態の図３に対応する
図である。

【図１０】本実施例における扉部材が開いた状態の斜視
図である。

【図１１】扉部材が開いた状態の図５に対応する図であ
る。

【図１２】扉部材が開いた状態の図３に対応する図であ
る。

【図１３】ラチェットが第１の溝に係合した状態の図１
０に対応する図である。

【図１４】本発明に係る円柱状の容器の収納装置の第２
実施例を示す収納部の斜視図である。

【図１５】第２実施例の収納部の中央断面左側面図であ
る。

【図１６】従来の円柱状容器の収納装置の扉部が開いた
状態の正面図である。

【符号の説明】

１開口２筐体４収納部５、５ａ、５ｂ容器６開口部８扉部材９ロック機構１０ロック制御装置１１容器表示機構１６基端部２７認知板

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】前面が開口（１）された筐体（２）と、
円柱状の容器（５）を直径方向に並列させた状態で収納
し、該容器（５）をその周面方向から取り出すことがで
きる開口部（６）を有する収納部（４）と、を備えた収
納装置であって、前記収納部（４）は、前記開口部
（６）を開閉可能な扉部材（８）と、該扉部材（８）の
開閉をロックするロック機構（９）と、該ロック機構
（９）を制御するロック制御装置（１０）と、前記容器
（５）の存否を認知し、該存否に関する情報を表示する
容器表示機構（１１）と、を備えるとともに、前記扉部
材（８）が筐体（２）の開口（１）に位置することを特
徴とする収納装置。
【請求項２】前記容器表示機構（１１）には、容器
（５）の存否に従って揺動する認知板（２７）が前記開
口部（６）近傍に設置され、前記容器（５）の存否に関
する情報は、該認知板（２７）の揺動に従って表示さ
れ、前記認知板（２７）の所定の揺動範囲に亘って容器
（５）が存在することが表示されることを特徴とする請
求項１記載の収納装置。
【請求項３】前記収納部（４）は、前記容器（５）を
前記開口部（６）の方へ移動させる構成よりなり、前記扉部材（８）は、前記容器（５）の径よりも大きな
径を有する半円筒状に形成されるとともに、前記開口部
（６）に位置する容器（５ａ）の周面に沿って開閉自在
に構成され、前記扉部材（８）の基端部（１６）は、開口時には開口
部（６）に位置する容器（５ａ）とそれに隣接する容器
（５ｂ）の間に介入し、閉口時には前記両容器（５ａ、
５ｂ）の間から離脱する構成からなり、前記ロック機構（９）は、前記扉部材（８）の基端部
（１６）が前記両容器（５ａ、５ｂ）の間から離脱した
状態から、開口状態へ回動させると、後続の容器（５
ｂ）を開口部（６）から取り出せない状態で扉部材
（８）をロックする構成からなる請求項１又は２記載の
収納装置。