JPH11280035A - 少水量散水用配管ユニット及び少水量散水構造並びに貯雪可能積雪深を求める方法 - Google Patents

少水量散水用配管ユニット及び少水量散水構造並びに貯雪可能積雪深を求める方法

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JPH11280035A
JPH11280035A JP9982698A JP9982698A JPH11280035A JP H11280035 A JPH11280035 A JP H11280035A JP 9982698 A JP9982698 A JP 9982698A JP 9982698 A JP9982698 A JP 9982698A JP H11280035 A JPH11280035 A JP H11280035A
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Japan
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water
snow
spraying
small amount
pipe
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JP9982698A
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Toshishige Fujii
俊茂 藤井
Ryoji Senhei
良二 泉並
Toru Endo
徹 遠藤
Kiemon Ito
喜右衛門 伊藤
Isao Okuda
庸 奥田
Shuichi Inoue
秀一 井上
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Railway Technical Research Institute
West Japan Railway Co
Japan Railway Construction
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
West Japan Railway Co
Japan Railway Construction
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、散水設備の維持管理、補修交換、
設置等の作業時間を短縮し、費用を低廉化し、散水の熱
効率を向上し、且つ散水量を減少させることができる少
水量散水用配管ユニット及び少水量散水構造並びに貯雪
可能積雪深を求める方法を提供する。 【解決手段】 少水量散水用配管ユニット10は、コン
クリート製で全体として断面矩形のブロック状(基体1
0a)をなしている。基体10aの内部には、図2に示
すように、上面から散水可能に埋設された複数(本実施
の形態においては3ヶ)の散水ノズル11と、この散水
ノズル11に連通し、基端12aが外部に通じる配管1
2とが埋設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に軌道スラブ上
の、少水量散水用配管ユニット及び少水量散水構造並び
に貯雪可能積雪深を求める方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、鉄道、自動車その他の車両が
安全に走行する為等に、消雪が行われている。軌道等に
積雪した雪を消雪する技術としてスプリンクラー等を用
いて軌道上等へ散水する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、散水ノ
ズルや配管等は耐用年数が低く、耐用年数経過毎にそれ
らを交換しなければならないが、例えば道路などの舗装
面に埋め込まれたタイプの散水ノズルでは、散水設備の
維持管理、補修交換、設置等の作業においてコンクリ−
トカッターやピックにより舗装面をはぐる必要があり、
作業に長時間と高額費用を要するという問題点があっ
た。
【0004】また、スプリンクラーでの散水は、空気中
に水を散布するため、熱効率が悪いという問題点があっ
た。
【0005】他方、高架橋の貯雪量の算定を行う際には
消雪装置と併用することが考慮されていないため消雪さ
れる雪の量を考慮しないで貯雪量が算出されている。こ
の為、貯雪式高架橋においては消雪装置を用いないこと
により、貯雪容量を越える積雪時の対応策がなく、多雪
地区では貯雪式高架橋の採用は行われず、もっぱらスプ
リンクラーにより、高架橋内をほぼ完全に消雪する方法
が採られている。それ故に散水に多量の水を要するとい
う問題点があった。
【0006】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、散水設備の維持管
理、補修交換、設置等の作業時間を短縮し、費用を低廉
化し、散水の熱効率を向上し、且つ散水量を減少させる
ことができる少水量散水用配管ユニット及び少水量散水
構造並びに貯雪可能積雪深を求める方法を提供する点に
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明
の要旨は、積雪を防止し又は積雪を溶かす為に用いる少
水量散水用配管ユニットであって、散水可能に設けられ
た一つ又は複数の散水ノズルと、該散水ノズルに連通
し、基端が外部に通じるように埋設された配管とを備え
たことを特徴とする少水量散水用配管ユニットに存す
る。請求項2記載の発明の要旨は、請求項1記載の散水
用ユニットを設置可能なユニット設置部と、前記配管の
前記基端に接続可能な送水管とを備えたことを特徴とす
る少水量散水構造に存する。請求項3記載の発明の要旨
は、散水された水等を排水する樋を備えたことを特徴と
する請求項2記載の少水量散水構造に存する。請求項4
記載の発明の要旨は、前記樋に向かって高さが漸減する
ように排水勾配が形成されたことを特徴とする請求項2
又は3記載の少水量散水構造に存する。 請求項5記載
の発明の要旨は、前記樋を流れる水を回収し、前記送水
管に送水する回収手段を備えたことを特徴とする請求項
3又は4に記載の少水量散水構造に存する。請求項6記
載の発明の要旨は、前記配管の基端は請求項2記載の前
記送水管にまで至ることを特徴とする請求項1記載の少
水量散水用配管ユニットに存する。請求項7記載の発明
の要旨は、高架橋、橋りょう、その他の構造物の貯雪可
能積雪深を特許請求の範囲に記載の式から求める方法。
【0008】なお、本発明において「散水」とは、スラ
ブ上、軌道上、路面上等に水を流す場合を指す。
【0009】また、「貯雪可能積雪深」とは、当該地区
において高架橋上への貯雪が要求される当該地区平地上
の設計確率積雪深をいう。本発明の請求項7ではこの貯
雪可能積雪深と高架橋上の一部で消雪を行った場合に雪
が消雪される割合及び高架橋の構造等との関係を式に示
している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0011】本実施の形態に係る少水量散水用配管ユニ
ット及び少水量散水構造は、軌道スラブ上の積雪を防止
し又は消雪する為に用いるものである。
【0012】図1及び図2に示すように、少水量散水用
配管ユニット10は、コンクリート製で全体として断面
矩形のブロック状(基体10a)をなしている。基体1
0aの内部には、図2に示すように、上面から散水可能
に埋設された複数(本実施の形態においては3ヶ)の散
水ノズル11と、この散水ノズル11に連通し、基端1
2aが外部に通じる配管12とが埋設されている。
【0013】散水ノズル11は、所謂チョロ散水ノズル
と言われるもので、スプリンクラーなどのように大気中
に水を散布するものではなく、軌道上に水を流すもので
ある。ケーシング11a、バルブヘッド11b、ゴムキ
ャップ11cから概略構成され、上面に複数開孔する散
水孔11dから散水するものである。配管12は、図3
に示すように平面視略L字状をなし、図4に示すように
長さ方向に所定間隔を介して接続部12bが上面に設け
られている。この接続部12bの上端に散水ノズル11
の下端部を嵌入されて取り付けられている。先端には、
配管12内に溜まった土を排出するためのドレン12c
が設けられている。
【0014】本実施の形態に係る少水量散水構造20
は、図6及び図7に示すように、軌道スラブであり、橋
軸方向に連続して設けられている。軌道スラブSrは、
少水量散水用配管ユニット10を設置可能なユニット設
置部21と、配管12の基端12aに接続可能な送水管
22とを備えている。ユニット設置部21は、幅方向中
央に橋軸方向に沿って凹部状に形成されている。さら
に、図9にも示すように基端12aを設置可能なように
橋軸直交方向に溝21aが形成されている。
【0015】送水管22は、軌道スラブSrの片側に配
設されている。送水管22は露出配管でも高架橋内に埋
設してもよい。
【0016】さらに本実施の形態においては、散水され
た水及び融雪等を排水する樋23が設けられている。樋
23は、U字溝であり、軌道スラブSrの側部に橋軸方
向に沿って設けられており、基端12aに接続可能なジ
ョイント(図示略)を所要部分に備えている。
【0017】斯かる樋23を流れる水は、回収手段によ
り回収され、再び送水管22に送水される。回収手段
は、好適な数を、所要間隔ごとに設ければよい。回収手
段としては、例えば、図8に示す如く、樋23に流れる
水を貯める貯水槽24aと、この送水管22に送水する
ポンプ24bと、加熱装置24cと、沈殿及び濾過装置
(図示略)を備えたものがある。なお、水を回収再利用
する場合、水中にゴミ等が含まれるため、これらを沈
殿、濾過する装置等を付加する事も可能である。
【0018】少水量散水用配管ユニット10を交換する
には、まず、配管12の基端12aと送水管22とを離
して、少水量散水用配管ユニットを撤収する。次いで、
図9に示す如く新たな少水量散水用配管ユニット10を
ユニット設置部21に嵌入することにより設置を行う。
【0019】次に、貯雪可能積雪深を求める方法につい
て図10を用いて説明する。
【0020】当該地区の平地上の積雪深をD、消雪設備
が受け持つ消雪幅をAとすると、D・Aは消雪設備が受
け持つ消雪幅Aの上に積もった雪の断面積を表す。ま
た、A上の平均的な残雪深からA上に残っている雪の断
面積を計算し、その断面積vを求める。ここで、1−v/
(D・A)は消雪設備により消雪設備が受け持つ消雪面積
上の雪が消雪された結果雪の断面積が減少した割合であ
る。ここではこの値を「消雪率ε」とする。以下に計算
で用いる前提条件を示す。
【0021】1. ゲタ高をH(m)、貯雪可能積雪深をD
(m)とする。貯雪高はスラブ面上+HR(m)とする。
【0022】2. 高架橋上の積雪深は地上積雪深のβ倍
とする。
【0023】3. 路盤コンクリート上でスラブ面上+H
R(m)より上方の雪は車両により排雪され、両サイドに
貯雪される。従って、この部分の雪密度は2倍(体積は1
/2)と仮定する。体積が1/2になる幅は路盤コンクリー
ト幅WS(m)とする。
【0024】貯雪式高架橋の貯雪スペースについては図
に示すように幅W(m)の高架橋の断面において、路盤コ
ンクリート上からスラブ面上+HR(m)まで貯雪可能と
する。高架橋端部の積雪形状についてはラッセル除雪幅
(除雪車両等による除雪幅)外の地点から1:2の勾配で
積雪してゆくものとし、この断面形状のうち、路盤コン
クリート上からこの断面形状内にある構造物(路盤コン
クリ−ト及び軌道スラブWSH(m2)、トラフT(m2)
等)、フランジャー部分の断面積F(m2)を引いた断面積
を貯雪スペースとし、これをS(m2)とする(図10の
ハッチング部分)。
【0025】消雪設備が受け持つ消雪幅の消雪率をεと
し、スラブ面上の積雪を消雪する場合はその消雪幅を2
WS(m)とする。
【0026】I. 高架橋上の積雪量(スラブ面上を消
雪した場合) 差し引き積雪量は下記−より
【0027】
【数1】
【0028】II. 高架橋上の貯雪スペース:S貯雪ス
ペースに貯雪可能な積雪量は
【0029】
【数2】
【0030】式(1)=Sとなることから、
【0031】
【数3】
【0032】このように地上と高架橋上の積雪深の比
β、高架橋上の貯雪スペースSを設計時に決定しておけ
ば、高架橋上の貯雪可能積雪深は消雪設備の能力である
消雪率εによって決定される。
【0033】また、高架橋の貯雪量の算定に関しては一
般的な構造の寸法であるW=11.3、WS=2.22、
HR=0.325、S=10、の場合に例えばβ=0.8、
消雪率ε=70%としてスラブ面上を消雪する場合に平
地上の約1.5mに相当する積雪が貯雪可能である。
【0034】本実施の形態に係る少水量散水用配管ユニ
ット10及び少水量散水構造20並びに貯雪可能積雪深
を求める方法によれば以下に掲げる効果を奏する。
【0035】散水ノズル11及び配管12をブロック状
に一体としたので、取り付け取り外しが容易であり、新
設、維持管理等を容易に行うことができる。
【0036】また、熱効率が向上するため、少ない散水
量で消雪効果を得ることができる。
【0037】また、地上と高架橋上の積雪深の比β、高
架橋上の貯雪スペースS等を設計時に決定しておけば、
必要とされる消雪率に対応する散水量を必要最小限にす
ることができる。
【0038】さらに、本実施の形態においては樋23を
設けたので、散水を回収して効果的に再度利用すること
が可能である。地下水の揚水が規制されている現状にお
いては大きな効果といえる。なお、高架橋の施工基面か
らスラブ面の天端までの高さをゲタ高とすると、このゲ
タ高は保守上はできるだけ無い方が良いが、雪害対策を
低コストで行うためにはゲタ高を上げて貯雪容量を拡大
した方が良い。従って、経済性と保守性を両立させるた
めには保守上許容しうるゲタ高とした貯雪式構造の高架
橋とした上で最小限の消雪設備を設置するのが効果的で
ある。
【0039】なお、本発明者らは、本方式に係る実験を
行った。その結果、ゲタ高さ75cm、155cmの積
雪時に、上越新幹線におけるスプリンクラー散水消雪方
式の場合と比べ、1/4程度の散水量で必要な消雪量を
確保できる見通しを得た。
【0040】このため、降雪の強度に応じて散水量の調
節を行うことにより経済的な消雪方式とすることが可能
となる。
【0041】なお、本実施の形態においては鉄道用高架
橋に適用したが、本発明はそれに限定されず、例えば、
自動車用高架橋、歩行者用高架橋、平地道路等、本発明
を適用する上で好適な構造物に適用することができる。
【0042】また、図11乃至図13に示す少水量散水
構造30の如く、樋33に向うにしたがい、高さが漸減
するように排水勾配部34を設けることもできる。斯か
る場合には、さらに軌道回路電流の漏れを減少させるこ
とができる。図中、符号32が送水管である。
【0043】また、図14及び図15に示す少水量散水
構造40のごとく、スラブの幅方向中央を高くして排水
勾配部41を設けることもできる。図中、符号42が送
水管、符号43が樋である。
【0044】また、本実施の形態において接続部12b
の上端に散水ノズル11の下端部を嵌入されて取り付け
られているが、螺合等好適な方法が考えられる。
【0045】また、散水ノズルのみを交換することもで
きる。
【0046】また、少水量散水ユニットの材質はコンク
リートに限定されず、本発明を実施する上で好適な材料
にすることができる。
【0047】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【0048】また、基体10aの材質についてはコンク
リート以外にも樹脂系、ウレタン系、プラスチック系、
金属系など、本発明を実施する上で好適なものにするこ
とができる。
【0049】また、この部分の形状は、図16のように
ノズル天端部と面一にパネル状のものを設けることもで
きる。パネル13の材質は上記基体10aの材質と同質
のもの等、本発明を実施する上で好適なものにすること
ができる。斯かる場合によれば散水した水を下部に漏洩
することなく、パネル13の上面を経て、スラブ上面ま
でに滑らかに流すことができる。パネル状のものは単に
スラブ等にボルト等で取り付け固定するだけで足りる。
【0050】また、上記実施の形態においては接続部1
2bは直線状をなしていたが、図17に示す接続部12
b’のように略L字状に屈曲させる等、本発明を実施す
る上で好適な形状にすることもできる。斯かる場合に
は、少水量散水用配管ユニットの高さを減少させること
ができる。
【0051】また、上記実施の形態においては少水量散
水用配管ユニットをスラブ中央に設置していたが、片側
に寄せたり複数の少水量散水用配管ユニットを並設する
等、本発明を実施する上で好適なものにすることができ
る。
【0052】また、配管12の基端12aを設置するた
めに溝21aを設けたが、溝21aの代わりに図18に
示すようにスラブSrに挿入孔21bを設けることもで
きる。斯かる場合には、例えば、上記基端12aに相当
する部分を接続管50とし、この接続管50により送水
管22と、上記基端12aが無い配管12’とを接続す
る。接続管50の両端部は雄ねじが切られており、配管
12’の当該接続部分には雌ねじが切られている。当該
接続を行うには、まず図19に示す如く挿入孔21bに
接続管50を挿入し、その一端を配管12’に螺着させ
る。次いで、接続管50の他端を送水管22に接続す
る。接続は、図20に示す水密性のジョイント51を用
いて行う。少水量散水用配管ユニットを交換する際に
は、上記工程の逆を行えばよい。
【0053】また、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0054】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。散水ノズル及び配管を
ユニット化したので、散水設備の維持管理、補修交換、
設置等の作業は単に少水量散水用配管ユニットを交換、
設置等をするだけである。したがって、作業に要する時
間を短縮し、費用を低廉化することができる。
【0055】また、空気中に水を散布するのではなく、
軌道上、スラブ上、或いは路面に流水するので熱効率を
向上させることができる。
【0056】また、散水対象となる構造物上と地上との
積雪深の比、貯雪スペース等を設計時に決定することに
より、散水量を減少させることができる。
【0057】また、排水勾配を設けた場合には、軌道回
路からの漏れ電流の増加をさらに防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る少水量散水用配管ユ
ニットの平面図である。
【図2】図1のm−m断面図である。
【図3】配管の平面図である。
【図4】配管の側面図である。
【図5】散水ノズルの一部破断の側面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る少水量散水構造の平
面図である。
【図7】図6のn−n断面図である。
【図8】回収手段の概念図である。
【図9】少水量散水用配管ユニットの交換状態を示す斜
視図である。
【図10】貯雪スペースの概念図である。
【図11】他の実施の形態に係る少水量散水構造の平面
図である。
【図12】図11のo−o断面図である。
【図13】図11に示す少水量散水構造の側面図であ
る。
【図14】他の実施の形態に係る少水量散水構造の縦断
面図である。
【図15】図14に示す少水量散水構造の側面図であ
る。
【図16】他の実施の形態に係る散水ノズルを示す側面
図である。
【図17】他の実施の形態に係る配管の接続部の形状を
示す断面図である。
【図18】他の実施の形態に係るスラブの形状を示す斜
視図である。
【図19】他の実施の形態に係るスラブにおける接続工
程を示す平面図である。
【図20】他の実施の形態に係るスラブにおける接続工
程を示す一部断面正面図である。
【符号の説明】
Sr スラブ 10 少水量散水用配管ユニット 10a 基体 11 散水ノズル 11a ケーシング 11b バルブヘッド 11c ゴムキャップ 11d 散水孔 12、12’ 配管 12a 基端 12b、12b’ 接続部 12c ドレン 13 パネル 20 少水量散水構造 21 ユニット設置部 21a 溝 21b 挿入孔 22 送水管 23 樋 24 回収手段 24a 貯水槽 24b ポンプ 24c 加熱装置 30 少水量散水構造 32 送水管 33 樋 34 排水勾配部 40 少水量散水構造 41 排水勾配部 42 送水管 43 樋 50 接続管51 ジョイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉並 良二 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 遠藤 徹 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 伊藤 喜右衛門 大阪府大阪市北区芝田二丁目4番24号 西 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 奥田 庸 東京都千代田区永田町2丁目14番2号 日 本鉄道建設公団内 (72)発明者 井上 秀一 東京都千代田区永田町2丁目14番2号 日 本鉄道建設公団内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積雪を防止し又は積雪を溶かす為に用い
    る少水量散水用配管ユニットであって、 散水可能に設けられた一つ又は複数の散水ノズルと、 該散水ノズルに連通し、基端が外部に通じるように埋設
    された配管とを備えたことを特徴とする少水量散水用配
    管ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の散水用ユニットを設置可
    能なユニット設置部と、 前記配管の前記基端に接続可能な送水管とを備えたこと
    を特徴とする少水量散水構造。
  3. 【請求項3】 散水された水等を排水する樋を備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載の少水量散水構造。
  4. 【請求項4】 前記樋に向かって高さが漸減するように
    排水勾配が形成されたことを特徴とする請求項2又は3
    記載の少水量散水構造。
  5. 【請求項5】 前記樋を流れる水を回収し、前記送水管
    に送水する回収手段を備えたことを特徴とする請求項3
    又は4に記載の少水量散水構造。
  6. 【請求項6】 前記配管の基端は請求項2記載の前記送
    水管にまで至ることを特徴とする請求項1記載の少水量
    散水用配管ユニット。
  7. 【請求項7】 高架橋、橋りょう、その他の構造物の貯
    雪可能積雪深を次式から求める方法。 【数3】
JP9982698A 1998-03-30 1998-03-30 少水量散水用配管ユニット及び少水量散水構造並びに貯雪可能積雪深を求める方法 Pending JPH11280035A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100386819B1 (ko) * 2001-01-20 2003-06-09 극동엔지니어링(주) 아스콘 포장 도로용 살수장치

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KR100386819B1 (ko) * 2001-01-20 2003-06-09 극동엔지니어링(주) 아스콘 포장 도로용 살수장치

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