JPH11278596A - 飲料分配装置 - Google Patents
飲料分配装置Info
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- JPH11278596A JPH11278596A JP7931798A JP7931798A JPH11278596A JP H11278596 A JPH11278596 A JP H11278596A JP 7931798 A JP7931798 A JP 7931798A JP 7931798 A JP7931798 A JP 7931798A JP H11278596 A JPH11278596 A JP H11278596A
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- beverage
- water tank
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 生ビールなどの飲料を冷却してグラスなどに
注出する飲料分配装置において、部品点数や作業工数の
削減が図れ、組立て容易かつ安価な飲料分配装置を提供
する。 【解決手段】 外側を断熱材3で囲僥された状態に設け
られ冷却水1を収容する冷却水槽2と、この冷却水槽2
の近傍に設けられた冷凍装置11と、この冷凍装置11
および前記冷却水槽2の外側を囲う状態に設けられた外
装カバー5とを有する飲料分配装置において、前記冷却
水槽2と前記外装カバー5とを一体的に樹脂成形してな
る構成としたものである。
注出する飲料分配装置において、部品点数や作業工数の
削減が図れ、組立て容易かつ安価な飲料分配装置を提供
する。 【解決手段】 外側を断熱材3で囲僥された状態に設け
られ冷却水1を収容する冷却水槽2と、この冷却水槽2
の近傍に設けられた冷凍装置11と、この冷凍装置11
および前記冷却水槽2の外側を囲う状態に設けられた外
装カバー5とを有する飲料分配装置において、前記冷却
水槽2と前記外装カバー5とを一体的に樹脂成形してな
る構成としたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば生ビールな
どの飲料を冷却してグラスなどに注出する飲料分配装置
に関する。
どの飲料を冷却してグラスなどに注出する飲料分配装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の飲料分配装置として、図
9に示すような装置が提案されている。すなわち、この
飲料分配装置aは、冷却水bを収容する冷却水槽cと、
この冷却水槽cの外側に施された断熱材dとで構成され
る冷却水槽ユニットeを有する。
9に示すような装置が提案されている。すなわち、この
飲料分配装置aは、冷却水bを収容する冷却水槽cと、
この冷却水槽cの外側に施された断熱材dとで構成され
る冷却水槽ユニットeを有する。
【0003】この冷却水槽ユニットeは、底板f上に組
付けられた複数本の支柱g上に載置され、ねじ等の固定
具(図示しない)を介して固定される。また、冷却水槽
ユニットeの下面側、すなわち、底板f上には冷凍装置
hが配置されているとともに、前記冷却水槽c内には、
この冷凍装置hに接続されて冷凍サイクルを構成する蒸
発器jが配置されている。
付けられた複数本の支柱g上に載置され、ねじ等の固定
具(図示しない)を介して固定される。また、冷却水槽
ユニットeの下面側、すなわち、底板f上には冷凍装置
hが配置されているとともに、前記冷却水槽c内には、
この冷凍装置hに接続されて冷凍サイクルを構成する蒸
発器jが配置されている。
【0004】さらに、冷却水槽ユニットeの外側および
前記冷凍装置hの外周部を囲う状態に、前記冷却水槽ユ
ニットeとは別部材である外装カバーkが設けられてい
る。また、前記冷却水槽c内には、内部を飲料Aが導通
する飲料冷却管mが配置され、この飲料冷却管mの一端
(飲料導出方向下流側端)は、飲料分配装置aの前面部
に装着された飲料注出装置としての注出コックnと連通
しており、また、他端(飲料流出方向上流側端)は、継
手u、飲料ホースo、ディスペンスヘッドrを介して飲
料供給源である飲料容器pと連通している。
前記冷凍装置hの外周部を囲う状態に、前記冷却水槽ユ
ニットeとは別部材である外装カバーkが設けられてい
る。また、前記冷却水槽c内には、内部を飲料Aが導通
する飲料冷却管mが配置され、この飲料冷却管mの一端
(飲料導出方向下流側端)は、飲料分配装置aの前面部
に装着された飲料注出装置としての注出コックnと連通
しており、また、他端(飲料流出方向上流側端)は、継
手u、飲料ホースo、ディスペンスヘッドrを介して飲
料供給源である飲料容器pと連通している。
【0005】また、前記飲料容器pは、ガスホースsを
介して炭酸ガスボンベtと接続され、飲料容器p内に炭
酸ガスが供給されるようになっている。なお、前記飲料
冷却管m、注出コックn、継手u、および冷却水槽ユニ
ットeの側面部に形成された冷却管導出孔vを閉塞する
ための取付蓋w等は一体的に組付けられ飲料注出回路ユ
ニットxを構成している。
介して炭酸ガスボンベtと接続され、飲料容器p内に炭
酸ガスが供給されるようになっている。なお、前記飲料
冷却管m、注出コックn、継手u、および冷却水槽ユニ
ットeの側面部に形成された冷却管導出孔vを閉塞する
ための取付蓋w等は一体的に組付けられ飲料注出回路ユ
ニットxを構成している。
【0006】また、前記冷却水槽c内の冷却水bを撹拌
する冷却水撹拌手段であるアジテータzが設けられてお
り、このアジテータzは、そのモータ部分を冷却水槽c
の上部開口部を閉塞する状態に設けられたモータ取付板
yに取付けている。
する冷却水撹拌手段であるアジテータzが設けられてお
り、このアジテータzは、そのモータ部分を冷却水槽c
の上部開口部を閉塞する状態に設けられたモータ取付板
yに取付けている。
【0007】しかして、冷凍装置hを運転することによ
って、冷却水槽c内の冷却水bは、蒸発器j内を流れる
冷媒の蒸発潜熱により冷却され、その一部が凍結して蒸
発器jの周囲に氷Iとなってほぼ一定量貯えられる。ま
た、冷却水槽c内の冷却水bが、アジテータzで撹拌さ
れることによって、飲料冷却管mが効率良く冷却され
る。
って、冷却水槽c内の冷却水bは、蒸発器j内を流れる
冷媒の蒸発潜熱により冷却され、その一部が凍結して蒸
発器jの周囲に氷Iとなってほぼ一定量貯えられる。ま
た、冷却水槽c内の冷却水bが、アジテータzで撹拌さ
れることによって、飲料冷却管mが効率良く冷却され
る。
【0008】そして、注出コックnを開くと、飲料容器
pの中の飲料Aは炭酸ガスボンベtから供給される炭酸
ガス圧力によって押圧され、飲料容器pの内部に備えら
れているサイフォンパイプ(図示せず)、ディスペンス
ヘッドr、飲料ホースoを介して飲料注出回路ユニット
xに導かれ、注出コックnから注出される。
pの中の飲料Aは炭酸ガスボンベtから供給される炭酸
ガス圧力によって押圧され、飲料容器pの内部に備えら
れているサイフォンパイプ(図示せず)、ディスペンス
ヘッドr、飲料ホースoを介して飲料注出回路ユニット
xに導かれ、注出コックnから注出される。
【0009】この際、飲料Aは飲料注出回路ユニットx
の飲料冷却管mの中を通過する際に、冷却水槽c内の冷
却水bと熱交換され、急冷され、適度に冷えた美味しい
飲料Aがグラスなどに注出されることになる。
の飲料冷却管mの中を通過する際に、冷却水槽c内の冷
却水bと熱交換され、急冷され、適度に冷えた美味しい
飲料Aがグラスなどに注出されることになる。
【0010】しかしながら、以上の飲料分配装置aにお
いては、次のような問題点がある。まず、第1の問題点
として、冷却水槽ユニットeと外装カバーkが別部品で
構成されているため、冷却水槽cに施された断熱材dと
外装カバーkとの合せ目から空気や水分が侵入して断熱
性能が損なわれ、冷凍装置hを運転すると断熱材dの表
面に結露が発生する虞れがある。一般的に前記断熱材d
としてウレタンフォームが用いられているが、ウレタン
フォームの表面が露出している場合、万一結露が発生す
ると水分がウレタンフォームの中に毛細管現象により浸
透し、断熱性能を著しく劣化させることになる。これら
の現象は、ウレタンフォームが多孔質構造を取っている
こと、また、独立気泡であるといってもセル膜自体が水
分子に対する透過性を持つこと、ウレタン樹脂そのもの
が強い疎水性を持つとは言えないこと等が原因と考えら
れる。
いては、次のような問題点がある。まず、第1の問題点
として、冷却水槽ユニットeと外装カバーkが別部品で
構成されているため、冷却水槽cに施された断熱材dと
外装カバーkとの合せ目から空気や水分が侵入して断熱
性能が損なわれ、冷凍装置hを運転すると断熱材dの表
面に結露が発生する虞れがある。一般的に前記断熱材d
としてウレタンフォームが用いられているが、ウレタン
フォームの表面が露出している場合、万一結露が発生す
ると水分がウレタンフォームの中に毛細管現象により浸
透し、断熱性能を著しく劣化させることになる。これら
の現象は、ウレタンフォームが多孔質構造を取っている
こと、また、独立気泡であるといってもセル膜自体が水
分子に対する透過性を持つこと、ウレタン樹脂そのもの
が強い疎水性を持つとは言えないこと等が原因と考えら
れる。
【0011】このため、長い耐用期間が要求される飲料
分配装置aにおいては、断熱材dと外装カバーkとの合
せ目など水分の侵入する可能性のある部分をシールする
必要がある。
分配装置aにおいては、断熱材dと外装カバーkとの合
せ目など水分の侵入する可能性のある部分をシールする
必要がある。
【0012】また、冷却水槽ユニットeを支えるための
支柱gを必要とするなど必然的に部品点数や作業工数が
多くなりコスト高になる等の問題がある。また、第2の
問題点として、前記飲料分配装置aを製造する場合に
は、主な組立工程として以下(ア)〜(ケ)の組立工程
を必要としていた。
支柱gを必要とするなど必然的に部品点数や作業工数が
多くなりコスト高になる等の問題がある。また、第2の
問題点として、前記飲料分配装置aを製造する場合に
は、主な組立工程として以下(ア)〜(ケ)の組立工程
を必要としていた。
【0013】すなわち、 (ア) 冷凍装置hおよび複数本の支柱gを、底板f上
に組付ける。 (イ) 支柱gの上に、冷却水槽ユニットeを載置す
る。
に組付ける。 (イ) 支柱gの上に、冷却水槽ユニットeを載置す
る。
【0014】(ウ) 冷却水槽c内に蒸発器jを組付け
る。 (エ) 冷凍装置hと蒸発器jを接続する。 (オ) 冷凍装置hに冷媒を充填する。
る。 (エ) 冷凍装置hと蒸発器jを接続する。 (オ) 冷凍装置hに冷媒を充填する。
【0015】(カ) 冷却水槽cの上部開口部にモータ
取付板y及びアジテータzを組付ける。 (キ) 外装カバーkを組付ける。
取付板y及びアジテータzを組付ける。 (キ) 外装カバーkを組付ける。
【0016】(ク) 飲料注出回路ユニットxを、外装
カバーkの外部から冷却水槽ユニットeの冷却管導出孔
vに挿入して組付ける。 (ケ) 上面カバーiを組付ける。 等の順序で、各々の構成部品別に組立るようになってい
る。
カバーkの外部から冷却水槽ユニットeの冷却管導出孔
vに挿入して組付ける。 (ケ) 上面カバーiを組付ける。 等の順序で、各々の構成部品別に組立るようになってい
る。
【0017】このように、各種の機能部品の組付け、及
び、冷媒の充填等の作業を順次行っていく必要があり、
組立て工数も増加し、コスト高になるだけでなく、長大
な製造ラインが必要になる等の問題もある。
び、冷媒の充填等の作業を順次行っていく必要があり、
組立て工数も増加し、コスト高になるだけでなく、長大
な製造ラインが必要になる等の問題もある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、この種
の飲料分配装置は、第1の問題点として、断熱性能を長
期にわたって維持するために、断熱材と外装カバーとの
合せ目など水分の侵入する可能性のある部分に、面倒で
時間のかかるシール作業を必要とし、また、冷却水槽ユ
ニットを支えるための支柱を必要とするなど必然的に部
品点数や作業工数が多くなりコスト高になる等の問題が
ある。
の飲料分配装置は、第1の問題点として、断熱性能を長
期にわたって維持するために、断熱材と外装カバーとの
合せ目など水分の侵入する可能性のある部分に、面倒で
時間のかかるシール作業を必要とし、また、冷却水槽ユ
ニットを支えるための支柱を必要とするなど必然的に部
品点数や作業工数が多くなりコスト高になる等の問題が
ある。
【0019】また、第2の問題点として、冷凍装置や蒸
発器を組付ける時、蒸発器が冷却水槽ユニットの内部に
あるため、予め、冷凍装置と蒸発器の組付け、および、
冷媒充填など冷凍サイクルを完成させてユニット化させ
ておくことができず、各種の機能部品の組付け、及び、
冷媒の充填等の作業を順次行っていく必要があり、組立
て工数も増加し、コスト高になるだけでなく、長大な製
造ラインが必要になる等の問題もある。
発器を組付ける時、蒸発器が冷却水槽ユニットの内部に
あるため、予め、冷凍装置と蒸発器の組付け、および、
冷媒充填など冷凍サイクルを完成させてユニット化させ
ておくことができず、各種の機能部品の組付け、及び、
冷媒の充填等の作業を順次行っていく必要があり、組立
て工数も増加し、コスト高になるだけでなく、長大な製
造ラインが必要になる等の問題もある。
【0020】本発明は、上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、部品点数や作業工数の削
減が図れ、組立て容易かつ安価な飲料分配装置を提供し
ようとするものである。
で、その目的とするところは、部品点数や作業工数の削
減が図れ、組立て容易かつ安価な飲料分配装置を提供し
ようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するための第1の手段として、外側を断熱材で囲僥さ
れた状態に設けられ冷却水を収容する冷却水槽と、この
冷却水槽の近傍に設けられた冷凍装置と、この冷凍装置
および前記冷却水槽の外側を囲う状態に設けられた外装
カバーと、前記冷却水槽内に配置されるとともに前記冷
凍装置に接続されて冷凍サイクルを構成し前記冷却水を
冷却する蒸発器と、この蒸発器により冷却される冷却水
中に浸漬され、かつ、一端が飲料供給源に連通し、他端
が飲料注出用の注出装置に連通する飲料冷却菅とを備
え、前記飲料を飲料冷却菅内に導入して前記冷却水によ
って冷却しながら前記注出装置を介して分配する飲料分
配装置において、前記冷却水槽と前記外装カバーとを一
体的に樹脂成形してなる構成としたものである。
成するための第1の手段として、外側を断熱材で囲僥さ
れた状態に設けられ冷却水を収容する冷却水槽と、この
冷却水槽の近傍に設けられた冷凍装置と、この冷凍装置
および前記冷却水槽の外側を囲う状態に設けられた外装
カバーと、前記冷却水槽内に配置されるとともに前記冷
凍装置に接続されて冷凍サイクルを構成し前記冷却水を
冷却する蒸発器と、この蒸発器により冷却される冷却水
中に浸漬され、かつ、一端が飲料供給源に連通し、他端
が飲料注出用の注出装置に連通する飲料冷却菅とを備
え、前記飲料を飲料冷却菅内に導入して前記冷却水によ
って冷却しながら前記注出装置を介して分配する飲料分
配装置において、前記冷却水槽と前記外装カバーとを一
体的に樹脂成形してなる構成としたものである。
【0022】このように、飲料分配装置を構成する要素
のうち、冷却水槽と外装カバーを一体的に樹脂成形して
いるので、それ自体の部品点数が削減できると共に、断
熱材と外装カバーとの合せ目など水分の侵入する可能性
のある部分に施す面倒で時間のかかるシール作業が不要
となるなど作業工数の低減が図れ、これにより、組立て
作業が容易に行え、安価な飲料分配装置を提供すること
が可能となる。
のうち、冷却水槽と外装カバーを一体的に樹脂成形して
いるので、それ自体の部品点数が削減できると共に、断
熱材と外装カバーとの合せ目など水分の侵入する可能性
のある部分に施す面倒で時間のかかるシール作業が不要
となるなど作業工数の低減が図れ、これにより、組立て
作業が容易に行え、安価な飲料分配装置を提供すること
が可能となる。
【0023】また、第2の手段として、冷却水を収容す
る冷却水槽に断熱材を施した冷却水槽ユニットと該冷却
水槽ユニットの外側を囲う外装カバーとを一体的に樹脂
成形してなる本体ユニットと、この本体ユニットの底部
に組付けられる底板、この底板上に組付けられる冷凍装
置、および、前記冷却水槽内に配置されるとともに前記
冷凍装置に接続されて冷凍サイクルを構成し前記冷却水
を冷却する蒸発器を有する第1の組立体からなる冷凍装
置ユニットと、前記本体ユニットの構成部材である前記
冷却水槽内に配置され内部を飲料が導通する飲料冷却
管、および、この飲料冷却管の飲料導出方向下流側端に
接続する飲料注出用の注出コックを有する第2の組立体
からなる飲料注出回路ユニットと、前記本体ユニットの
上部に組付けられるモータ取付板、該モータ取付板にモ
ータ部が取付けられ前記冷却水槽内の前記冷却水を撹拌
するアジテータを有する第3の組立体からなるアジテー
タユニットとを具備してなる構成としたものである。
る冷却水槽に断熱材を施した冷却水槽ユニットと該冷却
水槽ユニットの外側を囲う外装カバーとを一体的に樹脂
成形してなる本体ユニットと、この本体ユニットの底部
に組付けられる底板、この底板上に組付けられる冷凍装
置、および、前記冷却水槽内に配置されるとともに前記
冷凍装置に接続されて冷凍サイクルを構成し前記冷却水
を冷却する蒸発器を有する第1の組立体からなる冷凍装
置ユニットと、前記本体ユニットの構成部材である前記
冷却水槽内に配置され内部を飲料が導通する飲料冷却
管、および、この飲料冷却管の飲料導出方向下流側端に
接続する飲料注出用の注出コックを有する第2の組立体
からなる飲料注出回路ユニットと、前記本体ユニットの
上部に組付けられるモータ取付板、該モータ取付板にモ
ータ部が取付けられ前記冷却水槽内の前記冷却水を撹拌
するアジテータを有する第3の組立体からなるアジテー
タユニットとを具備してなる構成としたものである。
【0024】このように、飲料分配装置を構成する要素
のうち、冷却水を収容する冷却水槽に断熱材を施した冷
却水槽ユニットと該冷却水槽ユニットの外側を囲う外装
カバーとを一体的に樹脂成形して本体ユニットを構成す
るため、それ自体の部品点数が減少し、さらに、冷却水
槽ユニットを支えるための支柱などが不要となって部品
点数が削減できる。また、断熱材と外装カバーとの合せ
目など水分の侵入する可能性のある部分に施す面倒で時
間のかかるシール作業が不要となるなど作業工数の低減
が図れる。
のうち、冷却水を収容する冷却水槽に断熱材を施した冷
却水槽ユニットと該冷却水槽ユニットの外側を囲う外装
カバーとを一体的に樹脂成形して本体ユニットを構成す
るため、それ自体の部品点数が減少し、さらに、冷却水
槽ユニットを支えるための支柱などが不要となって部品
点数が削減できる。また、断熱材と外装カバーとの合せ
目など水分の侵入する可能性のある部分に施す面倒で時
間のかかるシール作業が不要となるなど作業工数の低減
が図れる。
【0025】さらに、冷却水槽、外装カバー、冷凍装
置、撹拌手段、飲料注出回路の構成部品を単体でなく、
それぞれ統合した組立体からなる本体ユニット、冷凍装
置ユニット、飲料注出回路ユニット、アジテータユニッ
トなどで構成したから、これらユニットを予め組立てて
おくことができ、従来と比較して大幅に組立て工数を低
減でき、これにより長大な製造ラインを使用することな
く組立て作業が容易に行え、安価な飲料分配装置を提供
することが可能となる。
置、撹拌手段、飲料注出回路の構成部品を単体でなく、
それぞれ統合した組立体からなる本体ユニット、冷凍装
置ユニット、飲料注出回路ユニット、アジテータユニッ
トなどで構成したから、これらユニットを予め組立てて
おくことができ、従来と比較して大幅に組立て工数を低
減でき、これにより長大な製造ラインを使用することな
く組立て作業が容易に行え、安価な飲料分配装置を提供
することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
について図1ないし図6を参照して説明する。まず、こ
の飲料分配装置100の全体構成について図1および図
2を参照して説明する。
について図1ないし図6を参照して説明する。まず、こ
の飲料分配装置100の全体構成について図1および図
2を参照して説明する。
【0027】この飲料分配装置100は、大別して本体
ユニット200と、予め組立体として用意された第1の
組立体からなる冷凍装置ユニット300と、第2の組立
体からなる飲料注出回路ユニット400と、第3の組立
体からなるアジテータユニット500と、上カバー60
0とで構成される。
ユニット200と、予め組立体として用意された第1の
組立体からなる冷凍装置ユニット300と、第2の組立
体からなる飲料注出回路ユニット400と、第3の組立
体からなるアジテータユニット500と、上カバー60
0とで構成される。
【0028】前記本体ユニット200は、冷却水1を収
容する冷却水槽2に断熱材3を施した冷却水槽ユニット
4と、この冷却水槽ユニット4の外側を囲う外装カバー
5とを一体的に樹脂成形して構成される。
容する冷却水槽2に断熱材3を施した冷却水槽ユニット
4と、この冷却水槽ユニット4の外側を囲う外装カバー
5とを一体的に樹脂成形して構成される。
【0029】また、本体ユニット200の下部分、すな
わち、冷凍装置ユニット300の冷凍装置11部分を囲
僥する外装カバー5部分は、上部の冷却水槽ユニット4
を支持するに十分な剛性を有し、従来の支柱を兼用する
構成となっている。
わち、冷凍装置ユニット300の冷凍装置11部分を囲
僥する外装カバー5部分は、上部の冷却水槽ユニット4
を支持するに十分な剛性を有し、従来の支柱を兼用する
構成となっている。
【0030】また、この本体ユニット200の背面に
は、上下方向に配管収納用の凹溝6が形成されていると
ともに本体ユニット200の背面下部の前記凹溝6の下
端側と対応する位置には配管導出用の切欠孔7が形成さ
れ、冷凍装置ユニット300の冷凍装置11と蒸発器1
2とを接続する配管13を通すようになっている。
は、上下方向に配管収納用の凹溝6が形成されていると
ともに本体ユニット200の背面下部の前記凹溝6の下
端側と対応する位置には配管導出用の切欠孔7が形成さ
れ、冷凍装置ユニット300の冷凍装置11と蒸発器1
2とを接続する配管13を通すようになっている。
【0031】また、冷凍装置ユニット300は、本体ユ
ニット200の底部に組付けられる底板10、この底板
10上に組付けられる冷凍装置11、および、前記冷却
水槽2内に配置されるとともに前記冷凍装置11に接続
されて冷凍サイクルを構成し前記冷却水1を冷却するコ
イル状に巻回された蒸発器12から構成される組立体で
ある。この冷凍装置ユニット300は、予め、底板10
に冷凍装置11を載置して組付け、ついで、冷凍装置1
1と蒸発器12とを配管13で接続し、この後、冷凍装
置11に冷媒ガス充填することにより構成される。な
お、配管13には図示しないが断熱が施してある。
ニット200の底部に組付けられる底板10、この底板
10上に組付けられる冷凍装置11、および、前記冷却
水槽2内に配置されるとともに前記冷凍装置11に接続
されて冷凍サイクルを構成し前記冷却水1を冷却するコ
イル状に巻回された蒸発器12から構成される組立体で
ある。この冷凍装置ユニット300は、予め、底板10
に冷凍装置11を載置して組付け、ついで、冷凍装置1
1と蒸発器12とを配管13で接続し、この後、冷凍装
置11に冷媒ガス充填することにより構成される。な
お、配管13には図示しないが断熱が施してある。
【0032】また、飲料注出回路ユニット400は、前
記本体ユニット200の構成部材である前記冷却水槽2
内に配置され内部を飲料Aが導通するコイル状に巻回さ
れた飲料冷却管20と、この飲料冷却管20の飲料導出
方向下流側端に接続する飲料注出装置としての注出コッ
ク21と、前記本体ユニット200の前面に穿設された
管路導出口としての冷却管導出孔22を閉塞するように
組付けられる取付蓋23と、継手24とを有する組立体
からなる。
記本体ユニット200の構成部材である前記冷却水槽2
内に配置され内部を飲料Aが導通するコイル状に巻回さ
れた飲料冷却管20と、この飲料冷却管20の飲料導出
方向下流側端に接続する飲料注出装置としての注出コッ
ク21と、前記本体ユニット200の前面に穿設された
管路導出口としての冷却管導出孔22を閉塞するように
組付けられる取付蓋23と、継手24とを有する組立体
からなる。
【0033】そして、この飲料注出回路ユニット400
は、冷却水1を排水した状態において、図2に示すよう
に、アジテータ31、蒸発器12及び上カバー600等
に触れることなく、本体ユニット200に対し取付けた
り、取外したりできるようになっている。これにより、
飲料注出回路ユニット400の洗浄作業が極めて容易に
行えるようになっている。
は、冷却水1を排水した状態において、図2に示すよう
に、アジテータ31、蒸発器12及び上カバー600等
に触れることなく、本体ユニット200に対し取付けた
り、取外したりできるようになっている。これにより、
飲料注出回路ユニット400の洗浄作業が極めて容易に
行えるようになっている。
【0034】また、前記アジテータユニット500は、
前記本体ユニット200の上部に組付けられるモータ取
付板30と、このモータ取付板30にモータ部31aが
取付けられ前記冷却水槽2内の前記冷却水1を撹拌する
アジテータ31を有する第3の組立体からなる。
前記本体ユニット200の上部に組付けられるモータ取
付板30と、このモータ取付板30にモータ部31aが
取付けられ前記冷却水槽2内の前記冷却水1を撹拌する
アジテータ31を有する第3の組立体からなる。
【0035】そして、図1に示すように本体ユニット2
00に対し、冷凍装置ユニット300、飲料注出回路ユ
ニット400、アジテータユニット500、および上カ
バー600を組付けることにより飲料分配装置100を
組立ることになる。
00に対し、冷凍装置ユニット300、飲料注出回路ユ
ニット400、アジテータユニット500、および上カ
バー600を組付けることにより飲料分配装置100を
組立ることになる。
【0036】この時、アジテータ31は、飲料冷却管2
0の上部に配置され、かつ蒸発器12のほぼ中心部に配
置される。また、飲料分配装置100の使用にあたって
は、飲料注出回路ユニット400の飲料流出方向上流側
端、すなわち、前記継手24に飲料ホース40を接続す
ることによりディスペンスヘッド41を介して飲料供給
源である飲料容器42と連通させる。さらに、飲料容器
42に装着された前記ディスペンスヘッド41のガス導
入部41aに一端を炭酸ガスボンベ43に接続したガス
ホース44を接続することにより、前記ディスペンスヘ
ッド8のガス導入部41aに炭酸ガスが導かれるように
セットする。
0の上部に配置され、かつ蒸発器12のほぼ中心部に配
置される。また、飲料分配装置100の使用にあたって
は、飲料注出回路ユニット400の飲料流出方向上流側
端、すなわち、前記継手24に飲料ホース40を接続す
ることによりディスペンスヘッド41を介して飲料供給
源である飲料容器42と連通させる。さらに、飲料容器
42に装着された前記ディスペンスヘッド41のガス導
入部41aに一端を炭酸ガスボンベ43に接続したガス
ホース44を接続することにより、前記ディスペンスヘ
ッド8のガス導入部41aに炭酸ガスが導かれるように
セットする。
【0037】しかして、冷凍装置11を運転することに
よって、冷却水槽2内の冷却水1は、蒸発器12内を流
れる冷媒の蒸発潜熱により冷却され、その一部が凍結し
てコイル状に巻回された蒸発器12の周囲に氷Iとなっ
てほぼ一定量貯えられる。
よって、冷却水槽2内の冷却水1は、蒸発器12内を流
れる冷媒の蒸発潜熱により冷却され、その一部が凍結し
てコイル状に巻回された蒸発器12の周囲に氷Iとなっ
てほぼ一定量貯えられる。
【0038】また、冷却水槽2内の冷却水1が、アジテ
ータ31で撹拌されることによって、冷却水1中に浸漬
された飲料冷却管20が効率良く冷却される。そして、
ディスペンスヘッド41のハンドル41bを開方向に操
作することにより、飲料容器42内に炭酸ガスを導入す
るとともに、同操作により飲料用バルブ(図示しない)
を開く。
ータ31で撹拌されることによって、冷却水1中に浸漬
された飲料冷却管20が効率良く冷却される。そして、
ディスペンスヘッド41のハンドル41bを開方向に操
作することにより、飲料容器42内に炭酸ガスを導入す
るとともに、同操作により飲料用バルブ(図示しない)
を開く。
【0039】この後、注出コック21を開くことによ
り、飲料容器42内の飲料Aは、飲料容器42内に導入
された炭酸ガス圧によりディスペンスヘッド41、およ
び飲料ホース40を経て飲料注出回路ユニット400、
すなわち、取付蓋23に具備された継手24、および、
飲料冷却管20を順次通って注出コック21へと導かれ
る。
り、飲料容器42内の飲料Aは、飲料容器42内に導入
された炭酸ガス圧によりディスペンスヘッド41、およ
び飲料ホース40を経て飲料注出回路ユニット400、
すなわち、取付蓋23に具備された継手24、および、
飲料冷却管20を順次通って注出コック21へと導かれ
る。
【0040】そして、飲料Aは飲料冷却管20内を通過
する際に、前記冷却水1と熱交換して急冷され、適度に
冷却された美味しい飲料Aとなってグラス等に注出され
ることになる。
する際に、前記冷却水1と熱交換して急冷され、適度に
冷却された美味しい飲料Aとなってグラス等に注出され
ることになる。
【0041】次に、上記のように構成された飲料分配装
置100の組立工程について説明する。まず、予め別の
ラインで組付けられた第1の組立体からなる冷凍装置ユ
ニット300に対し本体ユニット200を組付ける。
置100の組立工程について説明する。まず、予め別の
ラインで組付けられた第1の組立体からなる冷凍装置ユ
ニット300に対し本体ユニット200を組付ける。
【0042】すなわち、図3および図4に示すように、
本体ユニット200を傾斜させ、冷凍装置ユニット30
0の配管13を配管収納用の凹溝6および配管導出用の
切欠孔7に介在させることで、冷却水槽2内に蒸発器1
2を入れる。この後、図5に示すように、本体ユニット
200を直立状態に戻し、ついで、図6に示すように、
本体ユニット200を下降させて底板10上に載置す
る。
本体ユニット200を傾斜させ、冷凍装置ユニット30
0の配管13を配管収納用の凹溝6および配管導出用の
切欠孔7に介在させることで、冷却水槽2内に蒸発器1
2を入れる。この後、図5に示すように、本体ユニット
200を直立状態に戻し、ついで、図6に示すように、
本体ユニット200を下降させて底板10上に載置す
る。
【0043】ついで、本体ユニット200の下端取付板
部8を、複数の固定ねじ50によって底板10に固定す
ることで、本体ユニット200と第1の組立体からなる
冷凍装置ユニット300とを組付けることになる。
部8を、複数の固定ねじ50によって底板10に固定す
ることで、本体ユニット200と第1の組立体からなる
冷凍装置ユニット300とを組付けることになる。
【0044】この後、アジテータユニット500を組付
ける。図2に示すように、本体ユニット200の冷却水
槽2の上部開口部に、予め別のラインで組付けられた第
3の組立体からなるアジテータユニット500を載置
し、固定ねじ60で固定する。
ける。図2に示すように、本体ユニット200の冷却水
槽2の上部開口部に、予め別のラインで組付けられた第
3の組立体からなるアジテータユニット500を載置
し、固定ねじ60で固定する。
【0045】なお、冷凍装置ユニット300の構成部品
である蒸発器12は、図2に示すようにアジテータユニ
ット500のモータ取付板30に複数の固定ねじ61で
固定され位置決めされる。
である蒸発器12は、図2に示すようにアジテータユニ
ット500のモータ取付板30に複数の固定ねじ61で
固定され位置決めされる。
【0046】この後、飲料注出回路ユニット400を、
図2に示すように、本体ユニット200の前面に穿設さ
れた管路導出口としての冷却管導出孔22から冷却水槽
2の内部に挿入し、取付蓋23で冷却管導出孔22を閉
塞するように組付け固定される。
図2に示すように、本体ユニット200の前面に穿設さ
れた管路導出口としての冷却管導出孔22から冷却水槽
2の内部に挿入し、取付蓋23で冷却管導出孔22を閉
塞するように組付け固定される。
【0047】最後に、上カバー600を本体ユニット2
00に組付けて全ての組立工程を終了する。以上のよう
に、本発明による飲料分配装置100によれば、外装カ
バー5と冷却水槽2が一体的に樹脂成形されているた
め、従来装置が別部品として構成されているのに対し、
部品点数が削減できるとともに水分や空気の侵入が確実
に防止できるため冷却水槽2の断熱性を長期にわたって
維持でき、断熱材3の結露の発生を抑制できる。
00に組付けて全ての組立工程を終了する。以上のよう
に、本発明による飲料分配装置100によれば、外装カ
バー5と冷却水槽2が一体的に樹脂成形されているた
め、従来装置が別部品として構成されているのに対し、
部品点数が削減できるとともに水分や空気の侵入が確実
に防止できるため冷却水槽2の断熱性を長期にわたって
維持でき、断熱材3の結露の発生を抑制できる。
【0048】また、従来例が各々の構成部品を一連の製
造ラインで部品毎に順次組付けていくのに対し、主要機
能部品である冷凍装置ユニット300や、アジテータユ
ニット500や、飲料注出回路ユニット400を別の場
所で、予め各々の組立体として用意しておくことがで
き、長大な製造ラインを必要とせず、効率的な組立作業
が可能となる。
造ラインで部品毎に順次組付けていくのに対し、主要機
能部品である冷凍装置ユニット300や、アジテータユ
ニット500や、飲料注出回路ユニット400を別の場
所で、予め各々の組立体として用意しておくことがで
き、長大な製造ラインを必要とせず、効率的な組立作業
が可能となる。
【0049】このように、部品点数の削減や工程の改善
が図れ、組立工数が大幅に低減できるため安価な飲料分
配装置100を作ることができる。なお、上述の一実施
形態において、冷凍装置11と冷却水槽2とが上下に配
設されている飲料分配装置100について説明したが、
本発明は、これに限らず、図7および図8に示すよう
に、冷凍装置11と冷却水槽2とが横形に配置される形
態の飲料分配装置100Aに適用しても良いことは勿論
である。
が図れ、組立工数が大幅に低減できるため安価な飲料分
配装置100を作ることができる。なお、上述の一実施
形態において、冷凍装置11と冷却水槽2とが上下に配
設されている飲料分配装置100について説明したが、
本発明は、これに限らず、図7および図8に示すよう
に、冷凍装置11と冷却水槽2とが横形に配置される形
態の飲料分配装置100Aに適用しても良いことは勿論
である。
【0050】図7は組立完了状態を、図8は組立過程を
示す。なお、上述の一実施形態と同様な構成部分は、上
述の一実施形態と同一の符号を付して詳細な説明は省略
する。
示す。なお、上述の一実施形態と同様な構成部分は、上
述の一実施形態と同一の符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0051】すなわち、この飲料分配装置100Aは、
大別して本体ユニット200Aと、予め組立体として用
意された第1の組立体からなる冷凍装置ユニット300
Aと、第2の組立体からなる飲料注出回路ユニット40
0Aと、第3の組立体からなるアジテータユニット50
0Aと、上カバー600Aとを有する構成となってい
る。
大別して本体ユニット200Aと、予め組立体として用
意された第1の組立体からなる冷凍装置ユニット300
Aと、第2の組立体からなる飲料注出回路ユニット40
0Aと、第3の組立体からなるアジテータユニット50
0Aと、上カバー600Aとを有する構成となってい
る。
【0052】そして、冷凍装置ユニット300Aの組立
にあたっては、図8に示すように本体ユニット200A
内に、冷凍装置ユニット300Aを上方から垂下させ、
図7に示すように本体ユニット200Aを組付けること
になる。
にあたっては、図8に示すように本体ユニット200A
内に、冷凍装置ユニット300Aを上方から垂下させ、
図7に示すように本体ユニット200Aを組付けること
になる。
【0053】この後、飲料冷却管20および注出コック
21を組付けた後、アジテータユニット500A,およ
び上カバー600Aを順次組付けして全ての組立工程を
終了するものである。
21を組付けた後、アジテータユニット500A,およ
び上カバー600Aを順次組付けして全ての組立工程を
終了するものである。
【0054】その他、図示しないが、冷却水槽の上部に
冷凍装置ユニットを載置する形態の飲料分配装置に適用
しても良く、本発明の要旨を変えない範囲で種々変形実
施可能なことは勿論である。
冷凍装置ユニットを載置する形態の飲料分配装置に適用
しても良く、本発明の要旨を変えない範囲で種々変形実
施可能なことは勿論である。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、次の
ような効果を奏する。請求項1の飲料分配装置によれ
ば、外側を断熱材で囲僥された状態に設けられ冷却水を
収容する冷却水槽と、この冷却水槽の近傍に設けられた
冷凍装置と、この冷凍装置および前記冷却水槽の外側を
囲う状態に設けられた外装カバーと、前記冷却水槽内に
配置されるとともに前記冷凍装置に接続されて冷凍サイ
クルを構成し前記冷却水を冷却する蒸発器と、この蒸発
器により冷却される冷却水中に浸漬され、かつ、一端が
飲料供給源に連通し、他端が飲料注出用の注出装置に連
通する飲料冷却菅とを備え、前記飲料を飲料冷却菅内に
導入して前記冷却水によって冷却しながら前記注出装置
を介して分配する飲料分配装置において、前記冷却水槽
と前記外装カバーとを一体的に樹脂成形してなる構成と
したものである。
ような効果を奏する。請求項1の飲料分配装置によれ
ば、外側を断熱材で囲僥された状態に設けられ冷却水を
収容する冷却水槽と、この冷却水槽の近傍に設けられた
冷凍装置と、この冷凍装置および前記冷却水槽の外側を
囲う状態に設けられた外装カバーと、前記冷却水槽内に
配置されるとともに前記冷凍装置に接続されて冷凍サイ
クルを構成し前記冷却水を冷却する蒸発器と、この蒸発
器により冷却される冷却水中に浸漬され、かつ、一端が
飲料供給源に連通し、他端が飲料注出用の注出装置に連
通する飲料冷却菅とを備え、前記飲料を飲料冷却菅内に
導入して前記冷却水によって冷却しながら前記注出装置
を介して分配する飲料分配装置において、前記冷却水槽
と前記外装カバーとを一体的に樹脂成形してなる構成と
したものである。
【0056】このように、飲料分配装置を構成する要素
のうち、冷却水槽と外装カバーを一体的に樹脂成形して
いるので、それ自体の部品点数が削減できると共に、断
熱材と外装カバーとの合せ目など水分の侵入する可能性
のある部分に施す面倒で時間のかかるシール作業が不要
となるなど作業工数の低減が図れ、これにより、組立て
作業が容易に行え、安価な飲料分配装置を提供すること
が可能となるといった効果を奏する。
のうち、冷却水槽と外装カバーを一体的に樹脂成形して
いるので、それ自体の部品点数が削減できると共に、断
熱材と外装カバーとの合せ目など水分の侵入する可能性
のある部分に施す面倒で時間のかかるシール作業が不要
となるなど作業工数の低減が図れ、これにより、組立て
作業が容易に行え、安価な飲料分配装置を提供すること
が可能となるといった効果を奏する。
【0057】また、請求項2の飲料分配装置によれば、
冷却水を収容する冷却水槽に断熱材を施した冷却水槽ユ
ニットと該冷却水槽ユニットの外側を囲う外装カバーと
を一体的に樹脂成形してなる本体ユニットと、この本体
ユニットの底部に組付けられる底板、この底板上に組付
けられる冷凍装置、および、前記冷却水槽内に配置され
るとともに前記冷凍装置に接続されて冷凍サイクルを構
成し前記冷却水を冷却する蒸発器を有する第1の組立体
からなる冷凍装置ユニットと、前記本体ユニットの構成
部材である前記冷却水槽内に配置され内部を飲料が導通
する飲料冷却管、および、この飲料冷却管の飲料導出方
向下流側端に接続する飲料注出用の注出コックを有する
第2の組立体からなる飲料注出回路ユニットと、前記本
体ユニットの上部に組付けられるモータ取付板、該モー
タ取付板にモータ部が取付けられ前記冷却水槽内の前記
冷却水を撹拌するアジテータを有する第3の組立体から
なるアジテータユニットとを具備してなる構成としたも
のである。
冷却水を収容する冷却水槽に断熱材を施した冷却水槽ユ
ニットと該冷却水槽ユニットの外側を囲う外装カバーと
を一体的に樹脂成形してなる本体ユニットと、この本体
ユニットの底部に組付けられる底板、この底板上に組付
けられる冷凍装置、および、前記冷却水槽内に配置され
るとともに前記冷凍装置に接続されて冷凍サイクルを構
成し前記冷却水を冷却する蒸発器を有する第1の組立体
からなる冷凍装置ユニットと、前記本体ユニットの構成
部材である前記冷却水槽内に配置され内部を飲料が導通
する飲料冷却管、および、この飲料冷却管の飲料導出方
向下流側端に接続する飲料注出用の注出コックを有する
第2の組立体からなる飲料注出回路ユニットと、前記本
体ユニットの上部に組付けられるモータ取付板、該モー
タ取付板にモータ部が取付けられ前記冷却水槽内の前記
冷却水を撹拌するアジテータを有する第3の組立体から
なるアジテータユニットとを具備してなる構成としたも
のである。
【0058】このように、飲料分配装置を構成する要素
のうち、冷却水を収容する冷却水槽に断熱材を施した冷
却水槽ユニットと該冷却水槽ユニットの外側を囲う外装
カバーとを一体的に樹脂成形して本体ユニットを構成す
るため、それ自体の部品点数が減少し、さらに、冷却水
槽ユニットを支えるための支柱などが不要となって部品
点数が削減できる。また、断熱材と外装カバーとの合せ
目など水分の侵入する可能性のある部分に施す面倒で時
間のかかるシール作業が不要となるなど作業工数の低減
が図れる。
のうち、冷却水を収容する冷却水槽に断熱材を施した冷
却水槽ユニットと該冷却水槽ユニットの外側を囲う外装
カバーとを一体的に樹脂成形して本体ユニットを構成す
るため、それ自体の部品点数が減少し、さらに、冷却水
槽ユニットを支えるための支柱などが不要となって部品
点数が削減できる。また、断熱材と外装カバーとの合せ
目など水分の侵入する可能性のある部分に施す面倒で時
間のかかるシール作業が不要となるなど作業工数の低減
が図れる。
【0059】さらに、冷却水槽、外装カバー、冷凍装
置、撹拌手段、飲料注出回路の構成部品をそれぞれ統合
した組立体からなる本体ユニット、冷凍装置ユニット、
飲料注出回路ユニット、アジテータユニットなどで構成
したから、これらユニットを予め組立てておくことがで
き、従来と比較して大幅に組立て工数を低減でき、これ
により長大な製造ラインを使用することなく組立て作業
が容易に行え、安価な飲料分配装置を提供することが可
能となるといった効果を奏する。
置、撹拌手段、飲料注出回路の構成部品をそれぞれ統合
した組立体からなる本体ユニット、冷凍装置ユニット、
飲料注出回路ユニット、アジテータユニットなどで構成
したから、これらユニットを予め組立てておくことがで
き、従来と比較して大幅に組立て工数を低減でき、これ
により長大な製造ラインを使用することなく組立て作業
が容易に行え、安価な飲料分配装置を提供することが可
能となるといった効果を奏する。
【図1】本発明の飲料分配装置の一例の構成および使用
状態を概略的に示す図。
状態を概略的に示す図。
【図2】同じく飲料分配装置の概略的分解図。
【図3】同じく主要機能部品の組立過程を説明するため
の図。
の図。
【図4】同じく主要機能部品の組立過程を説明するため
の図。
の図。
【図5】同じく主要機能部品の組立過程を説明するため
の図。
の図。
【図6】同じく主要機能部品の組立過程を説明するため
の図。
の図。
【図7】本発明の飲料分配装置の他の例を概略的に示す
図。
図。
【図8】同じく主要機能部品の組立過程を説明するため
の図。
の図。
【図9】従来の飲料分配装置の構成および使用状態を概
略的に示す図。
略的に示す図。
1…冷却水 2…冷却水槽 3…断熱材 4…冷却水槽ユニット 5…外装カバー 10…底板 11…冷凍装置 12…蒸発器 13…配管 20…飲料冷却管 21…注出コック(飲料注出装置) 22…冷却管導出孔(管路導出口) 23…取付蓋 30…モータ取付板 31a…モータ部 31…アジテータ 42…飲料容器(飲料供給源) 100…飲料分配装置 200…本体ユニット 300…冷凍装置ユニット 400…飲料注出回路ユニット 500…アジテータユニット 600…上カバー
Claims (2)
- 【請求項1】外側を断熱材で囲僥された状態に設けられ
冷却水を収容する冷却水槽と、 この冷却水槽の近傍に設けられた冷凍装置と、 この冷凍装置および前記冷却水槽の外側を囲う状態に設
けられた外装カバーと、 前記冷却水槽内に配置されるとともに前記冷凍装置に接
続されて冷凍サイクルを構成し前記冷却水を冷却する蒸
発器と、 この蒸発器により冷却される冷却水中に浸漬され、か
つ、一端が飲料供給源に連通し、他端が飲料注出用の注
出装置に連通する飲料冷却菅と、を備え、 前記飲料を飲料冷却菅内に導入して前記冷却水によって
冷却しながら前記注出装置を介して分配する飲料分配装
置において、 前記冷却水槽と前記外装カバーとを一体的に樹脂成形し
てなることを特徴とする飲料分配装置。 - 【請求項2】冷却水を収容する冷却水槽に断熱材を施し
た冷却水槽ユニットと該冷却水槽ユニットの外側を囲う
外装カバーとを一体的に樹脂成形してなる本体ユニット
と、 この本体ユニットの底部に組付けられる底板、この底板
上に組付けられる冷凍装置、および、前記冷却水槽内に
配置されるとともに前記冷凍装置に接続されて冷凍サイ
クルを構成し前記冷却水を冷却する蒸発器を有する第1
の組立体からなる冷凍装置ユニットと、 前記本体ユニットの構成部材である前記冷却水槽内に配
置され内部を飲料が導通する飲料冷却管、および、この
飲料冷却管の飲料導出方向下流側端に接続する飲料注出
用の注出コックを有する第2の組立体からなる飲料注出
回路ユニットと、 前記本体ユニットの上部に組付けられるモータ取付板、
該モータ取付板にモータ部が取付けられ前記冷却水槽内
の前記冷却水を撹拌するアジテータを有する第3の組立
体からなるアジテータユニットと、を具備してなること
を特徴とする飲料分配装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7931798A JPH11278596A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 飲料分配装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7931798A JPH11278596A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 飲料分配装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11278596A true JPH11278596A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13686504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7931798A Pending JPH11278596A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 飲料分配装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11278596A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003042634A (ja) * | 2001-07-25 | 2003-02-13 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 飲料供給装置 |
JP2016210477A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | ホシザキ株式会社 | 飲料注出装置 |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP7931798A patent/JPH11278596A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003042634A (ja) * | 2001-07-25 | 2003-02-13 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 飲料供給装置 |
JP4614592B2 (ja) * | 2001-07-25 | 2011-01-19 | ホシザキ電機株式会社 | 飲料供給装置 |
JP2016210477A (ja) * | 2015-05-11 | 2016-12-15 | ホシザキ株式会社 | 飲料注出装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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