JPH11277706A - 積層体の製造装置 - Google Patents

積層体の製造装置

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Publication number
JPH11277706A
JPH11277706A JP10083876A JP8387698A JPH11277706A JP H11277706 A JPH11277706 A JP H11277706A JP 10083876 A JP10083876 A JP 10083876A JP 8387698 A JP8387698 A JP 8387698A JP H11277706 A JPH11277706 A JP H11277706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheets
sheet
adhesive
gluing
stacking
Prior art date
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Pending
Application number
JP10083876A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Yoneda
利博 米田
Ikuo Yoshimoto
郁生 吉本
Tatsuya Nakagaki
達也 中垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定枚数のシートから成る積層体を自動的に
能率よく製造することができる製造装置を提供する。 【解決手段】 積み重ねられたシートSを一枚ずつ連続
して送り出す供給装置1の下流側に糊付装置10、積み
重ね装置30およびプレス装置50を順次配列する。所
定枚数のシートSを一単位とし、その一単位のシートS
の一枚目が糊付装置10に送られるとき接着剤を塗布す
ることなく通過させると共に、2枚目以降のシートSの
下面に接着剤を塗布し、糊付装置10を通過したシート
Sを積み重ね装置30によって上方に順次積み重ねたの
ち、プレス装置50によりプレスして一単位のシートS
を互に接着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、段ボールや板紙
等のシートの所定枚数を積層し、一体化する積層体の製
造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】段ボールや板紙等のシートの所定枚数を
積層し、一体化した積層体を加工して桟、桁、緩衝材、
補強材等に利用することは一般によく知られている。
【0003】このように利用される積層体の製造に際
し、従来は、人手によって所定枚数のシートの貼り合わ
せを行なうという非能率的な方法を採用しており、製造
に非常に手間がかかり、生産性が低いという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、上
記従来の問題点を解決し、所定枚数のシートから成る積
層体を自動的に能率よく製造することができるようにし
た製造装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、積み重ねられたシートを一
枚ずつ送り出す供給装置と、その供給装置から送り出さ
れるシートの下面に接着剤を塗布する糊付装置と、所定
枚数のシートの接着によって形成される積層体の一枚目
のシートが供給装置から糊付装置に送り込まれるときに
接着剤が塗布されず、それに続く他の残りのシートが送
り込まれるときに接着剤が塗布されるよう上記糊付装置
の作動を繰り返し制御する制御装置と、上記糊付装置を
通過したシートを上方に順次積み重ねる積み重ね装置
と、その積み重ね装置から取り出された積層体を上方か
ら加圧するプレス装置とから成る構成を採用したのであ
る。
【0006】ここで、糊付装置は、糊ロールとの接触に
よって接着剤を塗布するロール式のものであってもよ
く、あるいはグルーガンによって接着剤を噴射する噴射
式のものであってもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0008】図1は、積層体製造装置の全体を示す概略
図である。この製造装置は、供給装置1、糊付装置1
0、積み重ね装置30およびプレス装置50から成る。
【0009】供給装置1は、積み重ねられた多数のシー
トSを支持するホッパ2の下方にエンドレスのチェーン
3を設け、そのチェーン3に押爪4を取付け、図1の矢
印で示す方向への上記チェーン3の移動によってホッパ
2内のシートSを上記押爪4で下部から一枚ずつ下流側
に押し出すようにしている。
【0010】図2および図4に示すように、糊付装置1
0は、糊タンク11内に糊ロール12と、その糊ロール
12の外周に付着する接着剤としての糊の量の均一化を
図るドクターロール13とを設け、上記糊ロール12上
に定位置にて回転するガイドロール14を設けている。
糊タンク12は昇降装置としてのシリンダ15によって
昇降動され、一方、シリンダ15は図1に示す制御装置
20によって制御される。
【0011】制御装置20は供給装置1と糊付装置10
の間にシート検出センサ21を設け、そのシート検出セ
ンサ21がシートSの通過を検出すると、その検出信号
をカウンタ22に出力している。カウンタ22はシート
検出センサ21から入力される検出信号を計数して第1
比較器23および第2比較器24に入力する。第1比較
器23はカウンタ22の計数が1のとき、制御部25へ
制御信号を出力する。制御部25は第1比較器23から
入力される信号によりシリンダ15を作動させて糊タン
ク11を上昇させ、糊ロール12を上昇位置で停止保持
する。
【0012】一方、第2比較器24はカウンタ22から
入力される計数値と、枚数設定器26に入力された設定
値との比較を行い、その両値が一致すると、制御部25
およびカウンタ22へ出力する。制御部25は第2比較
器24から入力される信号によりシリンダ15を作動さ
せて糊タンク11を下降させ、糊ロール12を下降位置
で停止保持する。また、カウンタ22は第2比較器24
から入力されるリセット信号によりリセットされて零の
状態に戻される。
【0013】図2および図3に示すように、積み重ね装
置30は、糊付装置10から送り出されるシートSの上
面を吸着してストッパ31の位置まで搬送するサクショ
ンコンベヤ32と、ストッパ31の位置まで搬送された
シートSの上面を吸着して、そのシートSを一定ストロ
ーク下降させる押し下げ装置33と、この押し下げ装置
33によって下降動されるシートSを受け取るテーブル
リフタ34とから成る。
【0014】サクションコンベヤ32は、前後一対のロ
ーラ35、36間に孔あきベルト37を複列にかけ渡
し、その孔あきベルト37のそれぞれ内側に設けたサク
ションボックス38によって孔あきベルト37における
下側のキャリアベルト37aの小孔に吸引力を付与する
ようにしている。
【0015】押し下げ装置33は、シリンダ39によっ
て昇降動される昇降枠40にシートSの移送方向に間隔
をおいて設けられた複数の吸引筒41を複列に設け、各
吸引筒41の下端に吸盤42を取付け、その吸盤42に
よってストッパ31に当接して停止するシートSを吸着
し、昇降枠40の下降によって下方向に移動させるよう
にしている。
【0016】テーブルリフタ34は、昇降動されるテー
ブル43を上側に有し、そのテーブル43上に設けられ
たベルトコンベヤ44の上側のキャリア側ベルト44a
の下方に、そのベルト44aの下方向へのたわみを防止
するベルト案内板45を設け、上記ベルトコンベヤ44
によってシートSを受け取り、ベルトコンベヤ44がシ
ートSを受け取る毎にテーブル43を下降させ、最上位
のシートSの上面を常に一定のレベルに保持するように
している。
【0017】図1に示すように、プレス装置50は、ベ
ルトコンベヤから成る排出コンベヤ51と、その排出コ
ンベヤ51上に設けられたプレス板52と、そのプレス
板52を昇降動させるシリンダ53とから成り、上記排
出コンベヤ51は積み重ね装置30のベルトコンベヤ4
4が最下降位置まで下降されたときと同じ高さの位置に
配置されている。また、排出コンベヤ51の上側のキャ
リア側ベルト51aはベルト案内板54で支持されてい
る。
【0018】実施の形態で示す製造装置は上記の構造か
ら成り、積層体Aの製造に際しては、形成しようとする
積層体の厚みに応じてシートSの枚数を枚数設定器26
に入力する。
【0019】いま例えば、枚数設定器26にシート枚数
10を入力して供給装置1のホッパ2内に積み重ねられ
たシートSをチェーン3と共に移動する押爪4によって
下部から一枚ずつ連続して送り出すと、一枚目のシート
Sが送り出されるとき、糊付装置10の糊ロール12は
下降位置に保持され、シートSは糊付けされることなく
糊ロール12上を通過し、サクションコンベヤ32によ
り上面が吸着されてストッパ31に向けて移送される。
【0020】一枚目のシートSがストッパ31に当接し
て停止すると、押し下げ装置33の吸盤42がシリンダ
39の作動により下降し、ストッパ31に当接して停止
する一枚目のシートSを吸着する状態でテーブルリフタ
34のベルトコンベヤ44上に移送する。
【0021】ベルトコンベヤ44によって一枚目のシー
トSが支持されると、吸盤42はその吸着を解除して上
昇する。吸盤42はストッパ31にシートSが当接する
毎に上下動を繰り返し、一方、テーブルリフタ34はシ
ートSが送り込まれる毎に下方向に移動する。
【0022】供給装置1と糊付装置10の間に設けられ
たシート検出センサ21はその下方をシートSの後端が
通過する毎にカウンタ22へ出力する。カウンタ22は
シート検出センサ21から入力される信号によってシー
トSの通過枚数を計数し、その信号を第1比較器23お
よび第2比較器24へ出力する。
【0023】カウンタ22の計数が1を示し、その信号
が第1比較器23に入力されると、その第1比較器23
から制御部25へ信号が出力される。制御部25は第1
比較器23から入力される信号によってシリンダ15を
作動させ、下降位置にあった糊ロール12を上昇させ
る。
【0024】このため、ホッパ2から送り出される2枚
目以降のシートSは糊ロール12との接触によって下面
に糊が付けられる。
【0025】糊付けされた2枚目以降のシートSはサク
ションコンベヤ32および押し下げ装置33の作動によ
りテーブルリフタ34上に先に運び込まれたシートS上
に順次積み重ねられて接着される。
【0026】カウンタ22の計数が10になり、その計
数値が第2比較器24に入力されると、枚数設定器26
から第2比較器24に入力される設定数と一致するた
め、第2比較器24は制御部25へ信号を出力する。制
御部25は第2比較器24から入力される信号によって
シリンダ15を作動させ糊タンク11と共に糊ロール1
2を下降させて所定位置に保持する。
【0027】このため、11枚目のシートSは糊付けさ
れることなくテーブルリフタ34上に運び込まれて10
枚を1単位とする積層体A上に載置される。
【0028】また、上記のように第2比較器24から制
御部25へ信号が出力される際にカウンタ22に対して
も信号が出力され、この信号によってカウンタ22はリ
セットされ、11枚目のシートSは1として計数され
る。
【0029】以後、上記の動作が繰り返し行われ、テー
ブルリフタ34のベルトコンベヤ44上には、10枚を
1単位とする積層体Aが順次形成される。
【0030】ベルトコンベヤ44によって所定数の積層
体Aが支持され、ベルトコンベヤ44が排出コンベヤ5
1と同じ高さに保持されると、ベルトコンベヤ44およ
び排出コンベヤ51が作動し、複数の積層体Aは排出コ
ンベヤ51上に送られる。
【0031】積層体Aが排出コンベヤ51上に乗り移る
と、ベルトコンベヤ44および排出コンベヤ51が停止
し、同時に、テーブルリフタ34のテーブル43が1枚
目のシートSを受け取る位置まで上昇する。
【0032】一方、プレス装置50のプレス板52が下
降して複数の積層体Aを上方から加圧し、その加圧によ
って積層体Aを形成する10枚のシートSを互に強固に
接着させる。
【0033】実施の形態においては、糊付装置10とし
て、糊ロール12との接触によってシートSの全面に糊
を塗布するロール式のものを示したが、糊付装置10は
これに限定されるものではない。例えば、グルーガンか
らシートSの一部に接着剤を噴射させる噴射式のもので
あってもよい。噴射式の糊付装置10においては、所定
枚数のシートSの接着によって形成される積層体Aの一
枚目のシートSが送り込まれる際に接着剤が噴射され
ず、それに続く残りのシートSが送り込まれる際に、そ
れぞれのシートSの下面に接着剤が噴射されるよう制御
装置20によって糊付装置10を制御する。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、所
定枚数のシートを一単位とし、その一単位とするシート
の一枚目のシートが供給装置から糊付装置に送られると
き、そのシートに接着剤を塗布することなく素通りさ
せ、それに続く他の残りのシートには下面に接着剤を塗
布し、糊付装置から送り出されるシートを積み重ね装置
により順次積み重ねてからプレス装置に送り込んで上方
から加圧するようにしたので、所定枚数のシートから成
る積層体を自動的に能率よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る製造装置の概略図
【図2】同上の糊付装置および積み重ね装置を示す断面
【図3】図2の一部切欠平面図
【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図2のV−V線に沿った断面図
【符号の説明】
1 供給装置 10 糊付装置 20 制御装置 30 積み重ね装置 50 プレス装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み重ねられたシートを一枚ずつ送り出
    す供給装置と、その供給装置から送り出されるシートの
    下面に接着剤を塗布する糊付装置と、所定枚数のシート
    の接着によって形成される積層体の一枚目のシートが供
    給装置から糊付装置に送り込まれるときに接着剤が塗布
    されず、それに続く他の残りのシートが送り込まれると
    きに接着剤が塗布されるよう上記糊付装置の作動を繰り
    返し制御する制御装置と、上記糊付装置を通過したシー
    トを上方に順次積み重ねる積み重ね装置と、その積み重
    ね装置から取り出された積層体を上方から加圧するプレ
    ス装置とから成る積層体の製造装置。
JP10083876A 1998-03-30 1998-03-30 積層体の製造装置 Pending JPH11277706A (ja)

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JP10083876A JPH11277706A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 積層体の製造装置

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JP (1) JPH11277706A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002120309A (ja) * 2000-10-13 2002-04-23 Daizen Kk 段ボール整列装置とこれを備えた重ね合せ糊付け装置
JP2002154175A (ja) * 2000-11-21 2002-05-28 Daizen Kk 段ボール積層体の段積み装置
KR101164803B1 (ko) 2010-03-02 2012-07-16 신한코아 주식회사 리액터용 규소강판 적층코아의 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002120309A (ja) * 2000-10-13 2002-04-23 Daizen Kk 段ボール整列装置とこれを備えた重ね合せ糊付け装置
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