JPH11277432A - 乾式研削装置における研削屑の回収装置 - Google Patents

乾式研削装置における研削屑の回収装置

Info

Publication number
JPH11277432A
JPH11277432A JP10193098A JP10193098A JPH11277432A JP H11277432 A JPH11277432 A JP H11277432A JP 10193098 A JP10193098 A JP 10193098A JP 10193098 A JP10193098 A JP 10193098A JP H11277432 A JPH11277432 A JP H11277432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding wheel
grinding
outer peripheral
peripheral surface
wall plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10193098A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohide Suzuki
博英 鈴木
Ryohei Mukai
良平 向井
Goro Terahara
五郎 寺原
Masami Ogasawara
正視 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Koki KK filed Critical Toyoda Koki KK
Priority to JP10193098A priority Critical patent/JPH11277432A/ja
Publication of JPH11277432A publication Critical patent/JPH11277432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾式研削において、砥石車の外周面に付着し
た研削屑の砥石車の外周面からの剥離及び砥石車の回転
に連れ廻りされる研削屑の効率良い回収。 【解決手段】 乾式研削装置における研削屑の回収装置
は、砥石軸の先端に取り付けられた砥石車9を囲繞する
壁板部2〜6で形成され、研削点となる砥石車の一部を
露出させる開口部10が壁板部の一部に形成され、且つ開
口部と略反対側に位置し、吸引装置13が接続される集塵
口11が形成された砥石覆い1;砥石覆いの開口部付近に
位置し、砥石車の外周面に対し接線方向に且つ回転方向
に逆行する方向に砥石覆い内へ空気を噴出する空気ノズ
ル20;砥石車の外周面の回転方向で下流側において砥石
車の外周面に対して堰部を形成する少なくとも一枚の整
流板からなる整流板手段15,16,17;砥石車の外周面の回
転方向での研削点と整流板手段との間に位置し、整流板
が形成する堰部に向けて空気を噴出する空気ノズル19を
具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乾式研削装置に
おける研削屑の回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加工により工作物に生じたバリを手作業
で除去するバリ取り作業に用いられる卓上グラインダの
ような乾式研削装置は、従来の技術においては、図4に
示すように、砥石覆い1が砥石車9の円周方向における
作業部位に対向する開口部10を残して砥石車9の外周
面及び両側面を覆うように形成されている。
【0003】上記の乾式研削装置において、砥石車9は
水平軸線の砥石軸端に取り付けられ、砥石覆い1は、砥
石車2の全面を覆う扁平な箱体形状をし、図4において
前面上部が段状に欠除され、砥石車9の外周面の前面上
部及びその隣接両側面部が開口部10から突出して露出
するようになっている。そして、砥石覆い1の背面下部
に開口した集塵口11には、集塵機(図示しない)に接
続された吸込管12が接続され、砥石覆い1内部に連通
している。
【0004】バリ取り作業は、開口部10から突出して
露出して、図4において時計回りに回転駆動されている
砥石車9に工作物のバリ発生部を当てて行うのである
が、その際生じた研削屑は、砥石車9の回転に伴い砥石
車9と開口部10との間隙から砥石覆い1の内部に入
り、集塵口11から吸込管12を介して集塵機(図示と
ない)に吸い込まれて除去される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術の乾
式研削装置における研削屑の回収装置においては、研削
屑の一部は、砥石覆い1の底部に落下したり、集塵口1
1から吸込管12を介して集塵機に回収されるが、それ
以外の研削屑は、砥石車9の回転に伴って連れ廻りし
て、砥石車9の下部位置から背面位置、上面位置へと移
動して、開口部10の上端縁と砥石車9の外周面との間
の間隙から前方に飛び散る。更に、乾式研削において
は、研削屑が半溶融状態となって、砥石車の外周面に付
着し易く、一部の研削屑は、飛散もしないし回収もされ
ないが、砥石車の外周面から剥離しないままとなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の乾式研削装置
における研削屑の回収装置は、砥石軸の先端に取り付け
られた砥石車を囲繞する両側の側壁板部、頂壁板部、底
壁板部、吸込装置に管路で接続された集塵口が下部に開
口されている背壁板部及び前壁板部から構成され、前壁
板部は、砥石車の一部を露出させる開口部を形成するべ
く頂壁板部から垂下した上側前壁板部と先端縁が砥石車
の露出部の外周面より前へ突出している下側前壁板部に
分れている砥石覆い;砥石覆いの内部に砥石車の外周面
と略同心的に適宜の間隔をあけて設けられた案内板;砥
石車の下部範囲における砥石車の外周面と案内板との間
の空間において、下側前壁板部・底壁板部の境界域に位
置し、長手方向中間部が砥石車の外周面に狭い間隔で接
近して堰部を形成する整流板と、底壁板部域及び/又は
集塵口上側端域に位置し、砥石車の外周面の回転方向の
上流側の端部が堰部を形成するように砥石車が微小間隙
をあけて嵌まり込むような切り込みが形成されてフォー
ク状となった整流板とからなる整流手段;並びに開口部
から露出して工作物に当接する砥石車の露出部外周面に
対し上方からの接線方向に空気を噴出する第1空気ノズ
ル、下側前壁板部の内側上端部に取り付けられ、砥石車
の外周面と下部案内板との間の間隙に噴出孔を向けた第
2空気ノズル及び上側前壁板部の内側下端部に取り付け
られ、砥石車の外周面と上部案内板との間の間隙に噴出
孔を向けた第3空気ノズルを具備している。
【0007】乾式研削装置において、回転駆動される砥
石車の開口部からの露出部外周面が工作物に当接して研
削が行われる。その際、第1空気ノズル、第2空気ノズ
ル及び第3空気ノズルから回転する砥石車の外周面に対
して略接線方向に空気が噴出される。すると、第1空気
ノズルから噴出された空気は、砥石車が工作物に当接し
て研削する研削点に対して噴出し、研削点を冷却すると
共に、研削屑を吹き飛ばして、研削屑を巻き込んで下方
に向かい、研削点の下方に位置する下側前壁板部に遮ら
れ、下側前壁板部と砥石車の外周面との間の空間に流入
する。
【0008】そして、第2空気ノズルからの空気の噴出
と砥石車の回転とが相俟って研削屑を含む空気を前記空
間内を集塵口へ流す。その際、第2空気ノズルから噴出
される冷却空気は、第1の整流板により整流板と砥石車
の外周面と間で次第に狭められた間隙を流れ、その間隙
を流れ出た後は、流体の壁付着現象により整流板の上面
に沿って流れる。
【0009】砥石車の外周面に連れ回る研削屑は、その
空気流により砥石車の外周面から分離され、空気流と共
に流れる。その空気流は、更に第2の整流板に上流端部
に堰き止められて、主流がその整流板の下面に沿って集
塵口に向って流れ、残る一部の空気流は、砥石車の回転
に伴われて整流板のフォーク状の上流端部と砥石車との
隙間を通って第2の整流板の上面と更に次の整流板の下
面との間の空間に流れ出て、第2の整流板の上面に負圧
を発生させる。その負圧により、第2の整流板の上面と
次の整流板の下面との空間に流れ出た空気は、砥石車の
外周面に連れ回る研削屑を砥石車の外周面から分離しな
がら第2の整流板の上面に沿って集塵口に向って流れ
る。
【0010】なおも残って砥石車と共に連れ廻る空気
は、次の整流板に上流端部に堰き止められてその整流板
の下面に沿って集塵口に向って流れる。整流板のフォー
ク状上流端部の脚部は、砥石車の外周縁部の両側面で砥
石車と共に連れ廻る空気を堰き止め各整流板の下面に沿
って集塵口に向わせる。かくして、集塵口に到った研削
屑を含む冷却空気は、管路を介して吸込装置へと吸引さ
れる。
【0011】他方、第3空気ノズルの噴出口から噴出さ
れる空気は、上部案内板と砥石車の外周面との間の空間
を回転する砥石車の外周面に逆行するように流れる。そ
れにより、列設された整流板により捕捉されないで残っ
た研削屑が、回転する砥石車に連れ廻る空気と共に砥石
覆いから外部に放出されるのを阻止する。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態における乾
式研削装置における研削屑の回収装置を図面に従って説
明する。なお、以下の説明における上下左右方向は図1
における方向である。
【0013】図1に示すように側面が略四辺形であり、
図2に示すように前面から見て扁平な箱体状の砥石覆い
1は、両側の側壁板部2,2、頂壁板部3、底壁板部
4、背壁板部5(図1で左側)及び上下に別れた前壁板
部(図1で右側)、即ち上側前壁板部6a・下側前壁板
部6bから形成され、砥石台7の側面に取り付けられて
いる。
【0014】砥石台7から砥石覆い1内に突出している
砥石軸8の先端には、CBN砥石層が台金の外周面に形
成された砥石車9が取り付けられ、砥石車9は、砥石覆
い1で覆われ図1において時計回りに回転駆動される。
従って、砥石覆い1の内部空間の幅は、砥石車9の幅よ
り広い。
【0015】図1に示すように、砥石覆い1の上側前壁
板部6aは頂壁板部3から垂下し、下側前壁板部6bは
底壁板部4の前端縁から立上り前傾しており、上側前壁
板部6aの下端縁と下側前壁板部6bの先端縁との間で
砥石車9が露出する開口部10が形成されている。即
ち、開口部10から砥石車9の前側小円部が突出し、下
側前壁板部6bの先端縁は、砥石車9の前側小円部の外
周面より前へ突出している。砥石覆い1の背壁板部5の
下部には集塵口11が開口し、集塵口11には吸込管1
2の一端が接続され、吸込管12の他端には吸込装置1
3が接続されている。
【0016】砥石覆い1の内部には、砥石覆い1の内部
空間の幅と略同幅のステンレス鋼帯板で砥石車9の外周
面と適宜の間隔をあけた案内板が設けられている。該案
内板は、頂壁板部3から背壁板部の集塵口11の上側端
にかけて砥石車9の外周面と略同心的な円弧状に形成さ
れた上部案内板14a及び下側前壁板部6bから底壁板
部4にかけて砥石車9の外周面と略同心的な円弧状に形
成された下部案内板14bから構成されている。上部案
内板14a及び下部案内板14bは、研削屑や水滴との
親和性が小さく、それらが付着しないように滑らかに表
面処理されている。例えばテフロン加工を含めて種々の
表面処理が適用される。
【0017】そして、砥石車9の下部範囲における砥石
車9の外周面と下側前壁板部6b及び底壁板部4との間
の空間には、下部案内板14bと略同幅で適宜長さの帯
鋼板で形成された第1整流板15、第2整流板16及び
第3整流板17が並設され、第1整流板15は下側前壁
板部6b・底壁板部4の境界域に、第2整流板16は底
壁板部4域に、第3整流板17は集塵口7上側端域に、
夫々位置し、且つ各整流板(15,16,17)の側耳
部15a,16a,17aが片側壁板部2にボルト止め
され、案内板幅方向の軸線回りに回動調節可能であり、
図1で右方から左方へ下り勾配になっている。
【0018】第1整流板15は、長手方向中間部が砥石
車9の外周面に最も狭い間隔で接近して堰部を形成する
ように設けられている。第2整流板16及び第3整流板
17の上流端部は、堰部を形成するように、砥石車9の
外周縁部が微小間隙をあけて嵌まり込むような切り込み
が形成されてフォーク状となり、切り込みの両側の脚部
16b,16b;17b,17bが砥石車9の外周縁部
の両側面を挟むようになっている。特に、第3整流板1
4の切り込みは、砥石車9の外周縁部が深く嵌まり込む
ようになっている。即ち、脚部17b,17bは、脚部
16b,16bより長い。
【0019】開口部10から突出して工作物に当接する
砥石車9の前側小円部の外周面に対し上方からの接線方
向に空気を噴出する第1空気ノズル18が設けられてい
る。又、下側前壁板部6bの内側上端部には、砥石車9
の外周面と下部案内板14bとの間の間隙に噴出孔を向
けた第2空気ノズル19が取り付けられ、同じく上側前
壁板部6aの内側下端部には、砥石車9の外周面と上部
案内板14aとの間の間隙に噴出孔を向けた第3空気ノ
ズル20が取り付けられている。
【0020】第1空気ノズル18、第2空気ノズル19
及び第3空気ノズル20の噴出孔は、砥石車9の外周面
の幅より幅広の扁平形状となっている。各空気ノズル1
8,19,20は、冷風供給装置21に接続された電磁
切換弁22に管路23,24,25により接続されてい
る。第1、第2、第3空気ノズル18,19,20に供
給される空気は、全てが冷却空気でなく、第2、第3空
気ノズル19,20に供給される空気は、普通の空気で
もよい。上記の実施の形態における研削屑の回収装置を
具備した乾式研削装置は砥石軸の軸線が水平であるが、
上下方向であってもよい。
【0021】上記の乾式研削装置における研削屑の回収
装置の作用について説明する。時計回りに回転駆動され
る砥石車9の開口部10から突出した前側小円部の外周
面が、ワークテーブル30上の主軸台(図示しない)と
心押台31とに両端支持されて反時計回りに回転駆動さ
れる工作物Wに当接して研削が行われる。その際、冷風
供給装置21からは、脱水した後、例えば−30℃に冷
却された冷却空気が電磁切換弁22及び管路23,2
4,25を介して第1空気ノズル18、第2空気ノズル
19及び第3空気ノズル20に圧送される。すると、時
計回りに回転する砥石車9の外周面に対して略接線方向
に冷却空気が各空気ノズル18,19,20の噴出孔か
ら噴出される。
【0022】すると、第1空気ノズル17から噴出され
た冷却空気は、砥石車9が工作物に当接して研削する研
削点に対して噴出し、研削点を冷却すると共に、研削屑
を吹き飛ばして、研削屑を巻き込んで下方に向かい、研
削点の下方に位置する下側前壁板部6bに遮られ、下側
前壁板部6bと砥石車9の外周面との間の空間に流入す
る。そして、第2空気ノズル19からの冷却空気の噴出
と砥石車9の時計回りの回転とが相俟って研削屑を含む
冷却空気を前記空間内を集塵口11へ流す。
【0023】その際、図3に示すように、第2空気ノズ
ル9から噴出される冷却空気は、第1整流板15の上面
に沿って第1整流板15と砥石車9の外周面と間で次第
に狭められた間隙に流れ込み、堰部となったその間隙を
流れ出た後は、流体の壁付着現象により第1整流板15
の上面に沿って流れる。その際、砥石車9の外周面に連
れ回る研削屑は、その冷却空気流により砥石車9の外周
面から分離され、冷却空気流と共に流れる。
【0024】その冷却空気流は、更に第2整流板16に
上流端部に堰き止められて、主流が第2整流板16の下
面に沿って集塵口11に向って流れ、残る一部の冷却空
気流は、砥石車9の時計回りの回転に伴われて第2整流
板16のフォーク状の上流端部と砥石車9の外周縁部と
の隙間を通って第2整流板16の上面と第3整流板17
の下面との間の空間に流れ出て、第2整流板16の上面
に負圧を発生させる。
【0025】その負圧により、第2整流板16の上面と
第3整流板17の下面との空間に流れ出た冷却空気は、
砥石車9の外周面に連れ回る研削屑を砥石車9の外周面
から分離しながら第2整流板16の上面に沿って集塵口
11に向って流れる。なおも残って砥石車9と共に連れ
廻る冷却空気は、第3整流板17に上流端部に堰き止め
られて第3整流板17の下面に沿って集塵口11に向っ
て流れる。
【0026】第2整流板16及び第3整流板17の上流
端部の脚部16b,16b;17b,17bは、砥石車
9の外周縁部の両側面で砥石車9と共に連れ廻る冷却空
気の大部分を堰き止め、第2整流板16及び第3整流板
17の各下面に沿って集塵口11に向わせる。かくし
て、集塵口11に到った研削屑を含む冷却空気は、吸込
管12を介して吸込装置13へと吸引される。
【0027】他方、第3空気ノズル20の噴出口から噴
出される冷却空気は、上部案内板14aと砥石車9の外
周面との間の空間を時計回りに回転する砥石車9の外周
面に逆行するように流れる。それにより、第1、第2、
第3整流板15,16,17により捕捉されないで残っ
た研削屑が、回転する砥石車9に連れ廻る冷却空気と共
に砥石覆い1から外部に放出されるのを阻止する。
【0028】
【発明の効果】この発明の乾式研削装置の研削屑の回収
装置によれば、砥石覆いにおける砥石車が露出する開口
部からの砥石車の回転による研削屑の飛散が防止され
る。(請求項1参照) 更に砥石覆い内部において整流手段により砥石車の外周
面に連れ回る研削屑や付着した研削屑を砥石車の外周面
から分離しながら整流板の上面に沿って集塵口に向って
流し、研削屑を効率良く回収する。(請求項2,3参
照)
【0029】フォーク状上流端部をもつ整流板によって
は、砥石車の外周縁部の側面の連れ回る研削屑や付着し
た研削屑をも砥石車から分離しながら整流板の上面に沿
って集塵口に向って流し、研削屑を効率良く回収する。
(請求項4参照) 砥石覆いにおける砥石車が露出する開口部からの飛散が
防止された研削屑を円滑に集塵口に向けて搬送し、効率
良く回収する。(請求項5参照) 研削点を効率よく冷却すると共に研削により生じた研削
屑を研削点から直接飛散させることなく、効率良く砥石
覆い内に取り込み回収する。(請求項6,7参照)
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の乾式研削装置の研削屑
の回収装置の断面側面図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】この発明の実施の形態の乾式研削装置の研削屑
の回収装置における整流板の作用説明図である。
【図4】従来の技術における乾式研削装置の研削屑の回
収装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 砥石覆い 2 側壁板部 3 頂壁板部 4 底壁板部 5 背壁板部 6a 上側前壁板部 6b 下側前壁板部 7 砥石台 8 砥石軸 9 砥石車 10 開口部 11 集塵口 12 吸込管 13 吸込装置 14a 上部案内板 14b 下部案内板 15 第1整流板 16 第2整流板 17 第3整流板 15a,16a,17a 耳部 15b,16b,17b 脚部 18 第1空気ノズル 19 第2空気ノズル 20 第3空気ノズル 21 冷風供給装置 22 電磁切換弁 23,24,25 管路 30 ワークテーブル 31 心押台
フロントページの続き (72)発明者 小笠原 正視 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥石軸の先端に取り付けられた砥石車を
    囲繞する壁板部で形成され、工作物に接触する研削点と
    なる砥石車の一部を露出させる開口部が壁板部の一部に
    形成され、且つ開口部と略反対側に位置し、吸引装置が
    接続される集塵口が形成された砥石覆い、及び砥石覆い
    の開口部付近に位置し、砥石車の外周面に対し接線方向
    に且つ回転方向に逆行する方向に砥石覆い内へ空気を噴
    出する空気ノズルを具備した乾式研削装置における研削
    屑の回収装置。
  2. 【請求項2】 砥石車の外周面の回転方向で研削点より
    下流側において砥石車の外周面に対して堰部を形成する
    少なくとも一枚の整流板からなる整流板手段を具備した
    請求項1に記載の乾式研削装置における研削屑の回収装
    置。
  3. 【請求項3】 砥石車の外周面の回転方向での研削点と
    整流板手段との間に位置し、整流板が形成する堰部に向
    けて空気を噴出する空気ノズルを具備した請求項2に記
    載の乾式研削装置における研削屑の回収装置。
  4. 【請求項4】 整流板手段は、長手方向中間部が砥石車
    の外周面に狭い間隔で接近して堰部を形成するように設
    けられている整流板と、該整流板より砥石車の外周面の
    回転方向で下流に位置し、砥石車の外周面の回転方向の
    上流側の端部が堰部を形成するように砥石車の外周縁部
    が微小間隙をあけて嵌まり込むような切り込みが形成さ
    れてフォーク状となった一枚以上の別形の整流板とから
    構成されている請求項2又は請求項3に記載の乾式研削
    装置における研削屑の回収装置。
  5. 【請求項5】 砥石覆いの開口部付近に位置した空気ノ
    ズル近傍から砥石覆いの集塵口に到る範囲で砥石車の外
    周面との間で適宜の間隔をあけて設けられた案内板を具
    備した請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の乾式研
    削装置における研削屑の回収装置。
  6. 【請求項6】 工作物に接触する砥石車の研削点に対
    し、砥石車の外周面の回転方向の上流側から冷風を噴出
    する冷風ノズル、 及び噴出された冷風を研削点より砥石車の外周面の回転
    方向の下流側で受止め砥石覆いを案内導入する突出部を
    具備した請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の乾式
    研削装置における研削屑の回収装置。
  7. 【請求項7】 砥石軸の先端に取り付けられた砥石車を
    囲繞する両側の側壁板部、頂壁板部、底壁板部、吸込装
    置に管路で接続された集塵口が下部に開口されている背
    壁板部及び前壁板部から構成され、前壁板部は、砥石車
    の一部を露出させる開口部を形成するべく頂壁板部から
    垂下した上側前壁板部と先端縁が砥石車の露出部の外周
    面より前へ突出している下側前壁板部に分れている砥石
    覆い、 砥石覆いの内部に砥石車の外周面と略同心的に適宜の間
    隔をあけて設けられた案内板、 砥石車の下部範囲における砥石車の外周面と案内板との
    間の空間において、下側前壁板部・底壁板部の境界域に
    位置し、長手方向中間部が砥石車の外周面に狭い間隔で
    接近して堰部を形成する整流板と、底壁板部域及び/又
    は集塵口上側端域に位置し、砥石車の外周面の回転方向
    の上流側の端部が堰部を形成するように砥石車が微小間
    隙をあけて嵌まり込むような切り込みが形成されてフォ
    ーク状となった整流板とからなる整流手段、 並びに開口部から露出して工作物に当接する砥石車の露
    出部外周面に対し上方からの接線方向に空気を噴出する
    第1空気ノズル、下側前壁板部の内側上端部に取り付け
    られ、砥石車の外周面と下部案内板との間の間隙に噴出
    孔を向けた第2空気ノズル及び上側前壁板部の内側下端
    部に取り付けられ、砥石車の外周面と上部案内板との間
    の間隙に噴出孔を向けた第3空気ノズルを具備した乾式
    研削装置における研削屑の回収装置。
JP10193098A 1998-03-31 1998-03-31 乾式研削装置における研削屑の回収装置 Pending JPH11277432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10193098A JPH11277432A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 乾式研削装置における研削屑の回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10193098A JPH11277432A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 乾式研削装置における研削屑の回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11277432A true JPH11277432A (ja) 1999-10-12

Family

ID=14313640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10193098A Pending JPH11277432A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 乾式研削装置における研削屑の回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11277432A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100512190B1 (ko) * 2005-01-13 2005-09-02 김경종 집진기능을 갖는 연삭장치
KR100748125B1 (ko) * 2001-09-27 2007-08-10 주식회사 포스코 연삭기의 연삭칩 유도장치
WO2015079536A1 (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社 タイヤ研削装置及びタイヤ試験システム
CN117124375A (zh) * 2023-09-07 2023-11-28 泰州市博泰电子有限公司 一种可定位切割的线路板切割机

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100748125B1 (ko) * 2001-09-27 2007-08-10 주식회사 포스코 연삭기의 연삭칩 유도장치
KR100512190B1 (ko) * 2005-01-13 2005-09-02 김경종 집진기능을 갖는 연삭장치
WO2015079536A1 (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社 タイヤ研削装置及びタイヤ試験システム
JPWO2015079536A1 (ja) * 2013-11-28 2017-03-16 三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社 タイヤ研削装置及びタイヤ試験システム
CN117124375A (zh) * 2023-09-07 2023-11-28 泰州市博泰电子有限公司 一种可定位切割的线路板切割机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6094696B2 (ja) ダイシング装置
JPH0811045A (ja) 空気圧を動力源とする研磨工具
US6206621B1 (en) Apparatus for chip removal
EP1388393B1 (en) Grinding method and grinding machine
JPH11277432A (ja) 乾式研削装置における研削屑の回収装置
JP3359024B2 (ja) 切削機械及び研削機械におけるクーラント液の供給方法と装置
US3978625A (en) Grinding wheel coolant nozzle
JP2004202504A (ja) チップドレッサにおける切粉回収装置
JP3074145B2 (ja) 洗浄機能付き研磨装置
JPS6272494A (ja) レ−ザ加工機
JP2965820B2 (ja) 工作加工方法
JP2007326192A (ja) 研削液供給装置
JPH07241770A (ja) 研削液供給装置
CN208614396U (zh) 加工轴承专用数控机床车刀刀头的检测装置
JPH0398738A (ja) 加工機械の切屑除去装置
JP3969244B2 (ja) 砥石随伴空気層遮断方法及び装置並びに砥石随伴空気層遮断装置付きクーラント供給装置
JPS6322044Y2 (ja)
JPH0398737A (ja) 加工機械の切屑除去装置
JPH0557557A (ja) ボード加工機およびその集塵装置
JP3780511B2 (ja) 砥石連れ回り空気流利用方法及び装置並びに同装置を用いた研削装置
JPH04216013A (ja) スライシングマシンの切断方法
CN217167961U (zh) 抛光机的清理机构
JP2000024868A (ja) 工作機械
JP2017217754A (ja) 液体カーテン形成装置
JP3969243B2 (ja) 砥石随伴空気層遮断方法及び装置