JPH11276023A - 発泡材を加工形成した釣り具素材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 強い浮力の得られる発泡材による毛針り累材
は自作するしかなかったが、工業製品化することにより
さまざまな色、形、サイズで手軽に利用できるようにす
る。 【構成】 加工形成された本考案である発泡材を釣針に
取り付け毛針製作における素材として使用する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】昆虫に似せた毛針りを水面に浮かせて釣る
ドライフライフィッシングでは、毛針りの作りやすさ、
堅牢性、視認性、浮力性、魚からの見た目などがポイン
トになるが、その中でも重要な浮力に対する素材に満足
の行くものが無かった。

【０００２】そこで発泡材を利用することを思いついた
が、従来そのような製品は無く、発泡材の廃材を加工し
自作していたが、最適な色や素材のものが入手できなか
ったり、ミリ単位の作業が細かく大変で完成品にばらつ
きが出るため使用中にすぐに壊れるものがあったり、さ
らに加工した切断面の気泡が吸水してしまうため次第に
浮力が失われるなどの問題が出た。

【０００３】上記問題を解決するために、浮力性の強い
発泡材を色、形状、サイズごとにあらかじめ各種加工形
成することで、自作不可能なパターンまでもが切断面の
少なく浮力性と堅牢性に優れた完成度の高い毛針素材と
して得る事ができる。

【０００４】毛針製作においては手軽に利用でき作業の
大幅な簡略化が図れ、実際の使用においては堅牢性に優
れ、他の素材にはない強力な浮力を長時間得ることが出
来、さらに発泡材がもたらす適度な光の透過性により魚
からの見た目にリアルさが増し食いつきの良さを実感す
ることができる。しかしなによりも、まったく新しい製
品の出現によりドライフライフィッシングに新たな可能
性が広がると言うことである。

【図面の簡単な説明】

【図１】昆虫の羽を模した本考案の素材の上面図であ
る。

【図２】昆虫の羽を模した本考案の素材の断面図であ
る。

【図３】本考案を取り付けた製作途中の毛針りの上面図
である。

【図４】完成した毛針の側面図である

【符号の説明】

１ 昆虫の羽を模した本考案の素材 ２ 釣り針 ３ 従来からあるその他の素材

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 発泡材を色、形状、サイズごとにあらか
   じめ加工形成し１、毛針製作における素材として手軽に
   利用できるようにしたもの。