JPH11275506A - デジタルｖｔｒ - Google Patents
デジタルｖｔｒInfo
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- JPH11275506A JPH11275506A JP10077419A JP7741998A JPH11275506A JP H11275506 A JPH11275506 A JP H11275506A JP 10077419 A JP10077419 A JP 10077419A JP 7741998 A JP7741998 A JP 7741998A JP H11275506 A JPH11275506 A JP H11275506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rank
- recording
- rank information
- image data
- recording unit
- Prior art date
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、リピート記録時に重要な場面が
消去されないようにすることができるデジタルＶＴＲを
提供することを目的とする。 【解決手段】 ビデオカメラによって撮像された画像を
間欠的にメモリに書き込む画像データ蓄積手段、所定の
１記録単位分の画像データがメモリに蓄積される毎に当
該１記録単位分の画像データをメモリから読み出し、外
部からの信号に基づいて決定された重要度ランク情報と
ともにビデオテープに記録する画像データ記録手段、重
要度ランクの変り目においては、制御トラックにランク
変化位置を示すランク変化位置信号を記録させる手段、
および１記録単位分の画像データの記録動作が終了する
毎に、重要度ランク情報と、ランク変化位置信号とを利
用して、次の１記録単位の記録場所が所定の重要度ラン
ク以上の画像データが記録されている記録場所と重なら
ないように、書き込み位置を制御する重要場面消去防止
処理手段を備えている。
消去されないようにすることができるデジタルＶＴＲを
提供することを目的とする。 【解決手段】 ビデオカメラによって撮像された画像を
間欠的にメモリに書き込む画像データ蓄積手段、所定の
１記録単位分の画像データがメモリに蓄積される毎に当
該１記録単位分の画像データをメモリから読み出し、外
部からの信号に基づいて決定された重要度ランク情報と
ともにビデオテープに記録する画像データ記録手段、重
要度ランクの変り目においては、制御トラックにランク
変化位置を示すランク変化位置信号を記録させる手段、
および１記録単位分の画像データの記録動作が終了する
毎に、重要度ランク情報と、ランク変化位置信号とを利
用して、次の１記録単位の記録場所が所定の重要度ラン
ク以上の画像データが記録されている記録場所と重なら
ないように、書き込み位置を制御する重要場面消去防止
処理手段を備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルＶＴＲ
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】監視カメラによって撮像された画像を所
定の数フィールドに１フィールドの割合で間欠的（タイ
ムラプス的）にビデオテープに記録するＶＴＲが既に開
発されている。
定の数フィールドに１フィールドの割合で間欠的（タイ
ムラプス的）にビデオテープに記録するＶＴＲが既に開
発されている。
【０００３】この種のＶＴＲでは、テープエンドまで記
録し終えると、自動的に巻き戻し動作（ＲＷＤ）が行わ
れ、テープトップまで巻き戻されると、再度記録動作
（リピート記録）が自動的に開始される。
録し終えると、自動的に巻き戻し動作（ＲＷＤ）が行わ
れ、テープトップまで巻き戻されると、再度記録動作
（リピート記録）が自動的に開始される。
【０００４】このような、ＶＴＲでは、セキュリティ上
において非常に重要な場面が記録されている場合でも、
リピート記録によって消去されてしまうという問題があ
る。
において非常に重要な場面が記録されている場合でも、
リピート記録によって消去されてしまうという問題があ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、リピート
記録時に重要な場面が消去されないようにすることがで
きるＶＴＲを提供することを目的とする。
記録時に重要な場面が消去されないようにすることがで
きるＶＴＲを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明によるデジタル
ＶＴＲは、記録処理時においてビデオテープがテープエ
ンド付近に達すると、ビデオテープがテープトップまで
自動的に巻き戻され、記録処理が再開されるデジタルＶ
ＴＲにおいて、ビデオカメラによって撮像された画像を
間欠的にメモリに書き込む画像データ蓄積手段、所定の
１記録単位分の画像データがメモリに蓄積される毎に当
該１記録単位分の画像データをメモリから読み出し、外
部からの信号に基づいて決定された重要度ランク情報と
ともにビデオテープに記録する画像データ記録手段、重
要度ランクの変り目においては、制御トラックにランク
変化位置を示すランク変化位置信号を記録させる手段、
および１記録単位分の画像データの記録動作が終了する
毎に、重要度ランク情報と、ランク変化位置信号とを利
用して、次の１記録単位の記録場所が所定の重要度ラン
ク以上の画像データが記録されている記録場所と重なら
ないように、書き込み位置を制御する重要場面消去防止
処理手段を備えていることを特徴とする。
ＶＴＲは、記録処理時においてビデオテープがテープエ
ンド付近に達すると、ビデオテープがテープトップまで
自動的に巻き戻され、記録処理が再開されるデジタルＶ
ＴＲにおいて、ビデオカメラによって撮像された画像を
間欠的にメモリに書き込む画像データ蓄積手段、所定の
１記録単位分の画像データがメモリに蓄積される毎に当
該１記録単位分の画像データをメモリから読み出し、外
部からの信号に基づいて決定された重要度ランク情報と
ともにビデオテープに記録する画像データ記録手段、重
要度ランクの変り目においては、制御トラックにランク
変化位置を示すランク変化位置信号を記録させる手段、
および１記録単位分の画像データの記録動作が終了する
毎に、重要度ランク情報と、ランク変化位置信号とを利
用して、次の１記録単位の記録場所が所定の重要度ラン
ク以上の画像データが記録されている記録場所と重なら
ないように、書き込み位置を制御する重要場面消去防止
処理手段を備えていることを特徴とする。
【０００７】ランク変化位置信号は、たとえば、ＣＴＬ
信号を利用して生成される。
信号を利用して生成される。
【０００８】重要場面消去防止処理手段としては、たと
えば、１記録単位分の再生処理を行う第１手段、再生処
理によって得られたランク情報に、所定ランク以上のラ
ンク情報が含まれているか否かを判定する第２手段、再
生処理によって得られたランク情報に所定ランク以上の
ランク情報が含まれていない場合には、１記録単位分の
巻き戻しを行う第３手段、再生処理によって得られたラ
ンク情報に所定ランク以上のランク情報が含まれている
場合には、次のランク変化位置信号が記録されていると
ころまで、ビデオテープを送った後、１記録単位分の再
生処理を行い、再生処理によって得られたランク情報
に、所定ランク以上のランク情報が含まれているか否か
を判定する第４手段、および再生処理によって得られた
ランク情報に所定ランク以上のランク情報が含まれてい
ない場合には上記第３手段と同じ処理を行い、再生処理
によって得られたランク情報に所定ランク以上のランク
情報が含まれている場合には、上記第４手段と同じ処理
を行う第５手段を備えているものが用いられる。
えば、１記録単位分の再生処理を行う第１手段、再生処
理によって得られたランク情報に、所定ランク以上のラ
ンク情報が含まれているか否かを判定する第２手段、再
生処理によって得られたランク情報に所定ランク以上の
ランク情報が含まれていない場合には、１記録単位分の
巻き戻しを行う第３手段、再生処理によって得られたラ
ンク情報に所定ランク以上のランク情報が含まれている
場合には、次のランク変化位置信号が記録されていると
ころまで、ビデオテープを送った後、１記録単位分の再
生処理を行い、再生処理によって得られたランク情報
に、所定ランク以上のランク情報が含まれているか否か
を判定する第４手段、および再生処理によって得られた
ランク情報に所定ランク以上のランク情報が含まれてい
ない場合には上記第３手段と同じ処理を行い、再生処理
によって得られたランク情報に所定ランク以上のランク
情報が含まれている場合には、上記第４手段と同じ処理
を行う第５手段を備えているものが用いられる。
【０００９】画像データ記録手段によって記録される重
要度ランク情報が、重要度の高い第１ランクまたは重要
度の低い第２ランクのいずれかを表すものである場合に
は、重要場面消去防止処理手段としては、たとえば、１
記録単位分の再生処理を行う第１手段、再生処理によっ
て得られたランク情報に、第１ランクのランク情報が含
まれているか否かを判定する第２手段、再生処理によっ
て得られたランク情報に第１ランクのランク情報が含ま
れていない場合には、１記録単位分の巻き戻しを行う第
３手段、および再生処理によって得られたランク情報に
第１ランクのランク情報が含まれている場合には、次の
ランク変化位置信号が記録されているところまで、ビデ
オテープを送る第４手段を備えているものが用いられ
る。
要度ランク情報が、重要度の高い第１ランクまたは重要
度の低い第２ランクのいずれかを表すものである場合に
は、重要場面消去防止処理手段としては、たとえば、１
記録単位分の再生処理を行う第１手段、再生処理によっ
て得られたランク情報に、第１ランクのランク情報が含
まれているか否かを判定する第２手段、再生処理によっ
て得られたランク情報に第１ランクのランク情報が含ま
れていない場合には、１記録単位分の巻き戻しを行う第
３手段、および再生処理によって得られたランク情報に
第１ランクのランク情報が含まれている場合には、次の
ランク変化位置信号が記録されているところまで、ビデ
オテープを送る第４手段を備えているものが用いられ
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【００１１】図１は、監視カメラによって撮像された映
像をビデオテープに間欠的に記録するとともに、ビデオ
テープに記録された画像を再生するデジタルＶＴＲの構
成を示している。図１においては、映像を記録する回路
のみを示している。
像をビデオテープに間欠的に記録するとともに、ビデオ
テープに記録された画像を再生するデジタルＶＴＲの構
成を示している。図１においては、映像を記録する回路
のみを示している。
【００１２】デジタルＶＴＲは、よく知られているよう
に、監視カメラ（ビデオカメラ）からの画像信号をデジ
タル信号に変換するＡ／Ｄ変換器１、Ａ／Ｄ変換器１に
よって得られたデジタル画像データを一時的に蓄積する
ためのメモリ２、メモリ２に蓄積された画像に対してＪ
ＰＥＧ、ＭＰＥＧ等の画像圧縮を行う画像圧縮回路３、
画像圧縮回路３から得られた符号化データに対して誤り
訂正符号を付加する誤り訂正符号付加回路４、ＳＹＮＣ
(synchronous) 、ＩＤ(identification)等の符号を付加
するためのＳＹＮＣ等符号付加回路５および記録符号化
回路６を備えている。
に、監視カメラ（ビデオカメラ）からの画像信号をデジ
タル信号に変換するＡ／Ｄ変換器１、Ａ／Ｄ変換器１に
よって得られたデジタル画像データを一時的に蓄積する
ためのメモリ２、メモリ２に蓄積された画像に対してＪ
ＰＥＧ、ＭＰＥＧ等の画像圧縮を行う画像圧縮回路３、
画像圧縮回路３から得られた符号化データに対して誤り
訂正符号を付加する誤り訂正符号付加回路４、ＳＹＮＣ
(synchronous) 、ＩＤ(identification)等の符号を付加
するためのＳＹＮＣ等符号付加回路５および記録符号化
回路６を備えている。
【００１３】画像圧縮回路３およびメモリ２は、マイク
ロコンピュータ（マイコン）１０によって制御される。
また、よく知られているようにマイクロコンピュータ１
０には、ＣＴＬ信号記録再生回路１１が接続されてい
る。さらに、この実施の形態では、監視領域の周囲に侵
入者等を検出するセンサ（図示略）が設けられている。
侵入者等がセンサによって検出されるとこのセンサから
アラーム信号が出力される。センサから出力されたアラ
ーム信号は、マイクロコンピュータ１０に入力する。
ロコンピュータ（マイコン）１０によって制御される。
また、よく知られているようにマイクロコンピュータ１
０には、ＣＴＬ信号記録再生回路１１が接続されてい
る。さらに、この実施の形態では、監視領域の周囲に侵
入者等を検出するセンサ（図示略）が設けられている。
侵入者等がセンサによって検出されるとこのセンサから
アラーム信号が出力される。センサから出力されたアラ
ーム信号は、マイクロコンピュータ１０に入力する。
【００１４】この例では、Ａ／Ｄ変換器１に１秒間に６
０フィールド分の画像信号が入力される。また、メモリ
２は、２４０フィールド分の画像データを記憶できる容
量を有しており、１秒間に１フィールドの割合で画像デ
ータが書き込まれる。
０フィールド分の画像信号が入力される。また、メモリ
２は、２４０フィールド分の画像データを記憶できる容
量を有しており、１秒間に１フィールドの割合で画像デ
ータが書き込まれる。
【００１５】そして、メモリ２に２４０フィールド分の
画像データ（１記録単位分の画像データ）が蓄積される
ごとに、つまり４分おきに、それらのデータが読み出さ
れ、画像圧縮回路３、誤り訂正符号付加回路４、ＳＹＮ
Ｃ等符号付加回路５および記録符号化回路６を介して、
ビデオテープに記録される。なお、この実施の形態で
は、消去ヘッドとして、全幅消去ヘッドではなく、フラ
イング消去ヘッドが設けられている。２４０フィールド
分の画像データをビデオテープに記録するのに要する時
間は、４秒程度である。この記録動作中（読み出し期間
中）においても、画像データの書き込みは行われる。
画像データ（１記録単位分の画像データ）が蓄積される
ごとに、つまり４分おきに、それらのデータが読み出さ
れ、画像圧縮回路３、誤り訂正符号付加回路４、ＳＹＮ
Ｃ等符号付加回路５および記録符号化回路６を介して、
ビデオテープに記録される。なお、この実施の形態で
は、消去ヘッドとして、全幅消去ヘッドではなく、フラ
イング消去ヘッドが設けられている。２４０フィールド
分の画像データをビデオテープに記録するのに要する時
間は、４秒程度である。この記録動作中（読み出し期間
中）においても、画像データの書き込みは行われる。
【００１６】このように、所定時間おきに２４０フィー
ルド分ずつ纏めて画像データがビデオテープに記録され
る。１回の記録動作を１記録単位の記録動作ということ
にする。したがって、ビデオテープもこの１記録単位の
記録動作に同期して間欠的に送られる。ビデオテープが
テープエンドに達すると、ビデオテープがテープトップ
まで自動的に巻き戻された後、同様な記録処理が行われ
る。
ルド分ずつ纏めて画像データがビデオテープに記録され
る。１回の記録動作を１記録単位の記録動作ということ
にする。したがって、ビデオテープもこの１記録単位の
記録動作に同期して間欠的に送られる。ビデオテープが
テープエンドに達すると、ビデオテープがテープトップ
まで自動的に巻き戻された後、同様な記録処理が行われ
る。
【００１７】マイクロコンピュータ１０は、メモリ２か
ら画像データを読み出す際には、１フィールド毎に重要
度ランクを示すランク情報を付加する。したがって、ビ
デオテープには１フィールド毎にランク情報も記録され
る。そして、重要度ランクの変り目には、ＣＴＬ信号記
録再生回路１１によってコントロールトラックに、ラン
ク変化位置信号を記録させる。このランク変化位置信号
としては、従来から頭出しに利用されているＶＩＳＳ信
号（６０個以上の”１”を表すＣＴＬ信号から構成され
る）を用いてもよいし、ＶＡＳＳ信号（ＶＩＳＳ信号の
後に挿入される制御信号）を用いてもよい。この例で
は、ランク変化位置信号としてＶＩＳＳ信号が用いられ
る。
ら画像データを読み出す際には、１フィールド毎に重要
度ランクを示すランク情報を付加する。したがって、ビ
デオテープには１フィールド毎にランク情報も記録され
る。そして、重要度ランクの変り目には、ＣＴＬ信号記
録再生回路１１によってコントロールトラックに、ラン
ク変化位置信号を記録させる。このランク変化位置信号
としては、従来から頭出しに利用されているＶＩＳＳ信
号（６０個以上の”１”を表すＣＴＬ信号から構成され
る）を用いてもよいし、ＶＡＳＳ信号（ＶＩＳＳ信号の
後に挿入される制御信号）を用いてもよい。この例で
は、ランク変化位置信号としてＶＩＳＳ信号が用いられ
る。
【００１８】この重要度ランクとしては、この例では重
要度の高い第１ランクと、重要度の低い第２ランクとが
ある。常時は、重要度ランクは第２ランクに設定され、
アラーム信号が入力されてから所定時間内は、セキュリ
ティー上重要な場面と考えられるので、重要度ランクは
第１ランクに設定される。
要度の高い第１ランクと、重要度の低い第２ランクとが
ある。常時は、重要度ランクは第２ランクに設定され、
アラーム信号が入力されてから所定時間内は、セキュリ
ティー上重要な場面と考えられるので、重要度ランクは
第１ランクに設定される。
【００１９】また、マイクロコンピュータ１０は、図２
に示すように、１記録単位の記録動作が行われていない
ときに、重要場面消去防止処理を行う。
に示すように、１記録単位の記録動作が行われていない
ときに、重要場面消去防止処理を行う。
【００２０】図３は、重要場面消去防止処理手順を示し
ている。
ている。
【００２１】現在行われているビデオテープのテープト
ップからテープエンドまでの間の記録動作において記録
されるデータを新データといい、それ以前にビデオテー
プに記録されているデータを旧データということにす
る。
ップからテープエンドまでの間の記録動作において記録
されるデータを新データといい、それ以前にビデオテー
プに記録されているデータを旧データということにす
る。
【００２２】新データの１記録単位の記録動作が終了す
ると、１記録単位分の再生処理が行われる（ステップ
１）。つまり、ビデオテープが１記録単位分だけ走行せ
しめられて、１記録単位分の旧データがビデオテープか
ら読み出されて再生される。
ると、１記録単位分の再生処理が行われる（ステップ
１）。つまり、ビデオテープが１記録単位分だけ走行せ
しめられて、１記録単位分の旧データがビデオテープか
ら読み出されて再生される。
【００２３】再生処理によって得られたランク情報に第
１ランクのランク情報が含まれているか否かが判別され
る（ステップ２）。
１ランクのランク情報が含まれているか否かが判別され
る（ステップ２）。
【００２４】再生処理によって得られたランク情報に第
１ランクのランク情報が含まれていない場合、つまり、
再生処理によって得られたランク情報の全てが第２ラン
クのランク情報である場合には、ビデオテープが１記録
単位分だけ巻き戻され（ステップ３）、今回の重要場面
消去防止処理は終了する。
１ランクのランク情報が含まれていない場合、つまり、
再生処理によって得られたランク情報の全てが第２ラン
クのランク情報である場合には、ビデオテープが１記録
単位分だけ巻き戻され（ステップ３）、今回の重要場面
消去防止処理は終了する。
【００２５】再生処理によって得られたランク情報に第
１ランクのランク情報が含まれている場合には、次のＶ
ＩＳＳ信号（ランク変化位置信号）が記録されていると
ころまで、ビデオテープが早送りされる（ステップ
４）。そして、今回の重要場面消去防止処理は終了す
る。
１ランクのランク情報が含まれている場合には、次のＶ
ＩＳＳ信号（ランク変化位置信号）が記録されていると
ころまで、ビデオテープが早送りされる（ステップ
４）。そして、今回の重要場面消去防止処理は終了す
る。
【００２６】重要場面消去防止処理において、上記ステ
ップ３の処理が行われた場合には、その次の１記録単位
の記録動作においては、前回の１記録単位の記録動作に
よって記録された新データに続いて新データが記録され
る。
ップ３の処理が行われた場合には、その次の１記録単位
の記録動作においては、前回の１記録単位の記録動作に
よって記録された新データに続いて新データが記録され
る。
【００２７】重要場面消去防止処理において、上記ステ
ップ４の処理が行われた場合には、その次の１記録単位
の記録動作においては、前回の１記録単位の記録動作に
よってデータが記録された位置から、重要度ランクが第
１ランクである旧データが記録されている記録位置を飛
ばして、データが記録される。つまり、セキュティ上重
要な場面が記録されている箇所に、新データが上書きさ
れるといったことが防止される。
ップ４の処理が行われた場合には、その次の１記録単位
の記録動作においては、前回の１記録単位の記録動作に
よってデータが記録された位置から、重要度ランクが第
１ランクである旧データが記録されている記録位置を飛
ばして、データが記録される。つまり、セキュティ上重
要な場面が記録されている箇所に、新データが上書きさ
れるといったことが防止される。
【００２８】上記のようなデジタルＶＴＲでは、リピー
ト記録が繰り返し行われた場合には、重要な場面に対す
るデータのみが残ることになり、セキュリティチェック
時間が短縮化される。
ト記録が繰り返し行われた場合には、重要な場面に対す
るデータのみが残ることになり、セキュリティチェック
時間が短縮化される。
【００２９】上記実施の形態では重要度ランクは２種類
であるが、３種類以上設定するようにしてもよい。そし
て、上書きを防止するランクを操作者が指定できるよう
にしてもよい。重要度ランクを、時間帯、各種のセン
サ、監視者の操作に基づいて入力される入力信号等に基
づいて設定するようにしてもよい。
であるが、３種類以上設定するようにしてもよい。そし
て、上書きを防止するランクを操作者が指定できるよう
にしてもよい。重要度ランクを、時間帯、各種のセン
サ、監視者の操作に基づいて入力される入力信号等に基
づいて設定するようにしてもよい。
【００３０】
【発明の効果】この発明によれば、リピート記録時に重
要な場面が消去されないようにすることができるように
なる。
要な場面が消去されないようにすることができるように
なる。
【図１】デジタルＶＴＲの概略構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図２】重要場面消去防止処理が行われるタイミングを
示すタイムチャートである。
示すタイムチャートである。
【図３】重要場面消去防止処理手順を示すフローチャー
トである。
トである。
１ Ａ／Ｄ変換器 ２ メモリ ３ 画像圧縮回路 ４ 誤り訂正符号付加回路 ５ ＳＹＮＣ等符号付加回路 ６ 記録符号化回路 １０ マイクロコンピュータ １１ ＣＴＬ信号記録再生回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年７月２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明によるデジタル
ＶＴＲは、記録処理時においてビデオテープがテープエ
ンド付近に達すると、ビデオテープがテープトップまで
自動的に巻き戻され、記録処理が再開されるデジタルＶ
ＴＲにおいて、ビデオカメラによって撮像された画像を
間欠的にメモリに書き込む画像データ蓄積手段、所定の
１記録単位分の画像データがメモリに蓄積される毎に当
該１記録単位分の画像データをメモリから読み出し、複
数の重要度ランクのうち外部からの信号若しくは操作者
の指定に基づいて決定されたランク情報とともにビデオ
テープに記録する画像データ記録手段、重要度ランクの
変り目においては、制御トラックにＣＴＬ信号を利用し
てランク変化位置を示すランク変化位置信号を記録させ
る手段、および１記録単位分の画像データの記録動作が
終了する毎に、重要度ランク情報と、ランク変化位置信
号とを利用して、次の１記録単位の記録場所が所定の重
要度ランク以上の画像データが記録されている記録場所
と重ならないように、書き込み位置を制御する重要場面
消去防止処理手段を備えていることを特徴とする。
ＶＴＲは、記録処理時においてビデオテープがテープエ
ンド付近に達すると、ビデオテープがテープトップまで
自動的に巻き戻され、記録処理が再開されるデジタルＶ
ＴＲにおいて、ビデオカメラによって撮像された画像を
間欠的にメモリに書き込む画像データ蓄積手段、所定の
１記録単位分の画像データがメモリに蓄積される毎に当
該１記録単位分の画像データをメモリから読み出し、複
数の重要度ランクのうち外部からの信号若しくは操作者
の指定に基づいて決定されたランク情報とともにビデオ
テープに記録する画像データ記録手段、重要度ランクの
変り目においては、制御トラックにＣＴＬ信号を利用し
てランク変化位置を示すランク変化位置信号を記録させ
る手段、および１記録単位分の画像データの記録動作が
終了する毎に、重要度ランク情報と、ランク変化位置信
号とを利用して、次の１記録単位の記録場所が所定の重
要度ランク以上の画像データが記録されている記録場所
と重ならないように、書き込み位置を制御する重要場面
消去防止処理手段を備えていることを特徴とする。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】削除
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１１】図１は、監視カメラによって撮像された映
像をビデオテープに間欠的に記録するとともに、ビデオ
テープに記録された画像を再生するタイムラプスデジタ
ルＶＴＲの構成を示している。図１においては、映像を
記録する回路のみを示している。
像をビデオテープに間欠的に記録するとともに、ビデオ
テープに記録された画像を再生するタイムラプスデジタ
ルＶＴＲの構成を示している。図１においては、映像を
記録する回路のみを示している。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１２
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１２】タイムラプスデジタルＶＴＲは、よく知ら
れているように、監視カメラ（ビデオカメラ）からの画
像信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器１、Ａ／
Ｄ変換器１によって得られたデジタル画像データを一時
的に蓄積するためのメモリ２、メモリ２に蓄積された画
像に対してＪＰＥＧ、ＭＰＥＧ等の画像圧縮を行う画像
圧縮回路３、画像圧縮回路３から得られた符号化データ
に対して誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号付加回路
４、ＳＹＮＣ(synchronous) 、ＩＤ(identification)等
の符号を付加するためのＳＹＮＣ等符号付加回路５およ
び記録符号化回路６を備えている。
れているように、監視カメラ（ビデオカメラ）からの画
像信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器１、Ａ／
Ｄ変換器１によって得られたデジタル画像データを一時
的に蓄積するためのメモリ２、メモリ２に蓄積された画
像に対してＪＰＥＧ、ＭＰＥＧ等の画像圧縮を行う画像
圧縮回路３、画像圧縮回路３から得られた符号化データ
に対して誤り訂正符号を付加する誤り訂正符号付加回路
４、ＳＹＮＣ(synchronous) 、ＩＤ(identification)等
の符号を付加するためのＳＹＮＣ等符号付加回路５およ
び記録符号化回路６を備えている。
Claims (4)
- 【請求項１】 記録処理時においてビデオテープがテー
プエンド付近に達すると、ビデオテープがテープトップ
まで自動的に巻き戻され、記録処理が再開されるデジタ
ルＶＴＲにおいて、 ビデオカメラによって撮像された画像を間欠的にメモリ
に書き込む画像データ蓄積手段、 所定の１記録単位分の画像データがメモリに蓄積される
毎に当該１記録単位分の画像データをメモリから読み出
し、外部からの信号に基づいて決定された重要度ランク
情報とともにビデオテープに記録する画像データ記録手
段、 重要度ランクの変り目においては、制御トラックにラン
ク変化位置を示すランク変化位置信号を記録させる手
段、および１記録単位分の画像データの記録動作が終了
する毎に、重要度ランク情報と、ランク変化位置信号と
を利用して、次の１記録単位の記録場所が所定の重要度
ランク以上の画像データが記録されている記録場所と重
ならないように、書き込み位置を制御する重要場面消去
防止処理手段、 を備えていることを特徴とするデジタルＶＴＲ。 - 【請求項２】 重要場面消去防止処理手段は、１記録単
位分の再生処理を行う第１手段、 再生処理によって得られたランク情報に、所定ランク以
上のランク情報が含まれているか否かを判定する第２手
段、 再生処理によって得られたランク情報に所定ランク以上
のランク情報が含まれていない場合には、１記録単位分
の巻き戻しを行う第３手段、 再生処理によって得られたランク情報に所定ランク以上
のランク情報が含まれている場合には、次のランク変化
位置信号が記録されているところまで、ビデオテープを
送った後、１記録単位分の再生処理を行い、再生処理に
よって得られたランク情報に、所定ランク以上のランク
情報が含まれているか否かを判定する第４手段、および
再生処理によって得られたランク情報に所定ランク以上
のランク情報が含まれていない場合には上記第３手段と
同じ処理を行い、再生処理によって得られたランク情報
に所定ランク以上のランク情報が含まれている場合に
は、上記第４手段と同じ処理を行う第５手段、 を備えている請求項１に記載のデジタルＶＴＲ。 - 【請求項３】 画像データ記録手段によって記録される
重要度ランク情報が、重要度の高い第１ランクまたは重
要度の低い第２ランクのいずれかを表すものであり、 重要場面消去防止処理手段は、 １記録単位分の再生処理を行う第１手段、 再生処理によって得られたランク情報に、第１ランクの
ランク情報が含まれているか否かを判定する第２手段、 再生処理によって得られたランク情報に第１ランクのラ
ンク情報が含まれていない場合には、１記録単位分の巻
き戻しを行う第３手段、および 再生処理によって得られたランク情報に第１ランクのラ
ンク情報が含まれている場合には、次のランク変化位置
信号が記録されているところまで、ビデオテープを送る
第４手段、 を備えている請求項１に記載のデジタルＶＴＲ。 - 【請求項４】 ランク変化位置信号がＣＴＬ信号を利用
して生成される請求項１、２および３のいずれかに記載
のデジタルＶＴＲ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10077419A JP2999990B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | デジタルｖｔｒ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10077419A JP2999990B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | デジタルｖｔｒ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11275506A true JPH11275506A (ja) | 1999-10-08 |
| JP2999990B2 JP2999990B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=13633448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10077419A Expired - Fee Related JP2999990B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | デジタルｖｔｒ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2999990B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP10077419A patent/JP2999990B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2999990B2 (ja) | 2000-01-17 |
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