JP3548072B2 - 映像記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、デジタルVTR等の映像記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
監視カメラによって撮像された映像を、たとえば、JPEG方式の画像圧縮装置よって圧縮した後に、ビデオテープに記録するとともに、ビデオテープに記録されたデータを読み取った後、画像伸長装置によって伸長させて出力する映像記録再生装置が既に開発されている。
【0003】
記録時には、画像圧縮装置よって圧縮したデータがメモリに蓄積され、メモリに所定容量の1ブロック分のデータが蓄積される毎に、その1ブロック分のデータが順次読み出されてビデオテープに記録せしめられる。再生時には、ビデオテープから読み出されたデータがメモリに蓄積され、メモリに所定容量の1ブロック分のデータが蓄積される毎に、その1ブロック分のデータが順次読み出されて画像伸長装置に送られる。
【0004】
このような映像記録再生装置においては、メモリに蓄積された1ブロック分のデータ内の各フィールド(各フレーム)データが格納されている先頭アドレスが認識することが困難であったため、逆転再生、早送り再生、早戻し再生等の特殊再生を行なうことが困難であるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、逆転再生、早送り再生、早戻し再生等の特殊再生が行なえるようになる映像記録再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明による映像記録再生装置は、記録時においては、入力映像データまたは入力映像データがJPEG方式で圧縮されたデータを、複数フィールド分のデータを含むブロック単位毎に記録媒体に記録する映像記録再生装置において、メインバンクとサブバンクを備えたメモリ、記録媒体からブロック単位でデータを読み取り、読み取ったブロック単位内のデータを読み取った順番でメモリのメインバンクに格納していく第1手段、ブロック単位内のデータをメモリのメインバンクに格納する際に、そのブロックに含まれている各フィールドデータの先頭格納アドレスをサブバンクに格納していく第2手段、サブバンクのアドレスを指定する第3手段、ならびにサブバンクのアドレスが指定されたときに、指定されたサブバンクのアドレスに格納されている先頭格納アドレスを読み出し、読み出した先頭格納アドレスからフィールドデータを読み出す第4手段を備えており、第3手段は、通常再生時において、メインバンクに格納されているブロック単位のデータ内からメインバンクに書き込まれた順番でフィールドデータが読み出されるように、サブバンクのアドレスを指定していく手段、および逆転再生時において、メインバンクに格納されているブロック単位のデータ内からメインバンクに書き込まれた順番と反対の順番でフィールドデータが読み出されるように、サブバンクのアドレスを指定していく手段を備えていることを特徴とする
【0009】
第3手段としては、たとえば、早送り再生時において、メインバンクに格納されているブロック単位のデータ内からメインバンクに書き込まれた順番と同じ方向であって、かつ所定フィールド数飛ばしで、フィールドデータが読み出されるように、サブバンクのアドレスを指定していく手段を備えているものが用いられる。
【0010】
第3手段としては、たとえば、早戻し再生時において、メインバンクに格納されているブロック単位のデータ内からメインバンクに書き込まれた順番と反対方向であって、かつ所定フィールド数飛ばしで、フィールドデータが読み出されるように、サブバンクのアドレスを指定していく手段を備えているものが用いられる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明を、監視カメラによって撮像された映像を記録再生するデジタルVTRに適用した場合の実施の形態について説明する。
【0012】
〔1〕監視システムの全体的な構成の説明
【0013】
図1は、監視システムの全体的な構成を示している。
【0014】
監視システムは、ビデオカメラ(以下、監視カメラという)101と、監視カメラ101によって得られる映像信号を圧縮してビデオテープ記録するためのデジタルVTR102と、デジタルVTR102によって再生された映像を表示するモニタ103とを備えている。
【0015】
〔2〕デジタルVTR102の映像信号処理回路の記録時の動作についての説明
【0016】
図2は、デジタルVTR102の映像信号処理回路の構成を示している。映像信号処理回路の記録時の動作について説明する。
【0017】
記録時には、監視カメラ101から送られてきたアナログの映像信号は、デコーダ11によってデジタルの映像データに変換される。デコーダ11によって得られた映像データは、第1のFPGA12(フィールドプログラマブルゲートアレイ)に送られる。
【0018】
第1のFPGA12は、入力された映像データを、予め定められた所定フィールド数周期(以下、画像取込み周期という)で、フィールドメモリ13に格納していく。フィールドメモリ13に格納された映像データは、画像圧縮伸長回路14に送られ、画像圧縮伸長回路14により、フィールド単位毎にたとえばJPEG方式で圧縮される。画像圧縮伸長回路14によって得られた圧縮映像データ(符号化データ)は、第2のFPGA15に送られる。
【0019】
第2のFPGA15は、画像圧縮伸長回路14から送られてきた符号化データに、記録時刻情報(現在の年月日分秒の情報)、アラーム情報、カメラ番号等の付加情報を付加する。アラーム情報とは、セキュリティ上において重要な事象が発生したことが検出された場合に発生せしめられる情報である。たとえば、監視カメラ101は、入力映像の動きベクトルが所定値以上になったときにアラーム情報を発生してマイコン22に送信する。また、外部に設けられた物体検知センサからマイコン22に物体検知信号が入力されたときにマイコン22はアラーム情報を発生する。カメラ番号とは、複数の監視カメラからの映像が時分割されてデジタルVTR102に入力されるようなシステムにおいて、各監視カメラを識別するための情報である。
【0020】
第2のFPGA15は、付加情報を付加した符号化データを、複数フィールド分のデータを含む所定ブロック単位毎に2つのメモリ16、17に交互に書き込み、1ブロック分のデータがメモリに書き込まれる毎に、1ブロック分のデータの書き込みが終了したメモリから、データを読み出して、フォーマッタ18に送る。1ブロックは、この例では、オーディオに関する情報も含めて、288トラック分のデータからなる。
【0021】
つまり、第2のFPGA15は、付加情報が付加された符号化データを、一方のメモリ、たとえば、第1メモリ16に書き込んでいく。そして、第1メモリ16への1ブロック分のデータの書き込みが終了すると、データを書き込むメモリが他方の第2メモリ17に切り替えられると同時に、第1メモリ16から、データの読み出しが開始される。
【0022】
第1メモリ16から読み出されたデータは、フォーマッタ18に送られる。そして、第1メモリ16からの1ブロック分のデータの読み出しが完了すると、読み出しが停止せしめられる。
【0023】
この後、第2メモリ17への1ブロック分のデータの書き込みが終了すると、データを書き込むメモリが第1メモリ16に切り替えられると同時に、第2メモリ17から、データの読み出しが開始される。第2メモリ17から読み出されたデータは、フォーマッタ18に送られる。そして、第2メモリ17からの1ブロック分のデータの読み出しが完了すると、読み出しが停止せしめられる。以後、同様な処理が繰り返される。
【0024】
フォーマッタ18では、送られてきたデータがビテオテープに記録できるデータ構造のデータに変換される。フォーマッタ18によって得られたデータは、信号記録再生部19内の記録アンプおよびビデオヘッドを介して、ビデオテープ(記録媒体)23に記録される。つまり、ビデオテープ23には、基本的には、1ブロック(288トラック分)単位で、映像データが記録される。1ブロック単位のデータの記録が終了する毎に、ビデオテープは停止せしめられる。
【0025】
なお、第2のFPGA15およびフォーマッタ18は、マイコン22によって制御される。
【0026】
図3は、ビデオテープに記録される1フィールド分のデータに対するフォーマットを示している。
【0027】
1フィールド分のデータブロックは、ヘッダ部51、オーディオデータ部52および映像データ部53からなる。
【0028】
ヘッダ部51には、記録時刻情報、アラーム情報、カメラ番号等の付加情報、量子化テーブル(Qテーブル)、音声付加データ等が含まれている。ヘッダ部51の先頭には、ヘッダ部51の先頭であることを示すフレームヘッダ(たとえば、”E1FFh”)が挿入されている。映像データ部53の最後には、映像データ部の最後であることを示すエンドコード(EOI;たとえば、”D9FFh”)が挿入されている。
【0029】
〔3〕映像信号処理回路の通常再生時の動作についての説明
【0030】
通常再生時には、信号記録再生部19内のビデオヘッドによってビデオテープから1ブロック単位毎にデータが読み取られる。読み取られた映像データは、信号記録再生部19内の再生アンプおよびフォーマッタ18を介して、第2のFPGA15に送られる。
【0031】
第2のFPGA15は、送られてきたデータ(符号化データおよび付加データ)を、ブロック単位毎に2つのメモリ16、17に交互に書き込んでいき、1ブロック分のデータがメモリに書き込まれる毎に、1ブロック分のデータの書き込みが終了したメモリからデータを読み出して画像圧縮伸長回路14に送る。
【0032】
図4は、第2のFPGA15によってメモリ16、17に格納されるデータを示している。第2のFPGA15は、フォーマッタ18から送られてきたデータをメモリ16、17内のメインバンク(MAIN BANK)に1フィールド単位毎に書き込むとともに、メインバンクに書き込まれる1フィールド単位毎のフィールドデータD、D…Dの書き込みアドレスを認識できるようにするために、メモリ16、17内のサブバンク(SUB BANK) に各フィールドデータD、D…Dの先頭にあるフレームヘッダの先頭格納アドレスを格納する。
【0033】
図4に示すように、メモリ16、17に、D、D…Dの順番でフィールドデータが書き込まれたとすると、通常再生時には、D、D…Dの順で、フィールドデータが再生される。
【0034】
通常再生時には、マイコン22は、サブバンクのアドレスをS、S…Sの順番で順次指定していくことによって、フィールドデータがD、D…Dの順番で読み出され、読み出されたフィールドデータ内の映像符号化データが画像圧縮伸長回路14に送られる。
【0035】
マイコン22がサブバンクのアドレスSを指定した場合の動作について説明する。マイコン22が、第2のFPGA15に対して、サブバンクのアドレスSを指定すると、第2のFPGA15は、指定されたアドレスSに格納されている先頭格納アドレスを取得し、取得した先頭格納アドレスからフィールドデータDを読み出す。この際、フィールドデータDから記録時刻情報等の付加情報が分離される。分離されたデータは、マイコン22に送られる。また、フィールドデータDからオーディオデータが分離される。分離されたオーディオデータは、図示しない音声信号処理回路に送られる。フィールドデータD内の映像符号化データは画像圧縮伸長回路14に送られる。
【0036】
画像圧縮伸長回路14では、送られてきた映像符号化データが伸長される。画像圧縮伸長回路14によって得られた映像データはフィールドメモリ13に蓄積される。フィールドメモリ13に1フィールド分の映像データが蓄積されると、当該1フィールド分の映像データが第1のFPGA12によって繰り返し読み出されてエンコーダ21に送られる。エンコーダ21では、送られてきた映像データがアナログの映像信号に戻された後、モニタ103に送られる。
【0037】
〔4〕特殊再生についての説明
【0038】
〔4−1〕逆転再生時の動作の説明
【0039】
逆転再生時においては、通常再生時とは逆に、記録時刻が新しいブロックから古いブロックの順に、ビデオテープからブロック単位毎にデータが読み取られていく。ただし、1ブロック内においては、記録時刻の古いデータから新しいデータの順にデータが読み取られていく。ビデオテープから読み取られたデータは、メモリ16、17に交互に格納される。
【0040】
図4に示すように、メモリ16、17に、D、D…Dの順番でフィールドデータが書き込まれたとすると、逆転再生時には、D、D(n−1) …D、Dの順で、フィールドデータが再生される。
【0041】
つまり、逆転再生時には、マイコン22は、サブバンクのアドレスをS、S(n−1) …S、Sの順番で順次指定していくことによって、フィールドデータがD、D(n−1) …D、Dの順番で読み出され、読み出されたフィールドデータ内の映像符号化データが画像圧縮伸長回路14に送られる。
【0042】
〔4−2〕早送り再生時の動作の説明
【0043】
早送り再生時においては、通常再生時と同様に、ビデオテープから読み取られたデータが、メモリ16、17にブロック単位で交互に格納されていく。しかしながら、早送り再生時においては、メモリ16、17に格納されたフィールドデータが所定フィールド数ずつ飛ばされて読み出される。
【0044】
早送り再生時においては、マイコン22は、サブバンクのアドレスを、たとえば、kを2以上の整数とするとS、S1+k 、S1+2k…の順番で順次指定していくことによって、フィールドデータがD、D1+k 、D1+2k…の順番で読み出され、読み出されたフィールドデータ内の映像符号化データが画像圧縮伸長回路14に送られる。
【0045】
〔4−3〕早戻し再生時の動作の説明
【0046】
早戻し再生時においては、逆転再生時と同様に、ビデオテープから読み取られたデータが、メモリ16、17にブロック単位で交互に格納されていく。しかしながら、早戻し再生時においては、メモリ16、17に格納されたフィールドデータが、所定フィールド数ずつ飛ばされて読み出される。
【0047】
早戻し再生時においては、マイコン22は、サブバンクのアドレスを、たとえば、kを2以上の整数とするとS、Sn−k 、Sn−2k…の順番で順次指定していくことによって、フィールドデータがD、Dn−k 、Dn−2k…の順番で読み出され、読み出されたフィールドデータ内の映像符号化データが画像圧縮伸長回路14に送られる。
【0048】
〔5〕検索処理の説明
【0049】
〔5−1〕アラーム情報が付加された映像データのみを検索して再生する場合についての説明
【0050】
アラーム情報が付加された映像データのみを検索して再生する場合について説明する。
【0051】
この場合にも、通常再生時と同様に、信号記録再生部19内のビデオヘッドによってビデオテープ23から1ブロック単位毎にデータが読み取られる。読み取られた映像データは、信号記録再生部19内の再生アンプおよびフォーマッタ18を介して、第2のFPGA15に送られる。
【0052】
第2のFPGA15は、送られてきたデータ(符号化データおよび付加データ)を、ブロック単位毎に2つのメモリ16、17に交互に書き込んでいく。第2のFPGA15は、図4に示すように、フォーマッタ18から送られてきたデータをメモリ16、17内のメインバンクに1フィールド単位毎に書き込むとともに、メモリ16、17内のサブバンク(SUB BANK) に各フィールドデータD、D…Dの先頭にあるフレームヘッダの先頭格納アドレスを格納する。
【0053】
マイコン22は、第2のFPGA15に対して、サブバンクのアドレスをS、S…Sの順番で順次指定していくが、第2のFPGA15は、サブバンクから得た先頭格納アドレスに基づいてフィールドデータのうち付加情報のみを読み出して、付加情報にアラーム情報が含まれているか否かを判別する。付加情報にアラーム情報が含まれている場合には、当該フィールドデータを読み出す。付加情報にアラーム情報が含まれている場合には、次のフィールドデータの先頭格納アドレスを取得して、付加情報のみを読み出す。第2のFPGA15は、このような処理を繰り返し行なう。
【0054】
複数の監視カメラによって撮像された映像が時分割されてデジタルVTR102に入力されるシステムにおいて、特定の監視カメラによって撮像された映像のみを再生出力する場合も、上記と同様な検索方法によって行なうことができる。ただし、この場合には、付加情報に含まれているカメラ番号が指定された検索対象のカメラ番号と一致している場合のみ、当該付加情報が付加されているフィールドデータが読み出される。
【0055】
〔5−2〕記録時刻指定による検索処理の説明
【0056】
次に、記録時刻を指定することによって、指定された記録時刻(以下、指定記録時刻という)に記録された映像を再生するといった検索処理について説明する。
【0057】
データ記録時において、各記録ブロック毎に、記録ブロックの先頭の記録時刻(年、月、日、分、秒)を、ビデオテープのコントロールトラックにVASSデータとして書き込んでおく。
【0058】
図5は、記録時刻指定による検索処理手順を示している。
【0059】
まず、コントロールトラックに書き込まれているVASSデータに基づいて指定記録時刻に対応する記録ブロックを特定し、その記録ブロックのデータをメモリ16に取り込む(ステップ1)。
【0060】
つまり、マイコン22は、ビデオテープを早送りさせながらコントロールトラックからVASSデータを取込んでいく。そして、指定記録時刻を過ぎるVASSデータを検出すると、1ブロックだけ巻き戻した後、通常再生動作を行うことによって、指定記録時刻を過ぎるVASSデータに対応するブロックより1つ前の記録ブロックのデータをメモリ16に取り込む。
【0061】
第2のFPGA15は、特定した記録ブロックのデータをメモリ16に取り込む際に、各フィールドデータの先頭にあるフレームヘッダの先頭格納アドレスをサブバンクに記憶する。先頭格納アドレスが格納されたサブバンクのアドレスS〜Sの添字1〜nをインデックス番号ということにする。第2のFPGA15は、インデックスの総数(サブバンクに格納された先頭格納アドレスの総数)をマイコン22に知らせる(ステップ2)。マイコン22および第2のFPGA15は、2分検索を開始する。
【0062】
つまり、マイコン22は、まず、第2のFPGA15に対して、検索範囲の中央のインデックス番号を指示して付加情報を要求することにより、検索範囲の中央のインデックス番号に対応するフィールドデータ中の付加情報のみを取得する(ステップ3)。2分検索開始直後においては、検索範囲は、上記ステップ1で特定された記録ブロック内の全フィールド(全インデックス)となる。
【0063】
そして、取得した付加情報に含まれている当該フィールドに対する記録時刻情報と、指定記録時刻とが一致しているか否かを判別する(ステップ4)。一致していない場合には、目的とするフィールドが付加情報を取得したフィールドより前側にあるか後ろ側にあるかを判別し、この判別結果によって、検索範囲を1/2に絞った後(ステップ5)、ステップ3に戻り、ステップ3以降の処理を行う。
【0064】
ステップ3〜ステップ5の2分検索を繰り返し行うことによって、指定記録時刻と同じ時刻が付加情報に含まれているフィールドを探索する。指定記録時刻と同じ時刻が付加情報に含まれているフィールド(以下、該当フィールドという)が探索できた場合には(ステップ4でYES)、マイコン22は、該当フィールドの映像符号化データを出力するように第2のFPGA15に指示する(ステップ6)。これにより、該当フィールドデータが再生出力される。
【0065】
【発明の効果】
この発明によれば、逆転再生、早送り再生、早戻し再生等の特殊再生が行なえるようになる映像記録再生装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】監視システムの構成を示すブロック図である。
【図2】デジタルVTRの概略構成を示すブロック図である。
【図3】ビデオテープに記録される1フィールド分のデータに対するフォーマットを示す模式図である。
【図4】再生時においてメモリ16、17に格納されるデータを示す模式図である。
【図5】記録時刻指定による検索処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
12 第1のFPGA
13 フィールドメモリ
14 画像圧縮伸長回路
15 第2のFPGA
16、17 メモリ
18 フォーマッタ
19 信号記録再生部
22 マイコン
23 記録媒体

Claims (3)

  1. 記録時においては、入力映像データまたは入力映像データがJPEG方式で圧縮されたデータを、複数フィールド分のデータを含むブロック単位毎に記録媒体に記録する映像記録再生装置において、
    メインバンクとサブバンクを備えたメモリ、
    記録媒体からブロック単位でデータを読み取り、読み取ったブロック単位内のデータを読み取った順番でメモリのメインバンクに格納していく第1手段、
    ブロック単位内のデータをメモリのメインバンクに格納する際に、そのブロックに含まれている各フィールドデータの先頭格納アドレスをサブバンクに格納していく第2手段、 サブバンクのアドレスを指定する第3手段、ならびに
    サブバンクのアドレスが指定されたときに、指定されたサブバンクのアドレスに格納されている先頭格納アドレスを読み出し、読み出した先頭格納アドレスからフィールドデータを読み出す第4手段を備えており、
    第3手段は、通常再生時において、メインバンクに格納されているブロック単位のデータ内からメインバンクに書き込まれた順番でフィールドデータが読み出されるように、サブバンクのアドレスを指定していく手段、および逆転再生時において、メインバンクに格納されているブロック単位のデータ内からメインバンクに書き込まれた順番と反対の順番でフィールドデータが読み出されるように、サブバンクのアドレスを指定していく手段を備えていることを特徴とする映像記録再生装置。
  2. 第3手段は、早送り再生時において、メインバンクに格納されているブロック単位のデータ内からメインバンクに書き込まれた順番と同じ方向であって、かつ所定フィールド数飛ばしで、フィールドデータが読み出されるように、サブバンクのアドレスを指定していく手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の映像記録再生装置。
  3. 第3手段は、早戻し再生時において、メインバンクに格納されているブロック単位のデータ内からメインバンクに書き込まれた順番と反対方向であって、かつ所定フィールド数飛ばしで、フィールドデータが読み出されるように、サブバンクのアドレスを指定していく手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1および2のいずれかに記載の映像記録再生装置。
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