JPH11275344A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH11275344A
JPH11275344A JP10089203A JP8920398A JPH11275344A JP H11275344 A JPH11275344 A JP H11275344A JP 10089203 A JP10089203 A JP 10089203A JP 8920398 A JP8920398 A JP 8920398A JP H11275344 A JPH11275344 A JP H11275344A
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JP
Japan
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image
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file name
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JP10089203A
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Inventor
Tomoaki Kageyama
智明 影山
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Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読み取りにかかる作業を容易にして作業
効率を向上する画像読取装置を提供する。 【解決手段】 読み取った原稿画像中のバーコードをデ
コードして、バーコード情報を読み取り、このバーコー
ド情報を用いて読み取り画像のファイル名や添附情報を
自動入力させると共に、読み取り画像の向きを自動補正
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコードを含ん
だ画像を読み取ると共に、バーコードのバーコード情報
を読み取る画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大量に発生する定型書類の中に
は、バーコードを含むものもあり、このバーコードによ
り書類の管理がされている場合が多くある。このような
大量の文書が発生するような場合、画像読取装置を用い
PCに取り込み、書類をデータとして扱ったり、読み込
んだ書類の画像に番号を付け管理していた。
【0003】バーコード情報を読み取り可能な画像読取
装置においては、読み取った画像をPCで管理する際
に、バーコードのバーコード化された情報である数字や
アルファベットを、キーボード等の入力装置により手動
で入力し、読み込んだ画像データのファイル名とした
り、読み込んだ画像に付加したりしていた。
【0004】そして、読み込んだ画像の取り出しの際は
このファイル名若しくは付加された添附情報を入力装置
により入力することで画像を取り出すことができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では読み取った画像1枚ごと、或は各バッチごと
にキーボード等の入力装置によりファイル名若しくは添
附情報を入力しなければならなく、誤入力や作業効率の
低下等の欠点があった。
【0006】また、画像読取装置はバーコード情報を読
み取る方向に制限があり、それ以外の方向ではバーコー
ド情報を読み取ることはできず、画像を読み取る原稿の
読み取り方向を手動で補正するか、若しくはPC上で読
み取った画像の向きを補正しなければならないという欠
点もあった。
【0007】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、画像
読み取りにかかる作業を容易にして作業効率を向上する
画像読取装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、バーコードを有する原稿の画像を
読み取る画像読取手段と、バーコードのバーコード情報
を読み取るデコード手段と、を備え、読み取った画像を
記憶装置に記憶させる画像読取装置において、デコード
手段によって読み取られたバーコード情報に基づいて読
み取り画像のファイル名を作成するファイル名作成手段
と、ファイル名作成手段により作成されたファイル名を
読み取り画像に付加するファイル名付加手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0009】従って、読み取った画像を記憶する際、読
み取り画像にファイル名を付加するのであれば、バーコ
ード情報からファイル名を作成して付加するので、画像
読み込み毎の入力装置からの入力操作が不要となり、作
業効率が向上する。
【0010】バーコードを有する原稿の画像を読み取る
画像読取手段と、バーコードのバーコード情報を読み取
るデコード手段とを備え、読み取った画像を記憶装置に
記憶させる画像読取装置において、デコード手段によっ
て読み取られたバーコード情報に基づいて読み取り画像
を加工することを特徴とする。
【0011】従って、読み取った画像を記憶する際、読
み取り画像を加工するのであれば、バーコード情報から
予め設定された加工情報を対応させて加工するので、画
像読み込み毎の入力装置からの入力操作が不要となり、
作業効率が向上する。
【0012】バーコードを有する原稿の画像を読み取る
画像読取手段と、バーコードのバーコード情報を読み取
るデコード手段とを備え、読み取った画像を記憶装置に
記憶させる画像読取装置において、デコード手段によっ
て読み取られたバーコード情報に基づいて原稿に印字す
ることを特徴とする。
【0013】従って、画像が読み取られた原稿を排出す
る際、原稿を印字するのであれば、バーコード情報から
予め設定された印字情報を対応させて印字するので、画
像読み込み毎の入力装置からの入力操作が不要となり、
作業効率が向上する。
【0014】バーコードを有する原稿の画像を読み取る
画像読取手段と、バーコードのバーコード情報を読み取
るデコード手段とを備え、読み取った画像を記憶装置に
記憶させる画像読取装置において、読み取り画像からバ
ーコード画像を切り出すバーコード切り出し手段と、切
り出されたバーコード画像の向きを検出するバーコード
向き検出手段と、を備え、前記デコード手段はバーコー
ド向き検出手段で検出されたバーコード向きに基づいて
バーコード向きを補正すると共に、補正されたバーコー
ドのバーコード情報を読み取ることを特徴とする。
【0015】従って、読み取った画像を記憶する際、読
み取り画像からバーコードのバーコード情報を読み取る
のであれば、バーコード向きを検出してバーコードの向
きを補正してから読み取るので、バーコードを誤って読
み取ることがないと共に、人為的な補正作業も必要な
く、作業効率が向上する。
【0016】バーコード向き検出手段で検出されたバー
コード向きに基づいて読み取り画像向きを補正する画像
補正手段を備えたことが好ましい。
【0017】これにより、検出されたバーコード向きに
基づいて読み取り画像の向きも補正でき、人為的な補正
作業も必要なく、作業効率が向上する。
【0018】デコード手段によって読み取られたバーコ
ード情報に基づいて読み取り画像のファイル名を作成す
るファイル名作成手段と、ファイル名作成手段により作
成されたファイル名を読み取り画像に付加するファイル
名付加手段と、を備えたことが好ましい。
【0019】これにより、正しく読み取られたバーコー
ド情報によりファイル名を作成して付加することができ
る。
【0020】デコード手段によって読み取られたバーコ
ード情報に基づいて読み取り画像に電子的に付加する添
附情報を作成する添附情報作成手段と、添附情報作成手
段により作成された添附情報を読み取り画像に電子的に
付加する添附情報付加手段と、を備えたことが好まし
い。
【0021】これにより、正しく読み取られたバーコー
ド情報により添附情報を作成して付加することができ
る。
【0022】バーコード向き検出手段で検出されたバー
コード向きに基づいて読み取り画像に電子的に付加する
添附情報付加向きを変更する添附情報付加向き変更手段
を備えたことが好ましい。
【0023】これにより、検出されたバーコード向きに
基づいて添附情報付加向きも変更でき、人為的な補正作
業も必要なく、作業効率が向上する。
【0024】デコード手段によって読み取られたバーコ
ード情報に基づいて原稿に印字する印字情報を作成する
印字情報作成手段と、この印字情報を原稿に印字する印
字手段と、を備えたことが好ましい。
【0025】これにより、正しく読み取られたバーコー
ド情報に基づいて印字情報を作成して原稿に印字するこ
とができる。
【0026】バーコード向き検出手段で検出されたバー
コード向きに基づいて原稿に印字する向きを変更する印
字向き変更手段を備えたことが好ましい。
【0027】これにより、検出されたバーコード向きに
基づいて印字向きも変更でき、人為的な補正作業も必要
なく、作業効率が向上する。
【0028】複数のバーコード切り出し手段を備え、複
数のバーコードを有する原稿の画像を読み取ると、各々
のバーコードでファイル名、添附情報又は印字情報を選
択して作成することが好ましい。
【0029】これにより、バーコードの画像配置位置や
バーコード情報によって、ファイル名、添附情報又は印
字情報をどのバーコード情報で表示するか設定してお
き、各々のバーコードによって、ファイル名、添附情報
又は印字情報を選択して作成することができる。
【0030】バーコード向き検出手段はバーコード画像
のラインの並び順でバーコード画像の向きを検出するこ
とが好ましい。
【0031】バーコード向き検出手段は読み取られた画
像上のバーコード画像の位置からバーコード画像の向き
を検出することが好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置は、特に特定的な記載がない
かぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨
のものではない。
【0033】(第1の実施の形態)図3に本発明を適用
した画像読み取り装置の断面構成説明図を示す。100
は原稿を積載する原稿積載部であり、200は給紙部
で、給送手段を構成するピックアップ部210とフィー
ドローラユニット220と分離ユニット260から成る
分離搬送部250より構成されている。
【0034】ピックアップ部210において、211は
原稿を原稿取り込み口から分離部に送り込むピックアッ
プローラであり、ベルト212によりモータ213から
の駆動が伝達される。
【0035】214は原稿の高さを検知するレバーとセ
ンサーから成る検知手段で原稿積載台に積載された原稿
の最上位置の原稿に接触しその位置を一定にするように
原稿積載台11の動作は制御される。
【0036】分離搬送部250はフィードローラユニッ
ト220と分離ユニット260とでピックアップローラ
211によって1枚若しくは複数枚送り込まれた原稿か
ら最も上の原稿を一枚だけ分離搬送するように構成され
る。
【0037】フィードローラユニット220は搬送方向
に回転するフィードローラ221とこれを駆動するモー
タ222とこれらを連結するベルト223を備えてい
る。
【0038】フレーム224はフィードローラ221を
軸225周りに揺動自在に保持する。そしてフィードロ
ーラ221は、バネ226によって上方に付勢されると
共に、モータ227に一体になったカム228によって
軸225周りに揺動する。
【0039】カム228は搬送する原稿の厚みによっ
て、フィードローラ221と分離ローラ261との軸間
距離を調整できるようになっている。
【0040】また、分離ユニット(分離部)260の分
離ローラ261はベルト262によってモータ263に
連結され、フィードローラとは逆方向に回転する事によ
って一枚若しくは複数枚送り込まれた原稿の最も上にあ
る一枚以外の原稿の分離部260以降への侵入を止めて
いる。
【0041】300はレジスト部で、301はレジスト
上ローラ、302はレジスト下ローラでこれらは図示し
ないギアによって連結されている。また、このレジスト
ローラ対(301,302)はメインモータからの駆動
に対して、図示しないクラッチにて連結・非連結を制御
され、分離部260より搬送された原稿の画像読み取り
部400への搬送を制御している。
【0042】400は画像読取手段としての画像読取部
で410は上読取ユニットで内部には照明用の光源であ
るLEDアレイ411、結像用のレンズアレイ412、
画像読み取り用の密着センサ413がケーシング414
に収められている。
【0043】420は下読取ユニットで内部には照明用
の光源であるLEDアレイ421、結像用のレンズアレ
イ422、画像読取用の密着センサ423がケーシング
424に収められている。
【0044】また、401,402は読み取りガイドロ
ーラでメインモータからの駆動が図示しないベルトなど
の駆動伝達手段によって伝達されている。403,40
4は夫々上述した読み取りローラと対になる従動ローラ
である。
【0045】500は搬送部で501は搬送ローラでメ
インモータからの駆動が連結されている。502は搬送
ローラ501に対向する従動ローラである。503,5
04は読み取り部を通過した原稿を案内する搬送ガイド
である。
【0046】600は排紙部で排紙ローラ601とその
従動ローラ602によって搬送部500を通過してきた
原稿を排紙部600から排紙トレイ603上に排出す
る。また、排紙部600には原稿通過時に原稿に搬送方
向と直交する方向に波打たせるようにして搬送方向の丸
まりなどを防ぎ排紙の整列性を確保する図示しない弾性
部材が複数設けられている。
【0047】700は下部ユニットで、ここには上述さ
れた原稿積載部100、分離ユニット260、レジスト
部300、読み取りガイドローラ401,402、下読
み取りユニット420、搬送ローラ501、搬送ガイド
503及び排紙部600が配置されている。
【0048】800は下部ユニット700の上側に配置
される上部ユニットであり、排紙ローラ601と同軸上
を下部ユニット700に対して開閉可能に配されてい
る。
【0049】この上部ユニット800には、ピックアッ
プ部210とフィードローラユニット220、読み取り
従動ローラ403,404、上読み取りユニット41
0、従動ローラ502、搬送ガイド504などが収めら
れている。
【0050】図1は画像読取装置に原稿が読み取られた
際の読み取り画像の処理を示している。また、図2は読
み取り画像の処理手順を示すフローチャート図であり、
図4はJANの標準バージョンで定めるバーコードシン
ボルであり、図5は向き検知用のラインを備えた原稿で
ある。
【0051】図1において、1は予め読み取る画像上で
バーコード画像が配置される位置に設定しておいた画像
部分を切り出すバーコード切り出し手段、2はバーコー
ド画像の向きを検出するバーコード向き検出手段、3は
バーコード向き検出手段2によって読み取られた向きを
補正すると共に、バーコード化されたバーコード情報、
例えば年月日、日時、量、個数や商品名等の情報を読み
取るデコード手段である。
【0052】4はバーコード向き検出手段2で検出され
たバーコードの向きによって読み取り画像の向きを補正
する画像向き補正手段であり、また、5はバーコード情
報に予め設定されて対応するファイル名を引き出すファ
イル名作成手段、6はファイル名作成手段と同様に、バ
ーコード情報に予め設定されて対応し、読み取り画像に
電子的に付加される例えば文字や画像等の添附情報を引
き出す添附情報作成手段である。
【0053】7はバーコード向き検出手段2で検出され
たバーコードの向きによって添附情報を付加する向きを
変更する添附情報付加向き変更手段、8は読み取り画像
にファイル名を付加するファイル名付加手段、9は読み
取り画像に添附情報付加向き変更手段7によって向きを
変更された添附情報を付加する添附情報付加手段であ
る。
【0054】ここで、ファイル名作成手段5や添附情報
作成手段6はバーコード情報そのものを利用するもので
もよいし、予め設定されて対応する情報をさらに加工す
るものであったり、これらに限られるものではない。
【0055】次に、図2のフローチャート図を用い、こ
のような画像処理の手順について説明する。画像読取部
400で読み取られた原稿の画像はバーコード切り出し
を行うか判断された(ステップS1)、バーコード切り
出し手段1でバーコード画像が切り出され(ステップS
2)、このバーコード画像がバーコード向き検出手段2
に送られてバーコード画像の向きが検出される(ステッ
プS3)。
【0056】そして、そのバーコード画像の向き情報と
バーコード画像がデコード手段3に送られ、バーコード
画像は正しい向きに補正されると共に、デコードして補
正されて正しい向きとなったバーコード画像からバーコ
ード化されたバーコード情報を読み取る(ステップS
4)。
【0057】また、画像向きを補正するか判断され(ス
テップS5)、バーコード画像の向き情報は画像向き補
正手段4にも送られて読み取り画像の向きを補正する
(ステップS6)。
【0058】ファイル名を作成するか判断され(ステッ
プS7)、作成する場合には、デコードされたバーコー
ド情報を用いて、ファイル名作成手段5によりファイル
名を作成すると共に、ファイル名付加手段8により読み
取り画像にファイル名が付加される(ステップS8)。
【0059】次に、添附情報を付加するか(ステップS
9)、及び添附情報にバーコード情報を用いるかを判断
され(ステップS10)、バーコード情報を用いて添附
情報を付加する場合には、デコードされたバーコード情
報を用いて、添附情報作成手段6により添附情報が作成
される(ステップS11)。
【0060】さらに、添附情報の付加向きを変更するか
を判断され(ステップS12)、変更する場合には、付
加向き変更手段7がバーコード向き検出手段2によって
検出したバーコード画像の向きから正しく添附情報を付
加できる向きへ変更する(ステップS13)。
【0061】尚、付加向き変更手段7は予め設定された
情報によって添附情報を付加できる向きへ変更するもの
であってもよい。
【0062】これにより、添附情報付加手段9により付
加向きを変更された添附情報が読み取り画像に付加され
る(ステップS14)。そして、このファイル名や添附
情報等が付加された画像が記憶装置に記憶されたり、P
Cに取り込まれたりする。
【0063】ここで、バーコード切り出し手段1は、例
えば伝票のように同じ場所にバーコードがあるような定
型書類等のバーコードが含まれる原稿であると、予め取
り出したいバーコードの場所の画像位置を切り出せるよ
うな設定をしておき、その画像位置でバーコードを切り
出す。このような切り出し位置設定方法としては、ドッ
ト単位や長さで設定することが考えられる。
【0064】そして次に、バーコード向き検出手段2
は、バーコードの向きを検出し、その検出結果によりデ
コード手段3でバーコード向きが補正され、バーコード
が読み取られる。
【0065】この時のバーコードの向きの検出方法とし
て、例えば図4のようなJANの標準バージョンのバー
コード画像を読み取る場合であると、通常、センターバ
ーより左側が6キャラクタ、右側が5キャラクタである
のに対し、上下逆さまに取り込んだ場合は、左側が5キ
ャラクタ、右側が6キャラクタとなってしまうことによ
り、上下逆さまに取り込んだことが検出できる。また、
斜めに取り込んだ場合には、レフトガードバーとライト
ガードバーの読み取り開始位置の違いから検出できる。
【0066】他の方法として、例えば定型書類等の原稿
を用いて予めバーコードが配置される位置の画像を切り
出せるように設定しておき、その画像位置を切り出して
画像を読み取った際、その位置にバーコードがなければ
その画像が正しい向きでないことが判別されるが、本実
施の形態の画像読取装置では原稿の表裏を同時に読み取
ることができるので、その配置される位置にバーコード
が納まるように読み取り画像向きを上下左右、表裏と変
更して、その画像の正しい向きを判定して、バーコード
画像の向き検出を行うことができる。
【0067】また別の方法として、定型書類等に読み込
んだ時に、予め画像向きがわかるようなマーク、例えば
図5の52のようなラインを付けておくことも考えられ
る。このラインを検知することによって、その伝票の上
下左右、表裏を判定し、バーコード画像の向き検出を行
うことができる。
【0068】これらの方法によりバーコードの向きが検
出されたバーコード画像は、バーコード向きを正しい向
きに補正されてデコードされ、バーコードの情報が読み
取られ、バーコードとして認識される。
【0069】これにより、データキャラクタやモジュラ
チェックキャラクタ等の認識されたバーコード情報に応
じてファイル名や添附情報を作成して読み取り画像に付
加することができると共に、検出されたバーコード画像
の向きにより読み取り画像の向きを自動補正できるの
で、作業効率が向上する。
【0070】(第2の実施の形態)図6は第2の実施の
形態に係る画像処理を示している。第2の実施の形態
は、図6に示すように、1枚の原稿のなかに複数のバー
コードが含まれており、それら複数のバーコードの画像
切り出しを行うものである。61は複数のバーコード切
り出し手段、62は複数のバーコード画像の向きを検出
するバーコード向き検出手段、63は複数のバーコード
画像をバーコード向き検出手段62からのそれぞれのバ
ーコード向き情報によって各々のバーコード画像の向き
を補正し、デコードして各々のバーコード情報を読み取
るデコード手段である。その他の構成については第1の
実施の形態と同様であるので、ここではその説明を省略
する。
【0071】バーコード切り出し手段61に予め切り出
したいバーコードの位置を設定する際に、複数のバーコ
ードを切り出せるように、複数のバーコード切り出し手
段にそれぞれのバーコードの位置を設定しておく。
【0072】このようにすることで、複数のバーコード
を認識させたいときでも同じ画像読取作業を繰り返すこ
となく1度の画像読取作業で行うことが可能である。
【0073】また、ファイル名作成手段5や添附情報作
成手段6には、ファイル名或は添附情報に使いたいバー
コード情報をそれぞれ選択することができるようにして
おけば、同じ原稿で複数のファイル名或は印字情報等が
作成されることを防げる。
【0074】このように、複数のバーコードを使用目的
に合わせて自動的に処理することができ、作業効率が向
上する。
【0075】(第3の実施の形態)図7は第3の実施の
形態を示すフローチャート図である。第3の実施の形態
では、第1の実施の形態の制御を行うことに加え、さら
に読み取ったバーコード情報を用いて読み取られた原稿
についても印字手段によって印字を行う場合であり、検
出されたバーコードの向きにより原稿に印字する印字手
段の向きを変更する制御を行うものである。その他の構
成については第1の実施の形態と同様であるので、ここ
ではその説明を省略する。
【0076】図7において、読み取った原稿に印字情報
を印字手段により印字するか(ステップT1)、及び印
字情報にバーコード情報を用いるかを判断され(ステッ
プT2)、バーコード情報を用いて印字手段により印字
する場合には、デコードされたバーコード情報を用いて
予め設定された印字情報が引き出される(ステップT
3)。
【0077】さらに、印字情報の印字向きを変更するか
を判断され(ステップT4)、変更する場合には、不図
示の印字手段がバーコード向き検出手段2によって検出
したバーコード画像の向きから正しく印字情報を印字で
きる向きへ変更され(ステップT5)、印字手段により
印字向きを変更された印字情報が読み取り画像に印字処
理される(ステップT6)。
【0078】これによって、原稿についても印字手段で
バーコードの向きに合わせて正しい向きに印字すること
が可能となる。
【0079】尚、印字手段については、例えばインクや
トナー等により画像や文字等の印字情報を印字する印字
手段だけでなく、打刻や刻印等による印字手段も含ま
れ、原稿に情報を残せる手段であればよい。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、バーコード情報に
基づいてファイル名、添附情報或は印字情報を作成して
付加するので、画像を取り込む毎の入力装置からの入力
操作が不要となり、作業効率が向上する。また、バーコ
ード情報に基づいて読み取り画像の加工や原稿の印字が
できるので、人為的な作業が必要なく、作業効率が向上
する。
【0081】また、バーコード向きを検出してバーコー
ド向き或は読み取り画像の向きを補正、又は添附情報付
加向き或は印字向きを変更でき、バーコードを誤って読
み取ることがないと共に、人為的な補正作業も必要な
く、作業効率が向上する。
【0082】そして、正しく読み取られたバーコード情
報によりファイル名、添附情報或は印字情報を作成して
付加又は印字することができる。
【0083】さらに、複数のバーコード切り出し手段を
備え、複数のバーコードを有する原稿の画像を読み取る
と、各々のバーコードでファイル名、添附情報又は印字
情報を選択して作成するので、バーコードの画像配置位
置やバーコード情報によって、ファイル名、添附情報又
は印字情報をどのバーコード情報で表示するか設定して
おき、各々のバーコードによって、ファイル名、添附情
報又は印字情報を選択して作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1の実施の形態に係る画像処理を示す
ブロック図である。
【図2】図2は第1の実施の形態に係る画像処理手順を
示すフローチャート図である。
【図3】図3は第1の実施の形態に係る画像読取装置を
示す断面構成説明図である。
【図4】図4は第1の実施の形態に係るJAN標準バー
ジョンのバーコードを示す説明図である。
【図5】図5は第1の実施の形態に係る定型伝票を示す
正視図である。
【図6】図6は第2の実施の形態に係る画像処理を示す
ブロック図である。
【図7】図7は第3の実施の形態に係る印字処理手順を
示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 バーコード切り出し手段 2 バーコード向き検出手段 3 デコード手段 4 画像向き補正手段 5 ファイル名作成手段 6 添附情報作成手段 7 添附情報付加向き変更手段 8 ファイル名付加手段 9 添附情報付加手段 61 バーコード切り出し手段 62 バーコード向き検出手段 63 デコード手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードを有する原稿の画像を読み取
    る画像読取手段と、バーコードのバーコード情報を読み
    取るデコード手段と、を備え、読み取った画像を記憶装
    置に記憶させる画像読取装置において、 デコード手段によって読み取られたバーコード情報に基
    づいて読み取り画像のファイル名を作成するファイル名
    作成手段と、ファイル名作成手段により作成されたファ
    イル名を読み取り画像に付加するファイル名付加手段
    と、を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 バーコードを有する原稿の画像を読み取
    る画像読取手段と、バーコードのバーコード情報を読み
    取るデコード手段とを備え、読み取った画像を記憶装置
    に記憶させる画像読取装置において、 デコード手段によって読み取られたバーコード情報に基
    づいて読み取り画像を加工することを特徴とする画像読
    取装置。
  3. 【請求項3】 バーコードを有する原稿の画像を読み取
    る画像読取手段と、バーコードのバーコード情報を読み
    取るデコード手段とを備え、読み取った画像を記憶装置
    に記憶させる画像読取装置において、 デコード手段によって読み取られたバーコード情報に基
    づいて原稿を印字することを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 バーコードを有する原稿の画像を読み取
    る画像読取手段と、バーコードのバーコード情報を読み
    取るデコード手段とを備え、読み取った画像を記憶装置
    に記憶させる画像読取装置において、 読み取り画像からバーコード画像を切り出すバーコード
    切り出し手段と、切り出されたバーコード画像の向きを
    検出するバーコード向き検出手段と、を備え、 前記デコード手段はバーコード向き検出手段で検出され
    たバーコード向きに基づいてバーコード向きを補正する
    と共に、補正されたバーコードのバーコード情報を読み
    取ることを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 バーコード向き検出手段で検出されたバ
    ーコード向きに基づいて読み取り画像向きを補正する画
    像補正手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の
    画像読取装置。
  6. 【請求項6】 デコード手段によって読み取られたバー
    コード情報に基づいて読み取り画像のファイル名を作成
    するファイル名作成手段と、ファイル名作成手段により
    作成されたファイル名を読み取り画像に付加するファイ
    ル名付加手段と、を備えたことを特徴とする請求項4又
    は5に記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 デコード手段によって読み取られたバー
    コード情報に基づいて読み取り画像に電子的に付加する
    添附情報を作成する添附情報作成手段と、添附情報作成
    手段により作成された添附情報を読み取り画像に電子的
    に付加する添附情報付加手段と、を備えたことを特徴と
    する請求項4、5又は6に記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 バーコード向き検出手段で検出されたバ
    ーコード向きに基づいて読み取り画像に電子的に付加す
    る添附情報付加向きを変更する添附情報付加向き変更手
    段を備えたことを特徴とする請求項7に記載の画像読取
    装置。
  9. 【請求項9】 デコード手段によって読み取られたバー
    コード情報に基づいて原稿に印字する印字情報を作成す
    る印字情報作成手段と、この印字情報を原稿に印字する
    印字手段と、を備えたことを特徴とする請求項4乃至8
    のいずれか一つに記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 バーコード向き検出手段で検出された
    バーコード向きに基づいて原稿に印字する向きを変更す
    る印字向き変更手段を備えたことを特徴とする請求項9
    に記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 複数のバーコード切り出し手段を備
    え、複数のバーコードを有する原稿の画像を読み取る
    と、各々のバーコードでファイル名、添附情報又は印字
    情報を選択して作成することを特徴とする請求項4乃至
    10のいずれか一つに記載の画像読取装置。
  12. 【請求項12】 バーコード向き検出手段はバーコード
    画像のラインの並び順でバーコード画像の向きを検出す
    ることを特徴とする請求項4乃至11のいずれか一つに
    記載の画像読取装置。
  13. 【請求項13】 バーコード向き検出手段は読み取られ
    た画像上のバーコード画像の位置からバーコード画像の
    向きを検出することを特徴とする請求項4乃至11のい
    ずれか一つに記載の画像読取装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001161199A (ja) * 1999-12-03 2001-06-19 Surge Miyawaki Co Ltd 動物の映像管理方法および映像記録方法
JP2009006572A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Ricoh Co Ltd 画像入出力装置及び画像入出力方法
US8314947B2 (en) 2007-08-28 2012-11-20 Ricoh Company, Limited Multifunctional input/output apparatus, control method thereof, and computer program product

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