JPH1127390A - コードレス通信ネットワークにおけるサービス規制方式 - Google Patents

コードレス通信ネットワークにおけるサービス規制方式

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JPH1127390A
JPH1127390A JP9195244A JP19524497A JPH1127390A JP H1127390 A JPH1127390 A JP H1127390A JP 9195244 A JP9195244 A JP 9195244A JP 19524497 A JP19524497 A JP 19524497A JP H1127390 A JPH1127390 A JP H1127390A
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JP
Japan
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terminal device
cordless terminal
service
exchange
service class
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Application number
JP9195244A
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English (en)
Inventor
Junichi Aida
淳一 會田
Sakae Nagayama
栄 永山
Emi Endo
恵美 遠藤
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線基地局を有する複数の交換機の間にまた
がって移動するコードレス端末装置のサービス規制を、
移動先交換機においても可能な限り所属交換機のサービ
ス規制と同じにしてやる。 【解決手段】 各交換機1―1から1―nがそれぞれの
サービスクラス変換テーブルをもつことによって、ある
いは交換機1―1で所属するコードレス端末装置5―1
―1毎に移動先の交換機、例えば1―2から1―nにお
けるサービスクラスを持つことによって、あるいは交換
機1―1で所属するコードレス端末装置5―1―1毎に
移動先用のサービスクラスを持つことによって、あるい
はこれ等の組み合わせによって、例えばコードレス端末
装置5―1―1の移動先において、できるだけ所属交換
機1―1におけるサービスクラスに近いサービスクラス
に変換してやる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
によって相互に接続された複数の交換機が、それぞれ無
線基地局を有し、コードレス端末装置が複数の交換機に
またがって移動するコードレス通信ネットワークにおけ
る、サービスの規制方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コードレス通信ネットワークにお
いては、コードレス端末装置が複数の交換機にまたがっ
て移動する場合、コードレス端末装置のサービスの規制
は、全交換機で統一して決められたサービス条件で規制
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の方式では、交換機によって、サービスの規
制の条件が同じであり、所属局では高いサービスクラス
をもったコードレス端末装置でも規制の内容が厳しくな
ったり、所属局では低いサービスクラスであったコード
レス端末装置の規制が緩くなったりするという問題があ
った。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、コードレス端末装置が何処に
移動しても、合理的なサービスが受けられるようなサー
ビス規制方式を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1に記載の発明は、通信ネットワークによっ
て相互に接続された複数の交換機の全部または一部は、
それぞれ少なくとも1つの無線基地局と接続されてお
り、前記無線基地局が接続された交換機は、メモリ上
に、所属する第1のコードレス端末装置の識別番号対応
に前記第1のコードレス端末装置の現在位置を示すエリ
ア情報を記憶するテーブルと、前記識別番号対応に前記
第1のコードレス端末装置の所属する交換機におけるサ
ービスクラスを記憶するテーブルと、各サービスクラス
のサービス範囲を記憶するテーブルと、他の交換機に所
属する第2のコードレス端末装置が前記無線基地局の無
線サービスエリアへ移動して来た場合に、前記第2のコ
ードレス端末装置の識別番号、所属局番号、エリア情
報、および変換後のサービスクラスを記憶するテーブル
と、他の交換機から受け取った前記第2のコードレス端
末装置のサービスクラスを自交換機のサービスクラスに
変換する変換テーブルとを備え、且、前記第2のコード
レス端末装置から無線基地局経由で交換機に該コードレ
ス端末装置の識別番号と所属局番号からなる位置登録要
求信号が送られてきた時これを記憶する手段と、前記第
2のコードレス端末装置の所属局に前記第2のコードレス
端末装置の識別番号と自交換機番号からなる位置登録要
求情報を送出する手段と、前記第2のコードレス端末装
置の所属局から送られてくる、第2のコードレス端末装
置の識別番号とサービスクラスからなる位置登録応答情
報を受信し記憶する手段と、前記位置登録応答情報のサ
ービスクラスを前記変換テーブルによって自交換機のサ
ービスクラスに変換し記憶する手段とを備え、交換機が
所属外の第2のコードレス端末装置から識別番号とダイ
ヤル情報からなる発呼情報を受け取った時、前記変換し
て記憶したサービスクラスと受け取ったダイヤル情報と
を前記サービス範囲を記憶したテーブルと照合して、サ
ービスの可否を判定することを特徴とする。
【0006】本発明によれば、他の交換機から受け取っ
た所属外のコードレス端末装置のサービスクラスを、変
換テーブルによって自交換機のサービスクラスに変換す
るため、所属外の交換機のサービスエリアから発信する
コードレス端末装置は、所属局のサービスエリアから発
信するのと同じか、類似のサービスが受けられる。
【0007】本発明の請求項2に記載のコードレス通信
ネットワークにおけるサービス規制方式では、通信ネッ
トワークによって相互に接続された複数の交換機の全部
または一部は、それぞれ少なくとも1つの無線基地局と
接続されており、前記無線基地局が接続された交換機
は、メモリ上に、所属する第1のコードレス端末装置の
識別番号対応に前記第1のコードレス端末装置の現在位
置を示すエリア情報を記憶するテーブルと、前記識別番
号対応に前記第1のコードレス端末装置の所属する交換
機におけるサービスクラスおよび全移動先交換機におけ
るサービスクラスを記憶するテーブルと、各サービスク
ラスのサービス範囲を記憶するテーブルと、他の交換機
に所属する第2のコードレス端末装置が前記無線基地局
の無線サービスエリア内に移動して来た場合に、前記第
2のコードレス端末装置の識別番号、所属局番号、エリ
ア情報、およびサービスクラスを記憶するテーブルとを
備え、且、前記第2のコードレス端末装置から無線基地
局経由で交換機に該コードレス端末装置の識別番号と所
属局番号からなる位置登録要求信号が送られてきた時こ
れを記憶する手段と、前記第2のコードレス端末装置の
所属局に前記第2のコードレス端末装置の識別番号と自
交換機番号からなる位置登録要求情報を送出する手段
と、前記第2のコードレス端末装置の所属局から送られ
てくる、第2のコードレス端末装置の識別番号と移動先
交換機でのサービスクラスからなる位置登録応答情報を
受信し記憶する手段とを備え、交換機が所属外の第2の
コードレス端末装置から識別番号とダイヤル情報からな
る発呼情報を受け取った時、前記移動先交換機でのサー
ビスクラスと受け取ったダイヤル情報とを前記サービス
範囲を記憶したテーブルと照合して、サービスの可否を
判定することを特徴とする。
【0008】本発明によれば、コードレス端末装置が所
属する交換機が、自無線サービスエリアにおけるサービ
スクラスと共に、移動先におけるサービスクラスもメモ
リ内にもっていて、移動先の交換機に位置登録応答情報
として移動先におけるサービスクラスを送るので、コー
ドレス端末装置は、移動先においても所属局におけると
同じか、類似のサービスが受けられる。
【0009】本発明の請求項3に記載のコードレス通信
ネットワークにおけるサービス規制方式では、通信ネッ
トワークによって相互に接続された複数の交換機の全部
または一部は、それぞれ少なくとも1つの無線基地局と
接続されており、前記無線基地局が接続された交換機
は、メモリ上に、所属する第1のコードレス端末装置の
識別番号対応に前記第1のコードレス端末装置の現在位
置を示すエリア情報を記憶するテーブルと、前記識別番
号対応に前記第1のコードレス端末装置の所属する交換
機におけるサービスクラスおよび全移動先交換機におけ
るサービスクラスを記憶するテーブルと、各サービスク
ラスのサービス範囲を記憶するテーブルと、他の交換機
に所属する第2のコードレス端末装置が前記無線基地局
の無線サービスエリア内に移動して来た場合に、前記第
2のコードレス端末装置の識別番号、所属局番号、エリ
ア情報、および変換後のサービスクラスを記憶するテー
ブルと、他の交換機から受け取った前記第2のコードレ
ス端末装置のサービスクラスを自交換機のサービスクラ
スに変換する変換テーブルとを備え、且、前記第2のコ
ードレス端末装置から無線基地局を経由して交換機に該
コードレス端末装置の識別番号と所属局番号からなる位
置登録要求信号が送られてきた時これを記憶する手段
と、前記第2のコードレス端末装置の所属局に前記第2の
コードレス端末装置の識別番号と自交換機番号からなる
位置登録要求情報を送出する手段と、前記第2のコード
レス端末装置の所属局から送られてくる、第2のコード
レス端末装置の識別番号と移動先でのサービスクラスか
らなる位置登録応答情報を受信し記憶する手段と、前記
位置登録応答情報のサービスクラスを前記変換テーブル
によって自交換機のサービスクラスに変換し記憶する手
段とを備え、交換機が所属外の第2のコードレス端末装
置から識別番号とダイヤル情報からなる発呼情報を受け
取った時、前記変換して記憶したサービスクラスと受け
取ったダイヤル情報とを前記サービス範囲を記憶したテ
ーブルと照合して、サービスの可否を判定することを特
徴とする。
【0010】本発明によれば、請求項1に記載の特徴
と、請求項2に記載の特徴を併せもつので、柔軟性のあ
るサービスクラスの変換が可能であり、所属の交換機が
指定したサービスクラスを、移動先の交換機で変更する
ことも可能になり、移動先の交換機側の意志を加えるこ
とができる。
【0011】本発明の請求項4に記載のコードレス通信
ネットワークにおけるサービス規制方式では、通信ネッ
トワークによって相互に接続された複数の交換機の全部
または一部は、それぞれ少なくとも1つの無線基地局と
接続されており、前記無線基地局が接続された交換機
は、メモリ上に、所属する第1のコードレス端末装置の
識別番号対応に前記第1のコードレス端末装置の現在位
置を示すエリア情報を記憶するテーブルと、前記識別番
号対応に前記第1のコードレス端末装置の所属する交換
機におけるサービスクラスおよび移動先で用いる全交換
機に共通のサービスクラスを記憶するテーブルと、自交
換機のサービスクラスのサービス範囲を記憶するテーブ
ルと、他の交換機に所属する第2のコードレス端末装置
が前記無線基地局の無線サービスエリア内に移動して来
た場合に、前記第2のコードレス端末装置の識別番号、
所属局番号、エリア情報、および変換後のサービスクラ
スを記憶するテーブルと、他の交換機から受け取った前
記第2のコードレス端末装置の全交換機に共通のサービ
スクラスを自交換機のサービスクラスに変換する変換テ
ーブルとを備え、且、前記第2のコードレス端末装置か
ら無線基地局経由で交換機に該コードレス端末装置の識
別番号と所属局番号からなる位置登録要求信号が送られ
てきた時これを記憶する手段と、前記第2のコードレス
端末装置の所属局に前記第2のコードレス端末装置の識
別番号と自交換機番号からなる位置登録要求情報を送出
する手段と、前記第2のコードレス端末装置の所属局か
ら送られてくる、第2のコードレス端末装置の識別番号
と全交換機に共通のサービスクラスからなる位置登録応
答情報を受信し記憶する手段と、前記位置登録応答情報
の全交換機に共通のサービスクラスを前記変換テーブル
によって自交換機のサービスクラスに変換し記憶する手
段とを備え、交換機が所属外の第2のコードレス端末装
置から識別番号とダイヤル情報からなる発呼情報を受け
取った時、前記変換して記憶したサービスクラスと受け
取ったダイヤル情報とを前記サービス範囲を記憶したテ
ーブルと照合して、サービスの可否を判定することを特
徴とする。
【0012】本発明によれば、全交換機に共通のサービ
スクラスを設けるので、コードレス端末装置の所属交換
機では自局におけるサービスクラスを共通のサービスク
ラスに変換し、移動先の交換機では共通のサービスクラ
スを自交換機のサービスクラスに変換するだけでよいの
で、変換が簡単になり、しかも請求項3に記載の発明と
同じ効果が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の1例
を示すシステム構成図である。図はディジタル方式のコ
ードレス端末装置(PS)および無線基地局(CS)
と、n個の交換機(PBX)から構成され、n個の交換
機(PBX)はISDNネットワークで相互に接続され
ている。
【0014】1―1から1―nはn個の交換機(PB
X)で、最初の数字1は交換機(PBX)を表す符号で
ハイフンの後の1からnは各交換機(PBX)に与えら
れた番号を示し、それぞれ次の構成要素からなる。
【0015】11は中央制御装置(CC)、12はメモ
リ(MEM)、13は無線基地局を接続するディジタル
無線インタフェース(DRIF)、14は交換接続を行
うネットワーク(NW)、15はISDNネットワーク
との接続を行うディジタルネットワークインタフェース
(DNIF)である。
【0016】各交換機(PBX)1―1から1―nのデ
ィジタルネットワークインタフェース(DNIF)15
は、それぞれISDNネットワーク2に接続されてお
り、交換機(PBX)相互間の接続を可能にしている。
【0017】また、各交換機(PBX)1―1から1―
nのディジタル無線インタフェース(DRIF)13
は、無線基地局(CS)3―1から3―nに接続されて
いる。ここでも先頭の数字3は無線基地局(CS)を表
す符号で、ハイフンの後の1からnはn個の交換機(P
BX)に対応した番号である。
【0018】図ではディジタル無線インタフェース(D
RIF)13と無線基地局(CS)が1対1で接続され
ているが、無線基地局(CS)は複数の場合もあり、図
はそれ等を代表して表したものである。
【0019】4―1から4―nは無線基地局(CS)3
―1から3―nの無線サービスエリアを表し、先頭の4
が無線サービスエリア、ハイフンの後の1からnが交換
機(PBX)に対応した番号である。これも1つの交換
機(PBX)に複数の無線基地局(CS)がある場合に
は、複数の無線ゾーンを代表的に表している。
【0020】5―1―1から5―n−mはコードレス端
末装置(PS)で、先頭の5はコードレス端末装置(P
S)を表す符号で、次の1からnは対応する番号の交換
機(PBX)を所属交換機とすることを示し、最後の1
からmはコードレス端末装置(PS)5に与えられた通
し番号である。
【0021】図1において、コードレス端末装置(P
S)5―1―1は交換機(PBX)1―1を所属局と
し、コードレス端末装置(PS)5―n−mは交換機
(PBX)1―nを所属局とする。そしてそれぞれの交
換機(PBX)1―1および1―nからサービスクラス
を与えられている。
【0022】1例を挙げるとコードレス端末装置(P
S)5―1―1は他の交換機(PBX)1―nの無線サ
ービスエリア4―nへ移動することが可能で、図1で無
線サービスエリア4―nに点線で描かれたコードレス端
末装置(PS)5―1―1は、ホームサービスエリアで
ある無線サービスエリア4―1から、ビジティングサー
ビスエリアである無線サービスエリア4―nへ移動した
場合を示している。
【0023】この様に、コードレス端末装置(PS)5
―1―1が所属局以外の交換機(PBX)1―nのサー
ビスエリアへ移動した場合には、移動先の交換機(PB
X)1―nにビジターコードレス端末装置(PS)5―
1―1のサービスクラスが登録されていないので、サー
ビスクラスの取り扱いが問題になる。
【0024】次に、ある交換機(PBX)の無線サービ
スエリアが複数の無線基地局(CS)から構成される場
合を図2によって説明する。
【0025】図2は、交換機(PBX)1―nにp個の
無線基地局(CS)が接続された場合を示しており、無
線サービスエリア4―nはゾーン4―n―1から4―n
―pで構成される。コードレス端末装置(PS)はゾー
ン間を自由に移動できる。図では、コードレス端末装置
(PS)5―n―iがゾーン4―n―1からゾーン4―
n―2へ移動する場合を示している。ここでゾーン符号
の末尾の数字がその無線サービスエリアでのゾーン番号
になる。
【0026】サービスクラスは交換機(PBX)1―n
で管理しているのでゾーン間での移動では影響されな
い。
【0027】しかし、ゾーンが変わると接続する無線基
地局(CS)が変わるので、交換機(PBX)1―nに
おいてゾーンの管理が必要になる。
【0028】以上のことから、交換機(PBX)1で管
理しなければならない各種データは次の様になる。
【0029】先ず、コードレス端末装置(PS)5が全
無線サービスエリア間を移動するので、全コードレス端
末装置(PS)5に固有の識別番号を付与する必要があ
る。個々のコードレス端末装置(PS)に関するデータ
は、この識別番号によって管理される。
【0030】図3は、交換機(PBX)1が管理すべき
データの一つで、所属するi個のコードレス端末装置
(PS)5のエリア情報、即ち自交換機(PBX)の無
線サービスエリア内においてはコードレス端末装置(P
S)5が存在するゾーン番号、他の交換機(PBX)の
無線サービスエリアに移動した場合には交換機(PB
X)番号を、エリア情報としてコードレス端末装置識別
番号毎にテーブルH1に記憶する。
【0031】図4は、サービスクラスデータで、各交換
機は所属するコードレス端末装置識別番号毎に、該コー
ドレス端末装置が所属する無線サービスエリア4から発
信した場合のサービスクラスと、他の交換機の無線サー
ビスエリアへ移動した場合の移動先でのサービスクラス
をテーブルH2に記憶する。
【0032】移動先でのサービスクラスは、図7に示す
サービスクラス変換テーブルV2を持つ時には必ずしも
必要ではない。サービスクラス変換テーブルV2を持た
ない場合には、移動先の交換機(PBX)1対応に移動
先サービスクラスを持たねばならない。
【0033】一般にサービスクラスは交換機(PBX)
1毎に決められるので自局のサービスクラスと移動先の
サービスクラスは必ずしも一致せず、サービスクラスの
変換が必要である。
【0034】また移動先では所属局のサービスクラスと
は違う、例えば1クラス上のサービスクラスを与えたい
といった要求に応えるためにも、移動先でのサービスク
ラスをテーブルH2に記憶しておく必要がある。
【0035】全交換機(PBX)1に共通のサービスク
ラス(全交換機(PBX)1のサービスクラスのORを
とったもの)を設けた場合には、移動先の交換機を意識
する必要はなく、移動先におけるサービスクラスの変更
を考慮して全交換機(PBX)1に共通のサービスクラ
スから1つを選んでテーブルH2の移動先サービスクラ
スの位置に書き込めばよい。
【0036】図5は、1例として、交換機(PBX)1
―1におけるサービスクラス毎のサービス範囲を記述し
たデータで、テーブルH3―1に記憶されている。
【0037】図6は、移動先の交換機(PBX)1が移
動してきたコードレス端末装置(PS)5の所属局から
送られてくる管理データ、即ち、識別番号、所属局番
号、エリア情報と、変換後のサービスクラスを記憶する
テーブルV1である。
【0038】図7は、コードレス端末装置(PS)5が
他の交換機の無線サービスエリアから移動してきた時、
このコードレス端末装置(PS)5が所属する交換機
(PBX)1から送られてきたサービスクラスを自交換
機のサービスクラスに変換するデータを書き込んだテー
ブルV2である。
【0039】このテーブルは、変換前のサービスクラス
に同じか最も近い自交換機のサービスクラスに変換する
のが原則であるが、交換機によってはクラスを意図的に
下げる等の操作も可能である。
【0040】図8は、もう1つの例として、交換機(P
BX)1―nにおけるサービスクラス毎のサービス範囲
を記述したデータで、テーブルH3―nに記憶されてい
る。
【0041】図9は、他の無線サービスエリア4へ移動
したコードレス端末装置(PS)5が、その無線サービ
スエリア4の交換機(PBX)1に位置登録要求を出し
た時、無線基地局経由で交換機(PBX)1に送られて
くる該コードレス端末装置(PS)5の識別番号と所属
局番号を、交換機(PBX)1の中央処理装置(CC)
11が認識し、記憶する、メモリ(MEM)12上のメ
モリエリアV3である。
【0042】図10は、他の無線サービスエリア4から
移動してきたコードレス端末装置(PS)5の、移動先
の交換機(PBX)1から所属交換機(PBX)1へ、
ISDNネットワークを介して送られる位置登録要求情
報を記憶するメモリエリアV4で、位置登録要求情報
は、移動してきたコードレス端末装置(PS)5の識別
番号と移動先の交換機番号を含んで構成されている。
【0043】図11は、他の無線サービスエリアから移
動してきたコードレス端末装置(PS)5の所属交換機
(PBX)1から移動先の交換機(PBX)1へ返され
る、位置登録応答情報を記憶するメモリエリアV5で、
位置登録応答情報は、移動してきたコードレス端末装置
(PS)5の識別番号と移動先でのサービスクラスを含
んで構成されている。
【0044】図12は、他の無線サービスエリアから移
動してきたコードレス端末装置(PS)5が、移動先の
無線基地局を通して発呼した場合の発呼情報を記憶する
メモリエリアV6で、発呼情報は移動してきたコードレ
ス端末装置(PS)5の識別番号とダイヤル情報を含ん
で構成されている。
【0045】次に、図1および図2によって、無線サー
ビスエリア4―1をホームサービスエリアとし、交換機
(PBX)1―1を所属交換機とするコードレス端末装
置(PS)5―1―1が、交換機(PBX)1―nの無
線サービスエリア4―n、更に詳しくは、図2の無線サ
ービスエリア4―n―3に移動して位置登録をし、発呼
する動作を説明する。
【0046】ここでは交換機(PBX)1―1の無線基
地局(CS)は3―1だけであり、交換機(PBX)1
―nの無線基地局は、図2の様に3―n―1から3―n
―pのp局あるとする。
【0047】コードレス端末装置(PS)5―1―1が
無線サービスエリア4―1にある時は、交換機(PB
X)1―1のメモリ(MEM)12のテーブルH1(図
3)には、コードレス端末装置(PS)5―1―1の識
別番号(仮にPS1とする)と、エリア情報4―1が書
き込まれている。
【0048】また、テーブルH2(図4)には識別番号
PS1と所属交換機(PBX)1―1におけるサービス
範囲テーブルH3−1のサービスクラス(仮にサービス
クラス2とする)と、移動先におけるサービスクラス
(仮に1クラス上のサービスクラス1とする)が書き込
まれている。
【0049】コードレス端末装置(PS)5―1―1が
移動して他交換機の無線サービスエリア4―n―3に入
ったとする。
【0050】コードレス端末装置(PS)5―1―1は
位置登録要求情報として自分の識別番号PS1と所属局
番号1―1を無線基地局(CS)3―n―3へ送る。
【0051】無線基地局(CS)3―n―3はこの無線
信号を受信すると、所属する交換機(PBX)1―nの
ディジタル無線インタフェース(DRIF)13を通し
て中央制御装置(CC)11へ送り、中央制御装置(C
C)11はメモリ(MEM)12上の移動コードレス端
末装置位置登録要求情報のメモリエリアV3に一旦書き
込む。
【0052】中央制御装置(CC)11は、メモリ(M
EM)12上の移動コードレス端末装置管理テーブルV
1(図6)に既に識別番号PS1があるかどうかをチェ
ックし、無ければ識別番号PS1と所属局番号1―1を
書き込む。
【0053】中央制御装置(CC)11は位置登録要求
が無線基地局(CS)3―n―3から来たことが解って
いるのでテーブルV1(図6)のエリア情報書き込みエ
リアにエリア情報4―n―3を書き込む。
【0054】中央制御装置(CC)11はネットワーク
間位置登録要求情報としてコードレス端末装置(PS)
5―1―1の識別番号PS1と該端末装置が位置する自
交換機(PBX)の番号1―nをメモリ(MEM)12
上のメモリエリアV4(図10)上に書き込む。
【0055】次に、テーブルV1(図6)の所属局番号
によって、これをディジタルネットワークインタフェー
ス(DNIF)15を通してISDNネットワーク経由
で所属局1―1へ送る。
【0056】所属局1―1が移動先局1―nから位置登
録要求情報を受信すると(図13、S1)、コードレス
端末装置情報管理テーブルH1(図3)を検索して識別
番号PS1を見つけ(図13、S2)、対応するエリア
情報を、位置登録要求情報として受け取った移動局番号
1―nに書き替える(図13、S3)。
【0057】そしてテーブルH2(図4)の識別番号P
S1に対応した移動先サービスクラスを検索し(図1
3、S4)、サービスクラス1を読み出して、識別番号
PS1と共に位置登録応答情報として交換機(PBX)
1―nに送り返す(図13、S5)。
【0058】交換機(PBX)1―nでは、ディジタル
ネットワークインタフェース(DNIF)15を通して
位置登録応答情報を受け取ると(図14、S11)、中
央制御装置(CC)11はメモリ(MEM)12の位置
登録応答情報のメモリエリアV5(図11)に一旦書き
込む。
【0059】中央制御装置(CC)11は移動コードレ
ス端末装置管理テーブルV1(図6)をコードレス端末
装置(PS)の識別番号PS1によって検索し、所属局
番号1―1を得る(図14、S12)。
【0060】中央制御装置(CC)11は、受け取った
移動先サービスクラスを、サービスクラス変換テーブル
V2(図7)の所属局番号1―1の部分を使って変換す
る(図14、S13)。
【0061】所属局1―1ではコードレス端末装置(P
S)5―1―1の移動先サービスクラスをサービスクラ
ス1に設定していたので、交換機1―nではサービスク
ラス2に変換される。
【0062】変換されたサービスクラス2はテーブルV
1(図6)のサービスクラス書き込みエリアに書き込ま
れる(図14、S14)。
【0063】コードレス端末装置(PS)5―1―1が
発信しダイヤルをすると、コードレス端末装置識別番号
PS1とダイヤル情報が無線信号として送出され、無線
基地局3―n―3で受信される。
【0064】受信された発呼情報はディジタル信号に変
換され、ディジタル無線インタフェース(DRIF)1
3を通して中央制御装置(CC)11に送られる。
【0065】中央制御装置(CC)11はコードレス端
末装置識別番号PS1とダイヤル情報を取り出し(図1
5、S21)、一旦メモリエリアV6(図12)に記憶
させる。
【0066】中央制御装置(CC)11は前記ダイヤル
情報と、テーブルV1(図6)に記憶されているサービ
スクラス2とサービス範囲テーブルH3−n(図8)を
照合して(図15、S22)接続の可否を決める(図1
5、S23)。
【0067】接続が可であればサービスを実行し(図1
5、S24)、否であればサービス規制処理を行う(図
15、S25)。
【0068】上記の例では、移動コードレス端末装置
(PS)5―1―1の移動局1―nにおけるサービスク
ラスはサービスクラス2になったので、テーブルH3―
n(図8)から局線発信不許容、専用線発信不許容、内
線相互接続可というサービスが受けられることになる。
【0069】以上の説明はディジタルコードレスシステ
ム、およびISDNネットワークについて行ったが、ア
ナログであっても同様の効果が得られる。
【0070】また、交換機もPBXを前提に説明した
が、PBXに限定されない。
【0071】以上の説明では、図4のサービスクラステ
ーブルH2に移動先におけるサービスクラスをもち、同
時に図7の移動コードレス端末装置サービスクラス変換
テーブルV2を使う場合を採り上げた。
【0072】しかし、図4のサービスクラステーブルH
2には移動先におけるサービスクラスを持たず、図7の
移動コードレス端末装置サービスクラス変換テーブルV
2のみを使ってサービスクラスの変換を行っても類似の
効果が得られる。
【0073】また、前記変換テーブルV2を設けず、図
4のサービスクラステーブルH2の移動先サービスクラ
スを移動先の交換機毎に持っても類似の効果が得られ
る。
【0074】全交換機(PBX)のサービスクラスのO
Rをとった、全交換機に共通のサービスクラスを設け、
図4のサービスクラステーブルH2の移動先サービスク
ラスにはこの全交換機に共通のサービスクラスを用いれ
ば、図7の移動コードレス端末装置サービスクラス変換
テーブルV2は所属局番号を意識する必要が無くなるの
で、簡単なものにすることができる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、サービスクラスが交換
機毎に独立に決められていても、コードレス端末装置が
複数の交換機にまたがって移動した時の各交換機におけ
るサービスクラスを、所属交換機におけるサービスクラ
スを元に変換テーブルで移動先毎に変換するので、所属
交換機におけるサービス規制と同一か、最も近いサービ
ス規制にすることが可能になる。
【0076】本発明によれば、サービスクラスが交換機
毎に独立に決められていても、コードレス端末装置が複
数の交換機にまたがって移動した時の各交換機における
サービスクラスを、所属交換機において移動先の各交換
機のサービスクラスと同一か、最も近いサービスクラス
を選んで移動先の交換機に送るので、移動先毎の変換テ
ーブルを設けることなく、移動先の交換機においても所
属交換機におけるサービス規制と同等、もしくは類似の
サービス規制を実現できる。
【0077】本発明によれば、サービスクラスが交換機
毎に独立に決められていても、コードレス端末装置が複
数の交換機にまたがって移動した時の各交換機における
サービスクラスを、所属交換機においても指定でき、移
動先の交換機においても所属交換機毎に変換テーブルで
変換できるので、移動先におけるサービス規制を、所属
交換機と移動先交換機の両方でコントロールできること
になり、自由度の高いサービス規制が可能になる。
【0078】本発明によれば、サービスクラスが交換機
毎に独立に決められていても、コードレス端末装置が複
数の交換機にまたがって移動した時の各交換機における
サービスクラスを、全交換機のサービスクラスのORを
とった、全交換機に共通のサービスクラスを仲介とし
て、変換テーブルで各移動先の交換機のサービスクラス
に変換するので、変換が簡単になり、しかも自由度の高
いサービス規制が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるシステム構成図で
ある。
【図2】1つの交換機と無線基地局の関係を示す構成図
である。
【図3】交換機におけるコードレス端末装置情報管理テ
ーブルである。
【図4】交換機におけるサービスクラステーブルであ
る。
【図5】交換機におけるサービス範囲テーブルの1例
(所属局として)である。
【図6】交換機における移動コードレス端末装置管理テ
ーブルである。
【図7】交換機における移動コードレス端末装置サービ
スクラス変換テーブルである。
【図8】交換機におけるサービス範囲テーブルの1例
(移動局として)である。
【図9】交換機における移動コードレス端末装置位置登
録要求情報のメモリエリアである。
【図10】交換機におけるネットワーク間位置登録要求
情報のメモリエリアである。
【図11】交換機における位置登録応答情報のメモリエ
リアである。
【図12】交換機における発呼情報のメモリエリアであ
る。
【図13】コードレス端末装置の所属交換機の動作のフ
ローチャートである。
【図14】コードレス端末装置の移動先交換機の動作の
フローチャートである。
【図15】コードレス端末装置の移動先交換機の動作の
フローチャートである。
【符号の説明】
1―1 交換機(PBX)#1 ・ ・ 1―n 交換機(PBX)#n 11 中央制御装置(CC) 12 メモリ(MEM) 13 ディジタル無線インタフェース(DRIF) 14 交換ネットワーク(NW) 15 ディジタルネットワークインタフェース(D
NIF) 2 ISDNネットワーク 3―1 無線基地局(CS)#1 ・ ・ 3―n 無線基地局(CS)#n 4―1 無線サービスエリア#1 ・ ・ 4―n 無線サービスエリア#n 5―1―1 無線サービスエリア#1に属するコードレ
ス端末装置1 ・ ・ 5―n―m 無線サービスエリア#nに属するコードレ
ス端末装置m

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークによって相互に接続さ
    れた複数の交換機の全部または一部は、それぞれ少なく
    とも1つの無線基地局と接続されており、前記無線基地
    局が接続された交換機は、メモリ上に、所属する第1の
    コードレス端末装置の識別番号対応に前記第1のコード
    レス端末装置の現在位置を示すエリア情報を記憶するテ
    ーブルと、前記識別番号対応に前記第1のコードレス端
    末装置の所属する交換機におけるサービスクラスを記憶
    するテーブルと、各サービスクラスのサービス範囲を記
    憶するテーブルと、他の交換機に所属する第2のコード
    レス端末装置が前記無線基地局の無線サービスエリアへ
    移動して来た場合に、前記第2のコードレス端末装置の
    識別番号、所属局番号、エリア情報、および変換後のサ
    ービスクラスを記憶するテーブルと、他の交換機から受
    け取った前記第2のコードレス端末装置のサービスクラ
    スを自交換機のサービスクラスに変換する変換テーブル
    とを備え、且、前記第2のコードレス端末装置から無線
    基地局経由で交換機に該コードレス端末装置の識別番号
    と所属局番号からなる位置登録要求信号が送られてきた
    時これを記憶する手段と、前記第2のコードレス端末装
    置の所属局に前記第2のコードレス端末装置の識別番号
    と自交換機番号からなる位置登録要求情報を送出する手
    段と、前記第2のコードレス端末装置の所属局から送ら
    れてくる、第2のコードレス端末装置の識別番号とサー
    ビスクラスからなる位置登録応答情報を受信し記憶する
    手段と、前記位置登録応答情報のサービスクラスを前記
    変換テーブルによって自交換機のサービスクラスに変換
    し記憶する手段とを備え、交換機が所属外の第2のコー
    ドレス端末装置から識別番号とダイヤル情報からなる発
    呼情報を受け取った時、前記変換して記憶したサービス
    クラスと受け取ったダイヤル情報とを前記サービス範囲
    を記憶したテーブルと照合して、サービスの可否を判定
    することを特徴とするコードレス通信ネットワークにお
    けるサービス規制方式。
  2. 【請求項2】 通信ネットワークによって相互に接続さ
    れた複数の交換機の全部または一部は、それぞれ少なく
    とも1つの無線基地局と接続されており、前記無線基地
    局が接続された交換機は、メモリ上に、所属する第1の
    コードレス端末装置の識別番号対応に前記第1のコード
    レス端末装置の現在位置を示すエリア情報を記憶するテ
    ーブルと、前記識別番号対応に前記第1のコードレス端
    末装置の所属する交換機におけるサービスクラスおよび
    全移動先交換機におけるサービスクラスを記憶するテー
    ブルと、各サービスクラスのサービス範囲を記憶するテ
    ーブルと、他の交換機に所属する第2のコードレス端末
    装置が前記無線基地局の無線サービスエリア内に移動し
    て来た場合に、前記第2のコードレス端末装置の識別番
    号、所属局番号、エリア情報、およびサービスクラスを
    記憶するテーブルとを備え、且、前記第2のコードレス
    端末装置から無線基地局経由で交換機に該コードレス端
    末装置の識別番号と所属局番号からなる位置登録要求信
    号が送られてきた時これを記憶する手段と、前記第2の
    コードレス端末装置の所属局に前記第2のコードレス端
    末装置の識別番号と自交換機番号からなる位置登録要求
    情報を送出する手段と、前記第2のコードレス端末装置
    の所属局から送られてくる、第2のコードレス端末装置
    の識別番号と移動先交換機でのサービスクラスからなる
    位置登録応答情報を受信し記憶する手段とを備え、交換
    機が所属外の第2のコードレス端末装置から識別番号と
    ダイヤル情報からなる発呼情報を受け取った時、前記移
    動先交換機でのサービスクラスと受け取ったダイヤル情
    報とを前記サービス範囲を記憶したテーブルと照合し
    て、サービスの可否を判定することを特徴とするコード
    レス通信ネットワークにおけるサービス規制方式。
  3. 【請求項3】 通信ネットワークによって相互に接続さ
    れた複数の交換機の全部または一部は、それぞれ少なく
    とも1つの無線基地局と接続されており、前記無線基地
    局が接続された交換機は、メモリ上に、所属する第1の
    コードレス端末装置の識別番号対応に前記第1のコード
    レス端末装置の現在位置を示すエリア情報を記憶するテ
    ーブルと、前記識別番号対応に前記第1のコードレス端
    末装置の所属する交換機におけるサービスクラスおよび
    全移動先交換機におけるサービスクラスを記憶するテー
    ブルと、各サービスクラスのサービス範囲を記憶するテ
    ーブルと、他の交換機に所属する第2のコードレス端末
    装置が前記無線基地局の無線サービスエリア内に移動し
    て来た場合に、前記第2のコードレス端末装置の識別番
    号、所属局番号、エリア情報、および変換後のサービス
    クラスを記憶するテーブルと、他の交換機から受け取っ
    た前記第2のコードレス端末装置のサービスクラスを自
    交換機のサービスクラスに変換する変換テーブルとを備
    え、且、前記第2のコードレス端末装置から無線基地局
    を経由して交換機に該コードレス端末装置の識別番号と
    所属局番号からなる位置登録要求信号が送られてきた時
    これを記憶する手段と、前記第2のコードレス端末装置
    の所属局に前記第2のコードレス端末装置の識別番号と
    自交換機番号からなる位置登録要求情報を送出する手段
    と、前記第2のコードレス端末装置の所属局から送られ
    てくる、第2のコードレス端末装置の識別番号と移動先
    でのサービスクラスからなる位置登録応答情報を受信し
    記憶する手段と、前記位置登録応答情報のサービスクラ
    スを前記変換テーブルによって自交換機のサービスクラ
    スに変換し記憶する手段とを備え、交換機が所属外の第
    2のコードレス端末装置から識別番号とダイヤル情報か
    らなる発呼情報を受け取った時、前記変換して記憶した
    サービスクラスと受け取ったダイヤル情報とを前記サー
    ビス範囲を記憶したテーブルと照合して、サービスの可
    否を判定することを特徴とするコードレス通信ネットワ
    ークにおけるサービス規制方式。
  4. 【請求項4】 通信ネットワークによって相互に接続さ
    れた複数の交換機の全部または一部は、それぞれ少なく
    とも1つの無線基地局と接続されており、前記無線基地
    局が接続された交換機は、メモリ上に、所属する第1の
    コードレス端末装置の識別番号対応に前記第1のコード
    レス端末装置の現在位置を示すエリア情報を記憶するテ
    ーブルと、前記識別番号対応に前記第1のコードレス端
    末装置の所属する交換機におけるサービスクラスおよび
    移動先で用いる全交換機に共通のサービスクラスを記憶
    するテーブルと、自交換機のサービスクラスのサービス
    範囲を記憶するテーブルと、他の交換機に所属する第2
    のコードレス端末装置が前記無線基地局の無線サービス
    エリア内に移動して来た場合に、前記第2のコードレス
    端末装置の識別番号、所属局番号、エリア情報、および
    変換後のサービスクラスを記憶するテーブルと、他の交
    換機から受け取った前記第2のコードレス端末装置の全
    交換機に共通のサービスクラスを自交換機のサービスク
    ラスに変換する変換テーブルとを備え、且、前記第2の
    コードレス端末装置から無線基地局経由で交換機に該コ
    ードレス端末装置の識別番号と所属局番号からなる位置
    登録要求信号が送られてきた時これを記憶する手段と、
    前記第2のコードレス端末装置の所属局に前記第2のコー
    ドレス端末装置の識別番号と自交換機番号からなる位置
    登録要求情報を送出する手段と、前記第2のコードレス
    端末装置の所属局から送られてくる、第2のコードレス
    端末装置の識別番号と全交換機に共通のサービスクラス
    からなる位置登録応答情報を受信し記憶する手段と、前
    記位置登録応答情報の全交換機に共通のサービスクラス
    を前記変換テーブルによって自交換機のサービスクラス
    に変換し記憶する手段とを備え、交換機が所属外の第2
    のコードレス端末装置から識別番号とダイヤル情報から
    なる発呼情報を受け取った時、前記変換して記憶したサ
    ービスクラスと受け取ったダイヤル情報とを前記サービ
    ス範囲を記憶したテーブルと照合して、サービスの可否
    を判定することを特徴とするコードレス通信ネットワー
    クにおけるサービス規制方式。
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