JPH11273892A - 除電用イオン放出ブロック - Google Patents
除電用イオン放出ブロックInfo
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- JPH11273892A JPH11273892A JP7042498A JP7042498A JPH11273892A JP H11273892 A JPH11273892 A JP H11273892A JP 7042498 A JP7042498 A JP 7042498A JP 7042498 A JP7042498 A JP 7042498A JP H11273892 A JPH11273892 A JP H11273892A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は各種大きさや形状に対応できるうえ
に量産効果を高めることができる除電用イオン放出ブロ
ックを提供することを目的とするものである。 【解決手段】 イオン放出部2を突出させた多数のイオ
ン放出ユニット1と、イオン放出ユニット1相互間を連
結するとともに電気的に接続する中間ユニット12と、
イオン放出ユニット1に電圧を供給する電圧入力ユニッ
ト17と、端末ユニット21とよりなるなる。
に量産効果を高めることができる除電用イオン放出ブロ
ックを提供することを目的とするものである。 【解決手段】 イオン放出部2を突出させた多数のイオ
ン放出ユニット1と、イオン放出ユニット1相互間を連
結するとともに電気的に接続する中間ユニット12と、
イオン放出ユニット1に電圧を供給する電圧入力ユニッ
ト17と、端末ユニット21とよりなるなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電気を除去する除
電装置の高電圧発生回路と接続される除電用イオン放出
ブロックに関するものである。
電装置の高電圧発生回路と接続される除電用イオン放出
ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、静電気の除去を行う除電装置は高
電圧発生回路とイオン放出部とからなり、該イオン放出
部はプラスイオンとマイナスイオンを放出する電極針を
配設したもので、被除電物の大きさや形状に応じてイオ
ン放出部の大きさは異なることとなり、イオン放出部は
その大きさや形状に合わせて一個一個個別に製作される
のが一般的であった。このため、量産によるコストダウ
ン効果が得られ難く製造コストが高くなるという問題が
あるうえに、汎用性が低くなるという問題もあった。
電圧発生回路とイオン放出部とからなり、該イオン放出
部はプラスイオンとマイナスイオンを放出する電極針を
配設したもので、被除電物の大きさや形状に応じてイオ
ン放出部の大きさは異なることとなり、イオン放出部は
その大きさや形状に合わせて一個一個個別に製作される
のが一般的であった。このため、量産によるコストダウ
ン効果が得られ難く製造コストが高くなるという問題が
あるうえに、汎用性が低くなるという問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は各種大きさや
形状に対応できるうえに量産効果を高めることができる
除電用イオン放出ブロックを提供することを目的とする
ものである。
形状に対応できるうえに量産効果を高めることができる
除電用イオン放出ブロックを提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め本発明は、イオン放出部を突出させた多数のイオン放
出ユニットと、イオン放出ユニット相互間を連結すると
ともに電気的に接続する中間ユニットと、イオン放出ユ
ニットに電圧を供給する電圧入力ユニットと、端末ユニ
ットとよりなる除電用イオン放出ブロックを請求項1の
発明とし、請求項1の発明において、イオン放出ユニッ
トに2個以上のイオン放出部が設けられている除電用イ
オン放出ブロックを請求項2の発明とし、請求項1また
は2の発明において、イオン放出ユニットにプラスイオ
ン用とマイナスイオン用のイオン放出部を対にして設け
た除電用イオン放出ブロックを請求項3の発明とし、請
求項1または2または3の発明において、イオン放出ユ
ニットと中間ユニットとを電気的に接続する導体にエア
送出孔を形成するとともに、イオン放出ユニットのイオ
ン放出部に前記エア送出孔と連通するエア噴出用の細孔
が形成されている除電用イオン放出ブロックを請求項4
の発明とし、請求項4の発明において、導体にエアを供
給するエア供給管がイオン放出ユニット、中間ユニッ
ト、電圧入力ユニット、端末ユニットのいずれかに接続
される除電用イオン放出ブロックを請求項5の発明とす
るものである。
め本発明は、イオン放出部を突出させた多数のイオン放
出ユニットと、イオン放出ユニット相互間を連結すると
ともに電気的に接続する中間ユニットと、イオン放出ユ
ニットに電圧を供給する電圧入力ユニットと、端末ユニ
ットとよりなる除電用イオン放出ブロックを請求項1の
発明とし、請求項1の発明において、イオン放出ユニッ
トに2個以上のイオン放出部が設けられている除電用イ
オン放出ブロックを請求項2の発明とし、請求項1また
は2の発明において、イオン放出ユニットにプラスイオ
ン用とマイナスイオン用のイオン放出部を対にして設け
た除電用イオン放出ブロックを請求項3の発明とし、請
求項1または2または3の発明において、イオン放出ユ
ニットと中間ユニットとを電気的に接続する導体にエア
送出孔を形成するとともに、イオン放出ユニットのイオ
ン放出部に前記エア送出孔と連通するエア噴出用の細孔
が形成されている除電用イオン放出ブロックを請求項4
の発明とし、請求項4の発明において、導体にエアを供
給するエア供給管がイオン放出ユニット、中間ユニッ
ト、電圧入力ユニット、端末ユニットのいずれかに接続
される除電用イオン放出ブロックを請求項5の発明とす
るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図に基づいて詳細に説明する。1はプラスイオン用
およびマイナスイオン用のイオン放出部2、2を上面に
千鳥状に配設突出させたイオン放出ユニットであり、該
イオン放出ユニット1は図6に示されるように、連結基
板3と、プラス電圧とマイナス電圧を加える導体4、4
と、該導体4、4を被套する絶縁管5、5と該絶縁管
5、5を覆うカバー6とからなるものである。7、7は
前記絶縁管5、5の先端に形成される連結筒であり、導
体4、4の先端は連結筒7、7より若干張出されるとと
もに、導体4、4の中心を中空としてエア送出孔4a、
4aとしている。また、前記イオン放出部2、2は絶縁
管5、5に螺着されるノズル体8と、該ノズル体8内に
装着される電極針9とよりなり、電極針9は導体4、4
に圧接されて電気的に接続される。さらに、ノズル体8
の中心には電極針9が挿通されるエア噴出用の細孔10
が形成されており、該細孔10は導体4、4の縦孔4
b、4bと、導体4、4に圧接される電極針9の基筒部
9aの透孔9bを通じて連通している。また、前記連結
基板3は他のイオン放出ユニット1や後記する中間ユニ
ット12の連結基板3ともなるもので、他のユニットの
一部と接続されて相互が連結されるようになっている。
3aは連結基板3の孔に嵌挿されて連結基板3同士を連
結するピンである。11は導体4、4の接続先端部に嵌
合されるエア漏れ防止用のシール、6aはカバー6に設
けられる中間仕切である。
態を図に基づいて詳細に説明する。1はプラスイオン用
およびマイナスイオン用のイオン放出部2、2を上面に
千鳥状に配設突出させたイオン放出ユニットであり、該
イオン放出ユニット1は図6に示されるように、連結基
板3と、プラス電圧とマイナス電圧を加える導体4、4
と、該導体4、4を被套する絶縁管5、5と該絶縁管
5、5を覆うカバー6とからなるものである。7、7は
前記絶縁管5、5の先端に形成される連結筒であり、導
体4、4の先端は連結筒7、7より若干張出されるとと
もに、導体4、4の中心を中空としてエア送出孔4a、
4aとしている。また、前記イオン放出部2、2は絶縁
管5、5に螺着されるノズル体8と、該ノズル体8内に
装着される電極針9とよりなり、電極針9は導体4、4
に圧接されて電気的に接続される。さらに、ノズル体8
の中心には電極針9が挿通されるエア噴出用の細孔10
が形成されており、該細孔10は導体4、4の縦孔4
b、4bと、導体4、4に圧接される電極針9の基筒部
9aの透孔9bを通じて連通している。また、前記連結
基板3は他のイオン放出ユニット1や後記する中間ユニ
ット12の連結基板3ともなるもので、他のユニットの
一部と接続されて相互が連結されるようになっている。
3aは連結基板3の孔に嵌挿されて連結基板3同士を連
結するピンである。11は導体4、4の接続先端部に嵌
合されるエア漏れ防止用のシール、6aはカバー6に設
けられる中間仕切である。
【0006】12はイオン放出ユニット1相互間を連結
する中間ユニットであり、該中間ユニット12は図6に
示されるように、イオン放出ユニット1と一体化するた
めの前記連結基板3と、エア送出孔4a、4aが形成さ
れる導体4、4の先端が嵌挿されて電気的に接続される
とともにエアが流通できる透孔13a、13aが形成さ
れた接続導体13、13と、該接続導体13、13を被
套するとともにイオン放出ユニット1の連結筒7、7の
嵌挿孔を形成した絶縁管14、14と、該絶縁管14、
14を覆うカバー15とからなり、15aはカバー15
に設けられる中間仕切である。また、中間ユニット12
の一つには図5に示されるように、接続導体13、13
の縦孔13b、13bを通じて導体4、4のエア送出孔
4a、4aにエアを供給するエア供給管16、16が接
続されている。
する中間ユニットであり、該中間ユニット12は図6に
示されるように、イオン放出ユニット1と一体化するた
めの前記連結基板3と、エア送出孔4a、4aが形成さ
れる導体4、4の先端が嵌挿されて電気的に接続される
とともにエアが流通できる透孔13a、13aが形成さ
れた接続導体13、13と、該接続導体13、13を被
套するとともにイオン放出ユニット1の連結筒7、7の
嵌挿孔を形成した絶縁管14、14と、該絶縁管14、
14を覆うカバー15とからなり、15aはカバー15
に設けられる中間仕切である。また、中間ユニット12
の一つには図5に示されるように、接続導体13、13
の縦孔13b、13bを通じて導体4、4のエア送出孔
4a、4aにエアを供給するエア供給管16、16が接
続されている。
【0007】17はイオン放出ユニット1に電圧を供給
する電圧入力ユニットであり、該電圧入力ユニット17
は図示しない高電圧発生回路と接続される。電圧入力ユ
ニット17は一端をイオン放出ユニット1が連結され、
導体4、4と電気的に接続する接続部とするとともに、
他端を高電圧発生回路との接続部としたものであり、電
圧入力ユニット17は図7に示されるように、イオン放
出ユニット1と一体化するための連結基板3と、エア送
出孔4a、4aが形成される導体4、4の先端が嵌挿さ
れて電気的に接続されるとともにエアが流通できる透孔
18a、18aが形成された接続導体18、18と、該
接続導体18、18を被套するとともにイオン放出ユニ
ット1の連結筒7、7の嵌挿孔を形成した絶縁管19、
19と、該絶縁管19、19を覆うカバー20とからな
り、20aはカバー20に設けられる中間仕切である。
する電圧入力ユニットであり、該電圧入力ユニット17
は図示しない高電圧発生回路と接続される。電圧入力ユ
ニット17は一端をイオン放出ユニット1が連結され、
導体4、4と電気的に接続する接続部とするとともに、
他端を高電圧発生回路との接続部としたものであり、電
圧入力ユニット17は図7に示されるように、イオン放
出ユニット1と一体化するための連結基板3と、エア送
出孔4a、4aが形成される導体4、4の先端が嵌挿さ
れて電気的に接続されるとともにエアが流通できる透孔
18a、18aが形成された接続導体18、18と、該
接続導体18、18を被套するとともにイオン放出ユニ
ット1の連結筒7、7の嵌挿孔を形成した絶縁管19、
19と、該絶縁管19、19を覆うカバー20とからな
り、20aはカバー20に設けられる中間仕切である。
【0008】21は端末ユニットであり、該端末ユニッ
ト21はイオン放出ユニット1の端部を塞ぐとともに導
体4、4からのエア流出を封鎖するものであり、該端末
ユニット21は図8に示されるように、イオン送出ユニ
ット1と一体化するための連結基板3と、イオン放出ユ
ニット1の連結筒7、7の嵌挿孔を形成した絶縁管2
2、22と、該絶縁管22、22の端末を封鎖する栓体
23、23と、該絶縁管22、22を覆うカバー24と
からなり、24aはカバー24に設けられる中間仕切で
ある。また、25は電圧入力ユニット17と高電圧発生
回路とを端子接続する接続ケーブル、26は取付ビスで
ある。
ト21はイオン放出ユニット1の端部を塞ぐとともに導
体4、4からのエア流出を封鎖するものであり、該端末
ユニット21は図8に示されるように、イオン送出ユニ
ット1と一体化するための連結基板3と、イオン放出ユ
ニット1の連結筒7、7の嵌挿孔を形成した絶縁管2
2、22と、該絶縁管22、22の端末を封鎖する栓体
23、23と、該絶縁管22、22を覆うカバー24と
からなり、24aはカバー24に設けられる中間仕切で
ある。また、25は電圧入力ユニット17と高電圧発生
回路とを端子接続する接続ケーブル、26は取付ビスで
ある。
【0009】このように構成されたものは、被除電物の
大きさや形状に応じてイオン放出ユニット1と中間ユニ
ット12の個数を設定した上、その一端に電圧入力ユニ
ット17を連結し、他端に端末ユニット21を接続す
る。そして、中間ユニット12の一つにエア供給管1
6、16を接続するとともに、電圧入力ユニット17の
接続部17bに高電圧発生回路の端子を接続し、高電圧
発生回路と電圧入力ユニット17を電気的に接続したう
え、高電圧発生回路をオンとすれば、プラスとマイナス
の高電圧は電圧入力ユニット17の接続導体18、18
を通じて、イオン発生ユニット1の導体4、4および中
間ユニット12の接続導体13、13を通じてすべての
イオン放出ユニット1のイオン放出部2、2にプラスと
マイナスの高電圧が供給されることとなる。この高電圧
の供給によりイオン放出ユニット1のイオン放出部2、
2の電極針9よりプラス及びマイナスのイオンは放出さ
れることとなる。
大きさや形状に応じてイオン放出ユニット1と中間ユニ
ット12の個数を設定した上、その一端に電圧入力ユニ
ット17を連結し、他端に端末ユニット21を接続す
る。そして、中間ユニット12の一つにエア供給管1
6、16を接続するとともに、電圧入力ユニット17の
接続部17bに高電圧発生回路の端子を接続し、高電圧
発生回路と電圧入力ユニット17を電気的に接続したう
え、高電圧発生回路をオンとすれば、プラスとマイナス
の高電圧は電圧入力ユニット17の接続導体18、18
を通じて、イオン発生ユニット1の導体4、4および中
間ユニット12の接続導体13、13を通じてすべての
イオン放出ユニット1のイオン放出部2、2にプラスと
マイナスの高電圧が供給されることとなる。この高電圧
の供給によりイオン放出ユニット1のイオン放出部2、
2の電極針9よりプラス及びマイナスのイオンは放出さ
れることとなる。
【0010】このとき、中間ユニット12のエア供給管
16、16に図示しないコンプレッサ等からエアを供給
すれば、エアは各ユニットの導体に形成されたエア送出
孔を流れ、エア送出孔からイオン送出ユニット1のイオ
ン放出部2、2の細孔10を通じてノズル体8から噴出
されるので、電極針9に付着する埃は吹き飛ばされ、イ
オンの発生が阻害されることを適確に防止する。しか
も、このエアに乗って送出されるイオンは被除電物の細
隙にまで入り込む上に、遠くまで飛ばすことができるの
で除電効果を最大限に発揮するができる。なお、好まし
い実施の形態ではイオン放出ユニットにプラスとマイナ
スのイオン放出部を1個づつ設けているが、プラスイオ
ンとマイナスイオンのイオン放出部を別々に設けてもよ
く、また、プラスイオンとマイナスイオンのイオン放出
部を複数設けてもよく、さらに、好ましい実施の形態で
は導体や接続導体にエア送出孔を設けているが、除電す
る状況に応じてエア送出孔を設けなくても良いことは勿
論である。また、好ましい実施の形態では中間ユニット
にエア供給管16、16を接続しているが、イオン放出
ユニットや端末ユニットや、電圧入力ユニット17にエ
ア供給管16、16を接続してもよい。
16、16に図示しないコンプレッサ等からエアを供給
すれば、エアは各ユニットの導体に形成されたエア送出
孔を流れ、エア送出孔からイオン送出ユニット1のイオ
ン放出部2、2の細孔10を通じてノズル体8から噴出
されるので、電極針9に付着する埃は吹き飛ばされ、イ
オンの発生が阻害されることを適確に防止する。しか
も、このエアに乗って送出されるイオンは被除電物の細
隙にまで入り込む上に、遠くまで飛ばすことができるの
で除電効果を最大限に発揮するができる。なお、好まし
い実施の形態ではイオン放出ユニットにプラスとマイナ
スのイオン放出部を1個づつ設けているが、プラスイオ
ンとマイナスイオンのイオン放出部を別々に設けてもよ
く、また、プラスイオンとマイナスイオンのイオン放出
部を複数設けてもよく、さらに、好ましい実施の形態で
は導体や接続導体にエア送出孔を設けているが、除電す
る状況に応じてエア送出孔を設けなくても良いことは勿
論である。また、好ましい実施の形態では中間ユニット
にエア供給管16、16を接続しているが、イオン放出
ユニットや端末ユニットや、電圧入力ユニット17にエ
ア供給管16、16を接続してもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、多数のイオン放出ユニットを多数の中間ユニットに
より連結することにより、被除電物の大きさや形状に簡
単に対応できるうえに、中間ユニットと電圧入力ユニッ
トおよび端末ユニットは基本形状と構成が同じため、各
ユニットを受注状況に関わりなく量産できるので、コス
トを大幅に下げることができるうえに、受注に対して迅
速に対応することが可能となる。また、イオン放出部を
2個以上設けることにより、被除電物が大きい場合でも
最小のユニット数でブロックを構成でき、組付け作業数
や組付け時間を削減することができる。さらに、プラス
イオンとマイナスイオンのイオン放出部を対にして設け
ることにより、プラスとマイナスのイオン放出ユニット
を組み合わせる必要がなくなり構造が簡単なものとな
る。また、イオン放出ユニットと中間ユニットとを電気
的に接続する導体にエア送出孔を形成してイオン放出部
よりエアを噴出できるようにすることにより、被除電物
の細隙や遠くまでイオンは噴出されるので除電効果を大
幅に高めることができるうえに、電極針の汚れを吹き飛
ばすことができるのでイオン発生効率の低下を適確に防
ぐことができる等種々の利点を有するものである。従っ
て、本発明は従来の問題点を解決した除電用イオン放出
ブロックとして業界の発展に寄与するところ極めて大な
ものである。
に、多数のイオン放出ユニットを多数の中間ユニットに
より連結することにより、被除電物の大きさや形状に簡
単に対応できるうえに、中間ユニットと電圧入力ユニッ
トおよび端末ユニットは基本形状と構成が同じため、各
ユニットを受注状況に関わりなく量産できるので、コス
トを大幅に下げることができるうえに、受注に対して迅
速に対応することが可能となる。また、イオン放出部を
2個以上設けることにより、被除電物が大きい場合でも
最小のユニット数でブロックを構成でき、組付け作業数
や組付け時間を削減することができる。さらに、プラス
イオンとマイナスイオンのイオン放出部を対にして設け
ることにより、プラスとマイナスのイオン放出ユニット
を組み合わせる必要がなくなり構造が簡単なものとな
る。また、イオン放出ユニットと中間ユニットとを電気
的に接続する導体にエア送出孔を形成してイオン放出部
よりエアを噴出できるようにすることにより、被除電物
の細隙や遠くまでイオンは噴出されるので除電効果を大
幅に高めることができるうえに、電極針の汚れを吹き飛
ばすことができるのでイオン発生効率の低下を適確に防
ぐことができる等種々の利点を有するものである。従っ
て、本発明は従来の問題点を解決した除電用イオン放出
ブロックとして業界の発展に寄与するところ極めて大な
ものである。
【図1】本発明の好ましい実施形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の好ましい実施形態のイオン放出ユニッ
トと中間ユニットとを分離して示す斜視図である。
トと中間ユニットとを分離して示す斜視図である。
【図3】本発明の好ましい実施形態のイオン放出ユニッ
トの横断断面図である。
トの横断断面図である。
【図4】本発明の好ましい実施形態のイオン放出ユニッ
トと中間ユニットの連結状態を示す縦断面図である。
トと中間ユニットの連結状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の好ましい実施形態の中間ユニットにエ
ア供給管を接続した状態を示す縦断面図である。
ア供給管を接続した状態を示す縦断面図である。
【図6】本発明の好ましい実施形態のイオン放出ユニッ
トと中間ユニットとを分解して示す斜視図である。
トと中間ユニットとを分解して示す斜視図である。
【図7】本発明の好ましい実施形態の電圧入力ユニット
を分解して示す斜視図である。
を分解して示す斜視図である。
【図8】本発明の好ましい実施形態の端末ユニットを分
解して示す斜視図である。
解して示す斜視図である。
1 イオン放出ユニット 2 イオン放出部 4 導体 4a エア送出孔 10 細孔 12 中間ユニット 16 エア供給管 17 電圧入力ユニット 21 端末ユニット
【手続補正書】
【提出日】平成10年12月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め本発明は、イオン放出部を突出させた多数のイオン放
出ユニットを電気的に接続させて連結した除電用イオン
放出ブロックにおいて、イオン放出ユニットを電気的に
接続する導体にエア送出孔を形成するとともに、イオン
放出ユニットのイオン放出部に前記エア送出孔と連通す
るエア噴出用の細孔を形成したことを特徴とする除電用
イオン放出ブロックを請求項1の発明とし、請求項1の
発明において、イオン放出ユニットに2個以上のイオン
放出部が設けられている除電用イオン放出ブロックを請
求項2の発明とし、請求項1または2の発明において、
イオン放出ユニットにプラスイオン用とマイナスイオン
用のイオン放出部を対にして設けた除電用イオン放出ブ
ロックを請求項3の発明とし、イオン放出部を突出させ
た多数のイオン放出ユニットと、イオン放出ユニット相
互間を連結するとともに電気的に接続する中間ユニット
と、イオン放出ユニットに電圧を供給する電圧入力ユニ
ットと、端末ユニットとよりなる除電用イオン放出ブロ
ックであって、イオン放出ユニットと中間ユニットとを
電気的に接続する導体にエア送出孔を形成するととも
に、イオン放出ユニットのイオン放出部に前記エア送出
孔と連通するエア噴出用の細孔が形成されている除電用
イオン放出ブロックを請求項4の発明とし、請求項4の
発明において、導体にエアを供給するエア供給管がイオ
ン放出ユニット、中間ユニット、電圧入力ユニット、端
末ユニットのいずれかに接続される除電用イオン放出ブ
ロックを請求項5の発明とするものである。
め本発明は、イオン放出部を突出させた多数のイオン放
出ユニットを電気的に接続させて連結した除電用イオン
放出ブロックにおいて、イオン放出ユニットを電気的に
接続する導体にエア送出孔を形成するとともに、イオン
放出ユニットのイオン放出部に前記エア送出孔と連通す
るエア噴出用の細孔を形成したことを特徴とする除電用
イオン放出ブロックを請求項1の発明とし、請求項1の
発明において、イオン放出ユニットに2個以上のイオン
放出部が設けられている除電用イオン放出ブロックを請
求項2の発明とし、請求項1または2の発明において、
イオン放出ユニットにプラスイオン用とマイナスイオン
用のイオン放出部を対にして設けた除電用イオン放出ブ
ロックを請求項3の発明とし、イオン放出部を突出させ
た多数のイオン放出ユニットと、イオン放出ユニット相
互間を連結するとともに電気的に接続する中間ユニット
と、イオン放出ユニットに電圧を供給する電圧入力ユニ
ットと、端末ユニットとよりなる除電用イオン放出ブロ
ックであって、イオン放出ユニットと中間ユニットとを
電気的に接続する導体にエア送出孔を形成するととも
に、イオン放出ユニットのイオン放出部に前記エア送出
孔と連通するエア噴出用の細孔が形成されている除電用
イオン放出ブロックを請求項4の発明とし、請求項4の
発明において、導体にエアを供給するエア供給管がイオ
ン放出ユニット、中間ユニット、電圧入力ユニット、端
末ユニットのいずれかに接続される除電用イオン放出ブ
ロックを請求項5の発明とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、多数のイオン放出ユニットを連結することにより、
被除電物の大きさや形状に簡単に対応できて受注状況に
関わりなく量産できるので、コストを大幅に下げること
ができるうえに、受注に対して迅速に対応することが可
能であり、また、イオン放出ユニットを電気的に接続す
る導体にエア送出孔を形成してイオン放出部よりエアを
噴出できるようにしたので、被除電物の細隙や遠くまで
イオンは噴出されることとなって除電効果を大幅に高め
ることができるうえに、電極針の汚れを吹き飛ばすこと
ができるのでイオン発生効率の低下を適確に防ぐことが
できる。また、イオン放出部を2個以上設けることによ
り、被除電物が大きい場合でも最小のユニット数でブロ
ックを構成でき、組付け作業数や組付け時間を削減する
ことができる。さらに、プラスイオンとマイナスイオン
のイオン放出部を対にして設けることにより、プラスと
マイナスのイオン放出ユニットを組み合わせる必要がな
くなり構造が簡単なものとなる等種々の利点を有するも
のである。従って、本発明は従来の問題点を解決した除
電用イオン放出ブロックとして業界の発展に寄与すると
ころ極めて大なものである。
に、多数のイオン放出ユニットを連結することにより、
被除電物の大きさや形状に簡単に対応できて受注状況に
関わりなく量産できるので、コストを大幅に下げること
ができるうえに、受注に対して迅速に対応することが可
能であり、また、イオン放出ユニットを電気的に接続す
る導体にエア送出孔を形成してイオン放出部よりエアを
噴出できるようにしたので、被除電物の細隙や遠くまで
イオンは噴出されることとなって除電効果を大幅に高め
ることができるうえに、電極針の汚れを吹き飛ばすこと
ができるのでイオン発生効率の低下を適確に防ぐことが
できる。また、イオン放出部を2個以上設けることによ
り、被除電物が大きい場合でも最小のユニット数でブロ
ックを構成でき、組付け作業数や組付け時間を削減する
ことができる。さらに、プラスイオンとマイナスイオン
のイオン放出部を対にして設けることにより、プラスと
マイナスのイオン放出ユニットを組み合わせる必要がな
くなり構造が簡単なものとなる等種々の利点を有するも
のである。従って、本発明は従来の問題点を解決した除
電用イオン放出ブロックとして業界の発展に寄与すると
ころ極めて大なものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 イオン放出部を突出させた多数のイオン
放出ユニットと、イオン放出ユニット相互間を連結する
とともに電気的に接続する中間ユニットと、イオン放出
ユニットに電圧を供給する電圧入力ユニットと、端末ユ
ニットとよりなる除電用イオン放出ブロック。 - 【請求項2】 イオン放出ユニットに2個以上のイオン
放出部が設けられている請求項1に記載の除電用イオン
放出ブロック。 - 【請求項3】 イオン放出ユニットにプラスイオン用と
マイナスイオン用のイオン放出部を対にして設けた請求
項1または2に記載の除電用イオン放出ブロック。 - 【請求項4】 イオン放出ユニットと中間ユニットとを
電気的に接続する導体にエア送出孔を形成するととも
に、イオン放出ユニットのイオン放出部に前記エア送出
孔と連通するエア噴出用の細孔が形成されている請求項
1または2または3に記載の除電用イオン放出ブロッ
ク。 - 【請求項5】 導体にエアを供給するエア供給管がイオ
ン放出ユニット、中間ユニット、電圧入力ユニット、端
末ユニットのいずれかに接続される請求項4に記載の除
電用イオン放出ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7042498A JP2899272B1 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 除電用イオン放出ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7042498A JP2899272B1 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 除電用イオン放出ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2899272B1 JP2899272B1 (ja) | 1999-06-02 |
JPH11273892A true JPH11273892A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13431092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7042498A Expired - Lifetime JP2899272B1 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 除電用イオン放出ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2899272B1 (ja) |
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- 1998-03-19 JP JP7042498A patent/JP2899272B1/ja not_active Expired - Lifetime
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