JPH11273354A - アドレス転移検出回路 - Google Patents

アドレス転移検出回路

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JPH11273354A
JPH11273354A JP10323135A JP32313598A JPH11273354A JP H11273354 A JPH11273354 A JP H11273354A JP 10323135 A JP10323135 A JP 10323135A JP 32313598 A JP32313598 A JP 32313598A JP H11273354 A JPH11273354 A JP H11273354A
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signal
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transmission gate
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力されるアドレスのパルス幅が正常の場合
より短い場合にも、十分なパルス幅を持ったアドレス転
移検出信号を発生させる。 【解決手段】 第1遅延手段(INV11,INV12,INV13,TG1
1,TG12,INV14 )は、入力されるアドレスビットAIN が
低→高レベルに転移する際に、高レベル信号の出力を遅
延させ、高→低レベルに転移する際に、遅延無しに低レ
ベル信号を出力する。第2遅延手段(INV15,INV16,INV1
7,TG13,TG14 )は、入力されるアドレスビットAIN が低
→高レベルに転移する際に、遅延無しに高レベル信号を
出力し、高→低レベルに転移する際に、低レベル信号の
出力を遅延させる。アンドゲート(NAND11,INV18)は、
第1及び第2遅延手段の出力信号を入力して、アドレス
転移検出信号ATD を生成する。フィードバック制御手段
(遅延部D )は、アドレス転移検出信号ATD を入力し
て、所定の時間遅らせた後に出力し、高レベルであれば
第1遅延手段の遅延作用を解除し、低レベルであれば第
2遅延手段の遅延作用を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アドレス転移検出
回路に関するもので、特に、入力されるアドレスビット
のロジック転移を検出し、所定のパルス幅のアドレス転
移検出信号を発生させるアドレス転移検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アドレス転移検出回路(ATD; Address T
ransition Detector)は、半導体メモリーに入力される
アドレスロジック転移が発生するとこれを検出し、所定
のパルス幅をもったアドレス転移検出信号(Address Tr
ansition Detection Signal )を発生させるための回路
である。このアドレス転移検出信号がもった所定のパル
ス幅は、メモリーセルからデータをアクセスするに必要
な所定の動作サイクルを確保するためのものである。
【0003】一例を挙げると、半導体メモリーのなかで
ダイナミックラム(DRAM)でのアドレス転移検出信号は
カラムアドレス経路で発生させるようにするのが一般的
である。スタチック・カラム・モードにおいては、カラ
ムアドレスの入力によってビットラインに載っているデ
ータが順次的に出力する。この場合、アドレス入力に動
機され、データの転送及び関連回路の活性化を制御する
信号(/CASのような)が必要である。しかし、スタ
チック・カラム・モードにおいては、2番目のビット以
後から/CAS信号が入力されないため、その代わりに
アドレス転移検出信号を発生させてデータアクセスに必
要な色々な制御信号を作り出す。特に、カラムアドレス
が入力されると(すなわち、カラムアドレスに転移が発
生すると)、これを検出してアドレス転移検出信号を作
り出し、このアドレス転移検出信号が活性化している間
に、データベースラインを予め一定のレベル(大概の場
合、2/VCC)にフリーチャージしておくことによっ
て、データの転送速度を向上させることはもちろん、電
力消費をも減らすことができる。
【0004】図6は従来のアドレス転移検出回路を示し
た回路図である。図6のアドレス転移検出回路に入力さ
れるアドレスビット(AIN )が低レベルから高レベルに
転移されると、インバーター(INV1)の出力信号である
ノード(N5)の信号は低レベルであり、インバーター
(INV2)の出力信号であるノード(N2)の信号は高レベ
ルである。このような2つのノード(N2)(N5)の信号
によってトランスミッションゲート(TG1 )がターンオ
ンされ、もう1つのトランスミッションゲート(TG2 )
がターンオフされる。
【0005】ノード(N2)の高レベル信号は、直接経路
と遅延経路(インバーターINV3,INV4 とキャパシターC
1,C2 からなる)の2つの経路を通してナンドゲート(N
AND1)に入力される。従って、ナンドゲート(NAND1 )
の出力信号は、上述の遅延経路による遅延時間くらいの
高レベル区間(パルス幅)をもったパルス信号となり、
このパルス信号がターンオンされているトランスミッシ
ョンゲート(TG1 )を通してアドレス転移検出信号(AT
D )として出力される。
【0006】アドレスビット(AIN )が高レベルから低
レベルに転移されると、ノード(N5)の信号は高レベル
であり、ノード(N2)の信号は低レベルである。従っ
て、トランスミッションゲート(TG1 )がターンオフさ
れ、もう1つのトランスミッションゲート(TG2 )がタ
ーンオンされる。ノード(N5)の高レベル信号は、直接
経路と遅延経路(インバーターINV5,INV6 とキャパシタ
ーC3,C4 からなる)の2つの経路を通してナンドゲート
(NAND2)に入力される。従って、ナンドゲート(NAND2
)の出力信号は、上述の遅延経路による遅延時間くら
いの高レベル区間(パルス幅)をもったパルス信号とな
り、このパルス信号がターンオンされているトランスミ
ッションゲート(TG2 )を通してアドレス転移検出信号
(ATD )として出力される。
【0007】このような、従来のアドレス転移検出回路
に正常なアドレスビットより小さいパルス幅のポジティ
ブショートパルス(positive short pulse)が入力され
ると、ノード(N5)の信号はネガティブショートパルス
(negative short pulse)となり、直接経路と遅延経路
(INV5,C3,INV6,C4 )を通してナンドゲート(NAND1)
に入力される。
【0008】しかし、このようなショートパルスがトラ
ンスミッションゲート(TG1 )(TG2 )をターンオン、
またはターンオフさせる時間が短すぎて、ナンドゲート
(NAND1 )(NAND2 )の出力信号をアドレス転移検出信
号(ATD )として出力することができる時間を充分確保
することができない。また、ショートパルスのパルス幅
が遅延経路(インバーターとキャパシターからなる)が
もった遅延時間より短いと、ナンドゲート(NAND1 )
(NAND2 )の出力信号の論理値は信頼することができな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、正
常的な入力アドレスビットのパルスよりはるかに小さい
ショートパルスが入力されても、正常的なパルス幅のア
ドレス転移検出信号を発生させることができるアドレス
転移検出回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるアドレス転移検出回路は、アドレスビ
ットが入力され、前記アドレスビットが低レベルから高
レベルに転移する場合に活性化し、前記高レベルのアド
レスビットの出力を遅らせ、前記アドレスビットが高レ
ベルから低レベルに転移するとき非活性化し、時間の遅
延無しに前記低レベルのアドレスビットを出力し、その
出力動作が所定の制御信号によって断続される第1遅延
手段と;前記アドレスビットが入力され、前記アドレス
ビットが低レベルから高レベルに転移する場合に非活性
化し、時間の遅延無しに前記高レベルのアドレスビット
を出力し、前記アドレスビットが高レベルから低レベル
に転移するとき活性化し、前記低レベルのアドレスビッ
トの出力を遅らせ、その出力動作が所定の制御信号によ
って断続される第2遅延手段と;前記第1遅延手段で出
力する前記アドレスビットと前記第2遅延手段で出力す
る前記アドレスビットとが入力され、アドレス転移検出
信号を出力するアンドゲートと;前記アドレス転移検出
信号が入力され、前記アドレス転移検出信号が高レベル
であれば、これを所定の時間遅らせた後に出力して前記
第1遅延手段の遅延作用を解除し、前記アドレス転移検
出信号が低レベルであれば、これを所定の時間遅らせた
後に出力して前記第2遅延手段の遅延作用を解除するフ
ィードバック制御手段と;を含んで構成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態をアドレス転
移検出回路を示した回路図である図1及びその動作特性
を示した波形図である図2〜図5を参照して説明する。
図1の回路図で、インバーター(INV11 )は、プルアッ
プトランジスタであるPMOSトランジスタ(Q11 )と
プルダウントランジスタであるNMOSトランジスタ
(Q12 )が直列連結で構成される。PMOSトランジス
タ(Q11 )のソースには電源電圧(VDD )が供給され、
ゲートにはアドレスビット(AIN )が入力される。駆動
能力がPMOSトランジスタ(Q11 )より相対的に極め
て小さく形成されているNMOSトランジスタ(Q12 )
のドレインは、PMOSトランジスタ(Q11 )のドレイ
ンと相互連結されて、出力端(N10 )を形成し、ソース
は接地される。
【0012】このNMOSトランジスタ(Q12 )のゲー
トには、アドレスビット(AIN )ではないチップイネー
ブル信号(CE)が入力される。チップイネーブル信号
(CE)は、チップ選択信号であり、この信号が活性化す
ることによって、本発明によるアドレス転移検出回路も
やはり活性化する。NMOSトランジスタ(Q12 )の駆
動能力は、PMOSトランジスタ(Q11 )より小さいた
め、入力されるアドレスビット(AIN )の転移方向によ
って、出力端(N10 )の電圧レベルの変化する速度が変
わることになる。
【0013】すなわち、NMOSトランジスタ(Q12 )
がチップイネーブル信号(CE)によってすでにターンオ
ンされている状態で、低レベルのアドレスビット(AIN
)が入力されると、PMOSトランジスタ(Q11 )が
ターンオンされ、正常な速度(早い速度)のプルアップ
動作が行われる。逆に、高レベルのアドレスビット(AI
N )が入力されると、PMOSトランジスタ(Q11 )は
ターンオフされ、すでにターンオンされているNMOS
トランジスタ(Q12 )によってプルダウン動作が行われ
る。
【0014】このとき、NMOSトランジスタ(Q12 )
によるプルダウン動作の進行速度は、プルアップ動作の
進行速度より著しく遅い。その理由は、すでに触れたよ
うに、NMOSトランジスタ(Q12 )がPMOSトラン
ジスタ(Q11 )より相対的に極めて小さい駆動能力を持
っているためである。インバーター(INV11 )の出力信
号は、並列連結された、もう2つのインバーター(INV1
2 )(INV13 )によって反転される。このなかで、イン
バーター(INV13 )は、インバーター(INV12 )より相
対的に低いロジック臨界電圧(VLT; Logic Threshold V
oltage)を持つ。
【0015】従って、インバーター(INV11 )の出力信
号が高レベルから低レベルに転移する(プルダウン)場
合には、2つのインバーター(INV12 )(INV13 )は多
少の時差を置いて高レベルの信号を出力する。その理由
は、インバーター(INV13 )のロジック臨界電圧がイン
バーター(INV12 )のロジック臨界電圧より相対的に低
く、プルダウン動作によって下降するインバーター(IN
V11 )の出力電圧が、2つのインバーター(INV12 )
(INV13 )それぞれのロジック臨界電圧に到達する時間
が異なるためである。
【0016】また、インバーター(INV11 )のプルダウ
ン動作がたいへん遅く進行するために、その時差もまた
比較的に大きい。従って、インバーター(INV12 )にお
いてまず高レベルの信号が出力し、インバーター(INV1
3 )ではこれより遅く高レベルの信号が出力する。逆
に、インバーター(INV11 )の出力信号が低レベルから
高レベルに転移する(プルアップ)場合には、2つのイ
ンバーター(INV12 )(INV13 )ではほとんど同時に低
レベルの出力信号を発生させる。その理由は、インバー
ター(INV11)のプルアップ動作がたいへん早い速度で
進行するために、出力端(N10 )の電圧が、2つのイン
バーター(INV12 )(INV13 )のロジック臨界電圧にほ
とんど同時に到達するためである。
【0017】2つのインバーター(INV12 )(INV13 )
の出力信号は、それぞれトランスミッションゲート(TG
11)(TG12)によって断続される。2つのインバーター
(INV12 )(INV13 )の出力信号は、いずれもインバー
ター(INV14 )に入力されるが、その入力経路がトラン
スミッションゲート(TG11)(TG12)によって断続され
るのである。この2つのトランスミッションゲート(TG
11)(TG12)は、相補の制御信号によって制御されるた
めに、オン・オフ動作もまた相補で行われる。
【0018】以上により、第1遅延手段が構成される。
すなわち、第1インバーター(INV11 )、第2インバー
ター(INV12 )、第3インバーター(INV13 )、第1ス
イッチング手段である第1及び第2トランスミッション
ゲート(TG11)(TG12)及び第4インバーター(INV14
)により、第1遅延手段が構成される。
【0019】インバーター(INV15 )は、プルアップト
ランジスタであるPMOSトランジスタ(Q13 )とプル
ダウントランジスタであるNMOSトランジスタ(Q14
)が直列連結で構成される。駆動能力がNMOSトラ
ンジスタ(Q14 )より相対的に小さいPMOSトランジ
スタ(Q13 )のソースには電源電圧(VDD )が供給さ
れ、ゲートにはチップイネーブル信号(CE)の相補信号
であるチップイネーブルバー信号(CEB )が入力され、
ドレインはNMOSトランジスタ(Q14 )のドレインに
繋がって出力端(N20 )を形成する。NMOSトランジ
スタ(Q14 )のソースは接地され、ゲートにはアドレス
ビット(AIN )が入力される。
【0020】PMOSトランジスタ(Q13 )の駆動能力
は、NMOSトランジスタ(Q14 )より小さいため、入
力されるアドレスビット(AIN )の転移方向によって、
出力端(N20 )の電圧レベルの変化する速度が変わるこ
とになる。すなわち、PMOSトランジスタ(Q13 )が
チップイネーブルバー信号(CEB)によってすでにター
ンオンされている状態で、高レベルのアドレスビット
(AIN )が入力されると、NMOSトランジスタ(Q14
)がターンオンされ、正常な速度(早い速度)のプル
ダウン動作が行われる。
【0021】逆に、低レベルのアドレスビット(AIN )
が入力されると、NMOSトランジスタ(Q14 )はター
ンオフされ、すでにターンオンされているPMOSトラ
ンジスタ(Q13 )によってプルアップ動作が行われる。
このとき、PMOSトランジスタ(Q13 )によるプルア
ップ動作の進行速度は、プルダウン動作の進行速度より
著しく遅い。その理由は、すでに触れたように、PMO
Sトランジスタ(Q13 )がNMOSトランジスタ(Q14
)より相対的に極めて小さい駆動能力を持っているた
めである。
【0022】インバーター(INV15 )の出力信号は、並
列連結された、もう2つのインバーター(INV16 )(IN
V17 )によって反転される。このなかで、インバーター
(INV17 )は、インバーター(INV16 )より相対的に高
いロジック臨界電圧(VLT )を持つ。従って、インバー
ター(INV15 )の出力信号が高レベルから低レベルに転
移する(プルダウン)場合には、2つのインバーター
(INV16 )(INV17 )ではほとんど同時に高レベルの出
力信号を発生させる。その理由は、インバーター(INV1
5 )のプルダウン動作がたいへん早い速度で進行するた
めに、出力端(N20 )の電圧が、2つのインバーター
(INV16 )(INV17 )のロジック臨界電圧にほとんど同
時に到達するためである。
【0023】逆に、インバーター(INV15 )の出力信号
が低レベルから高レベルに転移する(プルアップ)場合
には、2つのインバーター(INV16 )(INV17 )は多少
の時差を置いて低レベルの信号を出力する。その理由
は、プルアップ動作によって上昇するインバーター(IN
V15 )の出力電圧が2つのインバーター(INV16 )(IN
V17 )それぞれのロジック臨界電圧に到達する時間が異
なるためである。
【0024】また、インバーター(INV15 )のプルアッ
プ動作がたいへん遅く進行するために、その時差もまた
比較的に大きい。従って、インバーター(INV16 )にお
いてまず低レベルの信号が出力し、インバーター(INV1
7 )ではこれより遅く低レベルの信号が出力する。2つ
のインバーター(INV16 )(INV17 )の出力信号は、そ
れぞれトランスミッションゲート(TG13)(TG14)によ
って断続される。この2つのトランスミッションゲート
(TG13)(TG14)は、相補の制御信号によって制御され
るために、オン・オフ動作もまた相補で行われる。
【0025】以上により、第2遅延手段が構成される。
すなわち、第5インバーター(INV15 )、第6インバー
ター(INV16 )、第7インバーター(INV17 )、第2ス
イッチング手段である第3トランスミッションゲート
(TG13)及び第4トランスミッションゲート(TG14)に
より、第2遅延手段が構成される。
【0026】ナンドゲート(NAND11)には、インバータ
ー(INV14 )の出力信号とトランスミッションゲート
(TG13)の出力信号(または、トランスミッションゲー
トTG14の出力信号)が入力される。このナンドゲート
(NAND11)の出力信号は、インバーター(INV18 )によ
って反転され、アドレス転移検出信号(ATD )として出
力される。結果的にナンドゲート(NAND11)とインバー
ター(INV18 )が1つのアンドゲートを構成する。
【0027】遅延部(D )は、アドレス転移検出信号
(ATD )を入力として受け、これを所定の時間遅らせた
後に出力し、4つのトランスミッションゲート(TG11)
(TG12)(TG13)(TG14)のオン・オフ動作を制御する
フィードバック制御手段である。遅延部(D )の出力信
号(すなわち、遅れたアドレス転移検出信号ATD )は、
上述の4つのトランスミッションゲート(TG11)(TG1
2)(TG13)(TG14)の制御信号として直接伝達される
か、インバーター(INV19 )によって反転され伝達され
る。
【0028】遅延部(D )の出力信号が高レベルであれ
ば、トランスミッションゲート(TG11)(TG13)がター
ンオンされ、逆に遅延部(D )の出力信号が低レベルで
あれば、他のトランスミッションゲート(TG12)(TG1
4)がターンオンされる。図2と図3は、本発明による
アドレス転移検出回路に正常なパルス幅を持ったアドレ
スビットが入力されるときの動作特性を示したタイミン
グダイアグラムである。特に、図2はアドレスビットが
低レベルから高レベルに転移する際のタイミングダイア
グラムであり、図3はアドレスビットが低レベルから高
レベルに転移する際のタイミングダイアグラムである。
【0029】チップイネーブル信号(CE)が高レベルで
活性化している初期状態では、インバーター(INV11 )
のNMOSトランジスタ(Q12 )と、インバーター(IN
V15)のPMOSトランジスタ(Q13 )は、共にターン
オンされている。この状態で、アドレスビット(AIN )
が低レベルから高レベルに転移すると、インバーター
(INV11 )のPMOSトランジスタ(Q11 )はターンオ
フされ、インバーター(INV15 )のNMOSトランジス
タ(Q14 )はターンオンされる。
【0030】まず、インバーター(INV11 )において
は、PMOSトランジスタ(Q14 )がターンオフされる
につれて、すでにターンオンされているNMOSトラン
ジスタ(Q12 )によるプルダウン動作が遅い速度で進行
する。それ故に、インバーター(INV12 )では、直ちに
高レベルの信号を出力するが、もう1つのインバーター
(INV13 )では、まだ高レベルの信号を出力しない。
【0031】この際、アドレス転移検出信号(ATD )は
低レベルの初期値を持つために、遅延部(D )の出力信
号は低レベルである。従って、トランスミッションゲー
ト(TG11)はターンオフされており、他のトランスミッ
ションゲート(TG12)はターンオンされている。インバ
ーター(INV12 )の高レベルの出力信号はまだトランス
ミッションゲート(TG11)を通らなかった状態であり、
インバーター(INV13)の出力信号はまだ低レベルであ
るために、インバータ(INV14 )の出力信号もやはり初
期値の高レベルがそのまま維持される。このような一連
の動作による入出力信号の波形を図2の(1)〜(6)
に示した。
【0032】インバーター(INV15 )においては、PM
OSトランジスタ(Q13 )がすでにターンオンされてい
るが、駆動能力が相対的により大きいNMOSトランジ
スタ(Q14 )がターンオンされるに伴ってプルダウン動
作がたいへん早い速度で行われる。従って、2つのイン
バーター(INV16 )(INV17 )ではほとんど同時に高レ
ベルの出力信号が出力される。
【0033】この際、トランスミッションゲート(TG1
4)がターンオンされているため、インバーター(INV17
)の高レベルの出力信号がナンドゲート(NAND11)に
入力される。ナンドゲート(NAND11)の2つの入力がい
ずれも高レベルであるため、その出力信号は低レベルと
なる。ナンドゲート(NAND11)の低レベルの出力信号
は、インバーター(INV18 )によって高レベルに反転さ
れ出力するが、このインバーター(INV18 )の高レベル
の出力信号がアドレス転移検出信号(ATD )である。
【0034】この高レベルのアドレス転移検出信号(AT
D )が、遅延部(D )によって所定の時間(tD)遅れた
後に出力されると、ターンオフされている2つのトラン
スミッションゲート(TG11)(TG13)がターンオンされ
る。インバーター(INV12 )の出力信号が高レベルであ
るため、インバーター(INV14 )においては低レベルの
信号を出力し、ナンドゲート(NAND11)の出力信号を高
レベルに変える。従って、インバーター(INV18 )から
出力するアドレス転移検出信号(ATD )は再び低レベル
に復帰する。このような一連の動作に伴う入出力信号の
波形を図2の(5)〜(12)に示した。
【0035】これとは逆に、アドレスビット(AIN )が
高レベルから低レベルに転移すると、インバーター(IN
V11 )のPMOSトランジスタ(Q11 )はターンオンさ
れ、インバーター(INV15 )のNMOSトランジスタ
(Q14 )はターンオフされる。インバーター(INV11 )
においては、NMOSトランジスタ(Q12 )がすでにタ
ーンオンされているが、駆動能力が相対的により大きい
PMOSトランジスタ(Q11 )がターンオンされるにつ
れて、プルアップ動作が早い速度で行われる。このため
に、2つのインバーター(INV12 )(INV13 )ではほと
んど同時に低レベルの信号が出力される。
【0036】この際、トランスミッションゲート(TG1
2)が低レベルのアドレス転移検出信号(ATD )によっ
てターンオンされているため、インバーター(INV13 )
の低レベルの出力信号がナンドゲート(NAND11)に入力
される。このような一連の動作に伴う入出力信号の波形
を図3の(1)〜(6)に示した。インバーター(INV1
5 )においては、NMOSトランジスタ(Q14 )がター
ンオフされるにつれて、すでにターンオンされているP
MOSトランジスタ(Q13)によってプルアップ動作が
たいへん遅く進行する。このために、インバーター(IN
V16 )では、直ちに低レベルの信号を出力するが、もう
1つのインバーター(INV17 )では、まだ低レベルの信
号を出力しない。
【0037】この際、トランスミッションゲート(TG1
3)がターンオフされており、トランスミッションゲー
ト(TG14)はターンオンされている。しかし、インバー
ター(INV17 )の出力信号がまだ高レベルであるため、
ナンドゲート(NAND11)のもう1つの入力信号もまた高
レベルである。ナンドゲート(NAND11)の2つの入力
が、いずれも高レベルであるため、インバーター(INV1
8 )のアドレス転移検出信号(ATD )もまた高レベルと
なる。この高レベルのアドレス転移検出信号(ATD )が
遅延部(D )によって所定の時間(tD)遅延された後に
出力されると、ターンオフされていた2つのトランスミ
ッションゲート(TG11)(TG13)がターンオンされる。
【0038】インバーター(INV16 )の出力信号が低レ
ベルであるためにトランスミッションゲート(TG13)が
ターンオンされると、ナンドゲート(NAND11)の出力信
号が高レベルに変わる。従って、インバーター(INV18
)において出力するアドレス転移検出信号(ATD )は
再び低レベルに復帰する。このような一連の動作に伴う
信号の波形を図3の(7)〜(12)に示した。
【0039】以上の動作説明からわかるように、本発明
によるアドレス転移検出回路に入力されるアドレスビッ
ト(AIN )が、高レベルまたは低レベルに転移すると、
遅延部(D )に設定されている遅延時間(tD)くらいの
パルス幅をもったアドレス転移検出信号(ATD )が発生
するのである。従って、本発明によるアドレス転移検出
回路は、十分なパルス幅を持てないショートパルス形態
のアドレスビットが入力されても、正常なパルス幅をも
ったアドレス転移検出信号を発生させる。
【0040】図4と図5は、本発明によるアドレス転移
検出回路にショートパルス形態のアドレスビットが入力
されるときの動作特性を示したタイミングダイアグラム
である。特に、図4はポジティブショートパルスが入力
される際のタイミングダイアグラムであり、図5はネガ
ティブショートパルスが入力される際のタイミングダイ
アグラムである。
【0041】チップイネーブル信号(CE)が高レベルで
活性化している初期状態では、インバーター(INV11 )
において、NMOSトランジスタ(Q12 )とPMOSト
ランジスタ(Q11 )がいずれもターンオンされている。
この状態で、ポジティブショートパルス形態のアドレス
ビット(AIN )が入力され、PMOSトランジスタ(Q1
1 )が瞬間的にターンオフされても、NMOSトランジ
スタ(Q12 )の駆動能力が相対的にたいへん小さいため
に、出力端(N10 )をプルダウンさせない。従って、イ
ンバーター(INV11 )では高レベルの信号が出力し続
け、後段の2つのインバーター(INV12 )(INV13 )の
出力信号もまた低レベルの初期状態を維持し続ける。
【0042】この際、トランスミッションゲート(TG1
3)がターンオンされているため、インバーター(INV13
)の低レベルの出力信号はインバーター(INV14 )に
よって高レベルに反転され、ナンドゲート(NAND11)に
入力される。このような一連の動作に伴う信号の波形を
図4の(1)〜(6)に示した。インバーター(INV15
)においては、PMOSトランジスタ(Q13 )が低レ
ベルのチップイネーブルバー信号(CEB )によってター
ンオンされており、NMOSトランジスタ(Q14 )は低
レベルのアドレスビット(AIN )によってターンオフさ
れているために、高レベルの信号を出力している状態で
ある。
【0043】この状態で、ポジティブショートパルス形
態のアドレスビット(AIN )が入力されると、NMOS
トランジスタ(Q14 )が短い時間の間ターンオンされる
が、NMOSトランジスタ(Q14 )の駆動能力がPMO
Sトランジスタ(Q13 )より相対的にたいへん大きいた
め、出力端(N20 )が早い速度でプルダウンすることが
できる。従って、後段の2つのインバーター(INV16 )
(INV17 )の出力信号はほとんど同時に高レベルとな
る。
【0044】この際、トランスミッションゲート(TG1
4)がターンオンされているため、インバーター(INV17
)の高レベルの出力信号が直ちにナンドゲート(NAND1
1)に入力される。ナンドゲート(NAND11)の2つの入
力がいずれも高レベルであるため、その出力信号は低レ
ベルとなる。従って、ナンドゲート(NAND11)の出力信
号であるアドレス転移検出信号(ATD )もまた高レベル
となる。
【0045】この高レベルのアドレス転移検出信号(AT
D )が、遅延部(D )によって所定の時間(tD)遅れた
後に出力されると、ターンオフされていた2つのトラン
スミッションゲート(TG11)(TG13)がターンオンされ
る。この間に、インバーター(INV15 )のプルアップト
ランジスタであるPMOSトランジスタ(Q13 )によっ
て出力端(N20 )が高レベルでプルアップされるため
に、トランスミッションゲート(TG13)がターンオンさ
れる時点ではインバーター(INV16 )の出力信号が低レ
ベルとなる。インバーター(INV16 )の低レベルの出力
信号は、ターンオンされたトランスミッションゲート
(TG13)を通してナンドゲート(NAND11)に入力され、
ナンドゲート(NAND11)の出力信号を高レベルに変え
る。従って、インバーター(INV18 )から出力するアド
レス転移検出信号(ATD )は再び低レベルに復帰する。
このような一連の動作に伴う信号の波形を図4の(7)
〜(12)に示した。
【0046】これとは逆に、ネガティブショートパルス
形態のアドレスビット(AIN )が入力されると、インバ
ーター(INV11 )においては、PMOSトランジスタ
(Q11)が比較的に短い時間の間ターンオンされる。こ
の際、インバーター(INV11 )の出力端(N10 )はター
ンオンされているNMOSトランジスタ(Q12 )によっ
て低レベルにプルダウンされている。しかし、PMOS
トランジスタ(Q11 )の駆動能力がNMOSトランジス
タ(Q12 )より相対的にたいへん大きいため、出力端
(N10 )をプルアップさせるに充分である。従って、2
つのインバーター(INV12 )(INV13 )ではほとんど同
時に低レベルの信号を出力する。このとき、トランスミ
ッションゲート(TG12)がターンオンされており、イン
バーター(INV13 )の低レベルの出力信号がインバータ
ー(INV14 )によって高レベルに反転された後、ナンド
ゲート(NAND11)に入力される。
【0047】インバーター(INV15 )においては、PM
OSトランジスタ(Q13 )とNMOSトランジスタ(Q1
4 )が共にターンオンされている状態であるが、NMO
Sトランジスタ(Q14 )の駆動能力が相対的にたいへん
大きいために出力端(N20 )は低レベルでプルダウンさ
れている。この状態で、ネガティブショートパルス形態
のアドレスビット(AIN )が入力されると、NMOSト
ランジスタ(Q14 )が瞬間的にターンオフされる。しか
し、駆動能力が相対的にたいへん大きいNMOSトラン
ジスタ(Q14 )が短い時間の間ターンオフされているた
めに、PMOSトランジスタ(Q14 )が出力端(N20 )
をプルアップさせるには充分ではない。従って、インバ
ーター(INV15 )の出力信号は引き続き低レベルを維持
する。後段の2つのインバーター(INV16 )(INV17 )
の出力信号もまた引き続き高レベルに維持される。この
とき、トランスミッションゲート(TG14)がターンオン
されているために、インバーター(INV17 )の高レベル
の出力信号は直ちにナンドゲート(NAND11)に入力され
る。
【0048】ナンドゲート(NAND11)の2つの入力がい
ずれも高レベルであるため、インバーター(INV18 )の
出力信号であるアドレス転移検出信号(ATD )もまた高
レベルとなる。この高レベルのアドレス転移検出信号
(ATD )が、遅延部(D )によって所定の時間(tD)遅
れた後に出力されると、ターンオフされていた2つのト
ランスミッションゲート(TG11)(TG13)がターンオン
される。この間に、インバーター(INV11 )のプルダウ
ントランジスタであるNMOSトランジスタ(Q12 )に
よって出力端(N10 )が低レベルでプルダウンされる。
従って、トランスミッションゲート(TG11)がターンオ
ンされる時点でインバーター(INV12 )の出力信号が高
レベルとなる。インバーター(INV12 )の高レベルの出
力信号は、ターンオンされたトランスミッションゲート
(TG11)を通してインバーター(INV14 )に入力され
る。従って、インバーター(INV14 )からは低レベルの
信号が出力されてナンドゲート(NAND11)に入力され
る。低レベルの信号が入力されたナンドゲート(NAND1
1)からは高レベルの信号が出力し、結果的にインバー
ター(INV18)の出力信号であるアドレス転移検出信号
(ATD )は再び低レベルに復帰する。このような一連の
動作に伴う信号の波形を図5の(1)〜(12)に示し
た。
【0049】
【発明の効果】本発明は、入力されるアドレスビットの
パルス幅が正常なものより極めて短い場合にも、十分な
パルス幅をもったアドレス転移検出信号を発生させる
が、これを請求項1ないし請求項12を通して具現し
た。特に、請求項2と請求項6の発明は、入力されるア
ドレスの転移方向によって相補の出力信号を発生させ
る。請求項3ないし請求項5の発明は、ショートパルス
が入力された際、これに伴う第1の遅延手段の出力信号
の変化を防ぎ、請求項7ないし請求項9の発明は、ショ
ートパルスが入力された際、これに伴う第2遅延手段の
出力信号の変化を防ぐ。請求項10ないし請求項12の
発明は、第1遅延手段と第2遅延手段を通して出力する
信号の入力を受け、アドレス転移検出信号を発生させ、
またそのパルス幅を十分に確保するようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるアドレス転移検出回路を示した
回路図
【図2】 図1のアドレス転移検出回路に低レベルから
高レベルに転移するアドレスが入力される際の動作特性
を表わした波形図
【図3】 図1のアドレス転移検出回路に高レベルから
低レベルに転移するアドレスが入力される際の動作特性
を表わした波形図
【図4】 図1のアドレス転移検出回路に高レベルのシ
ョートパルス信号が入力される際の動作特性を表わした
波形図
【図5】 図1のアドレス転移検出回路に低レベルのシ
ョートパルス信号が入力される際の動作特性を表わした
波形図
【図6】 従来のアドレス転移検出回路を示した回路図
【符号の説明】
INV11〜INV19:インバーター Q11,Q13 :PMOSトランジスタ Q12,Q14 :NMOSトランジスタ TG11〜TG14 :トランスミッションゲート NAND11 :ナンドゲート

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレスビットが入力され、前記アドレス
    ビットが低レベルから高レベルに転移する場合に活性化
    し、前記高レベルのアドレスビットの出力を遅らせ、前
    記アドレスビットが高レベルから低レベルに転移すると
    き非活性化し、時間の遅延無しに前記低レベルのアドレ
    スビットを出力し、その出力動作が所定の制御信号によ
    って断続される第1遅延手段と;前記アドレスビットが
    入力され、前記アドレスビットが低レベルから高レベル
    に転移する場合に非活性化し、時間の遅延無しに前記高
    レベルのアドレスビットを出力し、前記アドレスビット
    が高レベルから低レベルに転移するとき活性化し、前記
    低レベルのアドレスビットの出力を遅らせ、その出力動
    作が所定の制御信号によって断続される第2遅延手段
    と;前記第1遅延手段で出力する前記アドレスビットと
    前記第2遅延手段で出力する前記アドレスビットとが入
    力され、アドレス転移検出信号を出力するアンドゲート
    と;前記アドレス転移検出信号が入力され、前記アドレ
    ス転移検出信号が高レベルであれば、これを所定の時間
    遅らせた後に出力して前記第1遅延手段の遅延作用を解
    除し、前記アドレス転移検出信号が低レベルであれば、
    これを所定の時間遅らせた後に出力して前記第2遅延手
    段の遅延作用を解除するフィードバック制御手段と;を
    含んで構成されるアドレス転移検出回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載のアドレス転移検出回路にお
    いて、 前記第1遅延手段は、 初期値で低レベルの出力信号を発生させ、プルダウン動
    作がプルアップ動作より遅く進行する第1インバーター
    (INV11 )と;前記第1インバーターの出力信号を反転
    させて出力する第2インバーター(INV12 )と;前記第
    1インバーターの出力信号を反転させ、反転された信号
    を前記第2インバーターより遅く出力する第3インバー
    ター(INV13 )と;所定の制御信号によって制御され、
    前記第2インバーターの出力信号と前記第3インバータ
    ーの出力信号とを選択的に反転させて出力する第1スイ
    ッチング手段(TG11,TG12,INV14 )と;を含んで成るこ
    とを特徴とするアドレス転移検出回路。
  3. 【請求項3】請求項2記載のアドレス転移検出回路にお
    いて、 前記第1インバーター(INV11 )は、 前記アドレスビットによって制御され、出力端をプルア
    ップさせる第1プルアップトランジスタ(Q11 )と;駆
    動能力が前記第1プルアップトランジスタより小さく、
    初期化信号によって制御され、出力端をプルダウンさせ
    る第1プルダウントランジスタ(Q12 )と;を含んで成
    ることを特徴とするアドレス転移検出回路。
  4. 【請求項4】請求項2記載のアドレス転移検出回路にお
    いて、 前記第3インバーター(INV13 )は、前記第2インバー
    ター(INV12 )より低いロジック臨界電圧を持つことを
    特徴とするアドレス転移検出回路。
  5. 【請求項5】請求項2記載のアドレス転移検出回路にお
    いて、 前記第1スイッチング手段は、 前記第2インバーターの出力信号が入力され、前記制御
    信号によってオン・オフされる第1トランスミッション
    ゲート(TG11)と;前記第3インバーターの出力信号が
    入力され、前記第1トランスミッションゲートと相補的
    にオン・オフされる第2トランスミッションゲート(TG
    12)と;前記第1トランスミッションゲートと前記第2
    トランスミッションゲートの出力信号を反転させ、前記
    アンドゲートへ出力する第4インバーター(INV14 )
    と;を含んで成ることを特徴とするアドレス転移検出回
    路。
  6. 【請求項6】請求項1記載のアドレス転移検出回路にお
    いて、 前記第2遅延手段は、 初期値で高レベルの出力信号を発生させ、プルアップ動
    作がプルダウン動作より遅く進行する第5インバーター
    (INV15 )と;前記第5インバーターの出力信号を反転
    させて出力する第6インバーター(INV16 )と;前記第
    5インバーターの出力信号を反転させ、反転された信号
    を前記第6インバーターより遅く出力する第7インバー
    ター(INV17 )と;所定の制御信号によって制御され、
    前記第6インバーターの出力信号と前記第7インバータ
    ーの出力信号とを選択的に出力する第2スイッチング手
    段(TG13,TG14 )と;を含んで成ることを特徴とするア
    ドレス転移検出回路。
  7. 【請求項7】請求項6記載のアドレス転移検出回路にお
    いて、 前記第5インバーター(INV15 )は、 前記アドレスビットによって制御され、出力端をプルダ
    ウンさせる第2プルダウントランジスタ(Q14 )と;駆
    動能力が前記第2プルダウントランジスタより小さく、
    初期化信号の反転された信号によって制御され、出力端
    をプルアップさせる第2プルアップトランジスタ(Q13
    )と;を含んで成ることを特徴とするアドレス転移検
    出回路。
  8. 【請求項8】請求項6記載のアドレス転移検出回路にお
    いて、 前記第7インバーター(INV17 )は、前記第6インバー
    ター(INV16 )より高いロジック臨界電圧を持つことを
    特徴とするアドレス転移検出回路。
  9. 【請求項9】請求項6記載のアドレス転移検出回路にお
    いて、 前記第2スイッチング手段は、 前記第6インバーターの出力信号が入力され、前記制御
    信号によってオン・オフされる第3トランスミッション
    ゲート(TG13)と;前記第7インバーターの出力信号が
    入力され、前記第3トランスミッションゲートと相補的
    にオン・オフされる第4トランスミッションゲート(TG
    14)と;を含んで成ることを特徴とするアドレス転移検
    出回路。
  10. 【請求項10】請求項1記載のアドレス転移検出回路に
    おいて、 前記第1遅延手段は、 初期値で低レベルの出力信号を発生させ、プルダウン動
    作がプルアップ動作より遅く進行する第1インバーター
    (INV11 )と;前記第1インバーターの出力信号を反転
    させて出力する第2インバーター(INV12 )と;前記第
    1インバーターの出力信号を反転させ、反転された信号
    を前記第2インバーターより遅く出力する第3インバー
    ター(INV13 )と;前記第2インバーターの出力信号が
    入力され、前記制御信号によってオン・オフされる第1
    トランスミッションゲート(TG11)と;前記第3インバ
    ーターの出力信号が入力され、前記第1トランスミッシ
    ョンゲートと相補的にオン・オフされる第2トランスミ
    ッションゲート(TG12)と;前記第1トランスミッショ
    ンゲートと前記第2トランスミッションゲートの出力信
    号を反転させ、前記アンドゲートへ出力する第4インバ
    ーター(INV14 )と;を含んで成り、 前記第2遅延手段は、 初期値で高レベルの出力信号を発生させ、プルアップ動
    作がプルダウン動作より遅く進行する第5インバーター
    (INV15 )と;前記第5インバーターの出力信号を反転
    させて出力する第6インバーター(INV16 )と;前記第
    5インバーターの出力信号を反転させ、反転された信号
    を前記第6インバーターより遅く出力する第7インバー
    ター(INV17 )と;前記第6インバーターの出力信号が
    入力され、前記制御信号によってオン・オフされる第3
    トランスミッションゲート(TG13)と;前記第7インバ
    ーターの出力信号が入力され、前記第3トランスミッシ
    ョンゲートと相補的にオン・オフされる第4トランスミ
    ッションゲート(TG14)と;を含んで成り、 前記第1トランスミッションゲート(TG11)と前記第3
    トランスミッションゲート(TG13)は、前記制御信号が
    高レベルであるとき、同時にターンオンされることを特
    徴とするアドレス転移検出回路。
  11. 【請求項11】請求項1記載のアドレス転移検出回路に
    おいて、 前記第1遅延手段は、 初期値で低レベルの出力信号を発生させ、プルダウン動
    作がプルアップ動作より遅く進行する第1インバーター
    (INV11 )と;前記第1インバーターの出力信号を反転
    させて出力する第2インバーター(INV12 )と;前記第
    1インバーターの出力信号を反転させ、反転された信号
    を前記第2インバーターより遅く出力する第3インバー
    ター(INV13 )と;前記第2インバーターの出力信号が
    入力され、前記制御信号によってオン・オフされる第1
    トランスミッションゲート(TG11)と;前記第3インバ
    ーターの出力信号が入力され、前記第1トランスミッシ
    ョンゲートと相補的にオン・オフされる第2トランスミ
    ッションゲート(TG12)と;前記第1トランスミッショ
    ンゲートと前記第2トランスミッションゲートの出力信
    号を反転させ、前記アンドゲートへ出力する第4インバ
    ーター(INV14 )と;を含んで成り、 前記第2遅延手段は、 初期値で高レベルの出力信号を発生させ、プルアップ動
    作がプルダウン動作より遅く進行する第5インバーター
    (INV15 )と;前記第5インバーターの出力信号を反転
    させて出力する第6インバーター(INV16 )と;前記第
    5インバーターの出力信号を反転させ、反転された信号
    を前記第6インバーターより遅く出力する第7インバー
    ター(INV17 )と;前記第6インバーターの出力信号が
    入力され、前記制御信号によってオン・オフされる第3
    トランスミッションゲート(TG13)と;前記第7インバ
    ーターの出力信号が入力され、前記第3トランスミッシ
    ョンゲートと相補的にオン・オフされる第4トランスミ
    ッションゲート(TG14)と;を含んで成り、 前記第2トランスミッションゲート(TG12)と前記第4
    トランスミッションゲート(TG14)は、前記制御信号が
    低レベルであるとき、同時にターンオンされることを特
    徴とするアドレス転移検出回路。
  12. 【請求項12】請求項1記載のアドレス転移検出回路に
    おいて、 前記第1遅延手段は、 初期値で低レベルの出力信号を発生させ、プルダウン動
    作がプルアップ動作より遅く進行する第1インバーター
    (INV11 )と;前記第1インバーターの出力信号を反転
    させて出力する第2インバーター(INV12 )と;前記第
    1インバーターの出力信号を反転させ、反転された信号
    を前記第2インバーターより遅く出力する第3インバー
    ター(INV13 )と;前記第2インバーターの出力信号が
    入力され、前記制御信号によってオン・オフされる第1
    トランスミッションゲート(TG11)と;前記第3インバ
    ーターの出力信号が入力され、前記第1トランスミッシ
    ョンゲートと相補的にオン・オフされる第2トランスミ
    ッションゲート(TG12)と;前記第1トランスミッショ
    ンゲートと前記第2トランスミッションゲートの出力信
    号を反転させ、前記アンドゲートへ出力する第4インバ
    ーター(INV14 )と;を含んで成り、 前記第2遅延手段は、 初期値で高レベルの出力信号を発生させ、プルアップ動
    作がプルダウン動作より遅く進行する第5インバーター
    (INV15 )と;前記第5インバーターの出力信号を反転
    させて出力する第6インバーター(INV16 )と;前記第
    5インバーターの出力信号を反転させ、反転された信号
    を前記第6インバーターより遅く出力する第7インバー
    ター(INV17 )と;前記第6インバーターの出力信号が
    入力され、前記制御信号によってオン・オフされる第3
    トランスミッションゲート(TG13)と;前記第7インバ
    ーターの出力信号が入力され、前記第3トランスミッシ
    ョンゲートと相補的にオン・オフされる第4トランスミ
    ッションゲート(TG14)と;を含んで成り、 前記フィードバック制御手段は、遅延部(D )により、
    前記アドレス転移検出信号を入力として受け、これを所
    定の時間遅らせた後、このアドレス転移検出信号及びこ
    れを第9インバーター(INV19 )によって反転させた信
    号を出力し、前記第1ないし第4トランスミッションゲ
    ート(TG11〜TG14)をオン・オフさせることを特徴とす
    るアドレス転移検出回路。
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