JPH10320977A - クロック・スキュー効果を最小にしたセンス・アンプ - Google Patents

クロック・スキュー効果を最小にしたセンス・アンプ

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JPH10320977A
JPH10320977A JP10100885A JP10088598A JPH10320977A JP H10320977 A JPH10320977 A JP H10320977A JP 10100885 A JP10100885 A JP 10100885A JP 10088598 A JP10088598 A JP 10088598A JP H10320977 A JPH10320977 A JP H10320977A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 クロック・スキューの問題による速度劣化を
小さくする。 【解決手段】 クロック・スキュー効果の補償を改良し
たセンス・アンプにおいて、第1及び第2のロジック機
構は、第1及び第2の制御信号の間のスキューを最小に
することによって速度劣化を小さくする。方法の側面で
は、センス・アンプの速度劣化を小さくする方法は、プ
ルダウン・デバイス18を与えるステップ及びプルダウ
ン・デバイス18を第1及び第2の信号経路に接続する
ステップを含み、第1及び第2のクロック信号の間のス
キューによる速度劣化を小さくするため、第1信号経路
は第1クロック信号を伝え、第2信号経路は第2クロッ
ク信号を伝える。方法はさらに第1信号経路をプルダウ
ン・デバイス18のゲートに、第2信号経路をプルダウ
ン・デバイス18のソースに与えるステップを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはセンス
・アンプに関し、特にセンス・アンプのクロック・スキ
ューによって生じる遅延の減少に関する。
【0002】
【従来の技術】代表的な半導体メモリ・アレイでは、ア
レイを形成する個々のメモリ・セルにデータの入力線及
び出力線がある。一般的に、各メモリ・セルに、メモリ
・セルから読取られた0または1のビットの存在を示す
ため2本の出力ビットラインがある。0及び1のビット
は異なる電圧により適切な形で表されるが、最初にメモ
リ・セルに格納されたときは、これらの電圧はかなり近
くなることがある。エラーが累積されると、電圧差は数
十ミリボルトのオーダに減少する。よって、通常は出力
ビットラインとの接続部にセンス・アンプが追加され
る。通常、センス・アンプは、ビットラインに現れる電
圧をより正確に検出し、示されたデジタル・ビットをラ
ッチし、よってより正確で高速な読出しを実現するよう
適合化される。
【0003】マイクロプロセッサやメモリの設計では、
多相クロックも、性能向上のために、センス・アンプで
の使用を含め広く用いられる。多相クロックをセンス・
アンプに使用すれば、低周波動作での信号差分は改良さ
れるが、クロック・スキューの問題があるため、高周波
設計では速度経路が大きく劣化する。
【0004】クロック・スキューの問題について理解を
深めるため、図1及び図2を参照する。図1は、スキュ
ーがなく、T/4の位相差があるクロック信号C1及び
C2を示す。ここでTはサイクル期間である。図2は、
図1のクロック信号と同一な2つのクロック信号を示
す。ただしスキューT1がある。クロック信号C1及び
C2は、CLK1_PATH及びCLK2_PATHを
与える。これらはセンス・アンプ回路に同時に与えなけ
ればならない。スキューT1があると、クロック経路に
偏りがあるからである。スキューT1の効果は、クロッ
ク経路の1つ、この場合はCLK2_PATHが他方よ
り遅れることである。
【0005】図3に、入力クロック信号のクロック・ス
キューのため、遅延の問題が大きいCMOS(相補性金
属酸化膜半導体)コンポーネントを使用して形成された
従来技術のセンス・アンプ10及び制御回路12を示
す。一般に制御回路12は、グローバル信号をセンス・
アンプ10に与え、センス・アンプ10は、評価フェー
ズの間、つまり読取り動作の間にビットラインBL及び
BLBのデータを検出する。プリチャージ・フェーズで
は、プリチャージ回路14が、ビットライン・プリチャ
ージ信号BLPCを低電位、例えばグランド電位で与
え、ビットラインは、トランジスタ16、例えばPMO
Sデバイス(P型MOSトランジスタ)を通して高電
位、例えばVDD電位に保たれる。またプリチャージ・
フェーズでは、センス・アンプ10は、プルダウン・デ
バイス18、例えばNMOS(N型MOS)トランジス
タにより滅勢される。デバイス18は、そのゲートへの
入力信号SETをグランド電位に、そのソースもグラン
ド電位に維持することによってオフにされる。センス・
アンプ10及び制御回路12には、2つの入力CLK1
_PATH及びCLK2_PATHがあり、これらは、
スキューがないときは、センス・アンプ10及び制御回
路12に同時に届く。
【0006】評価フェーズが始まると、ビットライン・
プリチャージ信号BLPCが高電位になり、プリチャー
ジ回路14のトランジスタ16がオフになる。従って、
メモリ記憶域(図示なし)に接続されたビットラインB
L及びBLBは分離し、ある量の電位差が生じる。ビッ
トライン信号間に適切な電位差が生じるとき、当業者に
は周知のとおり、プルダウン・デバイス18のゲートの
入力SET信号は高電位になる。制御回路12からのグ
ローバル信号N2が、CLK2_PATH信号とともに
評価時にほぼ同時に高電圧になると、SET信号が高電
位になり、センス・アンプ10を付勢する。グローバル
信号N2は、高電位のCLK1_PATH信号及びアド
レス信号ADDR_PATHの論理的組み合わせによ
り、適切な形で得られる。センス・アンプ10が付勢さ
れると、センス・アンプ10のプルダウン・デバイス1
8のドレイン(ノードN1で指示)がグランド電位にな
る。検出されたデータは、次にCMOS交差結合回路2
0により、適切な形でラッチされ、信号SA及びSA_
としてインバータ21から出力される。これは、当業者
には周知のとおりである。
【0007】センス・アンプ10の遅延は、センス・ア
ンプ10を付勢する入力SET信号の到着時間により大
きな影響を受ける。センス・アンプ10の速度を最適化
するため、通常、入力クロック1(C1)及びクロック
2(C2)の信号の経路(それぞれCLK1_PATH
及びCLK2_PATH信号)が論理的に組み合わせら
れてSET信号が作られ、回路、例えばNANDゲート
22及び24、並びにインバータ26及び28を通して
調整可能に遅らされる。しかしながら、クロック信号1
及びC2の間のクロック・スキューは、センス・アンプ
10をターンオンする入力SET信号の遅延に直接加え
られ、よって読取りアクセス時間が長くなる。従ってセ
ンス・アンプ10の速度劣化は、クロック1(C1)信
号及びクロック2(C2)信号の間のクロック・スキュ
ーの結果として大きくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、ここで求めら
れるのは、クロック・スキューの問題により生じる速度
の劣化を小さくする方法及び装置である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、センス・アン
プ回路での速度劣化を小さくする必要に応える。本発明
に従って、クロック・スキュー効果の補償を改良したセ
ンス・アンプは、第1及び第2の制御信号を受け取るセ
ンス・アンプ付勢機構を含む。センス・アンプはさら
に、第1制御信号をセンス・アンプ付勢機構の第1入力
に与える第1ロジック機構と、第2制御信号をセンス・
アンプ付勢機構の第2入力に与える第2ロジック機構と
を含む。第1及び第2のロジック機構は、速度劣化を小
さくするために第1及び第2の制御信号の間のスキュー
を最小にする。
【0010】方法の側面では、センス・アンプの速度劣
化を小さくする方法は、プルダウン・デバイスを与える
ステップ、及びプルダウン・デバイスを第1及び第2の
信号経路に接続するステップを含む。第1及び第2のク
ロック信号の間のスキューによる速度劣化を小さくする
ため、第1信号経路は第1クロック信号を、第2信号経
路は第2クロック信号を伝える。方法はさらに、第1信
号経路をプルダウン・デバイスのゲートに与え、第2信
号経路をプルダウン・デバイスのソースに与えるステッ
プを含む。
【0011】少なくとも2つのクロック信号を受け取る
センサ回路の側面では、センサ回路はセンス・アンプを
含み、センス・アンプはプリチャージ手段、及びプリチ
ャージ手段に接続されたプルダウン・デバイスを含む。
プルダウン・デバイスはゲート、ソース、及びドレイン
を含む。センサ回路はさらに制御機構を含み、制御機構
はセンス・アンプに接続され、少なくとも2つのクロッ
ク信号を受け取る。少なくとも2つのクロック信号のう
ち第1信号はプルダウン・デバイスのゲートに、第2信
号はプルダウン・デバイスのソースにそれぞれ与えられ
る。
【0012】本発明により、センス・アンプの付勢機構
に対するクロック信号の入力を分離することは、センス
・アンプの速度劣化を小さくする効果に寄与する。さら
にクロック・スキュー効果は、付勢機構の異なる入力に
クロック信号を与えることで、よりよく補償される。こ
れらの及び他の利点は、後述する詳細な説明によってよ
り深く理解されよう。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、改良されたセンス・ア
ンプ動作に関係する。次の説明は、当業者が本発明を実
施できるようにするためであり、特許出願及びその要件
との関連で説明を行う。好適な実施例についてはさまざ
まな変形が可能であることは、当業者には容易に理解さ
れよう。本発明の基本原理は他の実施例にも適用でき
る。従って本発明は、ここに示した実施例に限定される
ものではなく、ここで述べる原理や特徴と両立する最大
の適用範囲を与えられるものである。従って設計の必要
に応じて、ここに示したコンポーネントのサイズとタイ
プに変更を加えることは可能である。
【0014】本発明は、図4に示した改良された付勢機
構により、クロック・スキューによる遅延を小さくす
る。図3と同等なコンポーネントは同様に表記してい
る。図4のセンス・アンプ30及び制御回路32に関し
て、センス・アンプ30の付勢は、プルダウン・デバイ
ス18への制御信号の入力に変更を加えることで変更さ
れる。好適な実施例では、制御回路32のCLK2_P
ATH信号がCLK1_PATH信号から分離される。
さらにCLK2_PATH信号は、インバータ34での
反転の後、プルダウン・デバイス18のソースに与えら
れる(信号はSAVSSと表記)。プルダウン・デバイ
ス18のゲートは、従来と同じくSET信号を受け取る
が、ここでSET信号は、NANDゲート22、並びに
インバータ26、28、及び36を通した、CLK1_
PATH信号及びADDR_PATH信号の論理的組み
合わせにより生じる。
【0015】センス・アンプ30を付勢する本発明のア
プローチでは、クロック・スキューによる速度劣化が最
小になる。例えばプリチャージ・フェーズで、制御回路
32からセンス・アンプ30のプルダウン・デバイス1
8のソースに送られるSAVSS信号が高電位になり、
一方SET信号はグランド電位にされ、センス・アンプ
30をオフにする。評価動作のとき、好適にはSET信
号は高電位に、SAVSS信号はグランド電位になり、
これによりプルダウン・デバイス18はオンになり、セ
ンス・アンプ30を付勢する。センス・アンプ30を付
勢する遅延時間は、SAVSS信号をセンス・アンプ3
0のプルダウン・デバイス18のソースに接続すること
で大幅に減少する。さらに、SAVSS信号が生成され
るときにCLK2_PATH信号が通るゲートは、組み
合わせによりSET信号が生成される際のCLK1_P
ATH信号より少ないので、CLK1_PATH及びC
LK2_PATHの信号間のスキューは最小になる。
【0016】図5は、本発明によるセンス・アンプの遅
延の減少の改良例を、図3の従来の回路、及び図4の本
発明の回路についてシミュレートしたセンス・アンプ動
作により表す。図5で第1クロック信号、つまりCLK
1_PATHは、電圧(ボルト)対時間(ナノ秒)のグ
ラフで波形40により、第2クロック信号、つまりCL
K2_PATHは波形42により表す。図示のとおり、
第1波形40及び第2波形42はスキュー期間T1だけ
離れている。クロック・スキューがないとき、第2波形
42は第1波形40と同じ位置になる。得られるセンス
・アンプ30(図4)の出力は波形44で、得られるセン
ス・アンプ10(図3)の出力は波形46でそれぞれ表
す。図5からはっきりわかるように、センス・アンプ3
0の出力は、センス・アンプ10の出力よりも早く生じ
る。従って、センス・アンプ回路の速度劣化は、本発明
のアプローチにより小さくなる。さらにクロック信号の
入力を分離してセンス・アンプの付勢を制御することに
より、クロック・スキューの補償が効果的に改良され、
センス・アンプ動作も改良される。
【0017】本発明は、図示の実施例にしたがって説明
されたが、当業者には、実施例にはさまざまな変形が本
発明の趣旨及び範囲内で可能であることが容易に理解さ
れよう。従って、多くの変更が、本発明の趣旨及び範囲
から逸脱することなく、当業者により実現され得る。
【0018】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0019】(1)クロック・スキュー効果を最小にし
たセンス・アンプであって、センス・アンプ付勢手段
と、第1制御信号を前記センス・アンプ付勢手段の第1
入力に与える第1ロジック手段と、第2制御信号を前記
センス・アンプ付勢手段の第2入力に与える第2ロジッ
ク手段と、を含み、前記第1及び第2のロジック手段
は、前記第1及び第2の制御信号の間のスキューを最小
にすることによって速度劣化を小さくする、センス・ア
ンプ。 (2)前記センス・アンプ付勢手段はプルダウン・デバ
イスを含む、前記(1)記載のセンス・アンプ。 (3)前記プルダウン・デバイスはNMOSトランジス
タ・デバイスを含む、前記(2)記載のセンス・アン
プ。 (4)前記第1ロジック手段は、前記プルダウン・デバ
イスのゲートに前記第1制御信号を与える、前記(2)
記載のセンス・アンプ。 (5)前記第2ロジック手段は、前記プルダウン・デバ
イスのソースに前記第2制御信号を与える、前記(2)
記載のセンス・アンプ。 (6)前記第1制御信号は第1クロック信号により生じ
る、前記(1)記載のセンス・アンプ。 (7)前記第2制御信号は第2クロック信号により生じ
る、前記(6)記載のセンス・アンプ。 (8)前記第2制御信号は、さらに前記第2クロック信
号及びアドレス信号により生じる、前記(7)記載のセ
ンス・アンプ。 (9)前記第2クロック信号は、前記第1クロック信号
からスキューされている、前記(7)記載のセンス・ア
ンプ。 (10)前記第1ロジック手段は、NANDゲート及び
少なくとも1つのインバータを含む、前記(1)記載の
センス・アンプ。 (11)前記第2ロジック手段はインバータを含む、前
記(1)記載のセンス・アンプ。 (12)センス・アンプの速度劣化を小さくする方法で
あって、プルダウン・デバイスを与えるステップと、前
記プルダウン・デバイスを第1及び第2の信号経路に接
続するステップであって、第1及び第2のクロック信号
間のスキューによる速度劣化を小さくするために、前記
第1信号経路は前記第1クロック信号を、前記第2信号
経路は前記第2クロック信号をそれぞれ伝える、前記接
続するステップと、を含む、方法。 (13)前記プルダウン・デバイスを与えるステップ
は、NMOSトランジスタを与えるステップを含む、前
記(12)記載の方法。 (14)前記プルダウン・デバイスを接続するステップ
は、前記第1クロック信号を前記プルダウン・デバイス
のゲートに与えるステップを含む、前記(12)記載の
方法。 (15)前記プルダウン・デバイスを接続するステップ
は、前記第2クロック信号を前記プルダウン・デバイス
のソースに与えるステップを含む、前記(14)記載の
方法。 (16)少なくとも2つのクロック信号を受け取るセン
サ回路であって、プリチャージ手段及び前記プリチャー
ジ手段に接続されたプルダウン・デバイスを含み、前記
プルダウン・デバイスはゲート、ソース、及びドレイン
を含む、センス・アンプと、前記センス・アンプに接続
され、少なくとも2つのクロック信号を受け取る制御手
段と、を含み、前記少なくとも2つのクロック信号のう
ち第1信号は前記プルダウン・デバイスのゲートに与え
られ、前記少なくとも2つのクロック信号のうち第2信
号は前記プルダウン・デバイスのソースに与えられる、
センサ回路。 (17)前記制御手段は、前記第1信号を伝える第1ロ
ジック手段を含む、前記(16)記載のセンサ回路。 (18)前記第1ロジック手段はNANDゲート及び少
なくとも1つのインバータを含む、前記(17)記載の
センサ回路。 (19)前記制御手段は前記第2信号を伝える第2ロジ
ック手段を含む、前記(16)記載のセンサ回路。 (20)前記第2ロジック手段はインバータを含む、前
記(19)記載のセンサ回路。
【図面の簡単な説明】
【図1】スキューのない2つのクロック信号を示す図で
ある。
【図2】スキューのある2つのクロック信号を示す図で
ある。
【図3】従来技術のセンス・アンプ回路を示す図であ
る。
【図4】本発明に従ったセンス・アンプ回路を示す図で
ある。
【図5】本発明の実施例によるセンス・アンプ動作の改
良例を表す図である。
【符号の説明】
10、30 センス・アンプ 12、32 制御回路 14 プリチャージ回路 16 トランジスタ 18 プルダウン・デバイス 20 CMOS交差結合回路 21、24、26、28、34、36 インバータ 22 NANDゲート

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック・スキュー効果を最小にしたセン
    ス・アンプであって、 センス・アンプ付勢手段と、 第1制御信号を前記センス・アンプ付勢手段の第1入力
    に与える第1ロジック手段と、 第2制御信号を前記センス・アンプ付勢手段の第2入力
    に与える第2ロジック手段と、 を含み、前記第1及び第2のロジック手段は、前記第1
    及び第2の制御信号の間のスキューを最小にすることに
    よって速度劣化を小さくする、センス・アンプ。
  2. 【請求項2】前記センス・アンプ付勢手段はプルダウン
    ・デバイスを含む、請求項1記載のセンス・アンプ。
  3. 【請求項3】前記プルダウン・デバイスはNMOSトラ
    ンジスタ・デバイスを含む、請求項2記載のセンス・ア
    ンプ。
  4. 【請求項4】前記第1ロジック手段は、前記プルダウン
    ・デバイスのゲートに前記第1制御信号を与える、請求
    項2記載のセンス・アンプ。
  5. 【請求項5】前記第2ロジック手段は、前記プルダウン
    ・デバイスのソースに前記第2制御信号を与える、請求
    項2記載のセンス・アンプ。
  6. 【請求項6】前記第1制御信号は第1クロック信号によ
    り生じる、請求項1記載のセンス・アンプ。
  7. 【請求項7】前記第2制御信号は第2クロック信号によ
    り生じる、請求項6記載のセンス・アンプ。
  8. 【請求項8】前記第2制御信号は、さらに前記第2クロ
    ック信号及びアドレス信号により生じる、請求項7記載
    のセンス・アンプ。
  9. 【請求項9】前記第2クロック信号は、前記第1クロッ
    ク信号からスキューされている、請求項7記載のセンス
    ・アンプ。
  10. 【請求項10】前記第1ロジック手段は、NANDゲー
    ト及び少なくとも1つのインバータを含む、請求項1記
    載のセンス・アンプ。
  11. 【請求項11】前記第2ロジック手段はインバータを含
    む、請求項1記載のセンス・アンプ。
  12. 【請求項12】センス・アンプの速度劣化を小さくする
    方法であって、 プルダウン・デバイスを与えるステップと、 前記プルダウン・デバイスを第1及び第2の信号経路に
    接続するステップであって、第1及び第2のクロック信
    号間のスキューによる速度劣化を小さくするために、前
    記第1信号経路は前記第1クロック信号を、前記第2信
    号経路は前記第2クロック信号をそれぞれ伝える、前記
    接続するステップと、 を含む、方法。
  13. 【請求項13】前記プルダウン・デバイスを与えるステ
    ップは、NMOSトランジスタを与えるステップを含
    む、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】前記プルダウン・デバイスを接続するス
    テップは、前記第1クロック信号を前記プルダウン・デ
    バイスのゲートに与えるステップを含む、請求項12記
    載の方法。
  15. 【請求項15】前記プルダウン・デバイスを接続するス
    テップは、前記第2クロック信号を前記プルダウン・デ
    バイスのソースに与えるステップを含む、請求項14記
    載の方法。
  16. 【請求項16】少なくとも2つのクロック信号を受け取
    るセンサ回路であって、 プリチャージ手段及び前記プリチャージ手段に接続され
    たプルダウン・デバイスを含み、前記プルダウン・デバ
    イスはゲート、ソース、及びドレインを含む、センス・
    アンプと、 前記センス・アンプに接続され、少なくとも2つのクロ
    ック信号を受け取る制御手段と、 を含み、前記少なくとも2つのクロック信号のうち第1
    信号は前記プルダウン・デバイスのゲートに与えられ、
    前記少なくとも2つのクロック信号のうち第2信号は前
    記プルダウン・デバイスのソースに与えられる、センサ
    回路。
  17. 【請求項17】前記制御手段は、前記第1信号を伝える
    第1ロジック手段を含む、請求項16記載のセンサ回
    路。
  18. 【請求項18】前記第1ロジック手段はNANDゲート
    及び少なくとも1つのインバータを含む、請求項17記
    載のセンサ回路。
  19. 【請求項19】前記制御手段は前記第2信号を伝える第
    2ロジック手段を含む、請求項16記載のセンサ回路。
  20. 【請求項20】前記第2ロジック手段はインバータを含
    む、請求項19記載のセンサ回路。
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